菜の花

春の花といえば?~花の種類・花言葉も掲載~

春らしい花
すっかり暖かくなり春らしくなってきましたね。
今回は「春といえばこの花」というように、春を代表するような花の種類を花言葉と一緒にご紹介します。
春生まれの方の誕生日プレゼントや退職祝い、卒業・入学のお祝いにもぴったりです。
季節感があり、明るくかわいらしい春の花をプレゼントしませんか。

桃の花

桃の花は春の代表

◆花言葉◆


●桃の花の花言葉:「チャーミング・気立ての良さ」など

ひな祭りで飾られる花としても知られている桃の花。
お花屋さんで見るだけではなく、庭に桃を植えている方もいらっしゃるかもしれません。
桃の花は、花束やフラワーアレンジメントとして活用される切り花で流通するものは、花を観賞するためのハナモモという種類が一般的です。
ピンク色で、ふんわりとした花の様子がなんともキュート
桃の花を見ると「春が来たんだなぁ」と思う方も、多いのではないでしょうか。

そんな桃の花をお花屋さんで見ることができるのは、2月~3月ごろ。
思っていたより出回り時期(お花屋さんで購入できる時期)が短いと思った方も多いのでは。
春らしいピンク色がかわいらしく、飾るだけで部屋全体を春の雰囲気にしてくれる桃の花は、季節を逃すと手に入れることが難しくなります。
この時期に自宅に飾りたいと思った時や、入学や卒業のお祝いにプレゼントしたいと思ったときは、ぜひ桃の花を贈ってみてくださいね。

チューリップ

チューリップは春の花

◆花言葉◆


●チューリップの花言葉:「思いやり・優しい瞳・愛の告白」など

●ピンクのチューリップの花言葉:「愛の芽生え・誠実な愛」など

●赤のチューリップの花言葉:「愛の告白」など

●紫のチューリップの花言葉:「不滅の愛」など

お花屋さんだけではなく、花壇などで見ることが多いチューリップ。
チューリップは子供から大人まで、幅広い年代の方から知られている花の1つで、ポカポカした暖かな気候がぴったりな春を代表する花です。
パッと開いた花姿ではなく、つぼんでいる様子がかわいらしいチューリップは、特に女性から高い人気があります。
チューリップをお花屋さんで見かけることができるのは1月~3月、11月~12月頃と言われています。
チューリップの中でもイラストなどで描かれることが多い一重咲きと、豪華な雰囲気で花びらがたくさん付いている八重咲きなどが選べます。
加えて、花びらの先が尖ったものや、フリルのようになっているものなど……。
チューリップは品種が多く、同じチューリップでも様々な見た目で私たちを楽しませてくれます。
プレゼントする相手のイメージに合わせて、チューリップの品種を選んでみてもいいかもしれません。
チューリップは春のプレゼントにおすすめ
先にご紹介したように、花言葉は大好きな人に贈りたいものばかり
妻や夫・彼女や恋人などパートナーが誕生日を迎えるという方は、チューリップを選んでみてはいかがでしょうか。

ラナンキュラス

ラナンキュラスは豪華な春の花

◆花言葉◆


●ラナンキュラスの花言葉:「とても魅力的・華やかな魅力」など

●赤のラナンキュラスの花言葉:「あなたは魅力に満ちている」など

●ピンクのラナンキュラスの花言葉:「飾らない美しさ」など

●黄色のラナンキュラスの花言葉:「優しい心遣い」など

●白のラナンキュラスの花言葉:「純潔」など

●紫のラナンキュラスの花言葉:「幸福」など

華やかで美しいラナンキュラス。
光が透き通るほど薄く、上品な花びらが幾層にも重なったその花姿は、花束やフラワーアレンジメントで主役に選ばれることも多い存在です。
花びらがたくさん重なり合っているため花全体の見た目は丸く、どこかコロコロとしています。
ふんわりと柔らかく豪華な様子は、ドレスのように例えられることもあります。
このようにラナンキュラスの花姿は、上品でありながらかわいらしいため女性から人気があります。
その一方で、退職祝いなど華やかでフォーマルな場でプレゼントする花ギフトにも選ばれるため、男性からも支持を集めています。
複色ラナンキュラスもかわいらしい
ラナンキュラスは花束やフラワーアレンジメントで使われる切花として流通もしていますが、花壇や鉢植えなどでも見かけることができます。
花色は赤・ピンク・オレンジ・黄色・白・紫・グリーン・ブラウンなど…。
とても豊富で白とピンクや、オレンジと黄色など複色系も充実しています。

お花屋さんでラナンキュラスを見ることができるのは、1月~3月、11月~12月頃までが一般的です。
先にご紹介した桃の花や、チューリップなどと同じように春限定の花となります。
そのため、この時期だけのプレゼントを贈りたいと思っている方は、ぜひラナンキュラスを選んでみてはいかがでしょうか。

春といえば桜

◆花言葉◆


●桜の花言葉:「精神美・優美な女性・純潔」など

日本人にとって馴染みの深い花、桜。
春になるとお花見をするという方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
春になると桜のドリンクや桜色の洋服など、お花屋さん以外でも桜を見かけることが多くなりますよね。
桜は、春を代表する花の1つなのです。

そんな春を演出する桜は、花束やフラワーアレンジメントなどで活用される切花として色々な品種が出回っています。
様々な品種の桜を見ることができますが、最も一般的なものが敬翁桜(けいおうさくら)という品種です。
敬翁桜という品種は、花が終わった後に葉桜として楽しむこともできます。
自宅に敬翁桜を飾れば、ピンク色の花から明るいグリーンの葉までを楽しむことができるのです。
桜の花を自宅で楽しむ
桜の花がお花屋さんで販売されているのは、1月~3月頃と言われています。
どんな年代の方からも有名な桜は、春生まれの方の誕生日のプレゼントや、入学・卒業祝いにも人気があります。
ピンク色の優しい花を、プレゼントしたり自宅で飾ったりして、楽しんでみてはいかがでしょうか。

ミモザ

ミモザも春の花

◆花言葉◆


●ミモザの花言葉:「優雅・友情」など

この黄色くかわいらしい姿の花の正確な名前は、ギンヨウアカシア
ただしお花屋さんなどで呼ばれるときには、別名のミモザアカシアまたはそれを省略してミモザが一般的です。
ミモザアカシアやミモザの方が、正式名称のギンヨウアカシアよりも親しみがある方も多いのではないでしょうか。

黄色い花をたくさんつけている姿が、キュートで愛らしいミモザ。
つい黄色い花の方に注目してしまいますが、ミモザは葉も人気があります。
銀色で細く美しいミモザの葉は、花がなくても葉だけでも観賞用として流通するほど人気があります。
ミモザの葉は、ナチュラルでかわいらしい、おしゃれな雰囲気がありますよね。

先に紹介した桃の花とミモザは、どちらも枝もののため相性バッチリです。
ピンク色と黄色の組み合わせはかわいらしく、春らしい雰囲気を楽しませてくれます。
ちなみにミモザのふわふわっとした花の様子を楽しむなら、フラワーアレンジメントよりも花束の方がおすすめです。
ミモザを使った花ギフトを贈る際、スタイル(花束またはフラワーアレンジメント)で悩んだなら、花束を選んでみてくださいね。

ミモザを購入する時のポイントとしては、花が咲いているものを選ぶことです。
花束やフラワーアレンジメントとして活用される切り花で、流通するミモザのつぼみは咲きにくい傾向があるため、開花した様子を楽しみたい方はすでに咲いているものを選ぶことがおすすめです。
花たっぷりなミモザの花束
ちなみに3月8日は「国際女性デー(International Women’s Day)」です。
「国際女性デー」は、イタリアでは「ミモザの日」と呼ばれています。
イタリアでは男性から女性へ感謝や尊敬の気持ちを込めて、ミモザの花束をプレゼントするのだそう。
ミモザについて、ミモザの日についてもっと知りたい方はこちらを合わせてご覧ください。

こちらも合わせてご覧ください


ミモザの花

ミモザってどんな花?~3月8日はミモザの日~

ミモザの日・ミモザについてもっと詳しく紹介

菜の花

春らしい菜の花

◆花言葉◆


●菜の花の花言葉:「快活・明るさ・小さな幸せ」など

緑色の葉をたっぷり付け、黄色の花が愛らしい菜の花。
青い空と白い雲、黄色い菜の花と葉の緑。
想像するだけで、明るく春の訪れを感じられそうな景色だと思いませんか。
菜の花は、お花屋さんで花束やフラワーアレンジメントとして使われる切花の流通だけではなく、菜の花が一面に広がる花畑などとしても親しまれています。
寒い冬の時期は花が少なく、なかなかお花畑へ出かける機会は少なくなりますよね。
だからこそ、菜の花の明るい黄色が見えるだけでウキウキしてくるのかもしれません。

そんな春のウキウキを感じさせてくれる菜の花が、お花屋さんで販売されているのは1月~3月頃。
春らしさを感じたい時は、ぜひ菜の花を飾ってみてください。

菜の花をご自宅に飾っていると、成長していることに気づけると思います。
菜の花は花瓶で飾っていても茎が成長していくので、お花屋さんから購入してきた日と、飾ってから1週間後では雰囲気が変わってきます。
菜の花を自宅に飾りたいと思っている方は、成長の様子にも注目してみてください。
成長する分、菜の花は水もたくさん吸い込むので、花瓶の水を絶やさないように注意してあげてくださいね。
菜の花のおひたし
ちなみに菜の花は、観賞だけではなく春を演出する野菜としても重宝されています。
スーパーや八百屋さんで、食用の菜の花は販売されています。
先に紹介したように春らしさを感じることができるため、ひな祭りのちらし寿司と一緒に菜の花のおひたしを作ったという方も、いらっしゃるのでは。
菜の花をこれから食べるという方は、花が咲く前に料理にすることがおすすめです。
菜の花が開花すると苦味が増すと言われているため、つぼみの時におひたしや天ぷら、パスタなどの料理を作ってくださいね。

最後に

かわいい春の花たち
今回は、「春といえば」連想される花の種類をご紹介しました。
どの花も春らしくかわいらしいので、春に誕生日を迎える方や入学・卒業祝い、退職祝いにもおすすめ。
もちろん、今回ご紹介した春の花はプレゼントだけではなく、自宅に飾る花としてもぴったりです。

今の時期にしか出会うことのできない植物の美しさやかわいらしさから、素敵な春を感じてくださいね。

 

 

 

2022-03-05 | Posted in , 花を贈る時No Comments » 

 

入学のお祝いに贈る花言葉~入学式におすすめの花~

入学式
桜が咲き始め、すっかり春らしくなってきましたね。
桜の花を見ると、入学式を連想される方もいらっしゃるのではないでしょうか。
入学式の日に満開の桜、または少し葉が目立つようになってきた桜と記念撮影をした、という思い出がある方も多いかと思います。
また、入学式を近々控えているという方も、いらっしゃるのでは。
去年、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、入学式を行うことができなかった現在の新2年生のために、1年越しに2020年度入学式を行う予定の大学もあるそうです。
入学式は1つステップが上がる大きな節目
1年越しだったとしても、授業をもう受けているとしても、入学式が実施されることは嬉しいですよね。
皆様の入学式が良いお天気に恵まれて、桜をはじめとするきれいな花々が彩ってくれることを願っています。
何十年後に記念写真を振り返ったときに、暖かな気持ちになれるといいですね。
大学の入学式
さて、今回は入学のお祝いに贈りたい花言葉を持った花の種類をご紹介したいと思います。
「おめでとう」の気持ちを花言葉に込めて贈りませんか?

◆入学のお祝いにぴったりな花言葉を持つ花

さっそく、お祝いの気持ちが伝えられる花言葉を持った花をご紹介します。
花束アレンジメントなどのフラワーギフトを「入学祝いに贈りたい!」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

アルストロメリア

アルストロメリア

花言葉:未来への憧れ など

アルストロメリアは、花びらに「条班」と言う、斑点模様が入っていることが特徴の花です。
お花屋さんでは茎がしっかりしていて、扱いやすい花の1つと言われているそう。
花の色は、ピンク・オレンジ・黄色・グリーン・白など…種類豊富で、花束やアレンジメント脇役としてもよく活用されています。
アルストロメリアは、1つの茎から複数の花をつける華やかな見た目のため、1本飾るだけでもお部屋が明るくなると思いますよ。
入学を機に一人暮らしを始める方への贈り物としても、ぴったりです。
ちなみに、アルストロメリアは4月の誕生花でもあります。

<ユリ>

ユリ

花言葉:祝福・高貴・威厳 など

ユリは切り花として、日本で流通している品種が多い花の1つです。
さらに、どのお花屋さんに行っても、ユリが置いていないところはないと、言ってもいいくらい定番の花の1つでもあります。
優美で存在感のあるユリは、1輪花が加わるだけで、アレンジメントや花束全体を華やかにしてくれます。
入学という、人生の節目の1つであるお祝いにぴったりです。
そんなユリは、香りが強いものが多いですが、近年では香りがしない・香りが少ない品種も流通しています。
ユリの香りが好きな方・苦手な方にかかわらず、ユリの花を楽しんでもらいやすくなってきているのですね。
また、ユリは花が注目されがちですが、ぜひ葉にも注目してみてください。
ユリの葉は大きくしなやかであるため、葉を使うことでフラワーギフトに動きをだすこともできるんですよ。

<菜の花>

菜の花

花言葉:小さな幸せ・明るい など

全体を黄色く染める菜の花畑は、見るだけで春らしさを感じますよね。
そんな菜の花は、春の行事である入学式で渡すフラワーギフトにおすすめの花の1つです。
菜の花の鮮やかな黄色が彩りになり、花束やアレンジメントを明るく、かわいらしい雰囲気にしてくれます。
ちなみに菜の花は、水を吸うとだんだん背丈が伸びることがあるそうです。
もしお部屋に菜の花を飾った時は、成長にも注目してみてくださいね。

<スイートピー>

スイートピー

花言葉:門出・ほのかな喜び・優しい思い出 など

蝶のような姿が可憐なスイートピー。
淡い色合いは、メインの花を美しく彩る脇役としてとはもちろん、スイートピーだけを束ねた花束も人気があります。
スイートピーは春の花として知られていて入学式だけでなく、卒業式など春のイベントでよく選ばれる花の1つです。
存在感がありすぎることもなく、どちらかというと軽やかな印象の花のため、スイートピーと同じ色の花を集めてフラワーギフトにすることも多いようです。
そのため、贈る相手の好きな色や、イメージカラーに合わせて花束やアレンジメントを作る時には、スイートピーがおすすめ。
またスイートピーは水色や虹色など、着色水を吸わせて珍しい色にしたものもよく出回っています。
なかなか自然の花では表現できない色も、 着色水を使ったスイートピーなら演出することができそうですね。
ちなみに、スイートピーを長く楽しみたい時は、湿気を避けるようにするといいようですよ。

<アイリス>

アイリス

花言葉:希望・吉報 など

アイリスは、アヤメ科アヤメ属の植物の総称です。
お花屋さんで販売されているような、アイリスの切り花の多くの品種は、「ダッチアイリス」もしくは「ジャーマンアイリス」といわれています。
ダッチアイリスとジャーマンアイリスは好む環境が異なりますが、花自体はとても良く似ているので、見比べることができる時はぜひ違いを探してみてください。
アイリスは凛として、すらりとした姿が、洋風だけでなく和風の雰囲気にもよく似合いそうな花です。
品種によって違いはありますが、花びらの青色と黄色のコントラストがとても美しいと言われています。

<ガーベラ>

ガーベラ

花言葉:希望・常に前向き など

1茎に太陽のような丸い一輪の花を付けるガーベラ。
たくさんの花びらを付けた八重咲きのものや、細長い花びらのものなど、さまざまな花の種類があることが特徴です。
また、花の大きさも咲き方と同じようにたくさんあるため、フラワーギフトに合わせてぴったりなものを選ぶことができそうです。
さらにガーベラは、花の色も豊富
赤・オレンジ・ピンクなどさまざまな色がありますが、どちらかというとビビットな色の方が多いように思います。
ガーベラは元気なイメージでお祝いの花束や、アレンジメントを作りたい時にいいかもしれませんね。
ちなみにガーベラを花瓶に活ける際は、水が汚れやすいので水を少なめにし、定期的に花瓶の水を交換するようにすると長持ちしてくれますよ。

<ストレリチア>

ストレリチア

花言葉:輝かしい未来 など

ストレリチアは、ハワイ料理を扱うお店や、ホテルのラウンジなどで、見かけたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
オレンジ色に青色という鮮やかな色彩の組み合わせが目を引きますよね。
他にはない形をした花が咲いている茎がスッと伸びる様子は個性的であり、美しさを感じます
ストレリチアの中でよく流通するのは和名で「極楽鳥花」とも呼ばれている「レギネー」という品種なのだそう。
「極楽鳥花」という名前から、おめでたい席でのアレンジメントや正月のフラワーギフトとしても人気が高いのだそうです。

<サンダーソニア>

サンダーソニア

花言葉:祝福 など

ベルのようなかわいらしい花が特徴的な、サンダーソニア。
「サンダーソニアは、オレンジ色」という印象が強い方もいらっしゃると思いますが、淡い黄色のものもあります。
サンダーソニアをお花屋さんで見かけたら、色の違いもチェックしてみてくださいね。
少しの色の違いは、雰囲気をぐっと変えるポイントになると思います。

サンダーソニアという名前の由来は、発見者であるジョン=サンダーソンから、付けられたのだそうです。
植物は、花の姿から名前が付けられることもありますが、発見した人の名前がもとになることもあるのですね。
そんなサンダーソニアは他の花と合わせて、花束やアレンジメントで選ばれることもあるようですが個性的な見た目のため、一輪挿しにされる方も多いようです。
確かに、1輪飾ればそれだけで、お部屋が素敵な空間になりそうですよね。
かわいらしく、印象的な見た目のサンダーソニアで「入学おめでとう」の気持ちを伝えませんか。

ちなみにサンダーソニアは、花がオレンジ色(黄色)で丸みがあることから、ハロウィンのかぼちゃに見立てて、10月のアレンジメントなどに利用されることもあるそうです。
1年を通してお花屋さんで見ることができる花なので、今後もチェックしてみてくださいね。

◆最後に

入学式
今回は、入学のお祝いに贈りたい花言葉を持つ花の種類をご紹介しました。
祝福」や「希望」の気持ちを花言葉に込めて、プレゼントしてみてくださいね。

花キューピットでは、3月30日まで限定で入学祝いにぴったりなアレンジメントや、花束をご用意しています。
「直接は会えないけれど、お祝いの気持ちを伝えたい」という方や、「どんなフラワーギフトがあるか少し気になる」という方は、ぜひ花キューピットのサイトをのぞいてみてくださいね。

 

 

 

2021-03-22 | Posted in , 花を贈る時No Comments » 

 

ひな祭りの風習・由来~ひな祭りに飾る花~


ひな祭り

子どもの頃から親しみのある「ひな祭り」ですが、改めて考えてみると「ひな祭り」の風習や由来、何をするかなどはわからないこともありますよね。
今回は、ひな祭りについてご紹介します。
もちろん、ひな祭りに飾りたい花の種類や、意味も掲載しています。
ひな祭りで飾られることの多い花には、それぞれ意味があるようです。

◆ひな祭りはいつ?


ひな人形

ひな祭りは毎年3月3日です。
2月後半になると、ひなあられが販売されていたり、デパートでひな人形が展示されていたりしますよね。
3月が近づいてくるのにつれて、ひな祭りを意識する方も多いのではないでしょうか。
3月3日であるひな祭りは上巳(じょうし)の節句、または桃の節句といわれています。
ちなみに、ひな祭りが日本で3月3日と定められたのは江戸時代ごろからなのだそうです。

◆ひな祭りの由来


お雛様

ひな祭りの由来は諸説あります。
さまざまな説がある中で、有力とされているのは、中国で行われていた「上巳の節句」が日本に伝わった説です。

もともと中国では、上巳の日に邪気を払うための行事が行われていました。
その行事は、人形に自分の邪気を移し、その人形を川に流すというものです。
これは「流し雛(びな)」と呼ばれていました。
水辺で身を清めるという習慣も関係して、人形を川に流していたそうです。
この行事が行われるようになってすぐに使っていた人形は、紙や藁で作ったシンプルなものでしたが、徐々に人形が豪華になっていき川に流すのではなく、自宅に飾るようになっていったとされています。
一方、貴族階級の女の子の中で、人形を使ったおままごとのような遊び「ひいな遊び・ひひな遊び」といわれる遊びが流行したのだそうです。
この邪気を払うために飾られるようになった人形と、女の子のあそび「ひいな遊び・ひひな遊び」が結びつき「ひな祭り」になったといわれています。

ひな祭りは、自分の邪気を移して川に流していた人形と、子どもの遊びが合わさってできたものだったのですね。
ちなみに、現代ではひな人形を飾るところが多いですが、今でも昔のように流し雛を行っているところもあるのだそうです。

◆ひな祭りの風習


女の子とひな人形

現代のひな祭りは、先にお伝えしたような「邪気を払うことを目的にしている」というよりは、女の子の健やかな成長と幸せを願い、ひな人形を飾ることが風習・習慣となっています。
次の項目で、そんな女の子の成長と幸せを願う日である、ひな祭りでは何をすればいいのかをご紹介します。

◆ひな祭りには何をする?


ひな祭りの様子

ひな祭りでは、ひな人形と桃の花などの季節の花を飾り、ちらし寿司などを食べてお祝いすることが一般的です。
ひな祭りでは、ちらし寿司・ひなあられを食べることが習慣になっているという、ご家庭もあると思います。
ひなあられは、給食でも提供される地域があるようですよ。
ほかにも甘酒を飲むご家庭や、ハマグリのお吸い物など、春ならではの食材を食べるということもあると思います。
また最近は、3月3日に親戚が集まってお祝いをするという方や、子どもの友達を呼んでひな祭りパーティーをするという方もいらっしゃるそうです。
ひな祭りの過ごし方は各家庭によって、違ってくるみたいですね。

ひな人形には桃の花をはじめとした季節の花と、ひし餅、ひなあられをお供えすることが多いです。
誰もが1度は歌ったことのある童謡の中にも、ひな人形に桃の花を供える(飾る)ことは歌われていますよね。

しかし、どうしてひな祭りでは、花を飾るのか疑問に思う方もいらっしゃると思います。
実はひな祭りで飾る花には、ある意味が込められていたのです。
次の項目で、ひな祭りに飾りたい花の種類と、込められた意味をご紹介します。

◆ひな祭りに飾りたい花の種類


たくさんのひな人形

ひな祭りに飾りたい花の種類と意味をご紹介します。
ひな祭りにはかわいらしい花を飾って、華やかな雰囲気にしましょう。

桃の花


桃の花

「ひな祭り」と言えば桃の花ですよね。
童謡の中でも歌われているほか、ひな人形のセットに桃の花が付いていることもあると思います。
桃には魔よけや、厄除けをしてくれる力があると古くから言い伝えられています。
そのため女の子の健やかな成長を願う「ひな祭り」に飾られているのですね。

桃の花はひな祭りが近づくと、お花屋さんで販売されていることが多くなります。
ピンク色でかわいらしい桃を飾れば、きっとお子さんも喜んでくれることまちがいなし。
花言葉には、「気立ての良さ・チャーミング・あなたのとりこ」などがあります。
かわいらしい花に、ぴったりな花言葉ですよね。

橘(たちばな)


橘

桃の花と同じく、ひな人形と一緒に飾られている橘。
ひな壇に飾る橘の飾りを持っているという方も、多いのではないでしょうか。
一般的には桃の花と橘は、一緒に飾られることが多いようです。
そんな橘は不老長寿を願う植物とされていて、昔から神様の依り代(よりしろ)としても考えられてきました。
ひな人形を飾るときは、橘の飾りがあるか改めてチェックしてみてもいいかもしれませんね。
ちなみに橘の花言葉は「追憶」です。


桜

ひな祭りには、桃と一緒に桜を飾るというご家庭も多いようです。
花見などでも親しまれている桜は、大きく立派な樹木のイメージがありますが、お花屋さんでは枝物として販売されています。
飾りやすいサイズ感になっていることもあるので、お花屋さんに行った際は桜が販売されているか見てみてください。
ちなみに桃の花と同じく、桜の花も魔よけや、厄除けをする効果があると言われています。
そんな桜の花言葉は「優雅な女性・精神美」などがあります。
美しく多くの人を虜にする桜は、「精神美」という花言葉を持っていたのですね。

菜の花


菜の花

黄色くかわいらしい、菜の花。
菜の花が咲いているのを見ると「春が来たな~」と感じる方も多いのではないでしょうか。
そんな春を感じることのできる菜の花は、ひな祭りでも飾られることが多いです。
理由はもちろん季節感を感じられることや、菜の花のかわいらしい花が、ひな祭りの雰囲気にぴったりだからです。
菜の花の花言葉は「明るさ・快活」などがあります。
健やかな成長を願うひな祭りには、最適の花言葉ですよね。

チューリップ


チューリップ

年代を問わず愛されるチューリップは、子どもからも大人気
1輪飾るだけで春らしさを演出してくれることも、ひな祭りで飾られる理由の1つです。
またチューリップは、ひな祭りに仲良しの友達と一緒にパーティーをするという時に、飾るのにおすすめな花です。
理由は子ども同士で「この花、知ってる!」など話題になるからです。
チューリップは、イラストのモチーフや雑貨のデザインなどでも使われているため、親しみはありますが、「本物(生花)のチューリップを近くで見たことがあまりない」というお子さんもいらっしゃるかもしれません。
家で花を飾ることが少ない家庭のお子さんは、チューリップに限らず、花を近くで見る機会が少ないことも……。
季節の行事に合わせて、花や植物と触れ合う機会を作ってみてもいいかもしれませんね。
生花でしか感じることができない、香りや触感を経験できるいいチャンスになりそうです。
チューリップの花言葉は「思いやり」などがあります。

◆最後に


ひな人形

今回は、ひな祭りの由来や風習についてご紹介しました。
3月3日のひな祭りには、かわいらしい花を飾って、女の子の健やかな成長と幸せを願いましょう。

ちなみに花キューピットでは、ひな祭りに飾りたい花束アレンジメントをご用意しております。
もちろん、桃の花や桜を使ったフラワーギフトもありますので、ぜひ1度チェックしてみてくださいね。
遠方にお住いのお孫さんへも、花のプレゼントをすることができます。

2021-02-03 | Posted in , 花と文化No Comments » 

 

ひな祭りに飾るお花~桃のお花の開花時期は?~


お雛様

寒い日ばかり続いていましたが、コートを着なくても出歩ける暖かな日も、少しずつ増えてきましたね。
もうじき3月。2月も残り約10日となりました。
3月と聞くと、3月3日のひな祭りを連想する方も多いのではないでしょうか。
今回は、ひな祭りに飾るお花についてご紹介します。

◆ひな祭り=桃の節句~桃の咲く時期は?~

3月3日は、ひな祭り
女の子の健康や、健やかな成長を願う行事として、有名ですよね。
ひな人形とお花を飾ったり、ひなあられやちらし寿司を食べたりする方も多いと思います。

ところでひな祭りは、桃の節句とも呼ばれていますよね。
しかし、桃の花の開花時期は3月下旬から4月上旬なことをご存知ですか。
実は、ひな祭り(桃の節句)は3月3日のため、まだ桃の旬ではないのです。
では、なぜ桃の節句と決められたのでしょうか。
ここでは、節句の意味からお伝えしていこうと思います。

◆節句とは?


ひな人形

節句とは、季節を分ける節目のことです。
日本には中国から、「節句」が伝わってきました。
もともと中国では奇数が重なっている日は縁起が悪く、良くないことが起きるとされていました。
また、季節の節目を表す「節」という時期は、邪気が入りやすいとも考えられてもいたようです。

そして昔の人々は、その「節句」という日の災いを払うために食べ物をお供えしていました。
そしてお供えした同じものを食べたり、お祭りをしたりすることで邪気を払っていたのだそうです。
ちなみに、節句は桃の節句を含めて5つあり、すべて合わせて「五節句」と呼ばれています。

・人日(七草がゆ):1月7日
・上巳(桃の節句):3月3日
・端午(菖蒲の節句):5月5日
・七夕(星祭):7月7日
・重陽(菊の節句):9月9日

もともと、節句はお祝いをする日ではなく災いを払うための日だったのですね。

◆桃の節句と呼ばれるようになった理由


桃

桃の花が咲く時期と少しずれのある3月3日を、なぜ桃の節句にしたのでしょうか。
前述したように桃の花の開花は、3月下旬から4月上旬で、ひな祭りの時期にはまだお花が咲いていないのです。

それは、もともと桃の節句は旧暦の3月3日と、定められていたためです。
旧暦は月の満ち欠けを、基準にしています。
しかし私たちが今使っている新暦は、地球が太陽の周りを回る周期を基準にしているため、旧暦とだいたい1ヵ月の差ができてしまいます。
すなわち旧暦の桃の節句は、4月のはじめ頃になるのです。

旧暦の3月3日はちょうど、桃のお花が咲く時期だったのですね。
ちなみに「百歳(ももせ)」と読めることから、桃は長寿や不老不死の願いが込められていたそうです。
また、桃には邪気を払う力もあると考えられていたそう。
もともと節句は、災いを払うためにお祭りをしていたということもあり、桃の花が選ばれたのかもしれませんね。

◆ひな祭りに飾るおすすめのお花

桃のお花を飾ることは有名ですが、他にひな祭りではどんなお花を飾るのでしょうか。
ここでは、ひな祭りに飾るお花の種類をご紹介します。
お孫さんへのひな祭りの贈り物や、お雛様と一緒に飾るお花を選ぶときの参考にしてくださいね。

<桃の花>


桃の花

先ほど、新暦でひな祭りをお祝いしてしまうと、桃のお花の咲く時期とずれてしまうとお伝えしました。
しかし、お花屋さんではひな祭りの時期になると、可愛らしい桃のお花を見ることができますよね。
実は、ひな祭りに桃のお花を楽しんでもらえるよう、生産者さんたちが温室などで開花時期を調節してくれているのです。
お花を買う時は、お花屋さんと生産者さんにお礼を伝えたいですね。
桃はどんな花?

桃は、ピンクで優しい雰囲気のお花です。
桃と聞くと果物の方をイメージしてしまいますが、桃の木はお花を楽しむ観賞用と、果実を楽しむ食用に種類が分けられています。
そのためお花屋さんで販売されている、私たちがお花を楽しんでいる種類は、あの美味しい果実は実らせないのです。
原産地は中国ですが、今では観賞用・食用ともに世界で栽培されている種類のお花です。

ちなみに桃や桜、梅のお花の見分けが難しいという時は花びらの形を観察すると分かるかもしれません。
花びらの先端が少し尖っている:桃の花
花びらの先端が2つにさけている:桜の花
花びら全体が丸い:梅の花
見分けることが難しい時は、参考にしてみてくださいね。

<桜の花>


桜の花

淡いピンク色のお花が可愛らしい桜には、昔から魔除けの力があるとされていたようです。
桜は、ひな人形に向かって右側に飾ることが一般的とされています。
桜はどんな花?

毎年お花見が行われるほど、日本でファンの多いお花です。
卒業式や入学式ごろに咲くお花という印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
また、観賞以外でも桜餅や桜クッキーなど、桜の花びらや葉を使った食品にも親しみがあると思います。

ところで、川沿いに桜の木が多いと思いませんか?
その理由は、お花見でやって来る人の往来で土手を踏み固め、決壊を防ぐためだったとされているそうです。
桜の人を引き付ける力は、工事などができない時代の治水対策の1つとしても使われていたのですね。

<たちばなの花>

タチバナ

ミカンのような実が印象的なたちばなも、桜と同じように魔除けの力があると言われているそうです。
古事記や万葉集に登場するほど古くから、人々と関わりがあった植物とされています。
ひな人形に向かって左側に飾ることが一般的とされています。
たちばなってどんな花?

たちばなは、日本の固有種の1つであり、家紋などのデザインにも使われている植物です。
常緑で、冬になっても常に枯れることのない葉は、「永遠」の意味があるとされているそうです。
また、ミカン科の植物のため、白いお花を咲かせたあとは、前述したようにミカンに似た果実を実らせます。
この実は酸味が強いことが特徴です。
そのためマーマレードなどの加工品にして、食べられることが多いようです。
気になった方は、ぜひ食べてみてくださいね。

<菜の花>


菜の花

菜の花は、昔からひな祭りに飾られていたわけではありませんが、春の訪れを感じるため、最近飾られることが多くなったお花です。
菜の花が選ばれる理由の1つには、黄色いお花がひな祭りパーティーなどの明るい雰囲気に合っているから、という理由もあるようです。
菜の花ってどんな花?

元気な黄色いお花が、可愛らしく温かな気持ちにしてくれるお花です。
畑や道端などで、見かけたことのある方も多いのではないでしょうか。
花言葉は「快活・明るさ」などがあります。
蕾や若い葉などは食用として用いられていて、ほろ苦い味が特徴的。
江戸時代ごろから、関わりのある観賞・食用ともに楽しめるお花です。

<チューリップ>


チューリップ

こちらも菜の花と同じで、最近ひな祭りに飾ることが人気になってきているお花です。
カラーバリエーションが豊富で、お部屋の雰囲気に合わせやすいことや、春を代表する人気ナンバーワンのお花であることも選ばれている理由のようです。
可愛らしい見た目で、お子様からも有名なお花なので、ひな祭りのプレゼントとしてもおすすめです。
チューリップってどんな花?

ふっくらとした花姿が可愛らしいお花、チューリップ。
世代や性別を問わず、人気な種類のお花です。
花壇で見かけたりお花屋さんで見かけたり、チューリップのお花そのものを目にする機会は多いですね。
他にも、童謡で歌う機会やイラストになっていることなども多く、子どもの頃から親しみのあるお花だと思います。
チューリップ全体の花言葉は「思いやり」、ピンク色のチューリップは「愛の芽生え」などがあります。

◆最後に


お雛様

今回は3月3日のひな祭りについてご紹介しました。
可愛らしいお花で、お子様の健やかな成長をお祝いしたいものです。
ぜひ、ひな祭りの前にお花屋さんに足を運んでみてくださいね。

花キューピットでは、ひな祭りに贈りたい特別なお花をご用意しています。
プレゼントのお花に困った時は、花キューピットを見てみてくださいね。

2020-02-18 | Posted in 花と文化No Comments » 

 

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