Archive for 2014
星に願いを ~七夕の昔と今~
7月の大きなイベントといえば七夕。皆さんもご存じのとおり、おりひめとひこぼしが年に一度だけめぐり合う日とされています。毎年ササやタケに願いをかけた短冊をつるしている方も多いのでは。
今回は七夕のルーツと、現代の七夕についてお伝えしたいと思います。
■七夕の歴史
七夕のルーツは古くから日本で行われていた棚機(たなばた)という神事と、中国の織女星(おりひめ)と牽牛星(ひこぼし)の伝説が合わさってできたものといわれています。
棚機は乙女が着物をおり、棚にそなえることで神様をむかえ、秋の豊作を願いけがれを払うという行事です。はたおり役に選ばれた乙女は棚機女(たなばたつめ)とよばれ、清い水辺にたてられた機屋(はたや)にこもってはたおりを行いました。
また、このはたおりにもちいる道具も棚機と呼びます。のちに仏教が伝来するとお盆をむかえるための準備とされ、7月7日の夜に行うものとされました。
現在でも七夕と書いて「たなばた」と読むのはこの神事がもととなっているからといわれています。
■七夕ものがたりと願いごとの始まり
まず、おりひめとひこぼしの伝説をおさらいしてみましょう。
天の神様の娘、おりひめは、はたおりの上手な乙女でした。しかし、年頃になっても身なりを気にせずはたおりに没頭しているばかり。恋愛ごとにもまるで興味をもちません。
そんなおりひめをうれいた神様は、真面目に農業に励むひこぼしという青年を気に入り、おりひめと結婚させました。二人はひと目でお互いを好きになり、とても仲のいい夫婦となりました。
…が、それからの二人は遊んでばかりで仕事をしなくなってしまいました。これに怒った神様によって二人は天の川をはさんで引き離され、お互いの姿を見ることさえできなくなってしまいます。
あまりに嘆き悲しむ二人を見て憐れんだ神様はきちんと働くことを条件に、年に一度、7月7日に再会することをゆるします。二人は心を入れ替えて以前のように真面目に働き、七夕の晩の再会を楽しむのでした。
古代の中国でははたおりの天才であるおりひめにあやかり、7月7日に手芸が上達するようにと願う乞巧奠(きこうでん)という風習がありました。この風習は平安時代までには日本にもつたわり、貴族たちの間でカジの葉に和歌を書いて願いをかける行事となります。
江戸時代になると、七夕に願いをかけるという行事は庶民の間にもひろがります。当時は習いごとが身分にとらわれず浸透していたため、おもにその上達を願って、短冊を笹や竹につるすようになりました。さらに時代をくだるにつれて習いごとの上達だけでなく、さまざまな願いをかけるようになったのです。
現代の日本では、様々な願いがこめられた短冊と、その短冊がつるされた竹や笹を日本各地で見ることができますね。
■七夕には想いを伝えるお花を
おりひめとひこぼしが年に一度再会する記念日である七夕。願いごとをかけるだけでなく、おりひめとひこぼしの二人にあやかり、意中の相手に想いを伝えるという人も多いようです。
遠く離れた相手にも、いつも一緒にいるあの人にも、普段は照れくさくて言うことができない言葉をかけるには絶好のチャンス。おりひめとひこぼしも空から恋人たちを見守ってくれているはずです。
大切なあの人への想い、お花に乗せて贈ってみませんか。
7月生まれのあの人に ~夏を代表する花・ひまわり~
一年も半分が過ぎ、いよいよ本格的な夏をむかえようとしている日本列島。夏といえば…と聞かれたとき。思い浮かべるものはやっぱり、ひまわり*
7月の誕生花はそんな夏を代表する花、ひまわりです。
■ひまわりは日に向かって回らない?
「熱愛」「あこがれ」「わたしの目はあなただけを見つめる」など、情熱的な花言葉を持つひまわり。この花言葉のルーツはギリシャ神話からと言われています。
水の精クリュティエは太陽神アポロンに恋をしました。しかしそれは叶わぬ片思いの恋でした…
アポロンが東の空に昇ってくるのをひたすら待ち、天の道を巡るアポロンを目で追いかける毎日…。西の空に沈む頃にはまた悲しみの涙が溢れ、食べ物と言ったら自分の流す涙と冷たい夜露だけでした…
ある日とうとう、彼女の足は地面に根付き、顔を花に変えクリュティエは向日葵(ひまわり)になったのです。こうして今でも向日葵になったクリュティエはアポロンを想い追い求めているのです。
神話でも語られているくらいだし、やっぱりひまわりって太陽に向けて一日中花を動かしているんだ…と思う方も多いのでは。
実は太陽に向かうように動くのは、光をたっぷり浴びて光合成をする必要がある若い苗だけ。ある程度つぼみが大きくなると成長する必要がなくなるため、ほとんど動かなくなってしまいます。この時、日照を遮るものがない場合、花は東向きでとまります。
ひまわり畑を見かけたとき、ひまわりの向いている方角を調べてみるのも面白いかもしれませんね。
■実は種類が多いひまわり
突然ですがここで質問です。ひまわりってどんな花ですか?…こんな風に聞かれた時、多くの方が「太陽みたいに大きくて黄色い花」と答えるのではないでしょうか。
しかし、実はひまわりは種類がとても多い花。野生種だけでも60種もあります。もともとは北アメリカ原産で、今でもアメリカでは野生のひまわりが道端に咲いている光景を見ることができます。
大輪の花を咲かせるものは品種改良されたものがほとんどで、野生種の花はさほど大きくありません。
■室内に飾れるサイズならギフトにも最適

品種改良されたひまわりには、レモン色にエンジ色、チョコレート色やグラデーションの花びらを持つものもあります。
また大きさも人の背丈以上にのびるものから10cm程度のものまで多岐にわたります。
特にあまり大きくならない種類のひまわりは室内に飾るアレンジメントにうってつけ。ひまわりは好きなんだけど、育てられる庭がないなんて方の誕生日に贈ると喜ばれること間違いなしです♪
二人の新たな門出を祝うブーケ〜ジューンブライド〜
6月(JUNE)といえば、結婚式シーズンでもあります。ジューンブライドですね。
英語名であるJuneはローマ神話のジュピターの妻ジュノーから取られ、ユノが結婚生活の守護神であり、最高位の女神でもあります。
6月に結婚式を挙げる花嫁を「ジューン・ブライド」(June bride、6月の花嫁)と呼び、この月に結婚をすると幸せになれるという謂れです。
ブーケにもいろんな種類があります。
- ラウンドブーケ
丸い形にまとめた定番のブーケ。使用する花材でかわいらしいイメージにも、フォーマル感の強いイメージにも応用のきく形。 - キャスケードブーケ
「小さな滝」という意味を持つキャスケード。その名の通り上から下へ流れるような逆三角形のシルエットが特徴です。 - クラッチブーケ
ギュッと掴む、を意味するクラッチ。花を集めて手で握ったような形のブーケです。 - オーバルブーケ
卵型(楕円形)にまとめたブーケ。ラウンドブーケを少し崩したような楕円が、ボリュームと柔らかさを感じさせてくれます。
お友達の結婚式に贈るなら

ちなみに、赤いバラは恋人に贈る花、NGです。
また黄色いバラの花言葉は”嫉妬”ですので、贈る相手によっては避けるほうがよいかもしれません。
ピンクのバラでセンスよくアレンジしたコンポートがオススメです。
結婚式が多い?ならば、結婚記念日も多いですね
いつも「ありがとう」と素直に言える夫婦って素敵ですよね。でも、照れもあり“今更言わなくてもわかってるだろっ!?”と、おかしなプライドが邪魔をするときだってあるかも。世の中の旦那さんの多くが「ありがとう」が言えてなんじゃないでしょうか。
こんなデータがあります。
ちょっとキザかも知れないけれど、たまにサプライズの演出をしてみては?やはり、花を贈られるのは嬉しいのです。
リビングに生花のある暮らしって、それだけで癒されたり空気が変わります。ご主人の晩酌が発泡酒からビールへアップグレードするかもしれませんよ。
>>> 結婚記念日に贈るお花はこちらから(スマートフォン)
6月の第3日曜日は父の日〜お父さんに感謝を込めて〜
父の日の起源は1909年のアメリカ。男手一つで育ててくれた父を讃えてほしいと教会の牧師にお願いし、父の誕生日である6月に礼拝をしてもらったことから始まったようです。その当時すでに母の日は広く認知されていたようですが、1916年ウィルソン大統領の演説により広く認知され、1972年に記念日に制定されました。
父の日に贈る花
母の日はカーネーションですが、父の日のは「赤いバラ」亡くなった父には「白いバラ」という説もありましたが、特定のお花は決まっておらず、日本では「黄色バラ」や「ひまわり」などが贈られることが多くなりました。
今日のブログは、父の日に最適なフラワーギフトセットをご紹介します♪
【大阪浪華錫器】シルキータンブラー
錫器のシェア全国7割を占める伝統的工芸品、大阪浪華錫器(おおさかなにわすずき)。錫器の製作を専業とする大阪錫器のシルキータンブラーをご用意しました。
大阪浪華錫器は鋳込み、ロクロ引き、接合、仕上げと大きく分けて4工程、 鋳型で鋳込んだ錫は冷ましてから、ロクロで刃物で引かれ、独特の白い光沢を帯びるようになるそうです。錫器が日本に伝わったのは今から約1300年前といわれ、金、銀に並ぶ貴重品であった錫は宮中でのうつわや有力神社の神酒徳利、榊立などの神仏具としてごく一部の特権階級のみ使用されてきました。
お酒のクリーミーな泡を作りだすシルキータンブラーとセットで
今回ご用意したシルキータンブラーも、熟練した職人の手仕事による丁寧な作りで、見た目にも美しい逸品。内側の槌目がお酒のクリーミーな泡を作り出し、錫の分子が水やお酒の不純物を吸着し味をまろやかにします。錆びたり変色したりしないので、長くお使いになれます。お酒好きのお父さんにピッタリですね♪
仕事終わりのグイッと一杯がたまらないこれからの暑くなる季節、いつもがんばっているお父さんにプレゼントをぜひ!
お花*あれこれ事典 ~花瓶に活けるコツとバランス~
~花瓶に活けるコツとバランス~
花をもっと身近に楽しむために、自宅で簡単にできる花飾り。
お花を飾るときのちょっとしたコツをご紹介します。
準備いただく、花を飾る器。
水が入れば、”花瓶”じゃなくても大丈夫です。
コップ、空き瓶など、花瓶がなくてもぜひ試してみて下さいね。
さて、器には様々な形があります。
■ワインボトルに…
例えば、一輪ざしやワインのボトルは口が狭く、背が高いもの。
たくさんのお花を飾ることはできないけれど、一輪で飾りたいお花、茎の長いお花にぴったり。
■空き缶を使って…
逆に背が低い器。中でも口が広いタイプにはマスフラワーがおススメ。背が低い器は上から見ることが多くなりますから、上からの角度で見た時にキレイなお花を選びます。1~3輪使うと活けやすいですよ。
■ちょっとした瓶に…
背が低くて口が狭いタイプには、一輪で素敵なお花がいいですね。
■ザクっと活けたいときは…
ちょこっとではなく沢山飾りたいときには、大きめの花瓶やピッチャーも素敵。
でも、沢山の花を飾るとき、いろんな種類の花を飾るときには器の中が多くの茎や枝でごちゃごちゃ。だから薄く色が付いている器を選ぶとすっきり飾れますよ。
■ベースの色と花の色のバランスで変わるイメージ
はっきりした色の器に活けたいなら、その色もお花の色と一緒に捉えてバランスをとりましょう。
同系色なら無難ですし反対色ならビビッドに。ファッションと同じように楽しめますね。
お花*あれこれ事典 ~贈られた花束の飾り方~
◆贈られたお花の飾り方◆
お花の贈り方、日々のお手入れをいくつかご紹介しておりますが、「実は、お花を贈ったことがないけれど、もらったことならある。」という方も。
「ブーケをいただいて嬉しい!けど、どうやって飾ろうかしら。」「家に大きな花瓶がないわ。」
なんて思ったことありませんか?
今日は贈られたブーケを飾るときの、ちょっとしたポイントをご紹介♪
■包装をほどいたら…
ブーケのラッピングはもったいなくても思い切って外しましょう!
素敵なラッピング、せっかくなので、記念に写真をとっておくのもいいですよね。
1.ゼリーで保水されていた場合は洗い流しましょう!
2.輪ゴムは緩めてあげましょう!
3.花瓶に入れる際は茎を切り戻しましょう!
■さて、活けましょう!
活ける器は、「花瓶」として作られたものでなくても、お水が漏れなければOK。
大きいものがなければ、ブーケを分けて飾ってもOK。大切なのは、そのお花たちを楽しめること。
ブーケのまま飾っていても、いろんな種類のお花が入っていれば、枯れるタイミングは1本1本異なります。
1、2本ずつでも枯れてきたら、その都度弱ったお花は取り除いてあげましょう。
そのタイミングでブーケを分けて楽しんでもいいですね。
飾っている間の水替え時に切り戻ししていくと、長さも短くなってきます。それに合わせて活ける花瓶を換えれば、同じお花達でも雰囲気を変えて楽しめますよ♪
グリーンを添えて素敵に♪葉物の使い方
葉物を添えてちょっと素敵に♪自宅で簡単に楽しめる花飾りテクニック
■自宅に花をちょこっと飾る時…
一種類のお花でも、少し葉物を添えるとグッと素敵に飾れます。
もともと、花には葉っぱがあって当たり前。ですが、切花で流通するものは、葉をとってしまうことも。
花屋さんで買った時点ではついていても、飾る時に短くカットするとうまく使えなかったり。
そんなときは、添える葉物もお花屋さんで探してみましょう!
■グリーンの活躍
葉物のグリーン色は、花を引き立てるだけでなく表現を豊かにしてくれます。
■黄色いお花×グリーン
濃いグリーンを添えて、落ち着いた感じをプラス。
春っぽい黄緑を添えれば、フレッシュなイメージに。
■グリーンの色をチェンジ!
赤みのある葉物と合わせれば、秋を感じる雰囲気に。
さらに葉物の形をかえることで違ったイメージを演出できます。
葉物はお花よりも長持ちするものが多いので、お花だけチェンジして飾って、長く楽しむこともできますよ♪♪
5月の第2日曜日は「母の日」。感謝を込めて「赤いカーネーション」を!
お母さんに、日頃の感謝の気持ちを伝える日として5月の第二日曜日は「母の日」とされています。
■母の日に贈る花
母の日と言えば、一般的にはカーネーションを贈るのが一般的ですね。
カーネーションは、菊やバラと並び、年間通じて、沢山生産されている品目。
母の日が近くなると、街中に赤いカーネーションが飾られますが、赤以外にもピンク、白、オレンジ、紫、グリーンなどたくさんの品種が生み出されています。
母の日にはカーネーションをママに贈ろう!
幼いころから当たり前にそう知っていたけれど、なぜ、「カーネーション」なのかな?と思ったことありませんか?
諸説ありますが、20世紀の初めにアメリカで発生したものと言われています。
■「母の日」の由来
1908年アメリカのウエストバージニア州で、アンナ・ジャービスという女性が亡くなったお母さんの追悼式でお母さんが好きだった白いカーネーションを配ったことが、母の日のはじまりとされる説が有力。
その後、深い愛情と感謝をこめて、お母さんがご健在であれば「赤いカーネーション」、亡くなった方には「白いカーネーション」を贈ることが広まっていきました。
この風習がアメリカのほとんどの州に広まり、1914年、当時のアメリカ大統領 ウィルソンが、制度として制定することを提案、満場一致で可決され、5月の第二日曜日を「母の日」と制定しました。
今年、2025年の母の日は5月11日(日)です。
いつもは素直に言えないありがとうを、本当は大好きなお母さんに伝えましょう♪♪
【フラワー&スイーツ】母の日に花と贈る アップルバウム
☆2014年母の日 セットギフトは販売を終了させていただきました。ご利用いただきありがとうございました。
▼今年、2025年のセット商品はこちらから▼
今年もお花と一緒にスイーツやお酒・雑貨をお届けします。
2014年5月11日
母の日は、お母さんにちゃんと想いを形で伝える大切な日。
お母さんに、花と一緒に、くつろぎの時間をプレゼント。
■お母さんに素敵な時間を
いつも家族のために時間をつかってくれるお母さんだから、母の日くらいはゆっくりと穏やかな時間を過ごして欲しい。
そんな想いをのせて贈るのにぴったりな、オススメスイーツが、「果子乃季 アップルバウム」。
お菓子好きの社員が一丸となって、皆様の笑顔を思い浮かべながら、真心を込めたおもてなしを追求している「果子乃季」から届く、リンゴを丸ごと1個包んだバウムクーヘン。
国産のりんごが、丸ごと1つ入った優しい味は、母の日のサプライズプレゼントにピッタリのスイーツ♪♪
■アップルバウムへのこだわり
このアップルバウムは、「樹木が年輪を重ねるように、たくさんの幸せを重ねてほしい」そんな願いを込めて、職人が一層一層丁寧に焼き重ねていくもの。
常に火加減、生地が均等になるように調整し、ゆっくりと生地を巻きつけ、時間をかけて仕上げていきます。
■果子乃季のおいしさの秘密
果子乃季のお菓子がおいしい理由。それは「おいしい水」にあるのです。
山口県柳井市の本社工場の地下からくみあげる水、「琴名水(きんめいすい)」は、厚労省のおいしい水の要件をほぼ満たす名水!果子乃季さんのお菓子はすべてこの「琴名水」を使ってつくられています。
この水があるから、より美味しいお菓子が作れるのです。
■果子乃季について
創業の地・山口に根付いた店舗展開で「山口の人に愛され、山口で育てられた企業」あさひ製菓株式会社が展開する和洋菓子ブランド「果子乃季」。
「山口に感謝し、山口に密着し、山口の誇りとなれるお菓子屋」であり続けることを使命として、安心・安全はもちろん、「美味しいお菓子」「今、お客様に必要とされているお菓子」を味わっていただけるよう、創意工夫を凝らしています。
母の日はもうすぐ!こだわって選んだプレゼントで、お母さんの笑顔が溢れますように♪♪