2018-01

2月の誕生花・思いやりあふれる「チューリップ」

2月生まれの皆様は、もうすぐお誕生月ですね。おめでとうございます!
2月の誕生花は、ふっくらとした姿がかわいい【チューリップ】です。

今回の花だよりでは、2月の誕生花「チューリップ」についてご紹介します。

■「思いやり」あふれる物語

有名な童謡もあり、多くの人から知られているチューリップ。
開花期間が短く春しか流通しませんが、とても人気のある花です。
花言葉は「思いやり」で、感謝を込めたプレゼントにぴったりです。

この花言葉は、オランダの「チューリップ物語」が由来になっています。

 

あるところに、3人の騎士からプロポーズされた女性がいました。
3人の騎士は、それぞれ「王冠(名声)」「剣(強さ)」「財産(資産)」をアピールして女性に求婚しました。
しかし女性は、残されてしまう2人を気遣うあまり、誰か1人を選ぶことができません。
全員の幸せを願った女性は、自分をチューリップの姿に変えてもらいました。
3人の騎士は、そのチューリップを仲良く育てました。

女性のやさしさから「思いやり」という花言葉が生まれました。
また、チューリップの花は「王冠」を、葉っぱは「剣」を、球根は「財産」を表すと伝えられています。
色ごとの花言葉にも、愛情・恋愛にちなんだものが多くあります。

赤色:「愛の告白」「永遠の愛」
ピンク色:「愛の芽生え」「誠実な愛」

■「浅水」で飾りましょう

チューリップを飾るときは、「浅水(あさみず)」を行うと長持ちしやすくなります。

浅水とは、花瓶に入れる水の量を少なくすること。
チューリップのように茎がやわらかい花は、水に触れている部分から腐っていきます。
そのため、水に浸かる面積を減らしてあげましょう。
水の量は、花瓶の底から2~3cmほどが目安です。

浅水を行ったら、必ず以下のことに注意してくださいね。

◆ こまめに水を入れ替える

チューリップは水をよく吸う花です。
浅水の状態で放っておくと、すぐに水が足りなくなってしまいます。

◆ 重さのある花瓶を使う

水の量が少ないぶん、花の重さで花瓶が倒れやすくなります。


 

1月31日は愛情を伝える「愛妻の日」

毎年1月31日は「愛妻の日」です。
日頃なかなか伝えられない愛情と感謝を、お花に込めて奥様へ贈りませんか。

今回の花だよりでは「愛妻の日」におすすめの花をご紹介します。

フラワーギフトが真心を届けます

愛妻の日は「日本愛妻家協会」が2006年に制定した記念日です。
「1月」をアルファベットの「I(アイ)」、「31日」を「サイ」と語呂合わせしています。
日本愛妻家協会は「夫婦がよい関係を築けば、世界も平和になるかもしれない」というコンセプトを掲げて、様々な企画を行っています。

奥さまに贈るプレゼントに、感謝を込めたフラワーギフトはいかがでしょうか。
花を買うのは恥ずかしい… と思っている男性は多いですが、だからこそ「勇気を出して買ってくれたんだ!」と喜んでもらえるはずです。
花言葉にメッセージを込めれば、さりげなく気持ちを伝えられますよ。

「愛情」や「感謝」にまつわる花言葉

【バラ】

◆ 花言葉 ◆
バラ全体:「愛」「美」
赤いバラ:「愛情」「あなたを愛しています」
ピンクのバラ:「感謝」「恋の誓い」
オレンジのバラ:「絆」「信頼」

パートナーに愛情を伝える花といえば、やっぱり「バラ」が人気です。
赤はハードルが高い…! という方には、ピンクやオレンジがおすすめ。
ピンクには「感謝」という花言葉があるので、まっすぐに「ありがとう」を伝えられます。
オレンジの花言葉「絆」「信頼」は、長く一緒にいる夫婦にぴったりです。

【チューリップ】

◆ 花言葉 ◆
チューリップ全体:「思いやり」
赤いチューリップ:「愛の告白」
ピンクのチューリップ:「愛の芽生え」「誠実な愛」

春の花ですが、お花屋さんでは今の時期から取り扱っています。
ふんわりとした花姿とあざやかな色が、女性に人気の愛らしい花です。
「思いやり」という花言葉に、「いつも気遣ってくれてありがとう」の気持ちを込めてくださいね。

【ガーベラ】

◆ 花言葉 ◆
ガーベラ全体:「希望」「常に前進」
ピンクのガーベラ:「感謝」「思いやり」
黄色のガーベラ:「究極愛」

派手なお花が苦手な奥さまには、親しみやすいガーベラがおすすめ。
「希望」「常に前進」という花言葉は、「これからも一緒に歩んでいこう」というメッセージになります。
花持ちがとてもいいので、長いあいだ飾っておけるのも嬉しいですね。


2018-01-19 | Posted in , 花と文化No Comments » 

 

寒い季節でもあざやかな冬の花

新しい年がはじまり、これから本格的に寒くなっていきますね。
花が少なくなる季節だからこそ、あざやかに咲く花を見ると嬉しくなります。

今回の花だよりでは、1月以降に見られる冬の花をご紹介します。

■ビオラ

開花時期:11~5月頃

スミレの仲間にあたるビオラは、冬のガーデニングに欠かせない花です。
ラテン語の「Viola(紫色)」から名付けられ、日本では「三色菫」とも言います。
品種改良が進められ、ピンク・黄色・オレンジ・白など、色とりどりの花が咲くようになりました。

花言葉は「誠実」「信頼」「少女の恋」など、控えめなものが多いです。
下向きに咲く花が、物思いにふける少女のように見えることが由来となっています。

見た目がそっくりな「パンジー」とは、花の大きさが違います。
直径が約5㎝以下のものを「ビオラ」、約5㎝以上のものを「パンジー」と呼んで区別しています。
現在は小さいパンジーなどもあり、その違いはあいまいになっています。

■ウメ(梅)

開花時期:1~3月頃

中国から渡ってきたウメの木は、古い時代から詩などに登場しています。
おもに花を鑑賞する「花ウメ」と、実をつける「実ウメ」に分けられます。
花の色は赤・ピンク・白があり、とてもいい香りがします。

花言葉は「忠誠」「優雅」「高貴」など、日本らしい単語が付いています。
「忠誠」は、菅原道真の伝説にちなんだ花言葉です。

才能をねたまれた道真は、無実の罪を着せられてしまいました。
太宰府への追放が決まると、庭のウメに別れを言って屋敷から出ていきます。
ところが、ウメの木は空を飛んで、道真を追いかけたと言います。
この「飛梅伝説」が由来となり、「忠誠」という花言葉になりました。

■ハボタン(葉牡丹)

鑑賞時期:11月~2月頃

色のついた葉が牡丹の花に見えるため「ハボタン」と名付けられました。
キャベツやブロッコリーの仲間で「花キャベツ」とも呼ばれています。
気温が下がって寒くなると、葉が赤・白・クリーム色などに色づきます。

花言葉は「祝福」「利益」などのおめでたいものばかりです。
縁起物の牡丹に似ていることや、紅白に色づくことから、お正月の定番にもなっています。
牡丹よりも育てやすく、安価で手に入るため、人気が高まったとされています。


2018-01-12 | Posted in No Comments » 

 

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