トルコキキョウ
お盆におすすめな花の種類・夏のお供えに使う花・タブーの花とは
お盆に花を贈りたいと思っている方や、仏壇に花をお供えしたいと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
親しい方が亡くなった場合や、お盆中に実家やお墓を訪れることができない場合は、お供えの花を贈ることが多いです。
今回はお盆におすすめな花の種類、特に夏のお供えによく使われている花の種類についてご紹介します。
またお盆でお供えするのはタブーといわれ、避けられている花も掲載しているので併せてご確認ください。
今年のお盆はいつ
お盆は、地域によって日程が異なります。
8月13日~8月16日の地域が最も多いです。
東京都などでは7月13日~16日であり、沖縄県などでは旧暦の7月13日~15日をお盆としています。
お盆に花を贈った方がいい?
お盆は、1年に一度故人やご先祖様を自宅に招いて供養する行事のこと。
ご先祖様たちが、私たちが住んでいる場所へ帰ってくるといわれています。
仕事の都合や旅行の予定などで、お盆にお盆棚を作ったり実家に帰省したりすることができない場合は、お供えのお花を贈るのが良いでしょう。
お盆の期間にご先祖様をお迎えするために、お墓参りをする事も多いです。
実家やお墓にお盆の期間に行きたいと思っていても、遠方に住んでいるため難しいという方も多いかと思います。
自分が仏壇やお墓に行くことができない時は、お供えの花を贈り気持ちを伝えることも一般的です。
新盆・初盆の時は?
家族や親しい方が亡くなってから、四十九日以降に初めて迎えるお盆のことを新盆または初盆といいます。
初めて行うお盆は、いつもよりも丁寧に供養するのが一般的といわれています。
新盆・初盆の時はお供えの花を贈るという方や、お供えの花とお菓子をセットで贈る、仏花の予算をいつもよりもあげるという方も多いのだそう。
普段お盆に特に何もしていないという家庭でも、新盆・初盆の時は供養を行うということもあるようです。
お盆に花を贈るのはなぜ?
お盆などのお供えに花を手向ける理由は、さまざまな説があるといわれています。
一説には、亡くなった方に言葉で伝えられない気持ちを届けるために、花を供えるという説があります。
花は亡くなった方へ気持ちを伝えるものとして、古くから用いられてきました。
花を贈る・供えることでご先祖様へ感謝の気持ちを伝えたり、故人への思いを伝えたりすることができるといわれています。
そして、花は遺族の心も和ませる役割があるという考えも。
美しい花が静かに遺族の心に寄り添うことで、心の慰めになるとされているようです。
また亡くなった方は食事をすることができないため、花の香りを代わりに楽しむという考えもあるのだそう。
花を供える理由はさまざまありますが、どれも故人や遺族に向けて特別な気持ちを表現するために行われているようです。
お盆におすすめ・お供えの定番の花
ここからは、お盆におすすめのお供えの花をご紹介。
先に、1年を通して比較的お供えでよく使われている花の種類を掲載しています。
季節の花や、特に夏に適した花を確認したいという方は、こちらをご覧ください。
お盆におすすめ・夏のお供えに適した花
カーネーション
カーネーションは、お供えの定番の花として定着しています。
「カーネーション」と聞くと、母の日に贈るプレゼントのイメージが強い方も、多いのではないでしょうか。
母の日をはじめとして、お祝いの場面でも贈ることの多いカーネーションですが、実はお盆などのお供えでもよく活用されています。
カーネーションがお供えに使われている理由は、以下の通りです。
カーネーションがお供えでよく使われる理由
- 花もちがよく、長くきれいな姿を保つことができる
- カラーバリエーションが豊富で、淡い色合いも多い
- 丸みのある花は、優しい雰囲気を演出できる
- 香りが控えめで、花の香りが苦手な方でも好まれる
- 花粉が落ちにくいため、周りを汚さない
- 花のサイズが豊富で、メインにも脇役にもなる
さまざまな花色を持っているカーネーションですが、白や淡いピンク、クリーム色、黄緑などは特にお供えで多く使われています。
白い花だけで作った白上がりのお供えはもちろん、白い花をメインに優しい色合いを加えるお供えでも、カーネーションはよく活用されているのです。
1年を通してお花屋さんで購入することができるカーネーションは、お盆にお供えする仏花にも入っていることが多いです。
フリルのような花びらを集めて咲く、かわいらしい姿は丸みがあり、柔らかな雰囲気があります。
そんな優しい雰囲気のカーネーションは、幅広い年代の方から好まれており、男性・女性問わず支持の高い花です。
小さなサイズのカーネーションは、お供えの脇役として加えられ、大きなサイズはメインになることも。
花のサイズが小さいカーネーションは、メインになる大ぶりな花ではカバーできない隙間を埋められます。
そのため、お供え全体が寂しい印象になることを防ぐのです。
花言葉
白いカーネーションの花言葉は「私の愛は生きている」「亡き母を偲ぶ」「尊敬」「純粋な愛」など。
白いカーネーションが持つ花言葉は、どれもお供えに適しています。
花言葉で故人や遺族へ気持ちを伝えたいという方は、白いカーネーションがおすすめです。
先にお伝えした通り、お供えの脇役にもなるため、ある程度お供えのデザインができた後に足すこともできるでしょう。
ユリ(百合)
お盆を含め、葬儀や法事などでも使われることの多いユリ。
ユリもカーネーションと同様に、お祝いの花ギフトとして使われることもありますが、お供えの花の定番でもあります。
ユリがお供えに多く使われている理由は、以下の通りです。
ユリがお供えによく使われる理由
- 昔から仏花として使われているため、親しみがある
- 落ち着きのある美しい姿が、お供えに適している
- 花もちがいい
- 下にあるつぼみから順に花を咲かせるため、長期間お供えすることができる
- 花にボリュームがあり、凛とした華やかさも表現できる
- 品種によって、香りを楽しめる
- 大きな花は、お供えのメインになる
白いユリは凛としていて美しく、お供えの花のメインとして使われることが多いです。
目立つ花のため、お供えのフラワーアレンジメントや花束でユリを見たことがあるという方も多いのではないでしょうか。
ユリは花が大きいものが多いため、1輪入れるだけでもお供えの花全体にボリューム感を持たせてくれます。
お供えに選ばれている理由はユリの美しさだけではなく、長く花をお供えできることもあります。
品種にもよりますが、ユリは一つの茎から複数の花を咲かせることが多いです。
花を咲かせる順番は、下についているつぼみから順に開花していきます。
もともと花もちの良いユリですが、つぼみがついているものは初めに咲いた花が枯れたとしても、その次のつぼみが花を咲かせるため長い期間花を供えることができるのです。
また、ユリは香りが強い品種もあります。
ユリの香りが好きな方も多く、故人がユリを好きな時はもちろん、遺族に花の香りで心を癒してほしいと考えている方はユリがおすすめです。
ユリを飾る時の注意点
ユリを飾る時は、花粉が入っている葯(やく)という部分を、取り除くことがおすすめです。
受粉すると花がすぐにしおれてしまうため、花粉は速やかに取り除く方がより長持ちするといわれています。
また花粉をそのままにしておくと、周りを汚したり服についたりする可能性も。
ユリの花粉は、服や布などにつくと取りにくいので注意してください。
もし花粉がついてしまった時は、こちらを参考に落としてみてください。
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花粉の取り方:服にユリ・ひまわり・ポピーなどの花粉が付いたときの方法 ユリの花粉が付いてしまったときの対処方法をご紹介します。 |
花言葉
ユリ(百合)の花言葉は「純粋」「無垢」「威厳」「高貴」など。
西洋でユリは、聖母マリアに捧げられた花とされています。
そのため「純粋」や「無垢」などの花言葉がつけられたのだそう。
日本だけではなく、西洋でもユリはお供えの花として活用されています。
菊(マム)
菊(マム)は、お供えの花としてイメージされる方が多いのではないでしょうか。
近年では、お祝いの花ギフトにも活用されるようになりましたが、菊はお供えの定番の花の一つです。
お盆に仏壇やお墓へお供えされる他に、葬儀や法要・法事などでも菊を見かける機会は多いかと思います。
菊がお供えによく使われる理由は、以下の通りです。
菊がお供えによく使われる理由
- 花もちがよく、長くきれいな姿でお供えできる
- 枯れた後に、花びらが散らかりにくい
- カラーバリエーション・咲き方含め品種が多く、さまざまな菊が流通している
- 古くから親しまれており、品のある花として知られている
- 香りが強くない
- つぼみの状態でも絵になる
- 邪気を払う力があるといわれている
菊は、日本の国花です。
国花とは、その国を代表する花のことや、その国民に愛されている花のことを指します。
菊は、古くから日本人に親しみのある花の一つです。
昔から身近な存在であり、日本で大切にされてきた菊は、故人やご先祖様に尊敬の気持ちや、日々の感謝・敬意などを込めて、お供えするのに適していると考えられています。
そんな菊は、品種が多いことでも有名です。
お墓参りなどに用いられる花束でよく見る中菊を始め、小さな花をいくつも咲かせるスプレー菊、ボールのように丸い花姿が特徴的なピンポンマムなど、さまざまな種類があります。
たくさんの咲き方がある菊は、お供えの花束やフラワーアレンジメントのデザインに合わせて使い分けることができます。
そして、菊はカラーバリエーションも豊富。
お供えでよく使われる花色は、白や淡いピンク・グリーン・黄色などがあります。
葬儀や新盆・初盆などで贈ることが多い、白い花だけでまとめた白上がりのお供えに使われることはもちろん、淡い色の花を白い花と組み合わせるお供えでも活用されます。
また菊は、邪気を払う力があると考えられています。
加えて菊には、魔除けや長寿の力があるという考えも。
9月9日は菊の節句であり、無病息災や長寿を願って菊の花を飾ったり、菊酒を飲んだりすることもあります。
花言葉
菊は「高貴」「高潔」「高尚」「信頼」などの花言葉を持っています。
ちなみに、白い菊の花言葉は「真実」「慕う」「誠実な心」など。
花言葉からも、故人を思う気持ちを伝えることができそうです。
▼お盆に最適な花はこちら
お盆におすすめ・夏のお供えに適した花
ここからは、夏のお供えによく選ばれている花の種類についてご紹介します。
お供えの花束やフラワーアレンジメントを、季節感のあるデザインにしたい方は、参考にしてください。
特に夏の暑さにも丈夫な花をピックアップしているので、長く仏間に花を飾りたいと思っている方にもおすすめです。
トルコキキョウ
誕生日などのお祝いのギフトとしても選ばれることの多いトルコキキョウは、お盆や葬儀、法事などお供えの場面でもよく使われています。
お供えではフリルのようにも見える豪華な雰囲気の八重咲きだけでなく、シンプルな美しさが際立つ一重咲きも活用されることが多いです。
トルコキキョウがお供えでよく選ばれている理由は、以下の通りです。
トルコキキョウがお供えで使われる理由
- 夏の暑さにも強く、花もちが良い
- 白い花びらの縁だけが紫色など、上品で爽やかな色合いの品種もある
- カラーバリエーションが豊富で、淡い色から濃い色まである
- 1つの茎から複数の花を咲かせるため、ボリューム感がある
- お供えに適した、派手すぎない華やかさがある
- 洋風な花とも、和風な花とも相性が良い
- 香りが控えめ
- お供えのメインにも、脇役にもなる
繊細な雰囲気のトルコキキョウですが、実は夏の暑さにも強く、花もちが良い花の一つです。
そのため、お盆を含め夏のお供えの場面でよく選ばれています。
またトルコキキョウは、品種が多く花色が豊富です。
単色の白やピンク、紫などだけではなく、ニュアンスカラーやグラデーションになっているもの、花びらの縁だけ色合いが違うものなどもあります。
お供えに適した上品さを兼ね備えつつ、夏らしい色を加えることもできるのです。
そして柔らかく美しいトルコキキョウの花は、カーネーションなどの洋風な花だけでなく、和菊などの和風な花とも相性が良いです。
洋風・和風問わず組み合わせることができるトルコキキョウは、お供えの花としておすすめです。
花言葉
トルコキキョウの花言葉は「優美」「感謝」「永遠の愛」「良い語らい」などがあります。
花言葉から故人への感謝の気持ちを伝えたり、いつまでも変わらない永遠の愛を伝えたりすることができるでしょう。
ちなみに、白いトルコキキョウの花言葉は「思いやり」「永遠の愛」など。
故人に対する哀悼の意を、花言葉でも表現することができそうです。
リンドウ
初夏から秋にかけて、お花屋さんで購入することのできるリンドウ。
リンドウの花を見ると、季節を感じる方も多いのではないでしょうか。
季節を代表するリンドウには、パッと花が開花するササリンドウ系と、つぼみの状態のままなエゾリンドウ系の2種類があります。
そんなリンドウがお供えによく選ばれる理由は、以下の通りです。
リンドウがお供えによく選ばれる理由
- お盆の時期に、ちょうど旬を迎える
- 青や紫の花色は、夏らしさがありつつ落ち着いた雰囲気がある
- 花もちがよく、長くお供えすることができる
- 花言葉がお供えに最適
- 香りが強くない
- 古くから日本で愛されてきた花
- スラッと伸びる姿が、お供え全体の奥行や立体感を表現する
リンドウは、昔から日本で自生している植物です。
ちょうどお盆の時期に野山に咲いていたことから、古くからお盆にお供えされていたのだそう。
現代でも、お盆によくお供えされる花として有名です。
そのためお花屋さんで、お盆の花を見てみるとリンドウが使われていることも多いのです。
リンドウの特徴的な凛とした青い色の花は、暑い日が続くお盆の時期にぴったり。
派手すぎない色合いでありながら、夏らしさと爽やかさを演出します。
リンドウは、ブルー系の色合いの品種が豊富です。
そのため、深い青や淡いパステルカラーのブルーなどの色合いも、お花屋さんで購入することができます。
他に合わせる花の色調に似合う青系の色を選んだり、故人のイメージに合わせた青の色合いにしたりすることもできます。
花もちもよく長く飾ることができるため、先に紹介したトルコキキョウや菊などの長持ちする花と一緒にお供えするのもおすすめです。
花言葉
リンドウには「悲しみに寄り添う」という花言葉があります。
「悲しみに寄り添う」という花言葉は、リンドウの花が群生せずに、株ごとに独立して花を咲かせている様子に由来しているといわれています。
リンドウが1本ずつまっすぐに伸び花を咲かせる様子から、悲しい人のそばに寄り添うように見える、としてつけられたのだそう。
ちなみに、リンドウは根が漢方に使われることから、「病気に勝利する」という意味で「勝利」という花言葉も持っています。
ひまわり
ひまわりも、お供えの花として活用されています。
明るい色合いでお祝いのイメージが強いひまわりですが、お盆や仏壇、お墓などにお供えしても問題ありません。
ご先祖様に季節感のある花をお供えしたいと思っている時や、故人がひまわりが好きだった時、故人が明るい人だったという時は、お供えにひまわりを入れることも多いです。
ひまわりがお供えによく使われている理由は、以下の通りです。
ひまわりがよくお供えに使われる理由
- 季節感を取り入れられる
- 遺族を元気づけられる
- しんみりとした雰囲気ではなく、感謝の気持ちを明るく表現できる
- 子供にも親しみやすいデザインにしやすい
- 香りが控えめ
- 一輪だけでも存在感がある
夏を代表する花の一つであるひまわりは、お供えの花束やフラワーアレンジメントに一輪入れるだけでも、夏らしさを表現することができます。
お盆に季節感のあるお供えを贈りたいと思っている方は、ひまわりを使うのもおすすめです。
ただ、お盆や仏壇に供える花をイメージすると、白や落ち着いた色合いでまとめられた花を連想する方が多いのではないでしょうか。
しかし、お盆はいわゆるお供え風のしんみりとしたイメージの花だけではなく、明るい色合いの花をお供えすることも多いです。
理由は、お盆はご先祖様への感謝の気持ちを伝える時だから。
お供えらしくなりすぎず、明るくポジティブな印象のひまわりを使い、家族の温かみが感じられるデザインの花を供えるのも良いと考えられているのです。
また、お供えでは故人の好きだった花を供えることもあります。
ひまわりは男性・女性問わず好まれる花の一つであり、「ひまわりが好きな花」という方も多くいらっしゃいます。
故人が喜ぶ花、故人をイメージできる花として、ひまわりをお供えに選ぶことも多いのです。
花言葉
ひまわりは「あなただけを見つめる」「憧れ」「情熱」などの花言葉があります。
ひまわりの花言葉の由来は、さまざまな説があるといわれています。
ひまわりの花言葉がつけられたルーツを知りたい方は、こちらを併せてご覧ください。
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ひまわりの花言葉の由来 ひまわりの花言葉はどうやってつけられた?由来をご紹介します。 |
スターチス
スターチスはお祝いの花ギフトで使われることもありますが、お供えの花としてもよく選ばれています。
お祝い・お供えともに、スターチスは花ギフトのメインになることは少ないです。
しかし、名脇役として活用されていることが多いので、見たことがある方もいらっしゃるかと思います。
スターチスがお供えによく使われている理由は、以下の通りです。
スターチスがよくお供えに使われる理由
- 暑さに強い
- 花もちがよく、すぐに枯れることは少ない
- 白だけでなく、淡い紫や青紫などさわやかな色がある
- 切り花の中で少ないブルー系の色合いは、差し色にも適している
- 香りがほとんどない
- どんな花とも相性がいい
- 小さな花が、メインの花では対応できない隙間を埋める
スターチスは植物全体に含まれる水分が少ないため、水不足により花がお辞儀するようにくたっとなることがほとんどありません。
よほどのことがない限り、水不足で枯れることはほとんどないのです。
花瓶の水が少なくなることで、気が付かないうちにドライフラワーのようになることもしばしば。
夏の暑さに負けないスターチスは、他の花に比べて花もちが良く、お盆などの夏のお供えとしてよく選ばれています。
また、スターチスには白、紫、ピンク、青紫(青)、黄色などの花色があります。
淡い紫や濃い青紫は、お供えの花束やフラワーアレンジメントに加えることで、差し色になり、爽やかな印象にまとめることができます。
夏らしいデザインのお供えを贈りたいと思っている方は、スターチスがおすすめです。
そして先にご紹介した通り、スターチスは名脇役としてお供えの花でよく活用されています。
さまざまな花と相性がよく、大きなユリの花とも、小さなカーネーションの花とも組み合わせることができるのです。
幅広い花と相性がよいのも、選ばれることが多い理由の1つになっています。
花言葉
スターチスの花言葉は「変わらぬ心」「永久不変」「途絶えぬ記憶」など。
スターチスの持つ花言葉は、ドライフラワーになっても花色がほとんど変わらないことからつけられたといわれています。
乾燥しても美しい色のままのスターチスが持つ花言葉は、亡くなっても変わることのない思いを表現することができそうです。
胡蝶蘭
開店祝いや、母の日などのお祝いで贈ることもある胡蝶蘭。
胡蝶蘭はお祝いだけではなく、お供えの花としても選ばれています。
葬儀などで供えるスタンド花にも、胡蝶蘭が使われていることも。
お供えの場合は、花束やフラワーアレンジメントなどに使う切り花として、花ギフトに加えることもありますが、胡蝶蘭の鉢植えとして贈ることも多いです。
胡蝶蘭がお供えに使われる理由は、以下の通りです。
胡蝶蘭がお供えに使われる理由
- 夏の暑さにも強く、すぐに枯れることはほとんどない
- 花もちがよく、長くお供えできる
- お世話が簡単で、鉢植えを贈っても手間を取らせない
- 格式の高さを感じる、上品な花を咲かせる
- 香りがほとんどない
- 花粉がほとんどない
- 花びらが肉厚で、白さが際立つ
胡蝶蘭は、台湾やフィリピンが原産地の植物です。
胡蝶蘭は熱帯の植物にあたります。
そのため比較的寒さには弱いといわれますが、夏の暑さには強い植物の一つなのです。
お盆など暑さが厳しい時期にお供えの花を贈る時は、胡蝶蘭の鉢植えが特におすすめです。
暑い時期にお供えの花束を贈ると、お供えしているときに暑さで茎が溶け、花瓶の水が汚れてしまうことも。
花瓶の水が汚くなることによって、花持ちが悪くなることもあります。
しかし胡蝶蘭を鉢植えで贈れば、水が腐る心配もほとんどありません。
お供えの花のスタイルを工夫することで、花もちをより長くすることもできるのです。
加えて、胡蝶蘭の鉢植えはお世話が簡単です。
胡蝶蘭への水やりは、お盆などの夏の時期は1週間に1回程度で十分。
新盆・初盆などで、ご遺族が忙しい時も手間をかけさせません。
花もちがよく長い間、ラン特有の格式の高さを感じる上品な花姿を保つことができるため、花の世話に時間を取られることなく、お盆の期間中も飾り続けることができます。
胡蝶蘭の特徴は、その美しい見た目だけではありません。
胡蝶蘭には、花粉と香りがほとんどないのです。
そのため部屋に飾ることで、花の香りが強すぎることも、花粉で周りを汚すこともありません。
ちなみに、胡蝶蘭の花びらは、他の花に比べて厚みがあります。
そのため光が当たっても、花びらが透けることはほとんどありません。
花びらは、光や背景の色が透けないため、花の白さが他の花よりも際立ちます。
きらきらと輝いているようにも見える胡蝶蘭の花が、お盆や法事の際に上品な雰囲気を演出するでしょう。
胡蝶蘭のサイズ
胡蝶蘭は、開店祝いなどで贈る大型のものをイメージされる方が、多いのではないでしょうか。
大きな胡蝶蘭ももちろん流通していますが、コンパクトなミディ胡蝶蘭も販売されています。
お盆棚を置いたスペースに合わせてサイズを調整したり、室内で持ち運びしやすいサイズを選んだりすることもできるのです。
花言葉
胡蝶蘭の花言葉は「純粋な愛」「幸福が飛んでくる」など。
お供えに贈られる、白い胡蝶蘭の花言葉は「純潔」「清純」などがあります。
白い胡蝶蘭が持つ、心身にけがれがないことを表す「純潔」や、清らかでまじりけがないさまを表す「清純」という花言葉は、お盆などのお供えの場面にぴったり。
▼お盆に最適な花はこちら
プリザーブドフラワーは失礼?
生花にプリザーブド加工を行い、長く花を観賞できるように加工したプリザーブドフラワーをお供えに使うのは、失礼なのではないかと、思う方も多いのではないでしょうか。
プリザーブドフラワーをお盆などでお供えすることは、失礼には当たりません。
特に気温が高いことが多い夏場は、1年の中で花もちが短くなるタイミングでもあります。
プリザーブドフラワーを使うことで、ご先祖様や故人にいつでも美しい花を楽しんでもらうことができるのです。
そのため、お花屋さんを始めお供え用デザインのプリザーブドフラワーを販売しているところも多いです。
ただ、プリザーブドフラワーは生花を加工して作っているもの。
すなわち「生きているものではない」とされ、お供えには使わない方がいいと考える方もいらっしゃいます。
また花を供える理由として、花の香りをご先祖様に楽しんでもらおうと思っている方は、プリザーブドフラワーには香りがないため不向きとなります。
お供えに絶対的なルールがないため、プリザーブドフラワーを仏壇やお墓などにお供えしても問題ないとされていますが、控えたいと考える方もいらっしゃいます。
お盆のお供えとしてプリザーブドフラワーを贈る時は、相手がどう思っているのかを考える方が良いでしょう。
プリザーブドフラワーについてもっと詳しく知りたい方はこちら。
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プリザーブドフラワーコラム一覧 プリザーブドフラワーってそもそも何?何色がある?など、プリザーブドフラワーについてまとめています。 |
タブーな花の種類
お供えに絶対的なルールはありませんが、一般的に避けた方が良いといわれている花があります。
- トゲのある花
- 毒のある花
- 香りが強すぎる花
- 死などを連想させる花
- つる性の花
- 人が食べられる花
バラやあざみなどのトゲのある花は、トゲが殺生や怪我を連想させるため、一般的にお供えされることが少ないです。
また、咲き終わりに花の首から落ちる椿などは、死を連想させるとしてお供えには適さないといわれています。
そして朝顔などのつる性の植物は、つるが巻きつく様子から故人が成仏できないことを連想させるため、お供えすることが控えられています。
ただ、こちらでご紹介したタブーといわれる花も、絶対にお供えしてはいけないというわけではありません。
故人が好きな花の場合や、思い出のある花など、お供えしたいと思う理由があれば問題ないのだそう。
特に大きな思いがない場合は、先に紹介した特徴を持つ花は避けるのが良いでしょう。
お盆のマナーを僧侶に教わる
知恩院の所属寺院の僧侶である大津様に、お盆やお供えのマナーについてインタビューを行いました。
お盆・お供えについてもっと知りたいという方はこちらも合わせてご覧ください。
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お盆・最新事情。精霊馬はブロッコリー、お花は自由?知恩院僧侶にインタビュー お盆にお供えするキュウリやナスは、他の野菜でもいい? |
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お盆の基礎知識・作法を僧侶に教わろう。時期・お供え(精霊馬・提灯・五供)・お墓参りマナーなど 知恩院の僧侶であり、華道家でもある大津憲優さんに、お盆の基礎知識を教えていただきました。 |
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仏花のルール・マナーQ&A お供えに使う花の選び方やマナーを紹介。 |
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仏花はコミュニケーションツール。故人に愛を届ける実感を。【知恩院僧侶インタビュー】 どうしてお花が故人へ想いを届けてくれるの? |
お盆にお供えの花を贈ろう
今回は、お盆やお供えなどによく使われる花の種類をご紹介しました。
夏らしい花を加えると、花持ちがよくなる他、季節感も演出できるためおすすめです。
花の種類に悩んだときは、その時期の旬にあたる花をお供えにも使ってみてください。
ちなみにお盆には、ほうずき(ホオズキ)が供えられることも多いです。
ふっくらとしたオレンジ色のほおずきについて、詳しく知りたいという方は以下も併せてご覧ください。
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ほおずき(鬼灯)はどんな植物?~季節・遊び方・漢字・花言葉~ どうしてお花が故人へ想いを届けてくれるの? |
また、お盆にお供えの花を贈りたいと考えている方は、花キューピットのサイトをご覧ください。
花瓶に生けなおす必要がなく、立体的なデザインの展開も多いフラワーアレンジメントや、お墓に供えやすい花束、長持ちする胡蝶蘭の鉢植えなど種類豊富にお供えの花をご用意しています。
紫の花一覧。紫の花といえば?推し活にもおすすめ
紫(パープル)が好きな方への誕生日プレゼントや、推し活で紫のアイテムを探している方は、今回ご紹介する紫の花をチェックしてみてください。
花言葉やお花屋さんで販売してる時期なども併せて紹介しているので、ぴったりな紫の花を見つけることができそうです。
スターチス
- 科・属:イソマツ科・リモニウム属
- 学名:Limonium
- 他の花色:赤・ピンク・黄色・白など
- お花屋さんで買える時期:1月~12月
- 原産地:地中海沿岸など
- 和名:花浜匙(ハナハマサジ)
- 紫のスターチスの花言葉:上品・しとやか など
スターチスの花のように見える小さな穂状の部分は、実は「がく」と呼ばれる部分です。
花びらではなく、がくを観賞することが多いため、スターチスは他の花よりも花持ちがよく、長くきれいな姿を楽しむことができます。
小さな花(がく)をたくさん咲かせるスターチスは、花束やフラワーアレンジメントに空いた隙間にそっと入り、彩りを追加してくれます。
花ギフトで多く使われているため、スターチスを意識していないだけで、実は意外と見たことがある花の1つかもしれません。
そんな脇役として花ギフトによく活用されるスターチスには、たくさんの品種があります。
さまざまな花姿を見せてくれるスターチスですが、大きく分けるとシヌアータ系とシネンシス系という2つの系統があります。
シヌアータ系は、上の写真のような見た目です。
ぎゅっと整列しているように花が並んでいます。
シヌアータ系は比較的花持ちがよく、基本的にお花屋さんで1年を通して購入することができます。
一方で、シネンシス系は下の写真のような花姿をしています。
シネンシス系のスターチスは、お花屋さんでハイブリッドスターチスと呼ばれることも。
シヌアータ系よりも繊細で、かすみ草に似た雰囲気があります。
どちらのスターチスも植物全体の水分量が少ないため、ドライフラワーに向いています。
水分が抜けても、花色が変わりにくいことも嬉しいポイントです。
ドライフラワーをそのまま花束のように花瓶に入れて飾るのも、溶けたシーリングワックスをドライフラワーに垂らしてスタンプするなどハンドメイドに使うのもおすすめ。
紫の花を残しておきたいと思う方は、スターチスを選ぶのがいいでしょう。
ちなみにスターチスという花は、正確にはイソマツ科・リモニウム属の植物の総称です。
スターチスという名前は、かつての属名にあたります。
マム(菊)
- 科・属:キク科・キク属
- 学名:Chrysanthemum morifolium
- 他の花色:赤・ピンク・オレンジ・黄色・白・緑など
- お花屋さんで買える時期:1月~12月
- 原産地:中国など
- 和名:家菊(イエギク)
- 紫のマムの花言葉:恋の勝利・私を信頼してください・夢がかなう など
花持ちが良いことが有名なマム(菊)。
他の花に比べて、長く美しい姿を保つことができるため、長期間紫の花を飾りたいという方はマムが特におすすめです。
そんなマムは、日本の切り花として生産量が最も多い花です。
その生産量は、世界一と言われるほど。
お祝いやお供えなど幅広い用途で使われることが多く、マムは日本人に馴染み深い花の一つなのです。
ちなみに、菊の別名を「マム」といいます。
主に洋菊のことを、マムと呼ぶことが多いのだそう。
そんなマムは、旬を迎える秋を代表する存在として楽しまれています。
秋になるとお花屋さんでは、さまざまなマムを取り揃え、今の時期におすすめの花として紹介しているところもあるのだそう。
ただ、花束やフラワーアレンジメントなどに使われている切り花のマムは、1年を通して流通していることがほとんどです。
そのため、秋以外の時期にもかわいらしいマムを楽しむことができるのです。
ちなみにマム(菊)は、葬式などに使われる仏花のイメージが強いという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
確かに、お供えなどでもマムはよく使われています。
しかし、最近はプレゼント用のメインの花としてマムが使われることも多いです。
かわいい品種が増えてきているため、菊(マム)といわれなければ気がつかないこともあるかもしれません。
和風な雰囲気が似合うのはもちろん、実は洋風な花とも相性抜群。
品種が多い分、花のサイズもさまざま流通しており、花ギフトに合わせて使うことができるのもポイントになっています。
他に組み合わせる花や、花ギフト全体のサイズ感に合わせてマムを選ぶのもおすすめです。
あじさい(紫陽花)
- 科・属:ユキノシタ科・アジサイ属
- 学名:Hydrangea macrophylla
- 他の花色:赤・ピンク・紫・水色・緑など
- お花屋さんで買える時期:1月~12月
- 原産地:日本・東アジア・北アメリカ東南部など
- 和名:紫陽花(アジサイ)
- 紫のあじさいの花言葉:謙虚・神秘的・知的 など
お花屋さん以外でも、花壇や公園などで見ることができるあじさい。
お寺などに植えられていることも多く、開花時期である6月~7月頃に、あじさいを見に行ったことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
6月のカレンダーなどの挿絵になっていることも多いあじさいは、梅雨の時期しかお花屋さんで販売していないと、思われることが多いです。
しかし、実はあじさいは1年を通して購入することができます。
国産のあじさいは5月~6月に多くお花屋さんで流通していますが、海外から輸入しているあじさいもあるため、1年を通してあじさいを販売しているお花屋さんもあるのだそう。
そんなあじさいは、ドライフラワーにも向いている花として有名です。
そのため紫の花を使って、リースやハーバリウムなどの小物を作りたいと思っている方は、あじさいがおすすめ。
初めてドライフラワーを作る方でも、きれいに色が残りやすいため、あじさいはハンドメイド作品を作る時によく活用されています。
ドライフラワーだけではなく、押し花でもきれいな紫の色が残りやすいです。
子供と一緒に紫の花を使った、しおりなどを作りたいという方にもあじさいはおすすめです。
ちなみに、色に関わらないあじさい全体の花言葉は「家族団らん」や「和気あいあい」などがあります。
これは小さな花がいくつも集まって、美しいあじさいを作っていることに由来しているのだそう。
バンダ
- 科・属:ラン科・ラン属
- 学名:Vanda
- 他の花色:赤・ピンク・黄色など
- お花屋さんで買える時期:1月~12月
- 原産地:熱帯アジア・オーストラリアなど
- 和名:翡翠蘭(ヒスイラン)
- 紫のバンダの花言葉:個性的・優雅・王族 など
濃い紫色が目を引く、バンダ。
花びらは他の花に比べて比較的分厚く、しっかりとした硬さがあります。
紫以外にも花色はありますが、特に紫色が人気です。
バンダはランの仲間の一つです。
さまざまなラン科の植物がありますが、その中でもひときわ気品があるといわれることも。
ゴージャスな雰囲気を演出したいという時は、バンダを使ってみてください。
加えてシックでモダンな雰囲気もあるため、男性へのプレゼントとしてもおすすめです。
トロピカルな南国の雰囲気の花とも相性が良いため、リゾート地に飾ってあるようなデザインの花ギフトを作りたいという時も選ばれることが多いのだそう。
バンダは花持ちも良いため、長く紫の花を飾っておきたいという方はバンダがおすすめです。
花束やフラワーアレンジメントだけでなく、髪飾りとしても活用されることもあるのだそう。
水に茎が浸かっていなくても、すぐにくたっと(しなっと)することは少ないのも特徴です。
しかし、バンダはバラやカーネーションのようにお花屋さんの定番の花というよりは、バンダを使いたい時に仕入れることが多い花なのだそう。
そのため、お花屋さんにバンダが売っていないこともあるのです。
誕生日プレゼントやイベントに合わせてバンダを使いたいと思った方は、事前にお花屋さんにバンダの仕入れがあるかを確認する方が安心できそうです。
トルコキキョウ
- 科・属:リンドウ科・ユーストマ属
- 学名:Eustoma grandiflorum
- 他の花色:赤・ピンク・オレンジ・黄色・紫・緑・ブラウンなど
- お花屋さんで買える時期:1月~12月
- 原産地:北アメリカなど
- 和名:トルコ桔梗(トルコギキョウ・トルコキキョウ)
- 紫のトルコキキョウの花言葉:希望 など
豪華な雰囲気のトルコキキョウは、誕生日や結婚記念日などのお祝いにぴったり。
品種が多いため、濃い紫から淡い紫色まで幅広い紫色を楽しむことができます。
推しのキャラクターや、花を飾る近くにある家具などに合わせて色合いを調節することができそうです。
トルコキキョウは、バラやカーネーションと同じくらいお花屋さんで1年を通してよく販売されている花の一つです。
欲しいと思った時に購入できるのは、嬉しいポイントになりそう。
また、トルコキキョウは比較的花持ちが良い花の一つ。
ゴージャスなトルコキキョウの花姿を長く楽しむことができます。
紫のトルコキキョウには「希望」という花言葉がありますが、色に関わらないトルコキキョウ全体の花言葉は「希望」や「優美」、「清々しい美しさ」、「良き語らい」などがあります。
花言葉もポジティブなものばかりなので、プレゼントにもぴったりです。
ちなみに、トルコキキョウは「トルコ」と名前についていますが、原産地は北アメリカなどです。
名前に「トルコ」とついている理由は、さまざまな説があります。
トルコキキョウのつぼみがトルコ人のターバンに見えたからや、紫色のトルコキキョウの花色がトルコ石を思わせるからなどの説があります。
また「キキョウ」と、名前についていますがトルコキキョウはリンドウ科の植物です。
キキョウとついている理由は、一重咲きのトルコキキョウの花の見た目がキキョウ(桔梗)の花に似ていたからという説が有力なのだそう。
スイートピー
- 科・属:マメ科・レンリソウ属
- 学名:Lathyrus odoratus
- 他の花色:赤・ピンク・黄色・白など
- お花屋さんで買える時期:1月~4月・11月~12月
- 原産地:シチリア島など
- 和名:麝香豌豆(ジャコウエンドウ)・香豌豆(カオリエンドウ)・麝香連理草(ジャコウレンリソウ)
- 紫のスイートピーの花言葉:永遠の喜び など
パステルカラーの薄い花びらを携えるスイートピーは、軽やかな印象の花です。
そのため同じ色をまとめて花束やフラワーアレンジメントなどを作っても、くどくならずに華やかにまとめることができます。
紫の花をたくさん集めてお祝いの雰囲気にしたいという方や、花はたくさん使いたいけれどしつこくならないようにしたいと思う方は、スイートピーが特におすすめです。
スイートピーは蝶のような可憐な花姿をしているため、さまざまな春のお祝いに選ばれています。
スイートピーだけを束ねた甘い雰囲気の花ギフトも人気がありますが、脇役としてスイートピーが選ばれることも。
紫をはじめピンクや黄色など淡い色合いが多いスイートピーは、花ギフトのメインの花をより美しく彩ります。
早春に流通が多くなることもあり、卒業式などの春のイベントで特に人気です。
実はスイートピーは、冬咲き系・春咲き系・夏咲き系に分けられています。
全ての系統を含めれば、1年を通してスイートピーを購入できるのだそう。
しかし花束やフラワーアレンジメントなどに使われる切り花として流通しているものは、冬咲き系が多いです。
そのため、スイートピーの花束をプレゼントしたいと思うと、1年を通しては難しいようです。
もともとスイートピーには濃い紫から淡い紫など紫色の品種がありますが、白いスイートピーに色水を吸わせて、自然界にはない紫色のスイートピーを販売しているお花屋さんもあります。
水色から紫のグラデーションになっているものなど、着色しているため自由に色合いを増やすことができるのだそう。
プレゼントする相手や、推し活のイメージに合わせて、着色したスイートピーを使うのも良さそうです。
ちなみに湿気を避けるようにすると、スイートピーはより長持ちするといわれています。
加湿器の近くなどには、置かない方が良いでしょう。
アイリス
- 科・属:アヤメ科・アイリス属
- 学名:Iris
- 他の花色:ピンク・黄色・白など
- お花屋さんで買える時期:1月~5月・11月~12月
- 原産地:ヨーロッパ・中央アジア・北アフリカなど
- 和名:西洋菖蒲(セイヨウショウブ)
- 紫のアイリスの花言葉:知恵・雄弁 など
凛とした雰囲気が、和のテイストと良く似合う、アイリス。
スラッとした姿が美しい花です。
かっこいい雰囲気や、渋めの雰囲気で花ギフトを作りたい方は、特にアイリスがおすすめ。
そんなアイリスは、アヤメ科・アイリス属の植物の総称です。
花束やフラワーアレンジメントなどで使われる切り花として流通しているものの多くは、アイリスの中でもダッチアイリスもしくはジャーマンアイリスが多いとされています。
ダッチアイリスは、球根で湿地を好んで生育します。
一方で、ジャーマンアイリスは乾燥した場所を好むのだそう。
好きな環境はそれぞれ違いがありますが、よく似た花を咲かせます。
お花屋さんで流通している時は、同じアイリスとして扱われることが多いようです。
ちなみにアイリスという名前の由来は、ギリシャ神話の虹の女神「イリス」からつけられたといわれています。
理由は、花の色が虹を連想させるほど美しいため。
色に関わらないアイリス全体の花言葉は「希望」「吉報」「恋のメッセージ」などがあります。
虹の女神であるイリスは、虹の橋を渡りさまざまな場所へ便り(メッセージ)を届けていたことが花言葉に由来しているのだそう。
紫をはじめ、複色を含めて虹のように花色が多いといわれることもあるアイリスを代表する品種の中に、ブルーマジックがあります。
ブルーマジックは、花びらの藍色と黄色のコントラストがとても美しい品種です。
フォーマルな場面や、ビシッと決めたい時には特におすすめ。
パンジー(ビオラ)
- 科・属:すみれ科・スミレ属
- 学名:Viola × wittrockiana
- 他の花色:赤・ピンク・オレンジ・黄色・白など
- お花屋さんで買える時期:1月~3月・11月~12月
- 原産地:ヨーロッパ・西アジアなど
- 和名:三色菫(サンシキスミレ)
- 紫のパンジーの花言葉:誠実さ・思慮深い・揺るぎない魂 など
お花屋さんで見るだけでなく、花壇や鉢植えなどで見ることも多いパンジー。
鉢植えが主流の花ですが、実は花束やフラワーアレンジメントなどで使う切り花としても流通しています。
ナチュラルな雰囲気がありながら、明るく華やかな印象で、紫をはじめさまざまな色合いを楽しむことができます。
そのためパンジーは花ギフトに加えることで、全体の雰囲気をおしゃれにすることができます。
特にコンパクトなサイズの花束やフラワーアレンジメントでパンジーを使うと、庭から摘んできたような自然な仕上がりになります。
パンジーの切り花には葉が多くついていることが多いため、思っている以上にボリューム感が出ることも。
花びらが紫一色ではなく、紫の花びらで縁だけが白いものや、紫をベースに水色の柄が入っているようなものなど、いろいろな色合いを楽しめるのもパンジーの魅力の一つです。
ちなみに、パンジーとビオラは似ています。
その最も大きな違いは、花のサイズです。
2つの違いやビオラについて気になった方は、こちらも併せてご覧ください。
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ビオラの育て方・色ごとの花言葉・パンジーとの違いとは? ビオラの花言葉や育て方、パンジーとの違いをご紹介します。 |
桔梗(キキョウ)
- 科・属:キキョウ科・キキョウ属
- 学名:Platycodon grandifloraus
- 他の花色:白など
- お花屋さんで買える時期:5月~9月
- 原産地:日本・中国・朝鮮半島など
- 和名:桔梗(キキョウ)
- 紫の桔梗の花言葉:変わらぬ愛・誠実・気品・永遠の愛 など
和の雰囲気を楽しむことができる、桔梗(キキョウ)。
桔梗は、日本で室町時代から観賞用の花として愛されていたといわれています。
日本人と桔梗の歴史が古いこともあり、桔梗の花を見ると落ち着くという方もいらっしゃるかもしれません。
落ち着いた雰囲気でありながら、かわいい桔梗は、花束やフラワーアレンジメントなどに使われる以外にも、生け花としてもよく選ばれています。
そんな桔梗の原産地は日本でもあり、秋の七草の一つです。
春の七草はお粥に入れるなど食べる植物ですが、秋の七草は見て楽しむことをメインに考えられています。
桔梗は、秋の雰囲気を演出するのにぴったり。
季節感のある花ギフトを用意したい時や、和室に紫の花を飾りたいという時は、特に桔梗がおすすめです。
着物を着たキャラクターへの推し活として、桔梗を使うのも良さそう。
ちなみに、桔梗はつぼみの形が個性的です。
開花した花は星形のように見えますが、つぼみは風船のように膨らんでいます。
この膨らんだ様子に由来して、桔梗の英名は「Balloon flower(バルーンフラワー)」。
自宅で桔梗を飾る際は、開花したものだけではなくつぼみも取り入れるのがおすすめです。
カンパニュラ
- 科・属:キキョウ科・カンパニュラ属
- 学名:Campanula
- 他の花色:ピンク・白など
- お花屋さんで買える時期:4月~8月
- 原産地:北半球の温帯から冷帯など
- 和名:風鈴草(フウリンソウ)・釣鐘草(ツリカネソウ)
- 紫のカンパニュラの花言葉:大望・希望 など
ベルや釣鐘のような形と表現されることの多い、個性的な花姿をしたカンパニュラは、キキョウ科の植物です。
風で花が揺れる様子は、小さなベルが演奏を奏でているようなかわいらしさがあります。
和名も、カンパニュラの特徴的な花の形からつけられたのだそう。
和名の1つには風鈴草があり、花の形が風鈴のように見えたことが由来しています。
他の植物にはないユニークな花姿は、花ギフトに使うことでワンポイントになることも。
ただ他にはない花姿をしていますが、主張しすぎることはほとんどありません。
そのため花束やフラワーアレンジメントに使う際に、主役・脇役ともに使え、幅広く活躍しています。
ちなみに、花束やフラワーアレンジメントなどで使われる切り花として多いのは、花が大きいタイプなのだそう。
代表的な色は紫ですが、他にもピンクや白などの色が流通しています。
カンパニュラだけで束ねた花束を作るときは、紫のカンパニュラを多くしつつ、他の色のカンパニュラを使うのもおすすめです。
紫色も濃いものから淡いものなど、濃淡を含めてさまざまな色を楽しめます。
和風・洋風を問わず、いろいろな花と相性が良いため、幅広いデザインでカンパニュラは使われているのだそう。
色に関わらずカンパニュラ全体の花言葉は「感謝」「誠実な愛」など、ポジティブなものがあります。
自宅用としてもおすすめですが、前向きな花言葉があるためプレゼントとしても喜ばれそうです。
紫の花をプレゼントしよう
今回は、紫の花についてご紹介しました。
紫色の花を少しずつ花瓶に入れて、部屋のいろいろな場所に飾ることで、部屋全体を紫色にするのも素敵な雰囲気になりそう。
ご紹介した紫の花が、推しカラーを楽しんだり、誕生日のプレゼントにしたり、お役に立てることを願っています。
また、紫は昔から徳の高い色といわれています。
そのため敬老の日や長寿祝いで紫の花をプレゼントすることも多いです。
おじいちゃん・おばあちゃんへのプレゼントをお探しの方は紫の花を候補に入れてもよさそう。
ちなみに、花束やフラワーアレンジメントなどで使われることが少ないため、今回はご紹介しませんでしたが、ライラックも紫の花として有名です。
香りがよく、春の訪れを感じられるライラックは、その花色から淡い紫色のことをライラックカラーと呼ぶこともあります。
気になった方は併せてこちらもチェックしてみてください。
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ライラックの色別の花言葉や植えてはいけない理由、和名の由来とは 上品な見た目のライラックは香りのよい花。花言葉が素敵で、儚げでロマンチックな雰囲気があります。 |
加えて、他の色の花が知りたい方は、こちらも合わせてご覧ください。
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白い花一覧。白い花といえば?推し活にもおすすめ ホワイト担当の推し活や結婚式で使いたい白い花を一覧でまとめました。 |
花ギフトを購入したい方はこちらのサイトをチェック。
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白い花一覧。白い花といえば?推し活にもおすすめ
白(ホワイト)が好きな方へのプレゼントや、推し活で白いアイテムを集めたい方など、白い花が欲しいと思っている方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、白い花をご紹介します。
花の特徴や花言葉、お花屋さんで購入できる時期も記載しています。
自分が欲しいと思うタイミングにあった、季節の花を探してみてください。
トルコキキョウ
- 科・属:リンドウ科・ユーストマ属
- 学名:Eustoma grandiflorum
- 他の花色:赤・ピンク・オレンジ・黄色・紫・緑・ブラウンなど
- お花屋さんで買える時期:1月~12月
- 原産地:北アメリカなど
- 和名:トルコ桔梗(トルコギキョウ・トルコキキョウ)
- 白いトルコキキョウの花言葉:思いやり・永遠の愛 など
優雅な花姿は、花束やフラワーアレンジメントのメインの花としてよく使われています。
たくさんのフリルをまとったドレスのように豪華なトルコキキョウの花は、誕生日をはじめお祝いの場面にぴったりな花です。
一方で、ねじったようなかわいらしいつぼみは、花ギフトの良いアクセントになります。
開花した姿だけではなく、つぼみも花ギフトに活用されているのです。
基本的にトルコキキョウは、1つの茎からいくつもの花が咲く、スプレータイプで流通しています。
そのまま花束などに使うのはもちろん、花ごとに茎を切り分けてミニブーケに使われることも多いです。
1つの茎にたくさんの花を付けたまま使えば、ボリュームがあり、豪華な雰囲気のデザインにできます。
切り分けてミニブーケにすれば可憐な雰囲気を作ることがでるでしょう。
繊細な雰囲気がありますが、トルコキキョウは比較的夏の暑さにも丈夫な花です。
暑い夏の時期も花持ちが良いため、1年を通してお花屋さんで購入することができますが、夏の時期にプレゼントするのは特におすすめです。
ちなみにトルコキキョウは、お花屋さんによって「ユーストマ」や「リシアンサス」、「トルコギキョウ」と呼ばれています。
ユーストマは、トルコキキョウの英名でもあり学名に由来しています。
一方、リシアンサスは、トルコキキョウがイギリスへ持ち込まれた当時の学名なのだそう。
お花屋さんでトルコキキョウという表記が見つけられない時は、ユーストマやリシアンサスの表記を探してみてください。
あじさい(紫陽花)
- 科・属:ユキノシタ科・アジサイ属
- 学名:Hydrangea macrophylla
- 他の花色:赤・ピンク・紫・水色・緑など
- お花屋さんで買える時期:1月~12月
- 原産地:日本・東アジア・北アメリカ東南部など
- 和名:紫陽花(アジサイ)
- 白いあじさいの花言葉:寛容・一途な愛情・ひたむきな愛情 など
あじさい(紫陽花)は、小さな花がいくつも集まって、もこもことした印象。
柔らかく優しい雰囲気を作ることができそうです。
梅雨の時期に花を咲かせるあじさいですが、お花屋さんでは輸入したあじさいなどの販売があるため、1年を通して購入することができます。
お花屋さんによってあじさいの入荷には差があるようなので、欲しいタイミングで販売される予定か、事前にお花屋さんへ確認するのがおすすめです。
現在、多く流通しているものは「西洋アジサイ」という種類です。
これは江戸時代末期に日本原産のガクアジサイが、ヨーロッパで改良されたものとされています。
輸入されるあじさいは品種が多く、さまざまな色が混ざり合ったものや、グラデーションのようになっているものなど、白以外の色合いも豊富です。
他の花では見ない、珍しい色のあじさいも楽しむことができそう。
ちなみにあじさいの花のように見える部分は、「がく」といいます。
花びらを観賞するわけではないため、他の花に比べて花持ちがよく、長い期間美しい姿を楽しむことができます。
あじさいは、ボリュームのある花束や、フラワーアレンジメントに向いています。
しかし小さな花がたくさん集まって咲くあじさいは、一輪飾るだけでもボリューム満点。
推しカラーを自宅でこっそり楽しみたいという方は、白いあじさいを一輪だけ飾るのもおすすめです。
カラー
- 科・属:サトイモ科・サンテデスキア属
- 学名:Zantedeschia
- 他の花色:赤・ピンク・オレンジ・黄色・紫・緑・ブラウン・黒など
- お花屋さんで買える時期:1月~12月
- 原産地:南アフリカなど
- 和名:阿蘭陀海芋(オランダカイウ)
- 白いカラーの花言葉:清純・清浄 など
ラッパのような個性的な形が、とてもユニークなカラー。
カラーはその見た目から、クールな印象があります。
ちなみに花のように見える部分は、仏炎苞(ぶつえんほう)です。
先に紹介したあじさいと同じく、観賞する部分が花びらではないため、比較的花持ちが良いのもカラーのポイントになっています。
そんなカラーは人気が高い切り花で、大人から子供まで幅広い年齢の方に支持されています。
加えてかわいい花というよりは、美しい花のため男性への贈り物にも人気。
男性に白い花を贈りたいと思う方は、カラーを加えた花ギフトもおすすめです。
花束やフラワーアレンジメントの雰囲気は、カラーのしなやかな茎のラインの見せ方によって、かなり異なります。
カラーのスラッとした形を活かして、躍動感を表現することや、シンプルで美しいデザインを作ることもできるでしょう。
ちなみに、ウェディングブーケなどでも使われることの多い白いカラーが有名ですが、近年では茎から仏炎苞までが黒い品種も人気があるようです。
白い色を引き立たせるために、白いカラーと黒いカラーを合わせて花ギフトにするのもおすすめ。
花では珍しいモノトーンのデザインを楽しむことができます。
カラーを使えば推しのアニメやバンド、キャラクターの世界観などを表現することもできそうです。
かすみ草
- 科・属:ナデシコ科・カスミソウ属
- 学名:Gypsophila elegans
- 他の花色:ピンク・紫など
- お花屋さんで買える時期:1月~12月
- 原産地:ヨーロッパ・アジアなど
- 和名:霞草(カスミソウ)・群撫子(ムレナデシコ)・宿根霞草(シュッコンカスミソウ)
- 白いかすみ草の花言葉:感謝・幸福・清らかな心・無邪気・親切・夢見心地 など
茎が細かく枝分かれし、その先に小さな花をたくさん付けるかすみ草。
繊細で、かわいらしい雰囲気のある花の一つです。
花言葉も「感謝」や「幸福」など、ポジティブなものばかり。
かすみ草の優しい雰囲気にあった、花言葉がつけられています。
そんなかすみ草は、花束やフラワーアレンジメントの脇役として使われることが多いです。
かすみ草の小さな花が花ギフト全体のボリューム感をアップさせたり、メインの花と花の間の隙間を埋めたりすることができます。
「かすみ草を花ギフトに入れて欲しい」と言わなくても、脇役としてかすみ草が使われていることが多いです。
そのため、花に詳しくない方もかすみ草を見たことがある方は多いのではないでしょうか。
かすみ草は、あまり目立つ花ではありませんが、認知度は高い花なのです。
品種によりますが、かすみ草は独特な香りがあるものが多いです。
新鮮なものほど香りが強いといわれていますが、近年では香りのない品種も多く流通しているのだそう。
ちなみに、近年では白いかすみ草にラメをつけたり、スプレーや色水でカラフルにしたりするものも流通しています。
白いかすみ草や他の白い花をメインに、色付けされたかすみ草を加えることでメルヘンなデザインを表現することもできそうです。
レースフラワー
- 科・属:セリ科・ドクゼリモドキ属
- 学名:Ammi majus
- 他の花色:紫など
- お花屋さんで買える時期:1月~12月
- 原産地:地中海沿岸・西アジアなど
- 和名:毒芹もどき(ドクゼリモドキ)
- 白いレースフラワーの花言葉:感謝・繊細・可憐な心・細やかな愛情 など
名前の通り、レースで作られた花のような繊細な雰囲気がかわいらしい、レースフラワー。
軽く触ったり、風が通ったりすると、ふんわりと花が揺れる様子はとてもかわいいです。
どこか守ってあげたくなるような、儚さを感じる方もいらっしゃるかもしれません。
優しい印象のレースフラワーは、子供へのプレゼントとしてもおすすめです。
そんなレースフラワーは細かい花が円形状に集まり、その集まりがさらに放射状にまとまって一つの大きな花のような形になっています。
かすみ草のようにふんわりとした雰囲気があり、花束やフラワーアレンジメントで大きなサイズの花と花の空間を埋めるのによく使われています。
レースフラワーは花ギフトでメインとして使われることは少ないですが、さまざまな花と相性が良く、名脇役として選ばれることが多いです。
かすみ草の方が知名度は高いかもしれませんが、実は花ギフトに使われていたということも多いようです。
またかわいらしく清楚なイメージから、結婚式で使うウェディングブーケにも人気があるのだそう。
「レースフラワー」というかわいい名前に対して、和名は「毒芹もどき(ドクゼリモドキ)」という毒々しい名前がついています。
「ドクゼリ」という毒を持った花に見た目が似ていることから、ドクゼリモドキとつけられましたが、レースフラワー自体に毒はありません。
胡蝶蘭
- 科・属:ラン科・ファレノプシス属
- 学名:Phalaenopsis
- 他の花色:ピンク・オレンジ・黄色・紫・緑など
- お花屋さんで買える時期:1月~12月
- 原産地:インド・東南アジア・台湾など
- 和名:胡蝶蘭(コチョウラン)
- 白い胡蝶蘭の花言葉:純粋・清純 など
上品で優雅な雰囲気が、魅力的な胡蝶蘭。
胡蝶蘭特有の高貴なオーラがあります。
花の形は、蝶が舞っているような独特な形。
この花の形から、胡蝶蘭全体の花言葉は「幸福が飛んでくる」などが付けられています。
開店祝いなどで贈られることの多い鉢植えとしても流通していますが、花束やフラワーアレンジメントなどに使われる切り花としても販売されています。
胡蝶蘭は花が大きいイメージが強い方もいらっしゃるかもしれませんが、近年は小ぶりなタイプも増えているようです。
そのため比較的コンパクトな花束などにも、胡蝶蘭が使われることがあるのだそう。
加えて鉢植えでも飾りやすいサイズも販売されているため、飾りたいスペースに合わせることもできます。
高級感があり、おめでたい雰囲気があるため、胡蝶蘭は結婚式のウェディングブーケなどでも人気があります。
また他の花に比べて花持ちが良いため、結婚式や成人式などの髪飾りとして胡蝶蘭の花を活用することも。
凛とした雰囲気とお祝いのイメージが強い胡蝶蘭は、いつも冷静な判断をしている上司へのプレゼントや、推しのライブのお祝いにもおすすめです。
すずらん(スズラン)
- 科・属:スズラン科・スズラン属
- 学名:Convallaria majalis
- 他の花色:ピンクなど
- お花屋さんで買える時期:3月~6月
- 原産地:アジア・ヨーロッパなど
- 和名:大待雪草(オオマツユキソウ)・鈴蘭水仙(スズランスイセン)
- 白いスズランの花言葉:純粋・純潔・再び幸せが訪れる など
名前の通り、鈴のような形をしたランに似た花を咲かせるすずらん。
すずらんは、春の訪れを知らせる花として有名です。
開花時期は4月~5月頃。
大きな葉に守られるようにして、清楚な白い花がうつむくように咲きます。
どこかひっそりと咲いているように見える様子は、妖精が森の中に隠れているようにも見えます。
すずらんは品種によりますが、花に鼻を近づけるとふんわりと優しい香りを感じることができます。
強い香りではありませんが、すずらんの香りは人気が高く、香水などに用いられることもあるのだそう。
かわいらしく清楚なイメージのあるすずらんは、花束やフラワーアレンジメントで使われる切り花としても流通しています。
バラやカーネーションのように、お花屋さんでたくさん見かける花ではないかもしれません。
しかしすずらんはミニブーケに使いやすく、かわいらしいデザインの花ギフトに使われることが多いようです。
すずらんをお花屋さんで見かけたときは、ぜひ自宅に飾ってみてください。
ちなみに、フランスを中心に5月1日はスズランの日(ジュールドゥミュゲ(jour de muguet))として祝われています。
スズランの日には、彼女や彼氏、パートナー、友達などにすずらんを贈ります。
すずらんを受け取った人には、幸運が訪れるという意味があるのだそう。
ちなみにフランスのすずらんの花言葉は「幸せな再会(bonheur retrouvé)」・「愛する喜び(e la joie d’aime)」などがあります。
コデマリ
- 科・属:バラ科・シモツケ属
- 学名:Spiraea cantoniensis
- 他の花色:なし
- お花屋さんで買える時期:1月~4月・12月
- 原産地:中国など
- 和名:鈴掛(スズカケ)・小手毬(コデマリ)
- コデマリの花言葉:上品・友情・努力・優雅・品位 など
中国から日本にやってきたコデマリは、江戸時代初期から日本で観賞用として多く植栽されてきたといわれています。
そんなコデマリは春に枝が見えなくなるほど、全体に白い小さな花をまとめて咲かせます。
まとまって咲く様子は、ボリューム感がありますが、一つひとつの花は小さく繊細。
コデマリの花は、ナチュラルで清楚なイメージがあります。
コデマリという名前の由来は、花の一つひとつの塊が、小さな鞠のように見えることからつけられました。
庭木としてもよく植えられているため、お花屋さんで見るだけではなく公園や庭先などで見かけることも多いかもしれません。
枝が比較的柔らかいため、たくさんの花をつける重みで枝全体が大きくしなり、枝垂れることも。
その様子は、とても見ごたえがあります。
そのコデマリの枝がしなやかな特徴は、花束やフラワーアレンジメントなどでも活用されています。
柔らかな枝を使って、色々な形にすることができるのも面白いポイントです。
自宅でコデマリを飾る際は、他の花と合わせるのもかわいいですが、コデマリだけを花瓶に飾るのもおすすめです。
他の花ではなかなか表現できない、大きな動きや曲線的なデザインを楽しむことができます。
小さな花がまとまって咲く姿と、緑の葉のコントラストがナチュラルでおしゃれな雰囲気を演出することもできそうです。
ストック
- 科・属:アブラナ科・アラセイトウ属
- 学名:Matthiola
- 他の花色:赤・ピンク・オレンジ・黄色・紫など
- お花屋さんで買える時期:1月~4月・10月~12月
- 原産地:南ヨーロッパなど
- 和名:紫羅欄花(アラセイトウ)
- 白いストックの花言葉:思いやり・ひそやかな愛 など
スラッと伸びた茎に、次々とふわふわとした印象の優しい雰囲気の花を咲かせる姿が美しいストック。
ストックはお花屋さんで見るだけではなく、花壇などでもよく見かける花の一つです。
開花時期は3月~5月で、冬から春にかけて明るく庭を彩ります。
品種によりますが、ストックは香りを楽しめる花でもあります。
その香りは甘さがありながら、どこかスパイシーさを感じるような香りと表現されることが多いです。
自宅で白い花を飾る際に、花の香りも楽しみたいという方は、特にストックはおすすめです。
ちなみに、花束やフラワーアレンジメントなどで使われる切り花としてよく流通しているのは、ストックの中でも大型のものです。
ストックの品種はとても豊富で、系統もいくつかに分けられています。
花びらをたくさんつける八重咲きや、比較的シンプルな見た目になる一重咲きなどもあるため、品種によって見た目が異なることも多いです。
切り花では、八重咲きも一重咲きも流通しています。
同じ白いストックでも、さまざまな咲き方をミックスして花束を作るのも面白いデザインになりそうです。
さらに茎を枝分かれさせずに咲くスタンダードタイプと、枝分かれした先に花をつけるスプレータイプなど、花の付け方(咲き方)もバリエーションが豊富。
ストックは、たくさんの姿を見せてくれます。
白い花をもっと知りたい
白い花の種類をもっと知りたいと思う方は、こちらの記事も併せてご覧ください。
花言葉や、花の特徴などをまとめて紹介しています。
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白い花一覧~花言葉も掲載~? 主に花束やアレンジメントで使う切り花として流通している白色の花をご紹介。 |
白い花をプレゼントしよう
今回は、白い花についてご紹介しました。
白い花だけをまとめた花束にして推しカラーを楽しむのも、差し色として他の色の花を少し加えることで、白をより目立たせることもおすすめです。
ご紹介した白い花を、推し活や大切な方へのプレゼントに活かしていただければ幸いです。
ちなみに、白い花は、結婚式に活用されることも多いです。
ウェディングドレスにあわせて装飾を白い花にしたり、新婦が持つウェディングブーケを白でまとめることも多いのだそう。
結婚記念日に結婚式で使った白い花を贈るのは、大切な思い出が重なる素敵なプレゼントになりそうです。
二人の特別な記念日を、より特別にすることができるでしょう。
他の色の花が知りたい方は、こちらも併せてご覧ください。
黄色の花が知りたい方は、こちらをご覧ください。
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黄色の花一覧。黄色の花といえば?推し活にもおすすめ 黄色の花をご紹介。自分が欲しいと思うタイミングにあった季節の花を探してみてください。 |
赤い花が知りたい方は、こちら。
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両親に感謝を伝えるタイミングと方法・おすすめギフト
普段、お父さん・お母さんに「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えていますか。
振り返ると、恥ずかしかったり忙しかったりして、なかなか言葉にできず、意外と感謝を伝えられていないことも多いものです。
しかし、ふとした瞬間に「ちゃんと伝えておけばよかった」と思うことも。
卒業や入学、就職など、人生の節目となる大きなイベントのタイミングで、あらためて両親に感謝の気持ちを伝えたいと考える方も少なくありません。
そこで今回は、感謝の気持ちをしっかり届けるためのタイミングや伝え方、そして思いが伝わるおすすめのギフトをご紹介します。
両親の記念日に合わせて感謝を伝えるタイミング
まずは両親の記念日に合わせて、感謝を伝えるタイミングをご紹介します。
何でもない日に急に「いつもありがとう」と伝えるよりも、記念日に合わせる方が伝えやすいことも多いようです。
両親の誕生日
両親の誕生日に、あらためて感謝を伝えるのはおすすめです。
1年に1回の誕生日には「これからも元気で長生きしてね」という気持ちとともに「いつもありがとう!」と伝えるのはいかがでしょうか。
「誕生日に花を贈りたいけれど、何色にしたらいいのか迷う」という方は併せてこちらもご覧ください。
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母親・父親が還暦を迎えた時
還暦や喜寿など長寿祝いのタイミングで、感謝を伝えるのも良いでしょう。
改まって感謝を伝えるのは少し緊張するという方も、いらっしゃるかもしれません。
「誕生日に伝えたかったけど、結局今年も感謝を伝えられなかった……」という方もいらっしゃるのでは。
そんな時は、還暦や喜寿などの賀寿のタイミングで両親に感謝を届けるのがおすすめ。
いつもの誕生日と違い、長寿祝いの年に当たる誕生日は、いつもよりプレゼントを豪華にしたり家族で集まったりするという方も多いかと思います。
より特別にお祝いする長寿祝いは、感謝を伝えやすい雰囲気になることも。
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両親の結婚記念日
結婚記念日は、お父さんお母さんが家族になった大切な記念日です。
新しい家族としての始まりでもある両親の結婚記念日に、感謝を伝えてみるのはいかがでしょうか。
「いつもありがとう」という言葉と共に「お父さんとお母さんの子供に生まれて幸せだよ」「これからも夫婦仲良く長生きしてね」などを伝えるのもおすすめ。
両親の結婚記念日に感謝の気持ちを込めてプレゼントを贈りたい方は、こちらも併せてご覧ください。
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親が定年退職した時
お父さんとお母さんが仕事をしているという方は、両親が定年退職をするタイミングで感謝を伝えるのも良い思い出になりそう。
定年退職は、人生の中でも大きなイベントの一つです。
退職後は今までたくさんの時間をかけて頑張ってきた仕事が一区切りつき、自分の趣味や家族と使える自由な時間が増えます。
生活のリズムが、大きく変わるということもあるかもしれません。
今まで仕事を頑張ってきた両親に「お仕事お疲れ様!これからはもっと自分の時間を楽しんでね。」という声かけとともに、感謝の気持ちを伝えるのもおすすめです。
自分の人生の節目に合わせて感謝を伝えるタイミング
先に両親の記念日や、人生のイベントに合わせて感謝を伝えるタイミングをご紹介しました。
ここからは、感謝を伝えたいと思っているあなたの人生の節目に合わせて両親へ感謝を伝えるタイミングをご紹介します。
卒業式の日
中学校・高校・大学・専門学校などを卒業する日に、あらためて両親に感謝を伝えるのはいかがでしょうか。
学生生活をサポートしてくれたお父さん・お母さんへ「今までありがとう」「これからもよろしくね」という気持ちを伝えてみてください。
卒業する時は「卒業おめでとう」「進学しても頑張ってね」「これからは新社会人!応援しているよ」と、お祝いや応援をされることが多いのではないでしょうか。
しかし、今まで学生生活を卒業するまで続けられたのは、両親からの大きなサポートがあったからのはず。
これから新たなステージに進むタイミングとなる卒業の日に「いつも支えてくれて、ありがとう」とお父さん・お母さんに伝えてみてください。
卒業式に花束などの花ギフトを、卒業生がもらうことも多いですが、近年では両親に感謝の気持ちを込めて花束を贈ることもあるようです。
花束をもらうと思っていなかったお父さん・お母さんは、サプライズ要素もあり喜びはより大きくなるのかもしれません。
入学式の日
まだ知らない環境で、これから新たなスタートとなる入学の日。
これから自分の人生が変化していくかもしれないと感じることも多い入学の日には、ここまで支えてくれた両親へ感謝を伝えるのもおすすめです。
進路や受験勉強の相談を始め、精神的・金銭的などさまざまな面から支えてくれた両親に入学式の日にはあらためて「ありがとう」を伝えましょう。
卒業と同じく入学するタイミングは「入学おめでとう」と、お祝いされることが多いかと思います。
しかし新たなステージに進んだこのタイミングで、お祝いされるだけでなく、お父さん・お母さんに感謝を伝えれば家族の特別な思い出になるでしょう。
入社式の日・就職が決まったとき
学生から社会人へと立場が変わる、人生の大きな節目ではないでしょうか。
入社式や就職が決まった時は、両親へあらためて感謝を伝えるのがおすすめです。
就職すると、仕事と生活の両立、仕事の大変さなどを経験することもあるのではないでしょうか。
お父さんやお母さんの偉大さを、あらためて実感することも。
また、就職をきっかけに一人暮らしをするという方も、いらっしゃるのでは。
今まで家事を家族に任せきりだったという方も、自分で生活をするようになると、より家族のありがたみを感じることもあるかと思います。
自分の生活と比べて「お母さんは、すごいなあ」と、素直に感じることもあるでしょう。
お父さんやお母さんが当たり前にしていた、仕事をした後に夜ご飯を手作りし、洗濯などの家事をすることが、どれほど大変なのかを初めて感じることもあるかと思います。
学生の時よりも、自分の力で踏み出した感覚が強くなる入社式や、就職が決まった時には両親にあらためて感謝の言葉を伝えてみてください。
会社によっては、入社式の日に両親へ感謝の手紙を書く時間が設けられているところもあるのだそう。
就職をきっかけに、家族へ感謝を伝えるのは一般的になってきているのかもしれません。
初任給やボーナスが入ったタイミング
初任給をもらった時や、ボーナスが初めて入ったタイミングで、両親に感謝を伝える方も多いです。
感謝の気持ちを込めて、プレゼントを購入することもあるでしょう。
学生の時のお小遣いとは違い、初任給や初ボーナスは「自分の力で得たお金」「自分で働いた分のお金」という特別な意味を感じる方が多いのではないでしょうか。
初めて自分で得たお金だからこそ、いつも支えてくれる両親に感謝を伝えたいと思う方が多いようです。
自分でお金を稼ぐようになって、自分をここまで育ててくれた両親の苦労を感じることもあるでしょう。
また今まで「ありがとう」と言葉で伝えることはできても、プレゼントを贈るのは金銭的に難しかったという方もいらっしゃるかと思います。
初任給や初ボーナスが入ったタイミングなら、まとまったお金が用意でき、今まで渡すことができなかったプレゼントを贈ることもできるのです。
<花キューピットの法人様向け取り組み>
花キューピットでは法人様向けに「初任給で花束を。8000日分の感謝を両親へ~私と会社からのありがとうを込めて~」というサービスを実施しています。
このサービスは、新入社員と企業から、両親などお世話になった方へ感謝の思いを花と贈るものです。
花束とパーソナライズされた特別なメッセージカードを、両親や祖父母など感謝を伝えたい方へお届けいたします。
「8000日分の感謝」は、生まれてから大学を卒業し社会人になるまでの日数を表しています。
4月1日生まれで8,402日、3月31日生まれで8,038日。
一人ひとりの生年月日から計算し、約8,000日育ててくれたご家族への感謝の気持ちに花を添えてお届けします。
新入社員はもちろん、新入社員の家族も、企業への信頼向上が期待できます。
導入をお考えの法人様は、こちらを併せてご覧ください。
成人式の日(成人の日)
成人式のタイミングで、両親に感謝を伝えるのも素敵。
成人の日は、これから大人として生きていく第一歩となる特別な日です。
成人を迎えることで、自分の中で今までとは違った責任感が芽生えたり「よし、やるぞ!」とこれまで以上に気合が入ったりする方もいらっしゃるのでは。
気持ちが新たになるこのタイミングで、お父さん・お母さんへ感謝を伝えてみてください。
また成人の日には、家族で食事に行ったりお祝いをしたりする予定の方もいらっしゃるかもしれません。
家族が集まったタイミングで、お祝いされるだけではなく両親に晴れの姿を見せながら「ここまで育ててくれてありがとう」と、感謝の気持ちを伝えるのもおすすめです。
結婚式の日・結婚が決まった時
結婚は、人生において大きなライフイベントの一つです。
新たな家庭の始まりとなる結婚をきっかけに、これまで育ててきてくれたお父さん・お母さんに感謝を伝える方が多いです。
結婚式で、新婦から両親へ感謝の手紙を読む場面や、両親への花束贈呈を見たことがある方も多いのではないでしょうか。
親元を離れ、新しい家庭を自分たちで築いていくタイミングになるからこそ「今までありがとう」という感謝の気持ちを表現するのがおすすめです。
自分の誕生日
誕生日に、両親へ感謝を伝えるのも良いでしょう。
健康で幸せな1年を過ごし、また年を重ねられた自分の誕生日に、命をかけて自分を産んでくれた両親に感謝を伝えてみるのはいかがでしょうか。
普段、一緒にいることが当たり前になって、大切な存在でありながらも感謝を伝えることが少なくなることもあるお父さんやお母さん。
誕生日は「お誕生日おめでとう」と祝ってもらうことが当たり前になっていますが、これまで両親がかけてくれた自分への愛に感謝をするのもおすすめです。
「今年も誕生日を迎えられたのは、お父さんとお母さんのおかげだと思ってる。ありがとう」と素直な気持ちを伝えてみてください。
日常の中で自然に感謝を伝えるタイミング
感謝を伝えやすい両親の記念日や、自分の人生の節目をご紹介してきました。
ここからは、日常の生活の中で感謝を伝えるタイミングをご紹介します。
ふとした瞬間に、両親に感謝を伝えようと思い立った方は参考にしてみてください。
家族で夜ご飯を食べた後
家族で晩御飯を食べた後は、リラックスした雰囲気の中で感謝を伝えることができそうです。
感謝を伝えたいけれど、恥ずかしいという方は「いつもご飯を作ってくれてありがとう」「ごちそうさま。美味しかったよありがとう」と、食後にさりげなく伝えるのも良いでしょう。
また素直に「最近、あらためて思ったんだけど、いつもありがとう」と、伝えるのもおすすめ。
あらためて、突然感謝を伝えられたら両親はびっくりしてしまうかもしれません。
しかし、両親に永遠に感謝を伝えられるわけではありません。
「あの時、伝えておけばよかった。いつでも良かったのに」と思うなら、思ったときに素直な気持ちを伝えてしまいましょう。
車でドライブしている時
車で移動している時は、対面して座っている時とは違い、目線を合わせずに自然に会話することができます。
直接目を見て感謝を伝えるのが恥ずかしいという方は、車の中で伝えるのが良いかもしれません。
感謝を伝えるための具体的なアイデア
ここからは、お父さん・お母さんに感謝を伝えるための具体的なアイディアをご紹介します。
花束を贈る
両親に感謝を伝えるなら、花束を贈るのがおすすめです。
花束をもらう機会は、意外と少ないもの。
感謝の気持ちとともに、特別感を花束は演出してくれるでしょう。
明るく華やかな雰囲気が「ありがとう」の気持ちを、より両親に届けてくれるはず。
また、花にはそれぞれ花言葉がつけられています。
直接言葉でありがとうと伝えるのにプラスして、花が持つ花言葉でも気持ちを伝えることができそうです。
ちなみに花キューピットでは、感謝の気持ちが伝わる花束やフラワーアレンジメントをご用意しています。
華やかな季節の花々を、お父さん・お母さんへプレゼントしませんか。
お花屋さんへ入るのに少し勇気がいるという方や、仕事などでお花屋さんの開いている時間に買いに行くことができないという方は、花キューピットのオンラインサイトが便利です。
母の日などの繁忙期を除き、17時までの注文で最短翌日に花ギフトをお届けすることができます。
思い立った時に、すぐプレゼントできるのは嬉しいポイントです。
プレゼントを贈る
感謝を伝えるなら、やはりプレゼントを贈ろうと思う方も多いのではないでしょうか。
感謝の言葉は目に見えることがないので、目に見える具体的なアイテムを用意するのもおすすめです。
料理を振舞う
感謝の気持ちを表現するために、料理を両親のために作るのも喜ばれそう。
お母さんやお父さんの味の好みに合わせて手料理を作れば、温かい気持ちになれるでしょう。
「料理が苦手…」という方も、感謝の気持ちを伝えたいという思いがあれば、きっとご両親は喜ぶかと思います。
料理が苦手で、少し焦がしてしまっても、ご両親は自分たちのために作ってくれようとしてくれる気持ちが嬉しいはずです。
手紙やメッセージカードを贈る
両親に手紙やメッセージカードを書いて、プレゼントするのもおすすめです。
直接言葉では「いつもありがとう」と簡潔に伝え、手紙やメッセージカードに思い出などを書くのも良いかと思います。
お父さんやお母さんにとって、もらった手紙やメッセージカードを何度も読み返すくらい特別な贈り物になるかもしれません。
また直接感謝を伝えるのが恥ずかしいという方は、手紙に気持ちを込めて渡すだけでも思いは伝わるはず。
両親にあらためてメッセージを書くのは照れくさい気もしますが、ぜひ感謝を伝えてみてください。
旅行に連れていく
思い切って、両親を旅行に連れて行くのも感謝を伝えられるプレゼントになりそうです。
お父さんやお母さんの予定、また自分の仕事などの都合で長期間の休みが取れない時は、近くのホテルに一泊するなど、気分転換できるホカンスもおすすめ。
還暦や退職祝いなどのお祝いのタイミングに合わせて、旅行に行くのもいい思い出になるでしょう。
両親に感謝が伝わるおすすめのプレゼント
お父さん・お母さんに感謝が伝わる、おすすめのプレゼントをご紹介します。
ペアデザインのお茶碗
お茶碗は、日常的に使うアイテム。
毎日使うものをプレゼントすれば、お父さん・お母さんは感謝を伝えてもらったときの温かい気持ちを、日々思い出すことができるでしょう。
また、ペアデザインにすることで、両親で使うことができる特別感を演出することができます。
「これからも仲良く二人で長生きしてね」という気持ちも込めることができるでしょう。
時計
これまで育ててきてくれた感謝の時間を込めて、時計をプレゼントするのもおすすめです。
時間を見るための時計は、これまで育ててきてくれた時の流れを表現することができそう。
さらに「これからも、家族として幸せな時間を過ごせるように」という願いも込められそうです。
日々の生活の中で両親の目につきやすい壁掛け時計はもちろんのこと、両親二人で使えるような目覚まし時計も素敵な贈り物になりそうです。
グラス
感謝を伝える贈り物以外にも、選ばれることの多いグラス。
毎日の暮らしの中で使うことができるグラスは、お茶碗と同じく実用的な贈り物になりそう。
またグラスは、お祝いの際に乾杯をするものでもあります。
「これからも、一緒に乾杯するようなお祝いを重ねていけますように」という気持ちも込めることができるでしょう。
ちなみに、グラスは水やお茶、お酒、コーヒーなど何でも使うことができますが、その飲み物専用のグラスも販売されています。
お父さんやお母さんがよくシャンパンを飲んでいるという方は、シャンパングラスを贈るのがおすすめ。
他にも日本酒が美味しく飲めるように工夫されたグラスなど、それぞれの飲み物にあったグラスをプレゼントするのも喜ばれそうです。
似顔絵
事前に似顔絵師に両親の似顔絵を依頼して、プレゼントするのも嬉しい贈り物になりそうです。
写真とは違った温かみを感じられる似顔絵は、両親への感謝を伝えるプレゼントにぴったり。
もちろん自分で両親の似顔絵を描いて、プレゼントするのも良いでしょう。
贈った日付や、感謝の言葉なども似顔絵に盛り込めばより特別なものになるかと思います。
スマートフォンなどで簡単に写真を撮ることができる今だからこそ、あえて似顔絵をプレゼントすればいつもとは違ったプレゼントになりそうです。
お揃いのパジャマ
毎日着るパジャマは実用的であり、何着あっても困らないアイテムです。
睡眠の質は健康において、とても重要なものといわれています。
リラックスできるパジャマを両親にプレゼントすることで、感謝の気持ちとこれからも元気でいてほしいという願いを込めることができそうです。
パジャマは、お父さんとお母さんでお揃いのデザインにするのもおすすめ。
基本的に自宅でしか使わないパジャマは「お揃いをしたいけれど、恥ずかしい」というお父さん・お母さんでも、取り入れやすいアイテムです。
また服のセンスに自信がない方でも、室内でしか使わないパジャマの場合は、選ぶときのハードルを下げることができそうです。
両親が喜ぶおすすめの花の種類
「両親に感謝を伝えるために、花束をプレゼントしたい」と思う方も、多いのではないでしょうか。
先にご紹介したプレゼントと合わせて、花束を贈るという方もいらっしゃるかと思います。
そこで、ここでは両親が特に喜ぶおすすめの花の種類についてご紹介します。
どんな花を贈ろうか迷ってしまうという方は、ぜひ参考にしてみてください。
バラ
- バラ全体の花言葉:愛・美
- ピンクのバラの花言葉:感謝・上品
- オレンジのバラの花言葉:絆・幸多かれ
- お花屋さんで購入できる時期:1年中
花の女王とも呼ばれるバラは、両親に感謝を伝えるための花ギフトにおすすめです。
花びらが幾層にも重なり合う様子は、上品で特別なプレゼントにぴったり。
特に、ピンクのバラの花言葉には「感謝」があります。
花言葉でも、感謝の気持ちを伝えることができそうです。
またオレンジのバラの花言葉には「絆」があります。
家族の絆を表現したり、両親の強い絆を表現したりすることもできるでしょう。
赤・ピンク・白・緑・オレンジ・黄色など、カラーバリエーションが豊富なバラは、両親の好きな色を選ぶこともできます。
加えてお花屋さんで1年を通して販売されているため、季節を気にすることなくプレゼントすることができるでしょう。
ユリ
- ユリ全体の花言葉:威厳・無垢
- お花屋さんで購入できる時期:1年中
凛とした姿が美しい、ユリ。
その堂々とした美しいユリの花は、男性・女性を問わず多くの方から人気があります。
そのため、お父さん・お母さん、それぞれに花をプレゼントするのではなく、両親二人に向けて花を贈るならユリがおすすめです。
豪華で存在感があるユリはかわいらしくなりすぎないため、男性でも受け取りやすい上品なデザインにまとめることができます。
また品種にもよりますが、ユリは香りが他の花に比べて強いことが多いです。
花の香りも両親にプレゼントしたいと考えている方は、ユリを花ギフトに加えてみてはいかがでしょうか。
バラと同じくユリも1年を通して販売されているため、贈ることができない時期は少ないでしょう。
トルコキキョウ
- トルコキキョウ全体の花言葉:優美・希望・よき語らい
- 紫のトルコキキョウの花言葉:希望
- 白いトルコキキョウの花言葉:思いやり
- ピンクのトルコキキョウの花言葉:優美
- お花屋さんで購入できる時期:1年中
ふんわりとした花びらが印象的なトルコキキョウは、お祝いの花ギフトで使われることの多い花です。
上品で柔らかく優しげな雰囲気は、両親に感謝を伝えるプレゼントでもおすすめ。
トルコキキョウの花言葉には「希望」があります。
「これからも素敵なことがたくさんありますように」という願いを、花言葉で伝えることができそうです。
また他に「良き語らい」という花言葉も持っています。
この「良き語らい」という花言葉は、お父さんとお母さんがこれからも仲良く楽しく会話ができるような未来が表現されているようにも思います。
1年を通してお花屋さんで購入することができるトルコキキョウですが、比較的夏の暑さにも強いため、気温が高くなってきた時期にプレゼントするのもおすすめです。
ガーベラ

- ガーベラ全体の花言葉:希望・常に前進・前向き
- ピンクのガーベラの花言葉:思いやり
- 黄色のガーベラの花言葉:親しみ
- 赤いガーベラの花言葉:限りない挑戦・燃える神秘の愛
- お花屋さんで購入できる時期:1月~4月・10月~12月
パッと花を咲かせたような、ポップでかわいらしい雰囲気のガーベラ。
ガーベラは、特に女性から人気の高い花です。
「花」をイメージした時に、頭の中で思い浮かべるのはガーベラかもしれません。
ガーベラの花言葉は「希望」「常に前進」など、ポジティブなものばかり。
両親に感謝を伝えるために贈る花束にガーベラを加えることで、花言葉から前向きでポジティブな気持ちを伝えることができるでしょう。
またガーベラは、赤・黄色・オレンジ・ピンク・白などカラーバリエーションが豊富。
そしてカラーバリエーションだけではなく、咲き方もたくさんの種類があります。
さまざまな品種のガーベラを集めて、花束にするのも華やかな贈り物になりそうです。
かすみ草
- かすみ草全体の花言葉:感謝・幸福・親切
- お花屋さんで購入できる時期:1年中
白い小さな花を、たくさん咲かせるかすみ草。
かすみ草のふんわりとして優しげな雰囲気に惹かれるという方も、多いのではないでしょうか。
もともとかすみ草は、花束やフラワーアレンジメントの脇役として選ばれることが多くありました。
しかし、近年ではかすみ草だけを束ねた花束も人気があります。
かすみ草の花言葉には「感謝」があります。
「ありがとう」と、言葉で伝えるだけではなく、花言葉で感謝を伝えるのも素敵な演出になりそう。
また、他の花言葉には「幸福」があります。
花言葉でお父さんとお母さんに、これからも幸せなことがありますようにという願いを届けることもできるでしょう。
かすみ草は、はじめにお伝えした通り主役ではなく、脇役として選ばれることも多い花です。
かすみ草は、どの花とも相性が良いため、メインの花にかすみ草を加えて花言葉の意味を伝えたり、柔らかな雰囲気を演出したりするのもおすすめです。
両親へのメッセージ例
両親に感謝を伝えるプレゼントや花束に、メッセージカードを添えたいという方も多いのではないでしょうか。
しかし、いざメッセージを書こうとすると、何を書いていいのか迷ってしまうこともあるはず。
そんな時は、この例文を参考にしてみてください。
コピペOKです。
短い・一言メッセージ
いつもありがとう!
お父さん・お母さん、これからもずっと元気でいてね。
いつもたくさんの愛をありがとう
二人へ感謝を込めて、初めて花束を贈ります。
気持ちを込めて、感謝の花言葉を持っているピンクのバラの花束を受け取ってください。
Thank you as always!(和訳:いつもありがとう)
Thank you for always helping me out.(和訳:いつも支えてくれてありがとう)
成人の日におすすめメッセージ
18年間育ててくれてありがとう。
まだまだ子供っぽいけど、これからは大人としてちょっと自立するね。
いつも支えてくれてありがとう。
ちょっと恥ずかしいけど、あらためて感謝を伝えるね。
成人式の前撮りの時、すごく喜んでくれて、わたしもとっても嬉しかったよ。ありがとう。これからも迷惑かけることも多いと思うけど、よろしくお願いします。いつもありがとう。
初任給をもらったときにおすすめのメッセージ
初任給をもらったから、感謝の気持ちを込めてプレゼントを贈ります。
ずっと伝えたかった「ありがとう」を、やっと形にできました。
大人への第一歩、見守っていてください。
ささやかだけど初任給でプレゼントを用意しました。今までたくさん愛情をこめて育ててくれてありがとう。
これから少しずつだけど、恩返しできるように頑張るね。
社会人としてはまだまだ未熟だけど、一生懸命頑張るね。
これからも見守っていて。いつもありがとう。
初任給をもらえたよ!
初めに何を買おうかな…って思ったときに、お父さんとお母さんのことを思い出したの。
喜んでくれると嬉しいな。
入学した時におすすめのメッセージ
大学に合格できたのは、お父さんとお母さんのサポートがあったからだと思う。
ちょっと照れくさいけど、感謝のプレゼントを用意したから受け取って!
いつもありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
私も今日から高校生。少し大人になった気分(笑)
行きたかった高校に進学させてくれてありがとう。お父さん・お母さん大好き。
両親が定年退職したときにおすすめのメッセージ
お母さん
今までお仕事お疲れ様!家族のために頑張ってくれてありがとう。
これからは自分の時間をもっと楽しんでね!
お父さん
お仕事お疲れ様。今まで頑張ってくれたお父さんのために、感謝の気持ちを込めて弟と一緒に花束を用意しました。花束を渡すのは初めてだけど喜んでくれるかな?
自分の誕生日におすすめのメッセージ
私を産んでくれてありがとう
二人の子供に産まれて幸せ。これからもよろしくね。
また1年健康に楽しく過ごすことができました!ありがとう。
あまり実家に帰れていなくてごめんね。今度の土日は元気な姿を見せに帰るから待っていてね。
おまけ:ブログ担当は何を両親にプレゼントした?
私事ですがプレゼントの参考になるかと思い、おまけとして初任給をもらった時に両親へプレゼントしたものをご紹介します。
私はお父さんにはネクタイを、お母さんには定期入れを、そして両親二人へのプレゼントとして花束を贈りました。
お父さんにはネクタイ
父にネクタイを贈った理由は、父親が持っているネクタイのデザインが基本的に同じものが多かったためです。
父親は好きなデザインのネクタイを購入しているようで、いくつか持っているネクタイの雰囲気がほとんど同じでした。
そのため、初任給で今までは買えなかった少し高級なネクタイをプレゼントしました。
あえて、今まで父が持っていなかったようなデザインを贈りました。
「今までこの感じのネクタイは着けたことなかったけど、これも似合うかもね!」と、プレゼントしたネクタイをとても喜んでくれた記憶があります。
お母さんには定期入れ
母に定期入れをプレゼントした理由は、母の持っている定期入れが過去に自分と妹が予算を出しあってプレゼントしたものを長く使っていたためでした。
古くなっているのが見た目にわかるものの「プレゼントでもらったものだから」と、母は同じ定期入れを長く使い続けていました。
そこで初任給のプレゼントは、新しい定期入れをプレゼントしようと決めました。
また長く使ってくれるということを考慮して、ブランドの革でできたものにしました。
「新しく買ってくれなくてもいいのに~」と言いながら、ニコニコしている母を見ることができてよかったと思っています。
両親二人へ花束
両親二人への贈り物として、花束もプラスで贈りました。
デザインは母がガーベラが好きなためガーベラをメインにし、父がオレンジ色が好きなので全体の色味はイエローオレンジ系の花束にしました。
両親は日常的に自宅に花を飾るほど、花が好きなこともあり、花束のプレゼントも喜んでくれました。
花を贈ることによって、周りが華やかになったため、物だけではなく花ギフトも一緒に贈って良かったと思います。
プレゼントしたアイテムを持って家族で写真を撮った際も、花束があることでより明るい雰囲気の写真になりました。
あらためて両親に感謝を伝えよう
今回は、両親にあらためて感謝を伝えるタイミングや方法、喜ばれるプレゼントについてご紹介しました。
進学や就職をした際など、新しい環境で両親のありがたみをあらためて感じるということもあるかと思います。
また一人暮らしや成人を迎えるなど、人生の中の新たなステージに立った際に、自分の成長をあらためて感じ、両親の支えに気づかされるということも多いのではないでしょうか。
日頃から「ありがとう」とは思っているものの、言葉にして両親に感謝の気持ちを伝える機会は意外と少ないもの。
ふとしたタイミングにあらためて両親・家族のことを思った時には、素直に気持ちを伝えることがおすすめです。
気持ちを伝えないままにしておくと「やっぱり言っておけばよかった」「頭ではずっと思っていたのに」と後悔することもあるかもしれません。
両親が一緒にいてくれることが当たり前になっているという方も、ぜひ感謝の言葉やプレゼントを贈ってみてください。
喜寿は何歳? 何色でお祝いする?メッセージ例文・プレゼントでおすすめな紫色の花の種類を紹介
還暦や米寿、賀寿と呼ばれる長寿のお祝いの1つである、喜寿。
今回は、喜寿についてご紹介します。
喜寿のお祝いに、特に贈りたい花の種類と相手別にメッセージ例文を掲載しています。
家族や上司、恩師が喜寿を迎える方は、ぜひチェックしてみてください。
喜寿とは
喜寿は何歳のお祝い?
喜寿(きじゅ)は77歳のことを指し、その長寿を祝う風習のこと。
もともと喜寿は、数え年で77歳を祝うものでしたが、現在では満77歳(満年齢)でお祝いする方が増えているのだそうです。
>>>数え年と、満〇歳の違いを知りたい方はこちら
名前の由来
喜寿の名前の由来は、漢字の「喜」を草書体で書いた時の「㐂」に由来します。
「㐂」の文字を分解すると、七十七と読めることが由来なのだそう。
喜寿の「寿」には、長寿などの意味があり、合わせると「77歳の長寿」という意味になります。
長寿をお祝いする賀寿の種類である、数え年で61歳(満60歳)を祝う還暦や、70歳を祝う古稀(古希)は中国から伝わったとされています。
しかし、この77歳を祝う喜寿は室町時代末期に日本で生まれたのだそう。
ちなみに、喜寿が誕生したのは室町時代末期ですが、多くの人に広まったのは江戸時代以降といわれています。
80歳を祝う傘寿、88歳を祝う米寿も同じく日本発祥とされています。
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米寿は何色でお祝い?花束などの88歳におすすめプレゼント・黄色の花の種類 米寿は何歳のお祝い?米寿のおすすめのプレゼントと、お祝いの席で意識したほうがいいこととは? |
喜寿は何色でお祝いする?
喜寿のお祝いには紫色、濃紫、紺のアイテムでお祝いされることが多いです。
紫色のものでお祝いするようになった理由は、かつて紫色は地位の高い人だけが身に着けることができる色だったからとされています。
昔、日本では紫色の染料は珍しく、紫色に染めたアイテムをなかなか作ることができませんでした。
そのため、紫色は地位や位の高い人だけが身に着けることができる色と、されていたのだそう。
そのため「冠位十二階(かんいじゅうにかい)」の最高位にあたる色も紫色でした。
聖徳太子が603年に制定した冠位十二階では、家臣を12の階級に分け、その階級に応じた冠(かんむり)と衣の色が定められました。
位の高い順から「徳」=「紫色」・「仁」=「青色」・「義」=「赤色」・「礼」=「黄色」・「智」=「白色」・「信」=「黒」と色が決められていました。
大徳・小徳が紫色、大仁・小仁が青色、大礼・小礼が赤色、大信・小信が黄色、大義・小義が白色、大智・小智が黒で、冠を見れば地位が分かるようになっていました。
数え年・満〇歳の違い
数え年は生まれた年を1歳として、お正月が来るたびに1歳ずつ年を取るという数え方です。
一方、満〇歳は満年齢といわれ、生まれた時は0歳で誕生日が来るたびに1歳ずつ年を取るという数え方になります。
喜寿のお祝い方法
喜寿のお祝いはいつ、どんな風にしたらいいのか、迷ったときはチェック。
いつ祝う?
喜寿のお祝いは、いつのタイミングでお祝いしても良いとされています。
長寿を祝う喜寿は、家族が多く集まれるタイミングでお祝いするのがおすすめ。
例えば誕生日や正月、母の日、父の日、敬老の日など家族が集まりやすい日程で調節するようにしましょう。
ちなみに満77歳でお祝いをするという方は、誕生日に喜寿のお祝いをする方が多いかもしれません。
どう祝う?
喜寿をお祝いするときは、家族で集まって食事会をしたり、旅行に行ったりするのもよさそうです。
喜寿のお祝いにプレゼントを渡すという方は、紫色のアイテムを選ぶと良いでしょう。
花束やフラワーアレンジメントなどの花ギフトを贈る際は、紫色の花をチョイスしたり、ラッピングを紫色にするのも喜ばれそう。
誕生日や長寿のお祝いなどで、花は定番のプレゼント。
「プレゼントはいらない」という方も、喜んでもらえるはず。
性別を問わず、花のプレゼントを受け取れば笑顔になるでしょう。
喜寿にぴったり!紫色の花の種類
ここからは、喜寿のお祝いに贈りたい紫色の花の種類を紹介します。
パープル系の花で作った花束やフラワーアレンジメントは、喜んでもらえること間違いなし。
トルコキキョウ
- トルコキキョウの花言葉:希望・優美・よき語らい
- お花屋さんでトルコキキョウが買える時期:1月~12月
- 紫色以外の花色:ピンク・白・グリーン・ブラウンなど
花びらを重ね優雅な姿を見せるトルコキキョウの花は、喜寿のお祝いにぴったり。
開花した花だけではなく、個性的なつぼみも花束やフラワーアレンジメントの良いアクセントになりそうです。
トルコキキョウは1年を通して販売されていますが、夏の暑さにも比較的強い花のため、夏に喜寿のお祝いをするという方には特におすすめです。
誕生日などのお祝いはもちろん、退職祝いや開店祝いなどのお祝いにも選ばれることの多い、トルコキキョウ。
品があり華やかで、豪華な花姿は目上の方に贈る花としても選ばれています。
品種紹介!
ロジーナラベンダーという品種のトルコキキョウは、淡い紫色の花が上品で豪華な雰囲気を楽しむことができます。
優しい紫色が、喜寿のお祝いにぴったりです。
りんどう(リンドウ)
- りんどうの花言葉:勝利・誠実
- お花屋さんでりんどうが買える時期:6月~10月
- 紫色以外の花色:ピンク・白など
古くから日本人に愛されてきた花の一つであり、美しい姿を楽しませてくれる、リンドウ。
凛としたその見た目は、かわいらしくなりすぎないため、男性へのプレゼントにもよく選ばれています。
大きく堂々とした花ではないですが、小さな花を一つの茎からいくつも咲かせるリンドウの姿は愛らしく、敬老の日のギフトなどでも人気です。
主に夏から秋にかけて流通が多いため、季節感のある花としても有名です。
品種紹介!
信濃早生(しなのわせ)という品種は、りんどうの代表的な青に近い紫色をしています。
信濃早生(「しなの早生」とも表記される)という品種だけではなく、りんどうは青紫系の品種が多いことでも有名です。
紫色の花ギフトを喜寿に贈りたい方は、りんどうもチェックしてみてください。
アルストロメリア
- アルストロメリアの花言葉:未来への憧れ・持続・エキゾチック
- お花屋さんでアルストロメリアが買える時期:1月~12月
- 紫色以外の花色:赤・ピンク・オレンジ・黄色・グリーン・白など
1つの茎からたくさんの花をつけるアルストロメリアは、花束やフラワーアレンジメントのボリュームをアップさせてくれることも。
ユリの形に似た小さな花は、華やかさを増しつつ、フラワーギフト全体のサイズも大きくできます。
そのため、誕生日をはじめとするお祝いのギフトによく選ばれることが多いです。
そんなアルストロメリアは、1年を通してお花屋さんで購入することができますが、3月~5月の暖かい時期に多く流通しています。
アルストロメリアはカラーバリエーションが豊富で、たくさんの花色を楽しむことができる花の一つです。
紫色のアルストロメリア以外にも、花束に他の色のアルストロメリアを入れることで、明るくにぎやかな印象になるため喜寿のお祝いにおすすめ。
品種紹介!
アルーラという品種のアルストロメリアは、青みの強い紫色の花を楽しむことができます。
鮮やかな紫色で、花束やフラワーアレンジメントに加えれば、デザインをビシッと締めてくれそうです。
カーネーション
- カーネーションの花言葉:無垢で深い愛
- お花屋さんでカーネーションが買える時期:1月~12月
- 紫色以外の花色:赤・ピンク・オレンジ・黄色・グリーン・ブルー・白など
カーネーションは、母の日のイメージが強いという方もいらっしゃるかと思います。
しかし、誕生日などの母の日以外のお祝いのギフトとしても、よく選ばれています。
カーネーションのおしとやかでかわいらしい雰囲気は、喜寿のお祝いにもぴったり。
加えて、他の花に比べてカーネーションは、比較的花持ちが良い花の一つです。
専門的なお手入れなどが必要ないため、プレゼントした後も手軽に花を楽しめます。
品種紹介!
ダマスカスは、白い花びらの縁に紫色が入っている複色のカーネーションの品種。
1つの花で、2色の色を楽しめるバイカラーならではの存在感があり、シックな色合いでまとめた花束にも似合いそうです。
またムーンダストという品種は、世界で唯一ブルーの花色を持つカーネーションです。
多くのお花屋さんで流通しているわけではありませんが、ムーンダストは独特な高級感を持っています。
「喜寿のプレゼントに、特別なものを贈りたい」と思っている方は、ムーンダストもおすすめです。
あじさい(紫陽花)
- あじさいの花言葉:家族団らん・元気な女性
- お花屋さんであじさいが買える時期:4月~6月
- 紫色以外の花色:赤・ピンク・グリーン・ブルー・白など
花壇などで見かけることの多いあじさいですが、花束やフラワーアレンジメントなどに使われる切り花としても流通しています。
小さな花が集まっている紫陽花は、ボリューム感満点。
「豪華な喜寿のお祝いにしたい」という方にあじさいはおすすめです。
実はあじさいの花のように見える部分は、「がく」という部分。
切り花は花びらが傷んでしまうことが多いですが、あじさいは観賞している部分が花びらではないため、他の花に比べて長く美しい姿を楽しむことができます。
品種紹介!
ロビンというあじさいの品種は、美しいピンクに近い紫色をしています。
暖かい色合いの花束を作る時以外にも、寒色系の花束を作る時のアクセントとして使われることもあります。
スイートピー
- スイートピーの花言葉:門出・優しい思い出
- お花屋さんでスイートピーが買える時期:1月~4月・11月~12月
- 紫色以外の花色:赤・ピンク・黄色・白など
軽やかで明るい雰囲気のスイートピーは、蝶々のようなかわいらしい花姿が特徴です。
スイートピーだけをまとめた花束はもちろん、脇役としてスイートピーを花束やフラワーアレンジメントに加えれば、花ギフト全体に華やかさをプラスしてくれます。
早春の花として知られているスイートピーは、春に喜寿を迎える方のプレゼントにぴったり。
スイートピーは甘い香りを楽しめる品種が多いため、花の香りも楽しんでもらい時にもおすすめです。
品種紹介!
式部(しきぶ)というスイートピーの品種は、淡い紫と赤に近い濃い紫の花びらを一緒に楽しむことができます。
スイートピーは比較的グラデーションのように、複色の場合も色が混じり合っていることが多いです。
しかし、この式部という品種は、はっきりと色が分かれています。
スイートピーには珍しい、バイカラーを楽しめる品種なのです。
チューリップ
- チューリップの花言葉:思いやり・優しい瞳
- お花屋さんでチューリップが買える時期:1月~4月・11月~12月
- 紫色以外の花色:赤・ピンク・オレンジ・黄色・白・グリーン・ブラウンなど
チューリップは「春の花といえばチューリップ」と、連想される方が多いほど、季節感の強い花の一つです。
ウキウキするような春を表現した花束や、フラワーアレンジメントを喜寿のお祝いに贈りたいという方には特におすすめ。
子供から、おじいちゃん・おばあちゃんまで幅広い年代の方から好まれているチューリップ。
そのかわいらしい、つぼんだ花姿から特に女性からチューリップは人気が高いとされています。
おばあちゃんやお母さん、姉妹が春に喜寿を迎えるという方は、チューリップをプレゼントすれば喜ばれそう。
品種紹介!
パープルフラッグというチューリップの品種は、多くの方がチューリップと聞くとイメージするような一重咲きのチューリップです。
明るい紫色が特徴的で、香りはありません。
パープルフラッグは香りがないため、スイートピーなど香りが強い花と合わせても香りでケンカすることがありません。
デンファレ
- デンファレの花言葉:思いやり・有能・お似合いの二人・魅惑
- お花屋さんでデンファレが買える時期:1月~12月
- 紫色以外の花色:ピンク・グリーン・オレンジ・白など
洋ラン特有の上品さのある、デンファレ。
南国の雰囲気もあるため、ラグジュアリーな雰囲気の花束やフラワーアレンジメントを作ることもできます。
「喜寿のお祝いには、可憐で美しいデザインの花ギフトをプレゼントしたい」と思っている方には、デンファレがおすすめです。
メインではなく脇役としてデンファレが入るだけでも、ぐっと華やかさをアップさせてくれます。
デンファレは、ハワイなどで有名な花を連ねたレイなどにも使われていることもあります。
レイは茎を水に浸けていないですが、すぐに枯れることはありません。
レイやホテルでベッドの上を飾る装飾などに使われているテンファレは、花持ちが良い花としても知られているのです。
デンファレは、長く美しい花を楽しむことができます。
品種紹介!
ブルーベールというデンファレの品種は、落ち着きのある紫色を楽しむことができます。
上品な雰囲気のフラワーギフトを、喜寿のお祝いにプレゼントしたいという方におすすめです。
プリザーブドフラワー
プリザーブドフラワーは生花ではないですが、紫色の花をプレゼントしたいと思っている方には特におすすめです。
プリザーブドフラワーは、生花を長期保存できるように加工した花ギフトのこと。
長期保存できるように加工する際に、花の色を抜き再度着色しています。
そのため、プレゼントする人の好みの紫色の花を贈ることができるのです。
あらためて着色するため、生花で紫色がない花の種類も紫色を楽しむことができます。
花ギフトですが花束やフラワーアレンジメント、鉢植えなどのように水やりを必要としません。
水やりなどのお手入れ不要で、長く美しい花を楽しむことができます。
「花は好きだけど、お世話は体力的に大変」という方もプリザーブドフラワーなら安心です。
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プリザーブドフラワーとは。どのくらい持つ?魅力やドライフラワーとの違いを紹介 プリザーブドフラワーが人気な理由と、ドライフラワーの違いをご紹介します。 実際にどのくらいの期間飾ることができるのか、ぜひチェックしてみてください。 |
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喜寿のお祝いメッセージ 例文
喜寿のお祝いで花束やプレゼントを贈るという方は、メッセージカードを添えることも多いのではないでしょうか。
ここからは、喜寿のお祝いにぴったりなメッセージ例をご紹介します。
コピペOKです。
参考にしてみてください。
義母へ
お母さん
喜寿おめでとうございます。
散歩を日課にするほど、元気なお母さんを見習いたいです。
いつまでも、元気でみんなから憧れられるお母さんでいてくださいね。
この度は、喜寿を迎えられ誠におめでとうございます。
これからも、夫婦共々よろしくお願いいたします。
お母さん
喜寿おめでとうございます。
77歳とは思えない若々しく元気なお母さん。
これからも健康に気を付けて、長生きしてください。
また家族みんなで遊びに行きます。
義父へ
お父さん
喜寿おめでとうございます。
いつも〇〇(孫の名前)と遊んでくださり、ありがとうございます。
どうぞお体には気を付けて、いつまでもお元気でお過ごしください。
お正月は、家族で伺わせていただきます。
お父さん
いつまでも元気で若々しいお父さんでいてください。
心より喜寿のお祝いを申し上げます。
喜寿おめでとうございます。
いつも私たち家族のことを優しく見守ってくださり、ありがとうございます。
いつまでもお父さんが健康で長生きされることを、家族みんなで願っています。
恩師・先生へ
〇〇先生
喜寿のお祝いを迎えられたこと、心よりお祝い申し上げます。
今の私があるのは先生が優しく、時に厳しく指導してくださったおかげです。
卒業式の時にも贈った「優しい思い出」という花言葉がある、スイートピーの花束を贈ります。
喜んでいただけたら幸いです。
謹んで喜寿のお祝いを申し上げます。
卒業式以来お会いできていませんが、お元気ですか。
ご無沙汰してしまい、申し訳ございません。
先日、〇期卒業生の同窓会があり、〇〇先生の喜寿をお祝いしたいという話になりましたので、ささやかですがプレゼントを贈らせていただきます。
また先生にもお会いしたいです。
喜寿おめでとうございます!
今日は、私たちが卒業した時と変わらない元気な先生の姿を見ることができて安心しました。
これからもお体には気を付けて、元気でいてください。
テニス部一同
77歳のお誕生日おめでとうございます。
先生には勉強だけでなく、進路のことなど様々な相談に乗っていただきました。
先生の教えを胸に、これからも努力を続けていこうと思います。
上司へ
心より喜寿のお祝いを申し上げます。
〇〇さんが77歳と聞いて驚きました。
これからもご面倒をおかけするかと思いますが、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
謹んで喜寿のお祝いを申し上げます。
初めての業務で、右も左もわからない時から優しく見守ってくださり、ありがとうございます。
これからも〇〇様の今後のご健勝とご多幸を心よりお祈りいたします。
英語のメッセージ
Thank you as always.
(和訳:いつもありがとう)
What you just said really comforted me, thank you.
(和訳:〇〇さんが言ってくれた言葉に、救われました。ありがとうございます。)
I hope you stay well forever.
(和訳:いつまでも元気でいてください)
Happy 77th Birthday.
(和訳:77歳のお誕生日おめでとう)
Live long and well.
(和訳:いつまでも長生きしてください)
メッセージの内容にこまったら?
喜寿お祝いに贈るメッセージに困ったら、以下の内容を書いてみるのはいかがでしょうか?
- お祝いの気持ち
- プレゼントの内容
- プレゼントを選んだ理由
- これからも元気でいてほしい気持ち
- 日頃の感謝
お祝いする相手とのエピソードをメッセージに入れると、よりオリジナリティのある内容にできそうです。
長寿をお祝いしよう
今回は、喜寿が77歳の長寿を祝う風習であることと、紫色のアイテムでお祝いするのが多いことをご紹介しました。
そして喜寿に贈りたい、紫色の花の種類についても掲載しました。
たくさんの花を紹介したため「花の種類に迷ってしまう」という方は、花言葉などを参考にプレゼントする花の種類を決めるのもおすすめです。
さらに花束やプレゼントなどに添える、メッセージを贈る相手ごとにご紹介しました。
人生の節目となる喜寿のお祝いをするなら、メッセージカードを付けるのがおすすめ。
お祝いの気持ちを一言添えるだけでも、特別なプレゼントになりそうです。
お父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃん、またご兄弟が喜寿を迎えるという方は、ぜひお祝いをしてみてください。
これからも元気で、楽しく過ごせるように願いを込めましょう。
米寿は何色でお祝い?花束などの88歳におすすめプレゼント・黄色の花の種類
還暦や古稀、喜寿など長寿祝いの1つである、米寿。
今回は、米寿についてご紹介します。
米寿とは
米寿(べいじゅ)は、88歳を迎える方のお祝いです。
数え年で88歳を祝うのが習わしでしたが、現在は満88歳をお祝いすることが多くなっているようです。
「人生100年時代」ともいわれているため、60歳の方はまだまだ元気。
60歳になっても、バリバリ働いている方も多いのではないでしょうか。
そのため還暦は、長寿のお祝いというイメージがなく、お祝いしない方もいらっしゃるかもしれません。
しかし平均年齢が80歳を超えた現代でも、88歳のお祝いである米寿は、家族みんなでお祝いされる方も多いはず。
両親や祖父母、兄弟など周りに88歳の方がいるときは、米寿をぜひお祝いをしてください。
米寿の名前の由来
米寿という名前は、「米」を分解すると八十八となることに由来しています。
日本では昔から「8」は漢数字で書くと「八」で末広がりのため、縁起の良い数字とされていました。
その縁起の良い「八」が2つも付く米寿(88歳のお祝い)は、長寿というだけではなく、縁起のいい歳とされています。
米寿は何色でお祝いする?
米寿は黄色、金色、金茶色などでお祝いすることが一般的です。
米寿という名前の通り、お米(稲穂)から連想される色がお祝いで使われています。
田んぼが身近にない方はお米から、お米から金色が連想されるのは不思議に思う方がいらっしゃるかもしれません。
9月~10月頃、秋になると稲穂が光り輝く様子を見ることができます。
私達が普段食べているお米は、籾(もみ)を籾すりをし玄米になり、玄米を精米し白米にしたものです。
収穫する時期の稲穂・籾は、まだ白いわけではなく、金色・黄色に近い色の殻を被っている状態になります。
数え年と満年齢の違い
数え年と満年齢の違いは「年齢をいつから数え始めるか」です。
数え年の方が、満年齢よりも1~2歳多くなります。
数え年と満年齢の違いを簡単にご紹介します。
- 数え年:生まれた年を1歳と数えて、お正月が来るたびに年齢が増える
- 満年齢:生まれた年は0歳で、誕生日が来るたびに年齢が増える
病院で問診票を書くときや、プロフィールに記入するときなど、日常的に使う年齢は満年齢で書くことが多いかと思います。
満○○歳と記入することもあるかと思います。
先にご紹介したように、近年では満年齢で長寿のお祝い(賀寿)をすることが多いようです。
満年齢で米寿をお祝いするときは、満88歳でお祝いをします。
一方、米寿を数え年でお祝いする場合は、満年齢で87歳となります。
ちなみに60歳をお祝いする還暦は、数え年で61歳・満年齢で60歳となります。
米寿のおすすめプレゼント
ここからは、米寿のお祝いにおすすめのプレゼントをご紹介します。
88歳の方に喜んでいただける、プレゼントをピックアップしました。
花束
米寿のお祝いには、長寿に対する尊敬の気持ちや喜び、これからもずっと元気でいてほしいという気持ちを込めて、花束を贈るのはいかがでしょうか。
お祝いに花束は定番。
花があるだけで、おめでたい雰囲気を演出することができます。
米寿を迎えたおじいちゃん・おばあちゃん、お父さん・お母さんも花束を受け取れば、自分がお祝いされていると伝わりやすいのではないでしょうか。
また88歳の方には、物欲がない方もいらっしゃるかと思います。
プレゼントのリクエストをきいても「欲しいものは特にない」といわれた時は、その場をきれいに彩り、時が来れば咲き切る(枯れる)花は、ぴったりなプレゼントといえます。
ちゃんちゃんこ
長寿のお祝いには、ちゃんちゃんこを着ることが有名です。
米寿のお祝いには、黄色や金色のちゃんちゃんこをプレゼントするのはいかがでしょうか。
ちなみに、ちゃんちゃんことは袖がない綿入りの羽織のことを指します。
主に子供が着るものとされていますが、襟や袖がないため手軽に着ることができるアイテムです。
その便利さと手軽さから、大人用も販売されています。
長寿のお祝い(賀寿)で、ちゃんちゃんこを着ることが多いため、米寿を含め傘寿、還暦などの長寿祝いの色に合わせてちゃんちゃんこを販売している店もあります。
ストールやカーディガン(ちゃんちゃんこの代わりに)
「ちゃんちゃんこは普段着ない」という方や「もっとおしゃれなデザインがいい」という方は、ちゃんちゃんこの代わりに黄色や金色のストールやカーディガンをプレゼントするのもいいでしょう。
ストールのように外出先や自宅で肌寒さを感じた時に、羽織ることができるアイテムをプレゼントするのもよさそう。
おしゃれなデザインも多く、肩や首周りを温める以外に座っているときに、膝にかけておくのもいいでしょう。
またカーディガンは普段使いしやすく、日常的なコーディネートにも取り入れやすいかと思います。
薄手のカーディガンにすれば夏場で、クーラーが効きすぎた場所へ行った際なども温度調節しやすそうです。
座布団・クッション
長寿のお祝いには、ちゃんちゃんこの他に座布団を贈る風習もあります。
黄色や金色など、米寿をお祝いするカラーのクッションや、座布団をプレゼントするのもおすすめです。
椅子や畳に座る時はもちろん、膝の上にクッションや座布団を置くのもいいでしょう。
膝の上にクッションなどがあることで、落ち着くという方も多いようです。
プリザーブドフラワー
「花は好きだけど、88歳になると水やりや世話をするのが大変」という方もいらっしゃるはず。
そんな時は、水やりや花がら摘みなどのお世話の必要がない、プリザーブドフラワーを贈るのがおすすめです。
プリザーブドフラワーは、生花を加工し、長く美しい姿を楽しめるようにした花ギフト。
先に紹介した通り、花束などで使われている生花を加工しているため、生花と変わらない美しさを楽しむことができます。
じっくり観察しないと、見分けがつかないこともありそうです。
またプリザーブドフラワーは、加工する過程で花の色を抜き再度着色をしています。
お花屋さんで見るような自然の色味を再現するだけでなく、パキッとした色鮮やかで濃い色合いの花も流通しています。
プリザーブドフラワーなら、米寿のお祝いの色に合わせて、黄色やラメつきの金色の花をプレゼントすることもできるでしょう。
米寿はあえて祝わないこともある!
88歳のお祝いである米寿を、あえてお祝いしないようにする方もいらっしゃるのだそう。
その理由をご紹介します。
体調を考えて
米寿を盛大にお祝いすることで、お祝いされる本人が疲れてしまうこともあります。
喜んでもらおうと思ったのに、疲れて体調を崩してしまうということは、あってはいけません。
米寿を迎える方の体調を考えて、お祝いしないこともあるようです。
感染症を考えて
米寿は家族で集まり、たくさんの人数でお祝いすることが多いです。
多くの人が集まるとインフルエンザやマイコプラズマ肺炎など、感染症が心配されることも。
88歳になると元気な方でも、若い時に比べて体力や免疫力が低下している可能性もあります。
「米寿を家族でお祝いした後に体調を崩した……」ということがないように、お祝いをしないという選択をする方も少なくないようです。
気が抜けてしまうことを考えて
科学的な根拠はないですが、米寿をお祝いすることで十分長生きしたと感じ「一生懸命まだまだ生きよう」という気持ちが、落ち着いてしまう・気が抜けてしまう、という考えもあるのだそう。
長生きをお祝いされることで、自分が生きた長さに満足してしまうという考えもあるようです。
ただ、平均寿命が80歳を超えた現代でも、米寿のお祝いをできることは、とても多いわけではありません。
人生の大きな節目であり、家族でお祝いすることで「もっと長生きするぞ!」「夜叉孫(やしゃまご)の顔を見るぞ!」と、長生きのモチベーションになることもあります。
米寿を迎える方が周りにいる際は、体調や感染症のことを考慮しながら、お祝いをしたいものです。
※夜叉孫(やしゃまご)は孫の孫であり、ひ孫の子供です。
米寿のお祝いは、いつ・どこでする?
おじいちゃん・おばあちゃんやお父さん・お母さんが米寿を迎えるという方は、いつどこでお祝いするのか悩んでしまうこともあるかと思います。
ここからは、米寿をお祝いする時のタイミングや場所についてご紹介します。
お祝いの時期・いつお祝いする?
誕生日や敬老の日、誕生日から近い土曜日・日曜日で米寿をお祝いすることが多いようです。
ただ米寿のお祝いは、誕生日にすると決まっているわけではありません。
誕生日以外には誕生月の土曜日または日曜日、お正月やゴールデンウィーク期間のうちどこか、お盆休み期間で帰省する時、敬老の日、母の日など家族が揃いやすい日でお祝いすることがおすすめです。
ちなみに、お祝いする時期がある程度決まっている地域もあります。
その時期は地域により異なります。
お祝いをする場所・どこでお祝いする?
88歳になると、急に体調を崩すこともあるかと思います。
また、遠出することが負担になることも。
そのため、自宅で米寿を祝う方が多いようです。
米寿のお祝いで、外出する際はレストランを選ぶ方が多そうです。
レストランや旅館などに食事へ行く場合は、家族で団らんの時間を楽しめるように、個室が用意できたり宴会場が予約できる場所にしたりするのもおすすめです。
米寿をお祝いする機会は、そう多くありません。
せっかくお祝いをするなら、家族全員が集まれる場所を用意するのがいいでしょう。
お祝いの席で意識するもの
ここからは米寿のおじいちゃん・おばあちゃん、お母さん・お父さんをお祝いする場で意識することをご紹介します。
話すときは声は大きめに
88歳になると、今までよりも声が聞き取りにくくなることもあります。
会話をする時は、声は気持ち大きめにすることがおすすめです。
はっきりとゆっくりしゃべると、より伝わりやすくなることもあるでしょう。
体調を気に掛ける
長時間会話をしたり、どこかに外出をしたりすると、体の負担になることもあります。
お祝いをしている最中に「疲れすぎていないかな?」と、体調や疲れを気にかけるようにすると良さそうです。
楽しい話題にする
米寿のお祝いの場では、気持ちが明るくなるような楽しい話題で会話をするようにしましょう。
88年の思い出の中には、辛かったことや大変だったこと、悲しかったこともあるかと思います。
昔のネガティブな気持ちを思い出して、気が沈んでしまわないように、楽しかった思い出や嬉しかった時のことを話すようにするのがおすすめです。
お祝いの場の空気が、明るくなるように意識しましょう。
わかりやすい言葉を使う
言いたいことや、気持ちが相手にしっかり伝えられるように、分かりやすい言葉を使うようにしましょう。
省略された言葉や米寿の方が普段使わないような言葉は、言い換えられるとより伝わりやすそうです。
バリアフリーを意識する
88歳になると、今までよりも足が上がりにくくなり、小さな段差でもつまずきやすくなったという方もいらっしゃるはず。
どこかへ食事に行く時は、バリアフリーになっているかを確認するのが良いでしょう。
また自宅でお祝いをする時は、床にものを置かないようにして歩きやすくするように心がけるのが良さそうです。
食事は硬すぎないようにする
米寿のお祝いで食事をするなら、硬すぎない料理を選ぶようにしましょう。
歯ごたえが良いものは、年齢を重ねると食べにくくなることもあります。
みんなで美味しく料理が楽しめるように、食感にも気を付けるようにすると親切です。
米寿にぴったり!黄色の花の種類
米寿のお祝いに花束をプレゼントしたいと思っている方も、多いのではないでしょうか。
米寿をお祝いする時は、黄色いアイテムが良いとされています。
そこで、ここからは黄色い花の種類をご紹介します。
米寿のお祝いには、周りが明るくなるようなイエローの花でまとめた花束や、フラワーアレンジメントをプレゼントしましょう。
黄色いバラ
上品な雰囲気の黄色いバラは、米寿のお祝いにぴったり。
バラは、香りが良い品種も多いです。
美しい見た目と、良い香りで米寿をお祝いしましょう。
ただ黄色いバラには「思いやり」・「幸福」・「友情」などのポジティブな花言葉がある一方で、「嫉妬」や「妬み」などのネガティブな花言葉も持っています。
プレゼントする時に、ネガティブな花言葉が気になるという方は「米寿のお祝いにぴったりな黄色だったから、黄色いバラを選んだよ!」と、選んだ理由を伝えるようにしましょう。
オンシジューム(オンシジュウム)
ひらひらと蝶が舞っているような、オンシジューム。
洋ランの仲間の1つで、花束やフラワーアレンジメントに使うと、一つ一つの花は小さいものの、全体を豪華な雰囲気にするような存在感があります。
華やかでありながら、かわいらしくなりすぎないオンシジュームは、男性へのプレゼントにもおすすめです。
明るい黄色が、米寿のお祝いを彩ってくれます。
ちなみに、オンシジュームの花言葉には「可憐」・「一緒に踊って」・「気立ての良さ」などがあります。
ひまわり
夏を代表するような花の一つである、ひまわり。
花言葉には「憧れ」や「光輝」などがあります。
太陽のような、丸く大きな花は元気いっぱいで、米寿のお祝いにぴったり。
明るく前向きな雰囲気のひまわりをプレゼントすれば、これからも元気でいてほしいという気持ちを伝えられるように思います。
ひまわりは、夏に米寿をお祝いするという方には、ぜひ入れてもらいたい花の1つです。
菜の花
春の花の一つである、菜の花。
ひまわりと同じく、季節感の強い花の一つです。
花束に菜の花を入れるだけで、ぐっと春らしさや温かさを表現することができそうです。
お花屋さんでは1月~3月頃まで、切り花の菜の花を購入することができます。
早春に米寿をお祝いするという方は、菜の花を花束やフラワーアレンジメントに加えてみてください。
ちなみに菜の花の花言葉は「小さな幸せ」・「元気いっぱい」・「明るさ」・「快活」など。
菜の花には、ポジティブな花言葉がたくさんあります。
イエローガーベラ
黄色いガーベラも、米寿のお祝いにおすすめです。
大人から子供まで人気の高いガーベラ。
花びらをたくさん並べた丸い花姿は親しみやすく、米寿のお祝いを明るく彩ってくれるはず。
ガーベラ全体の花言葉は「希望」・「常に前進」などがあり、イエローガーベラの花言葉は「優しさ」・「親しみやすい」などがあります。
イエローガーベラは、花束やフラワーアレンジメントのメインになることはもちろん、他の花と合わせて脇役としても活躍しています。
イエローカーネーション
フリルのように、ひらひらとした花びらが重なり合った、カーネーション。
チアガールが持っている、ポンポンのようにも見えるかわいらしい花です。
かわいらしくおしとやかな雰囲気で、母の日のギフトとして選ばれることが多いですが、米寿など他のお祝いにもよく選ばれています。
そしてカーネーションは、カラーバリエーションが多い花としても知られています。
「黄色のカーネーション」と一言で言っても、明度・彩度の違う黄色をたくさん楽しむことができます。
カーネーションの中には、花びらの中でグラデーションになっているものや、花びらのふちだけ色が異なるものなどたくさんの品種があります。
そのため、プレゼントする人のイメージに合わせたり、他に組み合わせる花の色と合わせて花色を調整することもできるのです。
米寿にぴったり!高級感がある花の種類
続いて、黄色ではないですが米寿のお祝いにぜひ贈ってもらいたい、高級感のある花の種類についてご紹介します。
胡蝶蘭
高級感があり、上品な胡蝶蘭は米寿のお祝いにおすすめです。
ラン特有の美しい花姿は、多くの人を魅了しています。
開店祝いなどでも贈られることのある胡蝶蘭は、人生の節目になる米寿のお祝いにもぴったり。
胡蝶蘭の花言葉は「幸運が飛んでくる」や「幸せが舞い込む」など素敵なものばかり。
米寿を迎える方に「これからも楽しいことがたくさんありますように」という願いが込められそうです。
ちなみに胡蝶蘭は鉢植えでも販売されていますが、花束やフラワーアレンジメントなどで使う切り花としても流通しています。
ユリ
凛とした美しい姿が、魅力的なユリ。
花束やフラワーアレンジメントにユリが一輪入るだけで、上品で高級感のある雰囲気にすることができます。
ユリはかわいらしくなりすぎないため、男性への贈り物にもよく選ばれています。
「ユリが好き」という男性も多いのだそう。
お父さんやおじいちゃんが米寿を迎えるという方は、ユリを入れた花ギフトをプレゼントするのがおすすめです。
ユリは香りのいい品種も多く、美しい見た目だけではなく、花の香りを楽しんでもらいたいという方にも喜ばれています。
ちなみにユリの花言葉は「威厳」・「無垢」・「純粋」などがあります。
カラー
スラッと伸びた、縦のラインが美しいカラー。
シンプルな花でありながら、高級感のあるカラーは幅広い年代の方から支持されています。
カラーといえば白が有名ですが、チョコレートに似た黒に近いホットチョコレートという品種や、優雅で上品な赤に近いマジェスティックレッドという品種も流通しています。
高級感があり、おしゃれな色合いを楽しめるのです。
おしゃれな色で、しなやかに伸びるカラーを花束やフラワーアレンジメントに加えれば、全体に動きを付けてくれるはず。
カラーの花言葉は「華麗なる美」・「乙女のしとやかさ」などがあります。
トルコキキョウ(ユーストマ・リシアンサス)
ふんわりと広がる、花びらを幾層にも重ねた、トルコキキョウ。
優雅な花姿が、多くの人を魅了しています。
ふんわりと咲いた花も米寿のお祝いにぴったりですが、ぎゅっとねじったような特徴的なつぼみも花ギフトのアクセントになりそう。
そんなトルコキキョウの花言葉は「優美」・「永遠の愛」・「よき語らい」などがあります。
「永遠の愛」は恋人に贈りそうな花言葉ですが、家族で贈り合うのもおすすめです。
「大好き!いつもありがとう」という気持ちを、花言葉で伝えましょう。
トルコキキョウは、1年を通してお花屋さんで購入することができますが、夏の暑さにも強いため、夏に米寿をお祝いする方には特におすすめです。
ちなみにトルコキキョウは別名、ユーストマやリシアンサスと呼ばれています。
お花屋さんで見た時に、ユーストマやリシアンサスと書かれていても、トルコキキョウと同じ花のことを指しています。
88歳の米寿にはお祝いをしよう
今回は、88歳のお祝い「米寿」についてご紹介しました。
掲載している米寿のお祝いに贈るおすすめのプレゼントや、米寿に贈ると良いとされている、黄色の花の種類についてお役に立てれば幸いです。
ご家族やご友人で米寿を迎えるという方がいらっしゃる時には、ぜひ尊敬やさらなる長寿を願って、お祝いをしてみては。
「これからも元気でいてね」という気持ちを込めて、プレゼントを贈りましょう。
菊(キク)の花言葉とお手入れ方法、お祝い・お供えで贈るときのマナー
お供えの花のイメージが強い方も多い、菊(キク)。
しかし実は菊はお供えだけではなく、お祝いでもよく贈られる花なのです。
今回は菊の魅力や花言葉、長持ち方法などをご紹介します。
菊の基本情報
まずは菊がどんな花なのかをご紹介します。
- 学名:Chrysanthemum
- 科・属:キク科・キク属
- 原産地:中国
- 開花時期:9月~11月・主に秋
- お花屋さんで買えるタイミング:1年中・特に10月は品種が多くなる
- 花の色:白・黄色・赤・ピンク・オレンジ・紫・グリーンなど
- 花持ち:良い
菊は中国が原産で、カラーバリエーションが多い花の1つです。
イメージの強い白以外にもピンクや赤、グリーンなど花色の種類が豊富。
またカラーだけではなく和菊や洋菊など、咲き方も種類が多く、さまざまな品種から選べるのも菊の嬉しいポイントです。
咲き方・花のサイズ・花の色などのバリエーションが豊富で、たくさんの品種の中から気に入った菊を贈ることができます。
品種によって見た目が異なるので「これも菊なの⁈」と思うことも。
お花屋さんに立ち寄るときは、どんな菊があるのか注目してみてください。
加えて秋に開花する菊ですが、お花屋さんでは1年を通して販売されており、目にすることも多いのでは。
菊は誕生日のプレゼントやお墓参りなど、幅広い種類で活用されています。
そのため、お花屋さんの中では他の花よりも多く入荷しているところもあるのだそう。
もしかするとほかの花よりも、目に触れる機会が多いかもしれませんね。
菊(キク)の別名は?
お花屋さんで「菊かと思ったけど、マムという名前で売られていた」という経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、マムは菊の別名です。
菊は大きく2種類に分けられています。
- 和菊:日本で開発された菊
- 洋菊:欧米で改良されて日本へ伝わった菊
この、欧米で改良され日本に伝わった洋菊のことを、一般的に「マム」と呼んでいます。
これは、菊の学名である「Chrysanthemum(クリサンセマム)」が略されて「マム」になったとされたとされています。
比較的有名なピンポンマムやポンポンマム、スプレーマムなどは聞いたことがある方も多いのでは。
お花屋さんで「マム」という名前があったときは、ぜひ注目してみてください。
ちなみに、オーストラリアなどの国では母の日にマムを贈るのだそうです。
その理由はお母さんを意味する「Mum(マム)」と菊の「Mum(マム)」が同じスペル・同じ音だから。
また母の日のある5月は、オーストラリアでは秋なので、季節の花を贈るという意味もあるといわれています。
日本では母の日にはカーネーションが王道のプレゼントとされていますが、母の日のプレゼントにマムを入れてみてもいいかもしれませんね。
カラフルなマムを束ねて、お母さん(Mum)への大好きな気持ちを表現してください。
11月6日はマムの日です。
マムの日に決まった理由は、語呂合わせから。「11」→「いい」
「06」→「マム」菊・マムを飾ってみたいという方は、マムの日など植物の記念日をきっかけにするのもおすすめです。
いいマムの日。お供えだけではない菊の良いところとは?
いいマムの日についてご紹介します。気になった方はマムを贈ってみよう!
菊はいつから日本に渡った?不老長寿の花とされていた?
「菊」と聞いて、どんな花なのかがイメージできる方が多いのではないでしょうか。
花姿がイメージできるくらい、菊は日本で親しまれている花なのです。
そんな菊の歴史は古く、奈良時代には菊は日本に伝わっていたとされています。
ただ、当時の菊は現在のように、多くの人が手軽に手に取れる花ではありませんでした。
貴重な花の1つとされ、菊は観賞用としてだけではなく、薬用としても育てられていたのだそうです。
菊が文献に登場するのは、平安時代に作られた「古今和歌集」です。
紀友則は古今和歌集の中で、「露ながら折りてかざさむ菊の花老いせぬ秋の久しかるべく」と歌っています。
歌の意味は「露を置いたままの菊の花を折って頭に飾りとして挿そう。老いることのない秋がいつまでも長く続くように。」で「老いることなく若くいられるように、露が付いたとしても菊の花を髪に飾ろうと思う」という歌です。
この歌からもわかるように、菊は不老長寿の花とされていたのだそう。
不老長寿の花と考えられていたことと、菊の美しさが貴族の中で広まり、旧暦9月9日は菊の節句(重陽の節句)とよばれるようになりました。
旧暦9月9日は現在の10月頃ですが、今も9月9日は菊の節句(重陽の節句)とされ、3月3日の桃の節句(上巳の節句)や5月5日の菖蒲の節句(端午の節句)と同じように行事として残っています。
江戸時代に入ると、貴族だけではなく庶民にも人気が広がっていきました。
江戸時代は園芸ブームがあり、その前からされていましたが菊の品種改良がさらに加速していったのだそうです。
そのため江戸時代に菊の品種が特に多くなったとされています。
菊(キク)の色別花言葉
菊は、色ごとにそれぞれ花言葉があります。
いつもは素直に伝えられない気持ちや、プレゼントする相手のイメージを花言葉に託して、贈ってみませんか。
- 菊全体の花言葉:高貴・高尚・高潔
- 赤い菊の花言葉:あなたを愛する
- 白い菊の花言葉:誠実な心・慕う
- ピンクの菊の花言葉:甘い夢
- 黄色の菊の花言葉:長寿と幸福・わずかな愛
- 紫の菊の花言葉:夢が叶う・私を信頼してください
- オレンジの菊の花言葉:長寿・幸福
菊全体の花言葉は「高貴」などプレゼントにもぴったりな花言葉を持っています。
かわいらしすぎず、ロマンチック過ぎないので、目上の方への贈り物にもよさそうです。
また色別にみていると、赤い菊は「あなたを愛する」などの花言葉が付いています。
告白やプロポーズに赤いバラを贈るイメージがありますが、花言葉で見ると赤い菊もよさそうですね。
和風なデザインでまとめたいときは、ワンポイントとして赤い菊を使うのもいいでしょう。
また、黄色の菊は「長寿と幸福」という花言葉があります。
誕生日などのお祝いはもちろん、黄色の菊はお正月に飾るフラワーアレンジメントにもよく活用されています。
1年の始まりに「長寿と幸福」という花言葉を持った黄色の菊はぴったりですね。
しかし黄色の菊は良い花言葉がある一方、「わずかな愛」というネガティブな花言葉も持っています。
お祝いでプレゼントするときや、お供えの花束で加えるときに「わずかな愛」という花言葉が気になるという方もいらっしゃるのでは。
その際は、伝えたいポジティブな「長寿と幸福」という花言葉を伝えるようにしましょう。
伝えたい花言葉をメッセージカードに書いたり、渡すときに直接伝えたりするのもいいですね。
また花言葉で選んでいないときは、黄色の菊を選んだ理由を贈る相手に伝えるようにしましょう。
そうすれば、誤解されることなく花を贈ることができます。
菊の花言葉の由来
ここからは、菊の花言葉の由来についてご紹介します。
菊の「高貴」・「高尚」・「高潔」の花言葉は菊の花の気品あふれる見た目からつけられたといわれています。
また天皇家の紋に、菊がデザインされていることが由来とも考えられています。
後鳥羽上皇が特に菊の花を好んでいたことが、皇室の紋章になるきっかけだったとされています。
これは鎌倉時代のことです。
ちなみにパスポートに描かれている紋は「十六菊(じゅうろくぎく)」といいます。パスポートにも、菊の花がデザインに使われているのですね。
菊(キク)のお手入れ・長持ちさせる方法
菊(キク)をもらったときに、気になるのが長持ちさせる方法・お手入れ方法ではないでしょうか。
もともと菊は長持ちする花の1つですが、お手入れをすればもっと長く観賞することができます。
プレゼントでもらったときや、哀悼の意を込めて贈ってもらった花なら、なるべく長持ちさせたいですよね。
そこで、ここでは菊の長持ち方法をご紹介します。
低い位置に付いている葉は取り除く
花瓶に菊を飾る時は、茎の下の方に付いている葉を取り除くのがおすすめです。
花瓶に生ける前に、葉をチェックするようにしましょう。
葉が水に浸かっていると、そこから花瓶の水が汚れていってしまいます。
水に浸かりそうな茎の下の部分についている葉はあらかじめ取り除き、なるべく花瓶の水をきれいに保てるように工夫しましょう。
花瓶の水を1日1回取り換える
少し手間ですが、1日1回花瓶の水を取り換えることで、花持ちがぐんと良くなります。
菊の花が吸い上げる水を清潔に保つ方が、長くきれいな状態を保つことができるのです。
水を換えるタイミングで花瓶を洗う
花瓶の水を取り換えるタイミングで、花瓶の中を洗うようにしましょう。
水で洗い流すだけではなく、食器用洗剤で花瓶を洗うことがおすすめ。
水を毎日取り替えていても、花瓶の中がきれいでないと水が汚れてしまいます。
花を長く飾っていると、思っているよりも花瓶の内側がヌルヌルしていることもあります。
菊が吸い上げる水を清潔に保つために、花瓶の中も洗ってみてください。
2日に1日程度、切り戻しをする
水換えを行うタイミングで、切り戻しをするとより長くきれいな菊を楽しむことができます。
切り戻しとは、花が水を吸いやすくするために茎の根元から2~3cmのところでカットする花持ちをよくする方法です。
通常、切り戻しはハサミやカッターなどで茎をカットしますが、菊はハサミなどを使わずに手で折った方が水を吸い上げやすくなるといわれています。
ポキッと、茎を手で折ればOKです。
スパッときれいな切り口ではなく、茎から繊維が出ているような折り方にするのがポイント。
菊の切り戻しをハサミで行わない理由は、ハサミでカットするとほかの花に比べて菊の茎の断面が潰れやすいためです。
また、茎から繊維が出ている方が水を吸い上げやすいとされています。
ただ茎が細い時や柔らかい場合は、手で折ることは難しいかと思います。
手で折れない時は、ハサミやカッターなどで茎をカットして切り戻しを行ってください。
「手で折れないから」といって切り戻しを行わないよりは、ハサミなどを使い切り戻しを行った方が花持ちが良くなります。
ちなみに 2日に1回と書きましたが、茎に長さがあるときは1日1回、茎が短いときはできるときに、など菊の長さに合わせて頻繁に切り戻しを行ってください。
茎の切り口が新しくなることによって、水を吸い上げやすくすることができます。
十分に水を吸い上げられることによって、花までたっぷりの水が行き渡るため、花持ちが良くなります。
弱った葉や花・変色した花びら・葉は取り除く
葉の色が変色したり、しなしなと弱っている葉がある時は気がついた時に取り除くようにしましょう。
もらった時は全て元気な葉だったとしても、飾っているうちに葉が弱ることがあります。
水換えを行うタイミングで、葉や花の様子を確認するようにしましょう。
特に菊の花びらの裏側は、傷んでいても気付かないことがあります。
花を花瓶から取り出す際に、花びらの裏側もチェックできるといいですね。
菊はお祝いに贈ってもいい?
「菊」と聞くと「お供えで贈るイメージが強い」という方もいらっしゃるかと思います。
しかし、実は菊の花はさまざまなお祝いで贈られているのです。
ここでは、菊の花をぜひプレゼントしたいお祝いをご紹介したいと思います。
お正月
菊の花はお正月に飾る花束やフラワーアレンジメントで、よく選ばれています。
菊は昔から神聖な花とされており、邪気を払う力を持つと考えられていました。
そのため、新しい年を迎えるお正月には、縁起物として菊の花を飾ることが多いのです。
新年の挨拶をしに親戚の家に行くという方は手土産として、また年始の挨拶として菊の花を使った花ギフトを持っていくのもいいでしょう。
菊と一緒に松や千両を使った、お正月らしいデザインの花をプレゼントしてみてください。
もちろん自宅に、菊を使った花束やフラワーアレンジメントを飾るのもお正月にぴったり。
お正月は菊を含めた植物を飾り、華やかにスタートしたいですね。
敬老の日
秋に旬を迎える菊は、9月第3月曜日にある敬老の日のプレゼントにもぴったり。
オレンジや赤など、秋らしい色合いの菊を使えば秋を感じられるデザインにすることもできるでしょう。
そして菊の花は長寿を願う花と知られており、おじいちゃん・おばあちゃんへの贈り物にも人気があります。
「いつまでも元気でいてね」や「長生きしてね」という思いを込めて、花束やフラワーアレンジメントに菊の花を加えてプレゼントしましょう。
また、丸い花姿が可愛らしいピンポンマムを使うことで、満月を表現することができます。
お月見を行う十五夜は、年によって日付が変わりますが、敬老の日に近いこともあります。
年によっては敬老の日当日や、前日が十五夜になることも。
十五夜が近い時には、菊で満月を表現したデザインの花ギフトを敬老の日にプレゼントするのも喜ばれそうです。
七五三
子供の健やかな成長を祝い、祈願する七五三。
一般的に七五三のお参りは11月15日に行われることが多く、男の子は3歳と5歳(5歳だけの時もある)、女の子は3歳と7歳にお祝いをします。
菊の花は邪気を払う力を持つと考えられているため、子供のこれからの健やかな成長を願い、七五三のお祝いには菊を使った花束やフラワーアレンジメントをプレゼントすることがおすすめ。
「菊の花」と聞くと、大人っぽいイメージがあるという方も多いかもしれません。
しかし菊は種類が豊富で、小さな花がかわいらしいスプレーマムや、丸くてボールのような形のポンポン菊・ピンポンマムなどもあります。
花色も豊富でピンクや赤などだけでなく、花びらの中でグラデーションになっている菊もあるため、子供が喜びそうなデザインに菊を加えることもできます。
また七五三には、着物を着て撮影するという予定がある方もいらっしゃるのでは。
着物を着た撮影があるという方は、菊を使った和風なデザインの花束を用意するのがおすすめです。
千歳飴と花束を持った、かわいいお子さんを撮影することができます。
そして菊の花を髪飾りとして使うのもいいでしょう。
美しい菊の花が、晴れの日をより華やかに彩ります。
菊は成人式の髪飾りなどにも、よく使われています。
結婚祝い・ウェディングブーケ
品があり華やかな菊は、結婚祝いにもおすすめです。
和風なイメージが強い菊の花ですが、実は洋風な花とも相性が抜群。
品格があり縁起も良い菊は、大切な結婚祝いにもぴったりなのです。
菊とバラ、菊とカラーなどの組み合わせも素敵で、さまざまな花と合わせられるのも菊の強みです。
結婚式が和装の方は、ブーケに菊の花を使うことも多いです。
白い菊は上品で美しく、さまざまな品種を使いながら菊だけでブーケを作ることもあるのだそう。
ちなみに上の写真は、菊で作られたボールブーケです。
ボールブーケは、ウェディングブーケに使われるスタイルの1つ。
花束のようなスタイルではなく、名前の通りボールのように丸く立体的に花を生けていくスタイルです。
またウェディングフォトで、白無垢や色打掛を着るという方は、菊を使った花束と一緒に撮影することも多いようです。
菊は上品で、美しいポイントになりそうですね。
結婚記念日
あらためて夫婦で感謝や愛を伝える結婚記念日には、菊の花を使ったゴージャスな花束やフラワーアレンジメントを贈るのもおすすめです。
妻や夫などパートナーに贈る愛の花というと「バラ」のイメージが強いですが、先にご紹介した通り、赤い菊には「あなたを愛する」という花言葉があります。
普段恥ずかしくて妻や夫に愛を伝えられていないという方は、花言葉に気持ちを込めるのも喜ばれそうです。結婚記念日にバラを贈ることが定番になっているという方や、雰囲気を普段と変えたいという方は菊の花をプレゼントしてみてください。
菊をメインにするのではなく、他の花を主役に菊を脇役として加えるのも魅力的。
菊は品種によってかわいらしさを抑えることもできるので、夫へのプレゼントとして贈るのもおすすめです。
お祝いの花として、菊を贈るときに合わせたい花
ここからは菊(キク)と合わせたい、花の種類を花言葉と一緒にご紹介します。
菊をお祝いで贈りたいと思った方は、参考にしてみてください。
スターチス
▲シネンシス系のスターチス
かすみ草のように名わき役としてつかわれる、スターチス。
スターチスという名前は、正確にはイソマツ科リモニウム属の植物の総称です。
昔の属名がスターチスという名前でした。
小さめの穂状の花を付け、品種はとても多いです。
品種の系統は大きく2つに分かれていて、シヌアータ系とシネンシス系があります。
▲シヌアータ系のスターチス
シヌアータ系は、花が集まって咲きます。
茎の先に集まって咲いた花の様子は、歯ブラシのように見えることも。
シネンシス系はハイブリッドスターチスとも呼ばれており、かすみ草のように細かく枝分かれをしてたくさんの小さな花を楽しませてくれます。
どちらも花持ちがよく夏場でも長持ちするため、花束やフラワーアレンジメントに1年を通して、よく使われています。
スターチスの花言葉である「変わらぬ心」・「永久不変」の由来は、スターチスの花姿が長い間変わらないことが由来といわれています。
スターチスは全体的に乾燥していて、花がしおれたりすることなく、知らぬ間にドライフラワーになっていることも。
花が色あせたり、しおれたりすることが少ないことがスターチスの特徴です。
バラ
- バラの花言葉:愛・美
- 赤いバラの花言葉:あなたを愛しています・情熱
- ピンクのバラの花言葉:感謝・しとやか・上品
- オレンジのバラの花言葉:絆・幸多かれ・信頼
花の女王と呼ばれている、バラ。
圧倒的な人気がある花の1つで、もらって嬉しくない人はいないかもしれません。
花の中でも有名で、カラーバリエーションが多く、さまざまなお祝いにもよく活用されています。
香りのいい品種も多く、バラを使った花束やフラワーアレンジメントを贈ることで、フローラルな香りも届けられそうです。
そんなバラと菊を合わせることで、豪華なお祝いのプレゼントにすることができます。
菊は和風・伝統的というイメージがある方も多いかと思います。
しかし菊は品種を選ぶことで、洋風なデザインにすることもできます。
特にバラと合わせるなら、花の中心が見えなくなるほどたくさんの花びらが重なりあって咲くデコラ咲きのマム(菊)がおすすめです。
バラと菊の花の咲き方の違いが、デザインの幅を広げます。
カラー
- カラーの花言葉:華麗なる美・清浄・乙女のしとやかさ
- 白いカラーの花言葉:清純・清浄
- オレンジのカラーの花言葉:歓喜
- 紫のカラーの花言葉:夢見る美しさ
- 黄色のカラーの花言葉:壮大な美
カラーという花の由来は、ギリシア語で「美しい」という意味の「カロス」が語源とされています。
美しさがカラーの名前の由来になっているのですね。
ちなみに、花びらのように見える部分(仏炎苞)が、修道女の襟(カラー)のように見えたという説もあるようです。
ウェディングブーケに使われる洋風でスラッとした姿は、スタイリッシュな印象。
白いデコラ咲きのスプレーマムと、スッと書いた線のような白のカラーを合わせることで、シンプルでモダンなデザインにすることができます。
上品な雰囲気で、目上の方への贈り物としてもおすすめです。
またグリーンのスプレーマムと、白のカラーを合わせれば爽やかで夏の時期にもぴったり。
見ているだけで癒されるような、ナチュラルなデザインになりそう。
カラーも菊(マム)も女性だけでなく、男性からも人気があります。
男性へ花をプレゼントするときは、菊(マム)とカラーの組み合わせは候補にしてみてください。
トルコキキョウ
- トルコキキョウの花言葉:優美・よい語らい・希望
- ピンクのトルコキキョウの花言葉:優美
- 紫のトルコキキョウの花言葉:希望
- 白のトルコキキョウの花言葉:思いやり
トルコキキョウは、フリルのような花びらを重ねた八重咲きと、シンプルでカップのように見える一重咲きがあります。
特に八重咲きは柔らかな印象で、ふんわりとした雰囲気でお祝いの贈り物に選ばれることも多いです。
そんな華やかなトルコキキョウは開花した様子も魅力的ですが、つぼみも特徴的です。
つぼみは、きゅっとひねったような形をしています。
花束やフラワーアレンジメントにトルコキキョウのつぼみを加えることで、デザインのワンポイントになるでしょう。
筒状の花びらが隙間なく咲いているスパイダー咲きの菊(マム)と、八重咲きのトルコキキョウを合わせることで、おしゃれでダイナミックなデザインを作ることができます。
淡いピンクのトルコキキョウと、くすみ系の黄色・オレンジ色のマムを合わせると、落ち着きのある雰囲気に仕上げることも。
おしゃれで温かみもあるので、秋に贈るプレゼントにもおすすめです。
ちなみに秋らしさを演出した時に、菊と合わせたい花はこちらで紹介しています。
菊の旬は、秋。
秋に大切な方の結婚記念日や誕生日がある方は、ぜひプレゼントしてみてください。
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いいマムの日。お供えだけではない菊の良いところとは? マムと一緒に合わせて贈りたい、秋・特に11月に旬を迎えるお花をご紹介。 |
お供えで菊を贈ることが多い?
菊はお祝いだけでなく、お供えでも贈られることもあります。
ここからはどんな時に菊(キク)が選ばれているのかをご紹介します。
葬儀・お葬式
お葬式で見るスタンド花・祭壇に、よく菊が使われています。
お供えで使われる菊の色は、白やグリーンが多いです。
見たことがあるという方や、イメージがあるという方も多いのではないでしょうか。
葬儀・お葬式で菊が使われる理由は、菊が格式高い花であることや、花の香りがお香に似ているからとされています。
お供えする理由は諸説あり、ほかにも菊は長寿の花ともいわれているため、ご遺族の健康を願う意味があるなどもいわれています。
お墓・仏壇
お墓や仏壇でも、菊はよく供えられています。
故人が亡くなってから四十九日までは、菊などを含めた白い花でまとめてお供えをします。
一周忌など四十九日以降は、優しい色の花をお供えすることが一般的です。
お供えでは菊の中では和風な中菊などが、よくお供えされています。
お供えする理由はお葬式などでご紹介したように、菊が格式高い花であり、香りがお香に似ているからなどの理由があります。
また、菊は花持ちが良いことなどもお供えされることが多くなった理由といわれています。
お供えの花として菊を贈るときに合わせたい花
菊だけをまとめることもありますが、お供えの花束や枕花などには菊と他の花を合わせることも多いです。
ここからは四十九日法要やお墓参りなどで、菊と一緒にお供えされることの多い花の種類をご紹介します。
ユリ
ユリは、よくお供えに選ばれています。
お祝いでも多く使われる花ですが、その凛とした花姿はお供えにも適しています。
特に白いユリは、お供えの花束やフラワーアレンジメントのメインとして使うことが多いです。
開花したユリの花は大きく堂々としていますが、つぼみも他の花に比べて大きく見栄えが良いです。
そのため咲いた姿だけではなく、つぼみも花束やフラワーアレンジメントのポイントとして生けられることも多いです。
またユリは他の花よりも花持ちがよく、長く花を楽しませてくれることが多いです。
つぼみだったユリが、飾っているうちに開花することもあります。
長く観賞できるユリの美しい姿が、優しくご遺族を癒してくれるでしょう。
リンドウ(りんどう)
- リンドウ全体の花言葉:勝利・正義・誠実・悲しんでいるあなたを愛す・あなたの悲しみに寄り添う
- 白いリンドウの花言葉:貞操
- 青紫・青いリンドウの花言葉:満ちた自信・寂しい愛情
- ピンクのリンドウの花言葉:愛らしい
秋の花として知られているリンドウは、お供えでも活用されています。
特に7月または8月に行われるお盆や、9月のお彼岸でリンドウはお供えの花として選ばれることが多いです。
爽やかさを感じさせるリンドウの青い花が、夏にあるお盆で特に選ばれています。
お盆の期間に仏壇などへ供える花としてはもちろん、実家に帰省できないという方が「お供えの花だけでも」と、贈る際にリンドウが選ばれることが多いのです。
故人が亡くなってから4四十九日以降は、グリーンや紫、ピンクなどの花を使い、白に優しい色合いを加えたデザインをお供えすることが一般的。
そのため白い菊と青・紫のリンドウを合わせることも多いのです。
他には、先に紹介したユリをメインにグリーンの菊とリンドウを加え、落ち着いた色合いにするお供えなどが好まれています。
また秋の花の代表でもあるリンドウは、9月のお彼岸ではワレモコウと菊、ススキ、リンドウを合わせて秋らしいデザインのお供えに活用されることもあります。
ちなみにリンドウがお供えで選ばれる理由は「悲しんでいるあなたを愛す」や「あなたの悲しみに寄り添う」という優しい花言葉があることも関係しています。
大切な方を亡くし寂しい思いをしている遺族に、花言葉に気持ちを託し贈ることで「リンドウが少しでも心を癒せれば」という願いを込めるのです。
カーネーション
- カーネーションの花言葉:無垢で深い愛
- 白いカーネーションの花言葉:あなたへの愛情は生きている・純潔の愛・尊敬
- ピンクのカーネーションの花言葉:感謝・温かい心
- 赤いカーネーションの花言葉:母への愛・愛を信じる
母の日の贈り物として定番になっている、カーネーション。
カーネーションは母の日をはじめ、誕生日などのお祝いの贈り物としても活用されますが、お供えとしても選ばれることが多い花の一つです。
四十九日以降はお供えの花は白だけではなく、優しい色味を加えた花を供えるのが一般的。
カーネーションはカラーバリエーションが豊富であり、仏壇に供えることの多い色の組み合わせをカバーすることができるのです。
仏壇やお墓に花を供える時は、白・黄色・紫・ピンク・赤の組み合わせや、白・黄色・紫の組み合わせにすることがあります。
カーネーションは紹介した白・黄色・紫・ピンク・赤のすべての色が流通しています。
お供えの花のバランスを見て、もう1色足したいという時はカラーバリエーションが豊富なカーネーションを加えると良いでしょう。
菊も花色が多く、同じピンクでも濃いピンクやくすんだピンク、花びらの中でオレンジ色にグラデーションしていくピンクなど、花の色が豊富です。
さまざまな色が流通しているカーネーションなら、お供えしたいと思った菊の色に合わせることもできそうです。
▼四十九日以降の一周忌の法要などで白以外の花をお供えする理由は?
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一周忌は故人が好きだった色の花を供えよう 一周忌なら四十九日よりも明るい色の花でお願いすることが多い。その理由は? |
▼四十九日法要で用意するお花について知りたい
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四十九日にお供えする花のマナーとは?予算や色は? 四十九日法要に初めて参加するときや、お供えのお花を用意したいと思っている方は参考にしてください。 |
▼菊を使ったお供えはこちら
お祝いでもお供えでも人気な菊(キク)のまとめ
今回は、菊(キク)についてご紹介しました。
お供えのイメージが強かった方も、この記事を読んでお祝いでも使われていることも知っていただければ幸いです。
- 菊は花持ちが良く長く飾れる
- お供えに限らず、お祝いでもよく使われている
- 菊の花言葉は「高貴・高尚・高潔」
- 洋菊を「マム」と呼ぶこともある
- 菊は縁起が良く長寿を願う花として知られている
ぜひ、プレゼントに菊を贈ってみてくださいね。
愛妻の日はどう過ごす?妻に感謝と愛情を!夫婦の特別な日には何をする?
突然ですが、奥さまに「愛している」や「大好きだよ」と伝えていますか?
夫にとって大切な家族の一人であり、パートナーでもある妻に、愛情を伝えられていない方は多いのではないでしょうか。
「あ…確かに最近言えてないかも……」と、思った方は愛妻の日に気持ちを伝えてみてください。
「愛しているよ」や「大好きだよ」と改めて伝えるのが恥ずかしいという方は、愛妻の日などの記念日を利用してみるのもおすすめです。
愛妻の日とは
愛妻の日が、どんな記念日なのかをご紹介したいと思います。
愛妻の日はいつ?
愛妻の日は毎年1月31日です。
どうして1月31日?
愛妻の日は1月31日の語呂合わせで、1がアルファベットの「I(アイ)」で、31を「サイ」と読めるため、決定しました。
語呂合わせで覚えるのはもちろん、1月最終日と覚えるのも忘れにくそうです。
由来・目的
愛妻の日を制定したのは、日本愛妻家協会です。
「妻というもっとも身近な存在を大切にする人が増えると世界はもう少し豊かで平和になるかもしれない」という思いから、愛妻家を増やすことを目的に愛妻の日は制定されました。
1月31日には、普段は妻になかなか気持ちを伝えられていないという方だけでなく、いつも思いを伝えているという方も感謝や愛をあらためて伝えたいですね。
愛妻の日はお祝いする?
誕生日のように「おめでとう!」という記念日ではなく、あらためて妻に感謝や愛情を伝える記念日です。
盛大にお祝いするというよりは、妻に日頃のお礼や変わらぬ愛を伝えましょう。
愛妻の日の過ごし方
愛妻の日は夫婦でどのように過ごせばいいのか、迷ってしまうという方におすすめの過ごし方をご紹介します。
参考にしてみてください。
夫婦で過ごす時間を意識
仕事や家事で忙しく、妻と一緒にいる時間が作れていないという方は、まず愛妻の日に夫婦で過ごせる時間を確保するようにしましょう。
普段一緒にいる時間をなかなか作れないという方は、妻といる時間を作ることによってあらためて妻の思いや最近はまっていること、愛おしいと思えるところなどを知ることができるかと思います。
何かを成し遂げる・夫婦で何か特別なことをするのもいいですが、一緒にテレビを見たり食事をしたり同じ時間を共有するのもいいでしょう。
テレビ番組を見ていて妻が笑うところや、何気なく話している内容などから、普段忙しいために見えていなかった気持ちや思いを感じることができるでしょう。
妻とのコミュニケーションを深める
愛妻の日にはぜひ、夫婦で会話をしてみてください。
会話の内容は最近はまっていることや、どんなことが起きたかなど近況報告からでもOKです。
楽しかったことや今悩んでいることなど、妻とのコミュニケーションを深めることによって妻のことをより知ることができます。
妻は一番身近な存在で、何でも分かっているように思うかもしれませんが、意外と知らないことも多いもの。
「最近、髪の毛を切ったんだよ」や「テレビでやってた、あれが気になっててね…」、「上司からもらったケーキが美味しかったんだよ、今度一緒に食べようね」など日常的な会話から話を深めていきましょう。
「実は、食の好みが変わっていた!」なんてこともあるかもしれません。
妻の好物を買ってきて「あ、それは、昔好きだったんだよね。懐かしいなぁ」といわれないように今の妻の好みも把握できるといいですね。
ゆっくり話していけば、今まで言えていなかった思いや感謝の気持ちも伝えやすくなるかと思います。
一緒にリフレッシュ!散歩やランニング
運動が好きという方や、逆に運動をあまりしていないという方も、妻と一緒に散歩やランニングに行くのはどうでしょうか。
体を動かすと、心もリフレッシュすることができます。
近場だったとしても、外出することで室内とは雰囲気が変わり、気分転換にもなるでしょう。
愛妻の日である1月31日はまだ寒いため、室内にいることが多くなるかと思います。
愛妻の日には、外の空気を吸ってリフレッシュしましょう。
早春にあたる1月~2月は、透き通った空気を感じることができます。
夫婦で外の空気を吸い込んで、軽く体を動かしてみてくださいね。
テレビや雑誌などが近くにない分、散歩などで外出すればコミュニケーションをするチャンスも多くなるはずです。
「まだ息が白いね」や「梅の花が咲きそうだよ」と、景色や感じたことを会話のきっかけにするのもよさそうです。
また「運動するために外に出るのはちょっと……」と、思う方は2人で買い物に行き、近くを歩いたり、一緒にスーパーなどの店内を回ったりするのもいいですね。
「普段、買い物は妻に任せきり」という方は、ぜひ一緒に行ってみてください。
プレゼントを渡す
気持ちを伝えたいと思ったら、奥さまにプレゼントを用意するのがおすすめです。
「ありがとうとは思っていても、伝えるタイミングが難しい」と、考えている方もいらっしゃるのでは。
あらためて「いつもありがとう」と伝えるのは少し照れてしまったり、恥ずかしく思ったりすることもありますよね。
そんな時はプレゼントを渡すタイミングで感謝や、愛を伝えましょう。
「いつもありがとう!」と言いながらプレゼントを渡せば、自然な流れで感謝を伝えることができます。
また「これは日頃の感謝の気持ち」と言って、プレゼントを差し出すのもいいですね。
または「愛妻の日のプレゼント」といって渡せは、妻にも自分を思ってくれていることが伝わるでしょう。
何と言ったって「愛妻」の日のプレゼントですから。
身近な人だからこそ思っていることを改めて伝えるのは、恥ずかしいと思うこともあるかと思います。
しかし、言葉にしなければ伝わらない思いもあるはず。
例えば食事や洗濯などの家事、育児など、お礼を伝えなけれないけないのに、実はしっかり伝えられていないことは多いものです。
奥様も言葉で「いつもありがとう」と言ってもらえれば、とても嬉しい気持ちになるはずです。
プレゼントにメッセージカードを添えて「いつもありがとう」と書いておくのもいいですね。
愛妻の日のおすすめギフト
ここからは、愛妻の日に喜ばれるプレゼントをご紹介します。
妻へのプレゼントで悩んでいるという方は、こちらを参考にしてください。
花束・フラワーアレンジメント
愛妻の日の定番のプレゼントは、花束やフラワーアレンジメントではないでしょうか。
花は、何歳になっても嬉しいプレゼントの1つ。
花を受け取ったら、自然と笑顔になってしまうものです。
年齢に関わらず「花が好き」という女性は多く、雑貨や洋服などでも花柄があしらわれていますよね。
愛と感謝を伝える愛妻の日には、花の女王と呼ばれているバラや、香りのいいスイートピー、かわいらしいガーベラなどを使ったフラワーギフトを贈ってみてください。
パッと鮮やかに周りを明るくしてくれるだけではなく、自然の美しさが言葉では伝えきれない思いを伝えてくれます。
また花が飾られているだけで、部屋の雰囲気はぐっと変わります。
部屋に花が飾られていれば、夫婦の雰囲気をより温かく柔らかいものにしてくれるはずです。
もらった花を食卓に飾りながら食べる晩ご飯は、いつもより美味しく感じるかもしれません。
一方で、花は実用的ではないという方もいらっしゃいます。
しかし花束やフラワーアレンジメントを贈る時は、実用的でないにも関わらず購入すればお金がかかります。
そして時間をかけて、どれがいいか選ぶ必要があります。
そのように選ばれた花を受け取ると「自分にはプレゼントしてもらえるだけの価値があるのだ」と、感じることもできるのではないでしょうか。
「美しく香りの良い花をもらって嬉しい!」と思う気持ちはもちろんですが、なくても生きていけるものにお金をかけてもらえるほど愛されていると、あらためて実感することもできるでしょう。
花は人を特別な気分にさせてくれる、ギフトの1つでもあるのです。
おすすめの花の種類は、こちらでご紹介しています。
>>愛妻の日に喜ばれる花
気になった方は合わせてご覧ください。
ケーキやクッキーなどのスイーツ
ちょっとしたスイーツも、愛妻の日のプレゼントにぴったり。
甘いものが好きな奥様へのプレゼントにはケーキやマフィン、クッキー、チョコレート、どら焼きなどのスイーツを贈ってみるのはいかがでしょうか。
スイーツとひとくくりに言っても、種類はさまざま。
ようかんやどら焼きなどの和風なスイーツもあれば、ケーキやクッキーなどの洋風なスイーツもあります。
さらにスイーツの種類によってふわふわ・サクサク・しっとりなど食感が異なり、 メレンゲのようにパクパクと食べられるような軽めのものから、テリーヌのように食べたら意外とお腹がいっぱいになる重めのものまであります。
「妻のスイーツの好みがいまいちわからない」という時は、話題になっているスイーツやこの時期限定のものなどを選ぶのもいいかもしれません。
話題になっているスイーツを選べば、もし100点満点に好みの味でなくても話題の1つにすることができるでしょう。
また流行っているスイーツなら、興味があるという奥様も多いはず。
加えて、期間限定のスイーツもおすすめです。
この時期だけにしか食べることができないのは、特別感が演出できます。
ネックレスやイヤリングなどのアクセサリー
アクセサリーのプレゼントは、女性が喜ぶ定番のギフトの1つですよね。
キラキラとしたネックレスやイヤリングは、女性の憧れのプレゼントでもあるかと思います。
しかしアクセサリーは花やスイーツとは違い、長く使うことができるアイテムです。
また高価なことも多いため、デザインを選ぶ時は慎重に行うことがおすすめ。
「せっかく買ってきたのに、全く使ってもらえない」ということや「プレゼントを開けたときに残念な顔をされた……」ということがあると、プレゼントした側ももらった側も悲しくなりますよね。
そのため妻の趣味や好みがしっかり分かってから、ネックレスやイヤリング、ピアスのプレゼントするのが良いでしょう。
もし「妻の好みはしっかりわからないけれど、アクセサリーをプレゼントしたい」と思っている方は、シンプルなデザインにすることがおすすめです。
どんなファッションなどでも合わせやすい、シンプルなデザインのアクセサリーは使いやすいものが多いです。
大胆なデザインや個性的なデザインを選ぶと、奥さまの好みと合わなかった場合、あまり使ってもらえないかもしれません。
アクセサリーを選ぶときは、妻と一緒に買いに行くのもいいかもしれません。
ハンドクリームやボディークリームなどの保湿系アイテム
まだまだ乾燥が気になる、1月末。
1月31日にある愛妻の日には、ハンドクリームやボディクリームなどの保湿系のアイテムをプレゼントするのもよさそうです。
ただハンドクリームやボディクリームには、香りがついているものがあります。
好きな香りなら癒しにつながりますが、プレゼントしたアイテムが苦手な香りの場合はなかなか使われないことも。
妻の好きな香りがわからないという場合は、無香料のものを選んでもいいかもしれません。
肩やふくらはぎなどのマッサージ機
大きなマッサージチェアではなく、肩やふくらはぎ、目の周りなどパーツのコリをほぐすことができるマッサージ機が販売されています。
近年は肩やふくらはぎだけではなくアイマッサージやヘッドマッサージ、ハンドマッサージなどさまざまな箇所をマッサージできる機械が登場しています。
家事や育児、仕事などで体にコリを感じているという奥様も多いはず。
そこまで場所を取らないものが多いので、部分的に集中して使えるマッサージ機は愛妻の日のプレゼントにもおすすめです。
愛妻の日には、妻の癒しになるアイテムを贈りましょう。
トースターなどのキッチン用品
料理が好きな奥様には、キッチンアイテムをプレゼントするのも喜ばれそうです。
軽くて使いやすいフライパンや海外製のおしゃれなデザインのトースター、凝った料理にも挑戦できそうなハンドブレンダーなど、さまざまなキッチン用品が販売されています。
毎日、食事を作るという奥様にとって、キッチン用品は便利であればあるほど嬉しいものです。
またおしゃれなデザインのキッチン用品を使えれば、日常生活の気分も上がるのではないでしょうか。
実用的であったら嬉しいキッチン用品ではありますが、捉え方によっては「家事をこれからもしろ!」と、言っているように受け取られることもあります。
また「家族全員で使うキッチンアイテムを、妻のプレゼントとして贈られるのは嫌だ」と思うこともあるでしょう。
また使わないキッチンアイテムをプレゼントすると、収納に困ってしまうということも……。
プレゼントする時は、妻の考え方やどんな調理アイテムが足りていないのかを把握して選ぶようにしましょう。
愛妻の日の前に、料理する時に困っていることなどを聴いて、妻の悩みに合わせたキッチン用品をプレゼントするのもよさそうです。
プレゼントは事前のリサーチが重要になりそう。
家族で使える食器
愛妻の日には、家族で使える食器をプレゼントするのもおすすめです。
食事をする時に必ず使うことになる、食器。
定番の料理だったとしても食器が変わるだけで、食卓の雰囲気が変わるはず。
「妻だけ特別に」という意味を込めて、妻専用の食器を贈るのもいいでしょう。
一方で奥様の分だけ食器をプレゼントすると、家族の食事を並べたときの全体の雰囲気と合わなくなることがあるため、プレゼントするなら家族で使える枚数分を準備するのもよさそう。
食器が変われば、毎日より楽しく料理ができそうですね。
ただ食器もキッチン用品と同じく、捉え方によってはマイナスになることも。
またデザインによっては「どうして、これを選んだの?」と、言われてしまうこともあるかもしれません……。
そのため、食器をプレゼントするのは妻の趣味や考え方をよく理解している方に、特におすすめです。
好きなブランドがあるという奥様へのプレゼントには、選びやすいかもしれません。
カップウォーマー
コーヒーなどの飲み物を温かい状態に保ってくれるカップウォーマーも、愛妻の日の贈り物におすすめです。
朝、温かいコーヒーやお茶を入れても家事をしている間に冷めて、飲む頃には冷えているという奥様もいらっしゃるはず。
そんな時に温度を保ってくれるカップウォーマーがあれば、いつでも適温で飲み物を飲むことができます。
まだ寒い日が続く愛妻の日の頃には、温かい飲み物をいつでも飲むことができるのは嬉しいですよね。
商品にもよりますが陶器やグラス、ステンレスのタンブラーなどもカップウォーマーで利用できるのだそう。
コースターと同じくらいの大きさのものも販売されているので、自宅だけではなく職場で使うのもよさそうですね。
愛妻の日に喜ばれる花
愛妻の日に花を贈りたいと思っている方は、おすすめの花の種類を参考にしてみてください。
スイートピー
早春に旬を迎える、スイートピー。
1月31日にある愛妻の日には、スイートピーがちょうど旬を迎えています。
繊細でかわいらしいスイートピーは、愛妻の日の贈り物にぴったり。
カラーバリエーションが豊富でカラフルなギフトを作りたい時も、テーマカラーがある時も活躍してくれます。
淡い色合いが多いと思われがちですが、実はスイートピーにははっきりとした濃い色も流通しています。
淡いピンクや白などのパステルカラーのスイートピーと、濃い紫や赤いスイートピーを合わせて色のコントラストを楽しめる花束にするのもいいですね。
そんなスイートピーの魅力はそのキュートな見た目だけではなく、甘い香りもあります。
他の花よりも香りが強く、花束を持っているとスイートな良い香りを楽しませてくれます。
全体の花言葉:「門出・優しい思い出」など
ピンクのスイートピー:「繊細・優雅」など
白いスイートピー:「ほのかな喜び」など
紫のスイートピー:「永遠の喜び」など
花言葉も素敵なものが多いです。
トルコキキョウ
高級感のある、トルコキキョウ。
上品な雰囲気の花束やフラワーアレンジメントを、妻へプレゼントしたい方におすすめです。
花びらが重なり合いふんわりとした様子は、メインの花として選ばれることも多いですが、他の花と合わせてわき役としても選ばれることもあります。
トルコキキョウはその美しく優しい雰囲気から、お祝いのギフトに選ばれやすい花なのです。
また花持ちが良く、長くきれいな花を楽しむこともできます。
そして開花した姿もかわいらしいですが、トルコキキョウはつぼみが特徴的な形をしています。
くるっとねじったようなつぼみはかわいらしく、フラワーギフトのアクセントになりそうです。
全体の花言葉:「永遠の愛・希望」など
紫のトルコキキョウ:「希望」など
白いトルコキキョウ:「思いやり」など
ピンクのトルコキキョウ:「優美」など
どの花言葉もポジティブなのも嬉しいポイントです。
ユリ
凛とした姿が美しく、存在感があるユリ。
堂々とした姿は、特別な思いを伝える愛妻の日の贈り物にもぴったり。
大人の落ち着いた雰囲気のデザインにしたい時は、特にユリがおすすめです。
また品種によりますが、ユリは香りが強く少し離れたところに飾っていても香りを感じることができます。
「花の香りが好き」という奥さまには、ぜひユリを贈ってみてください。
ユリは花持ちがよく、長く飾ることができる花でもあります。
ちなみに花粉が詰まっている葯(やく)という部分を取っておくとより長持ちするので、開花した状態でフラワーギフトに使う場合はお花屋さんで事前に取り除いてくれることが多いです。
ユリのつぼみが自宅で開花した際は、葯を自分で取り除くようにしてみてください。
全体の花言葉:「純潔・無垢」など
ユリは和風・洋風問わずさまざまなデザインで活用されています。
愛妻の日に贈ったあと和室に飾る予定の方も、部屋の雰囲気に合ったデザインを作ることができます。
他にも、こちらの花もおすすめです。
- バラ
全体の花言葉:「愛・美」など - チューリップ
全体の花言葉:「思いやり」など - ガーベラ
全体の花言葉:「元気・希望」など - カーネーション
全体の花言葉:「深い愛」など - ブルースター
花言葉:「幸福な愛」など - アイビー
花言葉:「永遠の愛」など - かすみ草
花言葉:「感謝」など
色ごとに異なる花言葉や、おすすめの理由はこちらの記事で掲載しています。
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愛妻の日~愛・感謝の意味を持つ花言葉~ 愛妻の日にぴったりな花の種類を紹介しています。 |
花言葉で花の種類を選ぶなら?
花には、それぞれ花言葉が付いています。
花の種類によっては、色ごとに異なる花言葉が付いているものも。
愛妻の日には、花言葉で思いを伝えたいと思っている方もいらっしゃるのでは。
こちらでは、素敵な花言葉を持った花の種類をまとめています。
気になった方は、ぜひ併せてご覧ください。
ピンクのバラなど「感謝」という花言葉を持った花を知りたい方はこちら。
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「感謝・ありがとう」の花言葉の花の種類◆記念日のプレゼントにもおすすめ 花言葉に「感謝」・「ありがとう」などの意味を持つ花の種類を紹介します。 |
愛を伝える花はバラが有名ですが、バラ以外にもたくさんあります。
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「愛・大好き・恋」の花言葉の花の種類◆恋人のプレゼントにおすすめ 「愛している」を花言葉で奥さまに伝えたい方はこちらをチェック |
愛妻の日には感謝を伝えよう
今回は愛妻の日の過ごし方とおすすめのプレゼントをご紹介しました。
ぜひ愛妻の日には、妻に普段は言えていない気持ちを伝えてくださいね。
「いつも妻の話しをあまり聴けていなかった」という方は、ぜひ愛妻の日に夫婦で会話する時間を作ってみてください。
話をしているうちに「ありがとう」や「愛している」という気持ちを自然と言葉にしているかもしれません。
奥さまにぴったりなプレゼントも事前に準備できていると、より素敵な愛妻の日を過ごせそう。
「忘れないうちにプレゼントを準備したい!」という方は、花キューピットのサイトをぜひのぞいてみてください。
奥さまが喜ぶ、花束やフラワーアレンジメントをご用意しています。
1月30日17時までの注文で、愛妻の日当日にお届けすることができます。
結婚記念日のプレゼントは何が良い?お祝いの方法は?人気の花の花言葉も紹介
今回は結婚記念日に喜ばれる、おすすめのプレゼントと結婚記念日の過ごし方・お祝いの方法についてご紹介します。
おすすめのプレゼントの1つである花については、それぞれの花の花言葉も掲載しています。
結婚記念日に花束やフラワーアレンジメントを渡すという方は、花言葉を意識してみるのもいいかもしれません。
結婚記念日はお祝いするもの?
「そもそも、結婚記念日はお祝いするべきなの?」と、思う方もいらっしゃるかもしれません。
結婚記念日は、ふたりが夫婦そして家族になった特別な日。
ふたりにとって特別な日である結婚記念日は「ありがとう」という気持ちや「愛しているよ」という気持ちをあらためて伝えるために、ちょっとしたことでもお祝いをするのがおすすめです。
日頃思っていても感謝や愛情を伝えきれていないという方は、結婚記念日をきっかけにすれば、思いを伝えやすいのではないでしょうか。
結婚記念日を素直な気持ちを妻や夫に伝えられるチャンスの日と、とらえてもいいかもしれません。
仕事や家事で忙しく、夫婦で会話がなかなかできないという方も結婚記念日はいつもよりも少し時間を取って、ふたり・家族で過ごしてみるのはいかがでしょうか。
お祝いをすることで、結婚した時の気持ちに再び出会うこともできそう。
また、さらにふたりの愛情を深めることもできそうです。
結婚記念日はどう過ごす?お祝いの方法
結婚記念日はどう過ごそうか、どうお祝いしようかと、考えている方はぜひ参考にしてみてください。
プレゼントを渡す
結婚記念日には、妻・夫へプレゼントを用意してはいかがでしょうか。
相手が気になっているものや、好きなものなど相手のことを考えて贈り物を考えてみてください。
プレゼントを受け取った妻や夫はきっと、プレゼントだけではなく考えてくれた時間や自分のことをよく知っていること(好きなものがわかること)も嬉しく思ってくれるはず。
結婚記念日におすすめのプレゼントは、「結婚記念日におすすめなプレゼント」の項目で紹介しています。
悩んでしまうという方は、ぜひ合わせてチェックしてください。
映画館に行く・映画を見る
夫婦になると、ふたりで映画館に行くことは少なくなるのではないでしょうか。
そこで、結婚記念日はふたりで映画を見に行くのがおすすめです。
デートで、映画を見たことがあるという方もいらっしゃるはず。
デートの時の緊張していた気持ちや、恥ずかしかった気持ちなどを思い出すことができるかもしれません。
また、映画の後にお互いの感想を話し合うのも楽しそう。
仕事や家事で生活のリズムが妻・夫でズレていると同じものを見る・体験するということが少なくなってくることも。
同じ映画を見てどう感じるのか話すことはもちろん、一緒に見た映画はふたりにとって思い出になりそう。
レイトショーなど夜まで上映している映画館や、朝早くから営業している映画館もあります。
ふたりの生活リズムに合わせて、時間を調整できそうです。
また映画館に行くのが難しいときは、自宅で映画を見るのも良いですね。
ポップコーンやジュースを用意して、映画館の雰囲気を作るとより楽しそうです。
食事に行く
結婚記念日には、レストランで食事をするのもおすすめです。
日常とは少し違った雰囲気が、特別感を演出してくれそう。
新しいお店を開拓するのはもちろん、ふたりの思い出のお店や、結婚式場が見えるレストランで食事をして結婚式場を少し眺めてから帰るというのもいいですね。
結婚式のときの写真や動画を見る
久しぶりに結婚式の様子や気持ちを、思い出してみるのもよさそう。
幸せいっぱいの様子を見て、あらためて温かい気持ちになれそうです。
結婚式はふたりにとって特別な思い出の1つ。
結婚記念日に振り返るのに、ぴったりですね。
結婚記念日におすすめなプレゼント
ここからは、結婚記念日にぴったりなプレゼントをご紹介します。
プレゼントは何にしようか迷う……という方はぜひ参考にしてみてください。
花束・フラワーアレンジメント
お祝いの場面で欠かすことのできない花束やフラワーアレンジメントは、結婚記念日のプレゼントにもおすすめです。
花は何歳になっても嬉しい贈り物であり、その場をパッと華やかにしてくれる特別なアイテムです。
「花は実用性がない」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実用性がないからこそ、お手入れをしても最後には枯れてしまうからこそ、花は嬉しいプレゼントなのです。
雑貨のように何年も飾っておけるわけでもないにも関わらず、プレゼントしてくれることで「自分は大切に相手から思われているんだ」と、伝わるのだと思います。
結婚記念日に、わざわざ花を選んでプレゼント。
結婚記念日を彩るためだけに贈られる花は、特別な贈り物です。
今日を彩るために時間とお金をかけてもらえる存在であると、大切にしたい相手であると妻・夫に伝わるはず。
花ギフトは特別な相手に贈りたい、プレゼントなのです。
また、花は美しい見た目だけではなく、香りも楽しませてくれます。
香りは人の記憶に最も残るとされているため、結婚記念日に良い香りの花束やフラワーアレンジメントを贈れば、忘れられない思い出になりそうです。
ケーキ
美味しいケーキをふたりで食べるのも良いですね。
結婚記念日は誕生日のように、ケーキを食べて「おいしいね」とふたりで笑い合うのも素敵。
お祝いのイメージがあるケーキは、結婚記念日にもおめでたい雰囲気を作ってくれるはずです。
お酒(ワイン・梅酒)
結婚記念日には、おしゃれにワインで乾杯。
パーティなどでもそうですが、ワインはお祝いの席で飲まれることが多く、ワインがあるだけでお祝いの雰囲気を演出してくれます。
一緒に海外旅行をした土地など夫婦にとって思い出の土地のワインを選んだり、ふたりにとって思い入れのある銘柄で贈るのも良いですね。
またふたりの大切な年に合わせて、ヴィンテージ(収穫年)のワインをプレゼントするのも喜ばれそう。
付き合った年や出会った年、結婚した年など、ワインに書かれた年のことを思い出しながら、ゆったりとした時間を夫婦で楽しんでください。
ちなみに、赤ワインと白ワインを合わせた紅白のワインのセットは、縁起物とされています。
一方梅酒は苦手な方が少なく、幅広い年代の方から男性・女性を問わず好まれているお酒です。
「結婚記念日に一緒に晩酌をしたいけれど、お酒の種類で悩む」という方は、梅酒がおすすめ。
甘口から辛口まで種類が豊富ですが、女性(妻)への贈り物にするなら果実系の梅酒でフルーティーな味わいのものが飲みやすいかもしれません。
キーケース
ブランドのキーケースや、革製のキーケースは結婚記念日におすすめです。
キーケースは、どこに行くときも持ち運ぶもののため、いつでも妻・夫のことを考えられそう。
キーケースは色違いなど、ペアデザインにするのもよさそうです。
シンプルなデザインのものが多いので、お揃いにしやすいアイテムだと思います。
結婚記念日の名前に合わせたプレゼント
結婚記念日の名前(何年目なのか)に合わせて、プレゼントを考えてもよさそうです。
実は、結婚記念日は年数によって異なる名前が付いています。
もっとも有名なのは、結婚50年の金婚式などがありますが、他にも結婚4年は花婚式で、結婚10年は錫(すず)婚式やアルミ婚式というのだそう。
自分の結婚記念日の名前を調べて、その名前にちなんだアイテムをプレゼントするのも思い出に残りそうです。
▼結婚記念日の名前一覧はこちら
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結婚記念日の年数で変わる名前・呼び方早見表 1年目~65年目までご紹介します。 |
結婚記念日におすすめな花は?花言葉も掲載
結婚記念日に花束やフラワーアレンジメントをプレゼントしたいと思っている方は、花言葉を参考に花の種類を選んでみては?
もちろん、花の見た目の豪華さやかわいらしさで種類も選ぶのも喜んでもらえるはず。
妻・夫に合わせて素敵な花を選んでくださいね。
バラ
バラの花言葉:愛・美
特別な記念日には、上品で美しい花がぴったり。
バラは、プロポーズでプレゼントすることや、結婚式で使われるウェディングブーケなどに使われていることも多いです。
ふたりの思い出の花の1つにバラがあれば、結婚記念日の贈り物に特におすすめです。
ちなみにバラは、色ごとに花言葉が異なります。
色ごとの花言葉を見たい方は、こちらをチェック。
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色ごとに変わるバラの花言葉 赤やピンク、オレンジ、白などのバラの花言葉を紹介します。 |
ユリ
ユリの花言葉:純粋・無垢
花言葉として「結婚記念日に最適」とは言えないですが、大きく豪華な見た目のユリの花は、特別なお祝いにおすすめです。
1輪の花だけでのインパクトがあり、凛とした美しさを感じることができます。
さらに、ユリは香りのいい品種が多いです。
そしてその香りが、強いことも多いです。
そのため、部屋にユリを飾っていると鼻を近づけなくても、ふんわりとフローラルな香りを楽しむことができます。
かすみ草
かすみ草の花言葉:感謝・幸福・親切
白く小さな花をたくさん楽しませてくれるかすみ草は、素敵な花言葉を持っています。
フワフワとした見た目は愛らしく、かすみ草だけを束ねたブーケや花束もおすすめです。
かすみ草は花束やフラワーアレンジメントのわき役として、活用されることが多いですがメインになることもあるのです。
ちなみに、先にご紹介したように脇役としてさまざまなフラワーギフトで使われているため、かすみ草を見たことがある方も多いのでは。
そのためかすみ草は、親しみを持ちやすい花の1つだと思います。
トルコキキョウ(リシアンサス・ユーストマ)
トルコキキョウの花言葉:優美・感謝・良き語らい・永遠の愛
上品で華やかなトルコキキョウは、1つの茎からフリルを重ねたような花を複数楽しむことができます。
花ごとに切り分けてコンパクトなブーケにしても、そのまま使ってボリューム感のある花束にしても喜ばれる贈り物になりそう。
さまざまなデザインのフラワーギフトを作ることができるのも、トルコキキョウのポイントです。
トルコキキョウの花色は、濃淡合わせてカラーバリエーションが豊富。
妻や夫の好みの色合いにまとめることができます。
またトルコキキョウのねじったようなつぼみも、フラワーギフトの良いアクセントになるでしょう。
サンダーソニア
サンダーソニアの花言葉:福音・愛嬌・望郷・祈り
花の形が、幸せの象徴であるベルのように見えるサンダーソニア。
ナチュラル感があり、かわいらしく、結婚式などでも使われる花の1つです。
このかわいらしい見た目で特に女性から人気があります。
花言葉で「大好き」などの愛情を伝えられる花の種類を、もっと知りたい方はこちらも合わせてご覧ください。
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「愛・大好き・恋」の花言葉の花の種類◆恋人のプレゼントにおすすめ 妻・夫に贈りたい、愛情が伝わる花言葉をご紹介します。 |
また、「ありがとう」など感謝が伝わる花言葉を持つ花の種類を知りたい方はこちらも合わせてご覧ください。
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「感謝・ありがとう」の花言葉の花の種類◆記念日のプレゼントにもおすすめ 花言葉に「感謝」や「ありがとう」などの意味を持つ花の種類を紹介します。 |
プレゼントに添えたいメッセージ例
結婚記念日にプレゼントを渡すなら、メッセージカードを添えることがおすすめ。
1行だけだったとしても、あらためて気持ちを伝えてもらえるのは嬉しいものです。
短いメッセージにしたいなら、以下を参考にしてみてください。
- 「ありがとう」+日付
- これまで楽しく過ごせたのは、〇〇のおかげだよ
- 〇〇のことをいつも大事に思っています。
- プレゼントの〇〇の花言葉は〇〇です。いつもありがとう。
- これからもふたりで仲良く、過ごしていこう
妻や夫など相手に合わせたメッセージ例を知りたい方はこちら。
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結婚記念日のメッセージや英語の例文|年数の数え方と名前も メッセージ例を相手ごとにご紹介します。 |
結婚記念日は夫婦で素敵なお祝いを
今回は結婚記念日をどう過ごすかや、何をプレゼントするかを紹介しました。
ラブラブなふたりはぜひ、結婚記念日をお祝いしてさらに楽しい思い出を作ってみてください。
また、お互い自分のことを分かってくれる大切な人だと思っているからこそ、夫婦の間では忙しいときなどはつい口調が強くなることもあるかと思います。
また、わかってくれていると思っているからこそ、妻・夫へ口に出して「ありがとう」と感謝を伝えていなかったり、日常の会話が少なくなっていたり……。
「最近、妻・夫とコミュニケーションが取れていないかも」と思った方は、結婚記念日に改めて素直な気持ちを伝えてみては。