ドライフラワー

ワイルドフラワーの画像付き一覧|ドライフラワーに人気な種類も紹介

ワイルドフラワーの花束
皆さまは、ワイルドフラワーやネイティブフラワーと呼ばれる花があることを、ご存知でしょうか。
今回は、夏に人気のワイルドフラワーの種類を、花言葉やドライフラワーに向いているかなどを含めてご紹介したいと思います。
個性的で、他の花にはない魅力を持った花を探している方、夏でも花持ちが良く比較的丈夫な花を探しているという方の参考になる内容となっています。

ワイルドフラワーとは

ワイルドフラワーって何?
ワイルドフラワーとは、オーストラリアや南アフリカ、ニュージーランドなどの自然環境の中で力強く生き抜いている花の総称です。
ワイルドフラワーは、原産国は南半球となります。
総称であるため、「ワイルドフラワー」という名前の花があるわけではありません。

ワイルドフラワーは、ネイティブフラワーとも呼ばれています。
一部のお花屋さんでは、オーストラリア原産の花をワイルドフラワーと呼び、南アフリカ原産の花をネイティブフラワーと呼び分けていることもあるようです。

個性的な形をしていたり、珍しい花色をしていたり、インパクトのある見た目をしていることがワイルドフラワーの魅力の1つ。
その豪華さと華やかさから、結婚式で使われるウェディングブーケのメインになることもあります。
また、かわいらしくなりすぎない種類もあるため、ワイルドフラワーは男性への贈りものとしても選ばれているようです。

加えてワイルドフラワーはドライフラワーに向いている種類が多いのも特徴。
そのためお花屋さんに限らず、雑貨屋さんなどでワイルドフラワーがインテリアとして販売されていることもあります。
ぜひ今後はお花屋さん以外でもワイルドフラワーに注目してみてください。

ちなみにワイルドフラワーと呼ばれる花の種類は、12,000種以上が存在していると言われています。
夏は特にワイルドフラワーの注目がさらに高まるため、お花屋さんで購入できる種類も豊富になります。

エキゾチックで、野性的
ワイルドフラワーは、パワーを感じられるような気がしませんか。
1輪飾っているだけで、様になるのはもちろんのこと、飾っているだけで自然の力を感じられるはずです。
今年の夏は、そんな魅力たっぷりなワイルドフラワーをプレゼントしてみませんか。

人気なワイルドフラワーの種類一覧

ここからは、ワイルドフラワーの種類についてご紹介したいと思います。
「基本的な情報とポイント」の項目には、花言葉や開花時期、ドライフラワーに向いているかなどを掲載しています。
また「ブログ担当が花の印象を一言で表すなら」という項目も、記載しています。
頻繁に見ることがある花ではありませんが、ワイルドフラワーの魅力に触れていただけると嬉しいです。

プロテア

プロテアの花

基本情報・ポイント

  • 科・属:ヤマモガシ科プロテア属
  • 花言葉:自由自在・華やかな期待・王者の風格
  • 学名:Protea cynaroides
  • 原産国:南アフリカ
  • 開花時期:5月〜10月
  • ドライフラワーに向いている:○
  • 一言でいうと:まさに王様!大きくて見ごたえもある

ワイルドフラワーと聞いて、パッと思い付くのがプロテアではないでしょうか。
「名前は分からなくても、見たことはある」という方が多いかと思います。

どんな花?

花言葉からも分かるように、王者の風格がある花です。
大きくて華やか。
豪華な雰囲気があります。

そんなプロテアは、1本の枝に1輪の花が咲いているように見えますが、実は頭状花序です。
頭状花序とは、たくさんの花が集まって1つの花のように見えることです。
花びらのような部分は、「ガク」です。
プロテアは小さな花が集まってできている
ガクの外側は、細かな毛が生えていて触り心地はふわふわしています。
プロテアを自宅に飾ったり、プレゼントしたりするという方は、ぜひ優しく触ってみてください。
ベロアのような感覚に近いと思います。

キングプロテア

白いキングプロテア
プロテアの中でもっとも有名な品種(種類)と言っても、過言ではないのが、キングプロテアです。
花色は、赤が有名ですが、写真のように白もあります
赤のキングプロテアよりも、白の方がお値段が張るようです。
お花屋さんによって差はあるようですが、白のキングプロテアは赤色の2倍以上のお値段がつくこともあるのだそう。

長く楽しむ方法

花持ちが良いことが有名なほど、丈夫なプロテア。
ものすごく注意しなければいけないことはありません。
しかし、湿度が高いところが苦手と言われています。
湿気で濡れてしまうと、傷んでしまうことがあるため、飾る時は風通しが良い場所がおすすめです。

ピンクッション

ピンクッションの花

基本情報・ポイント

  • 科・属:ヤマモガシ科レウコスペルマム属
  • 花言葉:どこでも成功を
  • 学名:Leucospermum
  • 原産国:南アフリカ
  • 開花時期:3月~5月
  • ドライフラワーに向いている:○
  • 一言でいうと:まるで針刺し(ピンクッション)!

ピンクッションという名前の通り、針山(ピンクッション)のように見える花
まるでたくさんの針を、クッションに刺したような姿をしています。
ピンクッションは、他の花では表現できないような華やかさと豪華さを持っていますよね。

どんな花

花色は赤、オレンジ、黄色などの暖色系です。
夏から秋にかけてお花屋さんでよく見かけることができます。
立派で鮮やかな色をしているため、ホテルのロビーやデパートなどで飾られていることもあります。

ピンクッションは、暑い夏の時期でも花がしおれてしまったり、元気がなくなってしまったりすることが、ほとんどありません。
「夏の時期でも長持ちする花を飾りたい」という方におすすめです。

とても日持ちする花であるピンクッションは、全体的に硬い触り心地をしています。
自宅に飾る際は、優しく触ってみてください。
硬さからも、しおれなさそうな雰囲気を感じることができると思います。

ピンクッションは花が咲き終わると、鮮やかだった色が徐々に悪くなっていきます。
色は変わりますが様子に変化が見られにくいため、一見では咲ききったことが分からないかもしれません。
花が咲ききった後は、元気の時に比べて色が落ち着き、ドライフラワーのような見た目になります。

長く楽しむ方法

ピンクッションもプロテアと同じく非常に日持ちする花のため、特に気にしなければいけないことはありません
ただ、なるべく長持ちさせたいという方は、茎の切り口(水を吸う部分)を割っておくのがいいでしょう。

茎の切り口の縦方向にはさみを入れて、2~4センチほど割いてみてください。
茎の内側部分で、水に触れるところが多くなることで、水を吸い込みやすくなります。
水を十分に吸い上げることができれば、より長持ちするようになりますよ。

バンクシア

バンクシアの花

基本情報・ポイント

  • 科・属:ヤマモガシ科バンクシア属
  • 花言葉:心地よい孤独・勇気ある恋
  • 学名:Banksia
  • 原産国:オーストラリア
  • 開花時期:夏から冬にかけて(品種により差がある)
  • ドライフラワーに向いている:○
  • 一言でいうと:花だけではなく葉もインパクトがある

お花屋さんなどで生花で見ることももちろんありますが、ドライフラワーとして販売されていることが多いバンクシア。
存在感のあるボリューム満点な花と、ギザギザとした葉が特徴的です。
花に注目してしまいがちですが、バンクシアをプレゼントする時や自宅に飾る時は、葉にも注目してみてください。
バンクシアの葉。細長くトゲトゲしている

どんな花?

バンクシアの花は、いくつもの小さな花が集まって1つの大きな花に見える、頭状花序。
大きな花のように見えますが、筒状の小さな花が集まってできています。
花の触り心地は、フワフワしています。
短くて細かい毛が生えていて、フワフワ・フサフサしているので、ぜひ機会があれば触ってみてください。

ドライフラワーでよく見られるとお伝えしたように、バンクシアはドライフラワーに適した花です。
生花のバンクシアとドライフラワーになったバンクシアを比較しても、あまり違いがありません。
ドライフラワーになったバンクシア
生花のバンクシアを花瓶に飾っていたはずが、いつのまにかドライフラワーになっていたということも多々あるようです。
乾燥すると葉がパラパラと落ちやすくなることで、気が付くということもあるかもしれません。

長く楽しむ方法

花持ちが良いので、バンクシアもお手入れを確実にしなければいけないものは、ありません

お手入れをするなら、ピンクッションでお伝えしたのと同じように、茎の切り口にハサミを縦に入れ茎の内側の水が触れる面積を増やすことがおすすめ。
必要な分の水分を吸い上げることができます。

バンクシアはある程度花瓶で飾った後は、ドライフラワーにするのが良いかと思います。
ドライフラワーにしても見た目に変化がなく、比較的簡単に作ることができます。
あのフワフワな触り心地も、ほとんど変化はありません。

ちなみにバンクシアは水に浸かっている部分から、カビが生えてくることもあります。
花瓶に飾っているときは、花がダメになるというよりは、茎が先に傷む方が多いように思います。

リューカデンドロン

リューカデンドロン 緑のタイプ

基本情報・ポイント

  • 科・属:ヤマモガシ科リューカデンドロン属
  • 花言葉:閉じた心を開く
  • 学名:Leucadendron
  • 原産国:南アフリカ
  • 開花時期:5〜8月
  • ドライフラワーに向いている:○
  • 一言でいうと:花は目立たないが、葉のフォルムがかっこいい

夏の花束やワイルドフラワーのブーケを作った際に、脇役としても使われることがあるリューカデンドロン。
リューカデンドロンは様々な品種があり、葉の色も赤系からグリーン系まで様々な種類があります。

どんな花?花はどこ?

リューカデンドロン の花はこの赤い葉の中
「リューカデンドロンを見た時に、どこに花があるのかわからない」という方もいらっしゃるかもしれません。

実はリューカデンドロンは、花(つぼみ)が苞葉という中に隠れている植物なのです。
植物は花が目立っていることが一般的で、葉で花が見えなくなっているのは珍しいですよね。

苞葉とは、写真の花のように見えている部分のこと。
「苞葉」という名前の通り、花を包むように葉が変形しているのです。

この苞葉という部分は、ドライフラワーになるギリギリのタイミングで開くこともあります。
そこでやっと花を見ることができるのです。
しかしリューカデンドロンは、もともと開花した様子を観賞するというよりも、苞葉が花を包んでいる時に飾られることが多いです。
花を愛でるというよりも、美しい葉を楽しむというイメージ。

そんな花を包み込んでいる苞葉は葉の一部ですが、他の葉とは違う色をしていることが多いです。
そのため多くは、花の代わりに苞葉を観賞して楽しんでいるのです。

長く楽しむ方法

リューカデンドロンも花持ちがとても良いため、すぐに萎れてしまうという心配はほとんどありません
特に何もしなくても、長く観賞することができます。

そのままでもいいですが、もっと長持ちさせたいなら先に紹介したピンクッションなどと同様に、茎の切り口をはさみで縦に切るということが多いようです。

花よりもメインになる葉(苞葉も含む)ですが、葉を触るとしっとりというよりは硬い触感があります。
そのため飾っているうちに元気がなくなり、しおれてしまうということはほとんどないようです。

長く飾ることができるため、いつ捨てればいいのか分からなくなってしまうことも。
リューカデンドロンは葉先が黒っぽく変色してくると、終わりの合図になります。
お辞儀をするようにしおれたり、傷んできたりするというよりも、葉の色の変化を見て捨てるタイミングを計る方が良いかもしれません。

ユーカリの実

ユーカリの実

基本情報・ポイント

  • 科・属:フトモモ科ユーカリ属
  • 花言葉:思い出・再生
  • 学名:Eucalyptus
  • 原産国:オーストラリア
  • ドライフラワーに向いている:○
  • 一言でいうと:個性的な実がアクセントになる

花束やフラワーアレンジメントなどで使われる、切り花としても流通しているユーカリ。
ナチュラルでかわいらしい葉が人気です。

ユーカリはアロマオイルにもなっているため、葉よりも香りの方がイメージしやすいという方もいらっしゃるかもしれません。

実は、ユーカリは品種によって実を楽しむこともあります。
実を楽しむワイルドフラワーとしては、ユーカリ・テトラゴナなどの品種が有名です。

ユーカリの実は花束やフラワーアレンジメントのメインとなることは少ないですが、他の花とは違う質感でフラワーギフト全体のアクセントになります。
ユニークな存在感が、他にはない個性的な演出になるでしょう。

どんな実?

ユーカリは実の形が四角いものもある。
先にご紹介したテトラゴナという品種は、写真のように四角い実の形をしています。
触ると白い粉のようなものが付くので、注意してみてください。

長く楽しむ方法

ユーカリは比較的、何もしなくても長く楽しむことができます。
しかし、もっと長持ちさせたいならユーカリが水を吸い込む切り口の部分に切れ込みを入れることがおすすめです。
ユーカリの枝は硬いので、園芸用のはさみでカットするよりも、枝物専用のはさみがある方はそちらを使うことが良いでしょう。

ワックスフラワー

かわいいワックスフラワー

基本情報・ポイント

  • 科・属:フトモモ科カメラウキウム属
  • 花言葉:繊細・かわいらしさ
  • 学名:Chamelaucium
  • 原産国:オーストラリア
  • 開花時期:4月~6月
  • ドライフラワーに向いている:○
  • 一言でいうと:花びらのツルっとした様子は作り物のよう

ワックスフラワーの名前の由来は、花にまるでワックスが塗られているような見た目をしていることからと、言われています。
ツルっとして光沢感があり、光が当たるとツヤツヤしているように見えます。

プロテアなどの他のワイルドフラワーと合わせることもありますが、バラやトルコキキョウなどの花とも合わせて、花束やフラワーアレンジメントに使われることもあります。

どんな花?

ワックスフラワーの花は増加のよう
小さな花が、かわいらしいワックスフラワー。
花の色は、白やピンクなどがあります。
近年では染料を吸わせて、好きな色のワックスフラワーを楽しむこともできるようです。

先にお伝えしたように、ロウが塗られているようなツルッとした見た目が特徴です。
一見、造花と見間違えてしまうような雰囲気があります。
バラなど、一般的な花びらを触ると、しっとりとした触り心地をしています。
しかしワックスフラワーは、しっかりしていてツルッとしているので、ぜひプレゼントしようと思っている方はそっと花びらを触ってみてください。

長く楽しむ方法

長持ちする花ですが、水の量が十分に足りなくなると葉が、落ちてしまうことがあります。
水がうまく吸い上げられないと、飾っているときにパラパラと葉が落ちてしまうことも。

水を十分に吸い上げられるようにするには、枝の切り口に縦方向にはさみを入れて、水に触れる面積を広くするようにします。
ワックスフラワーは枝物ですが、細いものは縦に割らずに斜めにカットするだけでも大丈夫です。

ライスフラワー

ライスフラワーの花

基本情報・ポイント

  • 科・属:キク科オゾタムヌス属
  • 花言葉:豊かな実り
  • 学名:Ozothamnus rosmarinifolius
  • 原産国:オーストラリア・南アフリカ
  • 開花時期:3月~5月・5月~6月
  • ドライフラワーに向いている:〇
  • 一言でいうと:名前の通りつぼみが米のよう

ライスフラワーという名前の由来は、つぼみの見た目が米のように見えるためと、言われています。
1つひとつの花は小さいですが、集まることによってボリューム感があり、花束やフラワーアレンジメントの脇役としてよく活用されています。

つぶつぶ、モコモコとした見た目は派手になりすぎないにも関わらず、花ギフト全体の華やかさをアップさせてくれます。
結婚式で使われる、ウェディングブーケにも使われることもあります。
そして、キュートな雰囲気が強すぎないため女性だけではなく、男性へのプレゼントに贈られることもあるのだそう。

ちなみにライスフラワーの細長い葉を指でつまんでみると、ふんわりとハーブのような香りを楽しむことができます。
名前の由来にもなっている花に注目されがちですが、ライスフラワーを自宅で飾る時やプレゼントするときは葉に少し触れてみるのもおすすめです。

どんな花?

コメのような花、ライスフラワー
ライスフラワーは開花した姿よりも、つぼみの状態を楽しむ花として知られています。
先にご紹介した通り花の名前の由来にもなった、つぶつぶとしたつぼみの様子が人気。
花言葉の「豊かな実り」の由来は、たっぷりと米が収穫できたことを思わせるためと言われています。

またライスフラワーは、ドライフラワーにすることも多い花です。
乾燥するとつぼみがポロポロと落ちてしまいそうな気がしますが、ドライフラワーにしても花が落ちることは少なく、生花と同じような姿を楽しむことができます。

長く楽しむ方法

花持ちはよく、長くきれいな状態を楽しむことができます。
しかし、水が十分に吸い込めなくなると、お辞儀をしているように茎が曲がってしまうこともあります。

花瓶に飾る前やライスフラワーがお辞儀をしてしまった時など、もっと水をしっかり吸い上げてほしいと思う時は、切り口の部分にはさみを縦に入れて枝を割いてあげるようにしましょう。
枝の部分(茎)は緑色ですが枝ものなので、カットするには意外と力が必要です。
カットする時は園芸ばさみでやるよりも、枝物専用のはさみを使うほうがおすすめです。

カンガルーポー

カンガルーポーの花

基本情報・ポイント

  • 科・属:ハエモドルム科アニゴザントス属
  • 花言葉:不思議・驚き
  • 学名:Anigozanthos
  • 原産国:オーストラリア
  • 開花時期:3月~6月
  • ドライフラワーに向いている:○
  • 一言でいうと:ハロウィンにも使えそうな不思議なかたち

不思議な形が、印象的なカンガルーポー。
色合いは赤やオレンジ、黄色など暖色系が多いです。
あまり多くは流通していませんが緑色も、販売されているのだそうです。
カンガルーポーの独特な花姿から、ハロウィンなどの花束やフラワーアレンジメントで使われることも多いようです。

見た目もなかなか個性的ですが、名前も「カンガルーポー」と少し変わった名前をしていますよね。
カンガルーポーという名前の由来は、もちろんこの特徴的な花姿から。
「Kangaroo Paw(カンガルーポー)」の「paw(ポー)」は、「動物の爪の付いた前足」という意味。
花の様子がカンガルーの前足の爪に似ているということが、由来になっているようです。

そして学名の「Anigozanthos(アニゴザントス)」の由来は、ギリシャ語で「開いた花」という意味です。
カンガルーの足のように見えたり、開いている花のように見えたりと、見た目から名前が付けられているようですね。

どんな花?

カンガルーポー黄色のある。
カンガルーポーには、細い毛が生えています。
ふさふさというよりは、カサカサという触り心地があっているように思います。
気になった方は、実際にカンガルーポーの花を触ってみてくださいね。

ドライフラワーにも向いていて、花瓶に生けているフレッシュな状態とドライフラワーにした状態では、あまり差がありません。
花瓶に飾っていたカンガルーポーが、いつのまにかドライフラワーになっているということもあるかもしれませんね。

長く楽しむ方法

お手入れをしなくても、比較的長くきれいな様子を楽しむことができます
それでも、よりいっそう長く花を楽しみたいという方は、茎を斜めにカットすることがおすすめです。

茎が太い場合は、茎の切り口の縦方向にはさみを入れ水に触れる面積を広げてあげてください。
十分に水を吸い上げやすくなります。

ドライフラワーにする時のポイント

ドライフラワーにするときのポイント。ワイルドフラワーをドライフラワーにしよう
ワイルドフラワーをドライフラワーにしたい時は、すぐにドライフラワーにするのがおすすめ
花が終わってからドライにするのではなく、買ってきてすぐの状態で乾かしてドライにする方が、きれいに仕上がります。

花が元気な時にドライフラワーにすることで、鮮やかさがグッと変わっていきます。
また、花が乾燥している最中に落ちたり散ったりすることが少なくなります。

ワイルドフラワーは夏にぴったり

ワイルドフラワーは魅力的
今回は、夏にぴったりなワイルドフラワーの種類についてご紹介しました。
夏に飾りたくなるような花の種類については、こちらの記事でも紹介しています。

こちらも合わせてご覧ください


夏の花一覧|花束におすすめな夏に咲く季節の花の種類とは?
 

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夏らしい花束やフラワーアレンジメントを贈りたい方の参考になるように、夏に咲く季節を感じられる切り花をご紹介します。

気になった方は、あわせて読んでみてください。

やる気が出なくなるほど暑い日が続いていますが、季節の花を飾って少しでも涼しい気分になっていただけたら嬉しいです。
季節感のある花は、誕生日結婚記念日など特別なお祝いにも最適。
お花屋さんにぜひ立ち寄ってみてくださいね。

2022-07-08 | Posted in , 花を贈る時No Comments » 

 

10月の誕生花は薔薇~特に秋らしい色が魅力のオレンジバラがおすすめ~


10月の誕生花

9月は今日で終わり、明日からは10月に入ります。
10月にお誕生日を迎える皆さま、お誕生日おめでとうございます。
今回は、10月の誕生花である「バラ」特におすすめな「オレンジバラ」についてご紹介します。
簡単にまとめた歴史や花言葉、ドライフラワーの作り方・コツについて掲載していますので、ぜひチェックしてくださいね。

◆バラってどんな花?バラの歴史


オレンジバラ

多くの方が知っているお花の1つである、「バラ」。
バラは、お花屋さんや植物園などで見かけることはもちろんのこと、雑貨のデザインやモチーフになっていたりもしますよね。
花びらが重なった様子は、上品でありロマンチック。
「バラの花束」に憧れを持っている方も、多いのではないでしょうか。
ここでは、そんなバラの歴史をご紹介します。

<バラの栽培の歴史>
バラが栽培され始めたのは、ずっと昔。
紀元前12世紀頃と言われています。
もともとバラは観賞用ではなく、薬としてや香料として栽培されていたようです。
現在でもバラは香料などとしても使われていますが、切り花やバラ園でみる観賞用のバラの印象が強いですよね。

<日本とバラの歴史>
日本へバラが渡って来たのは、江戸時代といわれています。
中国で栽培されていたバラが、日本に渡って来たといわれています。
バラが伝わった当時の日本は、職業に関係なく園芸が流行していたようで、多くの人がバラを栽培していたようですよ。
そして明治時代に入ると、西洋のバラが輸入されるようになっていきます。
このころは、相撲番付と同じようにバラ番付表が作られていたのだそう。
またバラに関する書物も、いくつか出版されたのだとか。
バラへの関心が、強いことが伝わってきますよね。

◆オレンジバラの魅力!オレンジ色の印象とは?


地植えのオレンジバラ

10月の誕生花のバラはさまざまなカラーバリエーションがありますが、その中でも秋色でおすすめなオレンジバラの魅力をお伝えします。
オレンジバラの魅力は、なんといってもその秋にぴったりな花色です。
<男性にも女性にも好まれるオレンジ色>
オレンジ色は、性別を問わず好まれる色の1つ。
そのため、オレンジバラは男性にも、女性にも喜ばれるお花なのです。
かわいらしいデザインにも、上品なデザインにもオレンジバラは取り入れることができますよ。

<オレンジ色は元気になれるカラー>
オレンジ色は「太陽の色」や「ビタミンカラー」と言われている色の1つです。
オレンジバラと、黄色のカーネーションやガーベラなどを一緒にフラワーギフトにすれば、元気な印象のプレゼントになりそうですね。

<秋にぴったりな花色>
紅葉を楽しむ秋は、オレンジ色や赤色がぴったり。
あたたかなオレンジバラの花色は、季節を感じることができるので10月の誕生日のプレゼントにおすすめ。
ヒペリカムなど、実を楽しむ植物と合わせることも人気です。

◆オレンジバラの花言葉


オレンジ色のバラ

オレンジバラの持つ花言葉はプレゼントに、「ぜひ贈りたい」と思うものばかりです。
お誕生日プレゼントとしてオレンジバラを贈る際は、花言葉も伝えてみてはいかがでしょうか。
ギフトへ添えるメッセージカードに、書いてみるのも良いと思いますよ。

・絆
・すこやか
・愛嬌
・信頼 
など

なかでも「絆」は友人にも、家族にも贈りたい花言葉ですよね。
また「信頼」は、恋人や奥様、パートナーにぴったり

◆オレンジバラを残しておきたい時には、ドライフラワーがおすすめ


オレンジバラの花束

オレンジバラをプレゼントでもらった時に「できるだけ残しておきたいなぁ」と思う方もいらっしゃると思います。
オレンジバラに限らず、お花は生きているため、どんなにお手入れしても最後には枯れてしまいますよね。
「それが寂しい…」という方には、ドライフラワーにすることがおすすめです。

<ドライフラワーにするタイミング>
「ドライフラワーにしたい!」と思っている方は、もらってすぐにドライフラワーにすることがおすすめ。
「ある程度、生花としてかざってからドライフラワーにしよう」と思う方も多いかと思います。
しかし、ドライフラワーは、お花が新鮮なうちに準備した方が、色鮮やかに作ることができます
作っている最中、新鮮なお花の方が花びらも散りにくいので、オレンジバラをドライフラワーにする時は、なるべく早い時が良いと思いますよ。

<オレンジバラをドライフラワーにする方法>

ドライフラワーを作るにはいくつか方法がありますが、1番簡単なのはハンギング法です。
ハンギング法はお花を下にした状態で、吊るしておくだけ。
天候や湿度、気温などによりますが、だいたい1~2週間ほどでドライフラワーになりますよ。

バラの中の水分が、早く無くなれば無くなるほど、ドライフラワーにしてもきれいな色が残りやすいので、濡れている茎や余分な葉は吊るす前に、取り除いておくことがおすすめです。
そして、何本かをまとめてドライフラワーにする時は、なるべくお花が重ならないように、間隔をあけて吊るすと良いと思いますよ。

ちなみに、バラのたくさん花びらが重なっている中心部分は、外側の花びらに比べて乾きにくいのです。
そのため、しっかり水分が抜けたドライフラワーになったのかを確認したい時は、オレンジバラの中心(花びらが重なっている部分)まで乾燥したかを確認するといいかもしれません。
また、このハンギング法を行う時は、風通しの良い日陰に吊るすと、オレンジバラのきれいな色が残りやすいので、吊るしておく場所を少し工夫してみてくださいね。

<ドライフラワーが完成したら?>
ドライフラワーが完成したら、水を入れずに花瓶にかざってみたり、ビンの中に入れてみたりしても、可愛らしいインテリアになりますよ。

◆最後に


お皿に乗っているオレンジバラ

今回は10月の誕生花「バラ」の歴史や花言葉、ドライフラワーの作り方についてご紹介しました。
ぜひ、10月にお誕生日を迎える大切な方には、オレンジバラをプレゼントしてみてくださいね。

ちなみに、花キューピットでは遠方にお住いで、直接お花を渡しに行けない方への花贈りをお手伝いしています。
お花屋さんや、サイトからお花を注文して頂くと、お届け先様の近くにあるお花屋さんがフラワーギフトを作り、お届けいたします。
日本全国、新鮮なお花をお届けできるので、ぜひ1度花キューピットでお花を贈ってみてくださいね。

きっと喜んでもらえると思いますよ。

 

 

 

2020-09-30 | Posted in 今月の誕生花, 花と文化No Comments » 

 

国際女性デー~黄色でかわいいミモザ~


かごに入ったミモザ

日の当たりが良い所では、梅の花が咲き始めましたね。
梅に限らずお花が咲いている所を見ると、暖かな季節が近づいているような気がします。
春はもうすぐそこまで来ているようです。

さて突然ですが、毎年3月8日は何の日かご存知ですか?
まだ、あまり日本では知られていませんが、3月8日は「国際女性デー」です。
今回は、国際女性デーについてご紹介します。

◆国際女性デーとは?~ミモザの日~

国際女性デーは、女性の人権に関する記念日の1つです。
一方で、女性へ日頃の感謝の気持ちを込めて、花束を贈る日とも知られています。
まずは、「国際女性デー」の制定までの歴史をお伝えしようと思います。

<国際女性デー歴史>



国際女性デーは女性の政治的、経済的分野へのさらなる参加を目的に、1975年に制定されました。
きっかけになったのは、1904年にアメリカの女性労働者たちが婦人参政権を求めるため行ったデモ活動
このデモを受けて、コペンハーゲンで行われた国際社会主義会議で「女性の政治的自由と平等のために戦う」記念日に定められ「国際女性デー」の存在が徐々に世界中へ広がっていくこととなりました。
ちなみに、この国際社会主義会議があったのは、女性たちがデモを行ってから6年後の1920年の出来事でした。

そして1975年には、ついに国連で『国際女性デー(International Women’s Day)』が制定されたのです。
制定時には、その国々の伝統や習慣に合わせて任意の日を「国際女性デー」と宣言していましたが、その後1977年には、国際連合の主要機関である国連総会で「国際女性デー」が3月8日に決定しました。
国際女性デーが3月8日に決められた理由は、初めにアメリカで女性たちがデモを行った日が3月8日だったためでした。

アメリカで行われた女性によるデモ活動がきっかけに、アメリカだけでなく世界へ広がっていったのですね。
それでは続けて3月8日に、男性から女性へお花を贈るようになった由来を見ていきましょう。

<お花を贈るようになった由来>


ミモザ

世界中に広まった国際女性デー。
中でもイタリアではこの日を「フェスタ・デラ・ドンナ(FESTA DELLA DONNA)」と呼び、次第に「女性の日」や「ミモザ祭り」として男性から女性へお花を、特にミモザを贈る日として定着しました。

この文化が世界に広がり「国際女性デー」は「ミモザの日」とも呼ばれるようになりました。
なぜ、数あるお花の中でミモザが選ばれているのでしょうか。
その理由は「ミモザは愛や幸福を呼ぶ花と言われている」ことや、「イタリアの女性組合ができた際に、シンボルにしていたお花だったから」などと言われているようです。

◆ミモザってどんな花?


ミモザリース

イタリアからはじまり、今では日本を含めた多くの国で、女性へ感謝を込めてプレゼントされているミモザ。
ここでは、ミモザがどんなお花なのかをお伝えします。

ミモザは、黄色い小さな花が集まった丸いお花をたくさん咲かせる、可愛らしいお花です。
花もちが良く、ミモザの花束やアレンジメントは長く楽しむことができます。
お部屋に飾るなら、なるべく長く楽しめた方が嬉しいですよね。
また、ミモザ自体の水分量が他のお花に比べて少ないため、ドライフラワーするときれいな色がそのまま残りやすく、ドライフラワーやそれを使った雑貨も人気です。
最近では、雑貨屋さんやカフェなどでもミモザのドライフラワーを見かけることが多くなりましたよね。
ちなみにお花屋さんでは切り花、鉢植え、ドライフラワー、リースなど様々なミモザを楽しむことができますよ。

<ミモザの花言葉>


花瓶に入ったミモザ

ミモザの花言葉は「感謝・友情・エレガンス・密かな愛」など様々なものがありますが、どの花言葉もポジティブなものばかりです。
また、西洋では「secret love(秘密の恋)・sensitivity(感受性、思いやり)」などがあります。

<ミモザの香り>


ミモザの花束

ミモザの香りは、風に乗って優しく届くほどで、強いわけではありませんが、多くの人から好まれており、香水や精油になっていたりもします。
お花屋さんでミモザを見かけた際は、そっと鼻を近付けてその香りを試してみてくださいね。

◆ドライフラワーの方法・コツ


ドライフラワーの花束

前述したようにミモザは、ドライフラワーに向いているお花です。
国際女性デーでもらったミモザをドライフラワーにして、お部屋に飾るのもかわいいですよね。
そこで自宅できれいなドライフラワーが作れるよう、ドライフラワーを作る時のコツをご紹介します。

・ドライフラワーにする方法
今回は一番簡単なハンギング方法をご紹介します。
お花を逆さにつるして乾燥させる方法です。

1. お花についている余計な葉を落す
葉から、痛んでしまうことがあるので余計な葉は先にとってしまいます

2. 保水してあった部分を切り取る
花瓶の水に浸かっていたところや、保水のためのゼリーが付いている所は切り取ってください。
なるべく水分が少ない状態で、ドライフラワーにしていきましょう。

3. お花を少量の束にして、つるす
風通しが良く、直射日光に当たらない場所でつるします。
場所が確保できるなら、1本ずつお花をつるしなるべく風通しを良くしてくださいね。
ただ、ドライフラワーを花束にするのはなかなか難しいため、花束の状態でドライフラワーを楽しみたい時は、花束を作った状態で乾燥させることがおすすめです。
可能なら、つるしているお花とお花の間隔は、風通しを良くするため適度に開けるようにしましょう。

お花が乾燥したらドライフラワーの完成です。
だいたい1、2週間程度で乾燥することが多いので、お花の様子を見てあげてくださいね。
ちなみに、早く乾燥させた方が、色がきれいに残りやすいですよ。

・ドライフラワーにするタイミング
きれいにお花が咲いている時に、ドライフラワーにすることがおすすめです。
花瓶に活けた後、咲ききってからドライフラワーにしようとする方も多いですが、お花が元気なうちになるべく早く乾かすことが、きれいなドライフラワーを作るポイントです。

・ミモザと一緒にドライフラワーにしたいお花
「せっかくなら、ミモザと一緒に他のお花もドライフラワーにしたい!」という方のために、ドライフラワーに向いているお花の種類を紹介します。

<バラ>


バラ

バラは、はじめてドライフラワーを作る方でも、きれいに仕上がることの多いお花です。
ドライフラワーになると、色味が少し暗くなることが多いので落ち着いた印象を楽しめると思います。
開花しすぎているバラを使うと花びらが落ちてしまうので、新鮮なバラを使うことがおすすめです。

<センニチコウ>


センニチコウ

紫やピンク、白などの色があるセンニチコウ。
このお花は切り花など生花の状態の時から、お花がカサカサした触り心地なほど、植物全体の水分量が少ないお花です。
そのため、バラと同様に初めてドライフラワーを作る方にもおすすめです。
乾燥した後は少し、セピアがかったような色合いになりますが、優しい雰囲気に仕上がりますよ。

<スターチス>


スターチス

スターチスには、小ぶりなお花が散りばめられているようなボリューム感のあるハイブリッドスターチスと、スターチス シヌアータと呼ばれるぎゅっとお花が整列した歯ブラシのような見た目の物があります。
どちらも生花の状態の時から乾燥しているので、1週間程度できれいなドライフラワーを作ることができます。
スターチスは、ドライフラワーにしてもきれいに色が残りやすいお花の種類です。

<ラベンダー>


ラベンダー

紫色の小さなお花が可愛らしいラベンダー。
ドライフラワーにした後も、良い香りが残っていることが多いので、できたドライフラワーは寝室に飾ることもおすすめです。
ドライフラワーにしたラベンダーを細かく切って、ポプリにするのも香りを楽しめそうです。

<ユーカリ>


ユーカリ

優しい緑色をした丸い形の葉が人気のユーカリ。
お花屋さんで売られている一枝分を使ってドライフラワーにする場合は、小枝を切り分けてからドライフラワーにすることがおすすめです。
お花だけではなく、少し葉物が入るのも素敵ですよね。
ユーカリは水分が抜けやすいので、葉物をドライフラワーにしたい時によく使われる種類です。

紹介した以外にも、多肉やユリなど水分量の多い植物は避けて、植物全体の水分量が少ないものを選べば、きれいなドライフラワーになりやすいでの試してみてくださいね。

◆最後に



今回は国際女性デー、ミモザの日をご紹介しました。
今年は、3月8日に感謝の気持ちを込めて、お花を贈ってみてはいかがでしょうか。
日本では桜の印象が強く、ピンクを連想する方が多いかもしれませんが、ミモザのお花の色である黄色は西洋において春のイメージカラーとされています。
過ごしやすく、何かいいことが起きそうな春の季節をミモザに托してプレゼントしてみてください。
そしてドライフラワーにも挑戦してみてくださいね。

 

誕生日に贈るドライフラワー・スワッグの作り方!可愛い花束を選んで作ろう

誕生日に贈るドライフラワー・スワッグの作り方!可愛い花束を選んで作ろう

最近、植物やお花が好きな方やナチュラルテイストが好きな方の間で、密かなブームになっているモノ――それが、季節の花や草木を束ねて逆さまに吊るした壁飾り、「スワッグ」です。見た目はリースに似ていますが、リースのように編む必要はなく、束ねるだけでOK。生花からドライフラワーになるまで長期間楽しめるのも、スワッグの魅力です。

このブームに乗って、スワッグを誕生日プレゼントに送ってみてはいかがでしょうか?今回は、スワッグの魅力や、可愛いお花をピックアップしてみました。あわせて、スワッグの作り方もご紹介しますので、ぜひ花束を贈る相手にも教えてあげてください♪

生花~ドライフラワーになるまで。お花を長く楽しめるのがスワッグの魅力

生花~ドライフラワーになるまで。お花を長く楽しめるのがスワッグの魅力。色とりどりの花束

花や草木を束ねて逆さに吊るした壁飾り、スワッグ。
スワッグの魅力は、なんといっても長くお花を楽しめることです。花束をもらった場合、普通は花瓶に挿して、枯れてしまったらそこでおしまい…ということが多いかと思います。でも、生花のうちにスワッグにすることで、ドライフラワーになっていく過程を楽しめるんです。
なお、スワッグは最初からドライフラワーで作れってもOK。決まりごとがあまりなく自由に作れって好きに飾ればいいというのも、スワッグの魅力のひとつでしょう。

スワッグにすると可愛い!おすすめの花とグリーン

スワッグにすると可愛い!おすすめの花とグリーン。スワッグを作る

お花が好きなお友達やナチュラルテイストのインテリアが好きなお友達の誕生日プレゼントなら、ぜひスワッグにしやすいお花を選んでみてください。
基本的にどんな花木でもスワッグにできますが、ドライになったときに綺麗な花木がおすすめです。スワッグに向いているのは、こちら♪

・バラ

5本のバラ

・あじさい

あじさいの花

・かすみ草

かすみ草

・千日紅

千日紅

・ミモザ

ミモザの花

・ラベンダー

ラベンダー

・ローズマリー

ローズマリー

また、花の色を引き立たせて全体の色合いをよくするために、グリーンも取り入れましょう。束ねやすいバーセリア・ヒバ・シースターなどの針葉樹や、ユーカリ・ローリエ・オレガノ・タイムなどのハーブ類が向いています。特に、ハーブを入れるとお部屋にふんわりいい香りが漂うのでおすすめです♪

このほか、唐辛子やユーカリの実・松ぼっくり・アーティチョークなどを入れてもいいアクセントになります。

とっても簡単!お友達にも教えてあげて♪スワッグの作り方

とっても簡単!お友達にも教えてあげて♪スワッグの作り方

スワッグの作り方をご紹介します。スワッグはとっても簡単に作れて管理も楽チン!花束を贈るときに、ぜひお友達に教えてあげてくださいね♪

用意するもの

・花・グリーンなど(花束で作れる場合は、花束をそのまま使いましょう)
・麻ひも1m程度
・リボン(好みのものを)
・園芸用または工作用はさみ

作り方

① 束ねやすくなるよう、すべての花・グリーンの根元から10cmまでの葉を落とします。
② 草丈が長いものから順に手にとり、上から草丈が短いものを重ねていきます。
③ すべてまとめたら、全体のバランスを見て長さや位置を調整します。
④ 形が決まったら、花材のまわりに麻ひもをグルグルと巻き付けて回してきつめに固定します。
⑤ 麻ひもを巻き付けたら、固結びをします。
⑥ 固結びをして余った部分で、壁にかけるための輪っかを作れります。
⑦ 麻ひもの上から、好みのリボンを結んだら完成です。

完成したスワッグは、直射日光の当たらない風通しのいい壁にかけて乾燥させます。気候にもよりますが、だいたい2~3週間でドライフラワーになります。
スワッグの草木や花がドライになったら、壁にかけて楽しみましょう。

スワッグをもっと楽しむために。ドライフラワーになってからの管理方法

ドライフラワーを綺麗な状態で長持ちさせるために気をつけたいのは、カビや虫が発生しないようにすること!カビや虫を防ぐためには、湿度が高いところに飾らない・水が当たらないようにする・ホコリをこまめに取り除くといったことに気をつけましょう。
誕生日プレゼントとして贈るなら、渡すタイミングで注意点も伝えてあげてください♪

■人気のフラワーボックス関連記事はこちら!
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>>思わず食べたくなる!?ケーキ風フラワーアレンジメントの作り方

2018-07-13 | Posted in , 花飾りアドバイスNo Comments » 

 

吊るしてドライフラワーにも。ナチュラルテイストな癒しのブーケ

吊るしてドライフラワーにも。ナチュラルテイストな癒しのブーケ

フラワーブーケといっても、そのスタイルは実にさまざま。お花の品種は無数にあるからこそ、組み合わせ次第で様々な印象のフラワーブーケを作ることができます。

忙しい毎日を過ごす女性への贈り物としておすすめなのが、ナチュラルテイストな癒しのブーケです。
花持ちのいい品種を組み合わせると長く楽しめますし、部屋に吊せばドライフラワーにもアレンジ可能!作り方をご紹介しますので、ぜひチャレンジしてみてください。

フラワーブーケに使うお花一覧

フラワーブーケに使うお花はスターチス・スプレーバラ・バラ・ユーカリ

【白いスターチス(ハイブリッド系)】
特徴:小さくも豪華な花弁が特徴。ドライフラワーになっても色あせません。
花言葉:変わらぬ心・永遠に変わらない

【赤のスプレーバラ】
特徴:1本の茎に大型の花が複数つくことからフラワーアレンジメントで人気です。
香り:甘く上品な香り
花言葉:包容力・小さくてもそっと寄り添ってくれる存在感

【オレンジのバラ】
特徴:存在感の大きな花が特徴。フラワーブーケの大定番です。
香り:甘く上品な強い香り
花言葉:情熱・絆・プライド・幸多かれ

【ユーカリ】
特徴:アロマオイルなどにも使われており、癒し効果が期待できます。
香り:すっきりとシャープでフレッシュな香り
花言葉:新生・再生・思い出

フラワーブーケの作り方

STEP1:余分な葉っぱやバラのトゲを切り落としていきます。
余分な葉っぱやバラのトゲを切り落としていきます

STEP2:花材をバランス良く束ねていきましょう。
花材をバランス良く束ねていきましょう。

STEP3:麻ひもを結びます。
麻ひもを結びます。
POINT:ドライフラワーにすると緩くなるので固めに結ぶことを意識してください。

STEP4:完成です。

このブーケは「親しい女友達へプレゼントしたい人」におすすめ!

その豊かな香りで癒し効果まで期待できるフラワーブーケは、30代〜50代を中心とする親しい女友達へ贈ると喜ばれるでしょう。
今回の手作りブーケで使用した品種はどれも花持ちが良く、ドライフラワーにしても華やかさを失うことがありません。
忙しい方であっても、特別な手入れを必要としないため、気軽に楽しんでもらえるはずです。

動画監修者

小西 拓
小西 拓

石川県在住、フラワーデザイン競技会グランドチャンピオン選手権・2018年度優勝者。実家が花キューピット加盟店で、ご両親の世代から花屋を生業としている。 大学卒業後はJFTDの専門学校に入学し、花屋を開業するために経営や技術・ノウハウを習得する。季節の花を用いることを大切にし、茎も葉もすべてが花の一部であり命あるものとして捉え、花の可能性を探っている。

2018-05-22 | Posted in , 花飾りアドバイスNo Comments » 

 

ドライフラワーの作り方

お花をもらったり買ったりしたときは、誰もが長持ちさせたいと思いますよね。

お花を綺麗な状態で保つ方法のひとつに、ドライフラワーにするということがあげられます。一見作るのが難しそうなドライフラワーですが、実はとっても簡単。

今回の花だよりでは、ドライフラワーについてお伝えいたします。

■ドライフラワーに向く花

dryflowerドライフラワーとは、その名の通り乾燥させたお花です。水やりの必要がなく、長く楽しむことができます。特別な記念日などにもらった花束をドライフラワーにすれば、より長い間手元に置いておくことができますね。

ドライフラワーにはしやすい花としにくい花があり、バラやカスミソウ、センニチコウは、特に綺麗なドライフラワーをつくることができます。反対に、ユリやトルコキキョウ、チューリップなどの水分が多い花をドライフラワーにするのは難しいとされています。

色の濃い花をドライフラワーにすると、その色合いを残すこともできます。ただし、真紅のバラについては、ドライフラワーにすると黒くなってしまいます。ドライフラワーにするなら、ピンクやオレンジ、黄色のバラがおすすめです。

■ドライフラワーの作り方

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ドライフラワーの作り方にはいくつか方法がありますが、もっとも簡単な方法にハンギング法という方法があります。

まず、花瓶などに生けていた場合は、水に浸かっていた部分を切り落とします。その後、余分な葉を落としましょう。

大輪の花は一輪ずつ、小さな花は輪ゴムで束ね、麻ひもやビニールひもを茎に結び付けます。風通しがよく、日があたらない静かな場所に、花を下向きにしてつりさげましょう。

干している期間は花の状態によっても変わりますが、大体1週間~2週間ほどつりさげておけば、自然と乾燥します。

ドライフラワーになった花は、束ねて壁につりさげればオシャレなインテリアになりますし、花瓶やカゴに飾れば生花と同じように楽しむこともできます。生花とはまた違った趣きがあり、様々な方法で生活を彩ることができます。

お花をより長く楽しみたいときには、ドライフラワーを作ってみませんか。

2015-11-13 | Posted in , 花飾りアドバイスNo Comments » 

 

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