2017-09

10月の誕生花「バラ」・特に絆を感じる「オレンジバラ」をピックアップ

10月生まれの皆様はもうすぐお誕生月ですね。おめでとうございます!
10月の誕生花は、秋らしい色合いの「オレンジバラ」です。
華やかながら親しみやすいオレンジ色は、どんな方にも喜ばれるはずです。

今回の花だよりでは、10月の誕生花「オレンジバラ」と、秋のバラの魅力についてご紹介します。

■元気をもらえる前向きな花言葉

「絆」「信頼」

家族や親しい友人に贈りたい花言葉です。
ぬくもりを感じるオレンジ色が、温かい感謝を伝えてくれます。
「信頼」という花言葉は、尊敬する上司や先輩に贈ってもよいですね。

「さわやか」「無邪気」

派手な印象があるバラですが、オレンジバラの花言葉は「さわやか」。
オレンジ色は、特に男性への贈り物として人気です。
ゴージャスな赤色や可愛らしいピンク色と比べて、親しみやすい点が魅力です。

「元気」「やすらぎ」「すこやか」

元気をくれるビタミンカラーにぴったりな花言葉です。
見る人が明るい気持ちになったり、心をほっと落ち着けることができます。
誕生日だけでなく、お見舞いの花としても人気があります。

■秋に咲くバラは花色が鮮やか

秋に開花するバラには、特別な魅力があることをご存知でしょうか。
バラの開花のサイクルは、品種ごとに4つのタイプに分けられます。

一季咲き:春のみ開花する
四季咲き:春~秋にかけて数回開花する
返り咲き:春に咲いたのち、夏の終わり頃に再度開花する
繰り返し咲き:春に咲いたのち、不定期に再度開花する

このうち、秋に咲くバラは「四季咲き」に含まれます。

バラの色は気温の影響で変化するため、昼夜の寒暖差が大きいほど濃い色が出ます。
秋の気候は、バラ本来の鮮やかな色を引き出します。
春よりも紫外線が弱く、花びらが日に焼けづらいことも、濃い花色を保つ理由の一つです。

また、秋のバラは、香りが長く続くことも特徴です。
バラの香りは湿度が高いほど強くなり、そのぶん早く終わってしまいます。
秋は湿度が低くなるため、控えめながら長く香るのです。

春には様々な品種を鑑賞できますが、秋はバラの色や香りをより楽しむことができますよ。

2017-09-29 | Posted in 今月の誕生花, No Comments » 

 

十五夜に飾りたい「秋の七草」一覧!中秋の名月に秋の花を飾ってみては?

秋の催しといえば、お月見をする【十五夜】が思い浮かびますね。
十五夜の日にちは、9月7日から10月8日までの間で毎年変わっています。
2024年は【9月17日】となります。

今回の花だよりでは、十五夜に飾られる【秋の七草】についてご紹介します。

■秋の七草は鮮やかな花を眺めて楽しむ

「十五夜」という呼び方は、新月が満月になるまで約15日かかることに由来しています。
中でも9~10月頃の十五夜は、くっきりした美しい月が見える【中秋の名月】です。
秋は空気中の水蒸気量が少ないため、空気が澄んでいて月があまり霞まないのです。

また、お月見のお供え物といえば【ススキ】ですが、昔は他の秋の七草も一緒に飾っていました。
お粥に入れて食す春の七草と違い、鮮やかな花を眺めて楽しみます。
旧暦の秋は7~9月だったので、現代の基準では夏から咲き始める花が含まれています。

【ハギ】

花言葉:思案、想い

万葉集の中で最も詠まれており、140首以上に登場しています。
秋のお彼岸で食べる「おはぎ」は、この花と小豆が似ていることから名付けられました。

 

【ススキ】

花言葉:活力、生命力、心が通じる

稲穂に似ていることから、豊作を祈願して十五夜に飾られています。
魔除けの意味を持っており「軒先に吊るすと1年間病気にならない」という言い伝えがあります。

 

【キキョウ】

花言葉:変わらぬ愛、誠実、気品

まるで紙風船のような丸いつぼみと、家紋の元にもなった星型の花が特徴です。
野生のキキョウは減り続けており、絶滅が危惧されています。流通しているものはほとんどが園芸品種です。

 

【ナデシコ】

花言葉:無邪気、純愛、貞操

小さくて愛らしい花を「子どものように撫でて愛でたい」ことが花名の由来と言われています。
また、色の名前である「pink(ピンク)」は、ナデシコの英名が語源となっています。

 

【クズ】

花言葉:芯の強さ、根気、努力

根を乾燥させた「葛根」は漢方薬の原料に、根から得られる「葛粉」はくずきり・葛餅などに使われます。
繁殖力がとても強く、アメリカでは増えすぎたクズの駆除が続けられています。

 

【フジバカマ】

花言葉:優しい思い出、ためらい

かつては河原などに群生していましたが、現在は準絶滅危惧種に登録されています。
生の状態では香りがしませんが、葉や茎を乾燥させると、桜餅のような甘い香りを発します。

 

【オミナエシ】

花言葉:美人、はかない恋、忍耐

花名の「オミナ」は「美しい女性」を意味し、美女をも圧倒する花と言われています。
臭いがあまり良くなく、腐った醤油に似ていることから「敗醤(ハイショウ)」とも呼ばれます。

 

万葉の頃には身近だった秋の七草ですが、現在は自生地が減少の傾向にあります。
ススキやナデシコは入手しやすいので、十五夜のお供に飾ってみてはいかがでしょうか。

2017-09-22 | Posted in , 花と文化No Comments » 

 

甘く優しい芳香が楽しめる ~におい桜の育て方~

【におい桜】という秋~冬の花をご存知でしょうか。
庭が寂しくなっていく季節に、華やかなピンク色の花を咲かせる人気の園芸種です。

今回の花だよりでは、【におい桜】の花言葉や育て方についてご紹介します。

■可憐な花にぴったりの花言葉

におい桜
におい桜[英名:ルクリア]は、インドのアッサム州に自生している花木です。
桜に似た花姿で、上品な芳香があるため【ニオイザクラ】という和名がつけられました。
バラ・ユリなどに比べて素朴な、甘く優しい香りが人気となっています。

ひとつの花茎に10~20個以上のつぼみが付き、半球状にまとまって咲きます。
つぼみはコロンと丸くふくらみ、手毬のような愛らしい形をしています。
また、それぞれの花は約2~3週間咲き続けるので、長く楽しむことができます。

花言葉は「優美な人」「しとやか」「清純な心」など、可憐な花にぴったりなものが揃っています。
「しとやか」は、砂糖菓子を思わせるしっとりした質感の花びらが由来とされています。

■季節ごとに置き場所を変える

におい桜を長く鑑賞するためには、置き場所に気を遣うのがコツです。
涼しい高山地帯に自生しているので、寒すぎず、かつ暑すぎない気候を好みます。
四季がはっきりした日本では、季節ごとに環境を整えてあげましょう。

【春~秋】

日光がよく当たる戸外に置いてください。
ただし、直射日光を浴びると葉が傷んで落ちてしまいます。一日数時間だけ日が差すような、半日陰がおすすめです。
また、多湿を嫌うため、風通しの良い場所で管理しましょう。

【冬】

最低気温が5℃になったら室内へ取り込んでください
5℃以下の環境では、霜に当たって枯れてしまう可能性が高くなります。
暖房の効いていない明るい部屋を好むので、昼間は窓際で光を当てると良いです。
夜~早朝の間は冷え込むため、必ず窓から離すようにしましょう。

厳しい冬を越えると、夏の間に3~4倍にまで育ち、11月上旬頃に再び開花します。

■水のやりすぎに気を付けて

におい桜の花

【水やり】

土の表面が乾いたら、鉢の底から流れ出るくらいたっぷりと与えてください。
冬の間は1週間~10日に1回ほどで問題ありません。
多湿に弱いため、水をやりすぎるよりは、やや乾かし気味な程度が良いです。
ただし、極度に乾燥しても傷んでしまいます。毎日土の表面を見て、白っぽくなっているタイミングで水をあげましょう。

【肥料やり】

植え替え時期の[3~4月頃]および株が成長する[8月頃]に与えましょう。
おすすめは、市販されている【IBのチカラ グリーンそだちEX】などの緩効性の肥料です。

【切り戻し】

全ての花が咲き終わったタイミングで行ってください。(咲き終わった花は自然に落下します)
一番下の葉を2枚残して、株全体をカットしましょう。
株元から10cmほどの位置が目安となります。

2017-09-08 | Posted in お手入れの基本, No Comments » 

 

敬老の日と縁深い秋の花「りんどう」

9月の第3月曜日は【敬老の日】です。
今年、2023年の敬老の日は9月18日(月)となります。

大切なおじいちゃん・おばあちゃんの長寿をお祝いし、日頃の感謝を伝えましょう。

今回の花だよりでは、敬老の日の由来と共に、敬老の日に贈られる花「りんどう」についてご紹介します。

一つの村の催し事から始まった「敬老の日」

敬老の日の元となったのは、兵庫県多可郡野間谷村で行われていた「としよりの日」とされています。
としよりの日は、農作業が一段落する天候の良い時期を選んで9月15日に定められました。
「お年寄りの知恵を借りて村づくりをする」という趣旨で、敬老会を開いていたと言われています。

1947年に始まったこの行事は、兵庫県全体に広まったのち、全国で行われるようになりました。
その後「としより」という表現を改めて、1963年に「老人の日」が定められます。
1966年には「敬老の日」として国民の休日に制定され、お年寄りを敬愛し長寿をお祝いする日とされました。

今では一般化した敬老の日ですが、一つの村の「お年寄りを大切にしよう」という思いがきっかけでした。
その活動が共感を生んで、だんだんと広がっていったのです。

なお、2003年の祝日法改正により、9月15日だった敬老の日は「9月の第3月曜日」に変更されました。
敬老の日の日付が変わることに伴い、9月15日は「老人の日」とされ、9月15日から21日までが「老人週間」となりました。
現在、敬老の日は【お年寄りを敬愛し長寿をお祝いする日】、老人の日は【老人の福祉について関心を深める日】とされています。

病気に打ち勝つ! りんどうの縁起が良い花言葉

りんどう

敬老の日に贈る花として「りんどう」が人気を集めています。

約400種あるリンドウ属のうち、日本には十数種が自生していると言われています。
青紫色のほかにも様々な園芸品種があり、白、ピンク、まだら模様など多岐にわたっています。
古くから愛されている花で、清少納言の『枕草子』では「他の花が露で枯れる頃でも、華やかに咲いていて素晴らしい」と評されました。

花が開くのは光を浴びている間だけで、夜間や曇りの日には閉じてしまう性質をもっています。
また、切り花向けの一部の品種には、最初から花が開かないものもあります。
花が開かない品種でも、可愛らしくふくらんだ鮮やかなつぼみを楽しむことができます。

また、りんどうの根を干した「竜胆草」は、昔から健胃薬として用いられています。
別の漢方薬「熊胆」以上にとてつもなく苦いことから「竜胆」という名前が付けられました。
この「りゅうたん」が形を変えて「りんどう」として定着したのです。

このように漢方薬として重宝されるので「病気に打ち勝つ」、すなわち「勝利」という花言葉がつけられました。
また、聖徳太子が制定した【冠位十二階】において、紫色が最高位だったことから「高貴」の意味合いもあります
おじいちゃん・おばあちゃんに感謝を伝える敬老の日にふさわしいですね。


 

 

 


2017-09-01 | Posted in , 花と文化No Comments » 

 

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