花と文化, 花を贈る時

5月1日はすずらんの日~植物の記念日~

たくさんのすずらんの花
突然ですが、植物に関する記念日をどれくらい、ご存知ですか?
3月~4月中には、3月8日のミモザの日や3月27日のさくらの日、4月18日のガーベラ記念日などがありました。
植物の名前が付いた記念日は、花を自宅に飾ったり、日頃の感謝を込めて花を贈ったりするきっかけになりそうですよね。
また、季節ならではの植物を知ることや、記念日によって文化・歴史を知ることもできるかもしれません。
そこで、今回は5月にある植物の記念日をご紹介しようと思います。
5月1日は、すずらんの日です。

◆すずらんの日とは?

すずらん
すずらんの日は、フランス発祥の記念日です。
日本では、まだそこまで馴染み深いわけではありませんが、発祥の地であるフランスでは、すずらんの日は身近な記念日の1つなのだそうです。

<すずらんの日は何をする?>

フランスでは、すずらんの日である5月1日に、愛人や日頃からお世話になっている方々へすずらんの花を贈る習慣があるそうです。
すずらんをもらった人には、「幸運が訪れる」と言われているのだそう。
「すずらんの日」は、相手の幸運を思ってすずらんを渡す、素敵な記念日なのですね。

<フランスで何と呼ばれている?>

ちなみに、フランス語でスズランは「muguet(ミュゲ)」といいます。
そのため、すずらんの日はフランスで「fête du muguet」と呼ばれているそうです。

◆すずらんの日の歴史・由来

すずらんの花
すずらんの日は、喜びを分けてあげようとした王様の気持ちが由来になったとされています。
その歴史は16世紀、ヨーロッパではすずらんの栽培が始まったころにさかのぼります。
当時からフランスでは、すずらんは春を告げる花のシンボルであり、鈴の形をしているすずらんは幸せを運んでくるといわれていました。
また、花の形から聖母マリアの涙や、マリア様の花と呼ばれ、大切にされている花の1つでした。
そのため、かわいらしく縁起の良いすずらんは、栽培が始まると同時に特別な人へ贈るという習慣ができたのだそうです。
また当時のフランスでは、5月1日は「愛の日」とされて、恋人同士などで花冠や花束を渡し合っていたとされていました。
すずらんの花束
すずらんの日の起源となる大きなきっかけは、1561年5月1日に起こりました。
1561年5月1日に、フランス王シャルル9世が、すずらんの花束をもらったのだそう。
シャルル9世は、すずらんをもらったことをとても喜びました。
そして「この喜びを宮廷の女性にも幸せを分けてあげよう」と、毎年5月1日に宮廷にいる女性へすずらんを贈ることにしたということが、すずらんの日の由来とされています。
自分が嬉しかったことを、他の人にも分けてあげようとする素敵な気持ちが、すずらんの日の由来だったのですね。

ちなみに宮廷だけでなく、5月1日にすずらんを贈るという文化が一般の人にも広く知られるようになったのは、19世紀末ごろからといわれています。
現在でもすずらんを贈る文化が続いており、5月1日になるとフランスでは、たくさんのすずらんが販売されるのだそうです。
今年は感染症の問題で、フランスへの旅行はできないと思いますが、自由に海外旅行ができるようになったら、5月1日にすずらんで溢れるフランスへ行きたいですね。

◆すずらんってどんな花?

すずらんを束ねて贈る
先に「すずらんの日」についてご紹介しましたが、ここではすずらんがどんな花なのかもご紹介したいと思います。
すずらんは、春に花を咲かせる植物で、名前にあるように鈴のような花が特徴的です。
小さく白い、可憐な花が1つの茎からいくつも咲いている様子は、繊細でとてもかわいらしいですよね。
お花屋さんでは花束で使われる切り花と、鉢植えのスタイルで販売されていることが多いようです。
すずらんは、花束やアレンジメントを贈りたい方も、鉢植えを贈りたい方もプレゼントすることのできる花なのですね。
また、お花屋さんで見るだけではなく、すずらんは雑貨のデザインで使われることなども多く、花を詳しく知らない人でも「花の姿だけは、見たことがある」という方も多いかもしれません。

<和名>

和名は「鈴蘭」ですが、胡蝶蘭などの仲間ではなく、キジカクシ科・スズラン属の植物になります。

<花言葉>

花言葉は「再び幸せが訪れる・純粋」など。
プレゼントですずらんをもらったら、少し幸せな気持ちになりそうですね。

◆すずらんの日に贈るフランス語のメッセージ

美しいすずらん
すずらんの日は、フランス発祥の記念日。
すずらんの日に花束などを贈るなら、フランス語のメッセージを付けてみませんか?
いつもとは違った贈り物になることはもちろん、フランス語で書かれたメッセージはおしゃれな雰囲気になるはずです。
ここからはおまけとして、フランス語でカードに添えたいメッセージをご紹介します。

<花言葉をフランス語で贈る>

「Retour du bonheur」
先にご紹介した、すずらんの花言葉「幸せの再来」は、フランス語で書くと「Retour du bonheur」です。
5月1日に、すずらんを贈ろうと思った方は、メッセージカードにフランス語で花言葉を添えてみてはいかがでしょうか。

<感謝を伝える>

フランス語で「ありがとう」は「Merci」です。
そして、Merciよりもう少し感謝を伝えたい時は「Merci beaucoup」といいます。
「beaucoup」は「たくさん」という意味があります。
家族や、恋人へいつも「ありがとう」の気持ちを込めてメッセージを書いて、すずらんの花と一緒に渡してみてくださいね。

<すずらんの日をフランス語で書く>

「すずらんの日」は、フランス語で「fête du muguet」です。
基本的なメッセージは日本語で書き、すずらんの日だけフランス語で書いてもいいかもしれませんね。

◆最後に

スズランの花
今回は、5月1日のすずらんの日についてご紹介しました。
日本では、まだ広く知られていない記念日かもしれませんが、これから注目が集まってくる記念日かもしれませんね。
「興味を持った」という方はぜひ、すずらんを5月1日に贈ってみてくださいね。

ちなみに、初めにご紹介した3月8日のミモザの日・3月27日のさくらの日・4月18日のガーベラ記念日について気になった方は、こちらをご覧ください。
記念日について掲載しています。

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2021-04-21 | Posted in 花と文化, 花を贈る時No Comments » 
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