お花の産地紹介, お花*あれこれ事典

お花の生産者レポート ~千両~ 茨城県神栖市波崎

お正月飾りに欠かせない『千両』
縁起もののその美しい赤い実が、おめでたい正月を彩ります。

この千両、実は12月に花の市場で1年に一度の特別な『千両市』で取引される特別な花材。
たった一日で取引される正月用の『千両』ですが、その出荷の準備は着々と進んでいます。
2013年は、台風の影響を受け、若干の塩害が発生するなど、困難もありましたが、生産者のみなさんが心をこめて、日本のお正月のためにがんばっています。

お正月に向けて、年末に出荷される『千両』は、一本一本、紐で丁寧に吊るされ、正月飾りにふさわしい豪華な姿に仕立てられます。
出荷までのラストスパートを迎えたとある生産者さんの様子をレポートします!

■生産地

今回伺ったのは、日本で有数の産地・茨城県神栖市波崎。
お正月に欠かせない、千両と松をセットで栽培されている方が多い波崎は、茨城県の東の端、利根川の河口付近に位置しています。

波崎

■『楽屋』

山の中の湿地で自生する『千両』を栽培するために『楽屋』と呼ばれる竹で作った柵。
この柵の中で『千両』の好む半日蔭の環境をうみだし、栽培しています。

楽屋

■『楽屋』の中で大切に・・・

千両は播種してから3年目より出荷可能になるんだそう。
長い間、手間暇をかけて育てているんですね。

楽屋の中の様子

しならない様に紐で吊るしながら栽培しています。
生育にあわせて紐を調整するのは繊細な作業・・・

紐で・・・

■『千両』の特徴といえば、上向きにつく実

緑色の実が赤く熟していきますが、まだこの赤い実はまだまだ未熟な状態。肥大しながら黒味が薄れていくのです。12月には鮮やかな赤い色に育ちます。

千両実

こうやって長い時間、手間暇かけて育てられた『千両』が、『千両市』を経て、花屋さんへ、そしてみなさんのもとへ届いていきます。

生産者さんの想いが、『千両』とともにみなさんに届きますように!
新しい年の始まりは、縁起の良い千両をあしらったお正月のお花を飾ってみませんか?

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