アジサイ
母の日コラム ~あじさいの魅力~
近年、母の日に大きな人気を獲得している花があじさい。特に鉢物としては、母の日の定番の花であるカーネーションに次いで人気がある花となっています。
今回の母の日コラムでは、あじさいについてお伝えします。
■あじさいの人気の理由
あじさいの花言葉は「元気な女性」「一家団欒」「家族の結びつき」というもの。実は母の日のギフトとしてぴったりの花言葉を持っています。
「元気な女性」はいつも家族のために頑張るたくましいお母さんのイメージ。「一家団欒」「家族の結びつき」は、たとえお母さんと離れて暮らしていても親子の絆は失われていないことを示すようで素敵です。
また、あじさいは花の持ちが非常に良いことも人気の理由のひとつ。最も美しく咲くシーズンは梅雨の時期のため、母の日が終わったあとでもゆっくりと楽しむことができます。
あじさいの花が長持ちする理由は、私たちがあじさいの花として楽しんでいる部分が、実は本当の花ではないことにあります。あじさいの花に見える部分は「装飾花」といい、ほかの植物では「がく」と呼ばれる部分が変化したものです。
本当の花は「両性花」といい、がくあじさいと呼ばれる種類のあじさいでは、装飾花の囲いの中で小さく密集して咲いています。装飾花がボール状に咲く「てまり咲き」という種類のあじさいでは、両性花は装飾花の下に隠れて小さく咲いているため、一見しただけではわかりません。
ちなみに、がくあじさいは「装飾花=がく」が目立つから…ではなく、装飾花が両性花を額縁のように囲っていることから名づけられています。「がく」は漢字で「萼」と書きますが、がくあじさいは「額紫陽花」と書くことからもわかります。
■あじさいの決め手は土
あじさいの花の色は、土がアルカリ性か酸性かで変化することはよく知られています。より鮮やかな青色にするときは酸性に、ピンクにするときはアルカリ性にすると良いといわれています。
この性質から、あじさい農家は特に土に強いこだわりを持っています。きちんと土を管理することで、思い通りの鮮やかな色のあじさいを咲かせることができるためです。
また、土にこだわることは、あじさいが上質な栄養を吸い上げて育ち、丈夫で長持ちになることにも繋がります。元気な状態でお届けされるあじさいは、2年目、3年目…と楽しむことができるでしょう。
お花を育てることが好きなお母さんには、特に人気のあじさい鉢。母の日限定の産直あじさいは、珍しい品種のあじさいを楽しむことができます。母の日にプレゼントすれば、きっとお母さんの特別な思い出として残りますよ。
初夏をいろどる花ばな
花の季節、といえば多くの方が春を連想するのではないでしょうか。春はウメやサクラなど、日本を代表する花や、チューリップ・ナノハナなどのなじみ深い花が咲く季節です。
しかし、新緑がまぶしい初夏も、じつは花の宝庫。春に劣らず、様々な花を楽しむことができる季節です。
今回の花だよりでは、初夏に見ごろを迎える花をご紹介します。
■初夏を代表する花
・アジサイ
アジサイは日本を原産地とする花。土の酸性度によって色が変わり、アルカリ性で赤っぽく、酸性で青っぽくなるといわれています。
梅雨の時期に咲く花ですが、早咲きの品種では5月ごろから楽しむことができます。
・カスミソウ
アレンジメントでも花束でもおなじみの花ですね。一口にカスミソウといっても、多年草で切り花に使われるパニクラータ、一年草で比較的大きめの花を咲かせ、ガーデン用に使われるエレガンスなど、様々な品種があります。
たくさんの白い花が咲いた姿が春霞に似ているため「カスミソウ」の名前が付けられていますが、初夏から夏に咲く花です。
・スイレン
スイレンは断続的に長く花をつける植物ですが、もっとも見ごろになるのは初夏から夏にかけてです。耐寒性の強い品種と、熱帯出身の寒さに非常に弱い品種があります。
スイレンを育てるときは、その水の中にメダカを放しておくとボウフラ対策になります。また、日光を好む花なので、水は濁らないよう綺麗にたもつ必要があります。
・バラ
流通しているバラは「四季咲き性」といって春から秋、ところによっては冬まで咲くものが多いですが、もっとも美しい花が見られるのは初夏。
各地でバラのイベントも数多く開催され、「花の女王」を心行くまで楽しむことができる季節です。
この他にも、初夏に楽しむことができる花は数多くあります。自分のお気に入りの花を探して、爽やかな初夏の風を感じながらお出かけしてみてはいかがでしょうか。
母の日コラム ~登坂園芸のアジサイ~
【2015年の登坂園芸のアジサイは大好評につき完売となりました。ご利用いただきありがとうございました。】
母の日のプレゼントとして、近年人気を集める花がアジサイです。
日本が原産地であるアジサイは、日本の気候に適応しているため、長年にわたり花を楽しめることが、お花を育てることが好きなお母さんに喜ばれています。
今回の母の日コラムでは、美しい発色の花が魅力的な、登坂園芸のアジサイをご紹介します。
■アジサイの色には土が大切
アジサイの花の色は土の酸性度によって変わる、という話を聞いたことがある方も多いかもしれません。土が酸性であれば青色に、アルカリ性であればピンク色になりやすい、といわれています。裏を返せば、きちんとした土の管理をしなければ思ったとおりの色とならず、中途半端な中間色にもなってしまうことも。
アジサイの発色にこだわる登坂園芸では、色に与える影響を考え、土に対して非常に強いこだわりをもっています。
登坂園芸で使用している土は、赤土を中心とした培養土。アジサイの発色に影響をあたえる栄養素は、アルミニウムとリン酸といわれていますが、赤土を使用した培養土は栄養バランスの調整に優れているのだとか。この培養土は何度も酸性度の調整が行われ、ベストな色合いを目指して栽培されています。
こうしてこだわりの強い土で育ったアジサイは、花の発色の良さはもちろん、厚みのある葉と強い根を張った健康的な株に育ちます。
■日ざしを浴びて更に鮮やかに
アジサイといえば梅雨のイメージですね。長い雨のシーズンに咲く花なので、あまり日が当たらなくとも綺麗な花が咲くと考えている方も多いのではないでしょうか。
ですが、アジサイもやはり日光を浴びて育つ植物。本来の色合いを引き出すためには、十分な日照が必要なんだそうです。
登坂園芸が位置するのは、まわりに日光を遮るものがない高台です。日当たりが抜群の場所で栽培され、太陽の光をたっぷりと浴びたアジサイは、本来の色が十二分に引き出された美しい花を咲かせます。
ここにも、よりよい花をお客様のところへ届けたい、という登坂園芸の情熱を感じることができますね。
■母の日を鮮やかに彩るアジサイ
こだわり抜いた生産方法で、ひと株ひと株が丁寧に育てられたアジサイ。健やかに育ったアジサイは、お母さんのところへ届いてからも、長く美しく楽しむことができるお花です。
アジサイが好きなお母さんや、お花を育てることが好きなお母さんへのプレゼントにはぴったり。魅力を最大限にひきだしたアジサイは、特別な日を華やかに彩ってくれることでしょう。
言葉では伝えきれないありがとうの気持ちを込めて。今年の母の日には、産直のアジサイをプレゼントしませんか。
お花*あれこれ事典~お手入れ方法~アジサイの鉢
お手入れ方法(品目別)
~アジサイの鉢のお手入れ ~
アジサイといえば、梅雨の頃(6月~7月)イメージがありますが、
ここ数年、母の日のギフトとしても、人気のアイテムです。
この時期に、アジサイの鉢植えをプレゼントしたり、されたりすること多いのではないでしょうか?
今回はアジサイ、お手入れ方法のご紹介します。
まず、プレゼントの場合は素敵なラッピングが施されていますが、思い切って取りましょう!
ラッピングを取る前に、写真に収めておくのもいいですね。
さて。
アジサイはとてもお水を好む植物です。
基本的には、朝夕2回、たっぷりのお水をあげてください。
また、アジサイは日当たりの良い場所を好みます。
ただし、あまり暑くなるとお花が咲かなくなる場合があるので、風通しの良い場所を選んであげましょう。
特に「西安」などの西洋アジサイは、比較的寒さに弱いので、11月以降は室内へ移動してください。
「ダンスパーティー」などのガクアジサイは、西洋アジサイに比べ耐陰性、耐寒性がありますので、年間を通して戸外の半日陰でも育てられます。
もし、水が下がって元気がなくなってきたら・・・・。
たーっぷりバケツに溜めた水の中に鉢ごと土の部分を浸してあげましょう。しばらく置いて元気が出てきたら、水から出して鉢皿に置いてあげましょう。
花が終わったら・・・・。
一回り大きい鉢に植え替えてあげるのがGOOD!
その際に、咲き終わった花から2節ほど下の部分で切り戻してあげましょう。
そうすればまた来年、
きっと綺麗なお花を咲かせてくれるでしょう♪