バラ
ドライフラワーの作り方
お花をもらったり買ったりしたときは、誰もが長持ちさせたいと思いますよね。
お花を綺麗な状態で保つ方法のひとつに、ドライフラワーにするということがあげられます。一見作るのが難しそうなドライフラワーですが、実はとっても簡単。
今回の花だよりでは、ドライフラワーについてお伝えいたします。
■ドライフラワーに向く花
ドライフラワーとは、その名の通り乾燥させたお花です。水やりの必要がなく、長く楽しむことができます。特別な記念日などにもらった花束をドライフラワーにすれば、より長い間手元に置いておくことができますね。
ドライフラワーにはしやすい花としにくい花があり、バラやカスミソウ、センニチコウは、特に綺麗なドライフラワーをつくることができます。反対に、ユリやトルコキキョウ、チューリップなどの水分が多い花をドライフラワーにするのは難しいとされています。
色の濃い花をドライフラワーにすると、その色合いを残すこともできます。ただし、真紅のバラについては、ドライフラワーにすると黒くなってしまいます。ドライフラワーにするなら、ピンクやオレンジ、黄色のバラがおすすめです。
■ドライフラワーの作り方



ドライフラワーの作り方にはいくつか方法がありますが、もっとも簡単な方法にハンギング法という方法があります。
まず、花瓶などに生けていた場合は、水に浸かっていた部分を切り落とします。その後、余分な葉を落としましょう。
大輪の花は一輪ずつ、小さな花は輪ゴムで束ね、麻ひもやビニールひもを茎に結び付けます。風通しがよく、日があたらない静かな場所に、花を下向きにしてつりさげましょう。
干している期間は花の状態によっても変わりますが、大体1週間~2週間ほどつりさげておけば、自然と乾燥します。
ドライフラワーになった花は、束ねて壁につりさげればオシャレなインテリアになりますし、花瓶やカゴに飾れば生花と同じように楽しむこともできます。生花とはまた違った趣きがあり、様々な方法で生活を彩ることができます。
お花をより長く楽しみたいときには、ドライフラワーを作ってみませんか。
秋の結婚式と花
秋晴れが心地よい季節となりました。朝晩は肌寒い日もありますが日中は穏やかで、人にとっても花にとってもすごしやすい時期ですね。
気候が穏やかなこの時期には、結婚式が多くなります。今回の花だよりでは、秋の結婚式とブライダルシーンにぴったりな花をご紹介します。
■結婚シーズンの秋
秋になると様々なイベントが多く開催されますが、結婚式もそのひとつ。結婚式に呼ばれることが増えるのはもちろん、ご自身も秋に結婚式をおこなったため結婚記念日がある、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
秋に結婚式が集中する要因は様々ですが、一番の理由は「多くの業界で仕事が落ち着いている時期であり、ゲストが出席しやすい」という点が人気につながっています。冬から春にかけては年末年始、年度末、年度初めと忙しい方が多いため、新郎新婦ご自身もなかなか時間が取りにくいということもあります。
また、梅雨の長雨や夏の暑さとは異なり、気候が落ち着くためオシャレがしやすい、夏休みを利用してゆっくりと計画をたてられる、などの理由もあげられますね。
■結婚祝い・結婚記念日に人気の花
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・バラ
言わずと知れた人気の花。ウェディングブーケや式場の飾りつけの定番です。式場では淡いピンクや白など、落ち着いた色のバラが多くつかわれます。
バラの香りは気分を穏やかにさせる効果があるといわれるため、晴れの舞台に立つ新郎新婦の緊張をほぐしてくれることが期待できます。
赤いバラは意中の相手に贈るもの、黄色いバラは「嫉妬」の花言葉を持つので、ご友人の結婚祝いに贈るならピンクバラにするといいでしょう。結婚記念日には赤バラ・ピンクバラどちらでも喜ばれること間違いなし、ですね。
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・ガーベラ
こちらもバラと並んで定番の花です。赤、黄色、ピンク、白など色も豊富で、落ち着いた雰囲気のシックなブーケから、カラフルで元気な印象を与えてくれるものまで、様々なタイプのブーケで活躍します。
暑さにやや弱いガーベラにとって、秋が最も美しくなるシーズン。赤や黄色をブーケや式場の飾りに取り入れたい場合はバラよりもガーベラが使われます。
「希望」という花言葉を持つことから、新婚のお祝いにぴったり。「常に前進」「究極愛」など、結婚記念日にもふさわしい花言葉を持つ、いちおしの花です。
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・ユリ
キリスト教では聖母マリアの象徴であり、転じて「純潔」「無垢」の花言葉をもつ白ユリ。教会での結婚式では白いユリが使われることが多く、ブーケにもちいれば格式高いものになることでしょう。
日本でも女性の美しさがユリにたとえられるなど、ユリは和洋を問わず古くから親しまれてきました。最近は香りをおさえたユリも増えてきているので、ユリの独特な香りが苦手な方も安心です。
結婚のお祝い・結婚記念日のどちらに贈る場合でも白や淡いピンクのユリが好まれます。一輪一輪が大きく見栄えがいいため、豪華な贈り物にしたいときはおすすめです。
父の日の由来を簡単に解説。黄色いものを贈るのはなぜ?実は黄色は日本だけ?
6月の第3日曜日、今年、2025年の父の日は6月15日(日)です。いつも家族を優しく見守ってくれているお父さんに、ありがとうの気持ちを込めて贈りものをする日です。
今回の花だよりでは、父の日についてお伝えします。
■父の日の由来
父の日は母の日と同じく、アメリカが発祥の地であるとされています。
父の日の起源は1909年にさかのぼります。ワシントンに住んでいたソナラという女性は、前年の1908年に母の日の礼拝が初めておこなわれた話を聞くと、「それなら父の日もあるべきだ」と考えました。ソナラの家庭では母親が早くに亡くなり、ソナラと5人の兄を父親が男手ひとつで育てていたからです。
ソナラの父親は6月生まれだったため、ソナラは教会の牧師に頼み、6月に父親の偉大さをたたえる礼拝をおこなうよう頼みました。その礼拝がおこなわれたのが6月の第3日曜日だったため、父の日は6月の第3日曜日になったといわれています。
ちなみに、日本に父の日がわたってきたのは1950年代、一般化したのは1980年代といわれています。本場のアメリカでも父の日が正式に国民の祝日となったのは1972年であるので、父の日はゆっくり時間をかけて広まってきたといえますね。
■父の日=黄色は日本独自
ソナラは父の墓前に白いバラを供えたため、存命中の父親には赤いバラを、亡くなった父親には白いバラを贈るのがもともとの風習でした。父の日に黄色いものを贈る習慣は、実は日本発祥です。
イギリスでは古くから、黄色は「身を守る色」「魔よけの色」として使われています。これがアメリカへ渡ると、「愛する人の無事を願う」という意味となりました。愛する家族を守るため、日々一生懸命に働くお父さんにはぴったりの意味ですね。またこの他にも、黄色は「愛と信頼と尊敬」を表わすともいわれています。
これらの意味に着目した「日本ファーザーズ・デイ委員会」は、父の日には黄色いリボンをつけたプレゼントを贈ろう、というキャンペーンを始めます。このキャンペーンが徐々に広まるにつれて、日本では「父の日=黄色」というイメージが定着しました。
■父の日には黄色いお花をプレゼント
黄色いものを贈るのは単に感謝の気持ちだけでなく、お父さんの幸せや安全を祈ってのもの。また、黄色には気分を明るくする精神的な作用もあり、お父さんのリフレッシュにもつながります。
お花のプレゼントは女性に贈るもの、というイメージが強いですが、実は男性もプレゼントされると嬉しいものです。お父さん世代の男性は、普段からお花を貰いなれていない分、喜びもひとしお。
贈る花に迷ったときは、定番である黄色いバラはもちろん、暖かな太陽を連想させるヒマワリもおすすめです。どちらの花も世代を問わず人気があり、知名度も高いので、お花のことをあまり知らない男性にも安心して贈ることができます。
父の日には黄色いお花にメッセージを添えて。お父さんにありがとうを伝えましょう。
▼父の日 おすすめの花のギフト・プレゼント特集2025はこちら
初夏をいろどる花ばな
花の季節、といえば多くの方が春を連想するのではないでしょうか。春はウメやサクラなど、日本を代表する花や、チューリップ・ナノハナなどのなじみ深い花が咲く季節です。
しかし、新緑がまぶしい初夏も、じつは花の宝庫。春に劣らず、様々な花を楽しむことができる季節です。
今回の花だよりでは、初夏に見ごろを迎える花をご紹介します。
■初夏を代表する花
・アジサイ
アジサイは日本を原産地とする花。土の酸性度によって色が変わり、アルカリ性で赤っぽく、酸性で青っぽくなるといわれています。
梅雨の時期に咲く花ですが、早咲きの品種では5月ごろから楽しむことができます。
・カスミソウ
アレンジメントでも花束でもおなじみの花ですね。一口にカスミソウといっても、多年草で切り花に使われるパニクラータ、一年草で比較的大きめの花を咲かせ、ガーデン用に使われるエレガンスなど、様々な品種があります。
たくさんの白い花が咲いた姿が春霞に似ているため「カスミソウ」の名前が付けられていますが、初夏から夏に咲く花です。
・スイレン
スイレンは断続的に長く花をつける植物ですが、もっとも見ごろになるのは初夏から夏にかけてです。耐寒性の強い品種と、熱帯出身の寒さに非常に弱い品種があります。
スイレンを育てるときは、その水の中にメダカを放しておくとボウフラ対策になります。また、日光を好む花なので、水は濁らないよう綺麗にたもつ必要があります。
・バラ
流通しているバラは「四季咲き性」といって春から秋、ところによっては冬まで咲くものが多いですが、もっとも美しい花が見られるのは初夏。
各地でバラのイベントも数多く開催され、「花の女王」を心行くまで楽しむことができる季節です。
この他にも、初夏に楽しむことができる花は数多くあります。自分のお気に入りの花を探して、爽やかな初夏の風を感じながらお出かけしてみてはいかがでしょうか。
~5月の誕生花・ピンクバラ~ 前向きな花言葉はプレゼントに最適
桜の季節が過ぎ、新緑がまぶしい初夏がやってきました。花の季節はまだまだ続きますが、色とりどりの花の中でも、5月にもっとも美しく咲きほこる花があります。いつの時代も、性別や国境にかかわらず多くの人々を虜にしてきたバラです。
バラの季節と呼ぶのにふさわしい5月の誕生花は、多くの色があるバラの中でも屈指の人気をほこる、ピンクバラです。
■バラの歴史を変えたピンクバラ
一年中花をつける四季咲き性を持ち、大輪の一輪咲きのバラは主に「ハイブリッド・ティー」という品種群に属します。近年では他の品種群も人気が高まりつつありますが、ハイブリッド・ティーはまさに「花の女王」にふさわしい見栄えの良さなどから、依然として高い人気を持っています。
バラといえば赤色を思い浮かべる方が多いと思いますが、初のハイブリッド・ティーとされるバラは、実はピンクバラ。1867年に生み出された「ラ・フランス」という品種のバラが、ハイブリッド・ティーの元祖といわれています。
強いダマスク香をもち、幾重にも花びらが重なるおおきな花、さらに四季咲き性で多くの花をつけるラ・フランスは文字どおりバラの歴史の転換点とされ、ラ・フランス以前の品種は「オールド・ガーデン・ローズ」、ラ・フランス以降の品種は「モダン・ローズ」と呼び分けられています。
■前向きなピンクバラの花言葉
品種の違いはもちろん、見る角度や時期の違いによって、上品とも可憐とも見て取れるピンクバラ。様々な印象をあわせ持つためか、ピンクバラの花言葉は非常に数が多くなっています。
有名なものだけでも、「上品」「気品」「しとやか」「暖かい心」「恋の誓い」の5つ。これに加え、ピンクはピンクでも色の濃淡によって花言葉が変わります。たとえば、桜のような薄いピンクのバラなら「誇り」、濃いピンクであれば「感謝」という花言葉になります。
数多くの花言葉をもつピンクバラですが、そのすべてがポジティブな意味の花言葉となっています。柔らかな色合いで、見る人の気持ちをやさしく包み込むピンクバラ。花言葉から、ピンクバラがいかに多くの人から愛されているかが分かりますね。
■女性に人気のピンクバラ
多くの花の中でも屈指の人気をほこるピンクバラ。とはいえ、可愛らしい花の姿から、男性よりも女性からの方が人気が高いです。赤バラは色味が強すぎて苦手、という女性も、見た目にも柔らかなピンクバラは好きという方が多いようです。
前向きな花言葉を数多くもつピンクバラは、恋人だけでなく友人や家族に贈るときにもぴったりの花。お花好きな女性の誕生日に贈れば、喜ばれること間違いなし、ですよ。
ピンクバラのフラワーギフトに言葉では表しきれない気持ちをこめて、5月生まれのあの人の誕生日をお祝いしましょう。
12月生まれのあの人に ~12月の誕生花・赤バラ~
12月に入り、冬が到来しました。クリスマスや大みそかなど、忙しくもにぎやかな月ですね。イルミネーションが輝く町並みは、歩いているだけで心が弾んできそうです。
にぎやかで楽しい12月にふさわしい今月の誕生花は、花の女王「赤バラ」です。
■愛と美の象徴の花 バラ
バラは色によって花ことばが変わりますが、赤バラの花ことばは「情熱」「愛」「美」となっています。情熱的な恋の告白のため。大切な人へ愛情を伝えるため。お部屋や庭を美しく彩るため……様々な形で活躍する赤バラにはふさわしい花ことばですね。
数多くの花の中でも圧倒的な知名度と人気をほこるバラは、しばしば「愛」や「美しさ」の象徴として使われます。これは現代人だけの感覚ではなく、古代ギリシャの時代にはすでにバラ=愛・美の象徴として扱われていました。
ギリシャ神話には、愛や美のシンボルであるアフロディーテという女神がいます。アフロディーテは海から生まれたとても美しい女神でしたが、このとき大地がアフロディーテに負けないくらい美しいものとしてつくったのがバラであるとされています。
最高峰の美しさをもつアフロディーテと同じくらい美しいもの、と神話の時代から語り継がれたバラ。今でも多くの人を魅了し続けるのにも納得です。
■バラの香り「ダマスク香」
バラは豊かな香りをもつ花ですが、いわゆる「バラの香り」は「ダマスク香」と呼ばれます。バラの香りとして流通している香水や化粧品、芳香剤などの香りなどをイメージしてください。
ダマスク香はその名の通り、ダマスクローズという系統のバラの香りです。最高級のバラの精油を生産していることで有名なブルガリアでは、このダマスクローズを栽培し、ローズオイルやローズウォーターを精製しています。
ダマスク香には鎮静作用があり、疲れたり、落ち込んだときに嗅ぐと心が安らぎ元気が出るとされています。特に女性には非常に有用であるとされます。
強いダマスク香をもつ赤バラの代表格には、1935年にドイツでつくられた「クリムゾングローリー」という品種のバラがあります。戦前につくられた品種ではありますが、今でも赤バラの代表格としてあげられるほど非の打ちどころがない美しいバラです。
クリムゾングローリーが咲きほこり、ダマスク香がただよう庭園は今も昔も憧れの的ですね。
■大切な方の誕生日には赤バラを
赤バラの花ことばは「愛」。心から大切に想っている方への誕生日ギフトにはうってつけの花ことばです。花の女王と呼ばれることもあるほど人気の高い赤バラは、受け取った方をたちまち笑顔にさせることでしょう。
美しく咲きほこる真っ赤なバラは、アレンジメントにしても、花束にしても存在感があります。直接手渡しするのであれば花束を、遠くに住む方へ贈るのであればアレンジメントを選ぶといいですね。
いつも大切に想っているあの人へ、愛情と感謝の気持ちをこめて。誕生日に赤バラのフラワーギフトを贈りませんか?
10月生まれのあの人に~10月の誕生花・バラ特にオレンジバラを贈ろう~
9月も終わりにさしかかり、段々と秋めいてきました。ところによっては、すでに紅葉が始まったところもあるようです。
秋の色というと、紅葉や夕焼けなどからオレンジ色や黄色、赤色などを想像する方が多いのではないのでしょうか。
10月の誕生花はバラです。
中でも秋色にふさわしい、オレンジバラです。
■バラの歴史
数多くある花の中でも、特に高い人気をもつバラ。神話の時代からバラの名前はたびたび登場し、地域や時代を問わず人々を魅了してきました。
バラの品種改良はナポレオンの時代からすでにおこなわれており、現代にいたっても盛んにおこなわれています。
現在流通している一輪咲きのバラのほとんどは、「ハイブリット・ティー」という品種群に属します。ハイブリット・ティーは冬を除いて一年中花が咲く「四季咲き性」という性質と、大輪の一輪咲きが特徴のバラとなっています。また、花の形が非常に整っているため、新しい品種をうみだすための親バラとして利用されることも多いです。
1867年生み出されたラ・フランスという品種のバラがハイブリット・ティーの元祖といわれており、ラ・フランスより以前の品種のバラはオールドローズ、以降のバラはモダンローズと呼びわけられています。
■代表的なオレンジバラの品種
・ジャストジョーイ
日本を含む世界約40カ国が加盟する世界バラ会連合によって、バラの殿堂入りに選ばれたバラです。フリルのように波うった花びらと、甘く豊かな芳香が特徴です。花の大きさも非常に大きく、存在感のあるバラです。
・オークランド
アプリコットオレンジ色をした、大輪一輪咲きのバラです。やわらかなオレンジ色のため、ほかの花との色合わせがしやすく人気があります。他のバラの品種と比べると花もちもよい特徴があります。
・ディズニーランドローズ
アメリカのディズニー社と、バラの育苗会社が協力して開発したバラです。濃いオレンジ色とピンク色が入りまじった豊かな色彩をもち、見ているだけで心が弾んできます。本場アメリカのディズニーランドだけでなく、日本のディズニーランドとディズニーシーでも栽培されています。
・プリンセスミチコ
1967年、当時はまだ皇太子妃であった皇后美智子さまへ、イギリスの育苗会社が献呈したバラです。濃いオレンジ色と、柔らかな香りが特徴です。花もちもよく強健で、耐寒性も高いため育てやすく人気が高いバラです。
■誕生日を彩るオレンジバラ
バラの花ことばは色によって変わりますが、オレンジバラの花言葉には絆・信頼・愛嬌・勇気と、明るく前向きになれるような言葉があてられています。
大切な家族や愛する恋人、かけがえのない友人など、どんな相手に贈るのにもふさわしいオレンジバラは、まさに誕生花にうってつけ。花が大好きな方にも、普段はあまり花を飾らない方にも、喜ばれること間違いなし、ですね。
年に一度しかないあの人の誕生日。鮮やかに咲きほこるオレンジバラで、華やかにお祝いしませんか。
お花*あれこれ事典 ~バラの香りいろいろ~
バラの香りいろいろ
バラの香りにはストレス緩和・鎮静効果・スキンケア効果・血液循環を活発化・ホルモンバランスを整えるという効果が期待できると言われています。
その香りも、実は7つのタイプに分類されています。
1.ティ
柔らかく優雅な、紅茶を思わせる香り。近代のバラの多くがこのタイプの香りを持っています。
鎮静効果、ストレス緩和が期待できます。
品種例:サハラ
2.ダマスク・クラシック
古典的なバラの香り。甘さ、爽やかさを併せ持ち一般的なバラの香水に使用されています。
鎮静効果が期待できます。
3.ダマスク・モダン
ダマスク・クラシックを受け継ぎながらもより深く情熱的な香り。
鎮静効果とスキンケア効果が期待できます。
品種例:イブ・ピアッチェ
4.フルーティ
ダマスク系とティー系が混在したフルーツを思わせるさわやかな香り。
鎮静効果、安眠効果が期待できます。
品種例:アンジェリークロマンティカ
5.ブルー
主にダマスク・モダン系とティー系が混在したブルー系の花特有の香り。
鎮静効果、集中力アップが期待できます。
品種例:ブルーパフューム
6.スパイシー
ダマスク・クラシックを基調にクローブのようなスパイシーな感じを持つ香り。
鎮静効果が期待できます。
品種例:ペシェミニョン
7.ミルラ
あまくて、清々しい、イングリッシュローズの一部が持つ特徴的な香り。
鎮静効果、ストレス緩和効果が期待できます。
品種例:アンブリッジローズ
香りを楽しむのもお花を楽しむ重要な要素。
お気に入りの1本を見つけて下さいね。
Special Thanks: 世田谷花き(バラ写真提供)
12月生まれのあの人に贈る誕生花「赤バラ」
12月の誕生花 赤バラ
【花言葉】 「熱烈な恋」
■愛情を伝える花
古くから人々に愛され続けるバラ。
中でも赤いバラは、その花言葉「熱烈な恋」という言葉と共に、男性から女性へ贈る花によく使われてきました。
贈る人、贈られる人だけでなく、その花を育てる人たちも、多くの人がバラの虜になり、色も、形も、様々な赤バラを生みだしてきました。
バラを愛してやまない人が育てた赤バラを、愛する人に贈る。
なんだか恥ずかしいけれど、とってもカッコイイ!
大切なパートナーに、贈りたいですね。
■赤の持つ力
赤バラは、実は「色彩効果」の優れた花。
深みを感じる赤を支える、渋い緑の葉。
このコントラストは「反対色」というカテゴリーにある配色で、相性がよく、非常にインパクトを与える色合わせです。
赤バラだけでまとめた花束が、燃えるような、圧倒的なオーラを放つのは、この色の効果もあるのです。
言葉にするのは照れるけど、たった一言伝えたい「おめでとう」を、シンプルに伝えましょう!