春の花といえば?~花の種類・花言葉も掲載~

春らしい花
すっかり暖かくなり春らしくなってきましたね。
今回は「春といえばこの花」というように、春を代表するような花の種類を花言葉と一緒にご紹介します。
春生まれの方の誕生日プレゼントや退職祝い、卒業・入学のお祝いにもぴったりです。
季節感があり、明るくかわいらしい春の花をプレゼントしませんか。

桃の花

桃の花は春の代表

◆花言葉◆


●桃の花の花言葉:「チャーミング・気立ての良さ」など

ひな祭りで飾られる花としても知られている桃の花。
お花屋さんで見るだけではなく、庭に桃を植えている方もいらっしゃるかもしれません。
桃の花は、花束やフラワーアレンジメントとして活用される切り花で流通するものは、花を観賞するためのハナモモという種類が一般的です。
ピンク色で、ふんわりとした花の様子がなんともキュート
桃の花を見ると「春が来たんだなぁ」と思う方も、多いのではないでしょうか。

そんな桃の花をお花屋さんで見ることができるのは、2月~3月ごろ。
思っていたより出回り時期(お花屋さんで購入できる時期)が短いと思った方も多いのでは。
春らしいピンク色がかわいらしく、飾るだけで部屋全体を春の雰囲気にしてくれる桃の花は、季節を逃すと手に入れることが難しくなります。
この時期に自宅に飾りたいと思った時や、入学や卒業のお祝いにプレゼントしたいと思ったときは、ぜひ桃の花を贈ってみてくださいね。

チューリップ

チューリップは春の花

◆花言葉◆


●チューリップの花言葉:「思いやり・優しい瞳・愛の告白」など

●ピンクのチューリップの花言葉:「愛の芽生え・誠実な愛」など

●赤のチューリップの花言葉:「愛の告白」など

●紫のチューリップの花言葉:「不滅の愛」など

お花屋さんだけではなく、花壇などで見ることが多いチューリップ。
チューリップは子供から大人まで、幅広い年代の方から知られている花の1つで、ポカポカした暖かな気候がぴったりな春を代表する花です。
パッと開いた花姿ではなく、つぼんでいる様子がかわいらしいチューリップは、特に女性から高い人気があります。
チューリップをお花屋さんで見かけることができるのは1月~3月、11月~12月頃と言われています。
チューリップの中でもイラストなどで描かれることが多い一重咲きと、豪華な雰囲気で花びらがたくさん付いている八重咲きなどが選べます。
加えて、花びらの先が尖ったものや、フリルのようになっているものなど……。
チューリップは品種が多く、同じチューリップでも様々な見た目で私たちを楽しませてくれます。
プレゼントする相手のイメージに合わせて、チューリップの品種を選んでみてもいいかもしれません。
チューリップは春のプレゼントにおすすめ
先にご紹介したように、花言葉は大好きな人に贈りたいものばかり
妻や夫・彼女や恋人などパートナーが誕生日を迎えるという方は、チューリップを選んでみてはいかがでしょうか。

ラナンキュラス

ラナンキュラスは豪華な春の花

◆花言葉◆


●ラナンキュラスの花言葉:「とても魅力的・華やかな魅力」など

●赤のラナンキュラスの花言葉:「あなたは魅力に満ちている」など

●ピンクのラナンキュラスの花言葉:「飾らない美しさ」など

●黄色のラナンキュラスの花言葉:「優しい心遣い」など

●白のラナンキュラスの花言葉:「純潔」など

●紫のラナンキュラスの花言葉:「幸福」など

華やかで美しいラナンキュラス。
光が透き通るほど薄く、上品な花びらが幾層にも重なったその花姿は、花束やフラワーアレンジメントで主役に選ばれることも多い存在です。
花びらがたくさん重なり合っているため花全体の見た目は丸く、どこかコロコロとしています。
ふんわりと柔らかく豪華な様子は、ドレスのように例えられることもあります。
このようにラナンキュラスの花姿は、上品でありながらかわいらしいため女性から人気があります。
その一方で、退職祝いなど華やかでフォーマルな場でプレゼントする花ギフトにも選ばれるため、男性からも支持を集めています。
複色ラナンキュラスもかわいらしい
ラナンキュラスは花束やフラワーアレンジメントで使われる切花として流通もしていますが、花壇や鉢植えなどでも見かけることができます。
花色は赤・ピンク・オレンジ・黄色・白・紫・グリーン・ブラウンなど…。
とても豊富で白とピンクや、オレンジと黄色など複色系も充実しています。

お花屋さんでラナンキュラスを見ることができるのは、1月~3月、11月~12月頃までが一般的です。
先にご紹介した桃の花や、チューリップなどと同じように春限定の花となります。
そのため、この時期だけのプレゼントを贈りたいと思っている方は、ぜひラナンキュラスを選んでみてはいかがでしょうか。

春といえば桜

◆花言葉◆


●桜の花言葉:「精神美・優美な女性・純潔」など

日本人にとって馴染みの深い花、桜。
春になるとお花見をするという方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
春になると桜のドリンクや桜色の洋服など、お花屋さん以外でも桜を見かけることが多くなりますよね。
桜は、春を代表する花の1つなのです。

そんな春を演出する桜は、花束やフラワーアレンジメントなどで活用される切花として色々な品種が出回っています。
様々な品種の桜を見ることができますが、最も一般的なものが敬翁桜(けいおうさくら)という品種です。
敬翁桜という品種は、花が終わった後に葉桜として楽しむこともできます。
自宅に敬翁桜を飾れば、ピンク色の花から明るいグリーンの葉までを楽しむことができるのです。
桜の花を自宅で楽しむ
桜の花がお花屋さんで販売されているのは、1月~3月頃と言われています。
どんな年代の方からも有名な桜は、春生まれの方の誕生日のプレゼントや、入学・卒業祝いにも人気があります。
ピンク色の優しい花を、プレゼントしたり自宅で飾ったりして、楽しんでみてはいかがでしょうか。

ミモザ

ミモザも春の花

◆花言葉◆


●ミモザの花言葉:「優雅・友情」など

この黄色くかわいらしい姿の花の正確な名前は、ギンヨウアカシア
ただしお花屋さんなどで呼ばれるときには、別名のミモザアカシアまたはそれを省略してミモザが一般的です。
ミモザアカシアやミモザの方が、正式名称のギンヨウアカシアよりも親しみがある方も多いのではないでしょうか。

黄色い花をたくさんつけている姿が、キュートで愛らしいミモザ。
つい黄色い花の方に注目してしまいますが、ミモザは葉も人気があります。
銀色で細く美しいミモザの葉は、花がなくても葉だけでも観賞用として流通するほど人気があります。
ミモザの葉は、ナチュラルでかわいらしい、おしゃれな雰囲気がありますよね。

先に紹介した桃の花とミモザは、どちらも枝もののため相性バッチリです。
ピンク色と黄色の組み合わせはかわいらしく、春らしい雰囲気を楽しませてくれます。
ちなみにミモザのふわふわっとした花の様子を楽しむなら、フラワーアレンジメントよりも花束の方がおすすめです。
ミモザを使った花ギフトを贈る際、スタイル(花束またはフラワーアレンジメント)で悩んだなら、花束を選んでみてくださいね。

ミモザを購入する時のポイントとしては、花が咲いているものを選ぶことです。
花束やフラワーアレンジメントとして活用される切り花で、流通するミモザのつぼみは咲きにくい傾向があるため、開花した様子を楽しみたい方はすでに咲いているものを選ぶことがおすすめです。
花たっぷりなミモザの花束
ちなみに3月8日は「国際女性デー(International Women’s Day)」です。
「国際女性デー」は、イタリアでは「ミモザの日」と呼ばれています。
イタリアでは男性から女性へ感謝や尊敬の気持ちを込めて、ミモザの花束をプレゼントするのだそう。
ミモザについて、ミモザの日についてもっと知りたい方はこちらを合わせてご覧ください。

こちらも合わせてご覧ください


ミモザの花

ミモザってどんな花?~3月8日はミモザの日~

ミモザの日・ミモザについてもっと詳しく紹介

菜の花

春らしい菜の花

◆花言葉◆


●菜の花の花言葉:「快活・明るさ・小さな幸せ」など

緑色の葉をたっぷり付け、黄色の花が愛らしい菜の花。
青い空と白い雲、黄色い菜の花と葉の緑。
想像するだけで、明るく春の訪れを感じられそうな景色だと思いませんか。
菜の花は、お花屋さんで花束やフラワーアレンジメントとして使われる切花の流通だけではなく、菜の花が一面に広がる花畑などとしても親しまれています。
寒い冬の時期は花が少なく、なかなかお花畑へ出かける機会は少なくなりますよね。
だからこそ、菜の花の明るい黄色が見えるだけでウキウキしてくるのかもしれません。

そんな春のウキウキを感じさせてくれる菜の花が、お花屋さんで販売されているのは1月~3月頃。
春らしさを感じたい時は、ぜひ菜の花を飾ってみてください。

菜の花をご自宅に飾っていると、成長していることに気づけると思います。
菜の花は花瓶で飾っていても茎が成長していくので、お花屋さんから購入してきた日と、飾ってから1週間後では雰囲気が変わってきます。
菜の花を自宅に飾りたいと思っている方は、成長の様子にも注目してみてください。
成長する分、菜の花は水もたくさん吸い込むので、花瓶の水を絶やさないように注意してあげてくださいね。
菜の花のおひたし
ちなみに菜の花は、観賞だけではなく春を演出する野菜としても重宝されています。
スーパーや八百屋さんで、食用の菜の花は販売されています。
先に紹介したように春らしさを感じることができるため、ひな祭りのちらし寿司と一緒に菜の花のおひたしを作ったという方も、いらっしゃるのでは。
菜の花をこれから食べるという方は、花が咲く前に料理にすることがおすすめです。
菜の花が開花すると苦味が増すと言われているため、つぼみの時におひたしや天ぷら、パスタなどの料理を作ってくださいね。

最後に

かわいい春の花たち
今回は、「春といえば」連想される花の種類をご紹介しました。
どの花も春らしくかわいらしいので、春に誕生日を迎える方や入学・卒業祝い、退職祝いにもおすすめ。
もちろん、今回ご紹介した春の花はプレゼントだけではなく、自宅に飾る花としてもぴったりです。

今の時期にしか出会うことのできない植物の美しさやかわいらしさから、素敵な春を感じてくださいね。

 

 

 

2022-03-05 | Posted in , 花を贈る時No Comments » 

 

ひな祭りの飾りの意味とは?~ひな祭りに飾る花~

ひな祭りにひな人形を飾る
2月になりましたが、皆さまはひな人形を飾っていますか。
今回はひな祭りの飾りの意味と、ひな祭りに一緒に飾りたい花の種類についてご紹介します。
春らしい花は、優しくかわいい雰囲気なのでひな祭りにぴったりです。
花言葉も合わせて掲載していますので、孫や子供にプレゼントしてみても いいかもしれませんよ。

◆今年のひな祭りはいつ?

ひな祭りは桃の花
ひな祭りは毎年3月3日です。
3月3日は、ひな祭りの他に桃の節句上巳の節句といわれています。

◆ひな祭りには何を飾る?

ひな人形を飾る
子供の頃などに、ひな人形を飾っていたという方もいらっしゃるのでは。
自宅には飾っていなかったという方も、3月のカレンダーに描かれていたり、デパートで販売されていたりしたところを見たことはあるのではないでしょうか。
しかし今までひな人形や桃の花など、ひな祭りに飾られるものの意味までは知らないという方が多いかと思います。
ここではひな祭りに飾るアイテムと、その意味についてご紹介しています。
ひな祭りに孫や子供と会話をする際には、話題にしてみてくださいね。

<ひな人形(雛人形)>

ひな祭りには何を飾る?
ひな人形には、子供が健やかに育ってほしいという願いが込められています。
現在のひな人形の原型とされている、初めに作られたひな人形は立った姿をしていました。
当時のひな人形は、現在のように飾るものではなく、川に流すものでした。
これは立った姿のひな人形は、もともと人の形の紙に穢れ(けがれ)を託したり厄を払ったりするために、その人の形の紙を川などの水に流す風習から生まれたためと言われています。
昔は子供の死亡率が高かったため、子供の代わりに穢れや厄を移し、立った姿のひな人形を川に流すことで、健康を願っていたのだそうです。
医療が現代のように発達していない時代、子供にはどうにか健康で長生きしてほしいという強い思いから人形を川へ流していました。
人形を川に流すと聞くと少し怖く感じますが、子供への愛から行われていたものだったのですね。

そして、江戸時代ごろからひな人形は作りが細やかであり、豪華で華やかなものになっていったのだそう。
そのころから川へ流すのではなく、飾ることで厄を祓うものへと変化していったと言われています。

<桃の花>

桃の花
桃の花は、もともと中国で約2,500年前に栽培が始まり、時と共に日本にも桃が伝わりました。
桃の花が日本に伝わった時代は、はっきりとしていないようですが、日本最古の書物である古事記には、桃が登場しています。
桃は日本でも長い歴史を持っている植物のようです。
そんな歴史を持っている桃は、古くから長寿魔除け厄払いの力があると考えられていました。
子供の健康、そして健やかな成長を祝う日であるひな祭りに、桃の花はぴったりですよね。

ちなみに、日本に桃を伝えたとされる中国でも、長寿や魔除けのパワーがあると考えられているため、桃の花と一緒に桃が持つ力も伝わったと言われています。

飾る時に知りたい桃の花情報

ピンクの花がかわいらしく、優しい雰囲気の桃。
桃は子供の健康を願ったり、祝ったりするひな祭りにはぴったりな花です。
そんな桃の花言葉は「私はあなたのとりこ・天下無敵・気立ての良さ・チャーミング」などがあります。
花言葉もひな祭りに似合っていて、素敵ですよね。

普段、花束やフラワーアレンジメントとして使われる切り花と異なり、桃は枝物ですが、お花屋さんではチューリップやバラと同じように販売されていることがほとんどです。
そのため、花束やフラワーアレンジメントとして桃が使われることもあります。
桃はそのまま花瓶に生けることはもちろん、チューリップやスイートピーなど季節の花と合わせてもかわいらしいデザインに仕上げることができます。
また枝物のため、桃は立体的なデザイン迫力満点のボリューム感が楽しめるデザインにすることもできます。
季節の花ですので、ぜひひな祭りには桃を飾ってみてくださいね。

<ひし餅>

ひし餅の意味とは
ひし餅を飾る理由は諸説あります。
まずは、ひし餅の色である、赤(ピンク)・白・緑(青)の色は以下のように意味が込められているという説をご紹介します。

赤(ピンク):魔除け
白:清浄・長寿
緑(青):健康

子供の健康を願う、ひな祭りにひし餅の色でも願いを込めていたのですね。
この色に関する意味は、赤(ピンク)は桃の花、白が雪、緑が新緑を連想させているとも言われています。
そのため、それぞれの色が春・夏・冬を表しているとされ、四季を表現しているのではないかとも考えられているそうです。

またひし餅のひし形が、心臓を表したり、桃の葉を表現したりしているとも考えられています。
こちらも健康祈願や魔除けを意味しているのだそうです。

<桜>

桜の花
春の花の代表でもある、桜。
桜は桃の花と同じく、魔除けや邪気払いの効果があると考えられています。
昔から人は植物の力を使って、大切な子供の魔除けや邪気払いをしようとしていたのかもしれませんね。

飾る時に知りたい桜の花情報

「春になると、お花見が楽しみ」という方がいらっしゃるほど子供から大人まで幅広い年代に、男性・女性問わず愛されている桜。
実際の桜の花を見る機会が少なくても、イラストや雑貨などのモチーフなどで使われている桜に、親しさを覚えている方も多いのではないでしょうか。
身近なものだと、日本のお金にはよく桜が使われています。
100円玉、1,000円札、2,000円札は絵柄として登場しており、5,000円札と10,000円札にはホログラムで桜を見ることができます。
この様に、実はお財布の中は桜がたくさんなのです。
桜は日本の国花でもあるため、日本国貨幣で使われていることが多いのだと思います。
5000円札に桜が見える写真
そんな生花以外にもよく目にすることができる桜の花言葉は、「精神美・優美な女性・純潔」などです。
たおやかな桜にぴったりの花言葉ですね。

先に紹介した桃と同じく、桜も枝物ですがお花屋さんで購入することができます。
春らしさを感じられる桜を飾って、季節感のある行事の1つとされるひな祭りを家族で楽しんでくださいね。

<橘(たちばな)>

橘
橘も桜や桃と同じく、魔除けの意味があるとも言われています。
一方で、橘は他の植物が花を咲かさない冬に花を咲かせるため、不老長寿の木としても考えられているのだそうです。
ひな人形の飾りとして、橘がモチーフになっているものがセットになっていることもありますよね。

◆ひな人形いつから飾る?

立派なひな人形
3月3日のひな祭りに向けて、いつひな人形を飾ればいいのでしょうか。
ひな人形を飾るのは、立春(暦上春が始まる日)から、2月中旬が一般的とされています。
立春は、カレンダーを見ると書いてあるので、ぜひチェックしてみてください。
ちなみに立春の前日は節分のため、豆まきをしたらひな人形を飾ると覚えておくと良いかもしれませんね。

◆ひな人形はいつまで飾る?

美しいひな人形
ひな人形を片づけないと(片付けるのが遅くなると)、結婚できない」ということを聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私(ブログ担当)はよく祖母から言われていて、早く片付けなさいとよくいわれていました。
ただ、これは「片付けができない」=「きちんとしていない」=「お嫁にもらってもらえなくなる」という昔の教育の1つなのだそうです。

ちなみに、ひな人形を大事に保管するためには雨の日よりも、晴れた日に片付けをする方が良いとされています。
晴れた日に片付けをする理由は、湿度が低いためです。
ジメジメとした湿度の高い日にひな人形を片付けてしまうと、傷んでしまったりカビてしまったりすることもあるのだそうです。
ひな人形を片づける際は、よく晴れたカラっとした日にしてくださいね。

◆最後に

かわいいひな人形
今回はひな人形と一緒に飾る飾りの意味、ひな人形を飾る・片付けるタイミングをご紹介しました。
3月3日のひな祭りは、ひな人形と桃の花などを飾ってお子さんの変わらぬ健康を願ってくださいね。

2022-02-04 | Posted in 花と文化, 花を贈る時No Comments » 

 

桜の花言葉・歴史~3月27日はさくらの日~

桜の花

2021年4月4日は、二十四節気の1つである「清明(せいめい)」です。
清明とは「清浄明潔」を省略したもので、「草木が芽吹いて花が咲き、すべてのものが清らかで生き生きしている」という意味があるのだそうです。
4月に入ると、花々が咲き始めて「春」というイメージが強くなりますよね。
地域によっては、だんだん桜のつぼみが膨らんできているのを、確認できるところもあるのではないでしょうか。
そろそろ桜も楽しめるようになりそうですね。
そこで今回は「桜」の花言葉や、歴史についてご紹介したいと思います。
また3月27日の「さくらの日」についても、紹介していますので、チェックしてみてくださいね。

桜ってどんな花?

桜の花
日本人に馴染みの深い桜ですが、改めて「桜はどんな花?」と聞かれると、すぐに答えられない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここでは改めて、春の代表とも言える桜の花についてご紹介します。

<桜はどんな花?英語では何と言う?>

  • 和名:桜
  • 英名:Cherry blossom
  • 学名:Cerasus
  • 科名:バラ科

桜は、英語では「Cherry blossom」と呼ばれているのですね。
ちなみに英語で会話をしている中で、「桜」と表現するときは「cherry blossoms」と表現するのだそうです。
基本的には複数形で使われます。
複数形で使う理由は、木に咲いている桜の花は1輪ではないためなのだそうです。
ただし、「桜の木」と表現したい時は「cherry blossom tree」と、いうそうです。

<開花時期>

かわいらしいピンク色の花を楽しませてくれる桜の開花時期は、一般的に3月~4月です。3月~4月には、ちょうど卒業式や入学式があることもあり、学校に桜が植えられていることも多いようです。
入学式の時に撮った写真や、思い出の卒業写真などに桜の花が写っている方も、多いかもしれませんね。
ただ、お花屋さんでは1月~4月、12月頃に販売されています。
花束やフラワーアレンジメントで使用される桜は、街路樹などで見かける頃よりも早く出回るので、春を先取りすることができそうです。

<国花でもある桜>

ピンクの桜
桜は「国民に最も愛好され、その国の象徴とされる花」とされる、「日本の国花」でもあります。
桜は多くの日本人から好かれているので、国花になるのも納得ですよね。
去年は難しかったですが、桜が咲くと会社の人・家族・恋人と一緒に、毎年お花見をしているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
桜は、年代も性別も問わずに、多くの方から好まれている花の1つだと思います。
「春といえば、桜」というほど季節感があり、桜の花が咲くのは1年のうちの楽しみとなっていますよね。
日本人にとって、桜は最も「親しみのある花」といってもいいかもしれません。

桜の花言葉

河津桜
桜全体の花言葉は「精神美・優美な女性・純潔」などがあります。
「優美な女性」は、桜の花の様子から付けられたのでしょうか。
言われてみれば、桜は優しい女性のような雰囲気がありますよね。
八重桜の花言葉は「おしとやか・豊かな教養」などです。

ひとくくりに「桜」と紹介しましたが、実は桜にはさまざまな種類があります。
日本には、ソメイヨシノやしだれ桜などを含む、200種類を超える桜の種類が楽しめるのだそうです。
加えて、桜は種類ごとに花言葉が異なるのだそう。
そこでここからは、有名な桜の種類を4つピックアップして、種類ごとに花言葉を見ていこうと思います。

<ソメイヨシノ>

ソメイヨシノ
花言葉:「純潔・優れた美人」など
ソメイヨシノは最も有名な桜の種類の1つで、日本に植えられている80%の桜がソメイヨシノと言われています。
桜の開花宣言を行う標本も、原則として「ソメイヨシノ」が選ばれているとされています。

<河津桜>

河津桜
花言葉:「思いを託します・純潔」など
ソメイヨシノよりも早い時期から花を楽しめる河津桜は、一重咲きの桜です。
特徴はつぼみの時は濃い赤色をしていますが、開花すると薄いピンク色になることです。

<山桜>

山桜
花言葉:「あなたに微笑む」など
人が植えたわけではない、野生の桜の代表的な種類の1つです。
寿命が長いことが有名で、大きく太い幹になることも多いのだそうです。

<しだれ桜(枝垂れ桜)>

シダレザクラ
花言葉:「優美・円熟した美人」など
「円熟した」とは、「人格や技術などが十分に熟達している」という意味があります。
ソメイヨシノのよりも少し早く咲き始め、名前の通り枝が垂れ下がっていることが特徴です。

もっと詳しく桜について知りたい方は、こちらも合わせてご覧ください。


敬老の日

実は奥深い「桜の世界」~お花見がグッと楽しくなる豆知識〜

森林総合研究所の勝木 俊雄先生に、桜の種類や桜の豆知識などについて教えていただきました。

桜の歴史

桜の花
日本人に愛されている桜。
ここでは、そんな桜の歴史を簡単に見ていきたいと思います。
桜は弥生時代までは、穀物の神が宿る神聖な樹木として、扱われていたと言われています。
さらに桜の花が咲くことが、農作業を開始する合図とされていたのだそうです。
その年の桜の花の付け方(咲いている状態)によって、「その年の作物が豊作かどうか」を占う習慣もあったのだそう。
昔は桜を鑑賞するだけではなく、桜は生活に必要な農作業などにも関わっていたのですね。
きれいな桜の花
桜を鑑賞するという文化は、平安時代になってから貴族の中で定着していたそうです。
元々は桜を鑑賞するよりも、梅を観察する方が多かったのだそう。
江戸時代に入ると花見という文化ができていき、貴族だけではなく庶民にも桜を鑑賞する文化が広がっていったようです。
日本人が桜を好きなのは、ずっと昔から続くことなのですね。

さくらの日って?

さくらの木
ここで、3月27日のさくらの日についても触れたいと思います。
さくらの日とは、日本さくらの会が制定した記念日です。
3月27日が「さくらの日」となった理由は、3×9(さくら)=27の語呂合せと、「桜始開」の時期と重なることからなのだそう。

ご紹介した桜始開は、七十二候の1つで、「さくらはじめてひらく」と読み、「桜の花が咲き始める時期」という意味があるのだそうです。
桜始開はだいたい3月25日~3月29日に当たり、2021年は3月25日になります。
さくらの日と合わせて、注目してみてもいいかもしれませんね。

桜はお花屋さんで買える?

桜の花束
今回の記事のテーマは桜ですが、「お花見もしたいけれど、今年はあまり家から出たくないかも……」と考えていらっしゃる方も、多いのではないでしょうか。
去年に引き続き、今年も感染症の問題で、多くの人数が集まってのお花見は、難しいように思います。
しかし、せっかく桜の時期がやってきたのに、見ないのは寂しいような気がしますよね。
そんな時は、お花屋さんで桜を買ってみませんか。
川辺や公園、学校などで見る桜は、大きな樹木を想像されると思います。
「桜は木だから、お花屋さんでは売っていないのでは?」 と思われるかもしれませんが、実は桜は「枝もの」としてお花屋さんで購入することができます。
お花屋さんでは、桜は細い枝の状態で販売されていることが多いです。
アレンジメントや花束に使われることも多いのですよ。
お花屋さんで並んでいる桜は、花が咲いているものもあれば、つぼみの状態で販売されているものもあります。
すぐに桜の花を楽しみたい方は、花が咲いているものを選ぶことがおすすめ。
自宅に飾るだけで、すぐにお花見気分を味わうことができますよ。
徐々に花が咲いていく様子を楽しみたいという方は、つぼみの状態で販売されているものを選ぶといいかもしれません。
お花屋さんで購入した桜のお手入れの仕方は、こちらにまとめていますので、気になった方は見てみてください。


3月27日はさくらの日!?~桜のお手入れ・押し花の方法~

桜の長持ちさせる方法掲載中。

最後に・桜のQ&A

自宅で飾る桜
今回は桜の花言葉や歴史、さくらの日についてご紹介しました。
桜の開花はもうすぐのようですので、通勤や通学の途中で桜の花を楽しんでみてくださいね。

ちなみに花キューピットでは、桜の花を使った花束やアレンジメントをご用意しています。
自宅でお花見をしたい方はもちろん、お部屋の中を春の雰囲気にしたい方や、入学・卒業のお祝いとして花を贈りたいと思っている方におすすめです。

早く今までのように、職場の方や親戚同士で集まって、お花見ができるようになるといいですね。
来年の桜は、大人数で楽しみたいものです。

 

 

桜は何科ですか

桜はバラ科です。

桜はいつ咲きますか

桜の開花時期は3月~4月頃と言われています。ただしお花屋さんでは、もっと早く購入することができます。>>詳しくはこちら

桜の花言葉は何ですか

桜全体の花言葉は「精神美・優美な女性・純潔」などがあります。>>品種ごとに異なる花言葉はこちら

さくらの日はいつですか

さくらの日は3月27日です。>>理由・由来はこちら

2021-03-16 | Posted in , 花と文化No Comments » 

 

お家でお花見!~旭山桜の育て方~


あと1週間ほどで、3月になりますね。
まだ寒く、地域によっては雪が降っているところもありますが、少しずつ暖かい春が近付いてきています。
「春」と聞いて「お花見」を連想される方もいらっしゃるのでは?
淡くきれいなピンク色の桜を眺めながら、お弁当を食べたりお酒を飲んだりするのは、格別ですよね。

しかし2021年は、去年に引き続き大人数でのお花見は難しいかもしれません。
日本の春を代表する風物詩のお花見。
そんなお花見ができないのは、寂しいものです。
そこで、今回は自宅でお花見気分になれる旭山桜について、育て方を含めてご紹介します。
「去年も桜は見られなかったな……」と残念に思っている方は、ぜひ今年は自宅で桜を楽しんでみてください。

◆旭山桜とは?

旭山桜
淡いピンク色。
桜のピンク色を見るだけで「春がきたなぁ」と思いますよね。

旭山桜(あさひやまざくら)は、八重咲の華やかな花を楽しめる桜です。
コンパクトなサイズ感で、自宅でも楽しむことができます。
そのため「桜盆栽」として親しまれている桜の1つです。
そんな旭山桜は、耐陰性や耐寒性があるため、比較的育てやすい桜といわれています。

開花時期は3月末~4月中旬くらい。
もう少しすれば、かわいらしい花を楽しむことができますね。
気軽に外出することが避けられている今の時期に、「自宅でお花見がしたい!」という方や「季節感を感じたい!」という方におすすめの植物です。

◆旭山桜の育て方

では、ここから旭山桜の育て方をご紹介します。
必要なお手入れをして、春にはかわいらしい桜を楽しみたいですね。

<置き場>

旭山桜は、太陽の光がたっぷりあたる、風通しの良い場所を好みます。
しっかりと日の光が当たる場所に置いて(飾って)おけば、次の年も花を付けやすくなるそうです。
しかし、夏の日差しが強いときは、直接日の光が当たらないように、半日陰に移動してあげることがおすすめです。
夏になったら、置く場所を変えてあげられるといいかもしれませんね。

また、お部屋に入ってくる日の光だけだと、成長に必要な日の光には足りないこともあります。
そんな時は、ベランダなどに旭山桜を出して、日の光に当ててあげるようにしましょう。
ちなみに太陽の光だけではなく、外の風に当ててあげることも旭山桜を育てる中で、大切なポイントのようです。
部屋の中で育ててもいいですが、玄関先やベランダ、庭など屋外で育ててもよさそうですね。

<水やり>

桜
乾いていたら、水をたっぷりあげるようにしましょう。
旭山桜は、乾燥が苦手な植物の1つです。
特に3月~9月にかけては水が足りなくなってしまうことが多いので、乾燥しているかどうかを意識してみてあげてください。
「水をあげる頻度がわからない……」という方は季節を参考にしてみてください。

春:1~2日に1回
秋:1~2日に1回
夏:1日に1回(必要があれば2回)
冬:3日に1回

水やりの頻度は、温度によって決めるといいかもしれません。
暑い日が続けば、水やりの頻度を多くすることがおすすめです。
ただし、まだ湿っているというときは、追加で水をあげる必要はありません。

<暑い日に一工夫>

夏に入り、暑い日が続いているというときは、霧吹きで葉に水をかけてあげることがおすすめです。
葉が乾燥してしまうことを避けるだけでなく、害虫の被害を防ぐこともできますよ。

<肥料>

しっかり肥料をあげることで、次の年も花を楽しむことができるようになります。
だいたい1ヶ月に1回は、液体の肥料をあげることがおすすめです。
また、4月~6月と9月~10月は液体の肥料をあげる頻度を、1週間に1回程度に増やすようにしましょう。

<害虫>

旭山桜
困ってしまう害虫といえば、アブラムシです。
あっという間に数を増やして、旭山桜の汁を吸ってしまい、成長を邪魔してしまいます。
さらに、旭山桜をウイルスに感染させるきっかけにもなるので、見つけたらはやめに駆除するようにしましょう。
アブラムシの数がまだ少ないときは、手で取ってしまうこともできます。
しかし「手で取るのは難しい」というくらいの量になってしまったら、アブラムシ専用の薬品を使うことがおすすめです。
お花屋さんやホームセンターなどで、購入することができますよ。

◆おまけ・桜の花言葉

桜
「せっかく花をプレゼントするなら、花言葉を知っておきたい!」そう思う方もいらっしゃるのでは?
桜の花言葉は「精神美・優美な女性・純潔」などがあります。
「優美な女性」という花言葉は、桜のイメージから付けられたものかもしれませんね。

◆最後に

お花見
今回は旭山桜についてご紹介しました。
家族や友人、職場の方と春になると一緒に行っていたお花見が、いつも通りにはできにくくなってしまった今、ぜひお家で家族とお花見を楽しんでみてくださいね。
大きな桜を見上げるのも素敵ですが、自宅で自分だけの桜を楽しむことができることは、特別な感じがしませんか?

誕生日のプレゼントに旭山桜を選べば季節感のある、めずらしい贈り物になると思います。
さらに誕生日に限らず、ステイホームが長引いて少し気持ちが落ち込んでしまっている方へ、ちょっとしたプレゼントとして選んでも喜ばれると思います。
自宅にいる時間が長い今の時期は、かわいらしい自然の花を楽しんでみてくださいね。

 

2021-02-22 | Posted in お手入れの基本, No Comments » 

 

ひな祭りの風習・由来~ひな祭りに飾る花~


ひな祭り

子どもの頃から親しみのある「ひな祭り」ですが、改めて考えてみると「ひな祭り」の風習や由来、何をするかなどはわからないこともありますよね。
今回は、ひな祭りについてご紹介します。
もちろん、ひな祭りに飾りたい花の種類や、意味も掲載しています。
ひな祭りで飾られることの多い花には、それぞれ意味があるようです。

◆ひな祭りはいつ?


ひな人形

ひな祭りは毎年3月3日です。
2月後半になると、ひなあられが販売されていたり、デパートでひな人形が展示されていたりしますよね。
3月が近づいてくるのにつれて、ひな祭りを意識する方も多いのではないでしょうか。
3月3日であるひな祭りは上巳(じょうし)の節句、または桃の節句といわれています。
ちなみに、ひな祭りが日本で3月3日と定められたのは江戸時代ごろからなのだそうです。

◆ひな祭りの由来


お雛様

ひな祭りの由来は諸説あります。
さまざまな説がある中で、有力とされているのは、中国で行われていた「上巳の節句」が日本に伝わった説です。

もともと中国では、上巳の日に邪気を払うための行事が行われていました。
その行事は、人形に自分の邪気を移し、その人形を川に流すというものです。
これは「流し雛(びな)」と呼ばれていました。
水辺で身を清めるという習慣も関係して、人形を川に流していたそうです。
この行事が行われるようになってすぐに使っていた人形は、紙や藁で作ったシンプルなものでしたが、徐々に人形が豪華になっていき川に流すのではなく、自宅に飾るようになっていったとされています。
一方、貴族階級の女の子の中で、人形を使ったおままごとのような遊び「ひいな遊び・ひひな遊び」といわれる遊びが流行したのだそうです。
この邪気を払うために飾られるようになった人形と、女の子のあそび「ひいな遊び・ひひな遊び」が結びつき「ひな祭り」になったといわれています。

ひな祭りは、自分の邪気を移して川に流していた人形と、子どもの遊びが合わさってできたものだったのですね。
ちなみに、現代ではひな人形を飾るところが多いですが、今でも昔のように流し雛を行っているところもあるのだそうです。

◆ひな祭りの風習


女の子とひな人形

現代のひな祭りは、先にお伝えしたような「邪気を払うことを目的にしている」というよりは、女の子の健やかな成長と幸せを願い、ひな人形を飾ることが風習・習慣となっています。
次の項目で、そんな女の子の成長と幸せを願う日である、ひな祭りでは何をすればいいのかをご紹介します。

◆ひな祭りには何をする?


ひな祭りの様子

ひな祭りでは、ひな人形と桃の花などの季節の花を飾り、ちらし寿司などを食べてお祝いすることが一般的です。
ひな祭りでは、ちらし寿司・ひなあられを食べることが習慣になっているという、ご家庭もあると思います。
ひなあられは、給食でも提供される地域があるようですよ。
ほかにも甘酒を飲むご家庭や、ハマグリのお吸い物など、春ならではの食材を食べるということもあると思います。
また最近は、3月3日に親戚が集まってお祝いをするという方や、子どもの友達を呼んでひな祭りパーティーをするという方もいらっしゃるそうです。
ひな祭りの過ごし方は各家庭によって、違ってくるみたいですね。

ひな人形には桃の花をはじめとした季節の花と、ひし餅、ひなあられをお供えすることが多いです。
誰もが1度は歌ったことのある童謡の中にも、ひな人形に桃の花を供える(飾る)ことは歌われていますよね。

しかし、どうしてひな祭りでは、花を飾るのか疑問に思う方もいらっしゃると思います。
実はひな祭りで飾る花には、ある意味が込められていたのです。
次の項目で、ひな祭りに飾りたい花の種類と、込められた意味をご紹介します。

◆ひな祭りに飾りたい花の種類


たくさんのひな人形

ひな祭りに飾りたい花の種類と意味をご紹介します。
ひな祭りにはかわいらしい花を飾って、華やかな雰囲気にしましょう。

桃の花


桃の花

「ひな祭り」と言えば桃の花ですよね。
童謡の中でも歌われているほか、ひな人形のセットに桃の花が付いていることもあると思います。
桃には魔よけや、厄除けをしてくれる力があると古くから言い伝えられています。
そのため女の子の健やかな成長を願う「ひな祭り」に飾られているのですね。

桃の花はひな祭りが近づくと、お花屋さんで販売されていることが多くなります。
ピンク色でかわいらしい桃を飾れば、きっとお子さんも喜んでくれることまちがいなし。
花言葉には、「気立ての良さ・チャーミング・あなたのとりこ」などがあります。
かわいらしい花に、ぴったりな花言葉ですよね。

橘(たちばな)


橘

桃の花と同じく、ひな人形と一緒に飾られている橘。
ひな壇に飾る橘の飾りを持っているという方も、多いのではないでしょうか。
一般的には桃の花と橘は、一緒に飾られることが多いようです。
そんな橘は不老長寿を願う植物とされていて、昔から神様の依り代(よりしろ)としても考えられてきました。
ひな人形を飾るときは、橘の飾りがあるか改めてチェックしてみてもいいかもしれませんね。
ちなみに橘の花言葉は「追憶」です。


桜

ひな祭りには、桃と一緒に桜を飾るというご家庭も多いようです。
花見などでも親しまれている桜は、大きく立派な樹木のイメージがありますが、お花屋さんでは枝物として販売されています。
飾りやすいサイズ感になっていることもあるので、お花屋さんに行った際は桜が販売されているか見てみてください。
ちなみに桃の花と同じく、桜の花も魔よけや、厄除けをする効果があると言われています。
そんな桜の花言葉は「優雅な女性・精神美」などがあります。
美しく多くの人を虜にする桜は、「精神美」という花言葉を持っていたのですね。

菜の花


菜の花

黄色くかわいらしい、菜の花。
菜の花が咲いているのを見ると「春が来たな~」と感じる方も多いのではないでしょうか。
そんな春を感じることのできる菜の花は、ひな祭りでも飾られることが多いです。
理由はもちろん季節感を感じられることや、菜の花のかわいらしい花が、ひな祭りの雰囲気にぴったりだからです。
菜の花の花言葉は「明るさ・快活」などがあります。
健やかな成長を願うひな祭りには、最適の花言葉ですよね。

チューリップ


チューリップ

年代を問わず愛されるチューリップは、子どもからも大人気
1輪飾るだけで春らしさを演出してくれることも、ひな祭りで飾られる理由の1つです。
またチューリップは、ひな祭りに仲良しの友達と一緒にパーティーをするという時に、飾るのにおすすめな花です。
理由は子ども同士で「この花、知ってる!」など話題になるからです。
チューリップは、イラストのモチーフや雑貨のデザインなどでも使われているため、親しみはありますが、「本物(生花)のチューリップを近くで見たことがあまりない」というお子さんもいらっしゃるかもしれません。
家で花を飾ることが少ない家庭のお子さんは、チューリップに限らず、花を近くで見る機会が少ないことも……。
季節の行事に合わせて、花や植物と触れ合う機会を作ってみてもいいかもしれませんね。
生花でしか感じることができない、香りや触感を経験できるいいチャンスになりそうです。
チューリップの花言葉は「思いやり」などがあります。

◆最後に


ひな人形

今回は、ひな祭りの由来や風習についてご紹介しました。
3月3日のひな祭りには、かわいらしい花を飾って、女の子の健やかな成長と幸せを願いましょう。

ちなみに花キューピットでは、ひな祭りに飾りたい花束アレンジメントをご用意しております。
もちろん、桃の花や桜を使ったフラワーギフトもありますので、ぜひ1度チェックしてみてくださいね。
遠方にお住いのお孫さんへも、花のプレゼントをすることができます。

2021-02-03 | Posted in , 花と文化No Comments » 

 

卒業式のお祝いにおすすめ~色別・春のお花一覧~


卒業証書

2月~3月にかけては、息子さんや娘さんの卒業式があるという方や、自分が学校を卒業するという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
また、お世話になった先輩が卒業されることもあるかもしれません。
人生における大切な節目であり、新たな門出の時でもある卒業をお祝いして、優しく明るい色合いが人気の「春のお花」を贈りませんか?
「卒業、おめでとう!」という気持ちはもちろん、今後の活躍を祈るとともに、「お疲れ様」の気持ちを込めることもできます。
友達同士、お花を贈り合うのもいいかもしれませんね。
卒業写真を撮る際も、春のお花を持っている方が華やかで、映えた写真になること間違いなしです。
今回は、色ごとにおすすめなお花の種類をご紹介します。
お花の種類は詳しくないから、色で選びたい」という方におすすめの内容です。
掲載しているお花には、卒業式でよくプレゼントされるお花もありますので、お花の種類で悩んでしまった時は、参考にしてみてください。

卒園卒業・入園入学祝い

◆ピンクのお花

まずは、かわいらしいピンク色のお花をご紹介します。
ピンク色は「春」のイメージが強い色ではないでしょうか。
「春らしい色合いにしたい」という方は、ぜひ選んでみてください。

アルストロメリア


アルストロメリア

アルストロメリアは、春と秋を中心にお花屋さんで、見ることのできるお花です。
1つの茎から、小さなお花がいくつも咲くお花で、花びらにある斑点模様がポイントになっています。
ピンク色のアルストロメリアの花言葉は「気配り」など。
いつも優しく、周りのことをよく見てくれる方にプレゼントしたいですね。
困っている時に気が付いて、助けてくれる友達に贈ることもおすすめです。
ちなみに、ピンク色のほかに、黄色や赤色もお花屋さんで購入することができます。

・バラ


バラ

お花の種類で特に有名なバラ。
バラといえば、赤色を連想される方が多いかもしれませんが、バラは赤色以外にピンク色をはじめ、白やオレンジ、黄色などのカラーバリエーションがあります。
たくさんの色がある中で、卒業の贈り物としておすすめしたいバラの色は、ピンク色。
なぜかと言うとピンクバラは、赤色ほどロマンチックではないにもかかわらず、美しさとかわいらしさ、上品さを持っているからです。
華やかなピンクバラは、きっと晴れの日を明るく彩ってくれますよ。
ピンクバラの花言葉は「感謝」など。
この「感謝」という花言葉は、今までお世話になった先輩や先生、友達へ贈ることにぴったりですよね。
「いままでありがとう」の気持ちを込めて、ピンクバラを贈ってみてはいかがでしょうか。

・桜


桜

桜は「春のお花といえば、桜」といってもいいほど、春らしさがあります。
嫌いな人はいないといっても、過言ではないほど、昔から多くの方に愛されているお花の1つです。
お花見などで見るような、大きな幹にお花を咲かせているイメージが強いですが、アレンジメント花束で使う、切り花としても流通しています。
繊細で美しくはかないその姿が魅力の桜は、卒業のお祝いに最適なプレゼントですよね。
また去年は感染症の問題で、お花見に行けなかったという方も多いのでは?
そんな時に贈るフラワーギフトとしても、おすすめです。
卒業式に、桜を使った花束を持っていれば、卒業らしさ・春らしさもある写真が撮れそうですね。
花言葉は「淑やか・優美」などがあります。

◆赤いお花

鮮やかな赤色。
赤色はお祝いの席で選ばれることの多い色であり、情熱的な色としても知られています。
これから夢に向かって新しい環境へ飛び込む方に、贈るにはふさわしい色ですね。

・赤チューリップ


赤いチューリップ

春に贈られるフラワーギフトの中で、人気NO.1がチューリップです。
ふっくらとした花姿と、茎を囲うようにすっと伸びた葉が特徴的。
「小学生の時にあった授業で、育てたことがある」という方もいらっしゃるほど、身近な植物の1つです。
そのため、子どもから大人まで、幅広い年代の方に親しまれているお花でもあります。
地域差もありますが、チューリップは、12月~3月ごろにお花屋さんで並ぶことが多く、出回る時期も卒業式のシーズンにぴったりなのです。
卒業のお祝いとして、赤チューリップを渡せば、春らしさを演出できるとともに、鮮やかな色が多くの人の目を引くに違いありません。
また、赤いチューリップの花言葉は「愛の告白」などがあり、卒業して離れ離れになる前に告白したい方や、大切な気持ちを伝えたいという方にもおすすめです。
プロポーズには、赤いバラを贈るイメージがあるかもしれませんが、実は赤いチューリップも人気があります。
卒業式に告白する時、季節感を出したプレゼントにしたい方や、赤バラは少し恥ずかしいという方、告白する相手がかわいらしいものが好きという方には、特に赤いチューリップがおすすめです。
ちなみに、チューリップはピンクや黄色、オレンジなど、赤色以外の色も楽しむことができます。
ほかの色のチューリップを使って、カラフルなギフトにするのもいいかもしれませんね。

・ラナンキュラス


ラナンキュラス

12月~3月ごろによく流通しているラナンキュラス。
春を代表するお花の1つで、ゴージャスであり華やかな様子は、花束やアレンジメントでとても人気があります。
そんなラナンキュラスのたくさんの花びらが重なり、ふんわりとした様子はバラに似ているともいわれています。
バラよりも、春らしさがあるお花なので、赤いバラと悩んだら、ラナンキュラスにしてみるのもいいかもしれませんね。
赤色のラナンキュラスの花言葉は「あなたは魅力に満ちている」などです。
多くの人を美しさで魅了する、ラナンキュラスにぴったりな花言葉ですよね。
卒業の贈り物として、たくさんの魅力を持った方へ赤色のラナンキュラスを贈ってみてはいかがでしょうか。
ちなみにラナンキュラスは、ご紹介した赤色のほかにピンクや黄色、紫色など様々な花色を持っています。
「ラナンキュラスが気になった」という方はぜひ、お花屋さんに行ってみてくださいね。
きっと今の時期は、華やかなラナンキュラスが店頭に並んでいると思います。

◆紫色のお花

男性からも、女性からも好まれる紫色。
紫色は、高級感があり特別な場での贈り物に選ばれるほか、ミステリアスで神秘的な雰囲気が魅力的な色とも言われています。

・スイートピー


紫のスイートピー

思わず鼻を近づけたくなるほど、優しく甘い香りが魅力的なスイートピー。
今の時期、お花屋さんの前を通ると、ふわっといい香りがしてきませんか?
スイートピーが、お花屋さんで流通するのは、1月~3月ごろと言われています。
お花屋さんの近くで感じた甘い香りは、もしかしたら、スイートピーの香りかもしれません。
ぜひ、スイートピーを見かけたら、見るだけではなく、香りまで楽しんでみてくださいね。
スイートピーは甘い香り以外にも、ほかのお花にはないような魅力をたくさん持っています。
その1つが、レースや蝶々のようにも見える花姿です。
フリフリとした花姿のスイートピーは、ほかのお花に合わせてもかわいらしいですし、スイートピーだけで作ったフラワーギフトもぴったりで人気があります。
そんなスイートピーは、紫色以外にピンク色や白色などがあり、全体の花言葉は、「門出・優しい思い出」などです。
これは、先ほどご紹介した特徴的な花姿から付けられたとされています。
卒業のプレゼントにぴったりな「門出」という花言葉は、花姿が「蝶々が飛び立つ」ように見えたことからなのだそうです。
ちなみに紫色のスイートピーは「永遠の喜び」などの花言葉を持っています。
紫色のフラワーギフトを贈りたいという方は、スイートピーを候補に入れてみてくださいね。

・スターチス


スターチス

スターチスは、1年を通して販売されているお花です。
小さなお花が集まっているような姿は、かわいらしい印象を与えてくれます。
メインのお花になるというよりは、他のお花の美しさを引き立たせるように使われることが多いです。
そんなスターチスは、水分が少ないお花として有名で、触ってみるとカサカサしているのが分かると思います。
水分が少ないため、スターチスはきれいなドライフラワーを作りやすく、もらったお花を残しておきたいという方にぴったりです。
プレゼントする時に、ドライフラワーにしやすいことを伝えると、いいかもしれませんね。
ちなみに、紫色のスターチスは「しとやか・上品・知識」などの花言葉を持っています。
「知識」という花言葉は、今まで学問を一生懸命取り組んでいた方にぴったり。
スターチスは他にもピンクや黄色もあるので、「紫色のスターチスをメインにほかの色も入れてみる」というのも、いいかもしれません。

◆青いお花


水色のお花

青色は多くの方から人気な色です。
「好きな色は青色!」という方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
節目となる日に贈るお花は、好きな色を贈りたいですよね。
しかし、青色のお花は、他の色に比べて少ないことも…。
ここでは2~3月に、手に入りやすい青色のお花をご紹介します。

・ムーンダスト


ムーンダスト

ムーンダストとは、世界で唯一の青い色をしたカーネーションです。
「幸せを願う青いお花」と言われています。
この珍しい青いカーネーションは、他の青い花から青色色素を作る遺伝子を採取し、カーネーションの遺伝子に組み込むことによって生まれました。
もともとカーネーションには、青色色素がなく、青色はありませんでしたが、バイオテクノロジーを駆使して誕生したのです。
名前は「月のようにやわらかな包容力のある花に」という願いが込められているそう。
貴重な青いカーネーションは、特別な卒業のお祝いにぴったりですね。
そんなムーンダストの花言葉は「永遠の幸福」です。
これから、新しい環境で活躍する大切な方へぜひプレゼントしてくださいね。

・ブルースター


ブルースター

ブルースターは、その名前の通り、青い星のような形をしたお花です。
青空のような水色が、かわいらしいですよね。
小さくてキュートなお花は、アレンジメントや花束として人気で卒業式に限らず、お誕生日の贈り物や結婚記念日のプレゼントなど…様々なお祝いの場面で選ばれることの多いお花です。
ちなみに花言葉は「幸福な恋・信じあう心」などがあります。

・デルフィニウム


デルフィニウム

デルフィニウムは、1年を通してお花屋さんで見かけることのできるお花です。
フラワーギフトに入れると、薄い花びらが、繊細な雰囲気を演出してくれます。
デルフィニウムの花言葉は「高貴・清明」などです。
お花の雰囲気と合った花言葉ですよね。
花色は濃い青色から淡い水色まであるので、他に合わせるお花の色に合わせて調節することもできます。
ちなみに、デルフィニウムという名前は、つぼみの形がイルカに見えたことからギリシア語で「イルカの様な花」という意味が由来です。
デルフィニウムを近くで見る機会があった時は、開花しているものだけでなく、つぼみも注目してみてくださいね。
もしかしたら、名前の由来になっているように、イルカの形に見えるかもしれませんよ。

◆白いお花

1色でアレンジメントや花束を作る時も、他のお花に合わせる時も、意外と選ばれるカラーは、白色ではないでしょうか。
白色は明るい印象のデザインにも、シンプルなデザインにも用いられる色です。
そして、性別問わず好まれる色でもありますよね。

・ストック


ストック

ストックは、優しい香りを感じることができる、春のお花です。
お花屋さんでよく見かけるのは2月~3月頃。
まっすぐ茎をすっと伸ばしている「スタンダード」というタイプと、茎が枝分かれしている「スプレー」という2種類のスタイルがあり、それぞれフラワーギフトの大きさなどによって使い分けられています。
そのためストックは、新しいお店がオープンした時に贈られる大きなアレンジメントや、小さなブーケにも活用されるなど、春になるとお花屋さんではよく活用されています。
もしかすると、ストックという名前を知らなくても、「お花は見たことがある」という方もいらっしゃるかもしれません。
そんなストックは下についているお花から徐々に咲いていくため、お花が咲いている期間が長く、長い間お花を楽しむことができるお花でもあります。
もちろん、お花が咲いている間は、優しい香りも楽しむことができますよ。
ちなみに白色のストックの花言葉は「思いやり・ひそかな愛」など。
プレゼントにぴったりな花言葉ですね。
ちなみに花色は、白の他にピンクや紫もあります。

・カスミソウ


カスミソウ

小さな白いお花が可憐なカスミソウ。
よくメインのお花を引き立たせたり、フラワーギフト全体のボリュームを出したりする時に活用されるお花です。
一方でカスミソウだけで作った花束も人気があり、卒業のお祝いとしてプレゼントされることも多いようです。
花言葉は「無邪気・幸福」などがあり、カスミソウだけでプレゼントしても、他のお花と合わせても嬉しい贈り物になりそうですよね。
ちなみに、カスミソウは押し花やドライフラワーになりやすいお花でもあるので「プレゼントのお花を取っておきたい」という方には、カスミソウがおすすめです。

◆オレンジ色のお花

温かみのある色で、男女問わず好まれるオレンジ色。
見ているだけで元気になれそうなビタミンカラーの1つでもあり、贈り物によく選ばれるカラーでもあるようです。

・ポピー


オレンジ色のポピー

花畑で有名なポピーは、春のお花の1つです。
お花屋さんで最も多く流通するのは、1月~3月頃。
ちょうど卒業式の時期ですね。
ポピーの細かい毛で覆われているつぼみからは、くしゃっとしたような独特な触り心地の大きな花びらが出てきます。
花びらを触ったことがないという方は、ぜひ触ってみてくださいね。
他のお花とは違った触り心地です。
花びらが開いた様子はボリューム満点で「こんなに立派な花びらが入っていたの⁈」と感じると思うので、もらったポピーがつぼみだった時は、開花までも楽しんでみてください
開花した様子は華やかで、周りをパッと明るくしてくれるよう。
卒業式の会場も彩ってくれると思います。
オレンジ色のポピーが持つ花言葉は「思いやり・いたわり・陽気で優しい」などがあります。
花言葉では、今までの感謝や、贈る方の性格を表現できそうですね。
ちなみにポピーは、オレンジ色のほかに黄色や白、ピンクなど他の花色のものもあります。

・ガーベラ


ガーベラ

ガーベラは、1年を通してお花屋さんで見ることのできるお花です。
丸い花姿がかわいらしく、「太陽のようだ」と例えられることもあります。
見ていると、自然と笑顔になってしまうような明るい雰囲気が特徴です。
そんな陽気な雰囲気のガーベラは、性別を問わず好まれるお花でもあります。
「男性にお花を贈りたいけれど、迷う…」という方はガーベラを選ぶと、いいかもしれません。
フラワーギフトのメインをガーベラにする場合も、わき役としてガーベラを使う場合も喜んでもらえると思いますよ。
オレンジ色のガーベラの花言葉は「冒険心」などがあり、これから卒業して新しいことに挑む方へのプレゼントとしておすすめです。
「これからもっと頑張ろう」と思っている方や、卒業を機に一人暮らしを始める予定の方にもオレンジのガーベラは、勇気や元気を分けてくれそうです。
ちなみに、ガーベラはオレンジ色以外に赤・ピンク・黄色・グリーンなど様々な花色があります。

◆最後に


カラフルなお花

今回は、卒業式や卒業のお祝いで渡したい、春のお花を色ごとに一覧でご紹介しました。
お花屋さんに行っても、「お花はあまり詳しくなくて違いが判らない…」という方の参考になれば嬉しいです。
素敵なお花は見つかりましたか?
卒業式には、贈る相手のイメージに合ったお花を贈って、お祝いしてあげてくださいね。
「卒業」という機会は人生で、そんなに多いものではないと思います。
大切な方の人生の中で、1つステップアップするタイミングや、新しい環境へ進み始めるスタートともとらえられる「卒業」という区切りに、お花が明るく彩ってくれますように。

ちなみに花キューピットでは、春に贈りたいフラワーギフトをご用意しています。
花キューピットでは、遠方でなかなかお花を渡せないという方はもちろん、一緒に住んでいる方への贈り物としても、お花をお届けしますのでサイトを1度見てみてくださいね。

 

 

 

2021-01-20 | Posted in , 花を贈る時No Comments » 

 

3月27日はさくらの日!?~桜のお手入れ・押し花の方法~


桜の花

満開だった梅の花が、散り始めましたね。
梅からバトンを渡されたように3月14日には、東京で昨年よりも1週間ほど早く、桜の開花が宣言されました。
ちなみに桜の開花宣言は、気象庁が観測対象と定めている「標本木」と呼ばれる桜に、5~6輪以上の花が咲いた状態を、確認できることが目安になっているんですよ。
そのため、今咲いている桜は5~6輪程度で、満開というわけではありません。
桜が見ごろを迎えるのは、3月下旬ごろと予想されています。

今回は咲き始めたに関して、ご紹介しようと思います。

◆さくらの日はいつ?どんな日?


さくら

春を代表するお花である桜。
さて、皆さまは「さくらの日」を知っていますか。
人気者である桜には「さくらの日」という記念日があります。

「さくらの日」とは日本さくらの会が以下のことを目的に、毎年3月27日に定めた記念日です。
目的は、日本に深くかかわっている植物である桜から自然や文化の関心を高めること。
このさくらの日は、今から約28年前の1992年に制定されました。

ちなみに、なぜ3月27日に決まったかというと、2つの理由からでした。

・「3×9=27」であること(語呂合わせ)
・七十二候の1つである「桜開花」と時期が重なること

七十二候の桜開花は、25日頃とされています。
25日頃に咲き始めると聞くと、今年の桜は咲くのが早いのですね。
入学式には桜と一緒に写真を撮るイメージがありますが、今年は桜が先に咲き終わってしまうかもしれません。

◆桜ってどんな花?


さくら

多くの方に親しみのある桜ですが、ここで改めて桜がどんな花なのかをご紹介したいと思います。
桜は種類が多く、園芸用に品種改良されたものは300種類以上あります。
そのため花色は、白に近い薄いピンクから濃いピンクまで幅広いです。
また、花姿も一重咲や八重咲などこちらも様々あります。
桜を見かけた際は、どんな花が咲いているのか改めて観察してみてくださいね。
ちなみに花言葉は「精神の美・優雅な女性」などがあります。

また、なぜ「桜」という名前になったのかは、数々の説があります。
例えば、このような説があります。


・たくさんの花が「咲く」様子から、複数系を意味する「ら」を付けて「さくら」となった説
・春に里へやって来る稲(さ)の神が、桜の樹を御座(みくら)として宿ることから合わせて「さくら」になった説

・古事記などに記載されている木花開耶姫(このはなさくやひめ)が由来になっている説
などなど他にもたくさんの説があります。

なぜ、多くの人から愛される桜が「桜」という名前になったのかを、想像したり調べたりするのも楽しいかもしれませんね。

◆桜のお手入れ~切り花~


桜の花

学校や河の近くに植わっているイメージのある桜ですが、実はお花屋さんで切り花としても流通しています。
ここでは、桜の花束をもらった時のお手入れ方法をお伝えします。
桜はしっかりお手入れをしてあげれば、つぼみだった花が咲くくらい長持ちしてくれますよ。

<初めにやりたいお手入れ>

まず長持ちさせるためには、桜がたっぷり水を吸えるようにすることです。
花瓶に活ける時は桜が水を吸う枝の切り口の部分に、園芸ばさみで縦の切れ目を入れるようにします。
枝を裂くようなイメージです。
枝が太い場合は、十字に切り込みを入れるようにします。
切り花でやることは少ないですが、こうすることで枝物は水を吸いやすくなるんですよ。
桜に限らず、桃や梅などの枝物は切れ込みを入れることが多いです。

<飾る場所>

桜を飾る場所は直射日光を避け、エアコンの風が直接当たる場所は控えましょう
他の切り花と同じで、桜も乾燥させないようにしましょう。
ちなみにつぼみが多く、早く花を咲かせたい時はリビングなど、比較的に暖かいお部屋に飾ることがおすすめです。
このとき、ひと手間かけられる方は、全体的に霧吹きをかけて乾燥を防いであげてください。
きっときれいに、花を咲かせてくれますよ。

◆桜を使ったクラフト~押し花の作り方~


桜を持った手

雑貨屋さんに行くと、本物のお花を使った商品を目にする機会が多いように感じます。
本物のお花や葉を使ったデザインは、ナチュラルで可愛らしい雰囲気になりますよね。
そこで、桜を使った簡単クラフトをご紹介しようと思います。
自宅に飾っていた桜や、桜の樹からひらひら落ちてきた桜の花びらなどを使って、オリジナルグッズを作ってみてはいかがでしょうか。

◆押し花の作り方

まずはオリジナルグッズに使いやすいよう、桜を押し花にしていきます。
実は、桜は押し花に向いているお花なんです。
ここでは2つの押し花の作り方をご紹介します。

<電子レンジを使った方法>


レンジ

使う道具・用意するもの

・桜の花
・段ボール
・キッチンペーパー
・輪ゴム

1.段ボールを電子レンジに入る大きさに2枚分カットする
花を挟むために使うので同じ大きさになるよう、段ボールを2枚切り取ってください。
2.カットした段ボール1つにキッチンペーパーを敷く
3.敷いたキッチンペーパーの上に桜を置く(並べる)
複数の桜を並べる時は、花どうしが重なり合わないように注意してください。
また、花びらが折れてしまっている時は、きれいに伸ばしてあげましょう。
花1つひとつに間をあけるようにして、密集させすぎないようにすると良いと思います。
4.並べた桜がずれないように、そっとキッチンペーパーを重ね、その上にもう1つの段ボールを重ねる
5.段ボールの上から輪ゴムで固定する
段ボールやキッチンペーパーがずれてしまうと、桜にしわができてしまいます。
きれいな押し花を作るコツは「並べた状態をしっかり固定できるかが関係している」と言っても過言ではありません。
6.電子レンジ(600W)で30~40秒程度加熱する
桜の様子を確認しながら、加熱する秒数は調節してください。
花びらがキッチンペーパーに張り付いている時があるので、優しくめくってくださいね。
そして加熱しすぎると、花びらが変色してしまうので注意です。
7.重ねていた段ボールとキッチンペーパーをはがし、押し花を乾燥させる
加熱時間の調整と同じように、キッチンペーパーをはがす時はゆっくりと優しくしてくださいね。
きちんと乾燥したら、桜の押し花の完成です。

<アイロンを使った方法>


アイロン

使う道具・用意するもの

・桜の花
・アイロン
・新聞紙
・ティッシュペーパー

1.新聞の上に、ティッシュペーパーを2枚重ねる
新聞紙は、アイロンの熱を通さない量を用意してください。
新聞紙がない時は雑誌などを重ねてもOKですよ。
またはアイロン台の上に2枚程度新聞紙を敷き、その上にティッシュペーパーを重ねるのも良いと思います。
火事や火傷に十分注意してくださいね。
2.ティッシュペーパーの上に桜を並べ、その上に新たに2枚ティッシュペーパーを重ねる
ティッシュペーパーの折り目の上に桜を並べると、花びらにしわが付きやすいので、折り目がある部分は並べない方がおすすめです。
花と花の間はある程度開けて、花びらが重なり合わないようにしましょう。
3.低温のアイロンを桜に10秒あてて、粗熱を取ったら再び10秒あてる
アイロンの温度が高すぎると花びらの色が変色してしまうので、熱くなりすぎないようにしてください。
1度に長くアイロンをあてすぎるのも、変色の原因になるので注意です。
桜を確認する時は、ゆっくりとティッシュペーパーをめくってくださいね。
4.桜が乾燥しきるまで3を繰り返す
少し時間がかかりますが、丁寧に行うことできれいな押し花になりますよ。
しっかり乾燥したら完成です。

<桜の押し花を使ったクラフト例>

クラフト

きれいに押し花が作れたらオリジナルグッズを作っていきましょう。
押し花を使ったクラフトはたくさんありますが、ここでは簡単なものを3つ紹介します。
・押し花をラミネートに挟む
ラミネートフィルムに切り絵と押し花を挟んで、ラミネートフラワーにするのはいかがでしょうか。
額に入れて飾ったり、しおりにしたりと活用方法はたくさんです。
メッセージカードにするのも、良いと思いますよ。
切り絵が苦手な方は、マジックでフィルムの内側に絵を描くだけでも、可愛らしく仕上げることができますよ。
・お手紙にお花をいっぱいにする
無地の手紙に、押し花を付ければ他にはない手紙の柄になりますね。
桜は季節の花なので、今しかできないデザインを送ることができます。
・レジンで固める
アクセサリーなどで使われているレジン。
最近は、自宅でレジンを使った作品を作る方も増えていますよね。
桜の花をレジンに閉じ込めて、オリジナルグッズを作るのも楽しそうです。

◆最後に


さくら

今回は3月27日のさくらの日にちなんで、桜についてご紹介しました。
まだ東京都の公園などで見られる桜は、咲きはじめですがお花屋さんではきれいに咲いた桜を楽しむことができます。
入学・卒業のお祝いのお花としてや、誕生日結婚記念日の贈り物として桜はぴったり。
昔から親しまれ、多くの方に愛されている桜をぜひ自宅で飾ってみてくださいね。

 

 

 

2020-03-18 | Posted in お手入れの基本, No Comments » 

 

ひな祭りに飾るお花~桃のお花の開花時期は?~


お雛様

寒い日ばかり続いていましたが、コートを着なくても出歩ける暖かな日も、少しずつ増えてきましたね。
もうじき3月。2月も残り約10日となりました。
3月と聞くと、3月3日のひな祭りを連想する方も多いのではないでしょうか。
今回は、ひな祭りに飾るお花についてご紹介します。

ひな祭り=桃の節句~桃の咲く時期は?~

3月3日は、ひな祭り
女の子の健康や、健やかな成長を願う行事として、有名ですよね。
ひな人形とお花を飾ったり、ひなあられやちらし寿司を食べたりする方も多いと思います。

ところでひな祭りは、桃の節句とも呼ばれていますよね。
しかし、桃の花の開花時期は3月下旬から4月上旬なことをご存知ですか。
実は、ひな祭り(桃の節句)は3月3日のため、まだ桃の旬ではないのです。
では、なぜ桃の節句と決められたのでしょうか。
ここでは、節句の意味からお伝えしていこうと思います。

◆節句とは?


ひな人形

節句とは、季節を分ける節目のことです。
日本には中国から、「節句」が伝わってきました。
もともと中国では奇数が重なっている日は縁起が悪く、良くないことが起きるとされていました。
また、季節の節目を表す「節」という時期は、邪気が入りやすいとも考えられてもいたようです。

そして昔の人々は、その「節句」という日の災いを払うために食べ物をお供えしていました。
そしてお供えした同じものを食べたり、お祭りをしたりすることで邪気を払っていたのだそうです。
ちなみに、節句は桃の節句を含めて5つあり、すべて合わせて「五節句」と呼ばれています。

・人日(七草がゆ):1月7日
・上巳(桃の節句):3月3日
・端午(菖蒲の節句):5月5日
・七夕(星祭):7月7日
・重陽(菊の節句):9月9日

もともと、節句はお祝いをする日ではなく災いを払うための日だったのですね。

◆桃の節句と呼ばれるようになった理由


桃

桃の花が咲く時期と少しずれのある3月3日を、なぜ桃の節句にしたのでしょうか。
前述したように桃の花の開花は、3月下旬から4月上旬で、ひな祭りの時期にはまだお花が咲いていないのです。

それは、もともと桃の節句は旧暦の3月3日と、定められていたためです。
旧暦は月の満ち欠けを、基準にしています。
しかし私たちが今使っている新暦は、地球が太陽の周りを回る周期を基準にしているため、旧暦とだいたい1ヵ月の差ができてしまいます。
すなわち旧暦の桃の節句は、4月のはじめ頃になるのです。

旧暦の3月3日はちょうど、桃のお花が咲く時期だったのですね。
ちなみに「百歳(ももせ)」と読めることから、桃は長寿や不老不死の願いが込められていたそうです。
また、桃には邪気を払う力もあると考えられていたそう。
もともと節句は、災いを払うためにお祭りをしていたということもあり、桃の花が選ばれたのかもしれませんね。

◆ひな祭りに飾るおすすめのお花

桃のお花を飾ることは有名ですが、他にひな祭りではどんなお花を飾るのでしょうか。
ここでは、ひな祭りに飾るお花の種類をご紹介します。
お孫さんへのひな祭りの贈り物や、お雛様と一緒に飾るお花を選ぶときの参考にしてくださいね。

<桃の花>


桃の花

先ほど、新暦でひな祭りをお祝いしてしまうと、桃のお花の咲く時期とずれてしまうとお伝えしました。
しかし、お花屋さんではひな祭りの時期になると、可愛らしい桃のお花を見ることができますよね。
実は、ひな祭りに桃のお花を楽しんでもらえるよう、生産者さんたちが温室などで開花時期を調節してくれているのです。
お花を買う時は、お花屋さんと生産者さんにお礼を伝えたいですね。
桃はどんな花?

桃は、ピンクで優しい雰囲気のお花です。
桃と聞くと果物の方をイメージしてしまいますが、桃の木はお花を楽しむ観賞用と、果実を楽しむ食用に種類が分けられています。
そのためお花屋さんで販売されている、私たちがお花を楽しんでいる種類は、あの美味しい果実は実らせないのです。
原産地は中国ですが、今では観賞用・食用ともに世界で栽培されている種類のお花です。

ちなみに桃や桜、梅のお花の見分けが難しいという時は花びらの形を観察すると分かるかもしれません。
花びらの先端が少し尖っている:桃の花
花びらの先端が2つにさけている:桜の花
花びら全体が丸い:梅の花
見分けることが難しい時は、参考にしてみてくださいね。

<桜の花>


桜の花

淡いピンク色のお花が可愛らしい桜には、昔から魔除けの力があるとされていたようです。
桜は、ひな人形に向かって右側に飾ることが一般的とされています。
桜はどんな花?

毎年お花見が行われるほど、日本でファンの多いお花です。
卒業式や入学式ごろに咲くお花という印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
また、観賞以外でも桜餅や桜クッキーなど、桜の花びらや葉を使った食品にも親しみがあると思います。

ところで、川沿いに桜の木が多いと思いませんか?
その理由は、お花見でやって来る人の往来で土手を踏み固め、決壊を防ぐためだったとされているそうです。
桜の人を引き付ける力は、工事などができない時代の治水対策の1つとしても使われていたのですね。

<たちばなの花>

タチバナ

ミカンのような実が印象的なたちばなも、桜と同じように魔除けの力があると言われているそうです。
古事記や万葉集に登場するほど古くから、人々と関わりがあった植物とされています。
ひな人形に向かって左側に飾ることが一般的とされています。
たちばなってどんな花?

たちばなは、日本の固有種の1つであり、家紋などのデザインにも使われている植物です。
常緑で、冬になっても常に枯れることのない葉は、「永遠」の意味があるとされているそうです。
また、ミカン科の植物のため、白いお花を咲かせたあとは、前述したようにミカンに似た果実を実らせます。
この実は酸味が強いことが特徴です。
そのためマーマレードなどの加工品にして、食べられることが多いようです。
気になった方は、ぜひ食べてみてくださいね。

<菜の花>


菜の花

菜の花は、昔からひな祭りに飾られていたわけではありませんが、春の訪れを感じるため、最近飾られることが多くなったお花です。
菜の花が選ばれる理由の1つには、黄色いお花がひな祭りパーティーなどの明るい雰囲気に合っているから、という理由もあるようです。
菜の花ってどんな花?

元気な黄色いお花が、可愛らしく温かな気持ちにしてくれるお花です。
畑や道端などで、見かけたことのある方も多いのではないでしょうか。
花言葉は「快活・明るさ」などがあります。
蕾や若い葉などは食用として用いられていて、ほろ苦い味が特徴的。
江戸時代ごろから、関わりのある観賞・食用ともに楽しめるお花です。

<チューリップ>


チューリップ

こちらも菜の花と同じで、最近ひな祭りに飾ることが人気になってきているお花です。
カラーバリエーションが豊富で、お部屋の雰囲気に合わせやすいことや、春を代表する人気ナンバーワンのお花であることも選ばれている理由のようです。
可愛らしい見た目で、お子様からも有名なお花なので、ひな祭りのプレゼントとしてもおすすめです。
チューリップってどんな花?

ふっくらとした花姿が可愛らしいお花、チューリップ。
世代や性別を問わず、人気な種類のお花です。
花壇で見かけたりお花屋さんで見かけたり、チューリップのお花そのものを目にする機会は多いですね。
他にも、童謡で歌う機会やイラストになっていることなども多く、子どもの頃から親しみのあるお花だと思います。
チューリップ全体の花言葉は「思いやり」、ピンク色のチューリップは「愛の芽生え」などがあります。

◆最後に


お雛様

今回は3月3日のひな祭りについてご紹介しました。
可愛らしいお花で、お子様の健やかな成長をお祝いしたいものです。
ぜひ、ひな祭りの前にお花屋さんに足を運んでみてくださいね。

花キューピットでは、ひな祭りに贈りたい特別なお花をご用意しています。
プレゼントのお花に困った時は、花キューピットを見てみてくださいね。

2020-02-18 | Posted in 花と文化No Comments » 

 

日本の春を代表する「桜の花」

最近はあたたかい日も増え、過ごしやすくなってきましたね。
春の気配を感じると、早々にお花見の計画を立てたくなります。

今回の花だよりでは、春を代表する「桜の花」についてご紹介します。

■日本文化に根ざしている桜

古くから日本文化に根付いてきた桜は、神が宿っているとして大切にされてきました。
平安時代以降に人気が高まり、桜を扱った和歌や絵が生まれています。
しかし、すぐに散ってしまう花は「家の衰退」を連想させたため、人気に反して武家の紋にはほとんど使われませんでした。
大正時代からは「ぱっと咲いて散る」特性が好まれて、日本的な精神のたとえになりました。

品種改良が進められて、現在は300以上の種類が存在しています。
海外での品種改良は「実が多くなること」に重点を置いていましたが、日本では「花が美しく咲くこと」が追求されました。
また、現在日本にある桜のほとんどはソメイヨシノです。
ソメイヨシノは自然交配できないため、挿し木や接ぎ木で人工的に増やしています。

■桜が川辺に植えられている理由

江戸時代、人々は洪水の被害に悩まされていました。
大雨になると川が氾濫し、土手が決壊してしまうのです。
地面を踏み固めて頑丈にしようにも、人を雇う資金がありませんでした。
そこで土手の決壊を防ぐべく、桜の木が植えられました。

桜が咲いている場所には、見物客がたくさん訪れます。
集まった人々が土手を歩くことで、地面が固くなっていきました。
川辺にある桜の木は、人々の生活を守っていたんですね。

【桜全般の花言葉】

「精神の美」「優美な女性」

【種類ごとの花言葉】

ソメイヨシノ 「純潔」「優れた美人」
しだれ桜 「優美」「ごまかし」
八重桜 「豊かな教養」「しとやか」

美しい花姿にふさわしい花言葉がそろっています。
これからの春には、季節を感じられる桜のギフトを贈りませんか。


2018-03-02 | Posted in No Comments » 

 

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