お正月

正月飾りいつ片づける?~正月飾りの処分方法も掲載~


しめ飾り
という願いが込め

2021年、新しい年の幕開けですね。
お正月休みが終わり、お正月飾りを片づけるタイミングが、そろそろ気になってくる頃ではないでしょうか。
2020年から2021年にかけては、普段旅行に行かれる方も感染症対策で、お家でお正月を過ごしたという方も多かったのではないでしょうか。
「初めて正月飾りを飾った」という方もいらっしゃったのでは?
そこで今回は、門松やしめ飾り、鏡餅、破魔矢の片づけるタイミングと、処分の方法をご紹介します。
また、おまけとして正月飾りによく使われる植物の名前や、特徴もお伝えします。
正月飾りを片づける時に、植物にも注目してみては?

◆門松を片づけるタイミング


門松

自宅で立派な門松を飾ったという方は少ないかもしれませんが、2枚目の写真のような簡易的な門松を飾ったという方は、意外と多いのではないでしょうか。

簡易的な門松

門松と聞くと、立派なものをイメージしてしまいますが、お花屋さんではこのように比較的大きな若松を1対でセットにした、簡易的な門松も販売されています。
立派で大きな門松から、比較的に飾りやすいサイズ感までありますが、門松はサイズに関わらず、1月7日または1月15日に片づけることが一般的です。
1月7日または1月15日までなど、地域によって異なりますが、正月飾りを片づける日までを「松の内」といいます。
松の内は、正月飾りを飾っておく期間とも言えますね。
ちなみに一般的に、松の内は関東と関西で分かれています。
関東地方の松の内は、1月7日が最終日になります。
朝、正月飾りを片付けた後、七草粥を食べるのが風習になっているのだそうです。
一方、関西地方の松の内は、1月15日まで続くため、正月飾りは15日に片づけることが多いようです。

紹介した以外にも、松の内の期間は地域によってさまざまであり、7日でも15日でもないという地域もあります。
自分の住んでいる地域はいつ片づけるのか、1度確認してみるのも良いかもしれませんね。

◆しめ飾りを片づけるタイミング


しめ飾り

しめ飾りも、門松と同じく正月飾りの1つであるため「松の内」までに片づけるようにしましょう。
関東地方は1月7日に片づけ、関西地方は1月15日に片づけることが一般的です。
しかし先ほども、ご紹介したように地域によって日付が異なるため、確認してみてくださいね。

◆鏡餅を片づける(鏡開きの)タイミング


鏡餅

鏡餅を片づける(食べる)タイミングは、鏡開きの日になります。
門松やしめ飾りは、松の内までに片づけますが、鏡餅は鏡開きまで飾ることが一般的です。
鏡餅を木槌などで割って、お雑煮などでいただく、鏡開き。
最近の鏡餅は、プラスチックのケースに入っている物も多く、すぐに食べることができるので、木槌などの必要がなく鏡開きも便利になりましたね。
そんな鏡開きの日付は、松の内の期間によって異なります。
松の内が1月7日までの地域(一般的に関東地方)は、1月11日が鏡開きの日です。
一方、松の内が1月15日までの地域(一般的に関西地方)は、1月15日が、鏡開きになります。
1月15日が松の内の地域は、鏡開きと門松やしめ飾りなどの正月飾りを片づける時が、同じなのですね。
ちなみに、京都では1月4日が鏡開きとされていて、他の正月飾りを片づける前に鏡餅を食べるのだそうです。
鏡開きのタイミングも、地域によって様々なのですね。

◆破魔矢(はまや)を片づけるタイミング


破魔矢

神社などでいただくことができる破魔矢。
破魔矢は、魔除けや厄除けの意味を持つ矢のことです。
初詣に行った際に、購入するという方もいらっしゃるかもしれませんね。
縁起物であるため、お正月飾りとしても飾られることが多いです。
しめ飾りを片づける時に「一緒に片づけるの?」と、思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、破魔矢は魔除けの力を持つとされているため、お正月の期間以外も飾るようにしましょう。
神棚や玄関などに、1年間飾っておくことが一般的なようです。
1年間飾ったら、また新しい破魔矢と交換すると良いとされています。
初詣の際に、新しいものをいただくようにすると良いかもしれませんね。

◆来年も使っていいの?


正月飾り

正月飾りは、毎年新しいものを飾ることが望ましいとされています。
そのため、来年は新しい正月飾りを飾るようにしましょう。
使いまわしをしない理由は、神様は清浄(清らかで汚れがないこと)を第一とするという考え方があり、同じものを使うと神様の失礼に当たるとされているためです。
年神様がいらっしゃるのは、1年に1回。
年に1回しか、いらっしゃらない年神様のためにも、新しいものを飾るようにしましょう。

◆正月飾りの処分方法

正月飾りを処分する方法は、大きく分けて2つあります。
ここでは、そのお正月飾りの処分方法を簡単にご紹介します。

<どんどん焼きに持って行く>


どんどん焼き

全国の神社では、お正月飾りやだるま、お守りなどを処分することができる「どんどん焼き」というものが行われます。
どんどん焼きとは、1月15日(小正月)に行われることの多い火祭りのことです。
感謝の気持ちを込めて、正月飾りをお焚き上げしましょう。
ちなみにどんどん焼きの他に、地域によって「左義長(ぎちょう)」とも呼ばれています。

<お清めして一般ゴミに捨てる>


モダンな正月飾り

正月飾りは、白い布や新聞紙にくるみ、塩とお酒をふって清めてから、一般のごみと一緒に処分することもできるようです。
他にも塩だけで清める方法や、お庭で焼く方法など処分の方法はいくつかあるようなので、自宅で処分しようと考えている方は、調べてみてくださいね。

◆(おまけ)正月飾りで使われる植物

ここではおまけとして、しめ飾りや門松で使われている植物をご紹介します。
お正月飾りを片づける時には、改めて植物にも注目してみてくださいね。

<ウラジロ>


ウラジロ

「シダ」とも呼ばれる「ウラジロ」。
このウラジロは、しめ飾りや鏡餅の装飾としてよく使われています。
漢字で書くと「裏白」。
察しが付いた方もいらっしゃるかもしれませんが、ウラジロは葉の裏が白いことが特徴の1つです。
葉の裏が白いことから「心に裏表がない清廉潔白」を表しているともいわれています。
また、葉の付き方が左右対称のため「夫婦円満の象徴」とも考えられているようです。

<橙>


ダイダイ

正月飾りに付いていることの多い、オレンジ色の果物は「橙」が多いと思います。
橙は、実をすぐに落とさないことが特徴です。
実をつけてから数年間は、木から落ちずに成長すると言われています。
「実を長い間落とさない」なんて、とても縁起がいい感じがしますよね。
ちなみに橙は「代々(だいだい=橙)子孫が繁栄しますように」という願いを込めて、正月飾りに用いられます。
特に葉が付いているものは、木に実っている状態に近いため、縁起がさらに良いとされています。

◆最後に


正月飾り

今回は正月飾りをいつ片づけるのか、処分の方法についてご紹介しました。
正月飾りは、地域に合わせて、お片付けしてみてくださいね。
また、お片付けする時は使われていた植物も改めて、注目してみると面白いと思います。
「この植物の名前は?」や「使われていた理由は?」など…ぜひお正月ならではの植物に出会ってみてください。

 

2021-01-06 | Posted in 花と文化No Comments » 

 

正月飾りはいつから飾る?~万両と千両の違いも解説~


正月飾り

そろそろ、正月飾りを準備されている方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、しめ飾りや門松などお正月飾りについてご紹介します。
「いつ飾る?」や「そもそも正月飾りって?」などなど…お正月飾りについてと、お正月のアレンジメント花束によく使われる千両と万両の違いを掲載しています。

◆正月飾りを飾るタイミング

新年が近づいてきましたが、正月飾りをいつから飾ればいいのか、悩んでしまう方もいらっしゃるのでは?
「しめ飾りを用意したけれど、もう飾っていいの…?」など正月飾りのタイミングについて疑問に思っている方はチェックしてみてください。

<正月飾りは、いつごろから飾るの?>


正月飾り

地域によっても異なりますが、12月13日頃からお正月の準備をはじめ、正月飾りを飾るとされています。
近年は、12月25日にクリスマスがあるため、25日以降から正月飾りを飾るという方も多いようです。
リースを飾っていたところに、しめ飾りを飾るという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ちなみに、12月13日は「松迎え」や「正月事はじめ」とも言われています。
昔は12月13日からお正月にいらっしゃる年神様を迎えるために、ススを掃うなどのお掃除や、お雑煮などを作るために必要な薪を集めるという習慣があったのだそうですよ。

<避けた方が良い日とは?>


しめ飾り

実は、正月飾りを飾るのは、避けた方が良い日があります。
それは、12月29日と、12月31日
29日は、「二重苦」を連想させてしまうため、避けた方が良いのだそうです。
そして、31日は「一夜飾り」といわれ、年神様への失礼にあたると言われています。
なぜなら、急ごしらえ(急いで準備したこと)は、年神様に対して誠意がかけると、考えられているからです。
忙しいことが多く「うっかり飾るのが遅くなってしまった…!」ということもあるかと思いますが、できるだけ早めに飾れると良いですね。
遅くても12月28日には、正月飾りを飾れるようにしたいものです。

◆そもそも正月飾りとは?

正月飾りを飾るタイミングについて先ほどお伝えしましたが、ここで改めて代表的な正月飾りについてご紹介しようと思います。

<しめ飾り>


しめ飾り

玄関などに飾ることの多い、しめ飾り。
しめ飾りを飾ることで結界の役割を果たし、しめ飾りの内側からは清らかな場所にしてくれると言われています。
これは、しめ縄も同じ理由で飾られているのだそうですよ。
しめ飾りを飾っていれば邪悪なものが入ってこられないため、年神様も安心して来ていただくことができますよね。

<門松>


門松

デパートの前や、商店街の入り口によく飾られている門松。
門松は、年神様がいらっしゃる目印になると言われています。
また家族やそこに住む人々の健康、そして長寿を願う象徴ともされています。
大きくて立派な門松以外にも、現代は雑貨屋さんやお花屋さんで、飾りやすいサイズの門松も販売されています。
年神様にお越しいただくとともに、家族の健康を願って門松を玄関や、自宅の門に飾ってもよさそうですね。

<鏡餅>


鏡餅

昔からお餅は、おめでたい時に食べる「ハレの食」と、されてきたのだそうです。
そんなお餅を重ねた見た目が、かわいらしい鏡餅。
鏡餅は、豊作を祈願し、新しい門出を祝うという意味があるのだそうです。
ちなみに、お餅を2つ重ねる意味には様々な説があります。
その1つに、丸いお餅は家族円満を表すと言われていて、それを2つ重ねることで、「また同じように1年を重ねる」という意味になるという説。
また、大小のお餅を2つ重ねる鏡餅は、月(陰)と日(陽)を表していると言われ、夫婦円満に年を重ねられるという説もあります。

◆(おまけ)千両と万両の違いとは?


千両と万両

ここからは、おまけとして千両と万両の違いをご紹介します。
お正月のシーズンになると、縁起の良い千両や万両を飾る機会が増えるのではないでしょうか。
こちらの写真は、奥の黄色い実を付けている方が千両で、手前の赤い実を付けている方が万両です。
どちらも鮮やかな色の実をつけ、周りを華やかな印象にさせてくれます。
お花屋さんでも、赤や黄色の実を付けた千両や、万両を見かけることは多くなりますが「いまいち違いが分からない…」と言う時もあると思います。
ぜひ、見分けるポイントをチェックしてみてくださいね。

<千両>


千両


・センリョウ科
・葉の上に実がまとまって付く

<万両>

万両


・サクラソウ科
・葉の下に実がぶら下がるように付く
・実が千両よりも大きくより多くの実がなる

千両と万両は似ていますが、センリョウ科とサクラソウ科で、科名が異なっているため、全く異なる植物なのですね。
見分けるポイントは、実の付け方に注目してみることです。
お寺などでも植えられることもあるので、近くで見る機会があった時は、観察してみてくださいね。

◆最後に


お正月

今回は、正月飾りについてと、千両・万両の違いをご紹介しました。
クリスマスが終われば、あっという間に、お正月です。
今年もそろそろ終わり。
新しい年に向けて、少しずつ準備を進めていきたいですね。

ちなみに、花キューピットではお正月にぴったりな華やかで、縁起の良いお花を使用したアレンジメント・花束をご用意しています。
自宅用にお正月のお花を飾りたいという方はもちろん、帰省が難しい今年は年始の挨拶にお花を贈りたいという方にもおすすめです。
正月飾りを準備する時に、ぜひお花の注文も済ませてみてはいかがでしょうか。

少し気になった方は、花キューピットのサイトやお花屋さんを見てみてくださいね。

 

 

 

2020-12-16 | Posted in , 花と文化No Comments » 

 

お正月の花~縁起の良い花と新年を迎えよう~


迎春

最近、お店に行くとクリスマスグッズと一緒に、お正月のグッズも見かけるようになりましたね。
しめ縄や、正月飾りを準備したという方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、今回はお正月にぴったりな、縁起の良いお花をご紹介します。
自宅に飾ることはもちろん、新年のあいさつとして、お世話になっている方へお正月らしいお花を贈るのも、良いと思いますよ。
お花の贈り物は、どんな年代の方にも喜んでもらえると思います。
では、ここからお正月にぴったりなお花をご紹介します。

◆松


松

お正月のシーズンになると、門松などでも活躍する「松」。
松が縁起物と言われる理由は「不老長寿」の象徴として考えられているためです。
「不老長寿」の象徴と考えられるようになった理由は、松が常緑樹という種類であり、他の木々が葉を落としてしまう季節になっても、常に青々としているからと言われています。
また、「1年中緑色を絶やさない」ことから「生命力が強い」とされ、子孫繁栄を願う対象ともされているようです。

◆マム(菊)


菊

マムは「菊を飾ると福が来る」と言われるほど、縁起の良いお花として有名です。
高貴なお花の1つでもあります。
マムは邪気を払う力があると信じられていて、長寿を願うお花の1つなのです。
そして「高貴・生命力」などのお正月にぴったりな花言葉も持っています。
大輪のマムから小菊、ピンポンマムなど…たくさんの種類があるので、マムだけでアレンジメントを作っても華やかですよ。
ちなみに、マムは他のお花よりも、比較的に長持ちしてくれます。
縁起の良いお花で、長くきれいな姿を楽しみたいという方には、特におすすめです。

◆梅


梅

アレンジメント花束で使うことはもちろん、お正月のイラストや髪飾りのモチーフにもなっている、梅の花。
お正月に梅を飾る理由は、梅の開花時期に関係があるとされています。
梅の花が開花するのは、地域で差はありますが2月~3月とされ、早春の時期にお花を咲かせます
そのため、どのお花よりも早く花を咲かせることから、「出世」や「開運」の象徴とされているのです。
梅は、他のお花がまだ咲かない時期に、美しいお花を楽しませてくれるのですね。
ちなみに花言葉は「上品・忠実・高潔」などがあります。
開運の象徴とされる梅のお花を飾って、素敵な1年の始まりにしたいですね。

◆南天


南天

「南天」は「難転」と同音であることから、古くより縁起の良い植物とされてきました。
南天の「なん」にかけて、「難関や災難を転じる」という意味もあるそうです。
そこから江戸時代では、火災避けの効果があると信じられていたと言われています。
そのため、南天が玄関先に飾られていたり、お庭に植えられていたりすることが、多かったようです。
つやつやした赤い実が、お正月に華やかさをプラスしてくれそうですね。
花言葉も縁起が良く、「福をなす」などがあります。

胡蝶蘭


胡蝶蘭

お祝いの場で、飾られることの多い胡蝶蘭
胡蝶蘭は、お花の形が蝶々のように見えることから、「幸福が飛んで来る」という花言葉を持っています。
おめでたい時に贈ったり、飾ったりすることも多い胡蝶蘭は、縁起の良い花言葉を持っているのですね。
ちなみに、胡蝶蘭は縁起がいいだけではなく、さらに忙しいことの多いお正月には最適なお花なのです。
なぜなら水やりの回数が、他のお花に比べて少なく済むからです。
胡蝶蘭の冬の水やりは、鉢植えの場合、2週間に1回くらいで十分。
あげる水の量も、コップ1杯分で足りてしまいます。
また、胡蝶蘭は花もちが良く、長くきれいなお花を楽しむことができます
お正月は新年のあいさつなどで忙しいことが多く、「お花のお世話まで手が回らない…!」なんてこともありますよね。
お世話に手がかからず、長くお花を楽しめる華やかな胡蝶蘭は、お正月にぴったりですよね。

◆葉ボタン


葉ボタン

葉ボタンはお正月の時期になると、よく花壇などで植えられることの多い植物ですよね。
公園の花壇や、お花屋さんで販売されている寄せ植えなどで、見たことがある方も多いと思います。
葉ボタンはお花ではなく、葉が紫やクリームをしています。
そして重なるたくさんの葉が、ボタン(牡丹)の花のように見えることから「葉ボタン」という名前が付きました。
そんな葉ボタンが、なぜお正月に飾られるのでしょうか。
それは、縁起が良いとされるボタンと似ているためと言われています。
名前の由来にもなったように、葉ボタンはボタンのお花と似ているのです。
ちなみに、こちらの写真がボタンのお花です。

ボタン

確かに似ていますよね。
昔はお正月にボタンを飾っていたそうですが、ボタンに似ている葉ボタンの方がお手頃に入手ができ、丈夫で育てやすいということで、人気が高まっていったそうです。
もともと「ボタンに似ているから」という理由で飾られるようになった葉ボタンですが、花言葉は「利益・利得・祝福・愛を包む」などがあり、葉ボタンそのものも縁起が良い植物なのです。

◆ウメモドキ


ウメモドキ

「ウメモドキ」というお花は、なかなか聞きなれない方もいらっしゃるかもしれません。
「梅なの?梅じゃないの?」と、思ってしまうような名前ですが、ウメモドキは梅の仲間ではありません。
では、なぜそんな名前をしているかと言うと、「枝をたくさん出す梅の様子に似ている」ということで、ウメモドキという名前が付けられました。
そんなウメモドキは赤い実が特徴的で、風情を感じさせてくれると言われています。
アレンジメントや花束で使われる以外には、お庭に植えるという方や盆栽で楽しむという方もいらっしゃいます。
ウメモドキをお庭に植える方の中には、葉が落ちてからも赤い実が残るため、小鳥が実を食べに来るのを楽しむという方も多いようです。
赤い実は「おめでたいもの」と、されているため、お正月の時期にはぴったりですね。
また、花言葉も「知恵・明朗」などがあります。

◆最後に


お正月

今回はお正月に飾りたい、縁起の良い植物をご紹介しました。
新しい年の始まりには、華やかな植物を飾って、素敵なスタートにしたいですね。
また、なかなか会いに行けない親戚や、いつもお世話になっている方へ、新年のプレゼントとして縁起の良いお花を贈ることもおすすめです。

花キューピットでは、今回ご紹介したお花をあしらった、お正月のアレンジメントや花束をご用意しております。
「少し興味を持った」という方がいらっしゃいましたら、お花屋さんか、インターネット花キューピットのサイトを見てみてくださいね。
新年を彩るお花と出会えるかもしれませんよ。

 

 

 

2020-12-15 | Posted in , 花と文化No Comments » 

 

七草粥について~意外と知らない春の七草~


お正月2020年

明けましておめでとうございます
新しい年の幕開けですね。
今年は2020年
今年はオリンピックが日本で開催されるなど、より一層おめでたい年になりそうです。

今回は、4日後に食べる方が多いかもしれない七草粥についてご紹介します。

◆なぜ七草粥を食べるの?


七草粥

1月7日に食べることが有名な七草粥
毎年、家族で七草粥を食べているというご家庭も多いと思います。
いつごろから日本で七草粥を食べていたのかご存知ですか。
諸説ありますがこの習慣は、江戸時代ごろから始まったとされています。
なぜ古くから七草粥を食べるようになったのか、というと「家族全員が元気で暮らせますように」と願いをこめるためと言われていて、お粥を食べながら無病息災をお祈りするためとされています。

ではなぜ、「七草粥」を食べることで無病息災をお祈りするのでしょうか。
それは2つの意味があるとされています。
1つ目の意味
お正月はおせち料理などの豪華なご馳走を食べたり、お酒を飲んだりする機会が多く、胃腸が疲れてしまいます。
そこで、消化に優しいお粥を食べることで胃腸を休ませてくれることから無病息災が派生したのだそう。

2つ目の意味
七草粥に使われる春の七草は、他の植物よりも早く芽吹き邪気を払ってくれるとされていたためなのだそう。

新しい年のお祝いには美味しい豪華なごちそうがあり、ついつい「正月太り」という言葉のように食べ過ぎてしまうもの。
7日には、お粥で体を休めつつ、邪気も払いたいですね。
では、七草粥はで使われている「春の七草」とは、どのような種類の植物のことなのでしょうか。
次は、春の七草についてお伝えします。

◆春の七草


春の七草

七草粥に使われている材料は、先ほどご紹介したように春の七草です。
子どもの頃に覚えた方も、いらっしゃるかも知れません。
春の七草は以下の通りです。かっこの中には、別名が書いてあります。

・せり
・なずな(ぺんぺんぐさ)
・ごぎょう(ははこぐさ)
・はこべら(はこべ)
・ほとけのざ(こおにたびらこ)
・すずな(かぶ)
・すずしろ(だいこん)


春の七草写真


ちなみに、春の七草のように、秋にも秋の七草というものがあります。
秋の七草は、はぎ・おばな・くず・なでしこ・おみなえし・ふじばかま・ききょうです。
春の七草・秋の七草は、どのように選ばれているのでしょうか。
春の七草・秋の七草の選ばれ方の違いは以下の通りです。
春の七草:食材
秋の七草:目で見て楽しむ

春の七草は食材として活用できる植物ですが、秋の七草は食べることはせずに、観賞を楽しむ植物が選ばれています。


では、本題に戻りまして
春の七草にはそれぞれどのような効果や願いがあるのでしょうか。
今回はいくつかピックアップして、春の七草の効果と込められた願いをご紹介します。


<せり>


せり

せりは、もともと競り合うように生えていることから「せり」という名前が付けられました。
この「せり」という名前から「競り勝つ」という意味を込められ、縁起物とされています。

せりには様々な栄養素が含まれていますが特にお伝えしたいことは、鉄分が多く含まれています。
貧血になりやすい方におすすめです。
そして食物繊維が豊富で、便通も良くしてくれるとされています。

<なずな>


なずな

道端に生えていて、別名ぺんぺんぐさと呼ばれています。
これは、三味線のばちに形が似ていることから付けられました。
ばちの形に似ているという三角にも、ハートにも見える葉っぱの形がかわいいですよね。
ちなみになずなは、たくさんの白く小さなお花を咲かせます。

なずなには、ビタミンKが豊富に含まれていて骨を強くし、骨粗しょう症を予防してくれると言われています。
また、解熱作用や利尿作用もあるそうです。

<ごぎょう>


ごぎょう

ごぎょうは、ご仏体を意味しているという縁起物の1つとされています。
黄色いお花を付けるキク科の植物で、ははこぐさとも呼ばれる植物です。
ははこぐさと呼ばれるようになった理由には諸説ありますが「ごぎょうは葉や茎が白い綿毛に覆われていて、その姿が子どもを母親が包み込むように見えたから」などの説があります。
なずなと同じく、ごぎょうも散歩をしている時などに、見かけることのある植物です。

ごぎょうの効果・効用は、お茶として飲まれることもあり咳止め・痰きりの効果があるとされています。

<すずしろ>


すずしろ

すずしろは、私たちに馴染みのある大根のことです。
いつも食べている大根の白い部分は根で、白い根は「けがれを知らない」「けがれのない純白さ」などを表しているとされています。

大根は多くの水分を含んでいるため、たくさん食べても低カロリー。
そして、水分補給ができる食材です。
また、葉はビタミンA・ビタミンC・カルシウムなどが含まれていて、神経痛に効果があったり、免疫力などを高めてくれたりしてくれます。
葉っぱも一緒に七草粥に入れると良いかもしれませんね。

◆最後に


お正月飾り

今回は、七草粥・春の七草についてご紹介しました。
七草粥は、無病息災を願うおまじないではなく、栄養がたっぷり入った体に優しいお粥であることが分かりました。
7日には七草粥を食べて、健康に2020年を過ごしたいですね。

◆お知らせ

花キューピットの2020年お花のお届けは、1月6日(月) より再開いたします。
一部のおまかせフラワーのみ、1月5日(日)にお届けできます。
今年もインターネット花キューピットを引き続きよろしくお願い申し上げます。
▼1月5日にお祝いのお花をお届けしたい方▼
>1月5日にお届けできる「お祝いお花」はこちら
▼1月5日にお供えのお花をお届けしたい方▼
>1月5日にお届けできる「お供えお花」はこちら

2020-01-03 | Posted in 花と文化No Comments » 

 

お正月飾りに使われている植物の意味とは?


今年の干支と正月飾り

クリスマスまであと5日ですが、そろそろ考えなくてはいけないのが来年のこと。
あっという間に新しい年は、やってきてしまいます。
12月25日を過ぎたあたりからホテルやデパート、それぞれのお家の玄関などに飾られ始める正月飾り
正月飾りを代表する門松やしめ縄・しめ飾りなどに使われている植物は、お正月だからこそ飾りたい縁起の良い植物がたくさんあります。
今回は、そんな正月飾りに使われている縁起の良い植物をご紹介します。
お正月飾りを見かけた時には、飾られている植物にも注目してみてくださいね。

◆門松


門松

誰もが1度は見たことのある門松ですが、そもそもなぜ門松を飾るのでしょうか。
まずは、門松がなぜ飾られているかを見ていきましょう。

<なぜ門松を飾るの?>

日本では毎年お正月になると、それぞれの家に歳神様(としがみさま)と呼ばれる幸福と実りをもたらしてくれる神様が、いらっしゃるとされています。
門松は、この歳神様がいらっしゃる際の目印になり、仮の住まいになるものと言われています。

<飾られている植物>

歳神様の目印かつ、依り代(よりしろ)となる門松にはどのような植物が使われ、どんな意味を持っているのでしょうか。

・松 

「門松」という名前にも入っている松。
松は以下のことから「永遠の命」や「不老長寿」の象徴と考えられています。
・常緑樹で冬の植物が少なる時も含め、1年を通して緑を絶やさないこと
・千年と言われるほど、寿命が長いこと

・竹 

竹は成長が早く、曲がらずに真っすぐ成長する姿から「生命力」や「未来への希望」の象徴とされています。
そして、松と同じく寒い冬の時期でも緑を絶やさないことと、強風などで揺さぶられても幹をしならせ、折れることがない姿から「誠実な心」や「強い志」の象徴ともされています。

・梅 

梅は、早春にどの花よりも早く咲くことから「出世」や「開運」そして「希望」の象徴とされています。
また、お花の色が紅白で魔除けの意味があり、お正月にはぴったりなお花なのです。
ちなみに、梅の花言葉は「清らかさ」や「高潔」などがあります。

◆しめ縄・しめ飾り


神社のしめ縄

しめ縄が神社や神棚に飾られているところを、見たことがある方もおおいのでは。
まずは、しめ縄が飾られているようになった理由からご紹介します。

<なぜしめ縄を飾るの?>

しめ縄には、神様をまつるのにふさわしい神聖な場所であることを示しています。
しめ縄は、私たちが普段生活している場所と、神様のいる神聖な場所を隔てる結界の意味が込められています。
またその他にもしめ縄は、悪いものから守ってくれるという役割があるとされています。

<しめ飾りとは>


しめ飾り

同じように藁をよって作られるしめ縄としめ飾りの違いとは、何なのでしょうか。
一般的には、
・飾り付けされていないシンプルなもの:「しめ縄」
しめ縄は、神様がいらっしゃる場所を示すものとされていて神社などで飾られています。
・しめ縄に縁起のいい装飾をしているもの:「しめ飾り」
一般家庭の玄関などに飾られます。

お正月には先ほどご紹介した歳神様がいらっしゃるので、しめ飾りを玄関などに飾り、家を神聖な場所にするという意味があるのです。

<飾られている植物>

・橙(だいだい)

木に実った橙は、すぐに木から落ちてしまうことが少ない植物だと言われています。
そのため、何年もの間その木から落ちることがなく、1つの木にいくつもの橙が実ることがあります。
このように、何代もの橙が同じ木に一緒に実っていることから、橙は「子孫繁栄」の象徴とされています。
ちなみに、鏡もちの上にのっているのも橙であることが多いです。

・ユズリハ 

新しい葉が成長すると古い葉が落葉する様子が、次の世代へ「譲る」ことを連想させるため、「世代交代」の願いが込められています。
ちなみに別名では親子草とも呼ばれていて、親から子へ財産を譲るという意味もあり、お正月や祝いごとの時に飾られることが多いです。
ユズリハという名前も「譲る葉」が由来になったとされています。

・ウラジロ 

シダ植物の種類の1つで、その名前の通り葉の裏が白いことからこの名前が付きました。
日本では「裏」は心を表すとされていて、葉の裏(心)が白いことから「清らかな心」を表していたり、共に白髪になるまで一緒にいようという願いが込められていたりするそうです。
また、一対の大きな葉が左右に広がるように成長していくウラジロは、2枚の葉で1セットになっている所が「夫婦円満」を象徴しているのだそうです。

◆最後に


お正月飾り

馴染みのあるお正月飾りでも、知らないことがあった方も多かったのではないでしょうか。
クリスマスが終われば、お正月の準備、飾りつけが始まりますね。
早いもので、もう12日後には、新しい年。
縁起の良い植物の力を借りて、2021年という新しい年を華やかに迎えられますように。

また花キューピットでは、お正月に飾りたい縁起が良くおめでたい雰囲気のお花もご用意していますので、お花でお困りの時はぜひ、サイトへ立ち寄ってくださいね。
自宅へのお届けも、贈答用としても活用して頂けます。

 

 

 

ちなみに花キューピットの花だよりでは、
お正月に飾りたいお花の種類・大切にしたい日本の文化と称して千両市についての記事を掲載中です。
もっと気になる方は、ぜひ合わせてご覧ください。

こちらも合わせてご覧ください

松の写真 お正月に飾りたい縁起のいい草花
お正月に飾りたいお花の種類をご紹介
千両
大切にしたい日本の文化 ~お正月の花~ 千両市

年に1度の千両市についてご紹介

 

2019-12-20 | Posted in 花と文化No Comments » 

 

花と共に過ごすお正月

今月も残すところ10日となりました。
平成最後の年末をいかがお過ごしでしょうか?
クリスマスが終わるといよいよ新しい年の足跡が聞こえてきます。
来年2019年は亥年ですね。
今回の花だよりでは新年最初の日である元日と、お正月に飾ると縁起が良いとされている草花についてご紹介します。

■元日と元旦

お正月が迫ってくるとよく目にする単語があります。
それは「元日」と「元旦」です。
元日とは一年の最初の日である1月1日のこととされています。
一方で元旦は、諸説あるそうですが、一般的に元日の朝、つまり1月1日の朝のことを指すとされています。
元旦の「旦」という字は太陽が地平線から出てくる日の出、つまり朝を表しているとされています。
このことから元旦は、元日の朝を指すとされています。
年賀状を書く時によく元旦や元日という単語を用いますよね?
これらの単語を用いる際は年賀状の投函を年賀状の引き受けが始まる12月15日から、元旦配達のための最終投函日であるとされている12月25日までに投函するようにしましょう。
この期間より後に出してしまうと1月1日に届かないことがあります。
もし出し遅れてしまった場合には、謹賀新年などの別の単語を用いる方が無難かもしれませんね。

■お正月の期間はいつからいつまで?

正月とは1月の別の呼び方とされています。
つまり正月は1月1日から1月31日までということになります。
ですが、1月中ずっとお正月飾りを飾るわけではありませんよね?
お正月飾りは松の内が終わってから片づけるとされています。
一般的には、関東だと1月1日から7日(大正月)までが松の内とされていて、
関西では1月1日から15日(小正月)が松の内とされています。

■お正月に飾る草花

お祝い事の際に飾られるものの象徴として飾られる植物があります。
それは松、竹、梅です。
松竹梅の由来は、歳寒三友(さいかんさんゆう)という中国で始まった画題の一つとされています。
歳寒三友には寒い冬の季節に友にすると良いとされている3つのものという意味があるそうです。
正月飾りにおいても、これらは門松やしめ縄に用いられている植物として有名ですよね。
各々の植物にはどのような意味が込められているのでしょうか?

1.

松は一年を通して枯れることがない常緑樹です。
雪の重みにも負けず、冬の寒い季節にも青々とした葉をつけている松は、「長寿や不老不死の象徴」とされています。
古くから松には神様が宿るとされ、神聖なものとして扱われていました。

2.

竹は非常に成長が早く、最も成長する時期には1日で1m近く成長するといわれています。
まっすぐに成長し、嵐や大雨にも負けない様子から、「生命力、健康、成長の象徴」ともされています。

3.

古くは春の花、桜ではなく梅のことをさしていました。
寒い冬を耐えて、春先に次々と咲く梅は春の訪れを伝えてくれます。
また、他の花に先駆けて、白と赤のおめでたい色の花を咲かせる梅は、新春を象徴する清らかな花であると考えられています。

■最後に

今回はお正月に飾ると縁起が良いとされている草花を主にご紹介しました。
花キューピットでも今回取り上げた松竹梅を用いたおめでたいアレンジメント花束をご用意しています。
また、お正月については過去にも何度かこのブログにて取り上げていますので、そちらも是非ご覧になってみて下さいね。



2018-12-21 | Posted in , 花と文化No Comments » 

 

お正月に飾りたい縁起のいい草花

もうすぐクリスマスですが、その後にはすぐにお正月がやってきます。
大掃除が終わった部屋に、ぜひ花を飾ってみてください。
凛と咲く花を見ていると、私たちの気持ちも引き締まりますよ。

今回の花だよりでは、お正月の飾りつけにおすすめな草花をご紹介いたします。

■飾りつけは28日までに済ませましょう

お正月飾りをいつ出そうか、迷ったことはありませんか。
クリスマス気分が抜けないまま、気付いたら31日…なんてことは避けたいですね。

【お正月飾りの時期】

飾るのは…
 12月26日~28日の間

片付けるのは…
 関東:1月7日以降
 関西:1月15日以降

かつては12月13日頃から準備していましたが、今はクリスマスの後からが一般的です。
29・30・31日に飾るのはよくないので、28日までに出すようにしてください。

大晦日に飾り始めると、お正月まで一晩しかありません。
急いで準備するお葬式を思わせるので、縁起がよくないと言われています。
旧暦で大晦日にあたる30日も同様です。
29日は「二重苦(にじゅうく)」に通じてしまいます。

また、お正月飾りは「松の内」が終わってから片付けます。
松の内とは門松が飾られている期間のことで、地域ごとに終わる日が違います。

■お正月におすすめな縁起のいい草花

【松】


冬でも青々と茂り、一年中葉が落ちない常緑樹です。
健康・長寿の象徴とされ、古くから飾られています。

【キク】


中国から「不老長寿の薬」として渡ってきた縁起物です。
ただし、お葬式で使われる輪菊・小菊は避けましょう。

【バラ】


咲いている時期が長いので「長寿の花」と言われています。
華やかな見た目もお正月にぴったりです。

胡蝶蘭


お祝い事の定番で、上品さと高級感があります。
「幸せが飛んでくる」という縁起のいい花言葉を持っています。

【南天】


真っ赤な実がブドウの房のようにたっぷりとつきます。
ナンテンという名前から「難(ナン)を転(テン)じて福となす」とされます。

【千両】


お金の名前がつけられている、商売繁盛の縁起物です。
南天とは実のつき方が異なり、葉の上に固まってつきます。

2017-12-22 | Posted in , 花と文化No Comments » 

 

お正月飾りとお正月料理

今年も残りわずかとなりました。一年の汚れを落とす大掃除も終わり、お正月飾りを飾るだけ!という方も多いのではないでしょうか。
今回の花だよりでは、お正月飾りについてお伝えします。

■門松

門松新年に年神様が降りてくるときの目印といわれているのが門松です。
一年を通じて葉を茂らせる常緑樹はその生命力から神様が宿るといわれ、お正月飾りとして松が使われるようになりました。
一般に門松というと竹が目立つイメージですが、門松は名前の通り松が主役。竹がなくとも、松を飾れば立派な門松です。
門松は玄関前や門前に、左右で対になるように飾りましょう。

■しめ飾り

nawaしめ飾りも年神様を迎えるための飾り。
しめ飾りが結界となって邪気を寄せ付けず、家の中が「年神様を迎えるために清められた場所」であることを示します。
本来はしめ縄を家の周りに張り巡らせていたようですが、今はしめ飾りや輪飾りが使われることが多いですね。
しめ飾りには、「ウラジロ(不老長寿)」「ゆずり葉(子孫繁栄)」「橙(家運隆盛)」などの縁起のいい植物をつけて飾ることもあります。

門松・しめ飾りはどちらも29日、31日に飾るのは避けましょう。29日は「二重の苦」につながる、31日は「一夜飾り」といって葬儀のときの飾りになってしまうなど、大変に縁起が悪くなってしまうためです。

■お正月の食べ物

・鏡餅

年神様へのお供えものである鏡餅。なぜ「鏡餅」という名なのかというと、古くから円形の鏡は神様が宿るとされていたため、そこから名付けられたとされています。鏡餅が丸いのも、鏡に姿を似せるためです。
大小2段のお餅は「太陽と月」=「陰と陽」を表すほか、円満に年を重ねるという意味もこめられています。

・おせち料理

こちらも鏡餅と同じく年神様に供えるための料理。
かまどの神様がお休みできるように、また元旦から包丁などの刃物を使うと縁起が悪いとされているために、作り置きできるものを基本としています。
数の子や田作り、栗きんとんや海老など家族の健康と繁栄、また豊作を願う縁起物が多く、めでたさが重なるように重箱に詰めます。

・年越しそば

そばのように細く長く長寿でありますように…と願いを込めて、大晦日に食べます。
薬味として使われるネギは「疲れをねぎらう」という意味の「労ぐ(ねぐ)」、祈るという意味の「祈ぐ(ねぐ)」、お祓いしたり清めたりする神職の「祢宜(ねぎ)」などの言葉にかけ、新年の幸せを願う意味があります。
年越しそばには、ネギをたっぷりと乗せて召し上がれ。

・雑煮

年神様にお供えしたお餅をいただくための料理です。
年神様が宿っていたお餅を食べることによって、一年を健やかに過ごせるようご利益を頂戴します。
地域によって角餅・丸餅か、お醤油か味噌か、と変わり、またお餅以外の具も多種多様です。他の地域のお雑煮について調べてみるのも面白いかもしれませんね。

なんとなく飾っていたお正月飾り。今年はいつもよりちょっとこだわってみてはいかがでしょうか。

2016-12-29 | Posted in 花と文化No Comments » 

 

お正月とめでたい花々

お正月には、飾ると縁起がいいとされている花や植物が数多くあります。12月の中旬頃からは、新しい一年が福で満ちるよう、お正月飾りの準備を始める方も多いのでは。

今回の花だよりでは、お正月とお花についてお伝えします。

■お正月と歳神様

landscape古来の日本では、亡くなった方はやがて神様になる、という考え方を持っていました。祖先の霊は田畑の神や山の神となり、実りをもたらし子孫を見守っていると考えたのです。

神様となった祖先の霊は、1年に1度、元旦に子孫のもとを訪ねてくるとされています。この子孫のもとへやってきた神様を「歳神様」といいます。

門松やしめ縄、鏡餅などの正月飾りは、この歳神様=祖先の霊をもてなすための意味があります。そのため、正月飾りをおろそかにしてしまい歳神様を怒らせると、田畑や山へ帰って行ったときに豊かな実りを約束してくれなくなる、とされています。

反対に、歳神様を丁重にもてなすことで、歳神様から福を分け与えてもらい、安泰な1年をすごすことができるといいます。

■めでたい植物、松竹梅

umeお正月にかぎらずめでたいものの象徴として飾られるのが松、竹、梅。正月飾りでも、門松やしめ縄、フラワーアレンジメントなどに用いられ、年賀状のイラストにも使われます。

ではなぜ、松、竹、梅がめでたい植物であるとされているのでしょうか。それには、以下のような理由があります。

・松

松は一年中葉を落とさない常緑樹です。雪の重みにも負けず、冬の寒い季節にも青々とした葉をつけている松は、「永遠の命」を連想させます。そのため、古くから松には神様が宿るとされ、神聖なものとして扱われていました。

・竹

竹は非常に成長が早い植物で、最も成長する時期には何と1日で1mも成長するといわれています。まっすぐに成長し、嵐や大雨にも負けない竹の生命力に、古代の人々は畏敬の念を抱いていました。また、竹の葉には抗菌作用があり、魔を払う清らかなものともされています。

・梅

古くは春の花、といえば梅のことをさしていました。旧暦のお正月は現在の1月下旬~2月中旬ごろにあたりますが、ちょうどその時期に梅は咲き始めます。他の花に先駆け、白と赤のおめでたい色の花を咲かせる梅は、新春を象徴する清らかな花であると考えられたのです。

このほかにも、金運に繋がるとされる縁起物の「千両」、飾ると福がくるとされ、もっとも高貴な花だといわれる「菊」などがお正月には飾られます。

■お正月のフラワーギフト

お正月飾りは、12/28までに飾るのが好ましいとされます。特に、12/31に飾ることは「一夜飾り」といって不吉とされ、12/29は「二重の苦」に繋がるとされるため、この2日は避けましょう。

松や千両、菊などの縁起の良い花をつかった華やかなフラワーギフトは、歳神様のお出迎えに最適です。

歳神様がやってくる玄関や、皆が集まり談笑する居間、生活に密着した空間である床の間などに飾ると、より多くの福を歳神様から分けてもらえるかもしれませんね。

福を呼ぶフラワーギフトを飾り、新しい1年を彩り豊かにむかえませんか。

2015-12-18 | Posted in , 花と文化, 花飾りアドバイスNo Comments » 

 

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