ドラセナ

いい夫婦の日・結婚記念日のプレゼントにおすすめな花言葉を持つ花の種類

いい夫婦の日に花束をもらった奥さま
11月22日は、いい夫婦の日です。
今回は、いい夫婦の日にぴったりな花言葉を持った花の種類をご紹介します。

なぜいい夫婦の日は11月22日?理由は?

近年11月22日が「いい夫婦の日」であることが浸透してきました。
では、なぜいい夫婦の日が11月22日なのでしょうか。

いい夫婦の日は、語呂で日付が決められました。
11(いい)22(ふうふ)と、読めることから制定されました。

花言葉で気持ちを届ける

さっそく、いい夫婦の日に最適な花言葉を持った花の種類をご紹介します。
花言葉ごとに花の種類をまとめたので、伝えたい気持ちに合わせた花を探しやすくなっています。
ぜひ、いい夫婦の日のプレゼント選びに活用してください。

「感謝・ありがとう」が伝わる花言葉を持つ花

まず、パートナーに伝えたい感謝の気持ちが伝わる花の種類をご紹介します。

ピンクのバラ

ピンクのバラ:感謝

花言葉:感謝・上品・しとやか

数ある花の種類の中でも、最も有名と言ってもいいバラ。
バラは様々な色がありますが、ピンクのバラには「感謝」という花言葉があります。
ピンクのバラは美しくありながら、かわいらしさもあわせ持つため女性から人気があります。
花束やフラワーアレンジメントのメインにも、脇役にもなるピンクのバラはいい夫婦の日のプレゼントにおすすめです。

ピンクのバラは、1輪だけでも立派なプレゼントになるため「花を1本だけいい夫婦の日に贈りたい」と思っている方にもおすすめです。

かすみ草

かすみ草:感謝

花言葉:感謝・幸福

繊細な見た目で、かわいらしいかすみ草。
1つの茎を枝分かれさせながら小さな花をたくさん楽しませてくれるかすみ草は、花束やフラワーアレンジメントの脇役としてよく使われています。

様々な花と相性が良く、いい夫婦の日のプレゼントに限らず結婚記念日誕生日などの贈り物としてもよく活用されています。
そのためかすみ草という名前がわからないという方も、一度は見たことがある花の1つかもしれません。
先にご紹介したピンクのバラをメインに、かすみ草を加えた花束も人気です。

はじめに脇役としてよく使われているとご紹介しましたが、近年ではかすみ草だけをまとめた花束も女性を中心に選ばれることが多いです。
かわいらしく、ふわふわとした見た目を楽しむことができますよ。

ピンクのガーベラ

ピンクのガーベラ:感謝

花言葉:感謝・崇高美

たくさんの小さな花びらを、丸く並べたようなガーベラ。
カラーバリエーションが豊富でカラフルな色を楽しむことができるガーベラですが、ピンクのガーベラには「感謝」という花言葉があります。

丸くかわいらしい花の様子は高級感漂うバラや胡蝶蘭と違い、どこか親しみを感じやすく陽気な雰囲気もあります。
リラックスした雰囲気で花を渡したいと言う方や、キュートなデザインのフラワーギフトをプレゼントしたいという方、カジュアルな場で花ギフトを渡すという方にピンクのガーベラはおすすめです。

レースフラワー(ホワイトレースフラワー)

レースフラワー:感謝

花言葉:感謝・可憐な心・繊細

名前の通り、丁寧に編まれたレースにも見えるレースフラワー。
ふんわりとしたやさしい雰囲気を演出することができるのはもちろん、他の花とも相性が良いためいい夫婦の日だけではなく様々なお祝いの贈り物として選ばれています。

レースフラワーは、細くかわいらしい花が円形状に集まって、その集まりがさらに集まって1つの大きな花のようにも見えます。
その様子は、主張しすぎない存在感があります。
全体のボリュームアップはもちろん、花束やフラワーアレンジメントの華やかさが少し足りない時にもおすすめです。

先に紹介したかすみ草とレースフラワーは似ていますが、花束やフラワーアレンジメントに加えるとそれぞれに良さがあります。
花ギフトのデザインをイメージしながら、どの花を加えるか選んでみてくださいね。

「愛情・大好き」が伝わる花言葉を持つ花

続いてパートナーに愛を伝える花をご紹介します。
ずっと一緒にいると「大好き」という気持ちは、なかなか口に出して伝えなくなることも……。
いい夫婦の日には、あらためて妻や夫に大切な気持ちを伝えましょう。

赤バラ

赤バラ:愛情

花言葉:愛情・あなたを愛しています・情熱

プロポーズなどでも贈られることの多い赤バラ。
「愛情」という花言葉もいい夫婦の日にぴったりですが、その見た目もプレゼントとして最適です。

誰もが知っている花といってもいいほど有名な赤バラは、1度はプレゼントされることを夢見たことがあるという方も多いはず。
ロマンチックで美しく、上品な赤バラをいい夫婦の日にプレゼントしてみてくださいね。
「あなたを愛しています」という花言葉に、普段は言えない「大好きだよ」という気持ちを託すことができそうです。

ピンクの胡蝶蘭

ピンクの胡蝶蘭:あなたを愛する

花言葉:あなたを愛する

上品で、高級感のある胡蝶蘭
胡蝶蘭は比較的花持ちが良く、長く美しい様子を楽しむことができます
鉢植えでプレゼントする場合は、水やりや肥料をあげる回数などが少なく、他の花よりもお手入れが少なく簡単なことも嬉しいポイントです。

フォーマルな場での贈り物として選ばれることもある胡蝶蘭は、両親へ贈るいい夫婦の日のプレゼントとしてもおすすめです。
白の胡蝶蘭よりもピンクの胡蝶蘭は比較的あたたかな雰囲気があり、いい夫婦の日以外に母の日のプレゼントとしても贈られることがあります。

カーネーション

カーネーション:無垢で深い愛情

花言葉:無垢で深い愛

丸いフリルのような愛らしい花が、子供から大人まで幅広い年代の方から人気のカーネーション。
母の日に贈る花としてイメージが強い方もいらっしゃるかもしれませんが、カーネーションは、いい夫婦の日をはじめとして誕生日や結婚記念日などさまざまなお祝いのフラワーギフトに使われています。

カラーバリエーションが豊富で、有名な赤やピンクだけでなくオレンジや白、緑、紫、青などたくさんの花色があります。
さまざまな色をカーネーションで使うことができるため、妻や夫の好きな色で花束やフラワーアレンジメントを作ることができるのです。

赤いガーベラ

赤いガーベラ:愛情

花言葉:愛情・情熱・ロマンス

赤いガーベラには「愛情」という花言葉があります。
先にご紹介した赤バラを贈るのは「ロマンチックすぎて少し恥ずかしい……」という方にも赤いガーベラは選ばれています。
ガーベラは赤以外にも様々な色があるため、赤いガーベラをメインにカラフルなガーベラを使った花束やフラワーアレンジメントにするのも喜ばれるかと思います。

ちなみにガーベラは他の花に比べて、お手頃な値段で購入することができることも。
決まった予算の中でできるだけ花を多く贈りたいと思っている方は、ガーベラがおすすめです。

黄色のスターチス

スターチス:変わらない思い

花言葉:愛の喜び

ドライフラワーとして利用されることも多い、スターチス。
スターチスは植物全体の水分量が少ないため、お花屋さんで販売されている頃から、乾燥しているような触り心地があります。
水が足りないことで、くたっと倒れてしまうことなどはほとんどなく、花持ちが良いです。

花束やフラワーアレンジメントに使われる時は、メインで使われている花と花の間を埋めたり、フラワーギフト全体のボリュームを出したりする脇役として使われることが多いです。

ちなみにスターチス全体の花言葉は「変わらぬ心・変わらぬ思い」などがあります。
結婚してから変わらない妻や夫への気持ちを、スターチスで伝えることもできそうですね。

アイビー

アイビー:永遠の愛

花言葉:永遠の愛

アイビーは花を楽しむものではなく、葉を楽しむ葉もの(グリーン)と呼ばれる種類ですが、素敵な花言葉を持っているのでここで紹介させてください。

花束やフラワーアレンジメントに、グリーンを足す脇役として使われることが多いアイビー。
アイビーを花ギフトに入れることによって、ナチュラルな雰囲気にしたり、フラワーアレンジメントで使われる容器の取っ手に絡ませたりすることによって、動きを出したりすることもできます。
かわいらしい葉の形から、アイビーが好きという方も多いです。
葉は、ハート形に似ているかもしれません。

アイビーは特に日持ちする植物で、花瓶に飾っていたら「いつのまにか根が生えていた!」ということも。
根が生えてきたアイビーは、土に植えることでそのまま育てることもできます。

「幸せ・幸福」が伝わる花言葉を持つ花

「夫婦・家族でいることで幸せを感じている」ということを花言葉で伝えてみましょう。

胡蝶蘭

胡蝶蘭:幸せが舞い込んでくる

花言葉:幸運が舞い込んでくる・幸福が飛んでくる

愛情や「大好き」という気持ちが伝わる花言葉を持つ花として、ピンクの胡蝶蘭をご紹介しましたが、実は胡蝶蘭全体は「幸運が舞い込んでくる」や「幸福が飛んでくる」という花言葉を持っています。
この花言葉は胡蝶蘭の花が飛んでいる蝶々に似ていることが由来になったと言われています。

鉢植えで流通している印象が強い胡蝶蘭ですが、実は花束やフラワーアレンジメントとして使われる切り花でも流通しています。
もちろん、切り花になっても胡蝶蘭は花持ちが良く、比較的きれいな花を長く楽しむことができます
鉢植え・花束・フラワーアレンジメントと様々なスタイルを選ぶことができるのも胡蝶蘭の良さです。

ブルースター

ブルースター:幸福な愛

花言葉:幸福な愛・信じあう心

上の写真はブルースターとレースフラワーです。
「感謝」という花言葉を持つレースフラワーと「幸福な愛」という花言葉を持つブルースターはいい夫婦の日にぴったりな組み合わせですね。

水色やブルーなど青系の花は少ないため、花束やフラワーアレンジメントのワンポイントとして活用されることも多いブルースター。
水色が好きな方はもちろん、差し色として花ギフトにブルースターを入れるのも人気です。

ブルースターという名前の通り、青い星のように見えるのが特徴的。
花がフリフリとしたかわいさではないため、夫・男性へのプレゼントにもおすすめです。
「いい夫婦の日のプレゼントで花を贈るのは妻・女性だけ」と言わずに、夫・男性にも贈ってみてくださいね。

ちなみにブルースターは花が終わりに近づいてくると、徐々に花の色が濃く変化していきます。
部屋に飾っているときは、花の色の変化にも注目してみてください。

ドラセナ

ドラセナの花束:幸福

花言葉:幸福・幸運

いい夫婦の日をはじめとする、お祝いの花ギフトで使われることも多いドラセナ。
ドラセナもアイビー同様に葉もの(グリーン)です。
花を楽しむのではなく、葉を楽しむ種類になります。

ドラセナはさまざまなスタイルで活用され、色々な形にデザインされます。
大きなフラワーアレンジメントから、コンパクトな花束まで幅広いサイズ感でドラセナを見ることができます。
細長い葉は、そのままフラワーアレンジメントに入れることでボリューム感を出すことができ、他にもくるっと葉を丸めて使うことも。
上の写真は、ドラセナを丸めて使っています。

品種も豊富で葉の色が赤い種類や、葉が短く小さい種類もあるため、フラワーギフト全体のデザインに左右されずに「幸福」という花言葉を持つ植物を使いたい時は、おすすめです。
種類豊富なドラセナが、イメージのフラワーギフトのデザインに合わせてくれるはずです。

ポインセチア

ポインセチア:幸運を祈る

花言葉:幸運を祈る

クリスマスの時期になると、飾られることの多いポインセチア。
いい夫婦の日にプレゼントすれば、これからの冬を彩ってくれるだけではなくクリスマスまでの期間も楽しむことができそうです。
ちなみに色は赤が有名ですが、白やピンクなどもあります。

花束やフラワーアレンジメントではなく、多くは鉢植えとして流通しています。
鉢植えをいい夫婦の日に贈りたいという方は、ポインセチアが特におすすめです。

いい夫婦の日に花のプレゼントは嬉しい?

小さな花束をもらい喜び女性
花ギフトは、美しい色と良い香りを楽しませてくれます
花は年齢を問わず、受け取ったら自然と笑顔になってしまう贈り物の1つなのです。

定番だから憧れがある

照れながら花束を渡す男性
プレゼントの王道でもある、花束やフラワーアレンジメント。
「プレゼントといえば花」と言っていいほど、贈り物として定着している花は、いい夫婦の日や結婚記念日に喜ばれるギフトです。
王道・定番のプレゼントだからこそ、誰もが1度は憧れたことがあるプレゼントでもあり、何歳になっても嬉しいプレゼントなのです。

花言葉で気持ちが伝わる

ピンクのバラの花束を渡す男性
花それぞれが持っている花言葉で、気持ちを伝えることができます
言葉で伝えるのは難しいという方は、花言葉に力を貸してもらいましょう。
感謝や愛情が伝わる花言葉の花を贈って、いつもは恥ずかしくて言えない想いを伝えるのもおすすめです。

サイズやデザインが選べる

ピンクバラの花束
花の本数や種類を変えることによって、サイズ感を調節することができます
花は大きな花束を贈ることも、コンパクトで飾りやすいフラワーアレンジメントを贈ることもできるのです。

さらに同じ花でも、花の色が変われば雰囲気もかなり変化します。
妻や夫のイメージに合わせたプレゼントをすることができるのも嬉しいポイントです。

フラワーギフト全体のボリューム感や、花の種類を選ぶことによって、ちょっとした感謝の気持ちを伝えるのも、大きな愛情を伝えることもできるでしょう。
伝えたい気持ちに合わせて、花ギフトを選んでみてくださいね。

収納する場所がいらない

花は生きているため、いい意味で捨てる時が来ます。
「プレゼントはあげたいけど物は飽和している」という方にも、花はおすすめなのです。

趣味や好みがわからなくてもカバーできる

バラとブルースターの花束
また他の品物とは違い、趣味や好みの影響を受けることが少ないため、花をもらってがっかりしたという方は少ないはず。
どんな人でも、もらって嬉しいのが花ギフトなのです。

いい夫婦の日を入籍日にする?

結婚式
語呂合わせで覚えやすいこともあり、いい夫婦の日は入籍日にすることも多いそう。
いい夫婦の日に入籍するメリット・選ぶ理由には以下があるようです。

 

  • 語呂で覚えやすい
  • テレビなどで取り上げられるため、忘れにくい
  • 幸せになれそうな日付で縁起が良さそう
  • 次の日が祝日だから旅行に行きやすい
  • いい夫婦の日に関連したイベントが開催されていることもある

 

毎年11月23日は勤労感謝の日で祝日のため、結婚記念日から翌日にかけて外出しやすいというのも選ばれている理由なのですね。

もっといい夫婦の日について知りたい

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結婚指輪を付けた手

2人の想いを伝える【いい夫婦の日】

バラを贈る本数にも意味がある?本数で変わる意味を紹介。

いい夫婦の日・結婚記念日には花ギフトを

今回はいい夫婦の日に贈りたい花の種類についてご紹介しました。
いつも一緒にいると、あらためて気持ちを伝えることが少なくなってくることも……。
「最近、ありがとうって言ってないな」と思った方は、妻や夫に感謝の思いが伝わる花言葉を持つ花を使って、花束やフラワーアレンジメントをプレゼントしてみてくださいね。
花言葉を伝えることが、パートナーとのコミュニケーションの1つになるかもしれません。

皆さまにとって、11月22日のいい夫婦の日が素敵な1日になりますように。

2022-09-30 | Posted in , 花を贈る時No Comments » 

 

花言葉で感謝を伝えるお花~プレゼントにおすすめ~


バラとカスミソウ

日が沈んでしまう時間が、早くなりましたね。
少し前までは明るかった時間帯も、今は暗くなっているような気がします。
さて、突然ですが皆さんは大切な方に、感謝の気持ちを伝えイェイ増すか?
記念日は、いつもは恥ずかしかったり、当たり前になっていたりして、なかなか伝えられない「想いを伝えることができるチャンスの日」と捉えることもできますよね。
パートナーやご両親へ、1年に1回の記念日をきっかけに、日頃の感謝の気持ちを込めてお花を贈ってみては?
今回は、花言葉でありがとうの想いを伝えてくれる、お花の種類を8つご紹介します。
もちろん、いい夫婦の日・勤労感謝の日に限らず、お誕生日結婚記念日など他の記念日のプレゼントにも喜ばれると思いますよ。
また、ちょっとしたお礼としても良いかもしれませんね。

◆ピンクバラ


ピンクバラ

花言葉:【感謝・幸福・温かい心】など
バラの魅力は、その美しい花姿
お花屋さんで見かけるだけでなく、物語の中に登場することや、雑貨のデザインに使われている所を見たことがある方も多いのではないでしょうか。
バラは、お花屋さんで見かける生花に限らず、モチーフ・デザインを見ただけで「バラだ」と分かる方がほとんどだと思います。
さらに、バラの魅力は花姿だけではなく、うっとりしてしまうような香りもありますよね。
バラの香りは香水やお菓子、柔軟剤などにも活用されています。
それだけ、バラが多くの方に知られていて、ファンの多いお花だと伝わってくるようです。
人気なバラの中でもピンク色は、特に女性からの人気が高いお花です。
ちなみに、結婚記念にもらったら嬉しいお花の1つのようですよ。
結婚記念日に奥様へお花を贈ろう」と考えている方は、ピンクバラがおすすめです。

◆レースフラワー


レースフラワー

花言葉:【感謝・繊細・可憐な心・細やかな愛情】など
お花は、名前の通り細かく編まれたレースのよう。
バラほど有名なお花ではないかもしれませんが、その繊細さから人気のあるお花です。
花束アレンジメントのメインになる」というよりは、他のお花と合わせて使われ、引き立て役として使用されることが多いかもしれません。
レースフラワーは、全体をボリュームアップさせてくれたり、フラワーギフトの印象をやわらかく優しいものにしてくれたりもしますよ。
また、お花屋さんによっては、ラメを付けてキラキラさせていたりもします。
ぜひお花屋さんに立ち寄った際は、レースフラワーにも注目してみてください。

◆カスミソウ


カスミソウ

花言葉:【感謝・幸福・無邪気・清らかな心、親切】など
小さく、可憐なお花であるカスミソウ。
1つの茎から、広がっていくように咲いている細かいお花が、天の川のように見えるとも言われています。
こちらもメインになることは少ないお花ですが、花束やアレンジメントで合わせた時に他のお花の魅力を引き立ててくれます
また、カスミソウはドライフラワーや、押し花に向いているお花でもあります。
そのため、しおりやインテリアにすることもおすすめです。
レジンでアクセサリーなどを作る際に、素材として使うことも良いかもしれませんね。
ちなみに、カスミソウはその控えめな花姿に対して、香りが強いお花の1つでもあります。
「どんな香りなのかイメージできないなぁ」という方は、ぜひカスミソウの香りを感じてみてくださいね。

◆イエローラナンキュラス


ラナンキュラス

花言葉:【優しい心遣い】など
ふわっとした花姿と、たくさん重なる薄い花びらが、なんともかわいらしいラナンキュラス。
同じ黄色でもラナンキュラスは、鮮やかな濃い色から淡くやわらかな色まであります。
プレゼントされる方や、フラワーギフトのデザインに合わせて花色の濃淡を決めてみてくださいね。
お花屋さんでは、花束やアレンジメントなどで使う「切り花」と、「鉢植え」で販売されていることが多いです。
もしかすると、花びらが重なっている様子から、ラナンキュラスを見て「バラ?」と、思われる方もいらっしゃるかもしれません。
「バラとラナンキュラスを見分けたい」という時は、葉に注目してみてください。
ラナンキュラスとバラとの大きな違いは、葉の形です。
ラナンキュラスとバラを見比べる際は、ぜひ葉にも注目してみてくださいね。
※ラナンキュラスは、春に流通するお花のため、季節によっては購入することが難しいかもしれません。

◆ピンクカーネーション


カーネション

花言葉:【感謝・気品・温かい心・上品・美しい仕草】など
カーネーションは、昔からヨーロッパなどで親しまれてきたお花の1つです。
カーネションは「母の日に渡すイメージ」が強い方も、いらっしゃるかもしれません。
しかしカーネーションは、お誕生日をはじめとする様々な用途で選ばれているお花でもあるのです。
そのため、流通している量もバラ・菊(マム)に次いで多いんですよ。
品種がとても豊富で花色やお花の大きさ、花びらの形などが異なり、たくさんの姿を楽しむことができます。
たくさんのカラーバリエーションの中でもピンクカーネーションは、特に女子から人気が高いお花。
年代を問わず愛されているので、年上の方へのプレゼントにも、お子さんへのプレゼントにもおすすめです。

◆デルフィニウム


デルフィニウム

花言葉:【あなたは幸福をふりまく・尊大・寛大・清明】など
デルフィニウムは、珍しいブルーのお花です。
淡い水色から濃い青色まで、同じブルーでもバリエーションが豊富。
フラワーギフトのデザインに合わせて、色合いを選ぶことができそうです。
お誕生日や、結婚記念日などの記念日に選ばれることも多いですが、その花色からサムシングブルーの贈り物としても人気です。
サムシングブルーとは、結婚式で花嫁さんの幸せを祈るための「おまじない」のようなもの。
結婚式の日にブルーの物を身につけると、その花嫁は幸せになれると言われているのです。
大切な方の結婚式があるという方は、デルフィニウムを贈ってみてくださいね。
ちなみに、デルフィニウムという名前の由来は、デルフィニウムのつぼみがイルカのように見えることからで、イルカを意味するギリシャ語の「delphis」からなのだそうです。
デルフィニウムをもらった時は、つぼみも観察してみると面白いかもしれませんね。

◆ガーベラ


ガーベラ

花言葉:【感謝・元気・常に前進・上機嫌】など
たくさんの花びらが丸く並んだ花姿が、キュートなガーベラ。
パッと開いたような花姿は、見ているだけで元気になれそうですよね。
その明るい対印象からガーベラは小さなお子さんだけでなく、おじいちゃん・おばあちゃんまで幅広い年代の方から好まれています。
メインのお花にも、わき役にも向いているお花です。
ガーベラは、赤・オレンジ・黄色・グリーン・ホワイト・ピンク…などなどカラーバリエーションが豊富です。
ここでご紹介した花言葉は、ガーベラ全体のものですが、実は花色によって花言葉が異なります。
色ごとの花言葉が気になったという方は、こちらを合わせて読んでみてください。
ガーベラの品種や、各色ごとの花言葉を掲載しています。

>>>かわいいガーベラの品種一覧~花言葉も掲載~

◆ドラセナ


ドラセナ

花言葉【幸福・永遠の愛・隠しきれない幸せ】など
ドラセナとは、花束やアレンジメント活用される定番の葉ものです。
お花屋さんで、フラワーギフトに使うグリーン(葉)と言ったら「ドラセナ」と言うほどメジャーな葉です。
実はドラセナ属には、200種類以上の種類があり、葉の形や色も様々。
すっと伸びた細長い形の葉や、だ円形でよくイメージされる葉の形をしたものまであります。
さらに、葉の色は定番の緑色から赤色まであるのです。
ドラセナを意識して観賞している方は少ないかもしれませんが、とても高い頻度でフラワーギフトに使用されているので、見たことはある方が多いかと思います。
具体的に花束などでは、細長いドラセナをくるっと巻いて、立体感やボリューム感を持たせるように使われています。
または、お花がきれいに見える方向が決まっている、ワンサイドのアレンジメントなどの裏側にもあしらわれていることも多いです。
ちなみに、ドラセナは切り花だけではなく、観葉植物としても流通しています。
観葉植物のドラセナについて気になった方は、調べてみてくださいね。

◆最後に


花束

今回は、感謝に関連した花言葉を持ったお花をご紹介しました。
いい夫婦の日・勤労感謝の日・結婚記念日・お誕生日など…様々な場面で喜んでもらえるお花です。
大切な方に「ありがとう」と言う気持ちを込めて、感謝の花言葉を持ったお花で、フラワーギフトを作るのもいいかもしれませんね。

 

 

2020-12-08 | Posted in , 花を贈る時No Comments » 

 

男女ともに喜ばれる!誕生日にプレゼントしたい観葉植物5選

男女ともに喜ばれる!誕生日にプレゼントしたい観葉植物5選

近頃、よく耳にするボタニカルという言葉。
ボタニカルとは「植物由来」という意味で、シャンプーや化粧水などさまざまなアイテムに取り入れられています。
最近ではインテリア業界からも注目されており、モデルルームやインテリア雑誌などでは「ボタニカルスタイル」として観葉植物でコーディネートした部屋が人気を集めているのだとか。

そこで、誕生日のプレゼントとしてボタニカルスタイルの観葉植物を選んでみてはいかがでしょうか?観葉植物は、男女問わず人気のあるインテリアアイテムです。今回は、誕生日プレゼントにおすすめの観葉植物を5つご紹介します。

スタイリッシュさを好む方には「柱サボテン」

スタイリッシュさを好む方には「柱サボテン」
柱のように縦に伸びる「柱サボテン」。丸みのあるシルエットには可愛らしさと親しみやすさがあり、男女問わず人気のある観葉植物のひとつです。

柱サボテンは、春から秋にかけて成長し、秋から冬はほぼ成長が止まるというサイクルで大きくなります。茎に水分と栄養を蓄えられるため、ほったらかしても育つ丈夫さがグッド◎ただし、日陰に置くと日光を求めクネクネと折れ曲がり、まっすぐ伸びてくれないので注意が必要です。花も咲かせますが、咲くまでには数十年かかってしまいます。

《特徴や育てるときのポイント》
・成長する時期には土が乾いたら水をやり、成長が止まる時期は茎がしおれたら水をやる程度でOK
・湿度の高いところを避け、日当たりと風通しのよいところに置く
・肥料は基本的に不要
※大きく成長させたい場合、成長する時期に液体肥料をあげるのが◎

ナチュラル派な方には「モンステラ」

ナチュラル派な方には「モンステラ」
南米原産の常緑樹。ハワイアンキルトやアロハシャツ・夏用のインテリアの柄にもよく用いられ、切り込みを入れたような葉の形は南国にいるような雰囲気を演出します。シックでシンプルな男性の部屋にもマッチし、キッチンやバスルームなどの水周りにもぴったりです。
机やテーブルの上に置ける小さなものから玄関や窓辺に置ける大きなものまであるので、プレゼントする相手がどこに置くのかをイメージして選びましょう。
モンステラには、邪気払いや金運UPといった風水効果もあるといわれています。

《特徴や育てるときのポイント》
・高温多湿に強く耐陰性はあるが、耐寒性には弱いため温度管理に注意
・根腐れを防ぐため、水はけのよい土に植える
・直射日光やエアコンなどの風が直接あたるところには置かない

観葉植物初心者の方(特に男性)には「ドラセナ・ユッカ」

観葉植物初心者の方(特に男性)には「ドラセナ・ユッカ」
※画像は「ユッカ」です。

暑さや寒さに強く、育てやすいといわれるユッカ。ユッカには、「青年の木」という異名があり、男性へのプレゼントにぴったりです。
他の観葉植物と違って耐寒性に優れていて、0℃までは耐えられるので庭植えをしても冬が越せます。それくらい丈夫で、世話が楽ちんなのが魅力です。同じユッカでも茎のあるものとないものがあり、庭先に似合うもの、エントランスやバルコニーに似合うもの、寝室に馴染むものなどがあります。形や色を確認して、プレゼントする相手にぴったりのものを選びましょう。

《特徴や育てるときのポイント》
・耐陰性・耐寒性に優れ、乾燥にも強いため室内外どちらでも育てられる
・日当たりのよい場所が好ましいが、耐陰性に優れているので日陰でも十分育てられる
・土が乾いたらたっぷりと水やりをする
※受け皿に水は溜めないよう、こまめに捨てることが大切

男女の愛の証として。「フィロデンドロン」

男女の愛の証として。「フィロデンドロン」
※画像は「フィロデンドロン セローム」です。

原産地は中南米。ツルが上へ伸びていこうとするものと、茎が直立して伸びるものとがあります。フィロデンドロン(Philodendron)は名前がロマンティックで、ギリシャ語でPhilodenが「愛する」、dendronが「樹木」という意味を持ちます。その名前から、縁結びの願いを込めて育てられることもあるのだとか。
部屋に1つあるだけで、光沢ある大きめの葉がお部屋に高級感をもたらします。誕生日だけでなく、結婚記念などのプレゼントにもおすすめです。

《特徴や育てるときのポイント》
・耐寒性が弱いため、季節ごとに置く場所を変えたり、温度調整したりする必要がある
・明るいところが好ましいが、直射日光は避ける
・水はけの良い土に植える
・土が乾いたらたっぷりと水をやり、葉には定期的に霧吹きをかける

めずらしい植物が好き方に「シェフレラ・アルパイン」

めずらしい植物が好き方に「シェフレラ・アルパイン」
※画像は「シェフレラ」です。
オーストラリア・東南アジア熱帯雨林気候区原産です。アメリカを中心に、海外でも大人気のシェフレラ・アルバイン。流通が少なく、街なかのフラワーショップではなかなか見かけない観葉植物のため、より喜んでもらえるプレゼントとなるでしょう。真夏の直射日光さえ避ければ耐寒性もあるので育てやすく、全体的にバランスのとれたフォルムはどんなお部屋にもマッチします。

《特徴や育てるときのポイント》
・耐寒性に強く、0℃以上であれば屋外でも冬を越せる
・日当たりと風通しのよいところが好ましい
・土が乾いたらたっぷりの水をやり、乾燥する季節には葉に霧吹きをかける

ボタニカルスタイルがブームの今、誕生日プレゼントには観葉植物がおすすめです。お部屋をオシャレに彩れる観葉植物は男女問わず人気のアイテムのため、きっと喜ばれるはずです。

2018-05-22 | Posted in , 花を贈る時No Comments » 

 

観葉植物の冬越し ~お花*あれこれ事典~

秋も終わりに近づいてくると植物は本格的に冬越しの準備を行います。山が赤や黄に色づく見事な紅葉と、その後におこる落葉も、植物にとっては冬越しの準備のひとつといわれています。

しかし、室内や庭を緑でいろどる観葉植物は、もともと冬のない熱帯地域などが出身地であることが多いです。そのため、冬越しの準備を手助けする必要があります。

今回の花だよりでは、観葉植物の冬越しについてお伝えいたします。

観葉植物に厳しい季節・冬

kanyou01前述のとおり、観葉植物は熱帯などのあたたかい地域で育つ植物が多いので、秋の終わりから春の初めまでは観葉植物にとって寒すぎる季節といえます。特に、真冬の寒さは多くの観葉植物が本来経験しないものとなります。

寒くなると風邪をひく方が多くなりますが、観葉植物にとっても寒さは体調を崩す原因となり、最悪の場合は枯れてしまいます。なので、寒さで観葉植物が枯れてしまわないように、しっかりと冬越しの準備をしてあげるのが重要なんですね。

しかし、植物の種類によってどの程度までの寒さに耐えられるかは変わります。これを耐寒性と呼びます。寒さに強い、つまり耐寒性が高い観葉植物もあれば、たとえ室内でも設置場所が悪いと枯れることがある耐寒性の低い観葉植物もあるので、自分が育てている観葉植物の耐寒性を事前に調べておきましょう。

■観葉植物の冬越しの方法

観葉植物

~ 設置場所 ~

植物にとって生きるために必要なエネルギーは光合成によってつくられます。たとえ冬でもそれは変わらないので、よく晴れた日は外に出して日光浴をさせてあげるといいでしょう。最高気温が10度を超えない地域にお住まいの方や、何らかの事情で外に出せない方は南向きの窓際に置くようにします。

夜はたとえ室内といえども外の気温の影響を受けとても寒くなります。とくに窓際は外の寒気の影響によりもっとも冷え込む場所なので、部屋の中央に移動させます。夜の間は浴室に移動させると、湯船に張ったお湯のおかげで適度な湿度と室温があるのでおすすめです。

耐寒性の低い観葉植物は、夜間は発泡スチロールの箱などをかぶせると保温機能があり、冬越ししやすくなります。発泡スチロールの箱がかぶせられないような大きな観葉植物は、ビニールをかぶせたり新聞紙や段ボールでおおうといいでしょう。

~ 水やり・肥料 ~

冬越しを失敗する原因としてもっともおおいのが、間違った水やりにあるといわれています。水のあげすぎは根腐れの原因となるので、土はつねに乾燥気味でもかまいません。水やりの目安は土の表面が乾いてから、更に3~5日経過したあととなります。

また、秋から春にかけてはもっとも観葉植物の成長がにぶる時期であり、水だけでなく肥料も不要となります。何らかの病気にかかり必要になった場合をのぞき、肥料を与えるのも避けたほうが無難です。

寒さだけではなく、乾燥した空気も観葉植物には大敵となります。冬は空気が乾燥しがちなので、加湿器を使うか、または葉や葉の周囲に向けて霧吹きで水をかけてあげてください。寒いからといって、暖房の風が直接あたるような位置に置くのは厳禁。乾燥がすすみ葉焼けし、やがて枯れてしまう原因となります。

毎日実践するのは難しいこともあるかもしれませんが、一度冬を乗り越えた観葉植物は耐寒性があがり冬越ししやすくなるといわれています。また、すこし葉が傷んでも根が元気であれば春から夏にかけての時期で回復することも多いので、根気強く取り組みましょう。

■冬に強い観葉植物

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観葉植物の冬越しって大変そう…という方は、耐寒性の高い観葉植物を育てるのもいいでしょう。

耐寒性の高い観葉植物の中でも、オーガスタはとくにおすすめです。いかにも熱帯植物のような幅広の葉をもっていますが、霜が降りなければ、冬でも外で育てることができるほど、耐寒性がとても高い植物です。また、日陰にも強く、室内でも十分に育てることができるので、霜が降りるほど寒い地域の方でも安心して育てることができます。

大きな葉からたくさんの水分が空気中に放出されるため、生きている加湿器の役割も果たします。ただでさえ乾燥しがちな冬には嬉しい植物ですね。とはいえ、暖房をつけている部屋ではオーガスタ自体が弱ってしまうので、ほかの手段での加湿も併用してください。

春をむかえたら・・・普段の観葉植物のお手入れについてはこちら

2014-11-14 | Posted in お手入れの基本No Comments » 

 

観葉植物のお手入れ入門 その3 植え替え ~お花*あれこれ事典~

観葉植物のお手入れ入門もいよいよ3回目となりました。今回お伝えするのは、頻繁におこなうわけではありませんがとても大事な「観葉植物の植え替え」についてです。
 
観葉植物にとってベストな置き場所を見つけ、時間をかけて正しい水やりの仕方を身につけたのに、根づまりに気づかず枯れてしまった…なんてことにならないためにもぜひとも覚えて実践してみてくださいね。
 
>観葉植物のお手入れ入門①はこちらから
>観葉植物のお手入れ入門②はこちらから

■なぜ植え替えが必要なの? 植え替えの基本

2512121078_ac37c50c48観葉植物が大きくなってきたら植え替えが必要となってきます。ずっと同じ鉢で育てていると、根が鉢の中でつまり観葉植物の生育が悪くなる、土の中の養分が消費しつくされてしまうなど、問題が多々あるからです。どんなに期間をあけても2年に1回ほどはおこなうようにしてください。
 
ただし、土から腐臭がしたり、鉢から根が何本も飛び出したり、根ぐされを起こしているときはできる限り早めに植え替えます。そのまま置いておくと観葉植物が枯れてしまうことも少なくありません。
 
植え替えをする時期は1年のうちでもっとも観葉植物が元気な5~6月ごろが最適です。真夏は熱帯原産の観葉植物といえども暑さで弱りがちなので避けたほうが無難です。また、真冬の植え替えは致命的なストレスになりかねないので厳禁です。秋のうちから観葉植物は冬を越す準備をはじめるので、遅くとも9月が限度となります。

■植え替えの実践

Samambaia - tire tub planting pots.まずは観葉植物を鉢から引き抜きます。観葉植物が大きくなりすぎ、根がつまっているときはなかなか抜けませんので、足で鉢の側面を蹴って隙間をつくりながら抜きます。どうしても無理であれば鉢をハンマーなどで叩き割る方法もあります。
 
鉢から観葉植物が抜けたら古い土を根からふるい落とします。だいたい3分の1ほど落とせばじゅうぶんです。きれいに落とそうと頑張りすぎたあまり根を傷つけてしまった、ということがないように気をつけましょう。
 
1回り大きな鉢の底に、水はけをよくするためと土が流れ出ないために石を敷き詰めます。更にその上から新しい土を半分ほど入れ、その上に観葉植物を植えかえます。新しい土は観葉植物用のものがホームセンターなどで販売されているので、それを使えば問題ありません。
 
植え替え後は観葉植物も根にダメージを負っているため、2週間ほどは肥料をやらず、水やりも控えめにしましょう。直射日光や風があたらない穏やかな環境で観葉植物を休ませてあげると◎です。

■おすすめ観葉植物③ オーガスタ

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今回おすすめする観葉植物はオーガスタです。非常に寒さにつよく、5℃程度なら越冬できます。室内で育てるなら気温はまず問題ないでしょう。
 
根がよく成長する観葉植物なので、植え替えは鉢から根が出ていたら必ずおこないます。そのまま置いておくと、枯れるどころか鉢を壊してしまうこともあります。
 
観葉植物のお手入れ入門は今回が3回目となります。すでに何度かお伝えしているとおり、観葉植物の種類によってはことなるお手入れ方法が必要となります。
 
まずは花だよりでも紹介した手軽に育てることのできる観葉植物からチャレンジし、慣れてきたら様々な観葉植物を育ててみてください。
 
お部屋を緑でいろどり、素敵な毎日をおくってくださいね。

 
 
 
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>観葉植物のお手入れ入門②

2014-07-26 | Posted in お手入れの基本, No Comments » 

 

観葉植物のお手入れ入門 その2 水やり ~お花*あれこれ事典~

観葉植物のお手入れ入門、2回目のポイントは「正しい水やりのしかた」についてです。
 
「え、水やりに正しいなんてあるの?毎日欠かさずやれば大丈夫でしょ」なんて思っている方は大間違い。水やり3年という言葉があるくらいとても難しいものなんですよ。
 
観葉植物と末長く付き合っていくためにも、正しい水やりの基礎を学んでいってくださいね。
 
>観葉植物のお手入れ入門①はこちらから
>観葉植物のお手入れ入門③はこちらから

■水やりは土が乾いてから

2473930145_382a853f5b_o間違った水やりの方法は観葉植物を枯らしてしまう最も多い原因といわれています。枯れてしまうのをおそれ1日に何回も観葉植物に水をあげる人がいますが、これはNG。わたしたちが喉がかわいていない時に水をむりやり飲むと苦しくなるのと一緒です。
 
観葉植物に水をあげる時のポイントとして、タイミングは土がかわいてからがいいでしょう。土の中に第一関節のあたりまで指を入れてみて、水気を感じられるようであればあげなくても大丈夫です。特に冬場はあまり水を与えすぎると観葉植物は寒さに対して弱くなってしまうので、土がかわいて2~3日置いてから水を与える程度でもOKです。
 
水をあたえる時は、観葉植物の鉢の底から水が出てくるまでたっぷりとあたえるようにしてください。土の中の隙間を水が流れると空気の入れ替えをすることができ、観葉植物の根が元気になります。なお、鉢皿にたまった水は根ぐされの原因となってしまうためきちんと捨てましょう。
 
水やりは基本的に日中を避け、朝におこなうようにします。特に夏は日光で水が温められ、観葉植物の根が煮えてしまうおそれがあります。観葉植物の葉がしおれているなど見るからに元気がない場合を除き、土が乾いていても夕方まで待ちましょう。

■もう1つの水やりの方法・葉水

kanyou002植物は根だけでなく葉からも水を吸収することができるので、ときおり観葉植物の葉に霧吹きで水をかけ湿らせてあげます。これを葉水(はみず)といい、観葉植物を育てるときにとても役立つテクニックのひとつです。
 
葉水の効果は乾燥によるしおれを防ぐだけでなく、観葉植物にとって大敵であるハダニやうどんこ病などの病害虫の予防にもなります。また、ホコリなどの汚れを落とすことで観葉植物にとって大事な見栄えもよくなります。
 
サボテンなど本来乾燥している地域が原産の観葉植物ならあまり必要はありませんが、その他の観葉植物では葉水をおこなうことが必須です。室内の湿度が60度を下回っている場合や、観葉植物を戸外で育てている場合は積極的におこないましょう。
 
先述のとおり冬場は水やりの頻度を少なくした方が観葉植物は寒さに対して強くなりますが、空気が乾燥しがちな季節なので1日に1回程度は葉水をおこなってください。
 
なお、葉水の一番の目的は観葉植物の周囲の湿度をあげることにあるので、葉の上に水滴ができるほど水をかける必要はありません。
 
観葉植物の水やりの基本は以上になります。冒頭でもお伝えしたとおり、水やり3年と呼ばれるほど水やりは非常に難しいものです。まずは基本をしっかりと身につけたうえで、観葉植物の種類や状況に応じた水やりの仕方を実践してみてください。

■おすすめ観葉植物② モンステラ

今回おすすめする観葉植物はモンステラです。不規則な切れ目が入る独特な葉が人気の観葉植物ですね。日陰を好むので、室内でそだてるには最適の観葉植物です。また耐寒性も高いので水やりに気をつければ冬を越すのは難しくありません。
 
基本どおり春から秋にかけては水をたっぷりとあげ、冬は土を乾燥気味にしましょう。高い湿度を好む観葉植物なので、こまめな葉水も忘れずに。

 
次回は数年に1度の大仕事、「観葉植物の植え替え」についてお伝えします。

 
 
 
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2014-07-19 | Posted in お手入れの基本, No Comments » 

 

観葉植物のお手入れ入門 その1 設置場所 ~お花*あれこれ事典~

部屋の中に緑を取り入れるために観葉植物を育ててみたのはいいけれど、育て方が分からずすぐ枯らしてしまう…なんて経験をした方は意外と多いのではないでしょうか。中には「もう観葉植物なんて育てない」とさじを投げてしまった方もいるかもしれません。でも、実はちょっとしたポイントさえ押さえれば観葉植物を育てることはさほど難しくありません。

今回からは観葉植物のお手入れ入門として、全部で3回にわたってポイントをお伝えします。1回目のポイントは「観葉植物を設置する場所について」です。観葉植物が枯れた時は不幸を吸ってくれた時なんてウワサもありますが、育て方のコツさえ覚えれば観葉植物もあなたも末長く幸せになれますよ。

>観葉植物のお手入れ入門②はこちらから
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■できるだけ明るいところに置く

AXIS93_gardens001観葉植物を置く場所はできるだけ明るいところにしましょう。観葉植物の種類によって日ざしを好むもの、日陰を好むものがありますが、成長には光が不可欠ということはどの観葉植物にも変わりがありません。南向きの窓ぎわなどが好ましいですね。

ただし、日当たりがいいところを好む観葉植物でも、真夏の強い日差しでは葉焼けしてしまうおそれがあります。また、購入したばかりの観葉植物は直射日光に慣れていないことも多いです。室内でも、レースのカーテンごしの光をあてて育てる程度がちょうどいいでしょう。

観葉植物を戸外で育てる場合は、夏の間は遮光ネットをかけるのも1つの手です。遮光率30~50%程度のものを使うだけで観葉植物の葉焼けを防ぐことができます。

葉や新芽は光があるほうへ伸びようとするので、窓際に置いていると片側だけが成長してしまい不格好になってしまいます。時々鉢を回してまんべんなく光をあてるようにすると観葉植物はきれいな形に成長します。

■風通しのいいところに置く

PPP_seiketukannoarutairu001空気の流れがわるいと病気がおこりやすいので、観葉植物を風通しのいいところに置いてあげるのもポイントの1つです。ですが、冷暖房の風のような人工的な風が観葉植物にあたるところは避けたほうが無難です。

特に観葉植物は熱帯原産のものが多いので、寒い時期は観葉植物のために暖房の風を直接あてて暖める…ということをする方もいると思いますが、これは厳禁。葉が乾燥で弱ってしまいます。葉が常に揺れ動いているような場所に置くのは避けてください。

観葉植物が元気に育ちすぎ、見事に生い茂った葉のせいで風通しが悪くなってしまうということもあります。観葉植物がもっとも勢いよく育つ5~7月の間に、剪定(余分な葉や枝を切り落とすこと)してあげるといいでしょう。

■頻繁に動かさない

SDIM2626観葉植物にかぎらず、植物とは本来根を張った場所からは動かないもの。頻繁に置く場所を変えると環境変化によるストレスで弱ってしまいます。ちょうどいい場所がきまったらなるべくそこから観葉植物を動かさないようにしましょう。

とはいえ、戸外で観葉植物を育てている場合は話は別。冬の間は戸外に置いたままだと寒さで枯れてしまいます。耐寒性の高い観葉植物も中にはありますが、寒くなる前に、具体的には気温が15℃を下回らないうちに室内に入れてあげます。

すでにお伝えしたとおり、室内では観葉植物を日当たりがよく風通しもいいところに置いてあげてくださいね。

■おすすめ観葉植物① パキラ

いかがでしたでしょうか。観葉植物も生き物、置く場所1つで元気になることもあれば枯れてしまうこともあります。特に大きな観葉植物は、購入する前に置き場所をつくっておいたほうがスムーズに観葉植物をむかえることができるでしょう。

最後になりましたが、今回おすすめする観葉植物はパキラです。丈夫な観葉植物であるパキラは、観葉植物にはじめてふれる方でも安心して育てることができます。耐寒性も比較的高いので、あまり細かいことを気にせず日当たりのいい窓辺に置いてあげれば元気にすくすくと成長するでしょう。葉が過度に生い茂ってしまいがちなので、剪定は忘れずに。

次回は意外と知らない、「正しい水やりのしかた」についてお伝えします。ご期待ください。

 
 
 
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2014-07-16 | Posted in お手入れの基本No Comments » 

 

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