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お盆に花を供えよう|定番だけで終わらせない、故人に想いが伝わる素敵なお供え花とは?
花には不思議な力があります。
一輪飾るだけで、急に部屋を掃除したくなったり、視界に入れば自然と口角が上がったり。
花キューピットがお送りするブログ「花だより」は、そんな花のような存在を目指して、皆さんの生活を彩る情報を発信します。
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目次
今年のお盆はどんなお花を供えますか?

今年、2026年(令和8年)のお盆は、8月13日(木)〜16日(日)の4日間です。
お盆期間は休暇をとってレジャー・旅行を楽しむ方も多いかと思います。
ですが、お盆は日本の伝統行事。お墓参りをしたり、お盆飾りを準備したり、迎え火・送り火をしたりと、ご先祖様を供養するのが一般的なお盆の過ごし方です。
そんなお盆に欠かせないのが、お墓や仏壇に添えるお供え花。
香(お線香)・ろうそく・浄水(水)・食べ物と合わせ、ご先祖様へのお供えに欠かせない5つのアイテム「五供(ごく)」の一つです。
お供え花と言えば、白い花や菊のイメージが強いかと思います。
お盆に限らず花を供える機会が多いからこそ、いつも同じような花を供える方や、ついつい暗い雰囲気に仕上げてしまう方もいるのではないでしょうか。
先ほども説明した通り、お盆の意義は、ご先祖様や故人を供養することにあります。
お供えを通じて故人の想いに優しく寄り添うことが大切なのではないでしょうか。
そのためにも、寂しげな空気感ではなく穏やかで明るい空気感をはぐくむことが大切です。
そこで今回は、お盆のマンネリ化を防ぐ「いつもと少しだけ違うお供え花」のイロハをご紹介します。
伝統行事としてのマナーは守りつつ、故人に対する感謝の気持ちや変わらぬ想いを、素敵なお供え花とともに前向きに伝えましょう。
今、「個性あるお供え花」が選ばれている理由

これまでお供え花は、哀悼の意を示すことだけが重要視されてきました。
しかし昨今は、「いつも見守っていてくれてありがとう」という感謝の気持ちや、「これからも想いは一緒だよ」というポジティブな想いをお盆に表現する人が増えているようです。
それには、次のような背景が考えられます。
- 故人を身近に感じるから
「あの人が好きだった花・色」や「あの人の雰囲気にぴったりな花」を選ぶことで、故人の姿を鮮明に思い出すことができます。また、お盆で親戚が集まった時に、「そういえばこの花が好きだったね」などと会話が弾むきっかけにもなるでしょう。
- 残された人の心を癒してくれるから
教科書通りのお供え花だと、故人に寄り添う気持ちよりも悲しみが勝ってしまうという方も多いようです。少しだけ個性あるお花を供え、仏間やリビングが明るくなることで、お盆を迎える家族の気持ちも前向きになるはず。
お供え花のマナーを守りながら「差別化」する3つのポイント

「お盆に変わった花を供えたいけど、個性を出しすぎて失礼になるのでは…?」と疑問に感じる方もいらっしゃると思います。
お盆のルール・マナーを押さえた上でお花を選べば、故人やご先祖様に対して失礼にあたることはありません。
ここでは、ポイントとなるお供え花の選び方を3つご紹介します。
- 黄金比率は「白:色=7:3」
お供え花のベースは白や淡い色にしつつ、差し色として「シックで深い色」や「故人のイメージカラー」、「夏らしいビタミンカラー」を取り入れるのがよいでしょう。色つきの花は30%ほど混ぜると上品な雰囲気が保てて良さそうです。 - 新盆・初盆の場合は配慮を
故人が亡くなり、四十九日を過ぎてから初めて迎えるお盆を「新盆」もしくは「初盆」と言います。新盆・初盆でお供えする花は、親しい間柄であれば淡い色を供えてもよいとされていますが、基本的には白を基調とした花(白上がりの花)を選ぶのがマナーです。 - 形やスタイルでモダンな雰囲気に
横幅を取らない縦長の仏花も伝統的で素敵ですが、こんもりとお花をあしらったラウンドスタイルのアレンジメントも洗練された印象を与えます。またバスケットを使用したものやリボンつきのアレンジメントをお仏壇に飾れば、上品かつおしゃれなお供えになるでしょう。
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僧侶に教わる、お盆の基礎知識 お盆の時期・お供え(精霊馬・提灯・五供)・お墓参りマナーなどを詳しくご紹介します。 |
お盆のお供え花は菊だけじゃない!モダンでおしゃれな花7選
お盆のお供えに取り入れることで季節感やトレンド感が上がるお花の種類を、いくつかご紹介します。
「今年のお盆は菊以外の花を供えたい」「モダンで明るい雰囲気のお供え花にしたい」「故人のために洗練された空間を作りたい」という方は、ぜひ選択肢に加えてみてください。
1.ひまわり(向日葵)

夏の代名詞・ひまわりは、ご先祖様や故人に季節の訪れを感じていただけるお花です。
父の日の贈り物としても人気の花であるため、亡くなった父や夫を想って供える方も多いそう。
「あなただけを見つめる」という、故人に深く寄り添うような花言葉も素敵です。
眩しい黄色と丸く開いたひまわりの花姿は、お墓やお仏壇の雰囲気を明るくしてくれます。
お盆のお供え花に取り入れる時は、白い花や青い小花と合わせることで夏らしく爽やかな雰囲気になります。
また小ぶりの品種(ミニひまわり)を使用することでひまわりが悪目立ちすることなく、より一層上品に仕上がるでしょう。
2.トルコキキョウ

ウェディングや誕生日などのお祝いシーンで高い人気を誇るトルコキキョウ。
比較的花持ちが良く花びらが散りにくいことから、実はお供えにも適しています。
その花びらはフリルのように美しく、普段のお供え花を格上げしてくれます。
お供え花にトルコキキョウを使用する際は、白やピンクのトルコキキョウを取り入れて優しい印象に仕上げるのがおすすめです。
特に白のトルコキキョウには「永遠の愛」「思いやり」という花言葉があるので、故人を想う花として意義深いお供えとなるでしょう。
3.ユリ(オリエンタル系)

すでにお供え花の定番であるユリ。
日持ちが良いことのほかに、美しく高貴な姿が故人へ敬意や哀悼の意を示すのに適しているためです。
ユリの中にもテッポウユリ(鉄砲百合)など様々な品種がありますが、お供えにはオリエンタル系のユリ(オリエンタルリリー)がおすすめです。
カサブランカなどの品種がこれにあたります。
オリエンタル系のユリは大輪で豪華なのが特徴的であるほか、強い香りを放つため、故人のもとへ気品溢れる香りが届くかもしれません。
お供え花にユリを取り入れる際は、白はもちろん、華やかなピンクのユリもおすすめです。
あえて蕾の状態のものを選ぶことで、お盆の期間中に花が開いていく、そのドラマチックな変化の様子を楽しむこともできます。
一方で、ユリの花粉には要注意。衣服などに付いてしまうと簡単には落ちないため、花粉は必ず取り除いてからお供えするようにしましょう。
4.リンドウ(竜胆)

青紫色の落ち着いた色合いや「あなたの悲しみに寄り添う」という花言葉から、お盆の代表花とも言えるリンドウ。
既にお盆の定番とされていますが、その鮮やかな色彩やシャープで涼し気なフォルムから、お供えアレンジメントを引き締める役としても非常に優秀です。
例えばラウンドスタイルのお供えアレンジメントに組み合わせることで、今までにないモダンで洗練された表情を見せてくれます。
またリンドウの青紫色は、白やグリーンと相性が良いです。
それらを合わせてお仏壇やお墓を彩れば、夏の暑さに負けない涼しげな雰囲気を醸し出してくれるでしょう。
5.アンスリウム

個性あるトロピカルな姿が魅力的な、アンスリウム。
熱帯地域原産の植物であるため、お盆時期の暑さに強い点も魅力の一つです。
アンスリウムは、一見お供え花には縁遠いイメージがあるかも知れません。
しかし、堅苦しくないリゾートモダンな仕上がりのお供えになることから、洋風のお仏壇などにぴったりだとされています。
またアンスリウムと言えば赤が人気ですが、お供え花に取り入れる際は、白やグリーン、パステルピンクといった淡い色合いのアンスリウムを選ぶのがよいでしょう。
特にピンクのアンスリウムには、「飾らない美しさ」という花言葉があります。
ご先祖様や故人の前では自然体でいる、という実直な姿勢が表現できるはず。
6.クルクマ

エキゾチックな姿が隠れた人気を誇る、クルクマ。
その見た目は極楽浄土の象徴である蓮の花にも似ていることから、お供え花・仏花に適しています。
水揚げがよく長持ちしやすいため、正しくお手入れすることでお盆の期間中も美しい状態を保てるでしょう。
そんなクルクマが市場に出回るのは、暑さの盛りである6月~9月にかけて。
裏を返せば、夏季以外の流通は皆無と言ってよいでしょう。
そのため夏の限定花としてお盆のお供え花に取り入れることで、「知る人ぞ知るお盆の花」「こだわりのお供え花」に仕上がります。
お供えする際は、白やピンク、グリーンのクルクマで凛とした雰囲気に仕立てるのがおすすめです。
7.グリーン(葉物)

お供え花をよりおしゃれに引き立てる存在として、グリーン(葉物)を大胆に取り入れてみてはいかがでしょうか。
夏(お盆)の時期は流通するグリーンの品種も多くなります。
例えば、以下のグリーンがおすすめです。
- 利休草(リキュウソウ)
花言葉は「奥ゆかしさ」「謙虚」など。繊細で美しい蔓(つる)を持つ。 - ユーカリ
花言葉は「再生」「思い出」「追憶」など。プリザーブドフラワーやドライフラワーとしても最適。 - ドウダンツツジ
花言葉は「上品」「節制」など。トゲや毒がないためお供えに最適。
お盆のお供え花にグリーンや枝物を取り入れることでボリュームアップするだけでなく、ナチュラルかつ爽やかな印象になります。
また青々としたグリーンが夏の原風景とマッチし、ご先祖様や故人も「涼」や季節の移り変わりを実感できるでしょう。
お盆は花とともに「あなたらしい想い」を届けましょう

今回の花だよりは、お盆に最適な、いつものお供え花をワンランクアップさせるコツや花の種類をご紹介しました。
今年(2026年)のお盆は8月13日(木)〜16日(日)。
冒頭でも説明しましたが、お盆はご先祖様や故人に感謝の気持ち・変わらぬ想いを伝える期間。
義務ではなく、故人と心を通わせる温かい時間です。
だからこそお供え花においても型にはまったものを用意するのではなく、生前に故人が好きだった花、故人のイメージに合った花、故人が見て喜びそうな花を供えてみてはいかがでしょうか。
また、いつもと違うおしゃれな花を供えてみることで仏間やお墓の雰囲気も明るくなり、お盆に集まった親族同士の会話も弾むことでしょう。
花キューピットでは、定番のお供え花はもちろん、新盆・初盆に適した白上がりのアレンジメントや、ここでご紹介したひまわりやリンドウを取り入れたおしゃれなお供え花をご用意しています。
今年のお盆を迎える前に、ぜひチェックしてみてくださいね。






