ケイトウ

10月の誕生花とおすすめな秋の花・メッセージ例・10月のお出かけスポット

10月の誕生花と秋の花
今回は10月生まれに贈りたい、10月の誕生花と秋らしい花の種類をご紹介。
そして花束やフラワーアレンジメント誕生日に贈る際に添えたい、メッセージカードに書く例文を掲載中。
花言葉や本数の意味を踏まえたメッセージ例を知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
さらに、誕生日に行きたい10月におすすめなお出かけスポットもまとめました。
恋人と10月に誕生日デートをする方や、友達と出かけたいという方は参考にしてください。

10月の誕生花は何?

オレンジバラ
10月の誕生花は「バラ」です。
赤やピンク、オレンジ、白、グリーンなどさまざまな花色が楽しめるバラ。
バラは10月に合わせて秋らしい色合いにすることも、プレゼントする相手の好みの色に合わせることもできます。
花の種類は数えきれないくらいありますが、バラはその中でも品種が多い花で、紹介したように花色もたくさんあります。
さらに同じオレンジでも、濃いものから淡いもの、グラデーションになっているものや、花びらに柄のような模様が入ったものまで。
たくさんの色から好きなものを選ぶことができるのは、バラの魅力の1つです。
バラの花束
バラは上品で誕生日だけではなく、結婚記念日開店祝い、プロポーズなどでも使われることの多い花の1つです。
そして、バラは特に花の中でも有名な種類の1つでもあります。
花束やフラワーアレンジメントなどの花ギフトを想像した時に、1番イメージする花がバラではないでしょうか。

バラはドラマに登場したり、童話に使われていたり、雑貨のワンポイントとしてモチーフが使われたり。
お花屋さんで見る以外にも、バラの花を目にする機会が多いと思いませんか?
それだけバラは有名で、親しみや憧れのある花の1つということがわかります。

日本でも人気なバラですが、日本に限らず世界中で愛されています
その美しさで国境を越え、多くの人々を魅了するバラを、ぜひ10月生まれの方にプレゼントしてみてください。
誕生日にぴったりな高級感と上品さがあり、バラが特別な日を華やかに彩ってくれるはずです。

花言葉

カラフルなバラ
バラは色に関わらず、バラ全体の花言葉もありますが、花色ごとに花言葉がそれぞれつけられています。
そのため、花色によって同じバラでも花言葉が異なります。

  • バラ全体の花言葉:愛・美
  • 赤バラの花言葉:情熱・愛情・美
  • ピンクのバラの花言葉:感謝・しとやか・上品・感銘
  • 白バラの花言葉:深い尊敬・純潔
  • オレンジのバラの花言葉:絆・信頼・幸多かれ
  • グリーンのバラの花言葉:穏やか・あなたは希望を持ちえる

実は花言葉は、国によっても異なります。
メッセージカードに花言葉を書く場合は、英語の花言葉を選んでもよさそうです。
英語(西洋)の花言葉は、以下のものなどがあります。

  • 英語のバラ全体の花言葉:love(愛)・beauty(美しい)
  • 英語の赤バラの花言葉:I love you(あなたを愛してます)・passion(情熱)・beauty(美しい)・romance(ロマンス)
  • 英語のピンクのバラの花言葉:happiness(幸福)・grace(上品)
  • 英語の白バラの花言葉:innocence(純潔)・reverence(深い尊敬)

本数の意味

バラの花束
バラは花言葉だけでなく、本数でも意味が変わります。
全体的にプロポーズに使えそうなロマンチックなものが多いので、今回は誕生日にもぴったりな本数をご紹介します。

  • 5本:あなたに出会えて心から嬉しいです
  • 8本:あなたに感謝しています
  • 9本:いつまでも一緒にいてください
  • 10本:あなたは完ぺきな人です
  • 13本:永遠の友情

本数に意味を込めて、誕生日にプレゼントするのも良いですね。
他にもっとバラの本数の意味を知りたい方は、こちらも合わせてご覧ください。


本数で変わる⁉バラを贈る時の意味

本数で変わる⁉バラを贈る時の意味

バラの本数ごとの意味を紹介。ポジティブとネガティブな意味がある?

10月の誕生花と合わせたい秋らしい花の種類

ここからは、10月の誕生花と一緒に贈りたい秋らしい花をご紹介します。
10月の誕生日にぴったりな季節感のある花を、誕生花のバラと組み合わせて秋らしいおしゃれな贈り物にしましょう。
花束やフラワーアレンジメントを、誕生日に贈りたいと考えている方は参考に。

ケイトウ

トサカケイトウ
トサカケイトウ

モコモコとした姿が、秋らしさを感じさせてくれるケイトウ。
そっと触りたくなるような個性的な質感が、花束やフラワーアレンジメントのアクセントになりそう。
花色も赤やオレンジ、黄色など秋にぴったりなものがあります。
他にニュアンスカラーやピンク、グリーンなどの色もあり、赤のイメージが強いですが、思っている以上にカラーバリエーションが豊富です。

クルメケイトウ
クルメケイトウ

個性的な姿が愛らしいケイトウですが、同じケイトウでも品種がたくさんあり、品種によってその花姿も異なります。

扇ケイトウ
扇ケイトウ

トサカケイトウと呼ばれる鶏のトサカのように見えるものや、クルメケイトウというサンゴのように見える形のもの、扇ケイトウ・羽毛ケイトウと呼ばれる扇状に羽毛のようなフワフワの花を付けるものもあります。
房ケイトウは、ロウソクの火のようにも見えるかと思います。

ケイトウの花言葉は「おしゃれ」などがあります。

スターチス

スターチス
スターチス シヌアータ系

生花の状態でも、乾燥した触り心地のスターチス。
そっと触ると、カサカサとした触り心地です。
スターチスは、大きく分けてシヌアータ系とハイブリッドスターチスに分かれています。
シヌアータ系は、小さな花が連なるようにして咲くものです。
連なる花は、歯ブラシのような見た目をしています。
ハイブリッドスターチスは、小さな花を枝分かれさせて咲きます
かすみ草に似た雰囲気をしています。
どちらも花持ちがよく、長く花を楽しめることが特徴です。

ハイブリッドスターチス
ハイブリッドスターチス

カラーバリエーションは、ピンクや白、黄色などのナチュラルな色から、ハロウィンの雰囲気を表現できそうな紫色も。
10月に誕生日を迎える方へ、ハロウィン風なデザインフラワーギフトをプレゼントしたい時は、紫色のスターチスがおすすめです。
濃い紫から、淡い紫などもあるため、花束やフラワーアレンジメントの雰囲気に合わせて色を決めてみてください。

スターチスの花言葉は「変わらぬ心・永遠に変わらない」などがあります。

オレンジのガーベラ

オレンジのガーベラ
オレンジ色のガーベラは、秋の雰囲気にぴったり
また、ハロウィンデザインにもおすすめです。

スラっとした茎に咲く、丸い花姿はキュート。
ガーベラは子供から大人まで、幅広い年代で人気の花です。
絵で描くような花の形をしていて、親しみやすく誕生日をはじめ、さまざまなお祝いでプレゼントされています。

10月の誕生花であるバラは、立体感がある花の形をしています。
一方ガーベラは、比較的に平面的な花の形をしています。
そのため、バラとガーベラを合わせれば、花束やフラワーアレンジメントの中で立体感のバランスが取れたギフトになりそう。
いろいろな花の形が合わさることで、飽きることのないデザインにできそうです。

ガーベラの花言葉は「希望・常に前進」などで、オレンジのガーベラの花言葉は「冒険心・我慢強さ」などがあります。
また一緒に組み合わせることがおすすめな、イエローガーベラの花言葉は「親しみやすい・究極美」などがあります。

ヒペリカム

ヒペリカム
赤や緑、ピンク、白などの実を楽しむことができる、ヒペリカム。
ヒペリカムは花を楽しむ切り花ではなく、実を観賞する切り花です。
このように実を楽しむ切り花は「実もの」と、呼ばれていることもあります。
ヒペリカムも含め、実ものを使って秋らしさを表現することも多いです。

赤やピンクの実は、収穫や食欲の秋を連想させるよう。
ツルっとしたヒペリカムの実は、花束やフラワーアレンジメントの中に入っていると良いアクセントになります。

ヒペリカムの花言葉は「きらめき・悲しみは長く続かない」など。
この「悲しみは長く続かない」という花言葉は、花が咲き終わってもその後、実を観賞できることから付けられたとされています。

おもちゃかぼちゃ

おもちゃかぼちゃ
ハロウィンの時期になると、よくお花屋さんで販売されている小さなカボチャのことを「おもちゃかぼちゃ」と呼んでいます。
あの小さなカボチャを見ると、ハロウィン感や秋らしさを感じますよね。
見た目もかわいらしく個性的。
ユーモアな形と色味は見ているだけで、楽しくなりそう。
種類が多いので、花ギフトのデザインによって雰囲気を合わせられるのも嬉しいポイントです。

おもちゃかぼちゃに茎はないですが、花束やフラワーアレンジメントの切り花と一緒にまとめて、花ギフトに使うこともあります。
その場合はおもちゃカボチャに穴をあけ、竹串や割りばしをさして使います。
花とは質感が異なり、目を引くギフトになりそうです。
ハロウィンのパンプキンアレンジメント

おもちゃかぼちゃに目や口を書いて、ジャックオランタン風にするのもおすすめです。
10月らしさがある花ギフトになるでしょう。

メッセージ例

メッセージカードとバラ
10月に誕生日を迎える方へ花束やフラワーアレンジメントをプレゼントするなら、メッセージカードを添えるのがおすすめです。
ラッピングにテープで止めたり、渡す袋にメッセージカードを入れたり。
短い文章だったとしても、メッセージカードがあると、より気持ちが伝わります。
誕生日のプレゼントを渡そうと考えている方は、プレゼントだけでなくメッセージカードまで用意しておきましょう。

おすすめメッセージ

メッセージに「〇〇より」や「〇〇へ」と、名前を書くのもおすすめです。
また誕生日の日付を書いておくのも特別感がでます。

誕生日おめでとう!この1年も良い年になりますように
秋生まれだからこそ贈れるプレゼントを!と思って、秋色の花束を用意しました。気に入ってくれると嬉しいな♪
Happy Birthday 〇〇歳になっても一緒に遊びに行こうね!
祝〇〇歳★私たちは小学校の時から友達だから、もう〇〇年の仲だね!これからも仲良くさせてね。
お誕生日おめでとうございます。あなたの幸せを心から願っています!
お義母さん、お誕生日おめでとうございます!いつも優しく家族を支える姿を尊敬しています。これからもよろしくお願いします。

花言葉・本数の意味で感謝を伝える

花言葉や本数の意味はメッセージカードに書いておかないと、伝わりづらいことも。
また花言葉は、1つの花でも複数持っていることもあります。
直接言葉で伝えたり、メッセージカードで書いたりしていないと、意図しない意味が伝わる可能性もあるかもしれません。
そのため花言葉や本数の意味に思いを込めたなら、しっかり伝わるように手紙やメッセージカードに書いておくことがおすすめです。
もちろん、花束やフラワーアレンジメントを渡す際に「〇〇という花言葉が気に入って選んだよ」と、伝えるのも良いでしょう。

お誕生日おめでとう。プレゼントした5本のバラの意味は「あなたに出会えて心から嬉しいです」だよ。いつもありがとう。
ピンクのバラの花言葉は「感謝」。だからピンクのバラのアレンジメントを贈ります。生まれてきてくれてありがとう。
お母さんからたくさんの愛を感じています。だから誕生日に「愛情」の花言葉を持つ赤バラを贈るね。いつもありがとう。ちなみにプロポーズじゃないからね⁉(笑)

花言葉・本数の意味でお祝いの気持ちを伝える

多くのメッセージは書かずに、花の種類と花言葉だけを書くのも、おしゃれに仕上がります。
メッセージを書くのが少し恥ずかしい方にも「オレンジのバラの花言葉は『絆』」のように書くのはおすすめです。
花言葉や本数に意味を込めてプレゼントしてくれたのが、しっかり相手にも伝わるはず。

プレゼントした9本のバラの意味は「いつまでも一緒にいてください」だよ。来年の誕生日も一緒にお祝いできますように。今日はおめでとう!
オレンジのバラの花言葉は「絆・幸多かれ」。私たちの絆がこれからもっと強まって、幸せなことがたくさんおきますように!
花束に入っていたピンクのバラは英語で「happiness」って花言葉なんだって。お誕生日おめでとう!そして今年もhappinessな1年になりますように。

ちなみに花キューピットでは、無料で30文字程度のメッセージカードをお付けできます。
誕生日はもちろん、大切な方のお祝いで花ギフトを贈る際はぜひメッセージカードを添えてみてください。

10月に行きたいお出かけスポット

10月にぴったりなお出かけスポットをまとめました。
誕生日に秋らしい場所へお出かけをしたいと思っている方や、誕生日には特別なデートをしたいと思っている方は、ぜひ参考にしてください。

国営ひたち海浜公園:茨城県・ひたちなか市

コキア
国営ひたち海浜公園では、たくさんの季節の花を楽しむことができます。

10月上旬には、パンパスグラスが見頃です。
パンパスグラスは、モコモコとした秋らしい植物。
大きくて見ごたえもあります。

10月上旬~中旬は、キバナコスモスやコキアが美しく彩ります。
一面コキアの赤色で覆われた、みはらしの丘は必見です。
誕生日の良い思い出になりそう。

10月上旬~下旬は、コスモスとハマギクを観賞できます。
秋の花として有名なコスモスは、秋の誕生日にぴったり。
繊細でかわいらしいピンクのコスモスが、風で揺れる様子は秋らしさを感じさせてくれます。
またピンクや白のコスモスに囲まれた写真は、インスタ映えしそうです。

長瀞:埼玉県・秩父郡

長瀞(ながとろ)は、紅葉のお祭りなどを実施しているほど、きれいな秋の景色を楽しむことができます。
青い済んだ空と赤いモミジのコントラストは、見る人々の心をひきつけるでしょう。

例年10月下旬頃から、紅葉を見ることができます。
特に長瀞渓谷には岩畳と紅葉、荒川を一緒に楽しむことも。
紅葉を見ながら、長瀞名物のライン下りも体験できるようです。
モミジやナラ、クヌギなどが秋色に染まり、赤や黄色などに色づいた世界を堪能してみては。

国営昭和記念公園:東京都・立川市

国営昭和記念公園
国営昭和記念公園でも、秋を彩る季節の花々を楽しむことができます。

10月上旬には、ヒガンバナを観賞できます。
和なテイストが好きな方は、特におすすめなヒガンバナ。
赤い花色が鮮やかで素敵です。

10月上旬~中旬には、キンモクセイ(金木犀)が花を咲かせます。
ふわっと甘い香りを楽しませてくれる、キンモクセイ。
視覚からだけではなく、嗅覚からも秋を感じてみませんか。

10月上旬~下旬は、コスモスとダリアが楽しめます。
堂々としていて、目を引くダリア。
そんなダリアは、品種がたくさんあります。
国営昭和記念公園で、さまざな品種を見比べるのも面白そう。

10月下旬は、モミジやイチョウが色づきます。
国営昭和記念公園のイチョウ並木は、黄色・黄金に染まったトンネルのよう。
歩くだけでも楽しい気分になりそうです。

10月生まれの方には誕生花でお祝いしよう

バラとおすすめの花
今回は10月の誕生花バラについてと、バラに合わせて秋らしさを演出する花の種類、10月の誕生日に行きたいスポットをご紹介しました。
ぜひ誕生日のプレゼントや、当日のプランの参考にしてください。

ちなみに、花キューピットでは10月の誕生花バラを使ったギフトをご用意しています。
花束やフラワーアレンジメントをプレゼントしたいと思っている方は、ぜひサイトをのぞいてみてください。
17時までの注文で、最短翌日にお届けいたします。
うっかり前日まで誕生日を忘れていた時も、プレゼントを用意できます。

 

 

 

2023-09-28 | Posted in 今月の誕生花, No Comments » 

 

9月の誕生花はリンドウ◆一緒に花束にしたい秋の花の種類一覧

リンドウ
9月の誕生花は、リンドウです。
昔から日本で愛されているリンドウは、秋を代表する花
9月に誕生日を迎える方には、誕生花であるリンドウと秋の花を合わせた花束をプレゼントしませんか?
今回は、リンドウと合わせたい季節の花の種類を花言葉と合わせて紹介します。

9月の誕生花はリンドウ

リンドウの花
先にお伝えした通り、リンドウは秋を代表する花の1つです。
花言葉は「勝利・誠実」などがあります。

リンドウは日本で昔から愛されている花であり、花束やフラワーアレンジメントだけでなく、生け花でもよく選ばれています。
そんなリンドウは切り花として流通している一方で、鉢植えでも販売されています。
特に鉢植えのリンドウは品種が多く、咲き方や草丈もバリエーションがあり背が高くなるものから背が低いものまで種類が豊富
そのため、リンドウはガーデニングで表現したいデザインができると人気です。

青やピンクのイメージが強いリンドウですが、花の色は青やピンク、紫、白、グリーンなどがあります。
花束やフラワーアレンジメントなどの花ギフトを、贈る相手の好きな色にできます。リンドウは花ギフトにブルー系の色味を追加したい時も、もちろんおすすめです。

▼リンドウについてもっと詳しく知りたい方はこちら


9月の誕生花【リンドウ】の花言葉や英語、育て方について。秋の花ギフトを贈ろう

9月の誕生花【リンドウ】の花言葉や英語、育て方について。秋の花ギフトを贈ろう

リンドウの種類や育て方、英名などを紹介しています。

9月の誕生花リンドウと合わせたい秋の花の種類

ここからはリンドウと一緒に、合わせたい季節の花の種類をご紹介します。
9月は秋らしくなってくる頃。
そんな9月に生まれた大切な方には、その季節にしか贈ることのできない花を使ったお祝いをプレゼントしましょう。
秋らしいデザインの花束やフラワーアレンジメントを作りたい方は、参考にしてみてください。

ダリア

ダリア

  • 学名:Dahlia
  • 英名:Dahlia
  • 和名:天竺ボタン
  • 科・属:キク科・テンジクボタン属
  • 花言葉:華麗・気品 など

豪華でエレガントな花を咲かせるダリア。
1輪あるだけで、おしゃれな雰囲気を演出できるダリアの花言葉は「華麗・気品」など。
花言葉も、ダリアの見た目とぴったりです。
ダリアは気品があり、多くの人を魅了している花の1つ。
愛好家が多いため、品種は3万以上あるともいわれています。
そのため花色だけでなく、サイズ感やグラデーションの様子などもこだわることができます。

そんなダリアを、花の咲き方が異なるリンドウと合わせて花束やフラワーアレンジメントにすれば、花ギフトに立体感が生まれます
大きく丸い花を咲かせるダリアと、つぼんでいるような釣鐘型のリンドウを合わせれば、飽きることのないデザインを表現できるでしょう。

コスモス

コスモス

  • 学名:Cosmos bipinnatus
  • 英名:Cosmos
  • 和名:秋桜
  • 科・属:キク科・コスモス属
  • 花言葉:乙女の真心・調和・謙虚 など

お花屋さんだけでなく、花壇や公園などでも植えられているコスモス。
花の名前は分からなくてもコスモスの花を見たことがあるという方は、多いのではないでしょうか。

ちなみにコスモスは、俳句でも秋の季語として使われています。
季語になるほど、コスモスは季節を象徴する花なのですね。
コスモスが細い茎と葉を風で揺らす様子は、秋らしさを感じさせてくれます。

そよそよと光が透き通るほど薄い花びらを風で揺らすコスモスは、繊細でかわいらしい
乙女の真心」という花言葉を持っているのも納得です。

そんな親しみがあり、かわいらしいコスモスをリンドウと合わせるのもおすすめ。
コスモスは和風・洋風問わず花ギフトで活用される花の1つです。
リンドウを使って和風なデザインをプレゼントしたいと、思っている方はぜひコスモスを一緒につかってみてください。

また青や紫、ピンクのリンドウと、コスモスを合わせれば秋のすっきりとした爽やかさを表現することもできそうです。
コスモスの花色はピンクのイメージが強いかと思いますが、ピンクの他に白、赤、黄色などもあるので、花束やフラワーアレンジメント全体のデザインをみて花色を決めてみてください。

キキョウ

キキョウ

  • 学名:Platycodon grandiflorus
  • 英名:Balloon flower
  • 和名:桔梗
  • 科・属:キキョウ科・キキョウ属
  • 花言葉:永遠の愛・変わらぬ愛・誠実・気品 など

キキョウは室町時代から愛されてきた花です。
切り花としての流通は夏のはじめの頃ですが、キキョウは秋の七草の1つです。
ただ、花束やフラワーアレンジメントで使われる切り花で、最も流通しているのは6月~7月頃なので、お花屋さんによって9月にはおいていないこともあります。
ご注意ください。

和風なデザインの花束やフラワーアレンジメントに使うことはもちろんですが、バラやデルフィニウムなどの洋風な花を使ったデザインにも相性抜群。
紫や白の花色があり、上品で落ち着いた雰囲気のキキョウは9月の誕生花であるリンドウと組み合わせるのもおすすめです。
リンドウ・キキョウのどちらもかわいらしさはありますが、男性にも贈りやすい落ち着いた、かわいらしくなりすぎないデザインにすることもできます。
キキョウのつぼみ
ちなみに英名のBalloon flowerは、つぼみの形が風船に似ていることから付けられたといわれています。
星形のように見えるパッと花開いた様子に目が行きがちですが、つぼみも特徴的なのでぜひ注目してみてください。

ケイトウ

ケイトウの花束

  • 学名:Celosia
  • 英名:Cockscomb
  • 和名:鶏頭
  • 科・属:ヒユ科・ケイトウ属
  • 花言葉:おしゃれ・気取り屋・個性 など

他の花にないような、個性的な見た目が印象的なケイトウ。
モコモコと暖かそうな様子は秋にぴったりです。
ケイトウは先にお伝えしたように他の花とは違った形をしているため、個性的なアレンジを楽しむことができます。
品種も多くロウソクの火のように見える先のとがったものや、サンゴのように見える球体のような形の花もあります。

ケイトウの名前の由来は和名の「鶏頭」の通り、ニワトリのトサカに似ているから付けられたのだそう。
赤やピンク、オレンジ、黄色など暖かそうな色合いのケイトウをお花屋さんで見かけたときは、ニワトリのトサカに見えるか観察してみてください。
リンドウの花束
ちなみにケイトウは花の裏表はないため、オールラウンドのデザインに向いているといわれています。
花に裏表がないというのは、どこから見てもあまり変化がないということです。
先に紹介したダリアや、夏の花であるひまわりなどは花に表と裏があり、きれいに見える方向があります。
花によっては、きれいに見える方向が決まっている種類もあります。
しかし、ケイトウは見る方向が変わっても花の姿があまり変わりません
そのため、どこから見ても花が美しく生けられるオールラウンドの花束や、フラワーアレンジメントに向いているのです。
オールラウンドは食卓の中心や、結婚式の披露宴などで見られる円卓に飾られるときに選ばれるスタイル。

オールランドの他には、ワンサイドというスタイルがあります。
ワンサイドは、花を見る方向が決まっているデザインです。
ワンサイドの花束は片面がラッピングで覆われていることが多く、ワンサイドのアレンジメントは背面に葉が生けられており、花は片面だけに生けられていることが多いです。

マム

マム

  • 学名:Chrysanthemum
  • 英名:Mum
  • 和名:菊
  • 科・属:キク科・キク属
  • 花言葉:高貴・生命力・清らかな愛 など

1年を通してお花屋さんで見ることができるマム(菊)ですが、旬は秋です。
日本でのマムの生産量はとても多く、その量は世界で1番といわれています。
マムは日本人にとって、馴染みのある花の1つです。

多くの方から愛されたくさん育てられていることもあり、マムの品種はとても多いです。
花色は赤、ピンク、オレンジ、黄色、紫、グリーン、白などがあります。
そして、咲き方もチアガールが持つポンポンのようなものや、ガーベラに似ているものなどさまざま。
マムはプレゼントしたいと思っている花束や、フラワーアレンジメントのデザインに合わせて品種を選ぶことができるのです。
和風で立派なマムもありますが、キュートでポップなマムもあります。

さらにマムは、花持ちが良いことも特徴の1つです。
長くきれいな姿を楽しむことができます。
9月の誕生花であるリンドウも花持ちが良いため、マムと合わせて花ギフトを作れば長い期間同じ美しい姿を観賞することができます

ワレモコウ

ワレモコウ

  • 学名:Sanguisorba
  • 英名:Garden Burnet
  • 和名:吾亦紅・吾木香
  • 科・属:バラ科・ワレモコウ属
  • 花言葉:感謝 など

秋のデザインで欠かせないのが、ワレモコウ。
「少し寂しいイメージ」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ワレモコウが花ギフトに入ることで、グッと季節感を演出できます。
ワレモコウの赤や茶色などの締まった色が入ることで、花束やフラワーアレンジメントのアクセントに
他の花と形も異なるので、ワレモコウは少量でも良いポイントになります。

生け花でも人気のあるワレモコウと、リンドウを合わせれば風情を感じる花束やフラワーアレンジメントにすることができます
目上の方や男性、おじいちゃん・おばあちゃんへの誕生日プレゼントには、特におすすめです。
リンドウもワレモコウも洋風なデザインでも使われているので、もちろん和風なデザイン以外も表現できます。

ワレモコウの花言葉は「感謝」などがあるので、大切な方のプレゼントにぴったりですね。

バラ

バラ

  • 学名:Rosa
  • 英名:Rose
  • 和名:薔薇
  • 科・属:バラ科・バラ属
  • 花言葉:愛・美 など

バラはカラーバリエーションが豊富で、秋らしい色合いを選ぶことで季節感を演出できます。
オレンジや、深みのある赤などは特におすすめ。
バラは上品で豪華
見栄えもするため、花ギフトの王道と言っても過言ではありません。
誕生日にぴったりなお祝い感のある、華やかなギフトをプレゼントしたい方はぜひバラを選んでみてください。

9月の誕生花「リンドウ」とバラを組み合わせることで、花の美しさを引き立て合うことができるでしょう。
花びらを幾層にも重ねたバラと、釣鐘型の花をいくつも咲かせるリンドウ。
花の形がそれぞれ異なるため、組み合わせることによってお互いを引き立て合い、美しさの相乗効果が期待できそうです。

ちなみに季節を問わず、お花屋さんでみることができるバラですが、秋に咲くバラを秋バラと呼ぶことも。
秋バラは品種によりますが、春に咲くバラに比べて花は小ぶりなものが多いです。
しかし、花の香りが良かったり色が濃かったり、春に咲くものよりも魅力的なバラもあるのだそう。
これは夏の暑さに耐えて、気温が下がってきた中で花を咲かせるためといわれています。
※秋バラと呼ばれるバラは、10月~11月に咲く品種が多いとされています。
ただ9月後半ごろになると、お花屋さんで見ることもできるのでぜひチェックしてみてください。

パンパスグラス

パンパスグラス

  • 学名:Cortaderia selloana
  • 英名:pampas grass
  • 和名:パンパスグラス
  • 科・属:イネ科・シロガネヨシ属
  • 花言葉:光輝・人気 など

パンパスグラスは、ホテルのロビーやイベントのモニュメントで使われるような大きなサイズ感で、季節感を演出できる植物です。
もちろん、花束やフラワーアレンジメントで使われることは少ないですが、プレゼント用の花ギフトとしても使われています。
ふさふさ・もふもふとした姿のパンパスグラスは、秋にぴったり。
パンパスグラスと聞いて、想像しにくいという方はススキをもっと大きくしたものをイメージするとわかりやすそうです。

パンパスグラスはドライフラワーの状態で、インテリアとしても販売されています。
パンパスグラスでドライフラワーを作る時は、他の切り花でドライフラワーを作る時のように、花をひっくり返して吊るさなくてもきれいにできるといわれています。
生花で飾っていた時と同じように、置いておくだけで少しずつドライフラワーになっていく様子を楽しめます。

特に秋らしい色合いでまとめたい時や、暖かそうな質感を大切にしたい時に、パンパスグラスがおすすめです。
パンパスグラスを花ギフトで使えば、シックな秋らしさを表現できます。
リンドウとパンパスグラスで花ギフトを作って、ナチュラルでおしゃれなプレゼントを贈りましょう。
リンドウとパンパスグラス以外に合わせる花の色を絞れば、上品で落ち着いた垢抜けたデザインにすることもできます。

リンドウと秋の花を使ったギフトを贈ろう

リンドウを使ったアレンジメント
今回は9月の誕生花であるリンドウと、一緒に花束やフラワーアレンジメントにしたい秋の花の種類をご紹介しました。
秋めく9月に誕生日を迎える、大切な方には季節を感じられる花ギフトを贈りましょう。

2023-06-06 | Posted in 今月の誕生花, No Comments » 

 

秋の花束・ブーケに使う花といえば?秋に咲くおすすめの花を写真付きで紹介

秋らしいオレンジのコスモス
だんだん寒くなってきて、秋らしくなってきましたね。
そこで今回は秋の花束・ブーケに使う、切り花についてご紹介したいと思います。
秋に誕生日を迎える方や、結婚記念日がある方のプレゼントにおすすめなことはもちろん、自宅に花を飾って季節感を演出したいという方にも参考になる内容になっています。

コスモス

ピンクのコスモス

基本情報

  • 科・属:キク科・コスモス属
  • 和名:秋桜
  • 学名:Cosmos bipinnatus
  • 原産地:メキシコ
  • 開花期:6月~10月
  • 花色:赤・ピンク・オレンジ・黄色・白・茶色

和名では秋桜と書く、コスモス。
まさにコスモスは、秋を代表する花の1つですね。
日本人にとって親しまれているコスモスは、俳句の中では秋の季語として使われています。
コスモスを見て「秋だな~」と感じることもあるのでは。

コスモスは花束やフラワーアレンジメントで使われる切花よりも、鉢植えや花壇で見かけることが多いという方もいらっしゃるかもしれません。
お花屋さんで見る花というよりは、公園などでも見かけられる花の印象が強いことも。
身近に見かけることができるため、子供から大人までコスモスを知っている方が多く、幅広い年代の方に認知されている花でもあります。

風に揺られる繊細な姿は、花束やフラワーアレンジメントにすることで爽やかさや、かわいらしさを演出することができます。
和風・洋風問わず様々なデザインで使われることの多いコスモスは、和室・洋室どちらでも飾ることができます

花言葉

コスモスの花畑
コスモスの花言葉は「乙女の純真」や「調和」などがあります。
先にお伝えしたように様々な色を楽しむことができるコスモスは、それぞれの色ごとに花言葉を持っています。
色別のコスモスの花言葉は以下の通りです。

  • ピンクのコスモスの花言葉:乙女の純潔・純潔
  • 赤のコスモスの花言葉:乙女の愛情・調和
  • オレンジ・黄色のコスモスの花言葉:野生の美しさ・自然美
  • 白のコスモスの花言葉:優美・美麗
  • 茶色のコスモスの花言葉:恋の思い出

チョコレートコスモスのアレンジメント
近年、お花屋さんでも見かけることが多くなった茶色のコスモスの種類の中には、チョコレートコスモスという名前がついたものもあります。
チョコレートコスモスという名前は、花の色だけではなくチョコレートのような甘い香りも由来しているのだそうです。

もっとコスモスについて知りたい方は、こちらも合わせてご覧ください。
花束(切り花)のコスモスの長持ち方法などもご紹介しています。


コスモスのブーケ

コスモスの花束を長持ちさせる方法|色ごと・英語の花言葉も一緒に紹介

コスモスを自宅で飾る時の参考に!

ケイトウ

ケイトウ

基本情報

  • 科・属:ヒユ科・ケイトウ属
  • 和名:鶏頭
  • 学名:Celosia cristata
  • 原産地:熱帯アジア、インド
  • 開花期:7月~11月頃
  • 花色:赤・ピンク・オレンジ・黄色・白・紫・緑

モコモコとした見た目が、涼しくなってくる秋にぴったりなケイトウ
ケイトウという名前の由来は、花の形が鶏のトサカ(鶏頭)に似ているから。
この他にはないケイトウの花姿は、さまざまな花束・ブーケやフラワーアレンジメントで楽しむことができます。

ケイトウの花の形は、様々な種類があります。
1つ目は、キャッスルピンクなどのふわふわとした羽毛を重ねたような形
下の写真を見ると、ろうそくのようにも見えるかもしれません。
羽毛を重ねたような形のケイトウ
2つ目に、ボンベイピンクなどのサンゴのようにも見えるもこもことした形
花束やブーケに使われる時は、このような形のケイトウが多いような気がします。
サンゴのようにも見えるもこもことした形のケイトウ

個性的なフォルムは、花束・ブーケに使うことで、アクセントにもなり、花ギフト全体がボリュームのあるものになります。
加えてケイトウの花は、どこから見てもかわいらしく裏表がありません
そのため、食卓などに飾るフラワーアレンジメントや、コンパクトなブーケなどにも向いています。

花言葉

ケイトウの花言葉は「おしゃれ」などがあります。
この「おしゃれ」という花言葉には、花の名前の由来にもなった鶏のトサカが由来しているようです。
一緒に合わせる花や、花束・フラワーアレンジメントのデザインによってかわいらしさを抑えることもできるため、ケイトウは男性への贈り物にも人気です。

先にお伝えした通り、赤やピンク、オレンジなど様々な色を楽しむことができるケイトウですが、色別に花言葉が決められているわけではないようです。

バラ

オレンジのバラ

基本情報

  • 科・属:バラ科・バラ属
  • 和名:薔薇
  • 学名:Rosa
  • 原産地:アジア、ヨーロッパ
  • 開花期:1月~12月
  • 花色:赤・ピンク・オレンジ・黄色・白・紫・緑・茶色

圧倒的な人気があり、もらって嬉しくないという人がいないほど多くのファンがいるバラ。
1年を通してお花屋さんで見ることができますが、バラは秋が旬の品種もあります。
秋に咲くバラを「秋バラ」といい、香りが1年の中で最も強く、色も濃いものが多いと言われています。

1輪飾るだけで存在感が抜群なバラは、花束やフラワーアレンジメントのメインになることが多いです。
バラと他の花を合わせたデザインも素敵ですが、バラだけをまとめた花束やブーケはプロポーズなどでも使われるほど特別な贈り物になります。

ちなみに秋らしさを演出したいという方は、バラの色合いを赤やオレンジなどあたたかなものを選ぶのがおすすめ。
さらにアンティーク調のカラーのバラを選べば、秋らしい落ち着いた雰囲気にすることができます。

花言葉

オレンジのバラの花
バラ全体の花言葉は「」や 「」 などがあります。
最も有名な赤いバラから、秋らしさを演出することができるオレンジ色のバラまで、様々なカラーバリエーションが楽しめるバラには花色によって花言葉がそれぞれついています。
色によって変わるバラの花言葉は以下の通りです。

  • 赤バラの花言葉:愛情・情熱
  • ピンクのバラの花言葉:感謝・しとやか
  • オレンジのバラの花言葉:絆・すこやか
  • 白バラの花言葉:尊敬・純潔
  • 紫のバラの花言葉:気品・高貴
  • 緑のバラの花言葉:穏やか・希望を持ち帰る
  • 茶色のバラの花言葉:落ち着いた

数多くの品種があるバラは、花の形や花びらのつき方だけでなく、花の色もたくさんの種類があります。
そのためバラをプレゼントしようと思っても、どの色がいいのか迷ってしまうことも。
そんな時は、花言葉を参考に花の色を決めるのもいいかもしれませんね。

アスチルベ

ピンクのアスチルベ

基本情報

  • 科・属:ユキノシタ科・アスチルベ属
  • 和名:アワモリショウマ
  • 学名:Astilbe
  • 原産地:東アジア、北アメリカ
  • 開花期:5月~9月
  • 花色:赤・ピンク・白

小さな花をたくさんつけている様子は、アスチルベならではの姿。
ふわふわとした印象で、全体的に暖かそうな雰囲気が人気です。

洋風のデザインも似合いますが、和風なデザインの花束・ブーケやフラワーアレンジメントにもよく使われています。
白や淡いピンクなど柔らかな色合いを選べば、花束やブーケで使う主役の花をより美しく引き立たせることができます。
もこっとした見た目のため、花ギフト全体のボリュームをアップさせることもできます

優しくナチュラルな雰囲気は、彼女や妻へのプレゼントの脇役として入れるのもおすすめ。
フワフワした見た目が、かわいらしいですよね。
さらにアスチルベは、秋らしい雰囲気を表現することができます。
他に合わせる花によって、フラワーギフト全体の印象を変えることができるため女性に限らず、彼氏や夫など男性のプレゼントとしても良いかと思います。

花言葉

アスチルベの花束
アスチルベの花言葉は「恋の訪れ」や「自由」などがあります。
この「恋の訪れ」という花言葉は、小さなたくさんのつぼみが徐々にふわふわとした花を咲かせる様子が由来していると言われています。

ダリア

ピンクのダリアの花

基本情報

  • 科・属:キク科・テンジクボタン属
  • 和名:天竺牡丹(テンジクボタン)
  • 学名:Dahlia
  • 原産地:メキシコ
  • 開花期:7~10月頃
  • 花色:赤・ピンク・オレンジ・黄色・白・紫・茶色・黒

秋になると、お花屋さんでも見かけることが増えるダリア。
主役の花として使われることが多いほど存在感があり美しいダリアは、他の花を使わずに葉もの(グリーン)と合わせるだけでも十分に豪華なプレゼントにすることができます。
ダリアを使った花束
すっと伸ばした茎に大きく華やかな1つの花を咲かせる姿は、たくさんの人を魅了しています。
そのためダリアは世界でファンが多く、ダリア愛好家が多いことも知られています。
ダリアは品種も多く、3万種類以上あるとも言われています。

ちなみに黒い色の花は少ないですが、ダリアは黒い花を咲かせる品種もあります。
黒く凛とした姿は美しく男性へのプレゼントはもちろん、高級感のあるホテルやレストランでも飾られることがあります。

花言葉

ダリアの花束
ダリアの花言葉は「気品」や「優雅」、「英華」 などがあります。
花言葉は、ダリアの花姿にふさわしく美しく豪華なものが多いですね。
ちなみに先にご紹介した通り、ダリアはカラーバリエーションが豊富です。
先にご紹介したバラやコスモスのように、花の色によってそれぞれ花言葉がついています。
色別の花言葉はこちら。

  • 赤のダリアの花言葉:華麗
  • 黄色のダリアの花言葉:優美
  • 白のダリアの花言葉:感謝・豊かな愛情
  • 黒のダリアの花言葉:華麗

秋らしい花で季節感をプレゼント

秋の花々
今回は秋の花束・ブーケや、フラワーアレンジメントで使える花の種類についてご紹介しました。
お花屋さんに行くと1年中何かしらの花は売っていますが、その季節でしか楽しむことのできない花もあります。

季節感のある贈り物がしたい方や、秋に記念日がある方はぜひ今回ご紹介した季節限定の花を使ったギフトをプレゼントしてみてくださいね。

 

 

 

2022-10-07 | Posted in , 花を贈る時No Comments » 

 

2024年(令和6年)秋のお彼岸とは?いつ・何をする?

お墓参り
そろそろ、お彼岸の季節ですね。
今回はそもそもお彼岸とは何なのか、何をする日なのか、 お供えするものについてなど、お彼岸に関することをご紹介しようと思います。

もちろん皆さんが気になる、9月の連休・シルバーウィークについてもご紹介しています。

2024年・令和6年の秋のお彼岸っていつ?

お彼岸はいつになるのか
2024年・令和6年の秋のお彼岸は、9月19日から9月25日までとなります。

彼岸入り 2024年9月19日
中日(秋分の日) 2024年9月22日
彼岸明け 2024年9月25日

お彼岸は秋と春にあり、年に2回あります。
期間は7日間。
春と秋にあるお彼岸は、それぞれ祝日になっている「秋分の日」「春分の日」を中心に、前後3日間の期間のことを指します。

秋のお彼岸5年分の日程

2024年(令和6年)から、2028年(令和10年)までの秋のお彼岸の日程をご紹介します。

2024年 9月19日~9月25日
2025年 9月20日~9月26日
2026年 9月20日~9月26日
2027年 9月20日~9月26日
2028年 9月19日~9月25日

春のお彼岸5年分の日程

2024年(令和6年)から、2028年(令和10年)までの秋のお彼岸の日程をご紹介します。

2024年 3月17日~3月23日
2025年 3月17日~3月23日
2026年 3月17日~3月23日
2027年 3月18日~3月24日
2028年 3月17日~3月23日

2024年(令和6年)、今年のシルバーウィークは?

2024年9月のカレンダー
2024年、今年は9月14日(土)~9月16日(月)、9月21日(土)~9月23日(月)がお休みになります。
秋分の日が日曜日になります。
17日(火)~20日(金)で有給が取れれば、10連休にすることも可能です。

ただ、会社などで8月にあることの多い「お盆休み」のような「お彼岸休み」を企業で取り入れているところは、多くはありません。
そして4日間有休を取得のは、難しい方が多いかと思います。
そのため長期休みがあるというよりは「3連休が1回ある」と考えていた方がよさそうです。

この期間は祝日の日取りによって、ゴールデンウィークと同じ要領で、シルバーウィークと呼ばれています。

お彼岸ってどんな日?

お彼岸にはお墓参り
「お彼岸という言葉は聞いたことがあるけど、どんな日なのかはあまり知らない」という方も多いはず。
ここからは、お彼岸についてご紹介します。

お彼岸の中日「秋分の日」は法律で意味が定められている⁈

実はお彼岸の中日に当たる秋分の日・春分の日は法律によって定められていることをご存じでしょうか。
秋の彼岸の中日にあたる秋分日は、国民の祝日に関する法律で「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」日と、定められています。
また、春のお彼岸の中日に当たる春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日とされています。

お彼岸は、ご先祖様と自然を敬うための日のようですね。

彼岸の意味

彼岸は、悟りの世界といわれています。
人が悩んだり苦しんだりする原因となっている煩悩がない世界、ご先祖様や故人がいる極楽浄土のことを彼岸は指しています。
もともとお彼岸の期間は、悟りの世界に行けるように修行をする期間だったようです。

「悟りの世界へ行くための修行」と聞くと仏教のイメージが強いですが、現代はお墓参りに行ったり、法要をしたりご先祖様を供養する日として定着しています。


お彼岸にやることは何?墓参りのルール・お供え花のマナーなど【知恩院僧侶監修】

お彼岸にやることは何?墓参りのルール・お供え花のマナーなど【知恩院僧侶監修】

お彼岸の意味や起源、お彼岸期間中にすべきこと、墓参りのマナー、お供え花とお供え物のおすすめなどについて、知恩院の僧侶であり、華道家でもある大津憲優さんに詳しく教えていただきました。

お彼岸には何をする?

ここからはお彼岸に何をするか、過ごし方についてご紹介します。

仏壇を掃除

きれいな仏壇
普段から掃除はされているかと思いますが、お彼岸の時期は特に丁寧に仏壇を掃除します。

法要

お坊さん
お彼岸の期間は、お寺に行って法要をする家庭も多いかと思います。
僧侶(お坊さん)にお経をあげてもらい、ご先祖様の冥福を祈って供養したり仏教の教えを聞いたりします。

墓参り

お墓参り
お彼岸の期間は、ご先祖様や故人がいるとされているあの世(彼岸)と、私たちのいるこの世の距離が一番近くなるとされています。
お彼岸は2つの世界の距離が近くなるため、ご先祖様への気持ちや故人への想いがより通じやすくなる時期と言われています。

お彼岸の時期にお墓に行くのは、ご先祖様・故人が眠っているお墓で気持ちを伝えるためなのです。

ちなみに、お盆でお墓に行く理由はお彼岸とは異なります
お盆は、ご先祖様や故人が自宅に帰ってくる期間。
ご先祖様のお迎えやお見送りをするために、お墓参りへ行くとされています。

お供えするものは何が良い?

仏壇やお墓などに、お供えするものは何がいいのかをまとめました。

お供えの花
仏壇やお墓に供えるものと言って、1番初めに思い付くのが花ではないでしょうか。
お墓で花を供えるための花立という、花瓶のようなものを見たことがある方も多いと思います。

棘のある花や毒がある花はお供えしない方が良いと言われていますが、仏壇やお墓に供える花に絶対的なルールはありません。
故人が好きだった花や、季節の花をお供えすると良いかと思います。
仏壇にお供えされたりんどうとケイトウ
りんどうやケイトウ、菊は秋の花で、秋の彼岸にお供えするのにおすすめです。
菊は1年を通して販売されていますが、旬は秋になります。
ご先祖様や故人に、最も美しくなる菊をお供えしてみてくださいね。

ちなみに春のお彼岸には、春らしい淡い色合いのお供えの花が選ばれることが多いようです。
花壇でも見かけることのある、ストックなどもお供えの花として活用されます。

故人が好きだったお酒

お酒をお供えする
故人がお酒が好きだった場合は、お墓にもお酒をお供えしたいと思う方が多いかと思います。
お酒をお墓にお供えすること自体は問題ないとされていますが、お寺や霊園によってそれぞれルールが決められている場合もあります。
お酒をお供えしたいと思う方は、事前に確認しておくのが良いかもしれません。

ちなみに、墓石にお酒をかけるのはタブーとされています。
お酒をかけたことによって、カビが発生したりシミができたり、汚れてしまうことがあるので墓石にお酒をかけるのは控えましょう。

コップを持って行き、お酒を注いでお供えしたり、瓶や缶のままお酒の蓋を開けてからお供えしたりすることが多いようです。
お供えした後、そのまま置いていくと小動物や虫などが寄ってくることがあるため持ち帰る方が良いとされています。

蓋を開けて持ち帰ることができなくなったお酒は、水道に流してしまうのも良いかもしれません。
もったいない気もしますが、墓石がベタベタになったりシミが付いたり、虫が多くなったりする方が困りますよね。

故人が好きだったお菓子

お墓にお菓子をお供えする
故人が好きだったお菓子や食品をお供えした場合は、お酒と同じでお供えした後に持ち帰る方が良いとされています。
お菓子などをお供えしたまま帰ってしまうと、カラスなどがお墓を荒らす原因になることもあります。

お供えしたものは、持ち帰って食べて良いとされています。
お供えしたものをもらうのは、仏様からのお下がりと言われています。
お菓子などの食品をお供えした場合は、ご先祖様や故人のことを思いながら、ありがたくいただくようにしましょう。

おはぎ

おはぎとぼたもち
春のお彼岸には「ぼたもち」を、秋のお彼岸には「おはぎ」をお供えすることが多いかと思います。
ぼたもちとおはぎは似ているように見えますが、呼び方が変わるだけで同じものを指しています。
ぼたもちは春に咲く牡丹の花にちなんで名前が付けられ、おはぎは秋に咲く萩の花にちなんで名前が付けられました。

お墓にぼたもちやおはぎをお供えした際も、お菓子やお酒と同じように持ち帰るようにしてください。

最後に

今回は、お彼岸についてご紹介しました。
だんだんと暑さや寒さが和らぎ、過ごしやすくなってくる時期でもあるお彼岸。
今までお墓参りに行ったことがなかったという方も、今年は家族でお墓参りに行ってみてはいかがでしょうか。

帰省しないためお墓に行けないという方は、実家にお供えの花を贈るのもおすすめです。
お供えの花を実家に贈ればお墓参りは行けないけれど、気持ちを伝えることもできるでしょう。

 

 

 

2022-09-16 | Posted in , 花と文化No Comments » 

 

ビタミンカラーの花の種類!プレゼントにおすすめ

オレンジのバラ
突然ですが、皆さまは敬老の日やお誕生日など、お祝い・感謝を伝えたいときに贈る花ギフトは何色を選びますか。
また、お見舞いなどで、元気になってもらいたい相手に贈る花の色は何色を選びますか。
今回は、お祝いやお見舞いなどでも人気の高い、ビタミンカラーの花についてご紹介します。
秋に購入しやすい花の種類を掲載していますので、「プレゼントに花を贈りたいけど、何色にしたらいいのか悩んでしまう」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

◆ビタミンカラーとは

ビタミンカラーって何
まず初めに、改めてビタミンカラーとはどんな色のことなのか、をお伝えします。
ビタミンカラーは、黄色・オレンジ・グリ-ンなど、ビタミンCをたっぷり含んだ柑橘類を連想させるような色のことを言うそうです。
花だけではなく、「ビタミンカラーのコーディネート」などをテレビなどで聞いたことがある方もいらっしゃるのでは?
ビタミンカラーは、見ていると気持ちが明るくなったり、元気になるパワーがあるような気がしますよね。
パイナップルとレモン
ビタミンカラーは、いつまでも元気でいてほしいおじいちゃん・おばあちゃんへのプレゼントはもちろん、 誕生日や結婚記念日の贈り物として、さらにはお見舞いとしても最適なカラーなのです。

◆ビタミンカラーのギフトに使いたい花の種類


ここからは、ビタミンカラーの花の種類を紹介したいと思います。
黄色やオレンジ、グリーンなど見ているだけで元気になれそうなビタミンカラーの花を贈れば、花束アレンジメントが明るく鮮やかに特別な日を彩ってくれますよ。

<バラ>

黄色のバラ
おすすめカラー:黄色・オレンジ・緑
性別を問わず、世界中から愛されている、バラ。
バラは、お花屋さんで一年中見ることができますが、初夏と秋はバラの旬にあたります。
そのため、夏の初めと秋に出ているバラは、品種にもよりますが、他の季節よりも色が鮮やか品質の良いものが多いと言われています。
そのため、9月の第3月曜日にある敬老の日や、秋の結婚記念日などにバラを贈ることも多いようです。
オレンジ色のバラ
花束やアレンジメントで使われる切り花で流通しているバラは、1つの茎にいくつの花が付いているかによって分類されています。

スタンダード咲き:1つの茎に1つの花が付いている
スプレー咲き:1つの茎に複数の花が付いている

品種によって花の大きさは異なりますが、基本的にはスプレー咲きよりもスタンダード咲きの方が、花のサイズが大きいことが多いようです。
お花屋さんは花束・アレンジメントのサイズ感やデザインに合わせて、スタンダード咲きとスプレー咲きを使い分けています。
花束・アレンジメントをもらった時や作る時は、花の大きさや1つの茎にいくつ花が付いているかも注目してみてくださいね。
オレンジのバラと黄色の花
ちなみにおすすめのカラーに記載した、黄色・オレンジ・緑のバラの花言葉は以下の通りです。
プレゼントする時に花言葉を伝えたいという方は、ぜひチェックしてみてください。

・黄色のバラ:友情
・オレンジのバラ:絆・信頼・すこやか
・緑のバラ:おだやか・希望を持ち得る

<カーネーション>

カーネーションのアレンジメント
おすすめカラー:黄色・クリーム色・緑・オレンジ
フリフリとフリルが集まっているようでかわいらしく、丸みもあるカーネーション。
カーネーションは、ヨーロッパなどで古くから愛されてきた花の1つで、日本には江戸時代初期より前に渡って来たと言われています。
母の日でお馴染みのカーネーションは、長い歴史があるのですね。
先にお伝えしたように、「カーネーション=母の日」のイメージが強い方もいらっしゃるかもしれませんが、実はカーネーションは母の日以外でもよく花ギフトに使われています。
カーネーションは、誕生日や結婚記念日、敬老の日、お見舞いなどなど…さまざまなアレンジメント・花束で活躍しています。
そのため、カーネーションの流通量はとても多く、バラや菊の次くらいの量なのだそうです。
お花屋さんに立ち寄った際は、カーネーションがあるか見てみてください。
きっと、カーネーションが販売されているはずです。
どのお花屋さんでもカーネーションを置いていることや、流通量からカーネーションは母の日だけではなく、さまざまなギフトに人気だということが分かると思います。
黄色のカーネーション
たくさんのギフトで選ばれているカーネーションは、品種がとても多いことも有名です。
そのさまざな色や咲き方で、カーネーションは多くの人を魅了しています。
カーネーションは花束やアレンジメントの主役になることはもちろん、どんな花とも合わせやすいため、わき役として活躍することもあります。
またどんなデザインでもカーネーションは馴染みやすいので、「花をもう少し増やしたいけど、どの種類が良いかわからない」と思ったときは、カーネーションを選んでみてください。
花束・アレンジメントのデザインに合ったカーネーションを、見つけることができると思います。
オレンジのカーネーション
バラの項目でご紹介したように、カーネーションにもスタンダード咲きとスプレー咲きがあります。
カーネーションもデザインやサイズ感によって、スタンダード咲きとスプレー咲きを使い分けられているのです。
お花屋さんに行った際は、1つの茎に付いているカーネーションの花の数にも注目してみてくださいね。
ちなみにカーネーションの花言葉は、以下の通りです。

・黄色のカーネーション:美・友情
・緑のカーネーション:癒し
・オレンジ色のカーネーション:純粋な愛・あなたを愛します

花束やアレンジメントを渡す際に、花言葉をメッセージカードに添えてプレゼントしても素敵かもしれませんね。

<ガーベラ>

オレンジのガーベラ
おすすめカラー:オレンジ・黄色
たくさんの花びらが並んだ、丸い花姿がかわいらしいガーベラ。
ガーベラはビビットな色のものが多いのが特徴で、花束やアレンジメントなど贈り物として人気です。
太陽のようにも見える丸い姿のガーベラをメインに、ビタミンカラーでまとめたギフトを贈れば、受け取った方が自然と笑顔になってしまうこと、間違いなし。
ガーベラを使えば、明るく元気な印象フラワーギフトになりそうです。
かわいらしい見た目と、どこか陽気な雰囲気があることから、ガーベラは特に女性のファンが多い花の1つでもあります。
そして親しみやすい花のため、ホームパーティーでプレゼントするなど、カジュアルな場所でも贈りやすく、子供から大人まで喜んでもらえます。
彼女や妻、お子さんへの贈り物でビタミンカラーを贈りたいと思ったら、ガーベラはおすすめです。
ガーベラの花
またガーベラは他の花よりも、安価に販売されていることがあるため、たくさんの花をプレゼントしたいという方は、ガーベラを選ぶと良いかもしれません。
ガーベラをメインに作った花束やアレンジメントは、バラなど(ガーベラ以外の花)をメインで作ったフラワーギフトよりも、ボリューミーで花数も多く作れることが多いです。
ガーベラは、かわいらしくお得な花なのです。
ビタミンカラーのガーベラ
そんなガーベラの花言葉は以下の通りです。
ガーベラは他の花を入れずに、さまざまな咲き方や色の違うガーベラを集めて、ガーベラだけの花束・アレンジメントにすることもよく選ばれています。
そこで、ビタミンカラーと一緒に合わせたい、赤やピンクなどのガーベラの花言葉も紹介します。

・オレンジのガーベラ:冒険心・神秘
・黄色のガーベラ:探求愛・探求美
・赤いガーベラ:神秘
・ピンクのガーベラ:崇高美・感謝

<ケイトウ>

ケイトウの鉢植え
おすすめカラー:オレンジ・黄色
ふわふわとした個性的なフォルムが印象的なケイトウ。
セーターやニットの生地のようにも見えて、秋らしさを感じることができそうですよね。
花壇などでよく植えられているため、子どもの頃に触ったことがあるという方も多いかもしれません。
ケイトウと聞くと、先にお伝えしたように花壇や鉢植えのイメージが強いと思います。
しかし、ケイトウの花姿が花束やアレンジメントのアクセントになるため、鉢植えだけではなく、切花としてもよく流通するようになっていきました。
近年では、お花屋さんに鉢植えのケイトウだけではなく、切り花のケイトウも置いているお店が多いようです。
ケイトウは珊瑚のような形や、ロウソクの炎のようにも見える形など、色々な花の形を選ぶことができます。
花束・アレンジメントのデザインや全体の雰囲気に合わせて、咲き方も選んでみてくださいね。
ケイトウの花束
そんなケイトウは、花の裏表がないため、どこから見てもふわふわとかわいらしい花を楽しむことができます。
ひまわりなど、花と聞いてイメージされることが多い植物は花の裏表があり、きれいに見える方向を意識して花束やアレンジメントを、デザインしていかなければいけません。
しかしケイトウは、どこから見てもカラフルな花の様子を見ることができるのです。
そのため、ケイトウは食卓などに飾るテーブルアレンジメントにも、向いていると言われています。
誕生日を自宅でお祝いする時など、自宅に花を飾る時などにもよく選ばれているのです。
秋にぴったりなケイトウ
ケイトウの花の由来は、花の形が鶏のトサカに似ているからです。
ケイトウは漢字で書くと「鶏頭」となります。
子どもの頃は、ケイトウはその見た目から「毛糸」が由来かと思っていましたが、実は鶏のトサカだったと知って驚きました。
花言葉はおしゃれ・気取り・個性などがあります。

<オンシジウム>

華やかなオンシジュウム
おすすめカラー:黄色
オンシジウムは、切り花として最も有名な洋蘭の1つ。
オンシジウムの定番の色は、明るく鮮やかな黄色です。
はっきりとしたオンシジウムの黄色の花を、見たことがあるという方も多いと思います。
黄色の印象が強いため、「オンシジウムは黄色だけ」と思ってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、近年ではブラウン系や赤色まで流通しているようです。
花屋さんに立ち寄った際は、黄色以外のオンシジウムがあるかどうかをチェックしてみても面白いかもしれませんね。
キッチンに飾られたオンシジウム
1つの茎に沢山の花を付けているオンシジウム。
花の1つ観察してみるとヒラヒラと舞う蝶のように見えたり、ドレスを着て踊っている女性に見えたりする、個性的な花姿をしています。
この花姿からオンシジュームの花言葉は「一緒に踊って・遊び心」などがあります。
「一緒に踊って」という花言葉は先にご紹介した通り、ドレスを着た女性が踊っているように見えることから付けられたと言われています。
ちなみにオンシジュームの英名は「ダンシングレディオーキッド」で、名前も花姿から付けられたことが連想できますよね。
オンシジウムを飾った部屋
花束やアレンジメントを動かしたり、風でオンシジウムが揺れるたびに、ヒラヒラと動くオンシジウムが、花束やアレンジメントに入るだけで、とても豪華な雰囲気になります。
オンシジウムが入れば、花ギフトの華やかさが1ランク上になると思いますよ。
華やかなギフトをプレゼントしたいと思っている方は、ぜひオンシジウムを入れてみてくださいね。

◆最後に

ビタミンカラーで元気に!
今回は、見ているだけで元気になれそうな、ビタミンカラーの花の種類をご紹介しました。
バラやカーネーション、ガーベラ、ケイトウ、オンシジウムを今回はご紹介しましたが、ここに掲載していない花も、黄色やオレンジ、グリーンなど部屋を明るく元気にさせてくれそうなビタミンカラーの花は、たくさんあります。
お花屋さんに行った際や、花畑に行った時などはビタミンカラーの花がないか探してみても面白いかもしれません。
花に詳しくない方・花の名前をあまり知らないという方でも、元気になれそうな色の花に注目してみる、という風に考えれば楽しめるかもしれませんね。

誕生日や結婚記念日などのお祝いの気持ちを伝える時はもちろんのこと、敬老の日など感謝の気持ちを伝えるとき、またお見舞いなどで花を贈る時にもビタミンカラーはぴったりです。
どんな色がいいか悩んでしまった時は、黄色やオレンジ色でまとめてみるのもおすすめですよ。

2021-09-10 | Posted in , 花を贈る時No Comments » 

 

秋の結婚式に人気なお花とは⁉~季節のお花~


新郎新婦

10月に入り、長袖を着ている方が多くなってきましたね。
少し涼しく感じる日も、多くなってきたように思います。
気温は、すっかり秋ですね。

さて、今回はそんな秋の季節に人気が高い結婚式についてご紹介します。
「なぜ結婚式は秋にあげる方が多いのか」や「結婚式を彩る季節のお花の種類」も掲載しています。

◆なぜ秋には結婚式が多い?

9月~11月は結婚式が、特に多い季節と言われています。
「お呼ばれした結婚式が10月だった」という方や、「自分があげた結婚式も秋だった」という方もいらっしゃるのでは?
しかし「結婚式」と聞くと、ジューンブライド=6月のイメージが強いですよね。
では、なぜ結婚式は秋シーズンが人気なのでしょうか。
ここでは、結婚式に秋が人気の理由をご紹介します。

<秋は、天候が安定しやすい>


秋晴れ

9月~11月は、天候が安定しやすいといわれています。
晴れていれば、屋外で理想の演出をすることもできますよね。
秋は「ガーデンやテラスを使った結婚式をあげたい!」と思っている方におすすめの季節なのです。
また天気がいいことで、遠方にお住いの方も招待しやすくなるかもしれませんね。
ジューンブライドと言われる6月は、日本の場合「梅雨」のシーズンと被ってしまうこともあり室内での演出が多いようですが、雨の心配が少ない秋に結婚式を行えば、屋外での演出も実現できそうですね。

<秋ならではの旬の食材がたくさん>


秋のフルーツ

秋は「食欲の秋」と言われるほど、美味しい食材が旬を迎える季節の1つです。
イモ・クリ・カボチャはもちろん、キノコや野菜、フルーツなど…秋は美味しいものがたくさんありますよね。
そのため、結婚式で用意する食事のメニューを豊富にそろえることができます。

◆結婚式に人気な花

さて、ここからは秋の結婚式で使いたい、お花の種類をご紹介します。
結婚式を予定されている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

<ダリア>


ダリア

華やかで存在感のあるダリア。
秋に行う結婚式の飾りやブーケとして、特に人気の高いお花です。
花色はホワイト・ピンク・オレンジなど濃淡を含めて、たくさんの種類があります。
お花のサイズや咲き方も様々な種類があり、ブーケや会場の装飾を思い通りのデザインにすることができそうです。
花言葉は、華やかで美しいことを表す「華麗」などがあります。
まさに人生の大切な節目である結婚式に、ダリアはぴったりですよね。
お花屋さんでは9月~10月によく販売されているので、お花屋さんに立ち寄った際はチェックしてみてください。

<バラ>


秋バラ

プロポーズでも使われることが多いバラ。
花びらが重なり、上品で美しいバラはウエディングブーケの王道です。
バラは1年を通して結婚式で使われますが、バラの開花時期は主に春と秋の2回です。
品種などによりますが、特に秋は春よりも花色が濃く、香りが良いと言われているんですよ。
花色は結婚式の定番であるホワイトはもちろん、秋に流通することの多いくすんだ大人かわいいカラーもおすすめです。

<コスモス>


コスモスの花束

秋の風に揺られている姿がかわいらしい、コスモス。
コスモスの別名は「秋桜(あきざくら)」です。
この名前の由来は、秋に桜に似たピンク色のお花を咲かせることからと言われています。
そんなコスモスは、桜に似たピンクやホワイトなど淡く繊細な色だけではなく、鮮やかな濃いピンクや紫色まで流通しています。
結婚式ではドレスの色や好きな色に合わせて、取り入れることができそうですね。
花言葉は「乙女の真心・愛情」などがあります。
コスモスは花言葉も、花嫁さんにぴったりですよね。
ウエディングブーケにコスモスを加えれば、日の光を通すほど薄い、透け感のある花びらが可憐な印象を与えてくれますよ。

<ヒペリカム>


ヒペリカム

赤やグリーン、ホワイトなどの実を楽しむヒペリカム。
実りの季節である秋に行う結婚式では、小さな実がかわいらしいヒペリカムはいかがでしょうか。
御着物の雰囲気にも、ドレスの雰囲気にも合わせやすいと思いますよ。
ヒペリカムの実や枝は、季節ならではの演出ができそうですよね。

<姫リンゴ>


姫リンゴ

小さくて可愛らしい姫リンゴは、結婚式の装飾やブーケで使われることもあります。
ヒペリカムと同じように、実が入ると秋らしさがぐっとアップしますよね。
お花では出すことができないツルっとした質感も、ブーケや装飾のポイントになりそうです。
バラなど他のお花と合わせれば、かわいらしい雰囲気にすることもできるかもしれませんよ。
結婚式に限らず、お花屋さんで販売されているブーケにもよく使われているので、気になった方はお花屋さんを覗いてみてくださいね。

<ケイトウ>


ケイトウ

他のお花とは、一味違うケイトウ。
そっと触れると、ふんわりとしていて触り心地の良いお花です。
そんなケイトウは、秋のお花を代表する1つ
花色は、赤やオレンジ、グリーンなどが有名です。
ウエディングブーケにケイトウを加えれば、秋らしいデザイン個性的なデザインにすることもできそうです。
装飾やブーケのワンポイントとして、ケイトウを入れてみては?

◆最後に


結婚式

今回は、秋の結婚式で多く使われるお花の種類をご紹介しました。
この時期、秋だからこそ使うことのできるお花や、季節感を演出してくれるお花をぜひ取り入れてみてくださいね。
季節のお花に囲まれて、素敵な結婚式があげられますように。

 

 

 

2020-10-02 | Posted in No Comments » 

 

2023年お盆~必要な物・供花の種類~


夏

夏の暑さを感じる日が、続いているように思います。
今年はマスクをしていることも多いので、例年以上に熱中症に警戒が必要です。
暑さを避けたり、こまめに水分補給をしたり…熱中症対策を徹底させていきたいですね。

さて今回は、少し早いですが2023年のお盆についてご紹介しようと思います。
お盆の日程や、準備に必要な物をはじめ、お供えにおすすめなお花の種類も紹介しています。
また、気になる今年のお盆休みについても掲載中です。

◆お盆とは?


お盆

まずは、そもそもお盆とは何なのかをお伝えします。
お盆を詳しく知らない方でも、お墓参りは毎年行っているという方も多いと思います。

お盆とは、ご先祖様を供養する行事です。
お盆の期間は、ご先祖様の霊が浄土から地上に帰ってくるとされています。
ご先祖様を1年に1度、自宅にお迎えし、ご先祖様と一緒に過ごすことで、ご冥福をお祈りし供養することを目的にしています。

◆2023年のお盆はいつ?


はず

7月にお盆を迎える地域と、8月にお盆を迎えるという地域があると思います。
主に東京都では、7月であるところが多いとされています。
このようにお盆の期間に違いがあるのは、「新のお盆」「旧のお盆」と2つの時期があるためです。
それぞれ2023年のお盆の期間は以下の通りです。

<2023年新盆>
新のお盆:7月13日(木)~7月16日(水)
・迎え火(盆入り)…7月13日(木)
・中日………………7月15日(土)
・送り火(盆明け)…7月16日(日)
<2023年遅れ盆>
旧のお盆:8月13日(日)~8月16日(水)
・迎え火(盆入り) … 8月13日(日)
・中日………………8月15日(火)
・送り火(盆明け)…8月16日(水)

◆今年のお盆休みは?8月の祝日



「お盆」と聞くと、「お盆休み」を連想される方も多いのでは?
ここでは、8月の祝日を紹介します。
お墓参りの日程などに役立ててくださいね。

8月11日(金)→山の日(祝日)
8月12日(土)→休み
8月13日(日)~8月16日(日)→お盆休み
8月17日(木)~8月18日(金)→有給取得
8月19日(土)~8月20日(日)→休み
合計10連休!

お盆の期間(13日~16日)がお休みになる方は、土日祝日を含めて2日間有給を取れば10連休になりそうです。
家族で予定を合わせやすいかもしれませんね。

◆お盆の準備・必要な物とは?


お盆の様子

お盆で必要な物の準備をご紹介します。
準備する時の参考にしてくださいね。

□寺院へ法事・法要の依頼
お盆の時期は込み合ってしまうことが多いので、法要の予約は早めにしたいですね。

□お墓・お仏壇のお掃除
いつものお掃除よりもきれいにしましょう。
お墓を掃除するためにスポンジやほうきなど、掃除道具を持っていくことがおすすめです。

□お飾りの準備
準備するものは、ご先祖様の霊をお迎えするための盆棚・精霊馬(しょうりょううま)と精霊牛(しょうりょううし)・盆提灯・お花・ホオズキ・お線香・ロウソク・マッチ(ライター)などが一般的です。
ただ、宗派や地域で違いがあるので、確認してくださいね。

ちなみに精霊馬と精霊牛は、ご先祖様をお迎えするためのキュウリで作った馬と、お送りするためのナスで作った牛のことです。
なぜ送り迎えで動物が違うかというと「ご先祖様が来る時は馬に乗って急いできて欲しい、帰る時は牛に乗ってゆっくり帰って欲しい」という願いが込められています。

また、お花は仏教において線香や提灯と共に、ご先祖様の霊を供養するために大切なお供え物とされています。
そして、お花は仏の尊さを伝えるものとされ、美しく咲く姿から命の大切さや儚さを示していると考えられています。

□迎え火・送り火の準備
おがらやマッチ・ライターなどを準備しましょう。
おがらは、普段あまり見かけないかもしれませんが、お盆の期間になればお花屋さんや、スーパーなどで販売しています。
迎え火・送り火は、やり方が地域や宗派によって異なるため確認してくださいね。

◆お盆スケジュール


お墓参り

お盆の簡単な流れをお伝えします。
12日:お迎えはじめ(お盆初日)
準備したものを飾り付けして、ご先祖様をお迎えできるように準備をしましょう。

13日:迎え盆
お墓参りや迎え火をします。
迎え火は地域や住んでいる環境によって、地面に直接火を焚くことができないこともあります。
事前に確認してくださいね。

14日~15日:(お盆中日)
お墓参りや読経をします。

16日:送り盆
送り火をして、ご先祖様をお見送りします。

◆お供えに最適なお花の種類

お墓やお仏壇にお供えするお花。
先ほどもお伝えしましたが、お供えのお花は欠かすことができない大切なもの。
ここでは、花もちが良く、夏の暑さにも比較的強いお花をご紹介します。
供花を選ぶ際に参考にしてくださいね。


<キク>


キク
キクはお供えの定番。
特に白いキクは、お供えとしてよく選ばれています。
花もちが良く長持ちしてくれます
また枯れる時も花びらが散りにくいので、周囲を汚しにくいお花なのです。
お花屋さんでもお盆の時期は、特に多く取り扱っていることが多いので、よく見かけることができると思います。
<トルコキキョウ>

トルコキキョウ
花もちが良く夏の暑さにも強いお花です。
お供えで使われるのは、白色や紫色の縁取りが付いたものが多いです。
落ち着いた雰囲気で、他のお花とも合わせやすいとおもいますよ。
<カーネーション>

カーネーション
白いカーネーションは、無垢で深い愛という花言葉を持っています。
母の日でも亡くなったお母さんには、白いカーネーションをお供えすることが定番になっていますよね。
ちなみに最近は、お盆の供花としては白だけではなく、ピンクなど色のついたカーネーションを入れることも多いようです。
<ケイトウ>

ケイトウ
供花には、鮮やかな色が目を引くケイトウを入れることも多いです。
花姿は他のお花にはない、特徴的な形をしています。
花もちが良く、比較的に長くきれいな色を楽しむことができるお花です。
お供えは、白い色や淡い色のイメージがありますが、赤や黄色、紫などはっきりした色を取り入れることもあるようです。

いかがですか?
お盆の時期にお供えしようと思うお花は、ありましたか?
「お花の種類が決まらない…」という方は、お盆でお供えしたいことをお花屋さんに伝えて、お任せしてしまうのも良いと思います。
お花屋さんはお花のプロなので、きっと最適な供花を作ってくれますよ。

◆最後に


お墓参り

今回はお盆についてご紹介しました。
早めに準備をして、家族の予定を合わせたいですね。

また「会社がお休みできないから、お供えのお花だけでも…」と、考えている方は、花キューピットを活用してみてくださいね。
花キューピットは、お届け先の近くにあるお花屋さんがお花をおつくりし、お届けします。
そのため、花キューピットオリジナルのお供えアレンジメント花束を贈る以外に、お花屋さんに地域の風習などを踏まえて作ってもらう「お花屋さんオリジナルフラワー」も注文することができます。

「どんなお花を選んだらいいか分からない」という方は、ぜひご利用ください。
お花屋さん、花キューピットのサイトから簡単に注文することができます。

 

 

 

 

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