花を贈る時

ひな祭りに喜ばれる祖父母からのお祝い7選!おすすめの贈り物を紹介

ひな祭りを楽しむ子供
3月3日は、ひな祭り
子供の健やかな成長を願うひな祭りには、お祝いを贈りたいと思うおじいちゃん・おばあちゃんも多いのではないでしょうか。
また初節句や、ちらし寿司などを囲んでひな祭りパーティーをするという時は、祖父母から「ひな祭りのお祝いは何がいい?」と聞かれることも。
そこで今回は、ひな祭りに祖父母から贈りたいプレゼント7選をご紹介します。

雛人形

雛人形
初節句でお祝いを渡す場合は、雛人形を贈ることが多いのではないでしょうか。
雛人形は、ひな祭りのお祝いの定番ですよね。
雛人形は3週間前~1ヶ月前ごろから飾ることが一般的と言われています。
そのため雛人形をお祝いとして渡す場合は、ひな祭りの1ヶ月以上前に贈るのが良いでしょう。

ちなみに雛人形を買うためのお祝いのお金を贈る場合も、1ヶ月以上前に贈る・渡す方が良いと言われています。
雛人形を選んだり、インターネットで購入した場合は発送までに時間がかかったりすることもあるので、できるなら2ヶ月前くらいに渡す方が良いかもしれません。

雛あられなどのお菓子

家族で行うひな祭りのパーティーに招待されているなら、ひな祭りの伝統的なお菓子をお土産として持っていくのはいかがでしょうか。
ひな祭りのお祝いをかねてお土産を渡せば、きっと喜んでくれるはず。
ひな祭りの伝統的なお菓子の中で有名なのは、雛あられ(ひなあられ)、菱餅(ひしもち)、引千切(ひちぎり)などがあります。

雛あられ(ひなあられ)

雛あられ
雛あられは大きく分けて、2種類の味があります。

  • ポン菓子を砂糖でコーティングした甘いもの
  • 醤油などで味付けされた、おかきのような塩気のあるもの

関東では甘いポン菓子の雛あられが主流になっていますが、関西ではしょっぱいおかきの雛あられが主流になっているようです。
白や赤、緑色に色付けされた雛あられは見た目もかわいらしく、お祝いとして渡せば孫からも喜ばれるのではないでしょうか。

ちなみにひな祭りの日は、幼稚園や小学校の給食で雛あられが、メニューになっていることもあるようです。
子どもたちにとって、雛あられは頻繁に食べる機会はないけれど、親しみのあるお菓子の1つになっているのかもしれませんね。

菱餅(ひしもち)

ひし餅
お雛様の飾りの1つにもなっている、菱餅(ひしもち)。
お祝いで菱餅を持って行けば、ひな祭りらしさが演出できそうです。

赤(ピンク)・白・緑が重なっている菱餅。
層状に重なったカラフルな様子は、キュートな雰囲気がありますが、実はそれぞれの色には意味が込められています。

  • 赤(桃色):魔除け、先祖を尊ぶ心
  • 緑:厄除け、健康
  • 白:子孫繁栄、長寿、健康

またこの3色は、大きく分けて2つの順番のものが販売されています。

  • 下から順番に緑→白→赤のとき:まだ雪が残っているけれど、雪の下には新芽が芽吹き、桃の花が咲いて春が訪れている様子
  • 下から順番に白→緑→赤のとき:雪の中から新芽が顔を出し、桃の花が咲いている様子

重なっている色の順番が違っても、どちらも春の訪れ・春の情景をイメージしているものなのだそう。
菱餅をひな祭りのお祝いとしてプレゼントするときは、どの順番で重ねられているのか、色にも注目してみてください。

引千切(ひちぎり)

引千切
引千切(ひちぎり)は、京都の伝統的なお菓子の1つです。
引千切という名前は、引きちぎったような形であることから付けられたと言われています。
これは昔、ひな祭りのお祝いのために大量にお菓子を作らなければならないことから、餅(もち)を丸める手間を省いたことが由来しているといわれています。

加えて、餅の上に餡(あん)が乗せられていることも、引千切の特徴の1つ。
大福など餅と餡が使われているお菓子には、餅の中に餡が入っていることが一般的です。
しかし引千切では、餡が餅の上に乗せられています。
これは先ほどお伝えしたように、大量にお菓子を作らなければならない際に、手間を省いたことがきっかけなのだそう。
忙しいことからできたこの特徴的な形が、そのまま伝統のお菓子になったのは少し面白いですね。

孫と一緒に引千切を食べるなら、この不思議な形になった由来を話すのも良さそう。
ひな祭りならではの会話を、楽しむことができるのではないでしょうか。

いちごなどの果物やスイーツ

いちご
季節の行事であるひな祭りには、旬のフルーツをお祝いとして持っていくのはいかがでしょうか。

旬の食べ物は、季節の風物詩であり「季節感を味わう」という意味でもおすすめです。
またひな祭りは、子どもの健やかな成長を願うという意味があるため、その時期の栄養をしっかりと摂るという点でも良さそう。

3月に旬を迎えるフルーツは、いちごやキウイ、キンカンなどさまざまなものがあります。
甘くてみずみずしいフルーツは、子供からも大人気。
お祝いにプレゼントしたフルーツで、フルーツポンチを作ったり、手作りのひな祭りケーキを作ったりするのも楽しい思い出になりそうです。

花束やフラワーアレンジメント

桃の花
お祝いに忘れてはいけないのが、花束やフラワーアレンジメントなどの花ギフト。
ひな祭りは、桃の節句
桃の花を使った花ギフトや、ピンク色でまとめられたフラワーギフトをプレゼントするのがおすすめです。

ひな祭りの時期は、春らしくかわいい花々が旬を迎えます
フルーツと同じで、その花の旬を楽しむという意味でもおすすめです。
桃の花はもちろん、 チューリップや菜の花、桜、ラナンキュラス、スイートピー……。
春めいてくる3月は、ひな祭りを彩るかわいらしい花がたくさんあります。

また近年では、日常的に花を飾るということが少なくなってきていると言われています。
花や植物とふれあう機会が少なくなっている子供に、ひな祭りには自然の美しさに触れるきっかけとして花を贈るのも良いかと思います。
生花を触ったことがないという子供や、花の香りを思い出せないくらいしか体験したことがない子供も多いのだそう。
おじいちゃん・おばあちゃんから、ぜひひな祭りには季節の彩りをプレゼントしてくださいね。

ひな祭りに、ぴったりな花の種類については、こちらでご紹介しています。
どんな花を贈ろうか悩むという方は、ぜひ合わせてご覧ください。


ひな祭りに飾るお花~桃のお花の開花時期は?~

ひな祭りに飾るお花~桃のお花の開花時期は?~

ひな祭りにぴったりな花の種類を掲載中です。

また花キューピットでは、ひな祭りに喜ばれるかわいらしい花ギフトをご用意しています。
「遠方のため花を持って行くのは、なかなか難しい」という方は、ぜひ花キューピットを利用してみてください。

▼ひな祭りの花をチェック

ひな祭りのお花

積み木やおままごとグッズなどのおもちゃ

積み木
積み木は、知育玩具の1つとされています。
子供または赤ちゃんの五感を刺激し、積み木を使って遊んでいる中で集中力や創造性、問題解決能力、空間認識能力などの発達を促すと言われています。
「勉強している」という意識ではなく、楽しく遊んでいるうちに知育の効果が期待できる積み木は、子供の健やかな成長を願うひな祭りにぴったりなプレゼントなのです。

おままごと
また、おままごとなどで使うことができるキッチンアイテムや、おままごとグッズも喜ばれそう。
おままごとは、お父さんやお母さんの役を演じたり、家族の様子を思い出したりしながら遊びます。
それによって、言葉の表現方法を覚えるきっかけにもなると言われています。
またおままごとは1人で遊ぶよりも、複数人で遊ぶことが一般的。
相手との会話が増えることによって、コミュニケーション能力にも良い影響があるのだそう。

おままごとにはさまざまな効果があります。
しかし、それを考慮しなくても大人が使っているフライパンや包丁などを模したアイテムを手に取ることができれば、少し大人になったような気持ちになるかもしれませんね。

もちろん、ひな祭りには知育の効果などにこだわらず、欲しがっているおもちゃをプレゼントするのも良いと思います。
積み木やおままごとのアイテム以外でも、遊んでいる中で培われるものや、発見することもあるはずです。
そして、なによりプレゼントしたもので楽しく遊んでくれることが1番嬉しいですよね。

子供服

おしゃれなワンピースをきた子供
せっかくの子供のためのお祝いなら、おしゃれな子供服をプレゼントするのはいかがでしょうか。
お出かけ用のおしゃれなワンピースや、フリルがかわいらしいスカートなど、日常的に使う服というよりは、特別な日に着る洋服をプレゼントするのも喜ばれそうです。

子供の成長は早く、かわいらしいおしゃれな子供服を買ってもすぐに着られなくなってしまうことも。
それを思うと、日常的な買い物ではなかなか購入できないという家庭もあるはずです。
1年に1回のひな祭りには、子供のテンションが上がるようなかわいらしい子供服をお祝いで贈ってみてくださいね。

遊びに行く時に使えそうなバッグやヘアアクセ

カチューシャ
小学生など友達同士で遊びに行くことが増えるタイミングなら、おしゃれなバッグやポシェット、ヘアアクセサリーをひな祭りにプレゼントするのも良さそうです。
ちょっとお姉さんな気分になれるヘアアクセサリーや、気に入っているキャラクターのバッグなど、子供のお気に入りになりそうなアイテムを贈ってみるのはいかがでしょうか。

「これは、おばあちゃんからもらったんだ。お気に入りなの!」と、プレゼントしたバッグを片手に友達と楽しそうに過ごす孫の姿を見ることができるのは、嬉しいものですよね。
またキャラクターが描かれたヘアアクセサリーをつけていることで「あ!私もこれ好きだよ」と、会話が始まり新しい友達を作るきっかけになるかもしれません。

ひな祭りは孫へお祝いを贈ろう

ひな祭りに笑顔な子供
今回はひな祭りに祖父母から贈りたい、孫(子供)へのお祝いについてご紹介しました。
誕生日などに比べると、ひな祭りはそれほどお祝いのイメージはないかもしれません。

しかしひな祭りは、年に1回の成長を願う日であり、子供にとって特別な日でもあります。
「これからも元気でいてね」という気持ちや「楽しいことがこれからも、たくさんありますように」という願いを込めて、孫が喜ぶお祝いを贈ってみるのはいかがでしょうか。

今回ご紹介したプレゼントを1つ贈るだけではなく、組み合わせて渡すのも良いかと思います。
雛あられと季節の花の贈り物、積み木とかわいらしいヘアアクセなど。
「おばあちゃん・おじいちゃん、ありがとう」と、思ってもらえるようなプレゼントを考えてみてくださいね。

 

 

 

ちなみにブログ担当は子供の頃、父母・祖父母と一緒に住んでおり、小学校3年生くらいまでは毎年祖母にぬいぐるみを買ってもらっていました。
幼い時はひな祭りをあまり理解しておらず「2月ごろになると赤い階段に少し怖い顔の人形がたくさん並んで、その横にピンクと黄色の花が飾られる。3月3日になるとぬいぐるみを買ってもらえる。」くらいにしか思っていませんでした。
正直、当時はひな祭りが何の日で、なぜぬいぐるみを買ってもらえるのかも分かっていませんでした。

ただ、自宅でピンクの花(桃)と黄色の花(菜の花)が2月~3月頃に飾られてたことは記憶に残っており、小さなころからの記憶は今もひな祭りの花(季節の花)として定着しています。
小さいころの記憶をすべては覚えていませんが、ひな祭りなどの行事やイベントに合わせて季節を感じられた体験は、意外と覚えているものだと感じています。
祖母には言えませんが、ぬいぐるみよりもお雛様ならではの表情と、花の記憶の方が思い出に残っているように思います。

「花は今まで飾ったことがない」という方や「花はプレゼントしたことがない」という方も、今年のひな祭りに季節の花を飾ってみる・贈ってみるのはおすすめです。
幼いころのひな祭りの記憶が、大人になって「あの花がお花屋さんで売っているってことは、もうこの時期か……」と感じることや「ひな祭りと言えばこの花だよね」と思うようになることのきっかけになるかもしれません。

最終更新日:  | Posted in 花を贈る時No Comments » 
Loading Facebook Comments ...
Comment





Comment



前のページへ