正月飾り

正月飾りいつ片づける?~正月飾りの処分方法も掲載~


しめ飾り
という願いが込め

2021年、新しい年の幕開けですね。
お正月休みが終わり、お正月飾りを片づけるタイミングが、そろそろ気になってくる頃ではないでしょうか。
2020年から2021年にかけては、普段旅行に行かれる方も感染症対策で、お家でお正月を過ごしたという方も多かったのではないでしょうか。
「初めて正月飾りを飾った」という方もいらっしゃったのでは?
そこで今回は、門松やしめ飾り、鏡餅、破魔矢の片づけるタイミングと、処分の方法をご紹介します。
また、おまけとして正月飾りによく使われる植物の名前や、特徴もお伝えします。
正月飾りを片づける時に、植物にも注目してみては?

◆門松を片づけるタイミング


門松

自宅で立派な門松を飾ったという方は少ないかもしれませんが、2枚目の写真のような簡易的な門松を飾ったという方は、意外と多いのではないでしょうか。

簡易的な門松

門松と聞くと、立派なものをイメージしてしまいますが、お花屋さんではこのように比較的大きな若松を1対でセットにした、簡易的な門松も販売されています。
立派で大きな門松から、比較的に飾りやすいサイズ感までありますが、門松はサイズに関わらず、1月7日または1月15日に片づけることが一般的です。
1月7日または1月15日までなど、地域によって異なりますが、正月飾りを片づける日までを「松の内」といいます。
松の内は、正月飾りを飾っておく期間とも言えますね。
ちなみに一般的に、松の内は関東と関西で分かれています。
関東地方の松の内は、1月7日が最終日になります。
朝、正月飾りを片付けた後、七草粥を食べるのが風習になっているのだそうです。
一方、関西地方の松の内は、1月15日まで続くため、正月飾りは15日に片づけることが多いようです。

紹介した以外にも、松の内の期間は地域によってさまざまであり、7日でも15日でもないという地域もあります。
自分の住んでいる地域はいつ片づけるのか、1度確認してみるのも良いかもしれませんね。

◆しめ飾りを片づけるタイミング


しめ飾り

しめ飾りも、門松と同じく正月飾りの1つであるため「松の内」までに片づけるようにしましょう。
関東地方は1月7日に片づけ、関西地方は1月15日に片づけることが一般的です。
しかし先ほども、ご紹介したように地域によって日付が異なるため、確認してみてくださいね。

◆鏡餅を片づける(鏡開きの)タイミング


鏡餅

鏡餅を片づける(食べる)タイミングは、鏡開きの日になります。
門松やしめ飾りは、松の内までに片づけますが、鏡餅は鏡開きまで飾ることが一般的です。
鏡餅を木槌などで割って、お雑煮などでいただく、鏡開き。
最近の鏡餅は、プラスチックのケースに入っている物も多く、すぐに食べることができるので、木槌などの必要がなく鏡開きも便利になりましたね。
そんな鏡開きの日付は、松の内の期間によって異なります。
松の内が1月7日までの地域(一般的に関東地方)は、1月11日が鏡開きの日です。
一方、松の内が1月15日までの地域(一般的に関西地方)は、1月15日が、鏡開きになります。
1月15日が松の内の地域は、鏡開きと門松やしめ飾りなどの正月飾りを片づける時が、同じなのですね。
ちなみに、京都では1月4日が鏡開きとされていて、他の正月飾りを片づける前に鏡餅を食べるのだそうです。
鏡開きのタイミングも、地域によって様々なのですね。

◆破魔矢(はまや)を片づけるタイミング


破魔矢

神社などでいただくことができる破魔矢。
破魔矢は、魔除けや厄除けの意味を持つ矢のことです。
初詣に行った際に、購入するという方もいらっしゃるかもしれませんね。
縁起物であるため、お正月飾りとしても飾られることが多いです。
しめ飾りを片づける時に「一緒に片づけるの?」と、思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、破魔矢は魔除けの力を持つとされているため、お正月の期間以外も飾るようにしましょう。
神棚や玄関などに、1年間飾っておくことが一般的なようです。
1年間飾ったら、また新しい破魔矢と交換すると良いとされています。
初詣の際に、新しいものをいただくようにすると良いかもしれませんね。

◆来年も使っていいの?


正月飾り

正月飾りは、毎年新しいものを飾ることが望ましいとされています。
そのため、来年は新しい正月飾りを飾るようにしましょう。
使いまわしをしない理由は、神様は清浄(清らかで汚れがないこと)を第一とするという考え方があり、同じものを使うと神様の失礼に当たるとされているためです。
年神様がいらっしゃるのは、1年に1回。
年に1回しか、いらっしゃらない年神様のためにも、新しいものを飾るようにしましょう。

◆正月飾りの処分方法

正月飾りを処分する方法は、大きく分けて2つあります。
ここでは、そのお正月飾りの処分方法を簡単にご紹介します。

<どんどん焼きに持って行く>


どんどん焼き

全国の神社では、お正月飾りやだるま、お守りなどを処分することができる「どんどん焼き」というものが行われます。
どんどん焼きとは、1月15日(小正月)に行われることの多い火祭りのことです。
感謝の気持ちを込めて、正月飾りをお焚き上げしましょう。
ちなみにどんどん焼きの他に、地域によって「左義長(ぎちょう)」とも呼ばれています。

<お清めして一般ゴミに捨てる>


モダンな正月飾り

正月飾りは、白い布や新聞紙にくるみ、塩とお酒をふって清めてから、一般のごみと一緒に処分することもできるようです。
他にも塩だけで清める方法や、お庭で焼く方法など処分の方法はいくつかあるようなので、自宅で処分しようと考えている方は、調べてみてくださいね。

◆(おまけ)正月飾りで使われる植物

ここではおまけとして、しめ飾りや門松で使われている植物をご紹介します。
お正月飾りを片づける時には、改めて植物にも注目してみてくださいね。

<ウラジロ>


ウラジロ

「シダ」とも呼ばれる「ウラジロ」。
このウラジロは、しめ飾りや鏡餅の装飾としてよく使われています。
漢字で書くと「裏白」。
察しが付いた方もいらっしゃるかもしれませんが、ウラジロは葉の裏が白いことが特徴の1つです。
葉の裏が白いことから「心に裏表がない清廉潔白」を表しているともいわれています。
また、葉の付き方が左右対称のため「夫婦円満の象徴」とも考えられているようです。

<橙>


ダイダイ

正月飾りに付いていることの多い、オレンジ色の果物は「橙」が多いと思います。
橙は、実をすぐに落とさないことが特徴です。
実をつけてから数年間は、木から落ちずに成長すると言われています。
「実を長い間落とさない」なんて、とても縁起がいい感じがしますよね。
ちなみに橙は「代々(だいだい=橙)子孫が繁栄しますように」という願いを込めて、正月飾りに用いられます。
特に葉が付いているものは、木に実っている状態に近いため、縁起がさらに良いとされています。

◆最後に


正月飾り

今回は正月飾りをいつ片づけるのか、処分の方法についてご紹介しました。
正月飾りは、地域に合わせて、お片付けしてみてくださいね。
また、お片付けする時は使われていた植物も改めて、注目してみると面白いと思います。
「この植物の名前は?」や「使われていた理由は?」など…ぜひお正月ならではの植物に出会ってみてください。

 

2021-01-06 | Posted in 花と文化No Comments » 

 

正月飾りはいつから飾る?~万両と千両の違いも解説~


正月飾り

そろそろ、正月飾りを準備されている方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、しめ飾りや門松などお正月飾りについてご紹介します。
「いつ飾る?」や「そもそも正月飾りって?」などなど…お正月飾りについてと、お正月のアレンジメント花束によく使われる千両と万両の違いを掲載しています。

◆正月飾りを飾るタイミング

新年が近づいてきましたが、正月飾りをいつから飾ればいいのか、悩んでしまう方もいらっしゃるのでは?
「しめ飾りを用意したけれど、もう飾っていいの…?」など正月飾りのタイミングについて疑問に思っている方はチェックしてみてください。

<正月飾りは、いつごろから飾るの?>


正月飾り

地域によっても異なりますが、12月13日頃からお正月の準備をはじめ、正月飾りを飾るとされています。
近年は、12月25日にクリスマスがあるため、25日以降から正月飾りを飾るという方も多いようです。
リースを飾っていたところに、しめ飾りを飾るという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ちなみに、12月13日は「松迎え」や「正月事はじめ」とも言われています。
昔は12月13日からお正月にいらっしゃる年神様を迎えるために、ススを掃うなどのお掃除や、お雑煮などを作るために必要な薪を集めるという習慣があったのだそうですよ。

<避けた方が良い日とは?>


しめ飾り

実は、正月飾りを飾るのは、避けた方が良い日があります。
それは、12月29日と、12月31日
29日は、「二重苦」を連想させてしまうため、避けた方が良いのだそうです。
そして、31日は「一夜飾り」といわれ、年神様への失礼にあたると言われています。
なぜなら、急ごしらえ(急いで準備したこと)は、年神様に対して誠意がかけると、考えられているからです。
忙しいことが多く「うっかり飾るのが遅くなってしまった…!」ということもあるかと思いますが、できるだけ早めに飾れると良いですね。
遅くても12月28日には、正月飾りを飾れるようにしたいものです。

◆そもそも正月飾りとは?

正月飾りを飾るタイミングについて先ほどお伝えしましたが、ここで改めて代表的な正月飾りについてご紹介しようと思います。

<しめ飾り>


しめ飾り

玄関などに飾ることの多い、しめ飾り。
しめ飾りを飾ることで結界の役割を果たし、しめ飾りの内側からは清らかな場所にしてくれると言われています。
これは、しめ縄も同じ理由で飾られているのだそうですよ。
しめ飾りを飾っていれば邪悪なものが入ってこられないため、年神様も安心して来ていただくことができますよね。

<門松>


門松

デパートの前や、商店街の入り口によく飾られている門松。
門松は、年神様がいらっしゃる目印になると言われています。
また家族やそこに住む人々の健康、そして長寿を願う象徴ともされています。
大きくて立派な門松以外にも、現代は雑貨屋さんやお花屋さんで、飾りやすいサイズの門松も販売されています。
年神様にお越しいただくとともに、家族の健康を願って門松を玄関や、自宅の門に飾ってもよさそうですね。

<鏡餅>


鏡餅

昔からお餅は、おめでたい時に食べる「ハレの食」と、されてきたのだそうです。
そんなお餅を重ねた見た目が、かわいらしい鏡餅。
鏡餅は、豊作を祈願し、新しい門出を祝うという意味があるのだそうです。
ちなみに、お餅を2つ重ねる意味には様々な説があります。
その1つに、丸いお餅は家族円満を表すと言われていて、それを2つ重ねることで、「また同じように1年を重ねる」という意味になるという説。
また、大小のお餅を2つ重ねる鏡餅は、月(陰)と日(陽)を表していると言われ、夫婦円満に年を重ねられるという説もあります。

◆(おまけ)千両と万両の違いとは?


千両と万両

ここからは、おまけとして千両と万両の違いをご紹介します。
お正月のシーズンになると、縁起の良い千両や万両を飾る機会が増えるのではないでしょうか。
こちらの写真は、奥の黄色い実を付けている方が千両で、手前の赤い実を付けている方が万両です。
どちらも鮮やかな色の実をつけ、周りを華やかな印象にさせてくれます。
お花屋さんでも、赤や黄色の実を付けた千両や、万両を見かけることは多くなりますが「いまいち違いが分からない…」と言う時もあると思います。
ぜひ、見分けるポイントをチェックしてみてくださいね。

<千両>


千両


・センリョウ科
・葉の上に実がまとまって付く

<万両>

万両


・サクラソウ科
・葉の下に実がぶら下がるように付く
・実が千両よりも大きくより多くの実がなる

千両と万両は似ていますが、センリョウ科とサクラソウ科で、科名が異なっているため、全く異なる植物なのですね。
見分けるポイントは、実の付け方に注目してみることです。
お寺などでも植えられることもあるので、近くで見る機会があった時は、観察してみてくださいね。

◆最後に


お正月

今回は、正月飾りについてと、千両・万両の違いをご紹介しました。
クリスマスが終われば、あっという間に、お正月です。
今年もそろそろ終わり。
新しい年に向けて、少しずつ準備を進めていきたいですね。

ちなみに、花キューピットではお正月にぴったりな華やかで、縁起の良いお花を使用したアレンジメント・花束をご用意しています。
自宅用にお正月のお花を飾りたいという方はもちろん、帰省が難しい今年は年始の挨拶にお花を贈りたいという方にもおすすめです。
正月飾りを準備する時に、ぜひお花の注文も済ませてみてはいかがでしょうか。

少し気になった方は、花キューピットのサイトやお花屋さんを見てみてくださいね。

 

 

 

2020-12-16 | Posted in , 花と文化No Comments » 

 

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