2018-11

12月の誕生花のご紹介 ~華やかで上品な赤バラ~

今週末より12月に入ります。
12月生まれの方はお誕生月ですね!おめでとうございます!
クリスマスも控える12月の誕生花は華やさと上品さを持った赤バラです。
「情熱」「愛情」「美」など、ロマンチックな花言葉も持つ赤バラはプレゼントに最適です。
今回はそんな赤バラについてご紹介します。

■言わずも知れた花の女王バラの歴史

世界中で愛され、花の女王と呼ばれているバラ。
その美しさ、香り、多彩な色によって、私たちを魅了し続けてきた花です。
バラが花の女王と呼ばれ始めたのは紀元前にまでさかのぼるとされています。

紀元前7世紀にエーゲ海のレスボス島に住んでいた詩人のサッフォーは、バラのことを「花の女王」と呼び、バラを愛でる沢山の詩を書いています。
古代ローマ時代の貴族は、バラに熱狂的とも呼べる関心を持っていました。
この熱が後にバラの高貴なイメージへと繋がっていったと考えられています。
代表的な物語としては、絶世の美女と称された古代エジプトの女王クレオパトラが恋人アントニウスを迎え入れるとき、部屋中に赤いバラの花弁を敷き詰めたというお話があります。
クレオパトラは他にもローマの政治家だったカエサルを迎えた時もバラの花と香水を大量に用いて迎えたとされています。
しかし、こうしたバラ熱もローマ帝国が衰退するとともに冷めてしまい、その後14世紀に始まったルネサンス時代まではバラは静かな時を過ごすこととなりました。

熱が冷めてしまったとはいえ、バラが世界から無くなってしまった訳ではありません。
バラは中近東の国々を中心に栽培が続けられ、品種も増えていったとされています。
中近東ではバラの香りに注目が集まり、香料に使用するときには欠かすことの出来ないものでした。
中でも濃厚な香りを放つダマスクローズは特に人気がありました。
現在でも中近東や地中海沿岸の地域では、香料用のバラが広く栽培されています。

11世紀に聖地エルサレム奪還のためにこの中近東へ派遣された十字軍は、それまでヨーロッパでは忘れかけられていたバラに出会いました。
ダマスクローズ等香りの強い品種は十字軍の騎士らを魅了し、見つけたバラの一部はヨーロッパへと持ち帰られました。
これを機にバラの評判がヨーロッパ中へ広がり、ヨーロッパでの新たなバラブームが再燃したとされています。
古代ローマ時代のバラ熱と再燃したバラブームではバラへの関心に違いがありました。
それは、ローマ時代には種に関係なくバラという大きなくくりで栽培されていたのに対し、ルネサンス以降は花の形や色、香りなどの品種それぞれが持つ特徴が着目されたのです。

その後はデュポンやギョーらを中心に徐々に数を増やしていき、今では2万種以上も存在しているとされています。

■本数で異なるバラの花言葉

バラは色によって花言葉が異なりますが、贈る本数によっても異なる意味を持ちます。
渡すときにさりげなく説明すれば、よりロマンチックな演出になるはずです。
代表的なものは下記の通りです。

1本:「一目ぼれ」「あなたしかいない」
3本:「愛しています」「告白」
5本:「あなたに出会えた喜び」
7本:「ひそやかな愛」
8本:「あなたの思いやりに感謝します」
11本:「最愛」
12本:「私と付き合ってください」
50本:「恒久」
108本:「結婚してください」

赤バラそのものには冒頭でも述べた通り「情熱」「愛情」「美」などのロマンチックな花言葉があります。
本数が持つ意味と合わせることでより情熱的な贈り物になるでしょう。

■最後に

バラの歴史と花言葉についてご紹介させて頂きました。
長きに渡って私たちを楽しませてきた赤いバラは愛の告白はもちろん、大切な方への贈り物にもぴったりなお花です。
花キューピットでは赤バラを中心に仕上げたアレンジメントの他、主な花は赤バラだけという花束もあります。
また12月はクリスマスシーズンでもありますので、クリスマスカラーの赤いバラは季節の贈り物としてもおすすめです。
12月生まれの大切な方への誕生日プレゼントに今年は赤いバラを贈ってみてはいかがでしょうか?



2018-11-30 | Posted in 今月の誕生花, No Comments » 

 

クリスマス読み物 ~クリスマスってどんな日?~

クリスマスまで1か月を切りました。
今週末には12月に入り、街中のクリスマスムードも最高潮に!
家族や恋人と過ごしたり、仲間内でのクリスマスパーティを楽しむ予定がある方も多いでしょう。
ところでクリスマスが本来どんな日なのかご存知でしょうか?
今回はクリスマスがどんな日なのか、またクリスマスに目にすることが多い飾り付けにはどのような意味があるのかをご紹介します。

■クリスマスって何の日?

クリスマスはキリストの誕生日、だということを一度は耳にした方も多いのではないでしょうか?
しかし、聖書などではイエス・キリストの正確な誕生日についての記述は残されておらず、クリスマスについても正しくは「キリストの誕生をお祝いする日」とされているのです。
古代のキリスト教では、キリストの誕生日よりも、十字架にかけられた後に復活した日を重視していました。
日本ではあまり馴染みがありませんが、キリスト教圏の国ではイースターというお祭りが現在でも最も重要なお祭りとされています。
初期のキリスト教から伝えられてきた復活の日とは異なり、さほど重要とされなかったキリストの誕生日は特に何かに記されることもなく、今日に至るまで不明なままとなっています。
ではなぜ12月25日をキリストの誕生をお祝いする日としたのでしょうか?
こちらも正確なことは分かっていませんが、もともとはゲルマン人が冬至に行っていたお祭りがキリスト教に取り込まれ、現在の形となったという説があります。

■クリスマスカラーとその意味

クリスマスによく目にする色が「赤・緑・白」ですよね?
これらの色にはそれぞれ次のような意味合いがあるとされています。
・赤は「キリストの流した血の色」
・緑は「永遠の命や愛」
・白は「純潔」

■日本におけるクリスマスの歴史

日本でのクリスマスの起こりは1552年、現在の山口県にて信者を集めてミサが行なわれたことが始まりとされています。
当時はクリスマスではなくナタラと呼ばれていました。
ところがこの後1617年に当時の徳川幕府により、キリスト教禁止令が発令され、以降、明治時代に入るまでの間クリスマスは日本では途絶えることになりました。
明治時代に入り、しばらくは一般的ではなかったクリスマスが注目されたのが、明治屋の銀座進出です。
1900年(明治33年)、進出した明治屋銀座店にて日本でいち早くクリスマスの飾りつけを始めました。
当時はまだ珍しかったクリスマスツリーが店頭に飾られたことが話題になりました。
これをきっかけとしてクリスマス商戦が始まり、以降、日本でもクリスマスが認知されたとされています。
一気に日本でクリスマスが広まったきっかけとなったのが、当時の休日法「休日ニ関スル件」が改正されたこととされています。
これは1926年12月25日に大正天皇が崩御されたことに伴い、翌年3月4日に12月25日が国民の休日に制定されるという内容のものです。
その後第二次世界大戦が起こりクリスマスは自粛され、1948年には国民の祝日に関する法律の施行と同時に12月25日は休日から外れることとなりました。
休日から外れるもデパート等の商業施設ではクリスマスセール等が行われ続け、年中行事の一つとしてクリスマスが定着していきました。

■クリスマスとサンタクロース

サンタクロースのモデルとなったとされているのは、4世紀にギリシャ人司教だった聖ニコラウスだとされています。
名前の由来には諸説あるようですが、聖ニコラウスはオランダ語ではジンタークラースと呼ばれ、これがなまりサンタクロースと呼ばれるようになったとされています。
クリスマスの夜に靴下を枕元に置いたり、吊るしたりしておくと、朝起きた時、靴下にプレゼントが入っているという話を聞いたことがあるかと思います。
実は、この風習にも聖ニコラウスが関係しています。
聖ニコラウスが住んでいた近所に、お嫁に行きたいけど貧しい家庭のため嫁ぎに行けない娘がいることを聞きつけ、その家の煙突から金貨を投げ入れてあげました。
貧しい家庭の娘は、聖ニコラウスの金貨のおかげで無事に結婚することができたとされています。
投げ入れたこの金貨が煙突の中を通り、偶然にも暖炉の近くに吊るしてあった靴下の中に入っていたことから、現代でも靴下にクリスマスプレゼントが入っているという風習に繋がっています。
サンタクロースが広まった背景にはあのコカ・コーラ社が関係しているとされています。
1930年代にアメリカの飲料メーカーであるコカ・コーラ社が、自社の広告として赤い服を着た長い白ひげを生やしたサンタクロースを使用したことで、サンタクロースのイメージが世界中へ一気に広がりました。

■クリスマスツリーについて

クリスマス飾りの象徴的なものといえば、なんといってもクリスマスツリーですよね。
イルミネーションや様々な形の飾りつけによってカラフルに彩られたツリーはクリスマスムードを高めてくれます。
一般的にクリスマスツリーには主にモミの木が使われますが、この起源は中世のヨーロッパという説があります。
ツリーの週間は、中世ドイツの劇でアダムとイヴの物語が演じられた際に使用された樹木に由来しているとされています。
この物語の一節に、最初の人類とされているアダムとイヴが「食べてはならない」とされている知恵の実を食べた後に、楽園を追い出されるというシーンがあります。
劇では小道具として、知恵の実としてリンゴが用いられましたが、リンゴは落葉樹のため、冬になると葉を落としてしまいます。
そこで、冬になっても葉を落とさないモミの木にリンゴの実を吊るすことで、知恵の木に見立てました。
この知恵の木がやがて単体で飾られるようになり、クリスマスツリーになったとされています。
現代のクリスマスツリーの飾りにも赤や金、銀のボールを飾りますが、これはリンゴの実が転じたものということですね。

■クリスマスリース

壁や玄関にかけておくものがなじみ深いですが、近年ではテーブルの上に飾るタイプも人気です。
クリスマスリースには主にふたつの意味があるとされています。
1つ目に、冬にも葉を落とさない強い生命力の象徴であるモミの木のリースを玄関につるしておくことで、来年の豊作を招くとするものです。
2つ目は魔除けのためです。リースに用いられるモミの木やヒイラギですが、特にヒイラギについては葉の縁がとがっている形状でこれに魔除けの意味があるとされています。
3つ目の意味は、リースの形は終わりも始まりもない円形であることから「永遠の命」「永遠に続く神の愛」を示しているとするもの。
日本ではクリスマスが終わるとすぐに片づけてしまうリースですが、海外では新年用の飾りとしても使われるため、年を越しても飾ってある家庭が多いです。感覚としては、日本のしめ縄が近いかもしれませんね。

■クリスマスに合うお花

1.ポインセチア

クリスマスが近付いてくると花店などの店頭に並ぶ植物の一つです。
クリスマスフラワーとも呼ばれることもあります。
花のように見える部分は実は葉っぱで、花びらではありません。

2.シクラメン

冬の花として馴染みがあるお花としてシクラメンも外せませんよね。
赤や白のクリスマスカラーの他、ピンク等もあり花色が豊富です。
その上、花びらの形や大きさも品種によって様々です。
中には香りを楽しめる品種があります。

3.バラ(赤)

お花をプレゼントするといえば、バラを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
花の女王と呼ばれ、豪華で彩り豊かな花色が特徴です。
中でもクリスマスカラーでもある赤いバラの花言葉は「愛情」、白だと「心からの尊敬」、緑は「穏やか」と、どれもすてきな花言葉を持っています。

4.クリスマスローズ

クリスマスの時期になると、バラのような白い花を咲かせることから名付けられた花です。
キリスト教の逸話では、クリスマスに星に導かれてキリストと対面した羊番の少女が、天使に手渡された花だとされています。

2018-11-28 | Posted in , 花と文化No Comments » 

 

1月の誕生花「スイートピー」の特徴や花言葉は?おすすめのアレンジメントも紹介

1月の誕生花「スイートピー」の特徴や花言葉は?おすすめのアレンジメントも紹介

1月生まれの誕生花は、スイートピー。
家族や恋人・お友達に1月生まれの方がいるなら、誕生日プレゼントに誕生花のスイートピーを贈ってみてはいかがでしょうか?
フラワーギフトは、年齢や性別を問わず喜ばれます。

そこで今回は、スイートピーの特徴や花言葉、おすすめのアレンジ方法についてご紹介します。
あわせて、おすすめの飾り方もご提案しますので、誕生日プレゼントでスイートピーを贈った際にぜひ教えてあげてくださいね♪

1月の誕生花「スイートピー」ってどんな花?

1月の誕生花「スイートピー」ってどんな花?スイートピーの花束

可憐なフォルムが魅力的♡王妃にも愛されたスイートピー

フリルのようなフォルムがとってもキュートなスイートピー。
イタリア原産のマメ科の植物で、可憐なフォルムとほのかに漂う甘い香りが特徴です。
ピンクや白、紫や黄色など花の色はさまざま。その可憐な姿から、ブーケや切り花によく用いられます。

また、イギリスのアレクサンドラ王妃が愛した花でもあり、その寵愛ぶりから「エドワード朝を象徴する花」といわれるほど。
それがきっかけでスイートピーの人気が各国に広まったと言い伝えられています。

始まりの月にふさわしい、スイートピーの花言葉

1月の誕生花・スイートピーの花言葉は、「門出」「ほのかな喜び」「優しい思い出」「別離」など。

これらの意味合いは、スイートピーの花びらが羽ばたこうとする蝶のように見えることから名付けられたのだとか。
1年の始まりにふさわしい花であるのはもちろん、卒業や就職など新生活をスタートさせる方へのプレゼントにぴったりの花といえるでしょう◎

花びらを強調して可憐さを演出!?1月の誕生花スイートピーのおすすめの飾り方

花びらを強調して可憐さを演出!?1月の誕生花スイートピーのおすすめの飾り方。花瓶に入ったスイートピー
フリルのような花びらが特徴のスイートピーは、その花びらを強調するような飾り方がおすすめです◎

それには、まっすぐな茎をあえて見せるのがポイント♪透明のガラス瓶にスイートピーを挿し、足元をあえて見せることで、花びらの可憐さを強調することができます。

フラワーギフトは受け取ってうれしいプレゼントですが、飾り方に悩むところ。プレゼントする際に、どのように飾ればスイートピーが美しく見えるか提案してあげると親切です♪

ほかの花とのアレンジメントもおすすめ♡1月の誕生花スイートピーに合わせる花は?

誕生日プレゼントとして1月生まれの方に誕生花のスイートピーを贈るなら、シンプルにスイートピーだけを贈るほか、別の花とのアレンジメントをチョイスするのもグッド♪

アレンジに使う花は、スイートピーが主役になるよう小さめの花をチョイスしましょう。
小さめで繊細なイメージの花を選ぶことで、スイートピーの美しさを活かせます◎ なかでもおすすめの花は、以下。

マトリカリア

マトリカリア

ハーブのカモミールに見た目が似ているマトリカリア。
キク科の植物で、小さくて白い花をたくさん付けるのが特長です。
花色が白なので、ピンクや紫、黄色などカラーのあるスイートピーとの相性は抜群!
さりげなく主役の花を引き立てます。

ミモザ

ミモザ

鮮やかな黄色が目を引くミモザは、ふわふわした丸い花冠をつけるのが特長です。
ポンポンのような丸い姿はとっても可愛らしく、可憐なスイートピーと合わせることで美しくもキュートな印象を与えます♪
花束にボリュームを出すこともできます。

ピットスポラムなどのグリーン

ピットスポラムなどのグリーン

スイートピーには、ピットスポラムなどのグリーンを合わせるのもおすすめです◎
可憐な印象のスイートピーは女性的なイメージがありますが、グリーンを加えることでよりカジュアルな印象に。
また、鮮やかな花色とのコントラストを楽しむことができます。
女性はもちろん、男性への誕生日プレゼントにもぴったりです♪

2018-11-25 | Posted in 今月の誕生花No Comments » 

 

色鮮やかな花を冬に咲かせるシクラメンのご紹介

寒くなるこれからの季節に花を咲かせる植物は少ないですが、皆さんどの位ご存知でしょうか?
今回紹介するシクラメンもその中のひとつです。
シクラメンは冬に花を咲かせるのはもちろん、様々な花色の種類の品種があり、私たちを楽しませてくれます。
今回は色鮮やかなシクラメンについてご紹介します。

■シクラメンとは

シクラメンはサクラソウ科シクラメン属に属しているヨーロッパから西南アジアにかけて原産する球根植物です。
冒頭でも述べたように、シクラメンは冬の花の少なくなった時期を華やかな姿で彩ってくれる貴重なお花です。
冬の鉢花の女王とも呼ばれ、毎年この時期になると花屋さんなどで目にする機会が多くなります。
そのため、愛好家はもちろん、園芸初心者にも愛されているおお花です。
和名ではカガリバナと呼ばれ、これは反り返る花びらの様子から名づけられたとされています。

■特徴

特徴的な花を持つシクラメンは、花を茎の先端に1輪ずつ咲かせます。
花の色が豊富で、赤やピンク、白の他、色変わりをする品種などが出回っています。
園芸品種ではグラデーションになっている品種もあり、私たちを楽しませてくれます。
また多くの種類で葉っぱにあまり見慣れない白っぽい模様が入っていて、見え方によってはうっすら雪化粧しているようにも見えます。
形がハート形というのも特徴的ですね。

■歴史

シクラメンは元々花ではなく球根が注目されていました。
古来はアルプスのスミレと称され、シクラミンという有毒物質を含むにも関わらず、食用とされていました。
しかし、後にジャガイモが人々に周知されると食べられなくなっていったそうです。
17世紀に数種類の野生種がヨーロッパ西部に入ってきて、広がっていったとされています。
普及し始めたのは19世紀後半で、以降様々な品種が作出されていったとされています。
日本には明治時代初頭に伝わったとされていて、本格的な栽培が始まるのは大正時代に入ってからとされています。

■花言葉

シクラメン全体での花言葉は、遠慮、気後れ、内気、はにかみ等です。
これは雨に花粉が流されてしまうことを防ぐために下向きに花を咲かせる様子がまるで恥じらっているように見えることに由来しているとされています。
色によっても異なった花言葉を持っています。
例えば、ピンクなら憧れ、はにかみ、白なら清純といった花言葉を持っています。

■最後に

今回はこれからの季節を彩る花のシクラメンについての簡単に紹介させて頂きました。
いろいろな花の色があり、選ぶときも見ているだけで楽しくなります。
ご自宅を彩るお花としてはもちろん、季節のお花としてプレゼントにもおすすめなお花です。
またこれからの時期ですと、お花が好きな方へのお歳暮にもおすすめです!
冬の花として有名なシクラメンは季節のご挨拶として喜ばれることでしょう。
花キューピットでも人気のある色のシクラメンをご用意させて頂きましたので是非一度ご覧になってみて下さいね。



2018-11-22 | Posted in , 花と文化No Comments » 

 

彼女が喜ぶ、お花とセットのギフト

クリスマスまであと1ケ月…
男性の皆さん、彼女や奥様へのクリスマスプレゼントはお決まりですか?
花キューピットのオススメはもちろんお花のギフト。
でも、それだけでは少し物足りないかな、という方へおすすめのセットギフトをご紹介します。

■おすすめ1 クリスマスを華やかに演出。
ロゼワインとお花のセット

フローラルな香りと柔らかなバニラ香が口の中で上品に広がる、プレミアムなロゼワインとお花のセットです。
ビターな味わいが大人のクリスマスを特別な思い出に演出します。
女性が大好きなロゼカラーのワインは、特別な日のプレゼントにぴったり。


赤バラのウッドバスケットとvin rose ハーフ

商品番号:d05511918
セット価格:6,960円(税込)


■おすすめ2 花より団子な彼女にもおすすめ。
本格派チョコレートとお花のセット

日本とフランスの姉妹都市の「つながり」をテーマに、それぞれの要素をチョコレートの味とデコレーションで様々に表現している「モンショコ」。
フレッシュな素材を使用し一粒一粒丁寧に作った特別なチョコレートは、スイーツ好きの彼女もきっと満足。
お花とスイーツのセットで幸せいっぱいのクリスマスに。


赤ガーベラと赤バラのアレンジメントとモンショコ2段(8粒入)

商品番号:z04511507
セット価格:7,660円(税込)


■おすすめ3 ギフトチケットでキレイになる年末。
HAIR&MAKE EARTHギフトチケットとお花のセット

全国に店舗展開しているHAIR&MAKE EARTHのギフトチケットとお花のセットです。
年末や年始にはサロンに行って、いつもよりきれいになって新しい年を迎えたいのが女性心。
そんな彼女に喜ばれるギフトチケットが登場です。
ヘアのほか、ネイルやスパメニューにも使えるので彼女の好みに合わせて。
お花は深紅のハートのボックスフラワー。箱を開けたら真っ赤なバラ。
アースと花キューピットがコラボした特別デザインのフラワーギフトがサプライズを演出します。


HAIR & MAKE EARTH 赤バラのハートボックスとギフトチケット4000円

商品番号:ea01613254
セット価格:8,640円(税込)


お花とのセットギフトはまだまだあります。こちらをチェックしてみてください。

思い出に残る、クリスマスになりますように。

2018-11-18 | Posted in , 花と文化No Comments » 

 

クリスマスを彩る飾りつけ ~クリスマスリースについて~

クリスマスにはツリーや華やかなイルミネーションなどを飾ります。
今回ご紹介するクリスマスリースもその中の一つです。
毎年様々な色や装飾が施されたリースが店頭に並び、どれを買おうか迷ってしまいますよね!
ところでこのクリスマスリースが作られ、飾られるようになった由来をご存知でしょうか?
華やかで手軽にクリスマス気分にさせてくれるリースですが、その由来について知らないという方も少なくないかもしれません。
そこで今回はクリスマスリースの由来についてご紹介します。

 

■起源

クリスマスリースの原型となっているリースは、ローマ帝国時代にローマ人が祭事の時に身に着ける冠として用いられたことが始まりとされています。
祭事やお祝いの時の飾りとして用いられていて、そこから魔除けや作物の豊作を願い飾られることも増えてきたそうです。
リースをクリスマスに飾るようになった由来については諸説ありますが、ローマ皇帝がキリスト教を国教としたことから、キリスト教徒にローマの風習が広まったと言われています。
もともとローマに存在していたリースを飾るという文化とキリスト教の文化が混ざり、クリスマスにもリースが飾られるようになったのではないかとされています。

■飾りつける期間

クリスマスは、ご存知イエス・キリストの生誕祭です。
キリスト教では12月25日の4週間前の日曜日から12月24日のクリスマスイブまでを、キリスト教が降誕するまでの準備期間(アドベント期間)としています。
ですので飾り始める日は年によって異なり、早い年で11月27日から、遅い年でも12月3日に飾り始めます。
今年だと12月2日からがこれに当たりますね。
そしていつまで飾るかですが、日本だとお正月飾りの準備があり、25日を過ぎると外してしまいます。
実は欧米のクリスマス期間は前述の11月30日前後から1月6日までとされています。
1月6日は公現日(エピファニー)という日で、キリストの誕生を祝うため賢者がキリストを訪ねた日とされています。
このことからイエス・キリストが公の前に姿を現した日とされています。

■クリスマスリースの持つ意味

クリスマスリースを飾ることには3つの意味が込められているとされています。

1.豊作を願って・・・
リースに用いられる植物には常緑の植物が用いられます。
常緑の植物は年間を通して葉を茂らせているため、このことから農作物の繁栄を意味しているとされています。
リースには松ぼっくりやリンゴを装飾することもあります。
これらは収穫の象徴とされていて、特にリンゴは冬の寒い時期にも収穫ができて、栄養のある作物のため、神への供物としても用いられていたそうです

2.魔除けのために・・・
リースに用いられる常緑の植物にはモミの木やヒイラギですが、特にヒイラギについてはとがった葉の形状が特徴的で、これに魔除けの意味があるとされています。

3.永遠・・・
リースが輪になっていて途切れることがないことから、永遠を意味するとされています。
聖書の中で「私はαでありΩである。最初であり最後である」との記載があり、これは神とその愛が永遠の存在であることを表現しています。
このことからキリストの永遠の命の願う意味が込められているとされています。

■最後に

いかがでしたでしょうか。
今回は意外と知られていないクリスマスリースの起源や飾る意味についてご紹介しました。
リンゴや松ぼっくりがよく装飾されていることから作物に関する願いがあることは予想が出来ましたが、魔除けの意味も込められているのです。
飾る意味を知るとクリスマスをさらに楽しむことが出来そうですね!
お気に入りのリースを見つけて、華やかで楽しいクリスマスをお過ごしくださいね!

クリスマスリースは花キューピットでもお取り扱いがございます!
あわせてこちらも是非一度ご覧になってみて下さいね。



2018-11-16 | Posted in アイテム紹介, No Comments » 

 

「節目」の誕生日祝いにぴったり!竹を使った和風アレンジメント

「節目」の誕生日祝いにぴったり!竹を使った和風アレンジメント

いつもお世話になっている目上の方やご年配の方には、失礼のない誕生日プレゼントを贈りたいもの。
特に60代以降の男性になると、プレゼント選びで悩んでしまいますよね。
そんな時は、想いを込めた手作りのフラワーアレンジメントを贈ってみませんか?
今回ご紹介するのは、テマリソウや竹を使った和風アレンジメントの作り方。
盆栽のように落ち着いたアレンジメントで、お世話になっている男性を心からお祝いしましょう♡

このアレンジメントに使うお花一覧

このアレンジメントに使うお花は、「サンキライ」・「テマリソウ」・「ダリア」・「マム」・「竹」

【サンキライ】
特徴:つる性の植物です。秋になると真っ赤に熟した実をつけます。
花言葉:元気・屈強

【テマリソウ】
特徴:マリモのようにフサフサと花が丸くなるナデシコ科の花です。美しい緑色から生け花によく使われます。
花言葉:純粋な愛・才能

【ダリア】
特徴:強い存在感を放つ大輪の花です。赤・白・オレンジなど、一重や八重の豪華な花が咲きます。
花言葉:華麗・感謝

【マム】
特徴:細長い花びらをたくさんつける菊の花です。
香り:すっきりとした甘い香り
花言葉:高貴・高潔

竹を使った和風アレンジメントの作り方

STEP1:竹にスポンジを乗せ、ダリアをカットして入れます。

竹にスポンジを乗せ、ダリアをカットして入れます。

STEP2:マムとテマリソウを飾ります。

マムとテマリソウを飾ります。

STEP3:サンキライで隙間を埋めていけば完成です◎

サンキライで隙間を埋めていけば完成です◎
POINT:短時間でインパクトのあるアレンジメントに♪

このアレンジメントは「60代の男性への誕生日プレゼント」におすすめ!

和風で上品なこのアレンジメントは、ご年配の男性へ贈る誕生日プレゼントとしておすすめ♪
竹の「節目」を意識したアレンジメントで、誕生日をお祝いしてあげましょう◎
一目見るとボリューム感たっぷりのアレンジメントですが、使用花材の本数や種類はそう多くありません。
もし天然の竹を用意できない時は、人工竹で代用するのも◎

動画監修者

小西 拓
小西 拓

石川県在住、フラワーデザイン競技会グランドチャンピオン選手権・2018年度優勝者。実家が花キューピット加盟店で、ご両親の世代から花屋を生業としている。 大学卒業後はJFTDの専門学校に入学し、花屋を開業するために経営や技術・ノウハウを習得する。季節の花を用いることを大切にし、茎も葉もすべてが花の一部であり命あるものとして捉え、花の可能性を探っている。

2018-11-13 | Posted in , 花飾りアドバイスNo Comments » 

 

赤と緑が美しいクリスマスの定番 ~ポインセチアのご紹介~

ハロウィンが終わり、様々な場所でクリスマス装飾が見られるようになりました。
クリスマスの飾りつけと言えば何が思い浮かびますか?
様々なものを思い浮かべることが出来ますが、多くの方はツリーやリース、華やかなイルミネーションが思い浮かべるかと思います。
もちろんこれらはクリスマスを彩る欠かせない飾りつけです。
これらに加えて赤と緑のクリスマスカラーの植物、ポインセチアもクリスマスを彩る定番の飾りです。
今回の花だよりではポインセチアをご紹介したいと思います。

■ポインセチアってどんな植物?

ポインセチアはトウダイグサ科の植物の一つで、正式にはショウジョウボクという植物です。
日本では11月から12月頃に茎の上にある葉が赤・ピンク・黄色・白などに美しく色付きます。
クリスマスが近くなると花店などに出回ることからクリスマスフラワーとも呼ばれ親しまれています。
ポインセチアはメキシコ原産のユーフォルビアプルケリマという植物を改良してつくられた品種です。
野生種は軽い霜程度であれば当たっても枯れない耐寒性がありますが、園芸品種は寒さに弱いです。
1年で枯らしてしまうことも多いため、草本のように扱われることもありますが、本来は低木です。
日本の中でも比較的温暖な気候の沖縄などでは庭で数メートル程に育っているものを見かけることもあります。
特徴的な色がつく部分が花と思われがちですが、この部分は「ほう」と呼ばれていて、花はその中心にある小さな黄色い部分です。

ポインセチアとプリンセチア
プリンセチアはユーフォルビアを品種改良した新品種で、華やかなピンクの葉が密に広がることが特徴です。
プリンセチアはその見た目がプリンセスの様に華やかであることと、ポインセチアの名前を掛け合わせてプリンセチアと名付けられたとされています。
似ているポインセチアに比べて丈夫で長く楽しめるため、人気の品種です。

■名前の由来

ポインセチアの名前の由来は、ジョエル・ロバーツ・ポインセット氏の名前にちなんでいるとされています。
彼はアメリカの初代メキシコ駐在大使で、彼がメキシコ南部の街タスコを訪れた際、冬場に赤い花を咲かせるトウダイグサ科の植物を発見しました。
それをメキシコから帰国する際に、アメリカ合衆国に持ち帰り、これをきっかけにクリスマス時期に咲く赤い花として世界的に普及していったとされています。
後にこの植物は、ポインセット氏の名前にちなみ、ポインセチアと命名されたとされています。
その後、ポインセチアが日本に渡来したのは明治時代です。
和名ではショウジョウボクと呼ばれていましたが、今日の日本ではこの和名はほとんど使用されていません。

■クリスマスとポインセチア

記事冒頭でもご紹介しましたが、ポインセチアの特徴の一つが華やかな「ほう」です。
ポインセチアがクリスマスの定番の植物とされるようになった主な由来の1つが、この色です。
クリスマスカラーとしてよく用いられる葉の緑色に加えて、赤に色づく「ほう」、白い樹液を持つポインセチア。
この緑、赤、白は代表的なクリスマスカラーでそれぞれ次のような意味合いがあるとされています。
・赤は「キリストの流した血の色」
・緑は「永遠の命や愛」
・白は「純潔」
これらを併せ持つポインセチアはクリスマスにぴったりの植物です。
また、花や「ほう」の形がキリストの誕生を知らせたとされるベツレヘムの星を連想させることがクリスマスに用いられる理由であるとされています。

■花言葉

ポインセチアの花言葉はその色によって異なるとされています。

1.赤色:聖なる願い、聖夜、祝福
2.白色:あなたの祝福を祈る
3.ピンク:思いやり

いずれもプレゼントにピッタリな花言葉ですよね!

■最後に

今回は色も形もクリスマスらしいポインセチアについてご紹介させて頂きました。
ポインセチアは見た目も可愛らしく、花言葉もクリスマスらしいものから相手を思うものまであり、贈り物としてもおすすめです。
花キューピットでもポインセチアの仲間のプリンセチアの販売がスタートしています!
自宅の飾りつけの一つとして飾ることでその色合いが一層クリスマス気分を盛り上げてくれます。
その他、植物を育てることが好きな方へのクリスマスプレゼントとしてもおすすめです。
今年はポインセチアと一緒に素敵なクリスマスを過ごしてみてはいかがでしょうか。



2018-11-09 | Posted in , 花と文化No Comments » 

 

器の中まで美しい、ビー玉入りのアレンジメント

器の中まで美しい、ビー玉入りのアレンジメント

花材以外のさまざまなアイテムを組み合わせるのも、フラワーアレンジメントの醍醐味♪
たとえば、ガラス容器とビー玉を使って涼しげに仕上げるアレンジメントなんていかがでしょうか?
使用する花材は、ゴージャスな白いトルコキキョウとサンキライ・マトリカリアなど。それぞれのお花が彩り合って、ほどよいバランスにまとまりますよ◎
今回は、水耕栽培のような軽やかさとカジュアルな雰囲気が楽しめる、ビー玉入りアレンジメントの作り方をご紹介しましょう♪

このアレンジメントに使うお花一覧

このアレンジメントに使うのは、「トルコキキョウ」・「サンキライ」・「マトリカリア」・「リキュウソウ」

【トルコキキョウ】
特徴:フリルのような花びらをつけるゴージャスなお花。花持ちがよいため切り花にも人気です。
花言葉:優美・すがすがしい美しさ

【サンキライ】
特徴:茎にトゲがある、つる性の植物です。秋になると真っ赤に熟した実をつけます。
花言葉:元気・屈強

【マトリカリア】
特徴:白や黄色の花をつけるマーガレットのような花です。虫除け効果のあるハーブとしても使われます。
香り:菊のような香り
花言葉:忍耐・集う喜び

【リキュウソウ】
特徴:細長く伸びるツル性の多年草。明るいグリーンの色合いから、ブーケやアレンジメントにも人気です。
花言葉:奥ゆかしさ

アレンジメントの作り方

STEP1:ガラス容器にビー玉と水を入れます。

ガラス容器にビー玉と水を入れます。
POINT:ここで注ぐ水の量は半分くらいにしておきましょう◎

STEP2:葉っぱをカットしてトルコキキョウを入れます。

葉っぱをカットしてトルコキキョウを入れます

STEP3:隙間にリキュウソウとマトリカリアをバランスよく入れます。

隙間にリキュウソウとマトリカリアをバランスよく入れます。

STEP4:サンキライを入れて整えます。

サンキライを入れて整えます。

STEP5:最後に水を注げば完成です♪

最後に水を注げば完成です♪

このアレンジメントは「20代~30代の女性への誕生日プレゼント」におすすめ!

軽やかでゴージャスすぎないこのアレンジメントは、20代〜30代の女性への誕生日プレゼントにぴったり♪
手渡しでプレゼントするのはもちろん、パーティーの会場にテーブルにそっと飾っても◎
お花の色とビー玉の色を揃えると、統一感のある仕上がりになりますよ。
ガラス容器がなければ、アクリル素材の器でもOKです♪
涼しげな印象のアレンジメントなので、6月〜8月に誕生日を迎える女友達に贈ると喜ばれるかも◎
ぜひ作ってみてくださいね♪

動画監修者

小西 拓
小西 拓

石川県在住、フラワーデザイン競技会グランドチャンピオン選手権・2018年度優勝者。実家が花キューピット加盟店で、ご両親の世代から花屋を生業としている。 大学卒業後はJFTDの専門学校に入学し、花屋を開業するために経営や技術・ノウハウを習得する。季節の花を用いることを大切にし、茎も葉もすべてが花の一部であり命あるものとして捉え、花の可能性を探っている。

2018-11-09 | Posted in , 花飾りアドバイスNo Comments » 

 

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