誕生花

6月の誕生花のご紹介~上品で豪華な花ユリ~

今週末からは6月に入ります。
6月生まれの方はお誕生月です。おめでとうございます!
梅雨の時期で、雨が長く降り続く6月は、長い雨で気持ちも落ち込んでしまいがち。
季節の変わり目でもあるので、体調も崩しやすくなります。
6月の誕生花はそんな梅雨の時期を華やかに彩る大きな花が特徴のユリです。
今回の花ぶろぐでは、6月を華やかにするユリについてご紹介します。

◆ユリってどんな花?

すらりと伸びた茎に大きく華やかなお花を咲かせるユリ。
品種によって前後するものもありますが、5月から9月に咲くものが多いです。
芳醇な香りを放ち、華やかな見た目に加えて香りでも私たちを楽しませてくれます。
日本には、「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」ということわざがあります。
これは、美しい女性の容姿や立ち振るまいを花に例えたものだと言われています。
ことわざの中で例えとして用いられるほど、ユリは昔から美しい花の一つとされてきました。
また、お花屋さんのユリは取り除かれていることが多いですが、粘着性の高い花粉を持っていて、衣服などに付くとなかなか取れません。
そのようなこともあり、最近では花粉の少ないユリも作出されているとか。

◆ユリの名前の由来

ユリという名前の語源は、風に吹かれて大きな花がゆらゆら動く様子から「揺り(ゆり)」が転訛したものだとされています。
他にも、球根が何層にも重なっていることから「八重括根(やへくくりね)」が省略されたとも、「寄り(より)」が訛ったともいわれています。
ちなみに漢字で表記すると「百合」と書くことが一般的ですが、これは球根が何層にも重なっていることが関係しているという説があります。
百合の球根を一枚一枚丁寧にはがしていくと100枚程になるそうで、これが重なり合っていることから「百合」とされたそうです。

◆花言葉

ユリ全般の花言葉は「純粋」「無垢」「威厳」などです。
キリスト教では、白いユリのことを「マドンナリリー」と呼ばれています。
白いユリが聖母マリアに捧げられた花であることから、「純潔のシンボル」とされているそうです。
このことから「純潔」や「純粋」という花言葉がつけられました。
「威厳」という花言葉は、美しく堂々と咲く姿に由来しています。

◆最後に

一輪だけでもその存在感は他に並ぶものが少ないユリ。
見た目が華やかで良い香りがするなど花束アレンジメントの主役として大変人気のあるお花です。
6月生まれの方のお祝いには、華やかなユリのプレゼントを贈りませんか。



2019-05-31 | Posted in 今月の誕生花, No Comments » 

 

5月の誕生花をご紹介~柔らかな色合いのピンクバラ~

平成最後の4月ももうすぐ終わり、いよいよ令和時代へと元号が変わる5月に入ります。
5月生まれの方はお誕生月ですね。おめでとうございます!
5月の誕生花は柔らかな色合いから多くの人に愛される花、ピンクバラです。
5月はバラが美しい季節でもあり、まさにプレゼントにぴったりなお花です。
今回はピンクバラを贈るときや育てる際に知っておきたいことについてご紹介します。

■ピンクバラってどんなお花?

バラは「花の女王」と呼ばれ、凛とした美しさを持っているフラワーギフトにも大変人気のあるお花です。
誕生日や記念日のプレゼントによく選ばれている他、その香り高さから香水にも使われることがあります。
また香りには、アンチエイジング効果や安眠効果などがあるともいわれています。
そして、バラの中でもピンクバラは、キュートな見た目で特に女性から人気が高い花です。

■育てる時に気を付けたいこと

ピンクバラを育てるときは、水やりのタイミングに気を付けましょう。
乾燥と湿気に注意し、土の表面が乾いたタイミングで水やりを行うことで、きれいな花をキープすることができます。
またバラは肥料食いと呼ばれるほど、他の草花よりも多くの肥料を必要とします。
ホームセンターなどでも手軽に入手できますが、慣れないうちはバラ用の肥料というものもあるので、こちらを使うと安心です。
そして、ピンクバラを丈夫に育てるには、定期的な剪定が必要です。
剪定を行うタイミングは、夏と冬に1回ずつを目安にしましょう。
夏には枯れ葉や弱っている枝を取り除き、冬は花をこれから咲かせたいと思う枝を残して他を切り落とします。
また病気にかかった枝も早めに取り除くことも忘れずに!
きちんと剪定を行うことで、見た目のバランスが整う他、新しい花がつきやすくなります。

■贈るときに知っておきたいこと

ピンクバラ全般の花言葉は「幸福」「温かい心」「上品」「気品」などです。
色の濃淡によっても花言葉が変わり、例えば淡いピンクであれば「誇り」、濃いピンクだと「感謝」という花言葉を持ちます。
他にもいくつかの花言葉を持っているピンクバラですが、いずれもポジティブな意味の花言葉です。
プレゼントとして贈るときは、ピンクバラ単体を花束にするのもよいですが、より華やかさとボリューム感をアップさせたいのであればカスミソウと組み合わせるのがおすすめです。
こうすることで、ピンクバラの美しさ・上品さと、カスミソウの可憐さがさらに引き立ちます。

■最後に

お花を贈る際に、花言葉や育て方のポイントなどを伝えることで、より心のこもったプレゼントになります。
前向きな花言葉が多いピンクバラは、大切な方へ贈るお花としてぴったりです。
特に女性からの人気が高く、お花好きな女性の誕生日に贈れば、喜ばれること間違いなしですよ。
令和最初の5月に誕生日を迎えるあの人に、ピンクバラを贈ってみてはいかがでしょうか。



 

4月の誕生花をご紹介~エキゾチックな花アルストロメリア~

来週からは早いもので4月に入ります。
4月生まれの皆様は、お誕生月ですね!おめでとうございます!
入学や入社などでお祝いごとが多い4月の誕生花は、明るく前向きな花アルストロメリアです。
多彩な色の品種があり花もちの良いアルストロメリアは、花束アレンジメントに使うお花として広く親しまれています。
今回の花だよりでは、そんなアルストロメリアの特徴や花言葉をご紹介します。

■アルストロメリアとは?

アルストロメリアは南米のチリを中心にペルー、ブラジル、アルゼンチンなどの国々で約60~100の野生種が分布しています。
砂地などの乾燥した場所で生育しているものや、森林で育つものもあるなど品種によって生育地も持っている性質も異なります。
和名ではユリズイセン(百合水仙)と呼ばれています。
花は年に1回、春から夏の間に咲く一季咲きですが、生育する場所や環境によっては長期間咲き続けるものもあります。
花の寿命は長く、品種によっては開花して1ヶ月以上もつ種もあります。
最盛期は5月~6月ですが、四季咲き性の品種は春~晩秋まで花を咲かせます。
花の色は白、オレンジ、ピンク、赤などカラフルで花びらには筋状の模様が入るのが特長です。

アルストロメリアの花の最大の特徴が、花びらにある筋状の条斑(スポット)と呼ばれる模様。
これは、虫を呼び寄せて、自分の花粉を運んでもらうために入った模様だとされています。
現在は品種改良によって、この模様を持たないスポットレス品種と呼ばれる品種が生み出されています。
アルストロメリアの品種改良はオランダで盛んに行われ、そこで生まれた品種が日本にも多く導入されています。
近年は日本においても改良が進み、暑さに強い園芸品種など日本の気候にあったものも作られています。
明治時代中頃に日本に渡来したアルストロメリアですが、本格的な普及は近年になってからと言われています。
国内の主な生産地は愛知、長野、茨城、北海道です。
初夏にオレンジ、ピンク、赤、白などの花を咲かせ、花もちも良いため切花にもおすすめです。
アルストロメリアという名前の由来はスウェーデンの植物学者アルストロメールに由来しているそうです。

■系統・品種

1970年代半ばに栄養系品種がオランダから持ち込まれ、切花の生産が増えてきました。
特に出荷数が多いものはピンク、白、複色系の品種で、レベッカ(桃)、オルガ(白)、エベレスト(白)などが主力の品種です。

■アルストロメリアを生育させる工夫

アルストロメリアは地温が17度以下に保たれると、地下茎の芽がこの温度に感応して花芽を形成します。
この性質を利用して夏場に土の中の温度を意図的に下げることで、夏から秋に開花させることが可能になり、一年を通して一定量生産することが出来ます。
土をどのように冷やすのかというと、土の中に冷却水を通すことが出来るパイプを埋めて土を冷やす方法がよく用いられているそうです。

■アルストロメリアの花言葉

アルストロメリア全般の花言葉は、「持続・エキゾチック・未来への憧れ」などです。
「エキゾチック」はその見た目から来ているとされています。
百合のような花姿に、筋状の模様、そして色味がオレンジや赤など刺激的な色に咲くため、この花言葉が付けられたそうです。
「持続」という花言葉は、アルストロメリアの特徴でもある、花持ちの良さに由来しています。
多くのお花は3日から長くて一週間ほどの花持ちが一般的です。
一方アルストロメリアは、5日から環境によっては2週間と長い間花を咲かせ続けます。
「未来への憧れ」は、アルストロメリアがオランダから渡来してきたことに由来します。
異国から来たこの花で、わが国が世界に広まり、未来は画期的な国になるだろうという想いを込めて付けられました。

その他にも色ごとに異なる花言葉も持っています。

:「幸い」
:「知性・冷静」
黄色:「持続」
ピンク:「気配り」
オレンジ:「友情」
:「凛々しさ」

■まとめ

今回はエキゾチックな花が魅力的なアルストロメリアについてご紹介いたしました。
多彩な色の品種があり、花持ちもいいことから、花束やアレンジメントにもよく用いられています。
贈るときはお相手のイメージに合わせたものを選べると素敵ですね。
4月生まれのあの人へ、今年はお花のプレゼントをしてみませんか。



2019-03-29 | Posted in 今月の誕生花, No Comments » 

 

3月の誕生花のご紹介~可愛らしい見た目のピンクガーベラ~

来週はいよいよ年度末の3月。
3月生まれの皆様にとっては、お誕生月です。おめでとうございます!
春を目前に控えた3月の誕生花は、可愛らしい見た目で人気のピンクガーベラです。
今回の花だよりでは、ピンクガーベラについてご紹介します。

■ガーベラとは?

ガーベラは原産地が南アフリカでキク科のお花です。
ガーベラの名前は、ドイツの植物学者で発見した人でもあるゲルベル(Gerber)の名前に由来しています。
日本には明治時代の終わり頃から大正時代の初めの間に入ってきたとされています。
当時はハナグルマやオオセンボンヤリなどの呼び方で親しまれていたそうです。
今でも日本でみかけるガーベラのほとんどは、オランダなどから輸入されたものです。
ガーベラを英語で表すと、African Daisyと呼びます。
Daisyは「素敵なもの」、Africanは「アフリカの」という意味を持っています。
もともとガーベラはゲルベルによってアフリカで発見されたと言われています。
アフリカで見つけた素敵なものということから名づけられたのかもしれませんね。
ピンクガーベラはその名の通り、ピンク色のガーベラを指す総称です。
本来ガーベラは真っ赤な色の花なのですが、品種改良により、ピンクを含め様々な色や形のガーベラが誕生しました。

~豆知識:ガーベラの日~
ガーベラ記念日という日が制定されていることをご存知ですか?
3月ではありませんが、4月18日がガーベラ記念日として制定されています。
これには次の3つのことが関係しています。
1.松川時晴氏によって日本で初めて品種交配により新しいガーベラが誕生
2.4月はガーベラの出荷の最盛期であること
3.4月18日が良い花と語呂合わせが出来ること
以上のことから、より多くの人にガーベラを親しんでもらうために、2005年7月に第2回全国ガーベラ生産者交流会にて
4月18日を良い花ガーベラ(418ガーベラ)とよんで「ガーベラ記念日」に制定しました。

■ピンクガーベラの花言葉

可愛らしいピンクのガーベラの花言葉は「崇高美」「感謝」「思いやり」など。
ピンクのガーベラは美しさや愛を連想させるお花と言われています。
さらに、ピンクは恋愛運アップにもつながるので、自分のお部屋に飾って運気アップという使い方もおすすめです。
他にも「熱愛」「童心にかえる」といった花言葉も持ち合わせています。
このように愛と美の花言葉を持つピンクのガーベラは、結婚式にも良く使われる定番のお花。
《童心にかえる》という花言葉もあるので、素敵な思い出に浸りたい時にも部屋に飾って眺めてみてはいかがでしょうか。

■最後に

今回はガーベラの歴史や花言葉についてご紹介しました。
ピンクガーベラはその可愛らしい見た目から特に女性への誕生日のお祝いとしておすすめのプレゼントです!
3月に誕生日を迎える方へ「感謝」や「思いやり」の花言葉と共に是非ピンクガーベラを贈ってみて下さい。
きっと喜ばれますよ!
また、恋愛に関する花言葉も持っていますので、恋愛運をUPさせたい時に自分の部屋に飾ることもおすすめですよ!



2019-02-22 | Posted in 今月の誕生花, No Comments » 

 

2月の誕生花のご紹介 ~春を代表する花チューリップ~

早いもので一週間後は2月に入ります。
2月生まれの方はお誕生月ですね。おめでとうございます!
2月は冬らしい寒さが続きますが、一方で春を迎えようとしている時期でもあります。
そんな2月の誕生花は、チューリップです。
今回は、チューリップの特徴や花言葉などをご紹介します。

■チューリップの特徴

チューリップはユリ科チューリップ属の球根植物です。
原産地はトルコのアナトリア地方とされていますが、生産地として世界的に有名な国はオランダとされています。
生産地のオランダでは1630年代にチューリップが投機の対象となり、球根が結婚の持参金になったとも言われています。
誰もが知っているチューリップですが、品種改良が進み、形も色も種類が非常に豊富になりました。
今では5000種を超える品種が存在しているとされています。
花の色は、よく見かける赤やピンク、黄色のほか、オレンジ・緑・紫・黒・白・複色など実に多彩です。
花の形も、一重咲きや八重咲き、ユリ咲き、フリンジ咲き、パーロット咲きなどがあります。
開花時期は3月下旬〜5月で、実際に花が咲いている期間はおよそ1週間とされています。

■名前の由来

チューリップの学名はTulipa gesneriana(ツゥリッパ ゲスネリアーナ)といいます。
ゲスネリアーナは命名者のゲネスルの名前からきているとされています。
ツゥリッパはトルコ語で頭巾を意味するtulipanに由来していると言われています。
チューリップの花は全開せず、イスラム教徒が頭に巻くターバンに似ていることから名付けられたとされています。
チューリップの名前の由来にはこんな物語があります。
16世紀、当時のオーストリアのトルコ駐在大使がトルコ人の方にある花の「名前」を尋ねました。
するとそのトルコ人の方はこの質問を花の「形が何に似ているか」と聞かれていると勘違いしてしまいました。
形が何に似ているかと聞かれたトルコ人は「ターバン」と答えます。
すると大使はその花の名前が「ターバン(ツゥリッパ)」だと聞かされます。
そして、大使によってヨーロッパにその花がチューリップという名前で紹介され、世界中に広がっていったとされています。

■花言葉

花言葉は「華美」「恋の告白」「美しい目」「魅惑」「博愛」「思いやり」「真面目な愛」「正直」「丁重」。
花色によっていろいろな花言葉があります。

1.チューリップ全体の花言葉:晴れやかな魅力

2.赤色の花言葉:あなたは魅力に満ちている

3.紫色の花言葉:幸福

4.白色の花言葉:純潔

5.ピンク色の花言葉:飾らない美しさ

6.黄色の花言葉:優しい心遣い

■最後に

今回は2月の誕生花であるチューリップをご紹介しました。
「思いやり」「新しい恋」などの春のはじまりにぴったりな花言葉を持つチューリップは、大切な方の誕生日の他、春のお祝い事にもぴったりです。
色とりどりの可愛らしいチューリップと共にお祝いの気持ちをプレゼントしてみてはいかがでしょうか。



2019-01-25 | Posted in 今月の誕生花, No Comments » 

 

1月の誕生花のご紹介 可愛らしい花が魅力のスイートピー

今年も残すところ後僅かとなりました。
来週は1月に入ります。
1月生まれの方はお誕生月ですね!おめでとうございます!
新年の始まりでもある1月の誕生花はフリルが可愛らしいスイートピーです。
今回はスイートピーについてご紹介します。

■スイートピーとは?

スイートピーは17世紀末頃にイタリア・シチリア島で発見されたお花です。
ガーデニングはもちろん切り花やブーケなどにも利用される認知度の高いお花です。
発見されて以降現在に至るまで、ヨーロッパ各地で改良が進み、様々な園芸品種が生まれています。
日本においては、ジャコウレンリソウという和名がありますが、この名前で呼ばれることはあまりなく、スイートピーと呼ばれることがほとんどです。
スイートピーの「スイート(Sweet)」は甘くとても良い香りのことで、「ピー(Pea)」は豆のことを指しています。
大きくなるものは2m近くの長さに成長し、長い花柄の先にひらひらとしたチョウのような花を1から4つつけます。

■スイートピーには毒がある?

見た目が可愛らしいスイートピーですが、有毒な植物の一つでもあります。
毒を持っている部位は全てとされています。
特に花の後にできるエンドウ豆にも似た豆には特に毒が多いとされています。
火を通してもその毒は消えず残るため、くれぐれもご注意を!
この毒の成分は毒性アミノ酸 アミノプロピオニトリルで、神経毒の一つだそうです。
ごく少量であれば大きな異常を引き起こすことは少ないそうですが、多量に食べると下半身マヒ等の症状が出るとされています。
中毒症状の出現には個人差がありますので、食べることは避けて下さいね。

■花言葉

スイートピーの花言葉は、「門出」「別離」「ほのかな喜び」「優しい思い出」です。
花の見た目がチョウが飛び立つ様子に見えたことが由来とされています。
これからの新しい年を迎え、卒業等で新しい一歩を踏み出す方への贈り物としてぴったりな花言葉ですね。

■最後に

今回は1月の誕生花スイートピーについてご紹介しました。
チョウのような可愛らしい見た目の反面、豆を大量に食べると下半身マヒが起こるという側面も持ったお花です。
楽しむのは見た目だけで、食べないようにご注意下さいね。



2018-12-28 | Posted in 今月の誕生花, , 花と文化No Comments » 

 

12月の誕生花のご紹介 ~華やかで上品な赤バラ~

今週末より12月に入ります。
12月生まれの方はお誕生月ですね!おめでとうございます!
クリスマスも控える12月の誕生花は華やさと上品さを持った赤バラです。
「情熱」「愛情」「美」など、ロマンチックな花言葉も持つ赤バラはプレゼントに最適です。
今回はそんな赤バラについてご紹介します。

■言わずも知れた花の女王バラの歴史

世界中で愛され、花の女王と呼ばれているバラ。
その美しさ、香り、多彩な色によって、私たちを魅了し続けてきた花です。
バラが花の女王と呼ばれ始めたのは紀元前にまでさかのぼるとされています。

紀元前7世紀にエーゲ海のレスボス島に住んでいた詩人のサッフォーは、バラのことを「花の女王」と呼び、バラを愛でる沢山の詩を書いています。
古代ローマ時代の貴族は、バラに熱狂的とも呼べる関心を持っていました。
この熱が後にバラの高貴なイメージへと繋がっていったと考えられています。
代表的な物語としては、絶世の美女と称された古代エジプトの女王クレオパトラが恋人アントニウスを迎え入れるとき、部屋中に赤いバラの花弁を敷き詰めたというお話があります。
クレオパトラは他にもローマの政治家だったカエサルを迎えた時もバラの花と香水を大量に用いて迎えたとされています。
しかし、こうしたバラ熱もローマ帝国が衰退するとともに冷めてしまい、その後14世紀に始まったルネサンス時代まではバラは静かな時を過ごすこととなりました。

熱が冷めてしまったとはいえ、バラが世界から無くなってしまった訳ではありません。
バラは中近東の国々を中心に栽培が続けられ、品種も増えていったとされています。
中近東ではバラの香りに注目が集まり、香料に使用するときには欠かすことの出来ないものでした。
中でも濃厚な香りを放つダマスクローズは特に人気がありました。
現在でも中近東や地中海沿岸の地域では、香料用のバラが広く栽培されています。

11世紀に聖地エルサレム奪還のためにこの中近東へ派遣された十字軍は、それまでヨーロッパでは忘れかけられていたバラに出会いました。
ダマスクローズ等香りの強い品種は十字軍の騎士らを魅了し、見つけたバラの一部はヨーロッパへと持ち帰られました。
これを機にバラの評判がヨーロッパ中へ広がり、ヨーロッパでの新たなバラブームが再燃したとされています。
古代ローマ時代のバラ熱と再燃したバラブームではバラへの関心に違いがありました。
それは、ローマ時代には種に関係なくバラという大きなくくりで栽培されていたのに対し、ルネサンス以降は花の形や色、香りなどの品種それぞれが持つ特徴が着目されたのです。

その後はデュポンやギョーらを中心に徐々に数を増やしていき、今では2万種以上も存在しているとされています。

■本数で異なるバラの花言葉

バラは色によって花言葉が異なりますが、贈る本数によっても異なる意味を持ちます。
渡すときにさりげなく説明すれば、よりロマンチックな演出になるはずです。
代表的なものは下記の通りです。

1本:「一目ぼれ」「あなたしかいない」
3本:「愛しています」「告白」
5本:「あなたに出会えた喜び」
7本:「ひそやかな愛」
8本:「あなたの思いやりに感謝します」
11本:「最愛」
12本:「私と付き合ってください」
50本:「恒久」
108本:「結婚してください」

赤バラそのものには冒頭でも述べた通り「情熱」「愛情」「美」などのロマンチックな花言葉があります。
本数が持つ意味と合わせることでより情熱的な贈り物になるでしょう。

■最後に

バラの歴史と花言葉についてご紹介させて頂きました。
長きに渡って私たちを楽しませてきた赤いバラは愛の告白はもちろん、大切な方への贈り物にもぴったりなお花です。
花キューピットでは赤バラを中心に仕上げたアレンジメントの他、主な花は赤バラだけという花束もあります。
また12月はクリスマスシーズンでもありますので、クリスマスカラーの赤いバラは季節の贈り物としてもおすすめです。
12月生まれの大切な方への誕生日プレゼントに今年は赤いバラを贈ってみてはいかがでしょうか?



2018-11-30 | Posted in 今月の誕生花, No Comments » 

 

11月の誕生花のご紹介 ~陽気で明るい雰囲気の花ガーベラ~

来週のハロウィンが終わると11月に入ります。
11月生まれの方はお誕生月ですね!おめでとうございます!
11月の誕生花は、太陽のような色と形が元気をくれる「ガーベラ」です。
「希望」「常に前向き」など明るく前向きな花言葉を持っていて、贈り物にぴったりです。
今回はそんなガーベラについてご紹介します。

■ガーベラってどんな花?

ガーベラは、南アフリカ原産のガーベラ・ヤメソニーという品種を主として、交配や改良が繰り返し行なわれて作られたキク科の多年草です。
1878年に南アフリカのトランスヴァール地方で発見されたのが起源とされています。
その後イギリスやフランス、オランダなどの国々へと広まり、様々な品種が誕生したと言われています。
日本に渡来したのは明治時代の終わり頃から大正時代の初め頃とされていて、以降ハイカラ好みの都会的な花として長く愛されています。
1990年代半ば以降は切花用ガーベラの黄金時代と騒がれたこともあったそうですが、近年ではさらに改良が進んで、花の大きさが8cm以下の品種の人気が高まっています。
ちなみに、ガーベラの学名「Gerbera」の由来は、発見者であるドイツの学者ゲルベルの名前が由来していると言われています。

■ガーベラの花言葉

一般的なガーベラの花言葉は「常に前向き」「希望」です。
ガーベラは花の色によっても、花言葉が変わります。

1.ピンクガーベラの花言葉:「崇高美」「熱い愛」

崇高美とは、高嶺の花と同じ意味です。
理想に近い人だけど、あまりにも美しく、雲の上のような存在で手が届かない…
そんな片思い中の気になるお相手に贈ってみると遠回しにアピール出来るかもしれません。

2.オレンジガーベラの花言葉:「忍耐」「冒険心」

オレンジのイメージが、勇気づけられるような色というイメージがありませんか?
いつも頑張っているあの人へ、贈ると元気を与えてくれるかもしれません。

3.赤ガーベラの花言葉:「熱愛」「情熱」

ガーベラの中でも良く目にする色のガーベラが赤いガーベラですが、赤バラと同じような花言葉を持っています。
赤バラは気障な感じがして贈りにくい…という時には赤ガーベラを贈ってみるのも良さそうですね。

4.白ガーベラの花言葉:「純潔」「希望」

白は清楚で美しい印象がありますよね。
白いガーベラはそんなイメージ通りの花言葉を持っています。
もうすぐ夢が叶いそうな人、これから結婚を迎える友人に贈るお花としてピッタリです。

5.黄ガーベラの花言葉:「究極の美」「親しみやすさ」

黄色は、ビタミンカラーとも呼ばれる元気の湧いてくるような色ですよね。
飾り気のない自然な愛を究極の愛として、仲の良いご夫婦に贈る他、銀婚式・金婚式を迎える両親や祖父母、友人などへのプレゼントとしてもぴったりです!

■折角の綺麗なガーベラ…長持ちさせるためには?

1.涼しい場所に飾る

ガーベラは気温が高くなるような場所に飾ると弱りやすいお花です。
とはいえ、気温が高いからとエアコンの風が直接当たるような場所へ飾ることも避けてください。
花そのものが乾燥しやすくなってしまいます。
切花全般に言えることではありますが、直射日光の当たらない場所に飾ってくださいね。
日が当たることで、花瓶の中の水が温まってしまい雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。

2.購入して自宅に戻った(贈られてきた)後はしっかりと水を吸わせる

花店さんは切り花が入荷した際、そのお花にたっぷりと水を吸わせるために入荷した日のうちに水揚げを行います。
切花を購入する際に花店さんでは、茎の所に濡れた紙等を巻いてくれる等の処理をしてくれます。
(今時はエコゼリーなんていう便利なものもあります)
しかし、これは茎の切り口が乾かないようにするための処理で、これではガーベラにとっては十分な水の量ではありません。
ですので、家に持ち帰ったら、沢山のお水を吸わせてあげることが必要になります。
水を吸わせる時は、バケツ等の大きめの容器にガーベラを入れて、茎の先から10cm位浸かるように水を張ります。
そして2、3時間ほど水を沢山吸わせてから、花瓶に生けましょう!

3.花瓶に生ける時の水の量にも注意

ガーベラを生ける時は、水の量は少なめにします。
水が多いと茎が腐りやすくなってしまいます。
ガーベラは水の量が適切であればかなり長持ちするようになります。
目安の量としては、茎の部分が水に浸かるのが3cm位が良いです。
より長く楽しみたいという方は、花瓶に生ける時に一緒に切花用の延命剤を入れてみてください。
延命剤には腐り易くなる原因の一つのバクテリアの繁殖を抑えてくれる他、花を綺麗に保つために必要な栄養も入っています。
ですので、できるだけ長くガーベラを楽しむ方法として延命剤を使用することもおすすめです。

4.水換えの度に茎は1cmほど切り戻す

ガーベラの茎は腐りやすく、見た目には綺麗な色をしていても、茎の中が茶色くなり腐ってしまっている事が多いです。
切り口が痛んでしまうと、水を上手に吸い上げることが出来なくなるだけでなく、腐敗も進行してしまうので、水換えのたびに茎の切り口を確認してくださいね。
変色していたり、変に柔らかい感じがする場合には、茎が固くしっかりとしている部分まで切り戻してあげましょう。

■最後に

11月の誕生花のガーベラについてご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?
もらった人が元気になれるような花言葉を多く持っているガーベラは誕生日に贈るお花としてはぴったりです。
ガーベラの持つ陽気な雰囲気と明るい色合いで贈る相手の方をきっと楽しませてくれることかと思います。
11月生まれのあの人に今年はガーベラを贈ってみてはいかがでしょうか?



2018-10-26 | Posted in 今月の誕生花, No Comments » 

 

10月の誕生花のご紹介 ~秋らしい色合いのオレンジバラ~

来週月曜日からは10月です。
10月生まれの皆様はお誕生月ですね。おめでとうございます!
秋らしい色合いが華やかな花、オレンジバラが10月の誕生花です。
今回の花だよりでは、オレンジバラについてご紹介します。

■オレンジバラはバラの世界ではニューフェイス?

簡単にオレンジバラが作出されるまでの歴史を振り返ってみましょう。
バラの歴史は3500万年以上も前から続いているとされています。
古代の壁画に登場したり、クレオパトラが宮殿の床に敷き詰めたりと様々な用途で当時の彼らを楽しませてきたとされています。
また香料や薬としても用いられていたとされており、現在でも中近東や地中海沿岸の地域では、香料用のバラが広く栽培されています。

そして、現代バラへ至るきっかけとなった出来事は時が進んだ1800年代初頭に起こりました。
この立役者となったのがナポレオンの妻であるジョセフィーヌと園芸家のアンドレ・デュポンです。
ジョセフィーヌは、マルメゾン宮殿に広大なバラ園を作らせ、世界中からバラの原種や園芸種等を集めて栽培をしました。
そして、このバラ園の維持管理を任された一人がアンドレ・デュポンです。
そこを維持管理をしていたデュポンは、ジョセフィーヌが世界中から集めたバラを人工授粉によって交配させることによって品種改良することに成功しました。
デュポンによってバラの育種は進み、当時のバラカタログには25品種位しか紹介されていなかったものが、1829年には4000品種にまで種数が増えたとされています。
まだこの頃は遺伝の法則が分かる前で、この試行は実に画期的なことだったとされています。
ジョセフィーヌとデュポンがいなければ、バラの品種改良は100年遅れていただろうとも言われています。
この頃から品種改良によって急速にバラの品種が増えていったとされています。

その後、1867年にフランスの育種家ギョーによって、第1号のラ・フランスが作出され、初めてバラが完全な四季咲きの性質を獲得しました。
バラは四季咲きの性質を獲得したことにより、数ある花の中でも別格の存在になったとされています。

そして、1900年、フランスの育種家であるペルネ・デュシェの手により、ハイブリッド・ティー系と西アジア産のロサ・フォエティダを交配させ、咲き始めはニンジン色、次第にアプリコットイエローに転じるソレイユ・ドールという品種の作出に成功しました。
ソレイユ・ドールが作出されるまでには10数年の歳月がかかったとも言われています。
この功績によってそれまでほとんど皆無だったオレンジ黄色系のバラの色が加わることになりました。
現在栽培されているオレンジ黄色計の品種は、全てこのソレイユ・ドールまで遡ると言われています。
オレンジ系のバラはバラの世界では100数年しか作出されてから時間が経っていないニューフェイスなのです!

■花言葉

バラは色や本数によって花言葉も異なりますが、オレンジバラには次のような花言葉があります。

1.「絆」「信頼」
絆や信頼という心の結びつきを表現する花言葉をもつオレンジバラは家族へのプレゼントとしては勿論、親しい友人や恋人へのプレゼントとして贈るお花としてオススメです。
温かみのあるオレンジ色の花が感謝の気持ちを伝えてくれます。

2.「健やか」「元気」
元気が出るようなビタミンカラーのオレンジバラは、見る人を明るい気持ちにさせたり、心を落ち着かせたりすることが出来ます。
誕生日やお祝いには勿論、お見舞い用のお花としても良いでしょう。

■最後に

今回はオレンジバラの歴史や花言葉について簡単にご紹介させて頂きました。
絆や健やかという花言葉を持ち、元気の出るビタミンカラーの10月の誕生花オレンジバラは家族や親しい友人、大切な方への誕生日ギフトとして特におすすめです。
ここで紹介した花言葉を添えて10月に誕生日を迎える方へオレンジバラを贈ってみてはいかがでしょうか。



2018-09-28 | Posted in 今月の誕生花, No Comments » 

 

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