クリスマスリース

クリスマスリースの意味とは⁈~作り方や飾りの役割~

クリスマスリース
最近は、息を吐くと白くなるほど寒い日もありますね。
寒さに凍えながら歩いていると、街の様子はすっかりクリスマスムード。
イルミネーションが輝き、クリスマスツリーやサンタさんの飾り、クリスマスリースなどを飾っているところが多くなってきました。
12月25日は、待ちに待ったクリスマスです。
そこで今回はクリスマスリースに込められた意味や、リースを作るときの決まりなどをご紹介したいと思います。
自宅にリースを飾っているという方や、外出先でクリスマスリースを見かけた際は、今回ご紹介した内容を思い出して、観察してみるのも面白いかもしれません。

◆クリスマスリースを飾る意味

クリスマスリースをなぜ飾る?
まずは、クリスマスリースを飾る理由からご紹介したいと思います。
玄関のドアなどに飾るだけで、一気にクリスマスムードを盛り上げてくれるクリスマスリース。
自宅に飾っているという方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
クリスマスリースを飾る理由は大きく分けて、4つあると言われています。

●魔除けの意味がある

魔除けの意味がある
まず1つ目にクリスマスリースは、魔除けの意味があると言われています。
玄関のドアに飾ることが多いというのも、この「魔除け」という意味が関係しているからなのだそうです。
クリスマスリースで活用されることが多い、モミやヒイラギなどは常緑樹と言って、1年を通して葉を落とすことなく青々とした緑を楽しむことができる植物の1つです。
他の植物が葉を落としてしまう冬場でも、力強く美しい緑色の葉を付けていることから、モミやヒイラギなどをはじめとする常緑樹は、強い生命力の象徴として親しまれてきました。
特にヒイラギの葉は生命力の源とされ、魔物などの悪いものから身を守ってくれると信じられているのだそう。
そのためクリスマスリースには、ヒイラギなどの常緑樹があしらわれ、魔除けとして玄関先に飾られることが多いのだそうです。
「飾っているとかわいらしいから」という理由もありそうですが、クリスマスリースを飾ることで、家や家族を悪いものから守ろうとしていたのですね。

●永遠の愛を表している

永遠の愛を表している
2つ目に、クリスマスリースは永遠の愛を表していると言われています。
クリスマスリースの形に注目してみてください。
リースは、の形をしていますよね。
このクリスマスリースの輪の形は、始まりも終わりもないということになり、永遠のシンボルとされているのだそうです。
リースの輪の形が持つ「永遠」という意味と、キリスト教の教えが合わさり永遠に続く神の愛という意味が込められているのだそうです。

●豊作祈願・新年祈願の意味がある

豊作祈願・新年祈願の意味がある
3つ目にクリスマスリースは、豊作祈願・新年祈願の意味もあると言われています。
冬でも緑色の葉をつけている常緑樹使い、松かさや姫リンゴなどの果実、ヒイラギの実などで飾ることの多いクリスマスリース。
冬でも緑である常緑樹が、農作物が豊かであることを願っているのだそうです。

そしてヒイラギの実や姫リンゴなどの赤い実が太陽、松かさが収穫・豊作を表し、新年が良い年であり、来年も豊作であることへの祈願が込められているようです。
秋にクリスマスリース用に収穫した果物や松かさなどを、クリスマスリースに使うことも多いのだそうです。
これは「来年も、またたくさんの収穫ができますように」という願いが込められていると言われています。
大きなリース
豊作祈願・新年祈願のため、さまざまな飾りが付けられていたのですね。
しかし、日本でクリスマスリースを新年祈願という意味として捉えるには、少し不思議に思う方もいらっしゃるかもしれません。
日本ではクリスマスである12月25日が終われば、片付けてお正月の飾りを改めて飾っているご家庭が多いのではないでしょうか。
実は、キリスト教の国々では新年の幸福を願って、クリスマスリースを年明けまで飾ることが一般的なのだそうです。
イメージとしてクリスマスリースは、正月飾りとして親しみのあるしめ縄・しめ飾りに近いのかもしれません。
年末年始に海外旅行をした際は、クリスマスリースが飾られているか、チェックしてみてくださいね。

●ウェルカムの気持ちを込めている

シナモン月のリース
さらにクリスマスリースは、ウェルカムの気持ちを込めているとも言われています。
モミや、飾りとして使われている姫リンゴ・シナモンなどは良い香りがしますよね。
玄関のドアに飾られることの多いクリスマスリースは、家に遊びに来た人がドアを開けるたびに、良い香りを漂わせてくれるのです。
そのためクリスマスリースは、自宅に来てくれる友達や家族に対して、ウェルカムの気持ちを香りで表現しているとも言われています。
「クリスマスシーズンの寒い中、自宅にきてくれてありがとう」という気持ちを自然の香りで表現していたのですね。

近年はフレッシュな植物で作られているリースを見る機会が減りましたが、見かけた際はぜひ植物や果物の香りを感じてみてくださいね。

◆リースの飾りの役割・込められた意味

玄関のリース
クリスマスリースを飾る理由でも少し紹介しましたが、ここからはクリスマスリースの飾りが持つそれぞれの意味をご紹介します。

●ヒイラギの実

ヒイラギの実
赤いヒイラギの実は、キリストの流した血を表していると言われています。
「血」と聞くと少し怖いですが、このキリストの血はキリストがすべての人の罪をかぶって流した血のことです。
そのため神の「愛と寛大さ」という意味が込められているのだそうです。
また、赤色の実は人々に恵みをもたらす「太陽」を表すともいわれます。

●姫リンゴ

リンゴ
リンゴは比較的長期間保存ができ、栄養のある果物ということで、神へのお供えとして使われ、大切で貴重なものだったのだそうです。
またリンゴは、アダムとイブがエデンの園で食べた「知恵の実」とも言われているためクリスマスリースに飾るとも言われています。
加えて、リンゴは香りが良いためドアを開けるたびに、ふんわりと甘い香りを楽しませてくれます。
寒い中、自宅を訪ねてきてくれる人へ感謝の気持ちを込めて、良い香りのリンゴをクリスマスリースに飾っているとも言われています。

●松かさ

松かさ
松かさは、収穫や神へのお供えの象徴とされています。
さらにキリストの両親であるマリアとヨセフが逃げている際に助けてくれたのが、モミの木なのだそう。
お腹の中にいたキリストが殺されそうになり、逃げていた2人をモミの木が実の付いた葉で覆い隠したことで、後にキリストが無事誕生したのだそう。
そのため、勇者のモミということになり、松かさをクリスマスリースに飾るようになったとも言われています。

●リボン

リボンのついたリース
固く結ばれたリボンは、悪いものを払ってくれると考えられていたのだそうです。
見た目はかわいいですが、リボンも魔除けの意味があったのですね。

●ベル

ベルが付いたリース
ベルの音も魔物などの悪いものを払ってくれると、考えられていると言われています。

●シナモン

シナモンが付いたリース
シナモンも、リンゴ・ベルの音と同じで魔除けの意味があると言われています。
クリスマスリースだけではなく魔除けとして、シナモンを玄関に吊るして飾る習慣があるのだそうです。
また先にご紹介した通り、香りのよいシナモンはウェルカムの気持ちを込めて、クリスマスリースに使われていることもあります。
シナモンはドアを開け閉めした際に、玄関先で良い香りを楽しませるのですね。

◆クリスマスリースを作る時の決まり

大きなクリスマスリース
最近ではリースを作る際の束ねていく方向は、時計回りも反時計回りもありますが、一般的にはリースは時計回り(右回り)で作ると言われています。
リースは、輪という永遠に繋がっていくもの・線の循環であるところから「永遠」や「永遠の愛」の象徴とされています。
そのため、「永遠に時を刻む」ということや、「時を逆方向に進めない」という意味を込めて、制作するときには時計回りで、モミやヒイラギなどを入れるのが一般的とされています。

言われてみれば、リースをイメージすると右回りに束ねられて作られているものが多いような気がしますよね。

◆最後に

クリスマスリース
今回はクリスマスシーズンを彩る、クリスマスリースについてご紹介しました。
何気なく見ているクリスマスリースですが、飾りやリースの形そのものにそれぞれに意味が込められており、リースを作る際の束ね方まで理由があったのですね。
自宅にクリスマスリースを飾っているという方や、外出した際にクリスマスリースを見たという方は、ぜひどのような飾りが使われているか確認してみてください。
またクリスマスリースが、どっち回りで束ねられているのかも見てみるのも面白いかもしれませんね。
12月25日はクリスマス。
クリスマスはもうすぐです。
今年も家族や恋人と素敵なクリスマスが過ごせますように。

 

 

2021-12-16 | Posted in 花と文化No Comments » 

 

クリスマスリースを飾る理由とは⁈


壁にかけられたクリスマスリース

12月に入り、一層冬らしさが増してきました。
イルミネーションやクリスマスツリー、玄関に飾られたリースなどを目にすることも多くなってきましたね。
今回はクリスマスを演出し、見るだけでわくわくした気分になるクリスマスリースについてご紹介しようと思います。
そもそも何のためにリースは、飾られているのか。
そして、クリスマスリースの飾りや形が意味するものなどを掲載しています。
リースのことを知って、クリスマスをもっと楽しみましょう。

◆リースを飾る理由

お部屋のドアや玄関だけではなく、カフェやショッピングセンターなどにも飾られていることが多いリース。
クリスマスリースは、何のために飾られていると思いますか?
もちろん、空間を華やかにする飾りとしての意味もありますが、クリスマスリースには大きく分けて3つの意味があるといわれています。

【魔除け】


クリスマスリース天使の飾り付き

クリスマスリースは、一般的に部屋のドアにかけることや玄関に飾られることが多いですね。
これは、玄関(出入口)に飾ることで家の中を守るという魔除けの意味が込められているのだそうです。

そしてリースは、モミやヒイラギをはじめとする常緑樹が用いられていることが多いですよね。
常緑樹は寒い冬でも力強く、きれいな緑色の葉を付けていることから強い生命力の象徴とされてきました。
ちなみに、常緑樹には殺菌作用と抗菌作用があるため、「災いから家族を守るもの」という意味も持つようになったそうです。

また、モミ・ヒイラギの尖った葉の形も、魔除けの意味を持っていると考えられています。
2月に行われる節分では、鬼が入り込まないようにする魔除けの1つとして、ヒイラギとイワシの頭を飾りますよね。
リースと柊鰯(ひいらぎいわし)は、どちらも魔除けの意味があり、考え方が似ているのかもしれませんね。

【豊作祈願】


リンゴや松かさが飾られたクリスマスリース

冬は、作物の生産量が少なくってしまう季節。
リースには「これからも冬の寒さに負けずに、たくさんの作物が育って欲しい」という願いが込められているのだそうです。
その豊作祈願から、リースの飾りにはリンゴなどの果実があしらわれることが多いとされています。

クリスマスリースには「次の収穫時期が豊作であるように」という願いも込められていたのですね。
リースを見かけた時には、どんな飾りがついているか注目してみてください。
小さな木の実や、リンゴなどの果実を見つけることができると思いますよ。

【新年の幸福祈願】



「クリスマスリース」は「クリスマスの時だけの飾り」というイメージを持っている方が多いと思います。
日本のカフェやお店で飾られているクリスマスリースはクリスマスが終わると、お正月飾りを飾るために片付けてしまうことがほとんどです。
しかしキリスト教圏のご自宅では、新年の幸福を願って年明けも飾られることが一般的とされているのだそうです。

本来のクリスマスリースは、お正月飾りにある「しめ縄」のような意味も込められているのかもしれませんね。

◆クリスマスリースに込められた想い


サンタさんと雪だるまがリースを持っています

<形>

リースは、丸い輪の形をしていますよね。
このリースの「輪」は、始まりもなければ終わりもないため、永遠という意味があります。
「生命と幸せがいつまでも続きますように。」という願いがこめられているのです。

<色>

リースはナチュラルなデザインや、ポップなデザインなど様々な種類がありますよね。
ただ、クリスマスリースで使われてる色は、クリスマスカラーが多いと思いませんか?
もちろん、クリスマスの雰囲気を出すためという理由もありますが、クリスマスリースに使われている色にはそれぞれ意味が込められているのです。

◎赤色
・神の寛大さ
・神の愛
◎ゴールド

・希望
・豊かさ
・気高さ
◎グリーン
・永遠の命
・永遠の愛
・力強さ
◎ホワイト
・雪
・純粋な気持ち
・清らかさ
・純潔

使われている色に込められた意味をリース選びの参考にするのも面白そうですね。

◆リースが欲しい!


クリスマスリース

リースを飾る理由やリースに込められた意味などを知って「リースを飾りたい」と思った方もいらっしゃるのでは。
もちろん、もともとクリスマスのかざりとして、リースを検討している方も多いと思います。
そんな時は、ホームセンターや雑貨屋さんだけではなく、お花屋さんにも行ってみてください。
本物のお花や、松かさなどを使ったリースを購入することができるかもしれませんよ。
外出することを控えているという方は、インターネットで注文するのもよさそうですです。
飾りや色の意味を考慮しながら、ぴったりのリースを選んでみてくださいね。

◆最後に




今回は、クリスマスリースについてご紹介しました。
クリスマスリースがあるとクリスマスはもちろんのこと、クリスマスが来る前の期間も楽しく過ごせそうですね。
リースやツリー、季節のお花を飾って、素敵なクリスマスを過ごせますように。

 

 

 

2019-11-26 | Posted in アイテム紹介, No Comments » 

 

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