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栄誉と功績をたたえる日 ~秋の叙勲~
11月3日は文化の日です。「自由と平和を愛し、文化をすすめる日」として1946年にさだめられた祝日ですが、各界で様々な活躍をした方をたたえ、勲章・褒章が授与される日でもあります。
今回の花だよりでは秋の叙勲についてお伝えします。
■勲章・褒章とは
勲章・褒章は各界での活躍が認められた方に対し、その活躍をたたえるものとして授与されるものです。
随時授与されるいくつかの勲章・褒章を除き、年に春秋の2回授与されており、春は4月29日付、秋は11月3日付で授与されます。そのうち、秋に授与される勲章・褒章には以下の種類があります。
・春秋叙勲
各界で顕著な活躍をした方を対象とする叙勲です。現在おこなわれている春秋叙勲は1964年4月29日付から始まり、毎年春と秋に授与されています。授与される勲章には、大勲位菊花章、桐花大綬章、旭日章などがあります。
・文化勲章
日本の文化の発達に関して顕著な活躍をした方を対象とする勲章です。文化勲章は秋のみ授与されます。また、宮中でとりおこなわれる文化勲章親授式も11月3日に行われます。
・春秋褒章
春秋叙勲と同日に授与される褒章です。自己の危難をかえりみず、人命の救助に尽力した方を対象とする紅綬褒章、その道一筋に業務に精励し、衆民の模範である方を対象とする黄綬褒章などがあります。
■叙勲のお祝い
勲章・褒章を授与されるのは大変な名誉です。周りの方々が授与されたときは、その功績をたたえ華やかなお花で最大限に祝福したいですね。受章の知らせを聞き次第、早めにお花を贈るようにしましょう。
ご自宅や事務所に贈る場合は、届いてすぐに飾ることができるアレンジメントか胡蝶蘭がおすすめです。アレンジメントにはお祝いのメッセージ、胡蝶蘭には「祝受章」「叙勲御祝」などを書いた名札を立てるようにするといいでしょう。
また、直接受章者の方へお渡しすることが可能な場合は花束を贈るのもいいですね。花束の場合も同様に、メッセージを添えてお渡しすれば受章を祝う気持ちが相手へと伝わります。
祝賀会や受章パーティが開かれる場合は、その会場にお届けするのもいいでしょう。
会場へのお花のお届けはスタンド花やスタンディングアレンジなど、華やかなお花を届けるようにします。ただし、会場によってはスタンド花を持ち込めない場合もあるので、お花屋さんに相談しましょう。
会場へお届けする場合は開催場所や開催時間を確認し、それをお花屋さんに伝えればちょうどいいタイミングでお花をお届けします。お花には名札を立てることを忘れないようにしましょうね。