中秋の名月
秋に贈りたいお花!厳選6つ
最近は、スーパーでお彼岸のコーナーができていたり、敬老の日のポスターが貼ってあったりと、街の様子は秋を連想されるものが多くなりましたね。
カフェでは芋やクリ、カボチャなど秋の味覚を楽しめる飲み物・食べ物も増えてきました。
雑貨屋さんでは、早くもハロウィングッズが販売されている所を見かけた方もいらっしゃるのでは?
今回は、今から飾りたい「秋」の季節にぴったりなお花をご紹介します。
自宅にいることが多い今の時期に、季節を感じるお花を飾りませんか?
またご友人や恋人に、誕生日などの記念日に限らず、日頃の感謝を込めてお花を贈ってみるのも良いかもしれませんよ。
お花のプレゼントは、心を和ませてくれる贈り物の1つです。
◆バラ(秋バラ)
花言葉:愛・美など
上品で、多くの人を魅了するバラ。
四季咲きのバラが日本で見ごろを迎えるのは、春、夏、秋の季節の時期。
中でも秋に咲くバラ、通称「秋バラ」は、濃い色と香りが特徴だと言われています。
香りも良く鮮やかな秋バラは、ぜひ自宅に飾りたいですよね。
ちなみに、秋はバラが咲く他の時期である春・夏よりも、気温が低いため花もちが良くなりやすいのだそうです。
きれいなバラが長く楽しめるのは、嬉しいですよね。
◆ガーベラ
花言葉:希望・感謝など
カラフルで、丸い花姿がかわいらしいガーベラ。
咲き方は、一重・八重・半八重・スパイダー・カール…などたくさんの種類があります。
今でも新しい種類のガーベラが誕生しているため、まだまだ私たちをわくわくさせてくれます。
まだ見たことがないような、珍しいお花を見るのは、楽しいですよね。
ちなみに、ガーベラの開花時期は春と、9月~11月の秋の時期です。
今、ちょうどこの時期に、ガーベラのかわいらしい姿を見ることができるのですね。
フラワーギフトに、オレンジや赤色のガーベラを入れて、秋色を楽しめるギフトにすることもおすすめです。
◆ワレモコウ
花言葉:明日への期待・移り行く日々など
ワレモコウとは、小さなお花が卵型に集まって、咲く植物です。
茎は細く、かぜにそよがれ、ゆらゆら揺れている姿がチャーミング。
派手な見た目ではなく、ギフトの主役に使われることは少ないお花ですが、ワレモコウが入るだけで「秋」を演出することができます。
ワレモコウの深い赤や茶色が、特に「日本の秋」という雰囲気を演出したプレゼントにしてくれそうです。
そのためワレモコウは、敬老の日に贈るフラワーギフトや、秋を連想される花束・アレンジメントに良く活用されます。
ケイトウや、りんどうと合わせることも人気です。
◆りんどう
花言葉:勝利・誠実・高貴など
りんどうは、秋のお花を代表する1つです。
紫色の花色が、ゆったり落ち着いた「秋の風情」を感じさせてくれそう。
そのため中秋の名月(十五夜)に飾るのもおすすめです。
ちなみに、中秋の名月は、2020年10月1日に当たります。
「勝利」という花言葉は、りんどうの根に薬効成分が含まれていることや、花が上向きに咲く様子が、勝利を確信しているように見えることが由来していると言われています。
そのため、この病に打ち勝つという意味を込めて、敬老の日にりんどうを贈る方も多いようです。
「ずっと元気でいてね」という気持ちが込められそうですよね。
◆ピンポンマム
花言葉:君を愛す・真実など
毬のような丸い花姿が、可愛らしいピンポンマム。
そんなピンポンマムは、和風にも洋風にもアレンジすることのできる人気者。
花色もホワイト・イエロー・グリーン・オレンジなど様々です。
そのため、アレンジメントや花束のイメージや、他に使うお花に合わせて取り入れることができます。
イエローピンポンマムをフラワーギフトにいれれば、満月を連想されることもできそう。
りんどうと同じく、特に中秋の名月の日に飾りたいですね。
また、花持ちがいいため、髪飾りにすることもできます。
浴衣などの和装をした時の髪飾りにはもちろん、ちょっとしたお出かけの時にもピンポンマムを髪に飾れば、目を引くポイントになってくれそうです。
ちなみに名前の由来は、ピンポンの玉のように咲くことからなのだそうです。
◆おもちゃカボチャ
おもちゃカボチャとは、観賞用のカボチャのことを総称した呼び方です。
ハロウィンの時期に、見かけたことがある方も多いのではないでしょうか?
そのまま置いておくだけでも、インテリアになりそうですよね。
ぼこぼこしたものから、ツルっとしたものまで触り心地は様々。
そしておもちゃカボチャは色や模様、さらには形まで、触り心地と同じくバリエーション豊富に流通しています。
秋の収穫祭を祝うハロウィンに、ぜひ飾ってみてくださいね。
ハロウィンを意識して飾るなら、マジックペンや黒いテープを使って顔をデザインすることもおすすめです。
自分だけのジャック=オ=ランタンを作ることができますよ。
親子でおもちゃカボチャに顔を作れば、いい思い出になりそうですね。
またおもちゃカボチャは、そのまま飾るだけではなく、秋のお花と合わせてアレンジメントにすることも多いのです。
そのため「お花と飾りたい」という方にもおすすめですよ。
◆最後に
今回は、秋の季節の飾りたいお花をご紹介しました。
自宅で飾る自分用にも、誕生日などのプレゼント用にもおすすめです。
さらに、ハロウィンや中秋の名月、敬老の日などイベントに合わせてお花の種類を選ぶのも、楽しいと思います。
季節感が感じにくくなっている今だからこそ、植物の力を使って「秋」を感じてみてはいかがでしょうか。
自宅にお花があるだけで、お部屋の雰囲気が変わると思いますよ。
2020年の十五夜はいつ?~おすすめのお花も紹介~
最近は夜になると、以前より暑さが少し和らいできましたね。
だんだんと、秋らしくなってきたように思います。
今回ご紹介するのは、秋の名物である「十五夜(中秋の名月)」です。
「2020年、今年の十五夜はいつなのか」や「十五夜に飾るおすすめのお花」などを紹介しています。
◆2020年の十五夜はいつ?
月がきれいに見える季節、秋。
そんな秋にある十五夜は、特に月がきれいに見えると言われています。
十五夜とは、旧暦の15日の夜のこと。
そのため十五夜は、毎月あるということになります。
そして中秋の名月とは、旧暦の8月15日に見ることができる月のことを言います。
これは、旧暦で秋に当たる7月~9月の中間にあたる8月を「中秋」と呼んでいたことに由来しています。
そのため、旧暦の8月15日に見える月を「中秋の名月」と呼んでいるのです。
中秋の名月には、お月見をすることが有名ですよね。
お月見をする中秋の名月には、白玉を作るという方や、お団子を食べるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここで、「なぜ毎月十五夜はあるのに、お月見をするのは中秋の名月だけなの?」と、疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
それは、毎月ある十五夜の中で中秋の名月が、最もきれいに月を見ることができるためと言われています。
お月見をするのに最適だったのですね。
ちなみに、先ほどお伝えしたように十五夜は毎月ありますが、一般的には「中秋の名月」のことを「十五夜」と呼んでいます。
皆さんも「十五夜」と聞くと、秋のイメージがありますよね。
旧暦の8月15日は、新暦に直すといつなのでしょうか。
旧暦を新暦に直すと、毎年ずれが生じてしまいます。
そのため、十五夜を楽しむためには毎年日付けをチェックする必要があるのです。
2020年、今年の十五夜は10月1日(木)です。
十五夜にはベランダなどから月を楽しめるように、今より過ごしやすい気温になっていると良いですね。
<十五夜(中秋の名月)一覧>
先ほどお伝えしたように、毎年異なる十五夜。
2025年までの十五夜の日付をご紹介します。
2020年:10月1日(木)
2021年:9月21日(火)
2022年:9月10日(土)
2023年:9月29日(金)
2024年:9月17日(火)
2025年:10月6日(月)
十五夜は、9月から10月ごろまでにあるようですね。
◆十五夜・お月見に飾りたいお花の種類
今年の十五夜は、秋を感じるお花を飾りながら、きれいな月を観賞しませんか?
ここでは、十五夜に飾りたいお花をご紹介します。
<ススキ>
道端でも見かけることのできるススキ。
名前の由来は、諸説ありますが「スクスク伸びる(成長する)」という意味のある「スス」と、茎を表す「キ」が合わさって「ススキ」となったと言われています。
そのためススキの花言葉は、元気に生長していく様子や、強い生命力から付けられており「活力・勢い・元気」などがあります。
そんなススキは、十五夜で飾ることが一般的。
十五夜のイラストやデザインには月とお団子、そしてススキがセットになっていることが多いですよね。
なぜススキを飾るのかというと、ススキは神様をお招きする「依り代(よりしろ)」の役割を果たしていると言われているからです。
また、悪霊・災いなどから作物を守ったり、翌年の豊作を願ったりする意味も込められているそうです。
ちなみに、なぜ神様の依り代と考えられていたのかというと、茎の中が空洞になっているため、神様の宿になると信じられていたからと言われています。
風で揺れるススキを、きれいな月と一緒に見ていたら、心が落ち着いてリラックスできそうですね。
丸くて可愛らしいピンポンマムは、まるで満月のよう。
月を楽しむ十五夜に飾るには、ぴったりなお花ですね。
お部屋に飾れば「和」な空間を演出してくれそうです。
花言葉は、「真実・高貴」などがあります。
そして花色は十五夜にぴったりな黄色のほかに、オレンジやホワイト、グリーンなど様々な色があります。
アレンジメントや花束のデザインに合わせて、取り入れることができますね。
また、ピンポンマムは花持ちが良いため、アレンジメントや花束だけではなく、髪飾りにして楽しむこともできます。
十五夜には浴衣を着て、髪飾りにピンポンマムを使ってみてはいかがでしょうか。
本物のお花だからこそ、いつもとは違った雰囲気を楽しむことができそう。
SNS映え間違いなしですね。
紫色やブルーが印象的なリンドウ。
実は、ホワイトやピンク色も流通しています。
お花屋さんに行った際は、りんどうにも注目してみてくださいね。
そんなりんどうは、秋を代表するお花の1つ。
りんどうを飾るだけで、秋の風情を感じることができそうです。
花言葉は「勝利・誠実・高貴」などがあります。
この「勝利」という花言葉は、りんどうの根に薬効成分が含まれていることにより、病に打ち勝つという意味や、花が上向きに咲く様子が、勝利を確信しているように見えることなどが由来していると言われています。
またりんどうは、敬老の日におじいちゃん・おばあちゃんへ贈る、フラワーギフトにも人気です。
その理由は、大きく分けて2つあります。
1つ目は、りんどうの根が古くから漢方の生薬として重宝されていたこと。
漢方として重宝されていたことから、「いつまでも元気でね」という願いを込めて贈るという方が多いです。
2つ目は、花色。
前述したように、りんどうの花色には紫色があります。
りんどうの紫色は高貴な色とされており、おじいちゃん・おばあちゃんへの尊敬の気持ちを表してくれそうですよね。
◆最後に
今回は十五夜、中秋の名月についてご紹介しました。
ぜひ、今年の10月1日にはお花を飾りながら、きれいな満月を眺めてみてください。
お花や月など、自然のものを見ながらゆったりと過ごせば、ほっと一息つけそうですよね。