2013-04
お花*あれこれ事典~お花の基礎知識編 水揚げ編 part3 ~
お花の基礎知識
~水揚げ編 part3 ~
お花を部屋に飾ってから1~2日しか経っていないのに、ぐったりとしてきてしまった!
そのような経験はありませんか?
これは、お花の「水が下がった」状態といいます。
「水が下がった」お花は、「水揚げ1」でご紹介したように、茎を切り戻してあげれば良いのですが、それでも元気がないときは・・・
そんな時の裏技をご紹介します!
まず用意していただくものは、『新聞紙とセロテープ』。
そして、お花を真っ直ぐに立てられるような『縦長の容器(ペットボトルでもOKです)』。
まず写真のように新聞とお花を置きます。
次に左下からくるくるとお花に新聞を巻きつけていきます。
この時キツ過ぎても、ゆる過ぎてもNGです。
花が上向きに固定されていればOKです。
茎が新聞から10cmくらい出るよう巻き、セロテープで留めます。
葉っぱが付いている花は葉っぱが折れないように、花を下に向けて巻いてあげると良いでしょう。
この作業が終わったら、茎を切り、たっぷりと深めの水の中に入れます。
作業のポイントは、導管に空気を入れないよう、茎を切ったら素早く水に入れることです。
お花に元気がない時は、導管にバクテリアが詰まっていることが多いので、
下から1cm以上は切ってください。
可能であれば、5cmくらい切っても良いでしょう。
新聞を巻いたまま1~2時間お水に浸けておき、覗いてみてシャキっとしていたら新聞を外してあげましょう。
これで完了です!
お花がぐったりした時は、是非この方法をお試しくださいね!
お花*あれこれ事典~お花の基礎知識編 水揚げ編 part2 ~
お花の基礎知識
~水揚げ編 part2 ~
お花は水の中で切ると良い!というお話を聞いたことはありませんか?
これは「水切り」という水揚げ方法の一種です。
前回は、花は、「導管」で水を飲んでいるとお話をしましたが、この「水切り」という方法を用いると、
導管に空気を入れないように茎をカットすることが出来るので、
「深水の中で切ってあげましょう」などとよく本でも紹介されています。
方法はカンタン!
「水揚げ1」で紹介した3つのポイントを守り、
切れ味の良い清潔なハサミでスパッと気持ちよく斜めに切り、
綺麗なお水が入った花瓶に活けてあげれば良いのです。
さらに、お花屋さんで買った花を持ち帰るときにもポイントがあります!
茎の切り口が少しでも乾かないように保水してもらってくださいね!
これで、また一段とお花を長く楽しめます!
みなさんにより長く楽しんでいただけるように、
お花屋さんではこんなことを・・・。
お花屋さんではみなさんのご自宅で少しでも長持ちするように、店頭にお花を並べる前に、色々な水揚げ方法で下処理をしています。
一昔前までは、生産者から市場、そしてお花屋さんまで、お花は1日中ダンボール箱に入って送られてきました。
お花屋さんでの水揚げ作業も、時間と手間が掛っていました。
最近は、生産者、市場、お花屋さんが一丸となり、水の入った特殊なダンボールや専用バケツで送られるケースが増えてきました。
お花にとっても、茎が乾くことなく鮮度が保たれるので、画期的な方法ですよね。
お花屋さんで並んでいる、可愛いお花たちを見た時は、そんなことも思い出してくださると嬉しいです。
お花*あれこれ事典~お花の基礎知識編 水揚げ編 part1 ~
キレイなお花を買ったり、贈ってもらったら、、、、
せっかくだから、長く楽しみたい・・・・。と思ったことはありませんか?
お花もちょっとした、コツやテクニックをマスターすると、長く、キレイに楽しむことができます。
そんなお花を楽しんでいただける、トピックスをご紹介します。
お花の基礎知識
~水揚げ編 part1 ~
お花屋さんでお花を買うと、
切り口が斜めに切られているものをよく見かけます。
なぜ斜めに切るのでしょうか?
花は、「導管」という水を吸い上げる管を使って水を飲んでいます。
この導管がとても重要。
乾いてしまったり、バクテリア(花瓶のお水に湧いてしまう菌)が詰まってしまったりするとお花はお水を吸う手立てを失ってしまいます…。
この導管の断面積が少しでも広くなれば、お水を吸い上げやすくなります。
だから、花瓶に活けるときや、茎の導管が茶色くなっていたりしたときは、すぐに切って下さいね。
切るのは2cm~3cm程度。
その時に気を遣っていただきたい3つのポイント!
お花はバクテリアには勝てません。
・清潔なハサミで
・切れ味の良いハサミで
・綺麗な花瓶に綺麗な水で
お花を飾ってあげてくださいね。
4月の誕生花★アルストロメリア
4月の誕生花
アルストロメリア
【花言葉】 エキゾチック・未来への憧れ
春の桜、暖かな陽気。
たまに吹く冷たい風まで、さわやかな香りの4月。
新しいことを始める季節にぴったりの花言葉!
お誕生日はもちろん、他のお祝いのプレゼントにもオススメです。
アルストロメリアは1本のお花に、いくつものお花をつけているので、花束にするとボリュームたっぷり!
贈られた方の笑顔が隠れるほどの花束、素敵ですね♪♪
ぐるっと一周お花がついているので、自宅で食卓に飾るにもピッタリ。テーブルの中央で、まわりを華やかにしてくれます☆
■アルストロメリアとは…
花の色は、赤・白・黄色・ピンク・オレンジと多彩。バラエティーに富んだ品種群に、飾る楽しみが一層膨らみます。
花持ちがよく、次から次へと花を咲かせる魅力的なお花。
原産地は南アメリカですが、別名「インカの百合」、花の姿形から、かつては「百合水仙」と呼ばれることもあったこの花。
最近は、ちょっと長めのアルストロメリアという名前も知られてきました。
ギフトで贈る時も、自宅で飾る時も、ぜひ今が旬のアルストロメリアを。
新たなスタートを贈るあの人にお花を贈ろう!
いよいよ4月になりましたね。
まだ 少し寒い日が続きますが皆さんお元気ですか?
4月と言えば 入社式 入学式 入園式 新生活をスタートする方も多いのではないでしょうか。
ご親戚や身近の方達に
何をお祝いでプレゼントしようか 迷いますよね。
そんな時はお花を贈ってみませんか?
もらった時の感動は 月日が流れても色褪せません。
お花はもらった瞬間の美しさだけが 記憶として残るので
スタートにふさわしい ギフトですね。