花キューピット
3月生まれの人に贈るならピンクガーベラ!おすすめの飾り方もご紹介!

3月生まれの誕生花は、ピンクガーベラ。
家族や恋人・お友達に3月生まれの方がいるなら、誕生日プレゼントに誕生花のピンクガーベラを贈ってみてはいかがでしょうか?
フラワーギフトは、年齢や性別を問わず喜ばれます。
そこで今回は、ピンクガーベラの特徴や花言葉、おすすめのアレンジ方法についてご紹介します。
あわせて、おすすめの飾り方もご提案しますので、誕生日プレゼントでピンクガーベラを贈った際にぜひ教えてあげてくださいね♪
3月の誕生花「ピンクガーベラ」ってどんな花?
かわいらしくもエレガントなルックス♡様々な国で愛されるピンクガーベラ

パッと大きく広がった花が鮮やかなピンクガーベラ。
南アフリカ原産のキク科の植物で、かわいらしい花の形とはっきりした花の色が特徴です。花色は、ピンクのほかにも赤や黄色などさまざま。
ガーベラの起源は南アフリカで、その後イギリスやフランス、オランダなどの国々で広まり、様々な品種が誕生したといわれています。
日本には明治時代の終わり頃から大正時代の初め頃に渡来し、「ハイカラ好みの都会的な花」として人気が高まり、現在に至るまで長く愛されています。
愛にあふれた花、ピンクガーベラの花言葉
3月の誕生花・ピンクガーベラの花言葉は、「崇高美」「熱愛」「童心に返る」など。
崇高美とは、高嶺の花と同義。気になる存在であるけれど、あまりにも美しく、雲の上のような存在で手が届かない……そんな片思い中の相手にプレゼントすると、遠回しに想いを伝えられるかもしれません♡
かわいらしくも大人っぽくも茎の長さがポイント!ピンクガーベラのおすすめの飾り方

丸く大きな花が特徴のピンクガーベラ。
かわいらしく仕上げるときは、茎を短くして、花瓶の縁に花を並べるようにドーム型に飾りましょう。360度どこから見ても華やかな仕上がりになります。
大人っぽく仕上げたいときは、茎を長く使うとGOOD。
ピンクガーベラの茎は、まっすぐではなく少しうねりや曲がりがあるので、長さを出すとニュアンス感のある美しいアレンジになります。
また、花をいけるのは花瓶じゃなくてもOK。
水が漏れなければよいので、ガラスコップや空き瓶など、花を飾る場所に合うお気に入りの器を選びましょう。
ピンクガーベラは花そのものがかわいいので、器はなるべくシンプルなものやモダンなものを選ぶと、おしゃれに仕上がります♪
ほかの花とのアレンジメントもおすすめ♡ピンクガーベラに合わせる花は?
誕生日プレゼントとして3月生まれの方に誕生花のピンクガーベラを贈るなら、シンプルにピンクガーベラだけで花束をつくるほか、別の花とのアレンジメントをチョイスするのもステキです♪
ピンクガーベラの花は丸い形で、切り花の場合は葉がついていないものがほとんど。
そのためアレンジメントをするとどうしても、花同士の間や足元に隙間ができてしまいます。
そこで、ほかの花と合わせる際は、隙間を埋めてくれるような小ぶりな品種がおすすめ。
また、ピンクガーベラは色の主張が強いので、合わせる花も同色系のものをチョイスすると全体がまとまりやすくなります。
このほか、花ではなくグリーンでシンプルにアレンジするのも◎
例えばこんな花・グリーンがぴったり
・バラ

プレゼントとして大人気のバラ。バラの品種は非常に多く、4万種以上存在するといわれています。
赤やピンク、白の花色のものも多いので、ピンクガーベラとの相性は抜群!
ただし、バラが主役になってしまわないよう、小ぶりのものを選びましょう。
・ビバーナム

派手すぎないかわいらしさのあるビバーナム。アジサイのようにまるく集まって咲きます。
白の花色が定番でしたが、近年ピンクのものも出回り始めました。
ふわっと綿菓子のようなピンクの発色は、ガーベラの鮮やかなピンクを引き立てます。
かわいいものが好きな女性へのプレゼントとしてぴったりです◎
・レモンリーフなどのグリーン

ピンクガーベラには、レモンリーフなどのグリーンを合わせるのもおすすめです◎
グリーンなら基本的にどんなものOK。主役のピンクガーベラをより美しく見せてくれます。
また、グリーンが加わることで、ピンクガーベラのかわいらしさが抑えられるので、ボーイッシュな女性や年配の女性へのプレゼントにもおすすめです。
海外でバレンタインは花を贈る?日本以外の国~アメリカ・イギリス・イタリア・中国~
来週の2月14日はバレンタインデー。
日本では女性から男性へチョコレートを贈る日と広く知られていますが、
実は世界にはバレンタインに大切な方へお花を贈るという習慣があります。
今回は日本以外の国のバレンタインの過ごし方や、バレンタインに花を贈る「フラワーバレンタイン」についてご紹介します!
日本では何でバレンタインにチョコレート?
日本ではすっかりお馴染みになったバレンタインデーにチョコレートをプレゼントする習慣。
なぜチョコレートを贈る習慣が広まったのでしょうか?
日本で、バレンタインデーとチョコレートを結びつけたのは神戸の洋菓子店モロゾフが掲載した新聞広告と言われています。
2月14日に大切な人にプレゼントをするという欧米の習慣をアメリカの友人を通じて知ったモロゾフの創業者は、このような素敵な文化を日本を広めようと考えました。
モロゾフは1935年に外国人向けの英字新聞である、The Japan Advertiserにチョコレートを贈ろうとPRした広告を載せました。
しかし、この広告ではバレンタインデーのチョコレートを印象づけるほどの成果は得られませんでした。
1958年、メリーチョコレートカムパニーが新宿伊勢丹本店でバレンタインセールというキャンペーンを行ないました。
これが、日本で初めて百貨店にて行われたバレンタインデーのキャンペーンと言われています。
しかし、ここで売れたのは板チョコ5枚とカード5枚のみでとても成功と言える結果ではありませんでした。
その後、60年代に入ると、百貨店の他、お菓子メーカー各社がバレンタインデーを積極的に打ち出すようになりました。
森永製菓が新聞広告でバレンタインの企画を行ったり、ソニープラザがチョコを贈ることを流行させようとバレンタインフェアを開催したりと様々な試みが行なわれました。
しかしこの時点においても、バレンタインデーに贈るものがチョコレートとはなっておらず、新聞広告にもチョコレートの文字は見当たりませんでした。
70年代に入ると、ようやくこれまでのお菓子メーカーの努力の成果が出てきます。
若い世代でバレンタインデーにチョコレートを渡すという動きが広まり、好きな人にチョコレートを渡して告白という流れが定着しました。
このとき、30年以上お菓子メーカー各社による努力の結果、チョコレートが、バレンタインデーの主役の座を得ました。
日本以外の国のバレンタイン事情
日本ではチョコレートを贈ることで知られているバレンタインですが、世界を見ると様々な過ごし方があります。
多くは日本とは違い、男性から女性へプレゼントをするというのが一般的のようです。
各国のバレンタインの過ごし方いくつかをご紹介します。
アメリカ
アメリカでは、バレンタインは「愛を伝える日」と言われています。
友達同士や片思いの相手にプレゼントというよりは、恋人同士や夫婦の間で愛を祝う日として認識されています。
また、女性が男性にチョコレートをあげるのではなく、男女関係なくプレゼントやサービスなど何らかの方法で愛を表現する日です。
女性よりも比較的に男性がリードをするケースが多いようです。
アメリカのバレンタインには次のようなことを行なうことが一般的です。
- メッセージカードを送る
- 花を贈る(アメリカではバレンタインデーの最も重要なアイテムが「花」だとか)
- ギフトを贈る(チョコレート、お菓子、ぬいぐるみ、風船、シャンパン、ジュエリーなどが定番)
- 特別なディナーを一緒に過ごす
2.イギリス
イギリスでは、カップル同士でメッセージカードやプレゼントを贈り合うことが一般的とされています。
イギリスでは、男性からも女性からもプレゼントを贈り合っています。
特別なデートをするべくディナーのレストランは大変混み合うそうです。
素敵なレストランを予約して、花束を男性が持って行き手渡しすることもあります。
バレンタインにお花を贈ることはイギリスが発祥と言われています。
ちなみにイギリスはバレンタインにチョコレートを贈る文化の発祥の地ともされています。
それはイギリスのキャドバリー社が始まりとされています。
1868年、キャドバリー社が美しい絵のついたプレゼント用のチョコレートボックスを販売しました。
バレンタイン用として売られていたわけではなかったそうですが、イギリスらしい美しいボックスに入ったチョコレートは、バレンタインの贈り物として大変な人気だったそうです。
これがきっかけとなり、バレンタインにチョコレートを贈る風習が広まったとも言われています。
3.イタリア
イタリアのバレンタインでは男性から女性へプレゼントを贈ることが一般的です。
特に人気のプレゼントは赤いバラとされています。
他には、アクセサリーや下着なども人気があるそうです。
男性からだけでなく、女性から男性へプレゼントすることもあります。
また、バレンタイン当日はイタリアでも最もレストランの予約が取りにくい日とも言われています。
レストランもこの日にはバレンタイン特別ディナーを提供するなどして盛り上がります。
ちなみにイタリアのバレンタインディナーとしては、日本のお寿司も人気なのだそうです。
4.中国
中国語でバレンタインデーは情人节(チンレンジェ)と言います。
情人(チンレン)は恋人、节(ジェ)は節句・記念日の意味です。
直訳すると「恋人の日」ということになりますね。
中国のバレンタインは主に恋人のいる男性がお相手の女性へ贈り物をするというのが一般的です。
恋人の日なので、結婚している男女間や片思い中の場合には特に何もしないということもあるそうです。
もっと気になる方は、こちらも合わせてご覧ください。
![]() |
バレンタインの海外の習慣・文化~世界では何をしている?~ 韓国やベトナムなどの他の国の様子も紹介。 |
フラワーバレンタインについて
バレンタインに大切な方(特に男性から女性)へお花を贈ることを花の国日本協議会では、
「フラワーバレンタイン」
と呼んでいます。
日本におけるバレンタインデーは、ご存知の通り女性から男性へチョコレートで愛を伝える日と認知されています。
ですが、上で紹介した国々のように、世界におけるバレンタインデーは男女がお互いに愛や感謝の気持ちを伝えあう日なのです。
欧米では、メッセージカードやプレゼントの交換をしますが、あわせて、男性から女性に花(主に赤いバラ)を贈ることが最もポピュラーです。
2月14日は、世界中で花を贈る日なのです。
最後に
今回は日本と外国のバレンタインの過ごし方について簡単にご紹介させて頂きました。
大切な方への愛や感謝を伝える方法は様々ですが、メッセージカードやアクセサリーに並んでお花を贈る文化が欧米ではポピュラーのようですね!
日本では男性から女性へ渡すものといえば、逆チョコで渡すチョコレートですね。
お花を贈る男性はまだ少ないです。
大切な方からのプレゼントは
今年は大切な方へ男性から気持ちを込めてお花のプレゼントをしてみてはいかがでしょうか?
きっと心に残る贈り物になりますよ!
バレンタインの花贈りを応援する花キューピットでは、今年もバレンタインにおすすめのフラワーギフトをご用意しております。
ぜひこちらも一度ご覧になってみてくださいね。
魅力的な花姿の春の花 ~ラナンキュラスのご紹介~
ラナンキュラスという花をご存知でしょうか。
ふわっとボリュームのある花が特徴的な春の花です。
様々な色のものが出回っていてフラワーギフトにも人気のある花です。
今回はそんなラナンキュラスについて触れていきたいと思います。
■ラナンキュラスの特徴

ラナンキュラスは、中近東からヨーロッパの南東部を原産地とするキンポウゲ科の植物です。
春に咲くラナンキュラスの花は美しく、薄い紙を何層にも重ねたようで豪華です。
八重咲きで豪華な花姿が人気ですが、咲き方の種類がとても豊富で一重咲きで花びらがフリルのようになっているものや、半八重咲きのものなどもあります。
花の色は白、ピンク、黄、紫、赤、緑などがあり、グラデーションカラーのものやバイカラーなど多彩です。
ラナンキュラスは名前の由来が面白い花としても知られています。
その名前の由来はラテン語の「rana」に由来しているとされています。
そしてこの「rana」とは「カエル」を指す単語なのです。
ラナンキュラスの葉はカエルの足に似ています。
また、湿った場所に自生することが多いことから名づけられたのではないかとされています。
■ラナンキュラスの歴史
13世紀にフランスのルイ9世が十字軍に参加し、聖地エルサレム奪回のために遠征をしました。
その帰国時に花好きの母のために持ち帰った花が「ラナンキュラス」の花とされています。
ラナンキュラスは、現在ではヨーロッパや西アジアなどの幅広い国や地域に500種以上もの品種があるとされています。
ですが、私達がよく目にする品種は、その内のたった1種で、それは「ラナンキュラス・アシアティクス」です。
アシアティクスには「アジア産の」という意味があり、この種が16世紀のトルコで品種改良が盛んになり、やがてヨーロッパを中心に世界中に広まったとされています。
日本で巨大輪のラナンキュラスが出回り始めたのは1960年代後半とされています。
当時は種数も少なく、茎も曲がっていたことから人気はあまりなかったそうです。
しかし、そこから改良を重ねることで、色と形が豊富になり、茎は細くて固い品種が多く誕生しました。
■色ごとに異なる花言葉

1.ラナンキュラス全体の花言葉:晴れやかな魅力
2.赤色の花言葉:あなたは魅力に満ちている
3.紫色の花言葉:幸福
4.白色の花言葉:純潔
5.ピンク色の花言葉:飾らない美しさ
6.黄色の花言葉:優しい心遣い
■最後に
今回はふわっとボリュームのある花、ラナンキュラスについてご紹介しました。
ラナンキュラスは非常に美しく、尊敬を表すような花言葉もついていてプレゼントに最適な花です。
花キューピットでもいくつかラナンキュラスを使ったフラワーギフトをご用意しております。
お花を贈る際には是非一度ご覧になってみて下さいね!
2月の誕生花のご紹介 ~春を代表する花チューリップ~
早いもので一週間後は2月に入ります。
2月生まれの方はお誕生月ですね。おめでとうございます!
2月は冬らしい寒さが続きますが、一方で春を迎えようとしている時期でもあります。
そんな2月の誕生花は、チューリップです。
今回は、チューリップの特徴や花言葉などをご紹介します。
■チューリップの特徴

チューリップはユリ科チューリップ属の球根植物です。
原産地はトルコのアナトリア地方とされていますが、生産地として世界的に有名な国はオランダとされています。
生産地のオランダでは1630年代にチューリップが投機の対象となり、球根が結婚の持参金になったとも言われています。
誰もが知っているチューリップですが、品種改良が進み、形も色も種類が非常に豊富になりました。
今では5000種を超える品種が存在しているとされています。
花の色は、よく見かける赤やピンク、黄色のほか、オレンジ・緑・紫・黒・白・複色など実に多彩です。
花の形も、一重咲きや八重咲き、ユリ咲き、フリンジ咲き、パーロット咲きなどがあります。
開花時期は3月下旬〜5月で、実際に花が咲いている期間はおよそ1週間とされています。
■名前の由来
チューリップの学名はTulipa gesneriana(ツゥリッパ ゲスネリアーナ)といいます。
ゲスネリアーナは命名者のゲネスルの名前からきているとされています。
ツゥリッパはトルコ語で頭巾を意味するtulipanに由来していると言われています。
チューリップの花は全開せず、イスラム教徒が頭に巻くターバンに似ていることから名付けられたとされています。
チューリップの名前の由来にはこんな物語があります。
16世紀、当時のオーストリアのトルコ駐在大使がトルコ人の方にある花の「名前」を尋ねました。
するとそのトルコ人の方はこの質問を花の「形が何に似ているか」と聞かれていると勘違いしてしまいました。
形が何に似ているかと聞かれたトルコ人は「ターバン」と答えます。
すると大使はその花の名前が「ターバン(ツゥリッパ)」だと聞かされます。
そして、大使によってヨーロッパにその花がチューリップという名前で紹介され、世界中に広がっていったとされています。
■花言葉

花言葉は「華美」「恋の告白」「美しい目」「魅惑」「博愛」「思いやり」「真面目な愛」「正直」「丁重」。
花色によっていろいろな花言葉があります。
1.チューリップ全体の花言葉:晴れやかな魅力
2.赤色の花言葉:あなたは魅力に満ちている
3.紫色の花言葉:幸福
4.白色の花言葉:純潔
5.ピンク色の花言葉:飾らない美しさ
6.黄色の花言葉:優しい心遣い
■最後に
今回は2月の誕生花であるチューリップをご紹介しました。
「思いやり」「新しい恋」などの春のはじまりにぴったりな花言葉を持つチューリップは、大切な方の誕生日の他、春のお祝い事にもぴったりです。
色とりどりの可愛らしいチューリップと共にお祝いの気持ちをプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
幸せを招く黄色い花 ~福寿草のご紹介~
福寿草(フクジュソウ)という植物をご存知でしょうか?
雪国に春一番を告げる代表の花と言われています。
雪解けと共にきれいな黄金色の花を咲かせます。
幸福と長寿を呼ぶめでたい花として愛され、正月の床飾り用として鉢植えがよく出回ることもあります。
今回はそんな幸せを招く花、福寿草をご紹介します。
■名前の由来

旧暦では、今の2月が1月にあたるため、当時のお正月頃に年の一番に咲くことから昔は「福告げ草」と呼ばれていました。
それが徐々に変化していき、開花期間が長くめでたい花ということから幸福と長寿を意味し、新春を祝う花として「福寿草」と名づけられたそうです。
福寿草は別名も持っていて、旧暦の正月の初めに咲く花ということから、元日草(ガンジツソウ)や朔日草(ツイタチソウ)と呼ばれることもあります。
■福寿草の特徴
福寿草はキンポウゲ科の多年草で、主に北海道から九州の山中に生育しています。
花は3センチから4センチ程で、鮮やかな黄金色の花を咲かせます。
早春に花を咲かせ、花が終わると木々が生い茂る夏手前頃まで光合成を行います。
その後地上部の葉は枯れて無くなり、次の年の早春頃にまた鮮やかな花を咲かせるスプリング・エフェメラルの一種です。
福寿草には、太陽光に応じて花が開閉するという特徴があります。
これは花びらを使って花の中心に虫を誘い込む福寿草が受粉をするために必要な仕組みです。
まだ寒い早春の時期に太陽の光を集めて暖かい環境を作り出すことで、低温下で活発な活動が出来ない虫たちを誘いこむという仕組みです。
■野生の福寿草は絶滅の危機?

比較的寒い地域の山中では、初春の山歩きで最もポピュラーな花とされている福寿草。
しかし地域によっては、個体数が危機的水準にまで減少していて、、2000年版の環境省レッドデータブックでは、絶滅危惧Ⅱ類に指定されていました。
※レッドデータブック(RDB)とは?
日本の絶滅のおそれのある野生生物の種についてそれらの生息状況等を取りまとめたもの
その後、2007年8月の見直しによって、ランク外となりましたが、危機は続いています。
レッドデータブックのランク外にはなったものの、それとは別に都道府県毎にも絶滅危惧種を指定しています。
こちらにはフクジュソウが記載されている都道府県があります。
■幸せを招く花ですが有毒植物の一面も
福寿草は全体に毒を持っている植物としても知られています。
この毒を摂取した人の死亡例もあるそうです。
地面から芽を出したばかりの福寿草は、フキノトウのようにも見え、間違って採取して食べてしまうことがあるそうです。
シマリンやアドニトキシンと呼ばれる毒が含まれ、誤って摂取すると、嘔吐、下痢、呼吸困難、心臓麻痺を引き起こし、重度の場合には死に至ることもあります。
一方で、使い方次第では毒が薬になるとされています。
昔から福寿草の根を煎じて強心剤、利尿剤などの薬草として利用されていたそうです。
とはいえ、危険を伴うため、福寿草は観て楽しむだけにしましょう。
■花言葉
1.「幸せを招く」「祝福」
福寿草の「福」にちなんでこの花言葉がつけられたとされています。
お正月用の寄せ植え等にも福寿草が使われる程、縁起の良い花として知られています。
お正月飾りとして、一緒に赤い実を付けた「南天」が使われるのですが、
南天は「難を転ずる」といわれ、これとを一緒にすることで、「難を転じて福と成す」という意味を持つとされています。
2.「思い出」「回想」
福寿草の「寿」から連想されてこの花言葉がつけられたとされています。
長く人生を重ねる事で思い出も積み重なります。
そこで積み重ねた思い出を振り返ることで、幸せに浸り、噛みしめることもあるだろうとこの花言葉がつけられたとされています。。
■最後に
今回は幸せを招く花の福寿草をご紹介しました。
幸せを招く花ですが、有毒植物であったり、絶滅の危機におかれていたりと大変な境遇の植物ですね。
野山に出かけた際に目にすることができたら、本当に幸せになるかもしれませんね。
2月の誕生花を徹底解説|組み合わせや色選びのコツ

2月の代表的な誕生花「チューリップ」の特徴

冬らしい寒さが続く2月。そんな2月生まれの誕生花は、チューリップです。
2月生まれには、誕生日プレゼントに誕生花のチューリップを贈ってみてはいかがでしょう。
こちらでは、チューリップの特徴についてご紹介します。
色や形が豊富!相手の好みに合わせて選べる
丸みを帯びたものからフリル状のもの、細く尖ったものなどさまざまな花びらの形状を楽しむことができるチューリップ。
いずれも可憐な見た目がかわいらしく、赤や黄・白やピンクなどカラーバリエーションも豊富です。
そんなチューリップはユリ科の多年生植物で、観賞用として1863年に日本に伝わりました。
ウコンのような苦味のある香りから、当時は「鬱金香(うっこんこう)」とも呼ばれていたのだとか。
子どもの頃に口ずさむ童謡にも登場し、学校の校庭にもよく植えられていることから、多くの方にとって親しみのある花なのではないでしょうか。
花言葉は色ごとに違う
2月の誕生花・チューリップの花言葉は、「愛の告白」「思いやり」「名声」など。
ただ、チューリップの花言葉は色によって異なり、赤色は「「真実の愛」、黄色は「名声」や「実らない恋」、ピンク色は「愛の芽生え」、白色は「純真」などの意味が込められています。
贈る相手の印象だけでなく、相手に対する気持ちも込めて色を選ぶとよいかもしれませんね。
花束やフラワーアレンジメントでも人気!長く楽しむための管理のコツ
チューリップは、花束でもさまざまなフラワーアレンジメントにも人気のある花です。見た目も華やかで、かわいらしいチューリップは可能であれば、なるべく長く楽しみたいものですよね。そこでチューリップを長く楽しむためのポイントを2つ紹介します。
水につける際は浅くする
少しでも長くキレイに保ってほしいとばかりに、チューリップを花瓶に飾る際はたくさんのお水を入れてしまいがちです。しかし、こちらはNGです。深く水を入れてしまうと瑞々しい茎が水によって腐ってしまいやすくなるからです。長く楽しむためには、浅い水に入れてこまめに水を入れ替えることが重要です。
切り口が傷んだらカットする
そして可能なら切り口が痛んでいたらカットして、腐らせないように配慮しましょう。カットしないと傷んだところが腐っていき、ドンドンと侵食していきます。せっかくキレイなチューリップが台無しになってしまうので、 茎の様子を見て傷んでいないか注意が必要です。また、カットする際には長く切り過ぎないようにしましょう。
枯れた花は取り除く
チューリップに限らず、枯れたり萎れたりした花は、できるだけ早く取り除くようにしましょう。アレンジメントの場合は、吸水性スポンジから引き抜いて花を取り除くようにします。花がきれいに生けられているアレンジメントから、花を取り除くのは勇気がいりますが、思っているよりも簡単に引き抜くことができます。1つの茎から複数の花が咲いている場合は、枯れてしまった花だけをカットして取り除くようにすることがおすすめです。
萎れた花をそのままにしておくと、見た目が悪くなることはもちろんですが、花にカビが生えてしまうこともあるのです。萎れた花にカビが発生すると、まだ元気に咲いている花にまでカビが移ってしまうことがあります。他の花を長持ちさせるためにも、萎れた花は早めに取り除くようにすることがおすすめです。
萎れた花を取り除いた際に、アレンジメントに花のない場所ができてしまったときは、他のまだ元気な花を生け直し、配置を変えてみても良いと思います。花がなくなってしまったところに、何本か他の花を引き抜いて、吸水性スポンジに新しく穴を開けるように挿し直します。すると、ただ取り除いたときよりも見栄えが良くなります。特にチューリップなど花が大きい種類をアレンジメントから抜くと、抜いた部分がスカスカになり吸水性スポンジが見えてしまうことも。萎れた花を取り除くと同時に、生け直すこともセットでできるといいかもしれませんね。
「フリージア」や「マーガレット」も2月の誕生花
チューリップのほかにも、フリージアとマーガレットも2月の誕生花です。これらの花はともに人気が高く、花束として贈られると喜ばれます。それぞれの花の特徴や花言葉をチェックしてみましょう。
フリージアの特徴
フリージアは春の花として有名であり、3月になると大量に咲くことでも有名です。南アフリカを原産地としており、和名では浅黄水仙(あさぎすいせん)と名づけられています。そんなフリージアですが主な特徴として下記が挙げられます。
甘い香りがポイント
フリージアは甘い香りが特徴で、花の色によって若干の違いがあります。花の色が白や黄色の場合はキンモクセイのような甘い香りがし、赤などの濃い色の場合は微かな甘い香りに加えて果実を思わせるような香りが漂います。
花色が豊富
フリージアの花色は黄色、白、赤、紫となります。相手に贈る際は相手の好きな色や後述する花言葉を参考にするといいでしょう。
フリージアの花言葉
フリージアの花言葉は花の色によって違いますが、全般的に言われている花言葉は「純潔」「親愛の情」「あどけなさ」です。
黄色のフリージアは「無邪気」、白いフリージアの場合は「あどけなさ」、赤いフリージアの場合は「純潔」、紫のフリージアの場合は「憧れ」となります。
マーガレットの特徴
11月から5月まで咲いており、長い期間楽しむことができるのが特徴です。高温多湿に弱い傾向がありますが、冬から春までの期間は日本では特段気にする必要はないでしょう。原産地はスペインのカナリア諸島で、日本には明治時代から導入されたと言われています。
マーガレットはフリージアのように香りは強くありませんが、別の点で大きな特徴があります。
花の形が豊富
マーガレットの最大の特徴は、花の形が豊富であることです。牡丹やシロツメクサのような形を思わせるマーガレットもあれば、白い花びらのヒマワリを連想させるような形、花びらが大きくしなりダイナミックに感じさせる形など多種多様です。
つまり、マーガレットは同じマーガレットでも品種を変えることでさまざまな表現をすることができます。形以外にも色も白、紫、オレンジ、ピンク、黄色などがあることからも華やかさと楽しさがつまった花なのです。
マーガレットの花言葉
マーガレットもフリージア同様に全般の花言葉と、色ごとの花言葉があります。全般の花言葉は「真実の愛」「信頼」「恋占い」です。
白のマーガレットの場合は「秘めた愛」、ピンクのマーガレットの場合は「真実の愛」、黄色のマーガレットの場合は「美しい容姿」となります。
2月の誕生花を使った組み合わせや色選びのコツ

2月生まれの方への誕生日プレゼントとして誕生花のチューリップを贈るなら、花束で贈るほかにアレンジメントもおすすめです♪
アレンジメントであれば花瓶を用意することなくそのまま飾れるため、相手に手間がかからないメリットがあります。
花束・アレンジメントなどスタイルに関わらず、花を贈る際は贈る相手にふさわしい花色でまとめることで、より喜んでもらえるでしょう。
おすすめのアレンジ方法や色選びのコツは、以下の通りです。
チューリップは香りのあるフリージアとの相性抜群
チューリップは、ごく一部のものを除けば香りがあまり感じられません。香りが強くない花の種類の1つなのです。そのため、誕生日プレゼントとして贈るなら香りのある花とチューリップを合わせるのがグッド◎
チューリップと合わせたいおすすめの花の種類は、香りの強いフリージアです。
フリージアと合わせることで、チューリップの華やかさとフリージアの香りが一体感を演出してくれます。チューリップもフリージアのどちらも、さまざまな花色がありますから相手の好みに合わせてアレンジしやすいのがポイント。
若い人への誕生日プレゼントならポップな色使いがかわいい
10代や20代前半など若い年齢層の方には、明るいイメージのポップな色合いがおすすめです。
赤やピンク、オレンジや黄色などカラーバリエーションのあるアレンジメントでまとめてみてはいかがでしょう。
大人への誕生日プレゼントなら色を統一してシンプルに
20代後半や30代以降など落ち着いた年齢層の方には、シンプルな色合いがおすすめです。
赤やピンク、白や紫で統一されたチューリップにグリーンを合わせてシンプルにまとめることで、スタイリッシュに仕上がります。
花の色を活かすグリーンとの組み合わせもおすすめ
先にご紹介したように、チューリップはカラーバリエーションが豊富です。
チューリップは、淡く優しい色合いから、ポップで元気が出るような鮮やかな色まで楽しむことができます。
そんなチューリップの花の色を活かしたいと思った方は、グリーン(葉もの)と合わせることもおすすめです。チューリップの色が、グリーンと合わせることでより際立ち、ナチュラルで美しいデザインに仕上げられそうです。
特に花束やアレンジメントの色合いを抑え、かわいらしくなりすぎないようにすることで男性へも贈りやすいフラワーギフトにすることもできます。
贈り方も色々!2月の誕生花をどうやって贈る?
2月の誕生花であるチューリップやフリージア、マーガレットについて色々な知識を知ることができました。そこで具体的にどうやって贈るのかがポイントになりますよね。3つ紹介しますのでそれぞれ見ていきましょう。
花束
花束の最大のメリットはボリューム感と特別感にあります。花束は基本的に大きいものであればあるほど、特別感を演出することができます。誕生日のお祝いや送別会などでよく使われているのにも納得です。
贈り方は通販という方法もありますが可能なら直接の手渡しがベストと考えます。花束を渡すシーンはドラマでも感動的な場面で使われることが多く、受け取った側も通販で味気なくよりも手渡しの方が喜びの度合いが違ってきます。
フラワーアレンジメント
フラワーアレンジメントの最大のメリットは、もらってそのまま飾り付けができることです。花束の場合だと花瓶に入れる必要があるため、自宅で飾る際には少し手間がかかります。また、フラワーアレンジメントは花束と違って、すでに完成されているものですから飾り直しをすることも必要ありません。これもまたフラワーアレンジメントの魅力と言えるでしょう。
贈り方としてもなかなか会えなくて日頃の感謝の気持ちを伝えたい場合に通販を利用して贈るのに適しています。いわゆるサプライズプレゼントにちょうどよいのがフラワーアレンジメントと言えるでしょう。急に贈られてきてビックリしてもそのまま飾る事が簡単な為、受け手にとっても取扱いがしやすい点もポイントです。
ボックスフラワー
大小さまざまな箱の中に生花やブリザードフラワーを飾り付けたのがボックスフラワーになります。基本的にはコンパクトサイズがメインになりますが、用途によってさまざまなタイプの箱が販売されています。
ボックスフラワーは持ち運びが楽で、外でプレゼントとしてもらっても問題なく、飾る場所を選ばない快適さがあります。また、男性の場合は花を受け取るのは嬉しいが、花のせいで外で目立ってしまうのが嫌だと感じる方も少なくありません。その点で言えばボックスフラワーの場合は花が箱で隠されているので問題ないのです。
ボックスフラワーの場合は、直接の手渡しでも通販のどちらでも問題ありません。あまり手入れをしない方であれば、長く持たせるためにブリザードフラワーを選ぶと良いでしょう。
生花でも、プリザーブドフラワーを使ったものでも、ボックスフラワーは日頃の感謝を目立たないように贈るのにうってつけですよ。
まとめ
2月の誕生花であるチューリップ、フリージア、マーガレットの特徴をお伝えさせていただきました。どれも1種類だけの花束でも数種類のアレンジメントにしても華やかさが伝わるものです。また、これら3つの花言葉の特徴としては、相手を思いやることや大事にしていることが共通しています。
2月と言えば、来月には卒業式や異動など別れの季節の手前です。日頃の感謝を伝えたいけれども、なかなか言葉では難しい場合は、花言葉をキッカケにするのも良いのではないでしょうか?今回紹介したアレンジを例にして贈りたい相手に伝えたい内容を乗せることで、貰った側も嬉しく思うこと間違いありません。
伝えたい内容が決まったら花束やフラワーアレンジメント、ボックスフラワーのどれが良いのかも考えましょう。どんなシチュエーションで渡すのか、その場合はどれが適しているのか。贈り物は受け取る相手も嬉しいですが、何を贈るか考える側も楽しくなります。ぜひ参考にしてみてください。
寒さが続く季節を彩るお花◆梅のご紹介
2019年に入り最初の記事ですので、まずは新年あけましておめでとうございます
本年も花キューピット並びに当ブログをよろしくお願い申し上げます。
さて、新年最初は寒さ本番のこの季節に私たちを楽しませてくれる梅をご紹介します。
■梅ってどんな花

日本を代表する花の一種で、平安時代の貴族のお花見は梅花の宴だったともされています。
ご存知梅干しに使われることでも有名です。
早春から春にかけ、よい香りの花を咲かせます。
花は、整った5枚の花びらの一重咲きのものを咲かせます。
中には八重咲きの品種もあります。
色は赤からピンク、白色。葉は丸みの強い中ぐらいの大きさで、葉先が細長く伸び、葉縁には細かい鋸歯があります。
花付きは桜や桃に比べると多くはなく、やや落ち着いた雰囲気です。
やや横に広がり成長する樹形ですが、枝が垂れる種もあります。
■縁起の良いとされる梅

松や竹と並ぶ歳寒三友の一つとされている梅。
松の葉は冬でも色を変えない常緑の葉で、「長寿」を表しています。
竹はその生長の早さから、「子孫繁栄」を表しています。
では梅にはどのような意味が込められているのでしょうか。
梅はまだ寒い時期から香りが良く、清らかな花を咲かせることから、「出世」「開運」の象徴とされています。
また、梅には災難を払う力があるとされ、屋敷の鬼門に梅を植え、厄除けをするという風習もあります。
■梅の花言葉
梅の花言葉は梅全体を表すものと色によって異なる花言葉があります。
1.梅全体の花言葉
梅全体的を表す花言葉は、「高潔」「忍耐」とされています。
梅の花の凛とした雰囲気や、寒い時期に花をつける力強い様子からついた花言葉とされています。
2.梅の花の赤色の花言葉
赤色の花言葉は「優美」です。
赤い梅が満開になった様子は、上品な美しさを感じることからこの花言葉がつけられたとされています。
3.梅の花の白色の花言葉
白色の花言葉は「澄んだ心」です。
白梅の清楚な雰囲気は、見るものをはっとさせるような澄んだ魅力を持っています。
その清楚な美しさに由来しているとされています。
■梅と一緒に幸先の良いスタートを!
今回は縁起の良い梅についてご紹介しました。
正月飾りとして使われることや、松竹梅の歳寒三友としても縁起の良いことで知られている梅です。
梅の花と一緒に寒い時期を過ごせると、幸先の良いスタートが切れそうですね!
1月の誕生花のご紹介 可愛らしい花が魅力のスイートピー
今年も残すところ後僅かとなりました。
来週は1月に入ります。
1月生まれの方はお誕生月ですね!おめでとうございます!
新年の始まりでもある1月の誕生花はフリルが可愛らしいスイートピーです。
今回はスイートピーについてご紹介します。
■スイートピーとは?

スイートピーは17世紀末頃にイタリア・シチリア島で発見されたお花です。
ガーデニングはもちろん切り花やブーケなどにも利用される認知度の高いお花です。
発見されて以降現在に至るまで、ヨーロッパ各地で改良が進み、様々な園芸品種が生まれています。
日本においては、ジャコウレンリソウという和名がありますが、この名前で呼ばれることはあまりなく、スイートピーと呼ばれることがほとんどです。
スイートピーの「スイート(Sweet)」は甘くとても良い香りのことで、「ピー(Pea)」は豆のことを指しています。
大きくなるものは2m近くの長さに成長し、長い花柄の先にひらひらとしたチョウのような花を1から4つつけます。
■スイートピーには毒がある?

見た目が可愛らしいスイートピーですが、有毒な植物の一つでもあります。
毒を持っている部位は全てとされています。
特に花の後にできるエンドウ豆にも似た豆には特に毒が多いとされています。
火を通してもその毒は消えず残るため、くれぐれもご注意を!
この毒の成分は毒性アミノ酸 アミノプロピオニトリルで、神経毒の一つだそうです。
ごく少量であれば大きな異常を引き起こすことは少ないそうですが、多量に食べると下半身マヒ等の症状が出るとされています。
中毒症状の出現には個人差がありますので、食べることは避けて下さいね。
■花言葉
スイートピーの花言葉は、「門出」「別離」「ほのかな喜び」「優しい思い出」です。
花の見た目がチョウが飛び立つ様子に見えたことが由来とされています。
これからの新しい年を迎え、卒業等で新しい一歩を踏み出す方への贈り物としてぴったりな花言葉ですね。
■最後に
今回は1月の誕生花スイートピーについてご紹介しました。
チョウのような可愛らしい見た目の反面、豆を大量に食べると下半身マヒが起こるという側面も持ったお花です。
楽しむのは見た目だけで、食べないようにご注意下さいね。
花と共に過ごすお正月|正月に飾りたい植物の種類と元旦と元日の違いも紹介

クリスマスが終わるといよいよ新しい年の足跡が聞こえてきます。
来年、2025年は巳年ですね。
今回の花だよりでは新年最初の日である元日と、お正月に飾ると縁起が良いとされている草花についてご紹介します。
■元日と元旦

お正月が迫ってくるとよく目にする単語があります。
それは「元日」と「元旦」です。
元日とは一年の最初の日である1月1日のこととされています。
一方で元旦は、諸説あるそうですが、一般的に元日の朝、つまり1月1日の朝のことを指すとされています。
元旦の「旦」という字は太陽が地平線から出てくる日の出、つまり朝を表しているとされています。
このことから元旦は、元日の朝を指すとされています。
年賀状を書く時によく元旦や元日という単語を用いますよね?
これらの単語を用いる際は年賀状の投函を年賀状の引き受けが始まる12月15日から、元旦配達のための最終投函日であるとされている12月25日までに投函するようにしましょう。
この期間より後に出してしまうと1月1日に届かないことがあります。
もし出し遅れてしまった場合には、謹賀新年などの別の単語を用いる方が無難かもしれませんね。
■お正月の期間はいつからいつまで?
正月とは1月の別の呼び方とされています。
つまり正月は1月1日から1月31日までということになります。
ですが、1月中ずっとお正月飾りを飾るわけではありませんよね?
お正月飾りは松の内が終わってから片づけるとされています。
一般的には、関東だと1月1日から7日(大正月)までが松の内とされていて、
関西では1月1日から15日(小正月)が松の内とされています。
■お正月に飾る草花

お祝い事の際に飾られるものの象徴として飾られる植物があります。
それは松、竹、梅です。
松竹梅の由来は、歳寒三友(さいかんさんゆう)という中国で始まった画題の一つとされています。
歳寒三友には寒い冬の季節に友にすると良いとされている3つのものという意味があるそうです。
正月飾りにおいても、これらは門松やしめ縄に用いられている植物として有名ですよね。
各々の植物にはどのような意味が込められているのでしょうか?
1.松
松は一年を通して枯れることがない常緑樹です。
雪の重みにも負けず、冬の寒い季節にも青々とした葉をつけている松は、「長寿や不老不死の象徴」とされています。
古くから松には神様が宿るとされ、神聖なものとして扱われていました。
2.竹
竹は非常に成長が早く、最も成長する時期には1日で1m近く成長するといわれています。
まっすぐに成長し、嵐や大雨にも負けない様子から、「生命力、健康、成長の象徴」ともされています。
3.梅
古くは春の花、桜ではなく梅のことをさしていました。
寒い冬を耐えて、春先に次々と咲く梅は春の訪れを伝えてくれます。
また、他の花に先駆けて、白と赤のおめでたい色の花を咲かせる梅は、新春を象徴する清らかな花であると考えられています。
■最後に
今回はお正月に飾ると縁起が良いとされている草花を主にご紹介しました。
花キューピットでも今回取り上げた松竹梅を用いたおめでたいアレンジメントや花束をご用意しています。
また、お正月については過去にも何度かこのブログにて取り上げていますので、そちらも是非ご覧になってみて下さいね。






















