花だより
お花*あれこれ事典 ~ブーケ・アレンジメントのカタチ~
花を飾る時や贈る時、今よりちょっと素敵に花を楽しむコツ。
TPOに応じた花贈りを楽しむヒント「ブーケ・アレンジメントのカタチ」についてご紹介します♪
ブーケやアレンジメントは、作られるカタチによって大きく3つのタイプに分けられます。
1.スタンダード(三方見)
スタンダードはボリュームが欲しい時にぴったりな形です。
花束ではもっともポピュラーな形といえます。発表会や表彰の時など大勢の前で渡す時などに向いています。
アレンジメントの場合は飾る場所が壁の前など、前方と左右からしか見ない場所に向いています。


2.オールラウンド(四方見)
ラウンドはお花をキュッと束ねて作るので、女性へのプレゼントに向いています。
花束の場合はラッピングも含め上からしか見えないので、大勢のまえでプレゼントする際はお花が見えないので避けたほうが無難ですが、小ぶりに仕上がるので貰った方が持ち帰りやすいというメリットもあります。
アレンジメントの場合はどの角度から見ても美しく見えるよう作られているので、四方から見る場所、または上から見るような場所に飾る時に向いています。


3.ライン(縦長)
ライン状のお花を使用した縦長の形です。
縦長で大きくなるので雨の日や荷物の多い時に持ち帰りが大変というデメリットもありますが、見た目がスッキリしていてカッコイイので、花束なら男性や多くの人たちの前で渡す時に向いています。
アレンジメントの場合は飾る場所が壁の前など、三方向から見る所に向いています。


それぞれお花をプレゼントするシチュエーションや飾る場所、持ち帰り、性別、年齢を考慮して形も選んであげるときっと喜びも倍増!
素敵な花贈りを楽しんでくださいね♪♪
大切にしたい日本の文化 ~成人の日~
おめでとう。
ありがとう。
がんばって。
たくさんの人々の想いを受けて、大人への一歩を踏み出す成人のみなさん。
成人の日を迎える前に知っていただきたい、その由来。
今年、2025年の成人の日は1月13日です。
■『国民の祝日』とは…?
『国民の祝日』とは、
「自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに国民こぞって祝い、感謝し、又は記念する日を定め、これを「国民の祝日」と名づける。」
として、法律により、1年間に16日、定められています。
■「成人の日」の趣旨
この『国民の祝日に関する法律』で、「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」として制定された「成人の日」。
限られた数の祝日に、「成人」を祝いはげます日を含めたところに、一人一人の成長を願い、「人財」を重視し、「子供から大人になった自覚を持ち生きてほしい」という国家の想いを感じます。
■なぜ1月なの?
男子が成人となった証に執り行っていた日本古来の儀式「元服」を由来とし、この「元服」が正月に多く行われたこと、さらに「松の内」としてめでたい時期であることから、当初は1月15日に制定されたと言われています。
今では、祝日法の改正により、1月の第二月曜日に制定されている「成人の日」。
大人として一歩を踏み出す、一人一人の新成人の心が、明るく前向きであることを祈って。
おめでとうのお花が、たくさんの成人のみなさんに届きますように。

覚えておきたい「六曜」の意味
中国から伝わったとされる「六曜」。花を贈る機会の多い、冠婚葬祭に影響を与える暦注です。
花を贈る側が縁起を担ぐタイプでなくても、受け取られる方が気にされる場合もありますから、大切なイベントの場合は、チェックしておくと良いですね。
■六曜の順
先勝→友引→先負→仏滅→大安→赤口の順で繰り返します。
ただし、旧暦毎月1日の六曜は固定されているので、新暦のカレンダーでは、突然規則性が失われる時があります。
■それぞれの意味
・先勝
「先ずれば即ち勝つ」
万事に急ぐことが良いとされるので、”午前中は吉、午後2時~6時は凶”とされています。
・友引
「凶事に友を引く」
勝負ごとは引き分けになる日。
そして「朝は吉、昼は凶、夕は大吉」。
葬式は「友を冥土に引き寄せる」という迷信もあり避けられることもあったが、もともと六曜は仏教と無関係であるため、宗派によっては執り行うこともある。
・先負
「先ずれば即ち負ける」
万事に平静を保ち、勝負事や急用は避けたほうが良い日。
・仏滅
「仏も滅するような大凶日」
六曜の中で最も凶の日。婚礼などはもちろん、何事も慎むほうが無難とされる。
・大安
「大いに安し」
六曜の中で最も吉の日。
何事においても吉。特に婚礼は大安の日が好まれる傾向がある。
内閣組閣も大安の日を選んでいるとか。
・赤口
”しゃっこう””しゃっく”と読まれるが、元は陰陽道の「赤舌日」が由来と言われる。
正午のみ吉で、それ以外は凶。
火の元、刃物に特に気をつける。
冠婚葬祭のお知らせに、縁起やマナー、どうだったかしら?!とあせってしまうことも多いですよね。
ちょっと意味を知っておくだけで、急な知らせにも、落ちついて対処できるようになりますよ。
お祝いもお悔やみも、受け取る側の気持ちに立って、適切にお届けしたいですね。
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1月生まれのあの人に贈る誕生花「スイトピー」
1月の誕生花 スイトピー
【花言葉】 「優しい思い出」「門出」
甘い香りを放つスイトピー。
日本では12月から4月上旬ごろまで楽しめる春咲きのお花です。

■実はたくましい?!
透き通った花びらが踊る、可憐でふわふわした愛らしい姿。
しかし、地を這う根から伸びる葉の姿はとてもたくましい!
互いに向き合って、対になって葉をつける姿は、絆の深い夫婦のよう。
■名前の由来
スイトピー、英語で「甘い」と「マメ」。
スイトピーはマメ科の植物で、ちゃんと「豆」がつく植物なのですが、毒性をもつため、食用には適しません。
インゲン、エンドウなど食べられる豆は「マメ科エンドウ属」に属するものが多いのですが、スイトピーは同じマメ科でも「マメ科レンリソウ属」。
■飾るときは…
乾燥に弱いので、まだ寒い季節ですが、暖房の効いたお部屋の中では花もちが悪くなりがちです。
涼しい場所で飾れば、1週間から10日程度楽しめることもありますよ♪
~お正月の縁起物あれこれ~
クリスマスが過ぎ、今年ものこり1週間をきりました。
大掃除をして、お正月を迎える準備の季節です。
今日はお正月飾りについてご紹介。意味を知れば、ただ飾るよりちょっと準備が楽しくなりますよ。
お花屋さんでもお正月に向けてそろえている飾り物たちからご紹介!
■門松
門松は、新年に年神様が降りてくるときの目印とされています。
常緑樹には神様が宿るといわれ、松が使われるようになりました。
松の後に竹を添える地域も有りますが、これは「真っ直ぐに節を伸ばす竹が長寿を招く縁起物」と言われているから。
玄関前や門前に左右に対で立てます。

■しめ飾り
しめ飾りも門松同様、年神様を迎えるための飾りで、家の中が「年神様を迎えるために清められた場所」であることを示すものです。
本来はしめ縄を張り巡らせていましたが、今はしめ飾りや輪飾りが使われることが多いですよね。
しめ飾りには、「ウラジロ(不老長寿)」「ゆずり葉(子孫繁栄)」「橙(家運隆盛)」など縁起を担ぐ植物を付けて飾ることもあります。

門松・しめ飾りはどちらも29日(二重の苦)、31日(一夜飾り)に飾るのは避けましょう。
12月28日頃に飾るのがオススメです。
その他にも、日本のお正月といえば!な風習がたくさんありますよね。
■鏡餅
年神様へのお供え物である鏡餅。鏡餅という名は神様が宿る所として、神事に用いられる円形の鏡からきています。
大小2段で「太陽と月」=「陰と陽」を表し、円満に年を重ねるという意味も込められています。
■年越しそば
細く長く長寿でありますように…と願い大晦日に食べます。
また、薬味のネギは「疲れをねぎらう」という意味の「労ぐ(ねぐ)」、祈るという意味の「祈ぐ(ねぐ)」、お祓いしたり清めたりする神職の「祢宜(ねぎ)」という言葉にかけ、1年間の頑張りをねぎらい、新年の幸せを願う意味があります。
■おせち
神様に供えるための料理。
かまどの神様を休めるため作り置きできるものが中心で、家族の繁栄を願う縁起物が多く、めでたさが重なるように重箱に詰めています。
■雑煮
年神様にお供えした餅を下ろして頂くための料理で、食べることによってご利益を頂戴します。
なんとなく飾っていたお正月飾り。今年はいつもよりちょっとこだわってみてはいかがでしょうか。
もちろん、お花も忘れずに!

大切にしたい日本の文化 ~お正月の花~ 千両市
年に一度の千両市!
先週半ば~週末にかけて、全国の花の卸売市場で「千両市」が開催されました。
「松市」に続き、年に一度、この品目のためだけの競り(セリ)が開催される特別な市。
生産者さんが一年かけて大切に育ててきた千両は、日本の正月を彩る大切な花材。育ててきた人の想いと一緒に、市場を通ってお花屋さんに届きます!
【千両市の開始前に…】
お花屋さんは、セリに出される千両の見本を入念にチェックします。

市場も、専用のコーナーで生産者さんごとの千両を紹介。

【いざ競りの開始!】
法被姿の競り人が整列してスタート。
複数のレーンで威勢のいい掛け声とともに、どんどん競りに掛けられていきます。


【競りで購入した千両をチェック】
競り落とした千両は、箱に入った状態で運ばれて来ているので、開けたら状態をチェック。


【お正月まで大切に保つために…】
お正月にベストな状態で飾れるように、まずお手入れの第一歩「水揚げ」を行います。
道具はなんとトンカチ。

以前にもご紹介した「お花屋さんの水揚げ」。繊維のかたい植物にお勧めの水揚げ方法、「叩き」。
(「お花屋さんの水揚げ2」の記事はこちらから)

これでお花屋さんの準備は完了。

新年を彩る縁起の良い赤い実が、みなさんのもとへ届けられます。
日本のお正月、縁起ものをきちんと飾って、良い一年を過ごせますように!
12月生まれのあの人に贈る誕生花「赤バラ」
12月の誕生花 赤バラ
【花言葉】 「熱烈な恋」

■愛情を伝える花
古くから人々に愛され続けるバラ。
中でも赤いバラは、その花言葉「熱烈な恋」という言葉と共に、男性から女性へ贈る花によく使われてきました。
贈る人、贈られる人だけでなく、その花を育てる人たちも、多くの人がバラの虜になり、色も、形も、様々な赤バラを生みだしてきました。
バラを愛してやまない人が育てた赤バラを、愛する人に贈る。
なんだか恥ずかしいけれど、とってもカッコイイ!
大切なパートナーに、贈りたいですね。
■赤の持つ力
赤バラは、実は「色彩効果」の優れた花。
深みを感じる赤を支える、渋い緑の葉。
このコントラストは「反対色」というカテゴリーにある配色で、相性がよく、非常にインパクトを与える色合わせです。
赤バラだけでまとめた花束が、燃えるような、圧倒的なオーラを放つのは、この色の効果もあるのです。
言葉にするのは照れるけど、たった一言伝えたい「おめでとう」を、シンプルに伝えましょう!

お花*あれこれ事典 ~お花のカタチ その2~

お花*あれこれ事典 ~お花のカタチ その2~
先日、ご紹介した「お花のカタチ ~その1~」では、4つのシェイプについてご紹介しました。
「お花のカタチ ~その1~」はこちら>>
今日ご紹介するのは、お花の咲く姿。
お花一輪、といっても、みんな一つしか花をつけないわけではありません。
お花の姿も3種類に分けられます。
2.スプレー
一本が枝分かれし、数輪の花で一本の花をつくっているもの。

3.小花
一つ一つの花は小さいけれど様々な角度で楽しめるもの。

お花屋さんではブーケやアレンジメントを作る際に例えば小花を少し飛び出させてみたり、それぞれのカタチの個性を活かしています。
それぞれの特徴を活かしてお花を活けるコツも後日ご紹介します!
お花*あれこれ事典 ~お花のカタチ その1~

お花*あれこれ事典 ~お花のカタチ その1~
お花は大きく分けて、4つのカタチに分けられることをご存知ですか?
お花屋さんはお花の形や個性を活かして制作しています。
今日は4つのシェイプについてご紹介♪
1.マスフラワー
正面から見てきれいに見える主役級の花。
花弁がたくさんついていて、一輪で飾るのにも向いています。

2.フォームフラワー
主役級の花でどこから見てもきれい。
花弁が一枚とれてしまうと花の形が崩れるもの。一輪でも存在感のある個性的な花たち。

3.ラインフラワー
茎や枝にライン上に花が咲いるもの。
花束やアレンジメントのライン取りに使い、形や大きさ決める役目を果たす花材。

4.フィラフラワー
スプレー状の茎に小さな花が集まって形を作っているもの。
ふわふわしていてお花とお花の間を埋める名脇役。

個性をしっかり理解して適材適所で使ってあげるとお花は一段と素敵ですね。
お花屋さんで花を選ぶとき、ちょっといつもと違う形のお花も、見てみてくださいね♪


