花, 花を贈る時
白い花一覧。白い花といえば?推し活にもおすすめ
白(ホワイト)が好きな方へのプレゼントや、推し活で白いアイテムを集めたい方など、白い花が欲しいと思っている方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、白い花をご紹介します。
花の特徴や花言葉、お花屋さんで購入できる時期も記載しています。
自分が欲しいと思うタイミングにあった、季節の花を探してみてください。
トルコキキョウ
- 科・属:リンドウ科・ユーストマ属
- 学名:Eustoma grandiflorum
- 他の花色:赤・ピンク・オレンジ・黄色・紫・緑・ブラウンなど
- お花屋さんで買える時期:1月~12月
- 原産地:北アメリカなど
- 和名:トルコ桔梗(トルコギキョウ・トルコキキョウ)
- 白いトルコキキョウの花言葉:思いやり・永遠の愛 など
優雅な花姿は、花束やフラワーアレンジメントのメインの花としてよく使われています。
たくさんのフリルをまとったドレスのように豪華なトルコキキョウの花は、誕生日をはじめお祝いの場面にぴったりな花です。
一方で、ねじったようなかわいらしいつぼみは、花ギフトの良いアクセントになります。
開花した姿だけではなく、つぼみも花ギフトに活用されているのです。
基本的にトルコキキョウは、1つの茎からいくつもの花が咲く、スプレータイプで流通しています。
そのまま花束などに使うのはもちろん、花ごとに茎を切り分けてミニブーケに使われることも多いです。
1つの茎にたくさんの花を付けたまま使えば、ボリュームがあり、豪華な雰囲気のデザインにできます。
切り分けてミニブーケにすれば可憐な雰囲気を作ることがでるでしょう。
繊細な雰囲気がありますが、トルコキキョウは比較的夏の暑さにも丈夫な花です。
暑い夏の時期も花持ちが良いため、1年を通してお花屋さんで購入することができますが、夏の時期にプレゼントするのは特におすすめです。
ちなみにトルコキキョウは、お花屋さんによって「ユーストマ」や「リシアンサス」、「トルコギキョウ」と呼ばれています。
ユーストマは、トルコキキョウの英名でもあり学名に由来しています。
一方、リシアンサスは、トルコキキョウがイギリスへ持ち込まれた当時の学名なのだそう。
お花屋さんでトルコキキョウという表記が見つけられない時は、ユーストマやリシアンサスの表記を探してみてください。
あじさい(紫陽花)
- 科・属:ユキノシタ科・アジサイ属
- 学名:Hydrangea macrophylla
- 他の花色:赤・ピンク・紫・水色・緑など
- お花屋さんで買える時期:1月~12月
- 原産地:日本・東アジア・北アメリカ東南部など
- 和名:紫陽花(アジサイ)
- 白いあじさいの花言葉:寛容・一途な愛情・ひたむきな愛情 など
あじさい(紫陽花)は、小さな花がいくつも集まって、もこもことした印象。
柔らかく優しい雰囲気を作ることができそうです。
梅雨の時期に花を咲かせるあじさいですが、お花屋さんでは輸入したあじさいなどの販売があるため、1年を通して購入することができます。
お花屋さんによってあじさいの入荷には差があるようなので、欲しいタイミングで販売される予定か、事前にお花屋さんへ確認するのがおすすめです。
現在、多く流通しているものは「西洋アジサイ」という種類です。
これは江戸時代末期に日本原産のガクアジサイが、ヨーロッパで改良されたものとされています。
輸入されるあじさいは品種が多く、さまざまな色が混ざり合ったものや、グラデーションのようになっているものなど、白以外の色合いも豊富です。
他の花では見ない、珍しい色のあじさいも楽しむことができそう。
ちなみにあじさいの花のように見える部分は、「がく」といいます。
花びらを観賞するわけではないため、他の花に比べて花持ちがよく、長い期間美しい姿を楽しむことができます。
あじさいは、ボリュームのある花束や、フラワーアレンジメントに向いています。
しかし小さな花がたくさん集まって咲くあじさいは、一輪飾るだけでもボリューム満点。
推しカラーを自宅でこっそり楽しみたいという方は、白いあじさいを一輪だけ飾るのもおすすめです。
カラー
- 科・属:サトイモ科・サンテデスキア属
- 学名:Zantedeschia
- 他の花色:赤・ピンク・オレンジ・黄色・紫・緑・ブラウン・黒など
- お花屋さんで買える時期:1月~12月
- 原産地:南アフリカなど
- 和名:阿蘭陀海芋(オランダカイウ)
- 白いカラーの花言葉:清純・清浄 など
ラッパのような個性的な形が、とてもユニークなカラー。
カラーはその見た目から、クールな印象があります。
ちなみに花のように見える部分は、仏炎苞(ぶつえんほう)です。
先に紹介したあじさいと同じく、観賞する部分が花びらではないため、比較的花持ちが良いのもカラーのポイントになっています。
そんなカラーは人気が高い切り花で、大人から子供まで幅広い年齢の方に支持されています。
加えてかわいい花というよりは、美しい花のため男性への贈り物にも人気。
男性に白い花を贈りたいと思う方は、カラーを加えた花ギフトもおすすめです。
花束やフラワーアレンジメントの雰囲気は、カラーのしなやかな茎のラインの見せ方によって、かなり異なります。
カラーのスラッとした形を活かして、躍動感を表現することや、シンプルで美しいデザインを作ることもできるでしょう。
ちなみに、ウェディングブーケなどでも使われることの多い白いカラーが有名ですが、近年では茎から仏炎苞までが黒い品種も人気があるようです。
白い色を引き立たせるために、白いカラーと黒いカラーを合わせて花ギフトにするのもおすすめ。
花では珍しいモノトーンのデザインを楽しむことができます。
カラーを使えば推しのアニメやバンド、キャラクターの世界観などを表現することもできそうです。
かすみ草
- 科・属:ナデシコ科・カスミソウ属
- 学名:Gypsophila elegans
- 他の花色:ピンク・紫など
- お花屋さんで買える時期:1月~12月
- 原産地:ヨーロッパ・アジアなど
- 和名:霞草(カスミソウ)・群撫子(ムレナデシコ)・宿根霞草(シュッコンカスミソウ)
- 白いかすみ草の花言葉:感謝・幸福・清らかな心・無邪気・親切・夢見心地 など
茎が細かく枝分かれし、その先に小さな花をたくさん付けるかすみ草。
繊細で、かわいらしい雰囲気のある花の一つです。
花言葉も「感謝」や「幸福」など、ポジティブなものばかり。
かすみ草の優しい雰囲気にあった、花言葉がつけられています。
そんなかすみ草は、花束やフラワーアレンジメントの脇役として使われることが多いです。
かすみ草の小さな花が花ギフト全体のボリューム感をアップさせたり、メインの花と花の間の隙間を埋めたりすることができます。
「かすみ草を花ギフトに入れて欲しい」と言わなくても、脇役としてかすみ草が使われていることが多いです。
そのため、花に詳しくない方もかすみ草を見たことがある方は多いのではないでしょうか。
かすみ草は、あまり目立つ花ではありませんが、認知度は高い花なのです。
品種によりますが、かすみ草は独特な香りがあるものが多いです。
新鮮なものほど香りが強いといわれていますが、近年では香りのない品種も多く流通しているのだそう。
ちなみに、近年では白いかすみ草にラメをつけたり、スプレーや色水でカラフルにしたりするものも流通しています。
白いかすみ草や他の白い花をメインに、色付けされたかすみ草を加えることでメルヘンなデザインを表現することもできそうです。
レースフラワー
- 科・属:セリ科・ドクゼリモドキ属
- 学名:Ammi majus
- 他の花色:紫など
- お花屋さんで買える時期:1月~12月
- 原産地:地中海沿岸・西アジアなど
- 和名:毒芹もどき(ドクゼリモドキ)
- 白いレースフラワーの花言葉:感謝・繊細・可憐な心・細やかな愛情 など
名前の通り、レースで作られた花のような繊細な雰囲気がかわいらしい、レースフラワー。
軽く触ったり、風が通ったりすると、ふんわりと花が揺れる様子はとてもかわいいです。
どこか守ってあげたくなるような、儚さを感じる方もいらっしゃるかもしれません。
優しい印象のレースフラワーは、子供へのプレゼントとしてもおすすめです。
そんなレースフラワーは細かい花が円形状に集まり、その集まりがさらに放射状にまとまって一つの大きな花のような形になっています。
かすみ草のようにふんわりとした雰囲気があり、花束やフラワーアレンジメントで大きなサイズの花と花の空間を埋めるのによく使われています。
レースフラワーは花ギフトでメインとして使われることは少ないですが、さまざまな花と相性が良く、名脇役として選ばれることが多いです。
かすみ草の方が知名度は高いかもしれませんが、実は花ギフトに使われていたということも多いようです。
またかわいらしく清楚なイメージから、結婚式で使うウェディングブーケにも人気があるのだそう。
「レースフラワー」というかわいい名前に対して、和名は「毒芹もどき(ドクゼリモドキ)」という毒々しい名前がついています。
「ドクゼリ」という毒を持った花に見た目が似ていることから、ドクゼリモドキとつけられましたが、レースフラワー自体に毒はありません。
胡蝶蘭
- 科・属:ラン科・ファレノプシス属
- 学名:Phalaenopsis
- 他の花色:ピンク・オレンジ・黄色・紫・緑など
- お花屋さんで買える時期:1月~12月
- 原産地:インド・東南アジア・台湾など
- 和名:胡蝶蘭(コチョウラン)
- 白い胡蝶蘭の花言葉:純粋・清純 など
上品で優雅な雰囲気が、魅力的な胡蝶蘭。
胡蝶蘭特有の高貴なオーラがあります。
花の形は、蝶が舞っているような独特な形。
この花の形から、胡蝶蘭全体の花言葉は「幸福が飛んでくる」などが付けられています。
開店祝いなどで贈られることの多い鉢植えとしても流通していますが、花束やフラワーアレンジメントなどに使われる切り花としても販売されています。
胡蝶蘭は花が大きいイメージが強い方もいらっしゃるかもしれませんが、近年は小ぶりなタイプも増えているようです。
そのため比較的コンパクトな花束などにも、胡蝶蘭が使われることがあるのだそう。
加えて鉢植えでも飾りやすいサイズも販売されているため、飾りたいスペースに合わせることもできます。
高級感があり、おめでたい雰囲気があるため、胡蝶蘭は結婚式のウェディングブーケなどでも人気があります。
また他の花に比べて花持ちが良いため、結婚式や成人式などの髪飾りとして胡蝶蘭の花を活用することも。
凛とした雰囲気とお祝いのイメージが強い胡蝶蘭は、いつも冷静な判断をしている上司へのプレゼントや、推しのライブのお祝いにもおすすめです。
すずらん(スズラン)
- 科・属:スズラン科・スズラン属
- 学名:Convallaria majalis
- 他の花色:ピンクなど
- お花屋さんで買える時期:3月~6月
- 原産地:アジア・ヨーロッパなど
- 和名:大待雪草(オオマツユキソウ)・鈴蘭水仙(スズランスイセン)
- 白いスズランの花言葉:純粋・純潔・再び幸せが訪れる など
名前の通り、鈴のような形をしたランに似た花を咲かせるすずらん。
すずらんは、春の訪れを知らせる花として有名です。
開花時期は4月~5月頃。
大きな葉に守られるようにして、清楚な白い花がうつむくように咲きます。
どこかひっそりと咲いているように見える様子は、妖精が森の中に隠れているようにも見えます。
すずらんは品種によりますが、花に鼻を近づけるとふんわりと優しい香りを感じることができます。
強い香りではありませんが、すずらんの香りは人気が高く、香水などに用いられることもあるのだそう。
かわいらしく清楚なイメージのあるすずらんは、花束やフラワーアレンジメントで使われる切り花としても流通しています。
バラやカーネーションのように、お花屋さんでたくさん見かける花ではないかもしれません。
しかしすずらんはミニブーケに使いやすく、かわいらしいデザインの花ギフトに使われることが多いようです。
すずらんをお花屋さんで見かけたときは、ぜひ自宅に飾ってみてください。
ちなみに、フランスを中心に5月1日はスズランの日(ジュールドゥミュゲ(jour de muguet))として祝われています。
スズランの日には、彼女や彼氏、パートナー、友達などにすずらんを贈ります。
すずらんを受け取った人には、幸運が訪れるという意味があるのだそう。
ちなみにフランスのすずらんの花言葉は「幸せな再会(bonheur retrouvé)」・「愛する喜び(e la joie d’aime)」などがあります。
コデマリ
- 科・属:バラ科・シモツケ属
- 学名:Spiraea cantoniensis
- 他の花色:なし
- お花屋さんで買える時期:1月~4月・12月
- 原産地:中国など
- 和名:鈴掛(スズカケ)・小手毬(コデマリ)
- コデマリの花言葉:上品・友情・努力・優雅・品位 など
中国から日本にやってきたコデマリは、江戸時代初期から日本で観賞用として多く植栽されてきたといわれています。
そんなコデマリは春に枝が見えなくなるほど、全体に白い小さな花をまとめて咲かせます。
まとまって咲く様子は、ボリューム感がありますが、一つひとつの花は小さく繊細。
コデマリの花は、ナチュラルで清楚なイメージがあります。
コデマリという名前の由来は、花の一つひとつの塊が、小さな鞠のように見えることからつけられました。
庭木としてもよく植えられているため、お花屋さんで見るだけではなく公園や庭先などで見かけることも多いかもしれません。
枝が比較的柔らかいため、たくさんの花をつける重みで枝全体が大きくしなり、枝垂れることも。
その様子は、とても見ごたえがあります。
そのコデマリの枝がしなやかな特徴は、花束やフラワーアレンジメントなどでも活用されています。
柔らかな枝を使って、色々な形にすることができるのも面白いポイントです。
自宅でコデマリを飾る際は、他の花と合わせるのもかわいいですが、コデマリだけを花瓶に飾るのもおすすめです。
他の花ではなかなか表現できない、大きな動きや曲線的なデザインを楽しむことができます。
小さな花がまとまって咲く姿と、緑の葉のコントラストがナチュラルでおしゃれな雰囲気を演出することもできそうです。
ストック
- 科・属:アブラナ科・アラセイトウ属
- 学名:Matthiola
- 他の花色:赤・ピンク・オレンジ・黄色・紫など
- お花屋さんで買える時期:1月~4月・10月~12月
- 原産地:南ヨーロッパなど
- 和名:紫羅欄花(アラセイトウ)
- 白いストックの花言葉:思いやり・ひそやかな愛 など
スラッと伸びた茎に、次々とふわふわとした印象の優しい雰囲気の花を咲かせる姿が美しいストック。
ストックはお花屋さんで見るだけではなく、花壇などでもよく見かける花の一つです。
開花時期は3月~5月で、冬から春にかけて明るく庭を彩ります。
品種によりますが、ストックは香りを楽しめる花でもあります。
その香りは甘さがありながら、どこかスパイシーさを感じるような香りと表現されることが多いです。
自宅で白い花を飾る際に、花の香りも楽しみたいという方は、特にストックはおすすめです。
ちなみに、花束やフラワーアレンジメントなどで使われる切り花としてよく流通しているのは、ストックの中でも大型のものです。
ストックの品種はとても豊富で、系統もいくつかに分けられています。
花びらをたくさんつける八重咲きや、比較的シンプルな見た目になる一重咲きなどもあるため、品種によって見た目が異なることも多いです。
切り花では、八重咲きも一重咲きも流通しています。
同じ白いストックでも、さまざまな咲き方をミックスして花束を作るのも面白いデザインになりそうです。
さらに茎を枝分かれさせずに咲くスタンダードタイプと、枝分かれした先に花をつけるスプレータイプなど、花の付け方(咲き方)もバリエーションが豊富。
ストックは、たくさんの姿を見せてくれます。
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ご紹介した白い花を、推し活や大切な方へのプレゼントに活かしていただければ幸いです。
ちなみに、白い花は、結婚式に活用されることも多いです。
ウェディングドレスにあわせて装飾を白い花にしたり、新婦が持つウェディングブーケを白でまとめることも多いのだそう。
結婚記念日に結婚式で使った白い花を贈るのは、大切な思い出が重なる素敵なプレゼントになりそうです。
二人の特別な記念日を、より特別にすることができるでしょう。
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