お供えの時のマナー, , 花を贈る時, 花贈りのマナー

お供えのときの花贈り

訃報は突然訪れます。亡くなった方を悼み、ご遺族の方へ哀悼の意を示すときには、お花を贈ることが一般的です。

今回の花だよりでは、お供えのときの花贈りについてお伝えします。

■通夜・葬儀

kiku一般的には亡くなった方やご遺族とかかわりのあった法人、親戚一同、同級生など、ひとつの団体でひとつの花を贈ります。個人的にお花を贈ることはあまりありません。また、通夜・葬儀にお花を直接持参することも避けます。

葬儀場、斎場にお届けする場合はスタンド花がいいでしょう。色合いや形式は、慣習の違いや喪主様・葬儀社により指定されている場合もあるので注意が必要です。風習・慣習については、お届け先近くの生花店であれば精通していますので、おまかせすると不安なく贈れますね。

また、葬儀場によっては、持ち込み料金が別途必要となる場合があります。可能な限り、事前に葬儀会場などへ問い合わせるようにしましょう。

自宅での通夜・告別式の場合や、ご遺族が希望されている場合は、アレンジメントをお届けします。こちらについても地域によって慣習が異なりますので、花材や色合いなどについてご遺族から強いご希望がない限り、生花店におまかせしましょう。

インターネット花キューピットでのご注文であれば、お花のお届けに関するご不安はカスタマーセンター(電話番号:0120-879-12303-5719-1593)にご相談していただくこともできます。葬儀場へのお花の持ち込み確認なども行いますので、初めてのお届けなど、ご不安な場合はご相談ください。

■初七日、四十九日の法要

初七日の法要は葬儀と同日に執り行われることも多いので、個人として花を贈る場合は四十九日の法要に贈るといいでしょう。

ご遺族のご自宅ではなく、法要式場へお届けする場合は、法要の当日、実際に法要が執り行われる時間までに届けるようにします。葬儀の場合と同じく、式場には持ち込み料やお花の指定などがある場合がございますので、事前に問い合わせましょう。

ご遺族の自宅で法要が行われる場合、法要の当日はご遺族の方々はあわただしい一日となります。お花が届いても飾る余裕がないことも考えられますので、法要の前日までにお花が届くように準備しましょう。

お花の形は、そのまま飾ることができるアレンジメントにします。ご予算は5,000円から10,000円程度のものがよいでしょう。白でまとめたお花を贈るのが好ましいですが、淡い色目のお花や、故人が好きだった花を取り入れてもかまいません。

地域の習慣によっては適したもの、適さないものも異なる場合がありますので、可能であればお花屋さんにおまかせした方がいいですね。また、故人が好きであっても、棘があるバラはマナー違反とされることが多いので避けましょう。

■四十九日以降

四十九日が過ぎたあとは、淡い色合いのお花や、亡くなられた方が好きだった花でまとめたものなど、故人を偲び、ご遺族の方の慰めとなるお花を贈るようにするといいでしょう。ご自宅へお届けする場合はアレンジメント、墓前へ持参する場合は花束にします。

また、年によってご命日には年忌法要が行われる場合があります。年忌法要は、一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌、二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌と行われ、場合によっては五十回忌も行われます。

ご自宅で年忌法要が行われる場合はアレンジメントか、弔事用の胡蝶蘭を贈るといいでしょう。四十九日法要と同じく、法要当日のお届けは避け、前日までに届くように手配します。

七回忌くらいまではご自宅以外の場所で年忌法要が行われることも多いので、その場合はスタンド花かアレンジメントにします。ご遺族の方が持ち帰ることになったときに重さで大変となってしまうため、鉢物は避けましょう。また、会場への問い合わせも忘れずに行ってください。

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