クリスマス

クリスマスを彩る飾りつけ ~クリスマスリースについて~

クリスマスにはツリーや華やかなイルミネーションなどを飾ります。
今回ご紹介するクリスマスリースもその中の一つです。
毎年様々な色や装飾が施されたリースが店頭に並び、どれを買おうか迷ってしまいますよね!
ところでこのクリスマスリースが作られ、飾られるようになった由来をご存知でしょうか?
華やかで手軽にクリスマス気分にさせてくれるリースですが、その由来について知らないという方も少なくないかもしれません。
そこで今回はクリスマスリースの由来についてご紹介します。

 

■起源

クリスマスリースの原型となっているリースは、ローマ帝国時代にローマ人が祭事の時に身に着ける冠として用いられたことが始まりとされています。
祭事やお祝いの時の飾りとして用いられていて、そこから魔除けや作物の豊作を願い飾られることも増えてきたそうです。
リースをクリスマスに飾るようになった由来については諸説ありますが、ローマ皇帝がキリスト教を国教としたことから、キリスト教徒にローマの風習が広まったと言われています。
もともとローマに存在していたリースを飾るという文化とキリスト教の文化が混ざり、クリスマスにもリースが飾られるようになったのではないかとされています。

■飾りつける期間

クリスマスは、ご存知イエス・キリストの生誕祭です。
キリスト教では12月25日の4週間前の日曜日から12月24日のクリスマスイブまでを、キリスト教が降誕するまでの準備期間(アドベント期間)としています。
ですので飾り始める日は年によって異なり、早い年で11月27日から、遅い年でも12月3日に飾り始めます。
今年だと12月2日からがこれに当たりますね。
そしていつまで飾るかですが、日本だとお正月飾りの準備があり、25日を過ぎると外してしまいます。
実は欧米のクリスマス期間は前述の11月30日前後から1月6日までとされています。
1月6日は公現日(エピファニー)という日で、キリストの誕生を祝うため賢者がキリストを訪ねた日とされています。
このことからイエス・キリストが公の前に姿を現した日とされています。

■クリスマスリースの持つ意味

クリスマスリースを飾ることには3つの意味が込められているとされています。

1.豊作を願って・・・
リースに用いられる植物には常緑の植物が用いられます。
常緑の植物は年間を通して葉を茂らせているため、このことから農作物の繁栄を意味しているとされています。
リースには松ぼっくりやリンゴを装飾することもあります。
これらは収穫の象徴とされていて、特にリンゴは冬の寒い時期にも収穫ができて、栄養のある作物のため、神への供物としても用いられていたそうです

2.魔除けのために・・・
リースに用いられる常緑の植物にはモミの木やヒイラギですが、特にヒイラギについてはとがった葉の形状が特徴的で、これに魔除けの意味があるとされています。

3.永遠・・・
リースが輪になっていて途切れることがないことから、永遠を意味するとされています。
聖書の中で「私はαでありΩである。最初であり最後である」との記載があり、これは神とその愛が永遠の存在であることを表現しています。
このことからキリストの永遠の命の願う意味が込められているとされています。

■最後に

いかがでしたでしょうか。
今回は意外と知られていないクリスマスリースの起源や飾る意味についてご紹介しました。
リンゴや松ぼっくりがよく装飾されていることから作物に関する願いがあることは予想が出来ましたが、魔除けの意味も込められているのです。
飾る意味を知るとクリスマスをさらに楽しむことが出来そうですね!
お気に入りのリースを見つけて、華やかで楽しいクリスマスをお過ごしくださいね!

クリスマスリースは花キューピットでもお取り扱いがございます!
あわせてこちらも是非一度ご覧になってみて下さいね。



2018-11-16 | Posted in アイテム紹介, No Comments » 

 

赤と緑が美しいクリスマスの定番 ~ポインセチアのご紹介~

ハロウィンが終わり、様々な場所でクリスマス装飾が見られるようになりました。
クリスマスの飾りつけと言えば何が思い浮かびますか?
様々なものを思い浮かべることが出来ますが、多くの方はツリーやリース、華やかなイルミネーションが思い浮かべるかと思います。
もちろんこれらはクリスマスを彩る欠かせない飾りつけです。
これらに加えて赤と緑のクリスマスカラーの植物、ポインセチアもクリスマスを彩る定番の飾りです。
今回の花だよりではポインセチアをご紹介したいと思います。

■ポインセチアってどんな植物?

ポインセチアはトウダイグサ科の植物の一つで、正式にはショウジョウボクという植物です。
日本では11月から12月頃に茎の上にある葉が赤・ピンク・黄色・白などに美しく色付きます。
クリスマスが近くなると花店などに出回ることからクリスマスフラワーとも呼ばれ親しまれています。
ポインセチアはメキシコ原産のユーフォルビアプルケリマという植物を改良してつくられた品種です。
野生種は軽い霜程度であれば当たっても枯れない耐寒性がありますが、園芸品種は寒さに弱いです。
1年で枯らしてしまうことも多いため、草本のように扱われることもありますが、本来は低木です。
日本の中でも比較的温暖な気候の沖縄などでは庭で数メートル程に育っているものを見かけることもあります。
特徴的な色がつく部分が花と思われがちですが、この部分は「ほう」と呼ばれていて、花はその中心にある小さな黄色い部分です。

ポインセチアとプリンセチア
プリンセチアはユーフォルビアを品種改良した新品種で、華やかなピンクの葉が密に広がることが特徴です。
プリンセチアはその見た目がプリンセスの様に華やかであることと、ポインセチアの名前を掛け合わせてプリンセチアと名付けられたとされています。
似ているポインセチアに比べて丈夫で長く楽しめるため、人気の品種です。

■名前の由来

ポインセチアの名前の由来は、ジョエル・ロバーツ・ポインセット氏の名前にちなんでいるとされています。
彼はアメリカの初代メキシコ駐在大使で、彼がメキシコ南部の街タスコを訪れた際、冬場に赤い花を咲かせるトウダイグサ科の植物を発見しました。
それをメキシコから帰国する際に、アメリカ合衆国に持ち帰り、これをきっかけにクリスマス時期に咲く赤い花として世界的に普及していったとされています。
後にこの植物は、ポインセット氏の名前にちなみ、ポインセチアと命名されたとされています。
その後、ポインセチアが日本に渡来したのは明治時代です。
和名ではショウジョウボクと呼ばれていましたが、今日の日本ではこの和名はほとんど使用されていません。

■クリスマスとポインセチア

記事冒頭でもご紹介しましたが、ポインセチアの特徴の一つが華やかな「ほう」です。
ポインセチアがクリスマスの定番の植物とされるようになった主な由来の1つが、この色です。
クリスマスカラーとしてよく用いられる葉の緑色に加えて、赤に色づく「ほう」、白い樹液を持つポインセチア。
この緑、赤、白は代表的なクリスマスカラーでそれぞれ次のような意味合いがあるとされています。
・赤は「キリストの流した血の色」
・緑は「永遠の命や愛」
・白は「純潔」
これらを併せ持つポインセチアはクリスマスにぴったりの植物です。
また、花や「ほう」の形がキリストの誕生を知らせたとされるベツレヘムの星を連想させることがクリスマスに用いられる理由であるとされています。

■花言葉

ポインセチアの花言葉はその色によって異なるとされています。

1.赤色:聖なる願い、聖夜、祝福
2.白色:あなたの祝福を祈る
3.ピンク:思いやり

いずれもプレゼントにピッタリな花言葉ですよね!

■最後に

今回は色も形もクリスマスらしいポインセチアについてご紹介させて頂きました。
ポインセチアは見た目も可愛らしく、花言葉もクリスマスらしいものから相手を思うものまであり、贈り物としてもおすすめです。
花キューピットでもポインセチアの仲間のプリンセチアの販売がスタートしています!
自宅の飾りつけの一つとして飾ることでその色合いが一層クリスマス気分を盛り上げてくれます。
その他、植物を育てることが好きな方へのクリスマスプレゼントとしてもおすすめです。
今年はポインセチアと一緒に素敵なクリスマスを過ごしてみてはいかがでしょうか。



2018-11-09 | Posted in , 花と文化No Comments » 

 

冬の庭を可憐に彩る ~クリスマスローズの育て方~

これからの季節、ガーデニング愛好家の間では「クリスマスローズ」が重宝されます。
花が少なくなる冬の庭を、ひかえめで可愛らしい花が彩ってくれます。
「クリスマスローズ」という名前もロマンチックですよね。

今回の花だよりでは、クリスマスローズの花言葉や育て方についてご紹介します。

■「がく片」を長い期間楽しめます

名前に「ローズ」とついていますが、バラの仲間ではありません。
クリスマスの頃に、バラのような可愛らしい花をつけることが名前の由来です。

白などに色づいた部分は、実は花びらではなく「がく片」というものです。
クリスマスローズの花の中を見ると、花びらが退化した「蜜線(みつせん)」が並んでいます。
花が終わったあと、蜜線は散ってしまいますが、がく片のほうはしばらく残ります。
そのため、花を長い期間楽しむことができるんです。

花言葉は「いたわり」「なぐさめ」など、やさしげなものが付けられています。
かつて古代ヨーロッパで「クリスマスローズの香りが病気を治す」と言われていたことにちなみます。

■作業のときには必ず手袋をしましょう

【置き場所】

クリスマスローズは寒さに強いため、霜に当たっても枯れにくい花です。
簡単な霜よけを行えば、屋外で管理することができます。
気温がマイナス5℃以下になったら、玄関や軒下に移動してください。
一方、夏の暑さには強くありません。風通しのいい日陰に置いて、直射日光を避けましょう。

【水やり】

土の表面が乾いたら、鉢の底から流れ出るくらいたっぷりと与えてください。
水やりの回数が多すぎると、根腐れを起こして枯れてしまいます。
冬の水やりは、晴れた日の午前中に行うのがいいでしょう。
夕方以降に水をやると、夜の寒さで根が凍って、株が傷んでしまう可能性があります。

【注意点】

可愛い花をつけるクリスマスローズですが、根や茎などに毒を持っています。
素手で触ると、皮膚がただれたり、かゆみを覚えることがあります。
また、ギザギザした葉で手を切ってしまうことも。
作業のときには、必ず手袋をするようにしてください。


2017-12-14 | Posted in お手入れの基本, No Comments » 

 

愛らしいピンクに色づく ~プリンセチアの育て方~

クリスマスシーズンの植物といえば、ポインセチアが有名かと思います。
鮮やかな赤色の葉と、緑色の葉のコントラストがきれいですよね。

ポインセチアには、愛らしいピンクに色づく「プリンセチア」という種類があります。
今回の花だよりでは、プリンセチアの花言葉や育て方についてご紹介します。

■可憐なピンクはまるで「プリンセス」

プリンセチアの商品名は、「プリンセス」と「ポインセチア」を合わせて付けられました。
プリンセスのように華やかな印象が由来となっています。
花言葉は「思いやり」。やさしく愛らしい見た目にぴったりです。

2017年12月現在、ピンク色を中心に10種類のシリーズが開発されています。
淡いピンクから濃いピンクまで、様々な表情を見ることができます。
そのうちの一部をご紹介します。

【ピンクホワイト】

ほんのりと淡いピンク色のシリーズ。
プリンセスのティアラのような可憐さをもっています。

【ルージュ】

深みのある濃いピンク色のシリーズ。
愛らしさの中にある、上品で大人っぽい雰囲気が印象的です。

【ローザ】

ピンク色の葉が細かく重なり合う八重咲きのシリーズ。
まるでバラの花束のようにゴージャスです。

■実は熱帯生まれで寒さに強くない

クリスマスに流通するポインセチアですが、実は熱帯生まれの植物です。
寒さに強くないため、霜に当たらないよう気を配りましょう。
プリンセチアはポインセチアよりも丈夫ですが、同様に注意が必要です。

【置き場所】

日当たりのよい室内で管理しましょう。
部屋の温度は10℃~25℃がよいですが、暖房の風が直接当たらないようにします。
室外で鑑賞する場合も、最低気温が10℃以下になったら室内へ入れてください。
葉がこすれると傷んでしまうので、人や物がぶつかりやすい場所は避けましょう。

【水やり】

冬の水やりは、10~12時頃のあたたかい時間が適しています。
土の表面が乾いたら、鉢の底から流れ出るくらいたっぷりと与えてください。
ただし、常に土が濡れていると、根腐れを起こして枯れる原因になります。
乾きすぎても葉が落ちてしまうので、土の様子をよく観察することが大切です。


2017-12-01 | Posted in お手入れの基本, No Comments » 

 

クリスマスカラーのポインセチア

クリスマスに欠かせない飾りには、クリスマスツリー、クリスマスリースと並んで、ポインセチアがあります。クリスマスカラーの色合いは、まさにクリスマスのためのお花と言えますね。

今回の花だよりでは、クリスマスについてお伝えします。

■葉の色を楽しむポインセチア

poinsettia赤と緑の色合いから、クリスマスの彩りに人気のポインセチア。原産地はメキシコを中心とする中央アメリカといわれています。日本では可愛らしい鉢植えとして流通していますが、原産地では3メートルを超える高さにまで育つそうです。

真っ赤な部分は花のようですが、これは色づいた葉。本当の花は赤くなった葉の中心にある丸いつぶつぶで、花びらを持ちません。

葉の色は赤色が最もポピュラーですが、白色のものや、クリーム色、ワインのような紫色になるものもあり、桃色になるプリンセチアも人気です。また、斑入りのものや、2色のよせ植えなども、目にする機会が増えました。

鉢物として楽しまれることがほとんどですが、緑と赤のコントラストから、クリスマス用のリースやアレンジメントにも使われます。

■ポインセチアの育て方

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クリスマスの時期に出回ることから冬のイメージが強い植物ですが、熱帯産の植物であるため、実は耐寒性はあまり高くありません。そのため、ポインセチアを育てる場合は、冬を越えられるかどうかがポイントになります。

霜がおりるところに置いてあると枯れてしまうため、室内で楽しんだほうがいいでしょう。また、できるだけ日当たりがよく暖かい場所に置いてあげるといいですが、暖房の風が直接当たる場所は避けましょう。

冬の間は成長が鈍るため、水は控えめで大丈夫です。春から秋にかけては、土の表面が乾いたらたっぷりと水をあげるようにします。

ポインセチアの葉を色づかせるためには、短日処理という作業が必要になります。

まず、9月中旬ころからは鉢を室内に入れましょう。夕方5時~朝の7時までは段ボールで光をさえぎり、朝7時から夕方5時までは日光によく当てるようにします。

この作業はポインセチアの葉が色づくのは花の季節である冬ですが、日中の光をさえぎり夜の時間を長くすることで、ポインセチアが「今は冬だ」と判断して、花をつけ葉を色づかせます。

毎日欠かさずおこなうことはなかなか大変ですが、その分非常に綺麗に色づき、鮮やか色合いを楽しむことができます。

■クリスマスにはポインセチアを

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ポインセチアの花言葉は色によって変わり、特に定番の赤色は「祝福」「聖なる願い」「聖夜」など、クリスマスの贈りものにぴったりな花言葉を持っています。

ほかの色は、というと、白のポインセチアは「あなたの祝福を祈る」、ピンクのポインセチア(プリンセチア)は「思いやり」といった、プレゼントにふさわしい花言葉です。

クリスマスの飾りとして使われることが多いポインセチアですが、可愛らしい見た目と上記の花言葉から、贈りものにしても喜ばれるでしょう。

お花を育てることが好きな方には、クリスマスプレゼントにポインセチアを贈ってみませんか。

2015-12-11 | Posted in お手入れの基本, , 花と文化Comments Closed 

 

クリスマスをもっと楽しむ豆知識 ~ツリーとリース~

年末の大きなイベントといえばクリスマス。12月になると、あちこちでクリスマスツリーやイルミネーションを楽しむことができますね。

今回の花だよりでは、クリスマスの主役、クリスマスツリーとクリスマスリースについてお伝えします。

■クリスマスを彩るクリスマスツリー

christmastree2クリスマスの飾りといえば、なんといってもクリスマスツリー。オーナメントやイルミネーションがカラフルに輝くツリーを見ていると、心が弾んできますね。

クリスマスツリーには主にモミの木が使われますが、この起源は中世のヨーロッパという説があります。

このころ中世ではクリスマスの夜に聖書の内容を模した劇が行われていました。その中の一節に、最初の人間であるアダムとイヴが「食べてはならない」とされた知恵の実を食べ、楽園を追い出されるシーンがあります。

小道具として、知恵の実にはリンゴが用いられましたが、リンゴの木は冬になると葉を落としてしまいます。そこで、冬になっても葉を落とさないモミの木にリンゴの実をつるして、知恵の木に見立てました。この知恵の木がやがて単体で飾られるようになり、クリスマスツリーになったといわれています。

現代のクリスマスツリーの飾りにも赤や金、銀のボールを飾りますが、これはリンゴの実が転じたものです。

■クリスマスリースの意味

christmaswreath同じくクリスマスを彩るものに、クリスマスリースがあります。壁や玄関にかけておくものがなじみ深いですが、近年ではテーブルの上に飾るタイプも人気ですね。

クリスマスリースには主にふたつの意味があるとされています。

ひとつ目の意味は、リースの形は終わりも始まりもない円形であることから「永遠の命」「永遠に続く神の愛」を示しているとするもの。

ふたつ目に、冬にも葉を落とさない強い生命力の象徴であるモミの木のリースを玄関につるしておくことで、魔を払い来年の豊作を招く、とするものです。

日本ではクリスマスが終わるとすぐに片づけてしまうリースですが、海外では新年用の飾りとしても使われるため、年を越しても飾ってある家庭が多いです。感覚としては、日本のしめ縄が近いかもしれませんね。

■クリスマスパーティにはケーキのセットを

日本ではクリスマスといえば恋人と過ごす日、というイメージが強いですが、近年ではご家族やご友人と一緒に、ホームパーティを楽しむという方が増えているそうです。

クリスマスツリーやリースと一緒にお花で飾りつけた部屋で、皆でクリスマスケーキを食べれば誰もが笑顔になれますね。定番のチョコレートケーキはもちろん、人気の高いチーズケーキもおすすめです。

ケーキとセットのフラワーギフトは、赤い花と緑の葉のクリスマスカラーが更に気分を盛り上げます。

クリスマスにはツリー・リースと一緒に、お花とケーキのセットでパーティを楽しみませんか。

2015-12-04 | Posted in , 花と文化No Comments » 

 

花贈りカレンダー 10月・11月・12月

10月から12月にかけては年末も近づきあわただしくなる時期ですが、楽しいパーティやイベントも多くなる時期です。色鮮やかな花々は、パーティの場を華やかに彩る飾りとして大活躍。楽しいひとときを、更に思い出深いものにしてくれるでしょう。

一年の感謝の気持ちをこめて、ギフトとしてお花を贈るのはもちろん、自分で楽しむ目的としての人気も高まるこの季節。厳しくなる寒さにも負けずに咲きほこるお花をお楽しみください。

>1月~3月の花贈りカレンダーを見る
>4月~6月の花贈りカレンダーを見る
>7月~9月の花贈りカレンダーを見る

■10月

コスモス


  • ・孫の日
    (第3日曜日)

    おじいちゃん・おばあちゃんとお孫さまのコミュニケーションを深める目的で制定された日です。あまりお花をもらう機会がないお孫さまにお花を贈れば、普段とは違う話で盛り上がれるかもしれませんね。


  • ・香りの記念日
    (30日)

    石川県七尾市が制定した記念日です。この日には香りのいいバラやユリの花を飾って、一日中素敵な香りに包まれてみませんか。


  • ・ハロウィン
    (31日)

    華やかな仮装で盛り上がるハロウィンパーティ。飾りつけも仮装に負けないくらいに鮮やかなものにしていところですね。色とりどりのお花を飾って、パーティを楽しみましょう♪

■11月

紅葉


  • ・七五三
    (15日ごろ)

    宮中行事などがもととなってうまれた、子どもの健やかな成長を喜ぶ日です。神社にお祓いをしてもらったあとは、お花やご馳走、千歳飴で子どもと一緒にお祝いをしましょう。


  • ・いい夫婦の日
    (22日)

    11(いい)22(ふうふ)の語呂合わせから、11月23日はいい夫婦の日とされています。大切な人生のパートナーに日ごろの感謝の気持ちをこめてお花を贈れば、更に絆も深まることでしょう。


  • ・感謝祭
    (第4木曜日)

    日本ではあまり馴染みのない記念日ですが、アメリカやカナダでは一年の収穫を喜び神に感謝する日とされています。家族や友人と一緒に、お花を飾ってパーティを開いてみませんか。

■12月

バラ


  • ・お歳暮
    (10日~20日)

    一年の感謝の気持ちをこめて、お世話になった方に贈りものをします。12月に入るとすぐにお歳暮を贈ることも多いですが、正式には10日~20日ごろにお渡しします。直接手渡しができない場合は、贈りものが届く前に送り状を送りましょう。


  • ・クリスマス
    (25日)

    年末を彩るイベントといえばこれ。大切な方や友人、家族へのプレゼントはもちろん、ホームパーティの飾りにもお花は活躍します。赤と緑のクリスマスカラーがかわいい、ポインセチアもおすすめですね♪


  • ・年末年始
    (30日まで)

    新しい一年が幸せで満ち溢れるように、新年を迎える準備をします。新年の飾りにもつかうフラワーギフトは、30日までにご準備しましょう。可能であれば、28日までにご準備するのが好ましいとされています。

2015-09-18 | Posted in , 花と文化, 花贈りカレンダーNo Comments » 

 

クリスマスを楽しく迎える豆知識

クリスマスまで残りわずかとなりました。プレゼントの用意や飾りつけなど、クリスマスを迎えるための準備も大詰めとなっている方が多いのではないでしょうか。

今回の花だよりではクリスマスについてお伝えいたします。

■クリスマスは何の日

クリスマスツリー

クリスマスはキリストの誕生日、ということを一度は耳にした方も多いのではないでしょうか。ですが、聖書などにはキリストの正確な誕生日は記されておらず、クリスマスも正しくは「キリストが生まれたことをお祝いする日」とされています。

古代のキリスト教では、キリストの誕生日よりも、十字架にかけられた後で復活した日を重視していました。日本ではあまり馴染みがありませんが、キリスト教圏の国では復活祭(イースター)というお祭りが現在でも最も重要なお祭りとされています。

初期のキリスト教から伝えられてきた復活の日とは異なり、さほど重要とされなかったキリストの誕生日は特に何かに記されることもなく、今日に至るまで不明なままとなっています。

ではなぜ12月25日をキリストの誕生をお祝いする日としたのでしょうか。こちらも正確なことは分かっていませんが、もともとはゲルマン人が冬至におこなっていたお祭りがキリスト教に取り込まれ、現在の形となったという説があります。

なお、ロシア正教会などの東方教会では1月7日にキリスト誕生のお祝いをします。これは暦の数え方による違いであり、普段私たちが使用しているグレゴリオ暦ではなく、ユリウス暦の12月25日(=グレゴリオ暦1月7日)とするためです。

■誰かに話したくなる!?クリスマスの豆知識

クリスマスリース

・「クリスマス」は24日の夜から

古代では日没が日にちの境目であったため、24日の夜は「クリスマス当日」となります。現代でも、25日ではなく24日の夜が一番盛り上がるのはこのためですね。24日の昼間からお祝いをするのは少々フライングとなります。

・教会で行われるクリスマスのミサは参加自由

教会ではクリスマスミサが執り行われますが、多くの教会がキリスト教徒以外の方もクリスマスミサに参加することを歓迎しているようです。

・リースは魔よけ、ツリーは永遠の命の象徴

クリスマスリースを飾るのは魔よけの意味があります。また、クリスマスツリーに使われるモミの木は冬でも葉を落とさないことから永遠の命の象徴とされ、ドイツで飾られ始めました。リース、ツリーどちらもキリスト教の家庭では1月6日まで飾られます。

・クリスマスカラーは赤、緑、白、金色

クリスマスカラーといえば赤と緑。赤は「キリストの血」「愛」の象徴であり、緑は「永遠の命」を意味します。「純潔」を意味する白と「高貴」「希望」を意味する金色を加えることもあります。

■クリスマスを更に楽しむフラワーギフト

30本の赤バラの花束

キリスト教を起源とするクリスマスですが、現在では宗教にかかわらず多くの国でお祝いの日となっています。日本もその国のひとつですね。

宗教や人種、国境などの垣根をこえて世界中で大勢の方々がお祝いするクリスマスは、まさしく愛と平和の祭典なのかもしれません。

クリスマスには親しい相手に親愛や愛情を伝えるためのプレゼントを贈りますが、気持ちを伝える贈りものなら、やっぱりお花が一番。カラフルなお花は見た目にも楽しいだけでなく、贈る人が込めた想いを代弁してくれるでしょう。

一年に一度のクリスマス。家族や友人、恋人など、大切な人たちに愛をこめたお花を贈りませんか?

2014-12-19 | Posted in , 花と文化, 花を贈る時No Comments » 

 

とっておきのクリスマス

xmas12月の大きなイベントといえばクリスマス。街にはイルミネーションが輝き、どこか気持ちが弾んでくる時期ですね。年に一回のクリスマス、せっかくだから大切に過ごしたいものです。

大切な時間を華やかに彩るのはやっぱりお花。今年のクリスマスは、お花に彩られたとっておきのクリスマスを過ごしませんか。

■ご家族で楽しむ

クリスマスの夜にはごちそうを並べて、家族みんなでパーティをするご家庭も多いのではないでしょうか。子どもにとっては、一年に一度サンタクロースがプレゼントを持ってやってくる日ですね。

お部屋の飾りとしてうってつけな色鮮やかなフラワーギフトと、美味しいケーキやアップルパイのセットは、一家団らんの楽しいパーティをさらに盛り上げてくれること間違いありません。

ちょっととぼけた顔のサンタが踊るお花のツリーや、かわいらしいピックが弾むブーケはお子さまやお孫さまにも大人気です。

今年のクリスマスは、お花に囲まれた色鮮やかで楽しいクリスマスを過ごしてみませんか。

■恋人と過ごす

クリスマスは多くの方が大切な恋人とすごす、ロマンチックな夜でもありますね。イルミネーションが輝く街並みや、美味しい料理が並ぶレストラン、あるいは二人っきりですごせる自宅で…特別な時間をすごすために、今から計画している方も多いでしょう。

恋人へのクリスマスプレゼントには、やっぱりお花がおすすめ。真っ赤なバラの花束アレンジメントは、いつも変わらない愛情や、感謝の気持ちを伝える手助けをしてくれます。

きらびやかなイルミネーションに囲まれて、ロマンチックなムードの中でプレゼントを手渡したい!という方におすすめのスポットをご紹介します。

sapporo

・さっぽろホワイトイルミネーション

【大通会場】2014/11/21(金)~12/25(木)

1981年から続く札幌を代表するイルミネーションです。独創的なイルミネーションが数多く輝きます。大通会場の他にも、駅前通り会場と南一条通り会場があります。

tokyo-min

・青の洞窟

2014/11/23(日)~12/25(木)

冬の目黒川沿いを幻想的な青の光が彩るイルミネーションです。全長約500mのイルミネーションは、大人の楽しみとして非常に人気です。

nagoya-min

・NAGOYAアカリナイト

2014/11/14(金)~2015/2/1(日)

今年で5周年をむかえる、名古屋テレビ塔や久屋大通公園を彩るイルミネーションです。「アカリの花時計」や「レインボーツリー」など、豪華なイルミネーションを楽しむことができます。

osaka-min

・長居植物園 ガーデンイルミネーション2014~花と光の饗宴~

2014/11/28(金)~2015/2/1(日)

植物園の中できらめくイルミネーションを楽しむことができます。クリスマスが過ぎた後も、お正月バージョンのイルミネーションが灯ります。

hukuoka

・JR博多シティ 光の街博多

2014/11/14(金)~2015/1/13(火)

青と白の幻想的なイルミネーションが博多駅周辺を彩ります。見どころもたくさんあり、誰もが満足できる素晴らしいイルミネーションです。

人それぞれの楽しみ方があるクリスマス。お花と一緒に、思い出に残る一日を過ごしてくださいね。

 

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