飾りかた

お供えのお花をもらったら?~お手入れ方法~


仏花

お供えのお花を頂いたけれど、お手入れの仕方が分からない」や、「お墓参りに行くためにお花は買ったけど、他に何を持っていくのか分からない」など、お供えのお花をもらった(買った)後に分からないことや、困ってしまうことって結構ありますよね。
今回は、供花・お墓参りで疑問に思うことをまとめました。

◆供花のお手入れ方法

「なるべく長くきれいに保つにはどうすればいいの?」「アレンジメントの水やり方法は?」…と、命日や四十九日などでいただいたお供えのアレンジメントや、花束のお手入れについて疑問に思うことは多いもの。
ここでは、アレンジメントと花束に分けてご紹介したいと思います。

<アレンジメント>

□もらってすぐにやりたいこと

ラッピングを取って水を足しましょう
お花屋さんがお花を運搬することを考えて、もらった直後のアレンジメントは水が少ないことが多いです。
お花が活けてある吸水性スポンジの水が乾燥してしまうと、スポンジに再び水をかけても水を吸いづらくなってしまうので、乾かないように注意が必要です。

□飾る場所


お供えアレンジメント

室内の場合は

直射日光が当たる場所
エアコンの風が直接当たる場所

さけてください
アレンジメントや花束は葉や花びらから水分が抜けていってしまうので、できるだけ乾燥をさけるようにしましょう。
お世話にひと手間加えられる方は、葉に霧吹きで水をかけてあげると、よりお花を乾燥から守ることができます。

□水やりの方法

アレンジメントのお花に水やりする時は、スポンジに水を灌ぐようにします。
水やりの頻度は以下がおすすめです。

・暑い時期は毎日
・寒い時期は2~3日に1度

お花が活けてある吸水性スポンジが、乾燥しない程度に水の量を調整してください。
スポンジを触ると、水分量を知ることができます。

□咲き終わったお花




咲き終わったお花は、吸水性スポンジから抜き取ってください
そのままにしていると菌が繁殖し、他のお花に影響してしまいます。
咲ききったお花を抜き取った際、アレンジメントの一部が空いてしまうことがあります。
その際には、他のお花を挿し直してきれいな見た目にすることをおすすめです。
スポンジからお花は簡単に抜くことができ、新しい場所に差し替えることも難しくないので、やってみてくださいね。

<花束>

□もらってすぐにやりたいこと

お花を包んでいるラッピングを取ります
ラッピングを外す時に、
・お花を束ねている輪ゴムや紐
・水を吸わせるためについているゼリーなど
も、取ってから
花瓶に活けてください。
水の量は花束の葉が水に浸からない程度
葉が下の方まであることで、水が少なすぎると感じる場合は茎の下にある葉を取って水の量を多くしてあげてください。
なるべく葉は水に浸からない方が、花瓶を清潔に保てるため、お花が長持ちしやすいです。

お供えとお花

ちなみに、花瓶や仏壇のサイズに合わなくて、困ってしまうこともありますよね。
例えば「花瓶よりも花束の方が長く合わない」時や「仏壇の大きさに花束の長さがあっていない」時。
そんな時は、園芸用のハサミで茎を切って、長さを整えることもおすすめです。
お花の丈を変えるときは、切りたい部分まで茎をバケツなどでためた水の中に入れて切ることがおすすめです。
切った瞬間にお花が水をしっかり吸い込んでくれるので、より長持ちすると言われています。

そして、反対に「自宅にある花瓶が深くてお花が見えない」時。
花瓶が深くてせっかくもらったお花が見えない時は、ラッピングで使われていたセロハン(透明のフィルム)を丸めて花瓶の底に入れ、花瓶を底上げをすることがおすすめです。
お花がセロハンのおかげで、見えるようになります。

また「花瓶が小さくお花が入りきらない」時もありますよね。
そんな時は花束のお花を、花瓶に入る量まで分けて飾ってください。
もらった後に分量や長さを変えられるのは、花束の強みです。
分けるときは、花の種類や丈の長さでまとめる方が多いようです。

□飾る場所


供花

アレンジメントと同じように室内の場合は

直射日光が当たる
エアコンの風が直接当たる場所

をさけてください。
花束やアレンジメントは、乾燥すると葉や花びらから水分が抜けていってしまうので、できるだけ乾燥をさけるようにしましょう。
アレンジメントと同様に、葉に霧吹きで水をかけてあげるとよりお花を乾燥から守ることができます。
植物は乾燥が苦手です。

□水を取り換えるタイミング


仏壇と花

水はできるだけ毎日取り換えてあげてください。
お世話にひと手間加えられる方は水を取り換えるときに、水に浸かっていた部分の茎のぬめりを洗い流してあげてください。
ぬめりの原因は、花瓶の中で発生したバクテリアです。
バクテリアはお花を痛ませてしまうので、花瓶の水を清潔に保つことがお花を長持ちさせる方法の1つです。
そして毎日水を取り換えるタイミングで、同時に行ってもらいたいのが、茎の下を少しずつ園芸用のハサミで切ることです。
お花が水を吸う部分を清潔に保つ効果があります。

□咲き終わったお花

咲き終わったお花は取り除いてください
傷んだお花が他のきれいなお花に影響を与えることはもちろんですが、お供えされているお花の中に咲ききったものがあると、見た目が寂しい印象を与えてしまうためです。

◆お墓参りで必要な物




お墓参りに行く際にお花は用意したけれど、他に何を持っていけばいいか迷ってしまう方もいらっしゃいますよね。
ここでは、お墓参りで使うものをご紹介します。

・掃除で使う:スポンジ、雑巾、軍手、園芸用ハサミ、ごみ袋、(洗剤)、ほうき、ちりとり
意外と忘れてしまいがちなのが、ごみ袋です。
前にお供えしていたお花や、その他のごみなどをまとめるためにある方が便利です。
また、墓石に付いたちょっとした汚れをふき取るウエットティッシュやティッシュもあると便利なことが多いです。

・お供えで使う:供花、線香、ろうそく(ライター、マッチ)、好きだった食べ物などのお供え物
供花は、新鮮なお花を選びましょう。長持ちするキクなどの種類のお花が選ばれることが多いです。
好きだった食べ物などは、お供えした後お墓を汚さないためにも持ち帰ることをおすすめします。
カラスなどにあらされることや、腐ってしまうことがあるためです。

◆最後に


献花

今回はお供えのお花をもらった後や、お花を用意した後の疑問についてご紹介しました。
参考になった内容があれば幸いです。

そして、花だよりでは、お供えで使われるお花の種類や、シーンに合わせたお花の選び方も掲載しています。
合わせてご覧ください。

また、花キューピットでは、お供え・お悔やみのお花もご用意していますので、お花をお探しの場合は、1度サイトをチェックしてみてくださいね。
今回ご紹介したアレンジメント・花束はもちろん、お墓にお供えしやすいように2つの花束を対にしたものもご用意しています。

 

 

 


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お花の水揚げの方法~できるだけ長くお花を楽しむために~

お祝いごとや母の日などで花束を機会は意外と多いもの。
折角頂いたお花ですから、長く飾っていたいですよね。
そこで今回は、切花の寿命を延ばす方法の一つ「水揚げ」についてご紹介します。

◆水揚げって何?

植物は本来、根の力を借りて水を吸い上げる力と、葉っぱの蒸散作用などの力によって水を取り込んでいます。
切花は、根から水を吸い上げることが出来ないため、植物が本来持つ水を吸い上げる力よりも弱くなってしまいます。
また、花束を花瓶に生けるまでの過程で細菌や空気が切花の切り口に入ってしまうと、より吸い上げる力が弱くなってしまいます。
そこで、切り口を切り戻したり、時には割ったり叩いたりして水を吸い上げやすい状態にすることを「水揚げ」と呼びます。

◆準備

細菌が切り口に繁殖することで水が通る道をふさいでしまうことにもなりますので、切り戻す際に使うハサミやナイフはあらかじめ清潔にしておく必要があります。
同様の理由で切花を生ける花瓶などの容器も清潔にしておきましょう。
ハサミや花瓶などに細菌が付着している状態で水揚げの処理をしてしまうと、切り口に細菌が付着し増殖する原因にもなりますし、花瓶の水が清潔な状態を保てなくなってしまいます。
必ず熱湯やエタノールなどを使い清潔にしてから、作業に取り掛かるようにしましょう!

◆水揚げの種類と方法

ひと口に水揚げといっても様々な方法があります。
ここでは水揚げの種類や方法をいくつかご紹介します。

1.水切り

最もポピュラーな植物の水揚げの方法です。
一度水揚げされた切花を再度生ける場合などでもこの方法が使われます。
水揚げをする切花を新聞紙などの紙に包んで、比較的深めのバケツに水を張ります。
そして水を張った水の中で切れ味の良いハサミなどを使い切花の切り口の先端から2センチから3センチ程の所を斜めにカットします。
よくこの方法が使われるお花の代表例:アネモネ・ダリア・ラナンキュラスなど

2.湯揚げ

切花を新聞紙などに包みます。
60℃から100℃の熱湯を準備して、切花の根元から1センチ程の所を切り、素早く切り口を湯の中に入れます。
茎の太さや形状によって入れておく時間は異なりますが、およそ20秒から40秒程浸けた後、水に浸けます。
熱湯に浸ける理由は様々ですが、細菌が死滅することや、入り込んでしまった空気を抜けることなどが主な理由です。
よくこの方法が使われるお花の代表例:キク・ストック・ディモルフォセカなど

3.焼く

切花を湿らせた新聞紙などに包み、根元から1センチ程の所を切って、そこからさらに1センチを炭状になるまで火で焼きます。
その後、すぐに水に浸け、水がしっかりと上がってきたら炭状になった部分は切り戻します。
よくこの方法が使われるお花の代表例:ポインセチア・ブルースター・クチナシなど

4.折る

ハサミやナイフなどは使わに、根元から2センチから3センチ程度の部分を手で折る方法です。
折るときには水切りの時に同じく、水中で出来ると効果的です。
あまり茎が柔らかすぎず、折った際に綺麗に折れて二分できる植物に最適です。
そうでない植物を折ってしまうと、植物の水の通り道を塞いでしまい、逆効果になってしまいます。
よくこの方法が使われるお花の代表例:リンドウ・トルコキキョウ・キクなど

5.割る・裂く

簡単にハサミなどで切ることが難しい植物にこの方法が用いられることが多いです。
十字型に茎を縦に割る方法で、主に枝ものを水揚げする時に使われます。
よくこの方法が使われるお花の代表例:ツツジ・桜・ツバキなど

◆最後に

今回は水揚げの方法の代表的なものを5つご紹介しました。
花瓶の水を定期的に取り替えてあげることは広く知られていますが、今回ご紹介した水揚げをすることでさらに花もちが良くなることが期待できます。
この他にも切花を長持ちさせるためには置く場所(例えば直射日光の当たる場所やエアコンの風が当たる場所に置かない等)に気を付けるなど、花もちを良くする方法は様々です。
もちろん、お花を生ける時には、花瓶の中に菌が繁殖しないように定期的に水を交換することも重要です。
少し手間をかけてあげるだけでお花を今より長く楽しめるかもしれません。
水揚げを知らなかったという方は、是非この次にお花を生ける時には挑戦してみて下さいね!



2019-07-05 | Posted in お手入れの基本, No Comments » 

 

押し花の作り方~初めてでも綺麗に仕上げるコツ~

最近、押し花はスマートフォンケースなどの雑貨から、アクセサリーなどにも使われていますよね。
ナチュラルな印象で、カラフルなお花がかわいらしい“押し花”。
子どものころに、辞書に挟んで作った思い出がある方もいらっしゃるのでは?
今回は、押し花の作り方と、きれいに作るコツをお伝えします。

◆押し花に向いているお花

きれいな押し花にしやすいお花と、しにくいお花があります。
下記に、初めての方でも押し花を作りやすいお花の特徴をまとめました。

・花びらが薄い
・花びらが、重なっていない
・花びらに凹凸が少ない
・お花全体が立体的ではない

そして、もっとも大事なことが、水分が抜けやすいお花を選ぶことです。
具体的には、ビオラやパンジーなどのスミレの仲間、アジサイのなどのお花は、きれいな押し花を作りやすいです。
反対に、立体的なバラやチューリップなどは、花びらに不要なシワができたり、茶色に変色したりするので注意が必要です。

◆押し花の作り方

◆用意するもの◆
・押し花にするお花
・はさみ
・カッター
・新聞紙(1日分)
・ティッシュペーパー
・半紙
・お花の重石(分厚い本など)

 

1.下準備~使うお花にひと手間~

押し花にする前に、お花に次のようなひと手間くわえるだけで、よりきれいに仕上げることができます。

・花の部分だけを押し花にしたい
お花の根元から切り取ってください。
こうすることで、お花を重石で押す時に凹凸が少なくなり、均一に圧力をかけることができます。
・葉を一緒に押し花にしたい
押し花を作るとき、葉をあまり多く残しすぎると水分が多くなってしまいます。
枚数は少なめにして、葉が重ならないことをおすすめします。
・茎も一緒に押し花にしたい
バラなど、上級者向けのお花は茎がしっかりとしていて、厚みがあることがあります。
厚みのある茎はカッターなどで薄くすると水分が抜け、きれいに仕上がりやすくなります。

 

2.お花を置く部分を用意する。

まず平らな机の上などに新聞紙を広げます。
次にその上にティッシュペーパーを敷き、半紙を重ねます。
この時、半紙はツルツルの面がお花に接するように、ツルツルの面を上にして置きます。

3.お花を半紙の上におく

水分をしっかり吸い取れるように、間隔をあけてお花を並べます。
押し花になってからでは、お花の形を変えられないので、押し花にしたい形にセットしてください。
※折り目が付いている状態を、押し花になってから直そうとすると、パリッと破れてしまいます。
お花の表裏を合わせておくと、かかる圧力が均一になって、きれいに仕上げることができます。

4.お花に重石を重ねる

お花を配置することができたら、その上にさらに半紙を重ねます。
半紙はツルツルな面がお花に接するよう、ツルツルの面が下になるように重ねます。
次にティッシュペーパー、新聞紙の順に重ね、重石を置きます。
この状態で1週間置きます。
※2日経過した頃に、新聞紙とティッシュペーパーを取り換えると、きれいな色が残りやすいです。

5.1週間後、お花が乾燥していれば完成

まだ花びらが湿っている時は引き続き、乾燥させます。
お花によって乾燥するスピードが異なるので、お花の様子を見ながら乾燥させる期間を決めてください。

◆出来上がった押し花を保管するポイント◆
押し花を保管する時のポイントは以下の通りです。
・空気に触れないようにする
・直射日光を避ける
・涼しいところで保管する
(密閉できる保存袋に入れて冷蔵庫にしまっておくと色が変わりにくく、おすすめです!)

◆最後に

今回は押し花の作り方のコツをご紹介しました。
世界で一つのハンドメイド作品を作るときや、お子様との思い出作りなどに押し花はぴったりです。
簡単に作れるようで奥深い、押し花の楽しさを是非感じてみてください。

2019-06-21 | Posted in 花と文化No Comments » 

 

お花を贈るときに迷ったら…アレンジメントと花束

お花を選ぶときに花キューピットではさまざまなスタイルの中からお選び頂けます。
しかし、スタイルが違うとどれを選べば良いのか迷ってしまうこともありますよね。
そこで今回はよく目にする花束アレンジメントにフォーカスして、それぞれの利点や違いをご紹介します。
お祝い事や母の日とお花を選ぶ機会が多くなるこれからの季節は、初めてお花を選んでみようと考えている方もいらっしゃるかと思います。
今回の記事を読んで頂きフラワーギフトを選ぶときのお役に立てれば幸いです。

■花束とアレンジメントの違い

1.飾る手間の違い

花束は、切花を束ねたもので、用途にあったラッピングなどで仕上げることが一般的です。
頂いた花束を飾るときは、花瓶やその代用となるようなものに挿して飾ります。
この時、水は花瓶に直接注ぎ、水の中に切花を入れます。
水に直接挿した切花は水に浸っている部分が腐ったり、水中に雑菌が繁殖することを防ぐためにこまめに水を交換する必要があります。
放っておくとお花が水を吸い上げにくくなり、早くお花がダメになってしまいます。
一方アレンジメントは、吸水スポンジにお花が挿してあるため、お水をあげるときにはその吸水スポンジに水を染み込ませるように与えます。
こちらは吸水スポンジが乾燥しないように水を与える必要がありますが、花瓶の水のように一度全ての水を捨てて交換するといった手間はありません。

花束はお花が枯れてしまい処分するとなったとき、多くの場合はお花のみを捨てて生けていた花瓶などの容器は洗った上で再利用が可能です。
ですので花束をもらってから処分する間に発生するごみは、花束のラッピングとお花のみの場合が多いのでごみの量が少ないことも利点です。
一方でアレンジメントは吸水スポンジとお花、場合によってはラッピングもついていますので処分する際にはごみが多くなりやすいです。

お花が好きな方なら花束で貰うと自分の好きなように飾ることができますが、お花を貰いなれていない方へ花束を贈ると飾り方に困ってしまうこともあります。

2.値段の違い

花束は、お花を束ねて適宜ラッピングをしたものを贈ります。
アレンジメントは、容器に入った吸水スポンジにお花を挿して贈ります。
手間や材料を考えた時に、同じ金額なら花束の方がボリュームを出せることが多いです。
控えめの予算でボリュームのあるお花を贈りたい時には、花束がおすすめです。

3.渡す時や持ち運ぶときの違い

花束は基本的にはお花が大部分ですので、比較的軽く仕上げることが可能です。
お祝いの席などで手渡しをされる際にはお相手がそれを持ち帰るということを考えると花束を選ぶとお相手の負担を減らすことが出来ます。
一方アレンジメントはお花の他に、吸水スポンジやそれを入れる器が付属しているため、花束に比べやや重さが増します。
そのため、アレンジメントはご自宅に直接届けるなど、それを飾る場所に直接届ける場合におすすめです。

■花束を贈りたいシーン

お祝いの席や送別会などでお花を贈る時には花束が多いです。
お祝い行事では花束贈呈というシーンがあることが多いですが、ここでお渡しする時にはアレンジメントよりも映えます。
またお花を気軽に贈りたいシーンでも花束が贈られることが多いです。
持ち歩きの際にかさばりにくく、写真映えもするためよく選ばれます。

■アレンジメントを贈りたいシーン

一方でアレンジメントがよく選ばれるシーンは基本的には渡してそのまま飾れることのメリットを活かせる場面が多いです。
例えば病院へのお見舞いや、お供えの花として仏壇に飾る場合に贈られることが多いです。
贈る相手へ手間をかけたくない場合にはアレンジメントがおすすめです。

■最後に

今回は初めてお花を選ぶ方や、あまりスタイルで選んだことが無いという方へ向けてアレンジメントと花束の違いやそれぞれの特徴をご紹介しました。
それぞれの特徴が分かった上でのお花選びはきっと今まで以上に楽しい時間になりますよ!
この記事が、お祝いの贈り物を選ぶときの参考になれば幸いです。
花キューピットでは取り扱い商品一つひとつにアレンジメントなのか花束なのかを明記するようにしています。
スタイルでお花をお選びの際の参考にしてみて下さいね。

 

形で選ぶフラワーギフト ~花束・ブーケ~

花贈りの定番といえば、お花を一つの束にした花束を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
お世話になった方への送別・退職のお祝いや、お誕生日、発表会などにも、花束は欠かせないプレゼントですよね。
アレンジメントは贈られた人が負担にならないことが良い点ですが、花束を選ぶことにはどのような良い点があるのでしょうか。
今回は花束やブーケを贈るメリットやデザインのパターンなどについてご紹介します。

■花束・ブーケとは?

花束とは、文字の通り切り花を束ねたものを指します。
日本では古くから華道や生け花が発展していて、これらを楽しむ方へ花を束ねて贈る習慣がありました。
そのため、日本では贈った後に華道や生け花に活用して頂くことを想定して茎を長いまま束ねて制作します。
一方で、ヨーロッパの花束は、そのまま花瓶に入れられるように制作されています。
日本の花束も最近ではデザイン性に優れたものが増えてきていて、お祝いのシーンや公の場で広く使われています。
アレンジメントと異なり、花瓶を用意しなければ基本的には飾ることが難しいです。
そして、花瓶の中の水をこまめに取り換える必要があります。
ですので、もらった時の状態を長く保ちながら飾るためには、多少の労力が必要です。
花束は、その用途によってプレゼンテーションブーケ(贈呈用の花束)とブライダルブーケ(花嫁の花束)に分けることができます。
さらに花束・ブーケの作り方には次のようなものがあります。

1.茎(ステム)をそのまま束ねる(スパイラル/パラレル)

切り花をそのまま束ねて制作する最もオーソドックスな作り方です。
花キューピットで扱う商品のほとんどはこの方法で制作しています。

2.ブーケホルダーを使う方法

あまり聞きなれないブーケホルダーというものを使って制作する花束です。
ブーケホルダーはマイクのような形をしている先端に吸水スポンジが付いた棒のようなものです。
見た目は花束ですが、作り方はアレンジメントに近いです。

他にもワイヤーを使いまとめるというやり方(ワイヤリングテクニック)もあります。
プレゼンテーションブーケは主に茎を束ねるテクニックで作り、その配列の方法はワンサイドとオールラウンドがあります。

■花束・ブーケの2つの形

1.ワンサイド

直訳すると片側、片面などという意味です。
正面と背面があるように作られていて、正面側にお花が見えるように制作し、背面側はラッピングペーパーなどでおおわれています。
日本ではこの形状がポピュラーで発表会や送別会などでお花を手渡しする時によく見られます。
片面にだけお花が見えるように制作されるため、お花がたっぷり見えるようにどうしても花束全体が長くなります。
そのため、持ち運びには少し手間を要するかもしれません。


ワンサイドの花束

2.オールラウンド

直訳すると万能という意味ですが、それだけだと何に万能なのか分かりづらいですよね。
ワンサイドが片方からしかお花を見ることが出来ないことに対し、全ての方向からお花が見えるように制作された花束のことを指します。
全ての方向から見ることが出来るため万能という捉え方が出来ますね。
ワンサイドと違い立体感のある仕上がりとなります。
欧米ではこちらの方が主流で、全体的に丸みを帯びたデザインが人気です。


オールラウンドの花束

■花束・ブーケを選ぶメリット

花束のメリットは、なんといっても手軽であることです。
気に入った花を数本束ねれば「花束」になるので、少ない本数でも仕上げることが出来ます。
つまり、ボリュームを無視すれば低予算で作ることが可能です。
アレンジメントよりも軽く、コンパクトに制作してもらえば、かさばらずに持ち運ぶことも可能です。

■花束・ブーケを選ぶデメリット

花束のデメリットは、先程も少し触れましたが、飾るときに水を入れ、こまめに交換する必要があることです。
もらった人は、家に持ち帰り、ラッピングをほどいて花瓶などに移し替えるといった作業が必要になります。
また、花束の状態で切り花は水を吸い上げることが出来ないので、長時間持ち運ぶことにもあまり向いていません。

■まとめ

今回は花束・ブーケについてその特徴やメリットデメリットについてご紹介しました。
アレンジメントとは違い、そのまま飾ることが出来ない点ではひと手間ありますが、お祝いのシーンや送別会などでの手渡しのギフトとしておすすめです。
また花束を飾るときには必ず花瓶である必要はありません。
ご自宅にある使わない食器やペットボトルなどもお花を飾る容器になります。
以前の記事で花瓶が無い時のお花の飾り方についてご紹介していますので困ったときには参考にしてみて下さいね!

2019-03-15 | Posted in , 花を贈る時No Comments » 

 

形で選ぶフラワーギフト ~アレンジメント~

花束アレンジメント、お花を育てることが好きな方へは鉢物のお花など、お花を贈る時には様々な贈り方があります。
同時に様々な形の中から贈る相手を思い浮かべながらプレゼントを選ぶこととなります。
今回はその中からアレンジメントについてご紹介させていただきます。
お花をプレゼントする際に参考にしてみてくださいね。

■フラワーアレンジメントとは

フラワーアレンジメントはバスケットなどの容器に、吸水スポンジを入れ、そのスポンジに切り花を挿したものを言います。
様々な花器やバスケットを使って、様々な形を作り出すことができるため、商品のバリエーションも様々です。
インターネット花キューピットでも、アレンジメントは一番人気となっています。

■アレンジメントで使用する吸水スポンジとは?

ここで使う吸水スポンジのことを、一般的には「オアシス」と呼びます。
実は、このオアシスというのは商品名で、正しくは「フローラルフォーム」と呼びます。
お花のお水は、専用のスポンジが吸っているので、定期的にそのスポンジにお水を含ませるだけでOK。

■アレンジメントのデザインについて

フラワーアレンジメントの挿し方には、これでなければいけないといった決まりはありません。
しかし、バランス良く見せることが出来るとされているデザインの法則はいくつかあります。
デザインの決め方は、大きく「ジオメトリックフォームデザイン」と「フリーフォームデザイン」の2つの方法があります。

1.ジオメトリックフォームデザイン

円、球、三角、四角、直線、曲線など、幾何学的なパターンにそって植物をまとめて挿したデザインをこのように呼びます。
決まった形状に合わせてお花を挿していくため、輪郭や見せたい点、どこからお花が伸びているように見せるかなど、アレンジメント制作の基本を確認しやすいですデザインの考え方です。
ジオメトリックフォームの形は次のように分類することができます。

①360度展開(オールラウンド)
どの方向からもお花を見ることができるように配置する方法です。
全体的にお花が見えるのでデスクの上などどの方向からもアレンジメントが見える場合におすすめの形状です。


オールラウンドのアレンジメント

②180度展開(ワンサイド)
お花が見える面と茎や葉などのお花でない部分しか見えない部分の2面をもたせた配置方法。
仏壇や壁際など、正面からしか見ることがない場合におすすめです。
また、金額が同じであれば使うお花の量も変わらないことが多いため、ワンサイドでも問題がない場合にはこちらの方がお花の密度が高く見えます。


ワンサイドのアレンジメント

2.フリーフォームデザイン

ジオメトリックフォームデザインと違い、自由にお花を挿していくデザインの考え方です。
そのため、はっきりとした目的意識と創造性が必要とされます
パターンに沿ったデザインではないので、まとめ方は難しいですが、自然な表現をしたい場合や独創性を持たせたい場合によく使われます。

■アレンジメントを選ぶことのメリット

花束で贈る場合と大きく異なる点が、贈り先に花瓶があるか、ないか、などの心配が不要なことです。
お届け先がお花好きの方で花瓶やそれに代わるものがすぐに用意できる場合は別ですが、無いことも多いかと思われます。
そのようなことを気にせずに贈ることが可能なことが利点です。
また、花瓶に生ける花束とは違い、水を捨てたり茎を切ったりしないため、忙しい方にもケアしやすいスタイルです。
注意したいことが、オアシスは一度乾燥してしまうと水を溜めておけなくなること。
お手入れの際は、オアシスの乾燥に注意しながら、お花が挿してある給水スポンジにゆっくり水を注いでください。

■アレンジメントを選ぶことのデメリット

花にも様々なものがあるので、比較的長持ちする花とそうでない花があり、それらが一緒にいけてあリます。
枯れてしまった花を摘んで行くとスカスカなアレンジメントになってしまいます。
さらに残った花をコンパクトに飾るために小さい花瓶に移し替えようと考えた時には、茎の部分が短く切り取られてしまっているため、難しくなってしまいます。

■まとめ

今回はフラワーギフトを選ぶ上でよく見かけるアレンジメントについてご紹介しました。
ひと口にアレンジメントと言っても様々な形のものがあります。
花キューピットではアレンジメントの商品についてはほとんどの商品にオールラウンドかワンサイドかの記載をしています。
初めてお花を贈る時や、選び方に困ったときには参考にしてみて下さいね。

 

ご自宅で出来るハロウィンの楽しみ方のご紹介

10月末はハロウィンイベントが各地で開催されますね。
仮装して出かけたり、大きなテーマパークのイベントに参加したりと楽しみ方は様々です。
しかし今年のハロウィンは水曜日ということもあり、まとまった時間が取れない方も多いかと思います。
そこでお子様のいらっしゃるご家庭はもちろん、ご友人同士等でもご自宅で出来るハロウィンの楽しみ方をいくつかご紹介します。

■そもそもハロウィンってどんな日?

ハロウィンは知っているけどどんな日か詳しく知らないという方も少なくないでしょう。
さてこの習慣はいつから始まったのでしょうか?
起源は、紀元前にアイルランド地方へ古代ヨーロッパから移住してきたケルト民族と呼ばれる民族のお祭りだと言われています。
古代ケルトでは11月1日が新年とされていて、その前日の10月31日の夜、秋の収穫物を集めた盛大なお祭りである収穫祭が開かれていました。
またこの日には、死後の世界との扉が開き、先祖の霊がこの世に戻ってくると信じられていました。
その後ケルト民族はキリスト教へと変化していきますが、この習慣は残りました。
後にキリスト教会が11月1日を「諸聖人の日」を意味する「All Hallo」と定めたことから、その前夜=「All Hallo Eve」 が転じて、ハロウィンと呼ばれるようになったとされています。
あの世とこの世をつなぐ扉が開くため、先祖の霊だけでなく、悪魔や魔女、さまよう魂なども死後の世界からやってくるとされています。
人々は、それらと似たような格好へと仮装し仲間だと思わせることで、自身を守っていました。
この習慣がハロウィンでは定番の仮装をすることに繋がるのですね。

■ハロウィンの楽しみ方

1.ホームデコレーションで家の中をハロウィン仕様に!

この時期になると100円ショップや雑貨店でハロウィングッズの取り扱いが多数あります。
ここで売られているものを自分好みに飾りつけてハロウィン気分を楽しみましょう!
かぼちゃに顔を描いたり、くり抜いたりして作るジャック・オー・ランタンを飾るだけでも気分はハロウィンですね!
花キューピットでもかぼちゃの飾りつけをしたハロウィンのお花を扱っています。
秋らしい色合いのアレンジにかぼちゃを飾り付けたもので、ハロウィン気分盛り上げてくれます!



2.ご自宅の中で仮装パーティ

ハロウィンといえば仮装!
でも時間も無いし、何より仮装したまま人前に出ることに抵抗が…
という方もご家族や親しいご友人を集めてご自宅の中で仮装してハロウィンパーティというのはいかがでしょうか?
ハロウィン仕様にデコレーションした家の中でやれば一層盛り上がること間違いなしです!
簡単なコスプレからフェイスペイントまで楽しみ方は様々です。
親しい仲だからこそ思い切った仮装に挑戦してみましょう!

■最後に

今回は10月末のハロウィンの過ごし方についてご紹介しました。
ハロウィン当日が平日ですので忙しくてテーマパークや各地のイベントに参加出来ないという方も是非ご家族やご友人の方々と一緒にハロウィン気分を気軽に味わってみてはいかがでしょうか。
楽しみ方はそれぞれ違うと思いますが、皆さんも思い思いのハロウィンを楽しく過ごして下さいね!

2018-10-12 | Posted in , 花と文化No Comments » 

 

ハーバリウムを自分で作ってみませんか?


ハーバリウムというものをご存知でしょうか?
少し前からInstagramを中心にSNSで話題になっているインテリアグッズです。
今週はこのハーバリウムについてご紹介します!

■そもそもハーバリウムとは?

ハーバリウムとは植物を研究するため等で保管しておくための方法のことです。
つまり植物の標本(サンプル)のことをハーバリウムと呼びます。
今回紹介するものはその中でも乾燥させたお花をオイルで満たされた容器で保管するものです。
元々は研究材料の一つとして使われていましたが、見た目が美しいことからインテリアグッズとして注目を集めるようになったそうです。
余談ではありますが、ハーバリウムは保管しておくための方法ですので、広い意味では押し花やドライフラワーもこれに含まれるそうです。

■どんな花が使われるの?

オイルを使ったハーバリウムでは、主にドライフラワーが用いられます。
生花をそのまま使わない理由は、お花に含まれる水分が関係しております。
完全に乾燥させたドライフラワーでは水分が含まれていないため菌や微生物が繁殖しにくい状態ですので長期間の保存が可能です。
一方で水分の含まれている状態の生花では、それに含まれる有機物を栄養源として菌や微生物が繁殖してしまいます。
この菌や微生物が繁殖することによってお花が枯れやすくなってしまため、生花はハーバリウムには向いていないとされています。
また生花を使わないもう一つの理由が色落ちです。
オイルのハーバリウムの美しさはその透明感も大事な要素の一つです。
しかし、乾燥していない生花ではこのオイルに入れると、時間の経過と共に色が落ちてしまいます。
そして落ちた色が透明なオイルに溶け出してしまいオイルの本来の透明感を損ねてしまうのです。

■どうやって作るの?

1.材料の準備

ハーバリウムの作り方ですが、まずは材料の準備をします。
主に必要なものは次のようなものです。

花材(ドライフラワーやプリザーブドフラワー)
生花もドライフラワーにしてしまえばもちろん使うことが出来ます。
乾燥させる際にはドライフラワー用の乾燥剤というものがホームセンター等で購入することが出来ます。
これを使うと色落ちが少なく簡単にドライフラワーを作ることが出来ます。
その他の方法としては花材を逆さまにして吊るして自然に乾燥させる方法等もあります。
しかし、乾燥剤を用いる方法に比べると時間がかかります。
蓋つきの透明な容器(ガラス容器がおすすめ)
透明な容器で密封できる物であれば容器は何でも大丈夫ですが、小傷が付きづらいガラス容器をオススメします。
尚、使用する容器は予めしっかりと消毒をして下さい。
煮沸消毒等で消毒をした後、容器内部を十分に乾燥させて使います。
こうすることで容器の中でカビ等が発生しにくく出来ます。
ハーバリウム用のオイル
ベビーオイルやグリセリンといった代用品もありますが、やはり一番美しさを長持ちさせるためにも専用のものを用いた方が良いでしょう。
通販を始め一部ホームセンターでも購入出来るようです。

2.材料を容器に入れる

材料の準備が出来ましたら完成イメージを頭の中に描きながら(勿論イメージスケッチをするのも良いです)先ずは花材を容器の中に入れていきます。
この時にピンセットのようなものを使うと容器の中で花材を動かしやすいのでおススメです。
花材の配置が重要で、あまり詰め込み過ぎても透明感の無い窮屈なハーバリウムになってしまいます。
※量を多く入れる場合には、先ず花材を少し入れてから同じくらいまでオイルを注ぎます。
そしてその上に花材を入れてまたオイルを注いでを繰り返すと、崩れにくくイメージ通りに仕上がりやすくなります。
上手く光が抜けるような配置を心がけると透明感のある綺麗なハーバリウムになります。
花材を入れて配置も定まったらオイルを容器が満たされるまでゆっくり注ぎ入れて下さい。
オイルで容器を満たせましたら蓋をしっかり閉め密封して完成です。

■注意事項

1.使用するオイルについて

オイルは油のことですので、火が燃え移りやすいものや簡単には燃えないものがあります。
ハーバリウム用として売られているオイルは大体ものが安全だとされていますが、間違った使い方や専用のオイルを使わずに代用品を使う場合には特に注意が必要です。
一般的にハーバリウム用として売られているオイルは次の2種類です。
いずれも消防法で非危険物とされており、引火点も250℃を上回っており、火が着きにくいオイルとされています。

ミネラルオイル
ベビーオイルやクレンジングオイルといった製品の主成分です。
シリコーンオイル
化粧品やつや出し商品、潤滑油といった製品の主成分です。

 

2.収れん火災の原因になるかもしれない

収れん火災という言葉をあまり聞きなれない方もいらっしゃるかもしれません。
これは太陽の光が鏡などによって集められることによって起こってしまう火災のことです。
ハーバリウムに使用する容器はガラスの容器が一般的ですが、これも太陽の光を反射しやすい容器です。
特に冬場は空気が乾燥し、一度火が着くと燃え広がりやすいため、注意が必要です。
太陽の光が直接当たる場所へハーバリウムを置く場合は、光が反射する先に燃えやすいものを置かないようにするか、光をレースカーテン等で遮るなどの工夫をして下さいね。

■最後に

雑貨屋さんやお花屋さんで売られているようなハーバリウムとそっくりに制作することは難しいです。
しかし、自分で好きなお花で好きな配置で作ったものですので愛着のあるものに仕上がることでしょう。
少々手間のかかるインテリアグッズですが、是非一度お試し下さいね。

2018-07-20 | Posted in No Comments » 

 

せっかくいただいたお花を長持ちさせたい!暑い時期はどうすればいい?

先月の母の日や今週末の父の日とお花を頂く機会が多い今日この頃。
折角頂いたお花ですから長く楽しみたいですよね。
今回は室温が上がり始めるこれからの時期のお花の飾り方とお手入れについてご紹介します。

■気温の上昇は切花には悪条件

気温(室温)が上昇するとお花を生けている花瓶の水の温度も上がってきます。
直射日光に当たるような場所に置いていない限り熱湯にはなりませんがぬるくなります。
このぬるい水、実はバクテリアが繁殖するには好条件になってしまいます…
バクテリアの繁殖した水にお花を生けていると、バクテリアが茎に入り込み、水を吸いづらくしてしまいます。

1.対処方法

今の時期は水温が上がりやすいので毎日、少なくとも2日に一度は水の交換を!
また、花瓶が汚れていると雑菌が繁殖する原因になります。
少し濁っているなと感じた時には水の交換だけでなく次のことを試してみて下さい。
水を取り替える時にはなるべく花瓶の内側も中性洗剤で洗って清潔に保つようにしましょう。
水の交換を行う時には、同時に茎に付着しているぬめりもチェックして下さい。
付着しているようでしたら水洗いで綺麗に流して下さいね。

2.予防策として

・生ける準備

まずお花を生ける前に花瓶を消毒しておきます。具体的には、塩素系の漂白剤を用いて花瓶を洗います。
その後、水道水を花瓶に注ぎ入れてお花を生けてください。
ちなみに水道水とは、純粋に水道の蛇口から出てくるお水です。
浄水器を通した塩素の入ってないお水や、蒸留水は避けた方が良いです。

・無事に生けることが出来たら

夏場は花瓶の水が温まりやすいので、水の中に少量の塩素系の漂白剤を入れてみてください。
漂白剤には、白くする以外にもバクテリアやカビなどの繁殖を抑える殺菌効果があるそうです。
入れる量は1~3滴で、多過ぎも良くないです。
水の中に10円を入れることも効果があるそうです。
10円の銅イオンが水に雑菌が繁殖することを防ぐことにつながるとされています。
ですが一番はやはり毎日水を替えることが良いでしょう。
数日家を空ける場合等お手入れが出来ないという場合にはお試し下さい!

~お花を生ける時は必ず水揚げをしましょう!~
切花は茎の切り口から水を吸い上げて鮮度を保ちます。
生ける前にその切り口の状態を整える作業が水揚げです。
水揚げの最も簡単な方法は、水を入れた容器の中に茎を沈め、水中で茎を斜めに切り落とす方法です。
水中で切り落とすことによって、切り口から空気が入ることを防ぎ、水を吸い上げやすい状態にします。
切るときは切れ味の良いハサミやカッターを使って茎の中の水の通り道を潰さないようにしてくださいね。
また、水揚げをすることで切り口から新鮮な水をより良い状態で吸えるようになります。
お花がしおれてきた時、この作業をすると元気を取り戻すことができることがあります。

■置き場所にも注意

夏場なので日が当たるような場所は避けて、涼しい所に置いてあげて下さい。
また、エアコンの風が直接当たるような場所も避けましょう。
あまり気温が高くならない比較的涼しい場所、静かな場所が飾ることに最適な場所です。

■最後に

如何でしたか?
読んでみると大変そうだと思ってしまうかもしれません。ですが、気にかけてあげた分だけお花を長く楽しむことが出来るはずです。
梅雨に入ったばかりですが、梅雨が終われば暑さの厳しい時期に入ります。お花を飾る準備を手元で水遊びをするような感覚で楽しんでみては如何でしょうか。

折角頂いたお花をずっと楽しめないことは心苦しいですが、今回挙げたような方法も参考にして頂いて少しでも長く楽しんで下さいね。

2018-06-15 | Posted in お手入れの基本, No Comments » 

 

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