2020-05
恋人の日~6月12日は縁や愛情を深める日~
半袖で過ごせる気温の日も、最近多くなりましたね。
お花屋さんでは明るい黄色が目を引くお花「ひまわり」が並び始めました。
そして、5月は早苗月ともいうように、そろそろ田植えが始まる頃ですね。
春から夏へ季節が、本格的に移ってきたように思います。
さて今回は、6月12日にある「恋人の日」についてご紹介しようと思います。
また、恋人の日に渡したいお花の種類もご紹介しますよ。
夏の先取りができるようなお花や、涼し気な気分にさせてくれるお花をお伝えしますので、プレゼントの参考にしてくださいね。
◆恋人の日とは?
恋人の日とは、毎年6月12日にある記念日です。
まだ日本では、親しみがない方も多いと思いますが、ブラジルではとても有名な記念日として知られています。
恋人の日は、ブラジルを中心に縁や愛情を深めるため、贈り物をしあう日なんです。
贈り物をする相手は恋人が多いですが、家族や友人であることもあるそう。
恋人の日と言う名前ですが、恋人に限定した記念日ではないようですね。
贈り物で改めて愛情を感じることや、普段の生活の中では当たり前になっている相手の優しさに感謝することもできそうな素敵な記念日ですね。
◆恋人の日が6月12日の理由とは?
<なぜ6月12日?>
恋人の日は6月12日。
では、なぜ6月12日が「恋人の日」と定められたのでしょうか。
それは6月13日が縁結びの神と崇められるサン=アントニオが亡くなった日であり、その前日を恋人の日として定めたのだそうです。
<サン=アントニオってどんな人?>
「縁結びの神と崇められる」サン=アントニオは、どんな人だったのでしょうか。
ここでは、サン=アントニオについて少し触れたいと思います。
彼は高い身分の生まれでしたが、その身分を継ぐことなく、修道会へ入りキリスト教を学び聖職者になりました。
そして、彼はとても雄弁で「魚までもが聞き入るほど話が上手かった」という逸話が残るほどでした。
民衆には愛について熱心に説くことから、高い人気があったようです。
そんな多くの人から人気のあったサン=アントニオですが、惜しまれつつも30代という若さで病死してしまいます。
亡くなった後も彼の人気は絶えず、愛を説き続けたことから縁結びの神や女性の守護神として、死後も尊敬されることになったのだそうです。
◆どんな贈り物をするの?
<フォトフレーム>
ブラジルでは「恋人の日」が制定されてすぐに、フォトフレームをプレゼントし合うキャンペーンが開催されていました。
それをきっかけに、恋人の日にはフォトフレームを贈り合うことが習慣になっているのだそうです。
フォトフレームには、写真を入れて贈ることも多いのだとか。
今まで撮った2人の写真を入れてプレゼントするのも、フォトフレームに入れる写真を撮りに行くのも良いですよね。
スマートフォンなどで簡単に写真は撮れるようになりましたが、現像する機会は減っているように思います。
フォトフレームに写真を入れるために、今まで撮ってきた写真の中からベストショットを探してみるのも面白いかもしれませんね。
<お花>
記念日の贈り物と言えば、フラワーギフト。
お花はほとんどの人に喜んでもらえるプレゼントです。
プレゼントしたお花を持って写真を撮るのもおすすめです。
お花はドライフラワーなどにしない限り、お部屋に飾っていられる時間が限られています。
ご存知の通り、植物は生きているので、花束やアレンジメント自体は長く残るものではありません。
しかし残らないものだからこそ、特別感があり嬉しく感じるプレゼントではないでしょうか。
<お手紙>
心を込めて書いた、お手紙のプレゼントはいかがでしょうか。
最近はメモすらも、スマートフォンやパソコンで取ることが多いのではないでしょうか。
ペンを使って文字を書くことが少なくなってきている今だからこそ、あえて手書きのお手紙をすることはおすすめです。
手書きの文字を見ると、ほっとした気持ちになりますよね。
フォトフレームの中にこっそり入れたり、お花と一緒に渡したりするのも良いかもしれませんよ。
◆この時期に贈りたいお花の種類
ここでは、夏が近づくこの時期におすすめしたいお花の種類をご紹介します。
「お花をプレゼントしたいけれど、どんなお花が良いか分からない…」という方は参考にしてみてください。
今回は 4つのお花を紹介します。
<ひまわり>
ひまわりは、夏の代表と言っても良いくらいのお花です。
青空・入道雲がこんなにも似合うお花は、他にないですよね。
男性への贈り物としても、女性への贈り物としても喜んでもらえるので、恋人の日にひまわりをお互いにプレセントするのも良いかもしれません。
ちなみに、周りをパッと明るくしてくれるような黄色と、太陽のような丸い花姿から、ひまわりは父の日の贈り物としても人気が高いんですよ。
<ハイビスカス>
赤やオレンジなどの花色が鮮やかなハイビスカスは、南国なイメージのあるお花ですよね。
ハイビスカス(hibiscus)という名前の由来は、エジプトの美の女神であるハイビス(hibis)と、ギリシャ語で「似る」を意味しているイスコ(isko)と合わさったことからなのだそう。
ハイビスカスは、「美の女神と似ている」という意味があったのですね。
華やかなハイビスカスに、昔からたくさんのファンがいることも納得です。
切り花としてはあまり流通していないので、プレゼントする時は鉢植えになると思います。
鉢植えは、育てる楽しさを感じられるので、花束やアレンジメントとは違った楽しさがありますよね。
<アジサイ>
ピンクや、ブルーの花色が有名なアジサイ。
アジサイは梅雨の時期に咲いているイメージがあり、6月のカレンダーの写真によく使われていますよね。
子どもから、おじいちゃん・おばあちゃんまで親しまれ、幅広い年代から愛されているお花です。
小さなお花が集まったようなアジサイは、とてもキュート。
アジサイは、ドライフラワー・押し花にしやすいので、アジサイがフラワーギフトに入っていた時は、挑戦してみても良いかもしれませんよ。
切り花、鉢植えのどちらも、お花屋さんで購入することができます。
ちなみに最近は、花言葉が「家族団らん」ということもあり、母の日のプレゼントに選ばれることもあるんですよ。
<トルコキキョウ>
夏の暑さに負けない、花もちの良いお花です。
フリフリのドレスのようなお花は、ゴージャスな雰囲気があります。
結婚式やお誕生日のギフトとしても人気のある、トルコキキョウ。
1つの茎から、いくつかのお花が付いているため、1本トルコキキョウを入れるだけで、ボリュームのあるフラワーギフトにすることもできますよ。
◆最後に
今回は6月12日にある「恋人の日」についてや、おすすめなプレゼントをご紹介しました。
そして、プレゼントでは、この時期に贈りたいお花の種類をお伝えしました。
ちょっとしたプレゼントでも、相手がたくさん考えて選んでくれたと思えば嬉しいもの。
また、大切な人に贈るプレゼントを「どんなものが嬉しいだろうか…」と考えながら選ぶのは、楽しいですよね。
ぜひ恋人の日には、恋人や家族、友人にプレゼントを用意してみてくださいね。
6月2日はローズの日~植物の記念日~
もう6月!早いものですね。
そろそろ、あじさいがきれいな姿を見せてくれる頃でしょうか。
開花が楽しみですね。
さて、今回は6月2日の記念日「ローズの日」についてご紹介しようと思います。
また、「ローズの日」に関連してバラの花言葉を掲載しています。
バラを贈ろうと思っている方は、花言葉を参考にしてみてくださいね。
◆ローズの日って?
まずは6月2日にある、ローズの日についてご紹介します。
<なんで6月2日なの?>
ローズの日は毎年6月2日ですが、なぜその日付に決まったのでしょうか。
それは、以下のことなどから決まったと言われています。
・バラが美しく咲く時期は6月だから。
・6月2日の6と2で「ローズ」と読むことができるから。
・ブルガリアで、毎年6月に「バラ祭り」というバラの収穫を祝う感謝祭が開催されることを日本でも知ってもらい、その文化を広めたいから。
バラ祭りが行われるブルガリアは、世界で最も香り高いと言われ、1年に1度(3週間程度)しか咲かない貴重なバラである「ブルガリアンローズ」の産地として有名です。
そしてバラ祭り中は、親しい間柄の人にバラを贈り感謝を伝えるのがブルガリアの習慣なのだそう。
想像しただけで、バラの良い香りに包まれて幸せになれそうですよね。
<どんな記念日?>
ローズの日は、一般社団法人ブルガリアンローズ文化協会が制定した記念日で、「ブルガリアがバラの国であることを知ってほしい」そして「感謝の気持ちを込めてバラを贈り合う、素晴らしい文化を日本にも広げていきたい」という願いが込められています。
そんな願いから誕生したローズの日は、ブルガリアのバラ祭りのように大切な人へバラをプレゼントして「感謝を伝える日」です。
恋人や家族、友人にバラを贈り、「ありがとう」の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。
いつも思っているけれど、口に出してはなかなか伝えられない感謝の想いを伝えるきっかけになってくれる日が、ローズの日ということなのですね。
ちなみに、ローズの日が記念日として認定されたのは2017年。
比較的に新しい記念日なんですね。
これから多くの人に認知され、大きなイベントになるかもしれません。
ローズの日は、これからも注目していきたいですね。
◆ブルガリアンローズとは?
先ほど、ローズの日が6月2日に決まった理由についてご紹介した時にお伝えした「ブルガリアンローズ」について少し触れたいと思います。
ブルガリアンローズとは、品種名:「ダマスクローズ」であり、学名:「ロサ・ダマスケナ」の世界で最も香り豊かなバラです。
その香りは、世界中で多くの人を魅了し、香水として活用されています。
そして花びらはハーブティー・ジャムなどとしても用いられ、ブルガリアンローズは香りだけではなく食品としても私たちを楽しませてくれます。
ちなみに、1滴の精油を得るために100本以上のブルガリアンローズが必要であり、作られる精油の量は限られています。
そのためブルガリアンローズの精油はとても貴重なものであり、高価で取引されているんです。
ブルガリアンローズの人気が伝わって来るようですうおね。
◆色ごとに違う?バラの花言葉
ここからは、ローズの日に関連してバラの花言葉を紹介したいと思います。
ローズの日にバラを贈ろうと思った方は、参考にしてみてくださいね。
バラは色ごとに様々な花言葉があるので、贈る相手に合わせて選ぶのも良いかもしれません。
<バラ全体>
「愛・美」など
美しいバラにぴったりな花言葉ですよね。
<ピンクのバラ>
「感謝・しとやか・上品」など
英語では「grace(上品)・gratitude(感謝)・happiness(幸せ)」などがあります。
ありがとうの気持ちを伝えるローズの日の贈り物にふさわしい花言葉ですね。
また、ピンクバラは5月の誕生花です。
5月に誕生日を迎える方へのプレゼントとしてもおすすめです。
<オレンジバラ>
「絆・信頼・元気」など
英語では「purity(純粋)・Your purity equals your loveliness(あなたの純粋さはあなたの愛らしさと釣り合っている)」などを持っています。
花言葉にもあるように、見ているだけで元気になれそうですね。
父の日の贈り物としても人気の高いオレンジバラは、10月の誕生花でもあります。
性別を問わず喜ばれるお花の1つです。
<赤バラ>
「情熱・愛情・美・あなたを愛しています」など
英語では「I love you(あなたが大好きです) ・love(愛)・beauty(美)・passion(情熱)・romance(ロマンス)」などが知られています。
ロマンチックなイメージの赤バラは、花言葉も素敵なものが多いですね。
バラと言えば赤色をイメージされる方が多いので、バラの王道の色と言っても良いかもしれません。
<白バラ>
「純潔・深い尊敬」など
英語では「innocence and purity(純潔と純粋)・I am worthy of you(私はあなたにふさわしい)・reverence(敬意)」などがあります。
結婚式などでも用いられることの多い白バラ。
白い色のイメージからか、日本語でも英語でも、純潔という意味があります。
花束やアレンジメントなどのフラワーギフトのスタイルに関わらず、プレゼントされたら嬉しいお花ですよね。
◆バラの本数で変わる?バラを贈る本数の意味
先ほどは、バラの花言葉についてご紹介しました。
実は、バラには贈る時の本数によっても意味が決まっていることをご存知ですか。
ローズの日に感謝を伝える時や、プロポーズの時などバラをプレゼントしようとされている方は、花言葉だけではなく本数にもこだわってみては?
・1本 :「一目ぼれ・あなたしかいない・あなただけ」
・2本 :「この世界はあなたと私の二人だけ」
・3本 :「愛しています・告白」
・5本 :「あなたに出会えて心から嬉しい」
・7本 :「ひそかな愛」
・8本 :「あなたの思いやりや、励ましに感謝しています」
5本や8本は、「ありがとう」の想いを伝えられそうですよね。
バラを贈る時は、色や本数を意識してみるのも良いかもしれませんよ。
実はバラの蕾や葉などにも意味があります。
もっとバラにつけられた意味を知りたい方は、こちらも合わせてご覧ください。
6月2日はローズの日。文豪からも愛されたバラの種類や花言葉を紹介 花の様子(状態)で変わるバラの意味や葉・トゲなどの部位によって付けられた意味とは? |
◆最後に
今回はローズの日について、バラの花言葉などをご紹介しました。
6月2日には、バラをプレゼントしてみてくださいね。
普段の生活では伝えられないけれど記念日をきっかけに、伝えられる想いもあると思います。
ちなみに花キューピットでも、バラを使ったフラワーギフトをご用意しています。
アレンジメントや花束など様々な種類のギフトから選んでいただけるので、1度サイトやお花屋さんを見に来てくださいね。
父の日におすすめな花の種類と花言葉。父の日のプレゼントに悩んだらお花を!
道路沿いの生垣や公園などのツツジが、少しずつ咲いてきましたね。
ピンクの色が色鮮やかで目を引くツツジ。
子どもの頃に蜜をすった思い出のある方も多いのではないでしょうか。
徐々に夏が近づいていますね。
さて、今回は父の日の由来や、お父さんに贈りたいお花をご紹介します。
今年の父の日には、お父さんの疲れを癒せるようなフラワーギフトを贈りませんか?
◆2024年の【父の日】はいつ?
今年、2024年の父の日は6月16日(日)です。
父の日は毎年6月の第3日曜日と決められています。
父の日までは、残り1か月程度。
「まだまだ先だなぁ」と考えていると、「気が付いた時には当日だった!」なんてことも…。
そんなことがないように贈り物や当日のプランは、早めに考えておくことをおすすめします。
父の日には、特別なプレゼントを用意して、お父さんに改めて「ありがとう」の気持ちを伝えられるようにしたいですね。
◆父の日の由来とは?
現在では、お父さんに感謝する日として多くの人に知られている「父の日」ですが、父の日の始まりはいったい何だったのでしょうか。
ここでは、父の日の由来をご紹介します。
今から100年ほど前、アメリカに南北戦争から復員した後、男手ひとつで6人の子どもを育てあげた父親がいました。
父親の死後、娘のソノラ・スマート・ドッドは教会で、既に広まりつつあった母の日の説教を聞きました。
その時ソラノは「父親に感謝する日もあるべき。父親に感謝する日も作って欲しい!」と考え、父の日の礼拝を行ったことがきっかけと言われています。
初めて父の日の式典が開催されてから、一般に浸透するまでには約6年間もかかったのだそうです。
父の日は、一人の女性をきっかけに多くの人が知る日になったのですね。
◆父の日に贈りたいお花の種類
「父の日にお花のプレゼントをしたいけれど、どんなお花を贈れば良いか分からない…」そう思っている方におすすめ!
父の日にぴったりなお花の種類を4つお伝えします。
<ひまわり>
毎日頑張っているお父さんに笑顔と元気を届ける、ひまわり。
父の日にひまわりを贈ることは、最近とても人気があります。
その理由は、ひまわりの明るく鮮やかな黄色を見ているだけで元気にしてくれそうということや、夏のスタートである6月にある父の日の季節に最適だからです。
お父さんにひまわりのフラワーギフトを贈れば、ひまわりがお仕事の疲れを癒してくれるかもしれませんよね。また、ひまわりの花言葉は「あこがれ・情熱」などお父さんへのプレゼントにぴったりなんです。
ひまわりに、「いつも頑張っているお父さんは、私のあこがれだよ」という気持ちを託してプレゼントすることもできますよね。
ただ、花言葉で気持ちを伝える時に、注意したいこともあります。
それは、お花の種類によって様々な花言葉を持っている時は、どの花言葉を伝えたかったのか相手が分からないということです。
ひまわりもいくつかの花言葉を持っているので、花言葉で気持ちを伝えたい時は、メッセージカードに伝えたい花言葉を書いて一緒に渡すこともおすすめですよ。ちなみに葉の形は、ハート形でかわいらしいんです。
ぜひ、ひまわりを見かけた際は、葉にも注目してみてくださいね。
<オレンジバラ>
家族の絆と信頼を表すオレンジバラ。
オレンジ色のバラの花言葉は、「絆・信頼」などがあり、家族の絆を表しているとも言われています。
家族のために頑張ってくれているお父さんに、最適なお花ですよね。またオレンジ色は、温かみやエネルギー、陽気など良いイメージが多い色と言われています。
そのためオレンジ色は、性別を問わず好まれやすい色でもあるんです。
お父さんの好きな色がいまいちわからない時や、お父さんに合った色が分からない時などにもオレンジバラはおすすめなんです。またオレンジバラは、父の日に人気のある他のビタミンカラーのお花と合わせやすいことも、選ばれるポイントになっています。
バラには、1つの茎から比較的に大きなお花が1つ咲いているスタンダード咲きと、1つの茎から比較的に小さなお花が複数咲いているスプレー咲きがあります。
お花の咲き方や大きさを選ぶことができるためオレンジバラは、ひまわりや黄色いバラなどのお花と一緒に合わせると、フラワーギフトのデザインによってメインになることも、他のお花を引き立てることもできるのです。
<デルフィニウム>
男性へのプレゼントにぴったりなデルフィニウム。
男性への贈り物に人気のあるブルー系の色をしたお花は、他の色に比べて多くありません。
お父さんの好きな色がブルーの時や、涼やかなイメージのギフトを贈りたい時など、「ブルーや水色を入れたフラワーギフトにしたい!」そんな時に活躍してくれるのが、デルフィニウムというお花です。
デルフィニウムは、繊細でナチュラルなイメージのお花。
花言葉は、そのブルーから想像できそうな「清明」などがあります。また、デルフィニウムの歴史は古く、1500 年頃の古代エジプトの王、イアフメス 1 世の棺からは乾燥したデルフィニウムが見つかったそうです。
そんなにも昔から人との関わりがあったお花が、現代のお花屋さんで手に取ることができると思うと、なんだか不思議な気持ちになりますよね。
<黄色いバラ>
父の日定番の贈り物となっているのが、黄色いバラです。
父の日にバラを贈るようになった由来は、父の日を提唱したソラノが亡くなった父親に白いバラを供えたことからと言われています。
この風習が日本にも伝わり、父の日にはバラを贈ることが多くなりました。
では、バラには様々な色がありますが、中でもなぜ黄色が主流になっているのでしょうか。
それは日本ファーザーズデイ委員会の「父の日黄色いリボンキャンペーン」が大きく関わっているのだそうです。
この黄色いリボンキャンペーンは、黄色が「家族の愛情や尊敬を表す色」と言われていることから、黄色を父の日のイメージカラーとして発信しているのです。
そのため日本では、この黄色のイメージと父の日にバラを贈る習慣が合わさり、父の日に黄色いバラを贈るようになったとされています。
ここでは4つのお花を紹介しましたが、お花の種類を決めずに、お花屋さんで「父の日に渡す花束を作ってください」や「お父さんにプレゼントする黄色いお花を使ったアレンジメントを作ってください」と注文するのも良いかもしれません。
お花のプロであるお花屋さんが、きっと一緒に考えながら素敵なフラワーギフトを作ってくれると思います。
◆父の日にぴったり!2024年の花キューピットのおすすめ商品
ここからは花キューピットがおすすめする、2024年の父の日フラワーギフトをご紹介します。
「贈りたい!」と思ったフラワーギフトは、お花屋さんやサイトから簡単に注文して頂けます。
無料で30文字程度のメッセージカードをお付けすることもできるので、花キューピットをぜひ試してみてくださいね。
<お父さんありがとうアレンジメント>
お父さんに渡したいお花が盛りだくさんなアレンジメントです。
先ほど紹介した、ひまわり・オレンジSPバラなどのお花がぎゅっと詰め込まれています。
お父さんに喜んでもらえること間違いなしのフラワーギフトです。
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アレンジメントは花瓶がいらないフラワーギフトなので、普段お花をあまり飾らない方にもお花を楽しんでもらえます。
届いてそのまま飾ることができることは、アレンジメントのポイントです。
<花キューピットブーケ>
明るい黄色い色が目を引くひまわりに、ブルーのラッピングペーパーを合わせました。
さわやかな色合いは、父の日がある夏にぴったりです。
花ギフトは、かわいらしいイメージが強い方が多いかもしれません。
しかし、男性からも人気が高いひまわりと落ち着いた色合いのラッピングペーパーを合わせることで、かわいらしさを抑えることができます。
またこちらの花キューピットブーケは、片手で持てるくらいの大きさにまとめています。
そのため飾りやすいことはもちろん、外出先で渡した後の帰宅時に邪魔になることも少なくなっています。
「大きな花を持って帰るのは、少し恥ずかしい」というお父さんにもおすすめです。
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花束は持ち運びがしやすいので、レストランなど外出先でフラワーギフトを渡す時におすすめです。
また、自宅で飾る時は分量や長さを変えられることも花束の長所ですよ。
◆最後に
今回は父の日の由来、贈りたいお花についてご紹介しました。
母の日よりも忘れられてしまうことも多い父の日ですが、1年に1回しかない日ですので、忘れずに感謝の気持ちを伝えてくださいね。
鉢植えあじさいの育て方~お手入れ方法~
雲一つない、すっきりとした天気が続いていますね。
街路樹の新しい黄緑色をした葉が、太陽の光を浴びてキラキラ輝いて見えます。
少しずつ夏が近づいているようにも思えますね。
6月6日は「いけばなの日」でもあり、「あじさいの日」でもあることをご存知でしょうか。
そこで今回は、あじさいの日・あじさいについてお伝えします。
鉢植えのあじさいの育て方・お手入れ方法もご紹介しているので、母の日にあじさいの鉢植えをもらった方は、参考にしてみてくださいね。
◆いけばなの日・あじさいの日とは?
<いけばなの日の由来>
いけばなの日は、古くから子供が6歳になって迎える6月6日にお稽古事(習い事)を始めると上達すると言われることに、由来すると言われています。
なぜ「6歳の6月6日に習い事を始めると上達する」と言われているかは、諸説あります。
その一つの説が、指を折りながら数を数えていくと、「6を数える時に小指が立つ」ことから「子が立つ」と考えられたからなのだそうです。
<あじさいの日の由来>
あじさいは、もともと魔除けの効果があると信じられてきました。
古くからあじさいには、病気を防ぐという言い伝えがあり、6がつく日に自宅にアジサイを吊る習慣があったのだそうです。
あじさいを軒下に吊るして、「おまもりあじさい」と呼んでいたようですよ。
「6」が2つ付く6月6日は魔除けの意味と、この時期に「あじさいがきれいだから」という理由もあり、あじさいの日にぴったりだったんですね。
現代であじさいを吊るしている所を見たら、スワッグのように思ってしまうかもしれませんが、「あじさいを吊るすだけ」と、簡単にできるので自宅で試してみるのも良いかもしれませんね。
◆あじさいってどんな花?
魔除けの効果もあると言われる、あじさい。
ここではあじさいが、どんなお花なのかを改めて簡単に紹介します。
小さなお花が、たくさん集まっているように咲く「あじさい」。
花色は、赤・ピンク・オレンジ・グリーン・ブルーと様々な種類があります。
とても可愛らしく、多くの方から人気のお花です。
あじさいの種類は、大きく分けると「ガクアジサイ」と「ホンアジサイ」に分かれています。
日本原産の「ガクアジサイ」を品種改良したのが「ホンアジサイ」です。
実は、あじさいと聞いてイメージされる方が多い、ふんわりと丸みを帯びて咲いているあじさいが「ホンアジサイ」です。
品種改良されて後からできた「ホンアジサイ」の方が馴染みがあるのは、なんだか不思議ですね。
あじさいを見かけた際は、どんな咲き方をしているか注目してみてください。
ちなみに、花言葉は「家族団らん」などがあり、母の日や父の日のプレゼントとしても人気があります。
◆鉢植えを置く場所~あじさいのお手入れ方法~
太陽の光が十分に当たる場所に置いてあげてください。
なんとなく、あじさいは日陰に咲いているイメージがあるかもしれません。
しかし、実際のあじさいは日の光を好む植物なんです。
ただ、あまりにも強い日差しの時は、日陰に移動させてあげてください。
夏場は、日差しによって移動させてあげるのも良いかもしれませんね。
◆水やりのタイミング~あじさいのお手入れ方法~
<水の量>
梅雨の時期に咲いているイメージの通り、あじさいはお水が好きなお花です。
特に鉢植えは、水が足りなくなってしまうことが多いので、水やりする時はたっぷりあげてください。
鉢の底に開いている穴から、水が出てくるまであげればいいと思います。
鉢植えの土全体に、水をいきわたらせてあげてくださいね。
<水やりのタイミング>
水をあげるタイミングは、朝か夕方が良いと思います。
特に夏の昼間など、暑い時間帯に水をあげてしまうと根が茹だってしまいます。
そのため、できるだけ涼しい時間帯に水やりするのがベストです。
ちなみに1日にあげる回数は決めずに、土の状況を見て判断することがおすすめです。
土が乾いていたら、すでに水をあげていたとしても追加で水をあげてくださいね。
日差しのきつい暑い日は、朝と夕方2回あげても良いかもしれません。
土が乾いてしまっている時の色、十分湿っている時の色など、土の色を日々観察しておくのも良いと思いますよ。
◆肥料のタイミング~あじさいのお手入れ方法~
鉢植えのアジサイには、お花が咲き終わった後の7月~8月、次の花を咲かせるために栄養をたくさんあげたい12月~2月の間は、10日に1回ほど液体の肥料をあげると良いと思います。
また次の年もきれいな姿を見せてくれるように、お花がない時もしっかりお世話してあげてくださいね。
◆剪定~あじさいのお手入れ方法~
<剪定とは?剪定をする理由>
剪定とは、枝や茎を切ることで植物の生育するスペースを作ったり、お花や果実の付く数を調節したりすることです。
あじさいは、剪定しなくても来年お花を咲かせてくれることがほとんどですが、あじさいの花芽は枝の先端にできるため、何もしないとお花が枝の端の方ばかりになってしまいます。
また、あじさいは生長するスピードが早く、どんどん大きくなってしまうので大きくなりすぎないようにするという意味でも、剪定をしてあげることは大切です。
あじさいのお花は咲ききっても勝手に散ることはありません。
鉢植えの場合は、咲き終わったお花をそのままにしておくと株自体が弱ってしまい、次の年に花を咲かさない原因になってしまいます。
<剪定するタイミング>
お花が咲き終わったら、剪定していきましょう。
前述したように、花は勝手に散らないので、咲き終わったお花からカットしていきましょう。
<剪定する位置>
来年も花を咲かせたいなら、咲き終わった花の下に付いている葉2~4枚目でカットします。
剪定が終わり生長すると、カットした節から新しい芽が出てくるんですよ。
あじさいの花芽は葉の付け根に付いているので、観察してみてくださいね。
来年はお花を我慢して、あじさいの大きさを小さくしたい時は、あじさいの全体の大きさから3分の1程度を残すように切ってしまいましょう。
◆注意する病気・虫~あじさいのお手入れ方法~
<うどんこ病>
あじさいの葉や花に、白い粉が付いたようになってしまう病気です。
葉が白く覆われてしまうので、光合成ができなくなってしまいます。
また、葉から栄養分が吸収されてしまうことも…。
栄養が足りなくなったあじさいは、花を咲かせることができなくなってしまうこともあるのです。
◎対策◎
全体に広がってしまうので、白く感染してしまった葉や花は出来るだけ早く摘み取ります。
そして、カビの胞子による病気なので菌糸剤を付けてあげてください。
スプレータイプが販売されているので、それを使うと良いと思いますよ。
<ハダニ>
ハダニは、あたたかい時期に繁殖する虫です。
名前はハダニですが、クモの仲間です。
気づいた時には、葉の裏側が細い糸のようなものが、たくさん付いて白くなっていることもあります。
ハダニは、どんどん増えてしまう困った虫です。
葉と葉が重なっている所を中心に、卵が産み付けられ、育てていたあじさいで増えていってしまうのです。
ハダニをそのままにしておくと、成長不良がおきて最後には枯れてしまいます。
◎対策◎
ハダニは水に弱く、水で流れることもあるので、水やりの際に葉にも水をかけてあげると、ある程度駆除することができます。
水圧を強くして、ハダニの付いている葉に水をかけるのもいいかもしれません。
ただ、水で駆除しきれない時は殺虫剤が販売されているので、そちらを散布してください。
殺虫剤を使う時は、葉の裏を中心的に散布するようにすることがおすすめです。
また、ハダニは他の虫に比べて薬剤の耐性が付きやすいので、1度で退治できるようにするように頑張ってください。
◆最後に
今回は6月6日のアジサイの日に関連して、あじさいのお手入れ方法などをご紹介しました。
他のお花に比べて、長くお花を楽しませてくれるあじさい。
しっかりお世話をしていれば、またきれいなお花を咲かせてくれるので様子を見てあげてくださいね。
ジューンブライド~結婚記念日に喜ばれる花~
旅行などをすることもなく、例年とは違った感覚だったゴールデンウィークが終わり、5月も折り返そうとしています。
最近では蒸し暑く感じる日も多く、アイスを食べたくなる季節が少しずつ近づいてきているようです。
本格的な夏が始まるとされている「夏至」は今年6月21日なのでまだ先ですが、自宅にいても熱中症になってしまうこともあるので、こまめに水分補給をしたいものですね。
さて、今回は6月が近づいてきたということで、6月の花嫁「ジューンブライド」に関連した内容をお伝えしたいと思います。
結婚記念日が、6月にあるという方も多いのではないでしょうか。
ジューンブライド、結婚記念日に贈りたいお花なども紹介しています。
旦那様・奥様へのプレゼントや、両親の結婚記念日のお祝いに参考にして頂けたら嬉しいです。
◆ジューンブライドとは?
「ジューンブライド(June bride)」とは、直訳すると「6月の花嫁」「6月の結婚」を意味します。
その意味の通り、多くの女性が6月に結婚式を挙げたいと思ったことがあるのではないでしょうか。
しかし、日本で6月と言えば雨が多いため、結婚式を行う絶好の月ではないようにも思いませんか?
では、ここからは「なぜそんなに人気があるのか」や、「どんな意味なのか」をお伝えしたいと思います。
ジューンブライドとは、ヨーロッパで古くから伝わる「6月に結婚する花嫁は幸せになれる」という言い伝えのことです。
その由来や意味には様々な説があるとされているので、ここでは3つほどご紹介しようと思います。
1つ目は、結婚や出産を司る女神が関係している説。
ギリシャ神話には、結婚や出産を司る「ジュノ(Juno)」という女神がいます。
そのジュノが守っている月が6月であることから、この月に結婚をすると生涯幸せに暮らせると言われているのだそう。
6月を英語でジューン(June)と呼ぶことも、ジュノ(Juno)が由来なのだそうですよ。
昔、ヨーロッパは農作業の妨げとなることから、3月~5月の3か月間の結婚が禁じられていました。
そのため、結婚が解禁になる6月に結婚式を挙げる人が多かったのです。
多くの人が結婚している月であるから、たくさんの人が結婚して幸せになっているからとも言われているそうです。
結婚したくてもできない3か月間が終わって、やっと結婚できると思うと、喜びが大きかったことが想像できますよね。
ヨーロッパは日本と違い、6月は1年の中で良い天気の日が多い月です。
晴天で結婚式が行われれば、多くの人に祝福してもらえ、幸せな結婚生活を送ることができるという考えもあったそう。
6月は、ハワイやヨーロッパなど乾季に入っている国が多く、爽やかな気持ちで結婚式が行える季節なのです。
海外で結婚式をあげたいと考えている方に6月は、特におすすめの月ともいえますね。
◆結婚記念日にぴったりなお花
6月に結婚式を挙げた方や、入籍された方は結婚記念日が6月にあたりますね。
旦那様や奥様に日頃の感謝と、変わらない愛情を伝えるために、贈り物をされる方も多いと思います。
結婚記念日のプレゼントとして選ばれることが多いものは、アレンジメント・花束などのフラワーギフトではないでしょうか。
そこで結婚記念日に贈りたい、大切なパートナーが喜んでくれるお花の種類を紹介します。
もちろん、両親の結婚記念日のお祝いとしてもお花は最適。
今回は、3つのお花に絞ってお伝えします。
<ユリ>
凜として美しいユリ。
白やピンクのユリは高貴なイメージで、とても魅力的なお花ですよね。
ユリは他のお花に比べて香りが強く、お花の香りを楽しみたい方にもおすすめです。
花言葉は、「純粋・無垢」など。
その姿と花言葉から結婚式の飾りや、ブーケでユリを使う方も多く、ユリは結婚式にぴったりなお花なんです。
結婚記念日の贈り物に、結婚式のブーケをイメージさせる、ユリの花束は素敵だと思います。
結婚式の写真や入籍当初の頃のお話は、なかなか機会がないとできないもの。
花束をきっかけに、2人にとって特別な思い出話をしてみては?
新型コロナウイルスの影響ですぐには、難しいかもしれませんが2人の思い出の場所を巡ってみるのも良いかもしれませんね。
<ピンクバラ>
ピンクバラは結婚記念日にプレゼントにもらって奥様が喜ぶお花なんです。
奥様へのお花の種類を、悩んでいる方はピンクバラがおすすめです。
ピンクバラは、美しくもあり可愛らしくもあるため、アレンジメントの方法や他のお花の合わせ方によって、様々なイメージのフラワーギフトにすることができます。
もちろん先ほど紹介したユリなど、大きく存在感のあるお花と合わせることも、カスミソウのような可憐なお花を合わせることも人気ですよ。
ちなみに、奥様はピンクバラを使ったフラワーギフトを結婚記念日でプレゼントしてもらうなら、特にアレンジメントが嬉しいみたいですよ。
結婚記念日に関するフラワーギフトのアンケートは、花キューピットの結婚記念日特集ページに掲載しているので、興味がある方はこちらから見てみてくださいね。
>>結婚記念日特集はこちら
<ひまわり>
見るだけで元気を分けてくれそうなお花、ひまわり。
お部屋を明るく彩りたい時や、元気な笑顔をプレゼントしたい時にひまわりは最適です。
ひまわりには「憧れ・あなただけを見つめる」などの花言葉があります。
「あなただけを見つめる」という花言葉は、太陽の方向を向き続けている様子から付けられたとされていますが、パートナーに贈る花言葉にぴったりですよね。
「ずっと大切な人」という気持ちや「頑張っている所も見ているよ」という気持ちなどを伝えることができそう。
結婚記念日にフラワーギフトを贈る時は、ちょっとしたメッセージカードなどが付いているのも良いかもしれませんね。
改めて言わないような「ありがとう」の想いを伝えられるかもしれません。
またキラキラ輝くようなひまわりをお部屋に飾れば、夏の季節を先取りできますね。
一足早く、ひまわりで鮮やかな夏をプレゼントするのも良いと思います。
いかがでしょうか?
ユリ、ピンクバラ、ひまわりの3種類のお花の中で「結婚記念日のプレゼントにしたい」と思うお花はありましたか?
結婚記念日には、プレゼントしたお花を抱えながら、家族で記念日写真を撮るのもいいかもしれません。
夫婦や家族で写真を撮ることは、思っている以上にチャンスがないもの。
一緒に過ごした大切な時を、ぜひ写真に収めて残してくださいね。
◆最後に
今回は6月が近付いてきたということで、ジューンブライドや結婚記念日に贈りたいお花について紹介しました。
結婚記念日にお花を贈ろうと思っている方、結婚記念日が近いけれど、単身赴任で直接プレゼントを渡しに行けないという方は、ぜひ花キューピットを試してみてくださいね。
花キューピットでは、新鮮なお花を全国どこでもお届けすることができます。
また30文字程度でメッセージカードを無料でお付けすることもできるんですよ。
言葉では恥ずかしくて、伝えられないような特別な気持ちをメッセージカードで伝えてみてはいかがでしょうか。
カーネーションのいろいろ~花言葉・お手入れ方法~
母の日でカーネーションをもらう方も、多いのではないでしょうか。
今回は、もらったカーネーションのお手入れ方法と、色ごとに違う花言葉を中心に、母の日や母の月について紹介したいと思います。