アジサイ

6月の誕生花のご紹介 ~大きい花が美しいユリと梅雨の花アジサイ~

来週の金曜日からは6月です。お誕生月の皆様おめでとうございます!
6月は梅雨の時期ですが、雨が続くとどうしても気持ちが落ち込みがちになりますよね。
そんな梅雨の時期を明るく華やかに彩るお花が6月の誕生花のユリとアジサイです。
今回はこの2種類のお花についてご紹介します。

■ユリ(百合)

1.どんなお花?

ユリの特徴はその大きな花と多彩な色です。
種類にもよりますが、おおよそ5月の終わりから7月の時期にお花を楽しむことが出来ます。
とても強く芳醇な香りがするので、見た目でも香りでも私たちを華やかな気分にさせてくれます。
ユリという名前は、大きな花を細い茎につけ、風を受けると自然に揺れ動く様子から「ゆすり」と呼ばれ、それが変化して「ユリ」とされたそうです。
アレンジメント花束にユリが加わると出来上がりが一層華やかなものに仕上がります。

2.ユリを贈りたい!でもどんなお花を贈れば?

気を付けなければいけないのは色と香りです。
白いユリは上品で豪華なイメージですが、これだけを贈ってしまうと色合いから葬儀等を連想させてしまいます。
一輪だけですと、亡くなった方に捧げる花という意味にもなってしまいます。
上記以外でユリを用いる場合には2輪以上取り入れて、他のピンクやオレンジ色の花と組み合わせます。
また香りが強いお花ですので、狭い部屋に置いてしまうと部屋中にその香りが充満してしまいます。
例として、入院中の方にお見舞い用として贈る場合、病室に香りが充満する可能性もありますので他の患者さんへ配慮する必要があります。

■アジサイ(紫陽花)

1.どんなお花?

6月から7月の梅雨の時期に紫や青等多様な色の花を咲かせます。
花の色は土の性質によって変わるとされていて、酸性の土なら青色、それ以外ではピンクに近い花へと変化します。
これはアジサイの中のアントシアニンと酸性土に含まれるアルミニウムが結合することで花色が青色に変化することが一因だそうです。
根が吸い上げるアルミニウムの量によって青の濃さが変わってきます。
アジサイの元々の色はピンク色ということになりますね。
色の変化を楽しむ場合には土の管理が難しそうですが、育てること自体は難しくないことも特徴です。
今年は終わってしまいましたが、母の日カーネーションに代わるお花として最近では人気が出てきています。

2.アジサイを使う場面・贈る場合ってどんな時?

上で少し触れましたが、一つ目は母の日です。
アジサイには花が集まって咲く様子からか「家族の結びつき」という花ことばがあります。
母の日というと赤いカーネーションというイメージが強いですが、最近ではアジサイを贈られる方も多くなってきています。
比較的丈夫なお花ですので、鉢植えで贈られると育て方次第で翌年以降もお花を楽しむことが出来ます。
育てる際にはよく水を吸うお花ですので乾燥にはご注意を!
2つ目は、「家族団らん」という花ことばもあり、花の時期と相まってジューンブライドにピッタリです。
家族の結びつきを表しているようにも見えることから装花やブーケで用いることも出来ます。
但し、「移り気」という花ことばも持ってますのでこちらをご存知の方からはふさわしくないのでは?とアドバイスを頂くことがあるかもしれません。
そんな時には家族団らんという花ことばがあることをお伝えすると良いかもしれませんね。

■最後に

今回は来週より始まる6月の誕生花を2つご紹介させて頂きました。
梅雨は夏に向かって湿度も気温も上がってきて、雨天とも相まって過ごし辛い時期です。
今年は5月の初め頃に既に沖縄で梅雨入りしたそうです。
それ以外の地域でも6月の初め頃には梅雨入りではないでしょうか。
今回ご紹介したお花はどちらも鮮やかで華やかなお花です。
梅雨の時期を彩るお花と共に気持ちが沈みやすいこの時期を元気に華やかに過ごしたいものですね。


2018-05-25 | Posted in 今月の誕生花, , 花と文化No Comments » 

 

母の日におすすめなあじさい3選

母の日に贈る花といえば、やっぱりカーネーションでしょうか。
実は近年、あじさいの人気も高まっているんです。

今回の花だよりでは、母の日におすすめなあじさいの品種をご紹介します。
お母さんにぴったりな品種を選んでみてくださいね。

【ありがとう】

品種:ありがとう
「ありがとう」というまっすぐな品種名が、母の日にぴったりなあじさい。
シンプルな花びらの形と、くっきりしたツートンカラーが魅力です。
可愛らしい4枚の花びらには「覆輪」と呼ばれる白い縁取りが入っています。
この覆輪がとても太く、コントラストがはっきりしているのが「ありがとう」の特徴。一重咲きでも存在感たっぷりです。

【こんぺいとう】

品種:こんぺいとう
まるで花冠を被っているような、キュートな花姿が人気の品種です。
真ん中に集まった小花の周りを大きな装飾花が囲います。
装飾花は華やかな八重咲きで、名前の通り「こんぺいとう」のよう。
花びらの縁にはふんわりとした白い覆輪が入り、綺麗なグラデーションが見られます。

【ダンスパーティー】

品種:ダンスパーティー
シャープな花びらの装飾花が、優雅な印象を与えるあじさいです。
小花に対して装飾花が多く、さらに八重咲きなので華やかに咲き誇ります。
花に広がりがあって、ゴージャスに見えるのも嬉しいポイント。
透明感のある淡い色合いが、さわやかで美しい品種です。

■母の日に贈りたい「家族団らん」の証

あじさいは「家族団らん」「家族の結びつき」という花言葉を持っています。
小さな花が集まって咲いている様子を、支え合う家族に見立てたものです。
ぜひ母の日に贈って、お母さんとの絆を深めてくださいね。


産直花鉢

2018-04-27 | Posted in 母の日特集, No Comments » 

 

暑い時期に元気をくれる初夏の花

6月も半分が終わってしまい、これからますます気温が上がっていきます。
暑さで気が滅入ってしまったり、夏バテになってしまう季節ですね。
そんなとき、元気に咲いている花を見ると、こちらもパワーをもらえます。

今回の花だよりでは、6~7月に咲く初夏の花について詳しくご紹介します。

■あじさい

▼ガクアジサイ

▼ホンアジサイ

開花時期:5~7月

梅雨を代表する花・あじさい。近年は品種改良が進み、様々な形や色のものが流通しています。

花の形は、大きく分類すると「ガクアジサイ」「ホンアジサイ」の2種類に分けられます。
ガクアジサイ:中心に集まっている真花が、大きな装飾花に囲われているもの
ホンアジサイ:装飾花が手まりのように丸くついているもの

花の色は、土の酸度によって決まります。
花店に並んでいるあじさいは、生産農家さんの巧みな技術によって、花の色が細かく調整されているんです。

酸性の土に植えれば青系統に、アルカリ性の土に植えればピンク系統になります。
そのため、同じ花でも年々色が変わったり、植えた場所で色が異なったりする様子を楽しめます。

■トルコキキョウ

開花時期:5~8月

フリルのような形が上品なトルコキキョウは、フラワーギフトによく使われる花です。
原種は鮮やかな青紫色です。ウェディングに用いられる機会が多いため、白やピンクのものが多く栽培されています。
ゴージャスな八重咲きが有名ですが、凛とした一重咲きも涼しげで魅力的です。

花名を聞くと「トルコ原産のキキョウ」をイメージしますが、原産地はトルコではありません。
また、なんとキキョウの一種でもないんです。

トルコキキョウの原産地は北アメリカで、植物学上はリンドウの一種です。
つぼみの形がトルコ人のターバンを連想させること、一重咲きの花の形がキキョウに似ていることから名づけられました。

■ほおずき

開花時期:6~7月

赤いちょうちんを提げているような姿が可愛らしいほおずきは、夏の風物詩として人気です。
初夏になると全国各地でほおずき市が開催され、多くの人々で賑わいます。

3月頃からツルが伸び、6月には淡いクリーム色の小さな花が咲きます。花の形はナスの花によく似ています。
その後、7月頃から実がつき始めます。最初は緑色をしていますが、だんだん真っ赤に色づいていきます。

夏が過ぎたら、水を入れたビンなどに実を入れて、毎日水を替えながら2週間ほど漬けてみましょう。
中の実を覆っている袋が剥がれ落ちて、葉脈だけが残った「透かしほおずき」を作ることができますよ。
▼透かしほおずき

2017-06-16 | Posted in No Comments » 

 

梅雨を優しく彩る ~アジサイの育て方~

6月に入りました。各地でアジサイの開花が観測されています。

近年は、母の日父の日のプレゼントとして人気を集めるアジサイ。
今回の花だよりでは、アジサイの育て方について詳しくご紹介します。

■アジサイの成長には十分な水が必要

梅雨に咲くアジサイには、たっぷりのお水が必要不可欠です。
特に鉢植えの場合は、水不足になると枯れてしまうことがあります。

6月~9月上旬頃は土が乾きやすいので、鉢の底から流れるくらいお水をあげましょう。
受け皿に溜まった水は毎回捨ててください。

とはいえ、ひたすら大量のお水をあげるのがいいかというと、そうではありません。
常に土が濡れていると根腐れを起こし、病気にかかりやすくなります。土の表面が乾いたらお水をあげるようにしましょう。
また、花が咲き終わって気温が下がったら、水やりの量を減らしてください。

■1日のうち3~4時間ほど日に当てる

アジサイを置く場所は、1日のうち3~4時間ほど日が当たる半日陰がおすすめです。
適度に日を浴びることで、より綺麗な花色が出るようになります。

ただし、直射日光や西日には十分に注意してください。
日差しが強すぎると葉焼けを起こしてしまい、葉の先から茶色っぽく枯れてしまいます。

冬場は、冷たい風や霜の影響で花芽が傷むのを防ぐため、室内に移してあげましょう。

■7月中を目安に剪定と植え替えを

大きく育ちすぎて株が傷むのを防ぐため、翌年に向けて剪定しましょう。
剪定の際は、花から1節目(葉2枚)~2節目(葉4枚)の枝を切り落とします。

何となく花を切るのは気が引けますが、剪定が遅れてしまうのは危険です。
8月以降に剪定してしまうと、既に出てきている花芽を切ってしまう可能性があります。
花芽はとても小さく、目で確認するのが難しいので、7月中を目安に切り戻してください。
切った花は花瓶に活けて、切り花として楽しむことができます。

また、鉢の中で根が張ってしまうと、根づまりを起こしてしまいます。
1年に1度、剪定後にひと回り大きな鉢へ植え替えましょう。
プラスチックの鉢でなく、通気性の良い素焼きの鉢がおすすめです。
底に小石(砂利)を敷くと水はけが良くなり、根腐れ防止に繋がります。

母の日 花のギフト・プレゼント特集2024

父の日 花のギフト・プレゼント特集2024

2017-06-09 | Posted in お手入れの基本, No Comments » 

 

赤いカーネーションだけじゃない!母の日のお花5選


休み明けは忙しくなりがちですが、いよいよ今週末に迫る「母の日」の準備はお済みでしょうか?
今年、2024年の母の日は5月12日(日)。日頃なかなか伝えられない感謝のメッセージを、ぜひお花に乗せてプレゼントしてください。

母の日といえば赤いカーネーションですが、他にもおすすめのお花がたくさん。
今回の花だよりは、母の日ギフトにぴったりなお花5選です。

■真っ直ぐに感謝を伝える「赤いカーネーション」

花言葉:「母の愛」「愛を信じる」

昔から贈られてきた赤いカーネーションは、お母さんへの感謝を飾らずに伝えられる定番のお花です。
赤色は派手に映りがちですが、カーネーションのふわっとした可憐なフォルムは、幅広い世代の方に合います。
ぜひ明るく鮮やかな赤色を選んでください。ダークな赤色は「哀しみ」という意味を持つので注意しましょう。

■世界で唯一・神秘的な「青いカーネーション」

花言葉:「永遠の幸福」

神秘的な月夜を思わせる、世界で唯一の青いカーネーション「ムーンダスト」。
全てを優しく包み込む月光のイメージが、柔らかな包容力のあるお母さんにぴったりです。
一般流通が始まったのは2005年からで、扱っていない生花店も多い珍しいお花です。
「お母さんにいつまでも幸せでいてほしい」という思いを込めて贈ってください。

■母の日の思い出を何度も楽しめる「アジサイ」

花言葉:「元気な女性」「一家団欒」「家族の結びつき」

ここ10年程、母の日のプレゼントとして急激に人気を集めているアジサイ。
あまり贈り物のイメージがありませんが、品種によっては徐々に色が変わっていく様子が楽しいお花です。
しっかりと手をかければ、翌年以降もかわいらしい花を咲かせてくれるので、母の日の大切な思い出を何度も噛みしめることができます。

 ■優しいお母さんにぴったりな「ピンクのバラ」

花言葉:「感謝」「温かい心」

華やかで香りが良いバラは、女性へのプレゼントとして根強い人気を誇ります。
春~初夏が旬の春バラは、5月頃に一番の見ごろを迎えます。
中でも母の日におすすめなのがピンクのバラ。アレンジメント花束に加えると、優しく柔らかい印象になります。

■きりっとしたお母さんには存在感のある「ユリ」

花言葉:「純粋」「威厳」

美しくボリュームたっぷりなユリは、ゴージャスで高級感があり、プレゼントにおすすめなお花です。
一輪でも十分な存在感があり、きりっとしたお母さんに合います。
ゆっくりと時間をかけて咲くので、つぼみも交えて贈るのが一般的。母の日を過ぎても長く楽しめます。

2017-05-08 | Posted in 母の日特集, No Comments » 

 

初夏の花の花言葉

様々な花を楽しむことができる季節、初夏。さわやかな新緑と色とりどりの花のコントラストを思い浮かべると、特に用がなくても外に出たくなってしまいますね。

今回の花だよりでは、初夏に楽しむことができるお花の花言葉についてお伝えします。

■芍薬

芍薬牡丹の仲間であり、大きく華やかな印象の花が人気の花です。中国やモンゴル原産の花であり、日本には根を鎮痛剤などの薬とするために、平安時代までに持ち込まれたといわれています。

その豪華な見た目から海外でも人気があり、品種改良がとても進んでいます。ピンク系の花が多いですが、斑入りや縞模様などの一風変わった花を楽しむことができる品種も多くあります。

芍薬の花言葉は「はにかみ」「恥じらい」「謙遜」です。はにかみ屋の妖精が芍薬の花に隠れた、というイギリスの民話や、夕方になると花を閉じてしまう性質からつけられたとされています。

■あじさい

アジサイ初夏から梅雨にかけての季節を代表する花です。桜や椿などと並んで日本を代表する花であり、海外での人気も高い花です。

「がくあじさい」や「てまりあじさい」といった咲き方の違いや、豊富な花びらの色などから一口にあじさいといっても様々な花を楽しむことができます。

あじさいの花言葉は「元気な女性」「強い愛情」「一家団欒」「仲良し」。家族に、特にお母さんやおばあちゃんへの贈りものにはぴったりですね。梅雨の憂鬱な季節でも庭を鮮やかに彩ることから、ガーデニングが好きな方への贈りものとしても人気があります。

■デルフィニウム

デルフィニウム青色の花を咲かせる数少ない花のひとつがデルフィニウム。5~6月にかけて花を咲かせます。

青いものを身に着けた花嫁は幸せになる、というおまじない(サムシングブルー)があり、また6月に結婚した夫婦は幸福につつまれるというジューンブライドの言い伝えがあるため、6月に咲く青い花であるデルフィニウムは結婚式でのブーケや髪飾りに使われることも多いです。

デルフィニウムの花言葉はさわやかな青色から連想される「清明」。また、結婚式のブーケなどに使われることから、「あなたは幸福をふりまく」という花言葉があります。

■バラ

バラ一年を通して楽しむことができるバラ。クリスマスやバレンタインなどのイメージから冬の花と思われがちですが、一番の見ごろを迎えるのは、初夏となっています。

バラの花言葉は色によって変わりますが、どの色のバラでも「愛」と「美」という花言葉を共通して持っています。

世界各地の神話では、愛と美を象徴する女神と結び付けられることが多いバラ。古の時代から現代にいたるまで人々を魅了し続ける、贈りものとしても人気のお花です。

2016-05-13 | Posted in , 花と文化No Comments » 

 

母の日コラム ~あじさいの魅力~

近年、母の日に大きな人気を獲得している花があじさい。特に鉢物としては、母の日の定番の花であるカーネーションに次いで人気がある花となっています。

今回の母の日コラムでは、あじさいについてお伝えします。

■あじさいの人気の理由

母の日 あじさい
あじさいの花言葉は「元気な女性」「一家団欒」「家族の結びつき」というもの。実は母の日のギフトとしてぴったりの花言葉を持っています。

「元気な女性」はいつも家族のために頑張るたくましいお母さんのイメージ。「一家団欒」「家族の結びつき」は、たとえお母さんと離れて暮らしていても親子の絆は失われていないことを示すようで素敵です。

また、あじさいは花の持ちが非常に良いことも人気の理由のひとつ。最も美しく咲くシーズンは梅雨の時期のため、母の日が終わったあとでもゆっくりと楽しむことができます。

あじさいの花が長持ちする理由は、私たちがあじさいの花として楽しんでいる部分が、実は本当の花ではないことにあります。あじさいの花に見える部分は「装飾花」といい、ほかの植物では「がく」と呼ばれる部分が変化したものです。

本当の花は「両性花」といい、がくあじさいと呼ばれる種類のあじさいでは、装飾花の囲いの中で小さく密集して咲いています。装飾花がボール状に咲く「てまり咲き」という種類のあじさいでは、両性花は装飾花の下に隠れて小さく咲いているため、一見しただけではわかりません。

ちなみに、がくあじさいは「装飾花=がく」が目立つから…ではなく、装飾花が両性花を額縁のように囲っていることから名づけられています。「がく」は漢字で「萼」と書きますが、がくあじさいは「額紫陽花」と書くことからもわかります。

■あじさいの決め手は土

あじさいの花の色は、土がアルカリ性か酸性かで変化することはよく知られています。より鮮やかな青色にするときは酸性に、ピンクにするときはアルカリ性にすると良いといわれています。

この性質から、あじさい農家は特に土に強いこだわりを持っています。きちんと土を管理することで、思い通りの鮮やかな色のあじさいを咲かせることができるためです。

また、土にこだわることは、あじさいが上質な栄養を吸い上げて育ち、丈夫で長持ちになることにも繋がります。元気な状態でお届けされるあじさいは、2年目、3年目…と楽しむことができるでしょう。

お花を育てることが好きなお母さんには、特に人気のあじさい鉢。母の日限定の産直あじさいは、珍しい品種のあじさいを楽しむことができます。母の日にプレゼントすれば、きっとお母さんの特別な思い出として残りますよ。

産直花鉢

2016-04-15 | Posted in 母の日特集, No Comments » 

 

初夏をいろどる花ばな

花の季節、といえば多くの方が春を連想するのではないでしょうか。春はウメやサクラなど、日本を代表する花や、チューリップ・ナノハナなどのなじみ深い花が咲く季節です。

しかし、新緑がまぶしい初夏も、じつは花の宝庫。春に劣らず、様々な花を楽しむことができる季節です。

今回の花だよりでは、初夏に見ごろを迎える花をご紹介します。

■初夏を代表する花

・アジサイ

ajisaiアジサイは日本を原産地とする花。土の酸性度によって色が変わり、アルカリ性で赤っぽく、酸性で青っぽくなるといわれています。

梅雨の時期に咲く花ですが、早咲きの品種では5月ごろから楽しむことができます。

・カスミソウ

kasumisouアレンジメントでも花束でもおなじみの花ですね。一口にカスミソウといっても、多年草で切り花に使われるパニクラータ、一年草で比較的大きめの花を咲かせ、ガーデン用に使われるエレガンスなど、様々な品種があります。

たくさんの白い花が咲いた姿が春霞に似ているため「カスミソウ」の名前が付けられていますが、初夏から夏に咲く花です。

・スイレン

suisen
スイレンは断続的に長く花をつける植物ですが、もっとも見ごろになるのは初夏から夏にかけてです。耐寒性の強い品種と、熱帯出身の寒さに非常に弱い品種があります。

スイレンを育てるときは、その水の中にメダカを放しておくとボウフラ対策になります。また、日光を好む花なので、水は濁らないよう綺麗にたもつ必要があります。

・バラ

rose流通しているバラは「四季咲き性」といって春から秋、ところによっては冬まで咲くものが多いですが、もっとも美しい花が見られるのは初夏。

各地でバラのイベントも数多く開催され、「花の女王」を心行くまで楽しむことができる季節です。

この他にも、初夏に楽しむことができる花は数多くあります。自分のお気に入りの花を探して、爽やかな初夏の風を感じながらお出かけしてみてはいかがでしょうか。

2015-05-15 | Posted in No Comments » 

 

母の日コラム ~登坂園芸のアジサイ~

【2015年の登坂園芸のアジサイは大好評につき完売となりました。ご利用いただきありがとうございました。】

母の日のプレゼントとして、近年人気を集める花がアジサイです。

日本が原産地であるアジサイは、日本の気候に適応しているため、長年にわたり花を楽しめることが、お花を育てることが好きなお母さんに喜ばれています。

今回の母の日コラムでは、美しい発色の花が魅力的な、登坂園芸のアジサイをご紹介します。

■アジサイの色には土が大切

アジサイ栽培風景アジサイの花の色は土の酸性度によって変わる、という話を聞いたことがある方も多いかもしれません。土が酸性であれば青色に、アルカリ性であればピンク色になりやすい、といわれています。裏を返せば、きちんとした土の管理をしなければ思ったとおりの色とならず、中途半端な中間色にもなってしまうことも。

アジサイの発色にこだわる登坂園芸では、色に与える影響を考え、土に対して非常に強いこだわりをもっています。

登坂園芸で使用している土は、赤土を中心とした培養土。アジサイの発色に影響をあたえる栄養素は、アルミニウムとリン酸といわれていますが、赤土を使用した培養土は栄養バランスの調整に優れているのだとか。この培養土は何度も酸性度の調整が行われ、ベストな色合いを目指して栽培されています。

こうしてこだわりの強い土で育ったアジサイは、花の発色の良さはもちろん、厚みのある葉と強い根を張った健康的な株に育ちます。

■日ざしを浴びて更に鮮やかに

登坂園芸風景アジサイといえば梅雨のイメージですね。長い雨のシーズンに咲く花なので、あまり日が当たらなくとも綺麗な花が咲くと考えている方も多いのではないでしょうか。

ですが、アジサイもやはり日光を浴びて育つ植物。本来の色合いを引き出すためには、十分な日照が必要なんだそうです。

登坂園芸が位置するのは、まわりに日光を遮るものがない高台です。日当たりが抜群の場所で栽培され、太陽の光をたっぷりと浴びたアジサイは、本来の色が十二分に引き出された美しい花を咲かせます。

ここにも、よりよい花をお客様のところへ届けたい、という登坂園芸の情熱を感じることができますね。

母の日を鮮やかに彩るアジサイ

登坂さんこだわり抜いた生産方法で、ひと株ひと株が丁寧に育てられたアジサイ。健やかに育ったアジサイは、お母さんのところへ届いてからも、長く美しく楽しむことができるお花です。

アジサイが好きなお母さんや、お花を育てることが好きなお母さんへのプレゼントにはぴったり。魅力を最大限にひきだしたアジサイは、特別な日を華やかに彩ってくれることでしょう。

言葉では伝えきれないありがとうの気持ちを込めて。今年の母の日には、産直のアジサイをプレゼントしませんか。

2015-04-06 | Posted in お花の産地紹介, 母の日特集, No Comments » 

 

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