送別会
退職祝いの餞別はいくらの花束?~予算や準備、花言葉~
春は別れと出会いの季節と言うように、退職や転職が多い時期ではないかと思います。
先輩や上司が退職される方や、同僚が転職するという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は退職祝いで餞別を贈る際の予算などをご紹介したいと思います。
お世話になっていた分「今までありがとうございました」や「お疲れ様でした」、「新しい環境でも頑張ってください」という気持ちを込めて花束などの贈り物をしようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
◆退職祝い餞別の予算
退職祝いに花束やプレゼントを贈ろうと思った際に、まず気になるのが予算・金額ではないでしょうか。
退職祝いの餞別の金額は3,000~8,000円を予算にしている方が多いようです。
部署やチームで予算を集める場合は、1人500円~3,000円ほどを集めることがあるようです。
複数人でお金を出し合うときは、役職や立場によって徴収する金額を変えてもいいかもしれませんね。
ちなみに近年では、感染症の問題により送別会や食事会を行いにくいため、その分餞別の予算を上乗せするところもあるようです。
例えば、送別会と3,000円の花束を贈る予定だった場合は豪華に8,000円の花束にしたり、花束と他にお菓子や食品系のプレゼントを用意したりすることもおすすめです。
ただ餞別の予算には、決まりはありません。
そのためここでご紹介したのは、あくまでも目安として捉えてくださいね。
退職や転職をされる方が親しい方である場合や、立場などによっても餞別(退職祝いの贈り物)の金額が変わってくるかと思います。
これまでの相手との関係性などを考慮しながら、予算を考えてみると良いのではないでしょうか。
◆餞別で渡す王道ギフト
ここからは、餞別(退職祝いの贈り物)としてプレゼントされることの多い、王道ギフトをご紹介したいと思います。
これまでの感謝の気持ちや、新しい環境でのエールの気持ちを込めて、相手に喜んでもらえるプレゼントを選ぶことができるといいですよね。
<花束>
退職祝いで欠かせないのは、やはり花束ではないでしょうか。
CMやドラマで退職するシーンでは、必ずと言っていいほど登場する花束。
退職する際は、花束を受け取るものというイメージがある方もいらっしゃるかもしれません。
このように退職祝いの贈り物(餞別)と聞いて、花束を連想される方が多いほど王道のギフトの1つとなっています。
人生の中でも1つのポイントとなる退職や転職のタイミングで、花束を渡すことで華やかさを演出することができます。
また花束は、良い意味で長く残るものではありません。
花束で活用されている、美しく周りを彩ってくれる花々は、どんなにお手入れをしてもドライフラワーなどにしない限り、長い期間は飾ることができません。
相手の手元に残ってしまうものよりも、その時を美しく彩る消え物である花の方が、相手の負担になることも少ないという理由で選ばれていることもあると思います。
加えて花束などで使われている花は、もらって嫌な気持ちになる方がいないといってもいいほど万能なプレゼントでもあります。
洋服やマグカップなどのアイテムを選ぶと、プレゼントされた方の趣味や好みと合わない場合もあります。
受け取った方が「プレゼントしてくれた人の気持ちを考えて捨てるに捨てられないけれど、好きなデザインではない……」というモヤモヤとした気持ちになってしまうことも……。
一方で花は一般的なデザインの場合、趣味に合わないというようなことは起こりにくいものです。
「感謝の気持ちはあるけれど、どんなものが好きなのか考えてみると分からない」という方にも花のプレゼントはおすすめなのです。
そして花は、金額を調整しやすい贈り物でもあります。
花束はご存知の通り、切り花をまとめて束ねたものです。
そのため花の本数を自由に調節しやすく、サイズや花の種類を変更することで予算に合ったプレゼントを贈ることができます。
花1本の金額は花の種類によっても異なってくるため、少し予算をオーバーしてしまった場合は、数本分の花の種類を変えるだけでも予算ぴったりに合わせることもできるかもしれません。
もちろん、1輪の花を抜いてその分の予算を抑えるということもできますよ。
<お菓子・食品>
花束と一緒に贈られることも多い、お菓子・食品系は退職祝い(餞別)によく選ばれています。
花と同じ消え物であることが大きなポイントの1つです。
退職祝いの場合は、ずっと残ってしまう物よりもすぐに食べ切れてしまうものなどの方がいいのかもしれませんね。
お菓子やその他食品を選ぶ際は、相手の好みやライフスタイルに合わせることがおすすめです。
普段コーヒーをよく飲んでいる方なら洋風のスイーツを選んだり、お酒が好きという話をしていた方なら、おつまみになりそうなものを選んだりするのもいいかもしれません。
お菓子(スイーツ)を贈る際に、和風か洋風で悩んだ際は先にご紹介したように、普段飲んでいる飲み物を参考にしてみるといいかもしれませんね。
また子供がいるなど、家族構成が分かる場合はお菓子の内容量や、子供が食べやすいかなども考慮するとよいかもしれません。
ちなみにケーキや刺身など冷蔵で保存しなければいけないものや、賞味期限が1日など短いものは、扱いが大変なので退職のプレゼントには向かなそう。
極端に賞味期限が短いものや、常温で保存できないものは注意が必要です。
<カタログギフト・商品券>
相手の好きなものを選ぶことができる、カタログギフトや商品券も退職祝いの贈り物(餞別)としてプレゼントされることが多いようです。
プレゼントする相手が好きなものを選べるため、趣味や好みが合わなかったということはなくなりそうですね。
ただカタログギフトや商品券だけをプレゼントすると、見た目が少し味気なくなってしまう場合もあります。
花束やお菓子などとカタログギフト・商品券をセットにしてプレゼントすると雰囲気が出て、より良い演出になるかもしれませんね。
そのため、寄せ書きに商品券が入った封筒を貼り付けたり、先に紹介したように何かとセットでプレゼントしたりと、渡し方を少し工夫してみるのもよさそうです。
また商品券の場合は、プレゼントした金額が分かってしまう場合もあります。
金額が相手に伝わってしまうことが気になるという方は、カタログギフトを選んだ方が良いのかもしれません。
過去にも退職者がいる場合は、そのときに贈った商品券・カタログギフトの価格が分かると思うので、今までどんなものを餞別として贈っていたのかもチェックしてみると良いかもしれませんよ。
▼退職祝いでプレゼントしたい花束はこちら
◆退職祝いにおすすめな花の種類
先にご紹介した通り、退職祝いの王道ギフトとなっている花束。
ここからは、退職祝いにぴったりな花の種類をご紹介します。
退職祝いにぴったりな花言葉を持った、明るく華やかな雰囲気の種類を掲載していますので、参考にしてみてください。
<ガーベラ>
ガーベラの花言葉:「希望・常に前進」など
ガーベラの花言葉は「希望」や「常に前進」などで、ポジティブなものばかり。
退職・転職を機に、これから新しい環境になる人に贈りたい花言葉です。
丸くてかわいらしいガーベラは、もらった人が元気になれるような花。
赤やオレンジ、黄色のガーベラは輝く太陽のようにも見え、周りを明るい雰囲気にしてくれます。
ちなみにガーベラは他の花よりもお手頃なことが多く、退職祝いに花の本数が多い花束をプレゼントしたいと思っている方には特におすすめです。
予算が限られているけれど、花とお菓子をプレゼントしたいという方にもガーベラは味方になってくれるはずです。
<アルストロメリア>
アルストロメリアの花言葉:「未来への憧れ・持続」など
「未来への憧れ」という花言葉は、新天地での活躍を願う応援の気持ちを込めることができそう。
新しい環境でも素敵なことが待っていそうな気がしますよね。
小さなユリのような花を1つの茎からたくさん咲かせるアルストロメリアは、花束に加えるとボリューム感をアップさせてくれます。
そのため、アルストロメリアはメインの花を選んだあと、ボリューム感が足りない時や、花と花との隙間が気になる時にも活躍してくれます。
また、アルストロメリアは1つの花で複数の色が使われていることが多い花でもあります。
カラフルで明るい、華やかなデザインをプレゼントしたいと考えている方も、ぜひアルストロメリアを候補に入れてみてくださいね。
ちなみにアルストロメリアは花持ちが良く、花が長持ちしやすいため、自宅に持ち帰った後もきれいな花を比較的長く楽しむことができます。
<バラ>
バラ全体の花言葉:「愛・美」など
ピンクのバラの花言葉:「感謝・しとやか」など
オレンジのバラの花言葉:「絆・信頼」など
花の女王とも言われる、バラ。
バラ全体の花言葉は「愛・美」などで、退職祝いの贈り物としては最も良いようには思えませんが、ピンクのバラの花言葉は「感謝」です。
またオレンジのバラの花言葉は「絆・信頼」などがあります。
女性からの人気も高いピンクのバラは花言葉の通り、今までの感謝の気持ちを伝えることができそうです。
赤バラよりもロマンチックになりにくいにも関わらず、美しくかわいらしいピンクバラは退職祝いの贈り物(餞別)に最適です。
また男性にも贈りやすいオレンジのバラの「絆・信頼」という花言葉は、今まで培ってきた強い絆を表現することができそうですね。
花=女性というイメージを持っている方や、花はキュートな印象が強いという方もいらっしゃると思います。
しかし、オレンジや黄色、グリーンなど色を変えることによって、キュートなデザインだけではなく男性にも贈りやすいデザインにすることもできます。
有名な花であるバラは、男女問わずお祝いの場で活用されることが多く、退職祝い(お祝い)の王道の花を贈りたいと考えている方には特におすすめです。
<春の花:スイートピー>
先に紹介した花は1年を通してお花屋さんで見かけることができますが、ここからご紹介する花は春限定です。
スイートピーの花言葉:「門出・優しい思い出」など
スイートピーの花言葉である「門出・優しい思い出」はまさに退職祝いにぴったり。
この「門出」という花言葉はスイートピーのひらひらとした花姿が、飛んでいく蝶々のように見えることから付けられたと言われています。
スイートピーはこの花言葉と季節が重なり、退職祝いだけではなく卒業のお祝いでもよく活用されています。
パステルカラーの印象が強いスイートピーですが、ビビッドな濃い色も流通しています。
そのため、ふんわり優しい春の雰囲気を連想させるデザインにも、はっきりとした色合いでまとめることもできるのです。
ちなみにスイートピーはお花屋さんで主に1月~3月頃に流通しています。
時期が合う方はお世話になった方の新たな旅立ちを、スイートピーでお祝いしませんか。
<春の花:チューリップ>
スイートピーと同じく、チューリップも春限定の花の1つです。
チューリップの花言葉:「思いやり」など
チューリップの「思いやり」という花言葉は、今までお世話になった上司や先輩にプレゼントしたいものですよね。
パッと開いた花ではなく、つぼんだ様子を楽しむチューリップ。
そのつぼんだ花姿がかわいらしいため、春に贈られる花束やフラワーアレンジメントの中では、退職祝いなどを含め様々な用途を総合して人気NO.1と言われています。
チューリップは子供からお年寄りまで知られている花の1つで、多くの方が親しみを持ちやすい花ではないでしょうか。
見ていると、ほっと一息ついてしまうようなどこか落ち着いてしまう愛らしいチューリップ。
そんなチューリップは、今まで頑張ってきた分、これからは少しゆっくり過ごしてもらいたいという気持ちも伝えてくれるかもしれませんね。
ちなみにチューリップは主に1月~4月、11月~12月に流通しています。
タイミングが合う際は、季節の花としてチューリップを花束に入れてみてくださいね。
退職祝いに贈る花の種類や色に関してもっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
こちらも合わせてご覧ください
退職祝いにおすすめの花~相場・色・種類・マナー~ 今回ご紹介していない花の種類や花束のおすすめの色などを掲載中 |
◆事前に準備する物・こと
最後に退職祝いを渡す前に、事前に準備しておくべきことと、準備しておきたいアイテムをご紹介します。
<メッセージカード>
餞別を渡す際は「今までありがとうございました。」だけでも、メッセージカードを付けておくとより気持ちが伝わりやすいかもしれません。
長いお手紙は必要ないと思いますが、メッセージカードにプレゼントする相手の名前や、誰からもらったかが分かるように「○○一同より」と書いておくのもいいと思いますよ。
<持ち帰り用袋>
花束やお菓子を職場で渡すという方は、持ち帰り用の袋を用意しておくと親切かもしれません。
花束やお菓子などを購入した際に持ち帰り用の袋がそもそもついているということもあるので、袋があるかどうかも事前に確認しておくことがおすすめです。
最終出社日は今までの荷物を持ち帰ることなどが多いため、帰りの荷物が普段よりも多くなることがあります。
プレゼントしたもので手を煩わせないように、持ち帰り用の袋は確認しておきましょう。
<アレルギー>
特にお菓子など食品系をプレゼントしようと考えている方は、贈る相手にアレルギーがあるかどうかを確認しておくことがおすすめです。
<最終出社日>
最終出社日は忘れないように、事前にチェックしておくことがおすすめです。
せっかく退職祝いの贈り物(餞別)を用意していたにも関わらず、もう会社に来るタイミングがないということや、通販で注文しておいた日付を間違えて受け取ることができないなど、用意したプレゼントが渡せなくならないように最終出社日は事前に確認しておきましょう。
また近年では出社する日とテレワークの日が、両方あるという会社も珍しくありません。
仕事はしているけれど、渡そうと思っていた日がテレワークだった……ということがないように注意してくださいね。
◆最後に
今回は、退職祝いの贈り物(餞別)についてご紹介しました。
予算や退職祝いにぴったりの花、事前に準備することなどは参考になったでしょうか。
退職や転職は本人にとっても、周りの人にとっても環境が変わる大きなポイントの1つ。
今までの感謝の気持ちや、これからの応援の気持ちを込めて贈り物ができるように事前に、準備しておくことがおすすめです。
タイミングを逃すとプレゼントを渡せなくなることも……。
うっかり準備するのを忘れていたという方は、花キューピットのサイトをチェックしてみてください。
15時までの注文で、翌日に花束やフラワーアレンジメントを届けることができます。
もちろん、まだ渡すまでに時間に余裕があるという方も、花キューピットでは3か月先のお届け日まで指定することができますので、サイトをのぞいてみてください。
1年通して購入できる花束・フラワーアレンジメントの他に、 3月20日までは春の花を使った退職祝いのギフトを用意しています。
ぜひご参考に。
退職祝いにおすすめの花~相場とマナー~
お世話になった先輩の退職や、一緒に頑張ってきた同僚が転職するなど…そんな大切な方へ送別会や、会社に来る最後の日に花束を渡したいと考えている方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
もしかすると「今までお疲れ様」の気持ちを込めて、お父さんやお母さんへ退職祝いを贈るという方も、いらっしゃるかもしれませんね。
退職祝いや転職先へ送り出す際は、感謝の気持ちやお祝いの気持ちを込めて花束を贈ることが多いように思います。
しかし、いざ花を渡すとなると「相場はどれくらいなのか」や「どんな花の種類がいいか」、「何色にしよう…」と、悩んでしまうことも多いのでは?
今回は、送別会・退職祝いで贈りたい花についてご紹介します。
今までお世話になった方だからこそ、新しい環境への門出は、華やかでおしゃれなお花をプレゼントしたいですよね。
退職祝いに渡す花の相場
退職祝いや送別会で渡す花の相場は、立場や関係性によって異なります。
直属の上司に渡すときと、少し離れた部署にいる後輩へ贈るのでは、予算も変わってくると思います。
思い出の多さや、お世話になった頻度に花の金額を決めてもいいかもしれませんね。
そして、花を何名で購入するかによっても、金額は異なります。
1人で負担する場合と、20名で負担する場合が同じとは思えませんよね。
複数人で花を購入する時は、退職される方と同じ部署のメンバーから一律1,000円を集め、花代にあてることもあるそうです。
そうなると、花代は人数×1,000円となります。
また、役職によって集める金額を変えることもあるようです。
例えば部長は5,000円で、ほかの社員は1,000円ずつ集めて花を購入するなど、部署やチームで花を購入するときは、フラワーギフトの金額を決めてから、1人いくらお金を集めるかを考えてもいいかもしれませんね。
花を購入する場合は、関係性や何名で購入するかを考えてみてください。
一般的な退職祝いの花の相場は以下の通りです。
・同僚や同期に贈る場合:3,000~5,000円
・上司や先輩に贈る場合:5,000~10,000円
ただ、年代などによっても花の金額は変わることも多いようなので、1つの参考としてとらえてみてくださいね。
花の予算がわからない場合や決められない時は、同じチームの人や部署の人に相談してみると安心ですね。
ちなみに、寿退社の場合は引き出物と、同じくらいの金額で用意することが多いようです。
退職祝いのマナーについては、マナー講師の石井先生にインタビューした記事でまとめてあります。
気になる方は、ぜひ合わせてご覧ください。
定年退職祝いのお花のマナー!予算・メッセージ・プレゼントのおすすめなど【マナー講師監修】 定年退職のお祝いにお花を贈る際のポイント・プレゼントの選び方・心に残るメッセージ・贈る際の注意点などのあれこれについて、マナー講師の石田宙子さんに詳しく教えていただきました。 |
退職祝いに贈る花の色
退職祝いに贈る花の色はオレンジ色やグリーン、黄色などはいかがでしょうか。
優しい色や、暖かい色合いが人気のようです。
特にタブーとされる色はないので、お供えのようなイメージにならないことに気を付けながら、華やかな色を選びましょう。
明るい色や、さわやかな色がおすすめです。
花を贈る相手の好きな色や、イメージカラーに合わせることも多いようですよ。
プレゼントする人のことを考えながら、花束やアレンジメントの色味を決めてみましょう。
おすすめの花の種類
華やかで明るい、退職祝いにおすすめな花をご紹介します。
バラ
お祝いのシーンに欠かせないバラは、退職祝いの花束やアレンジメントでも人気な花です。
特におすすめなのは、ピンクバラとオレンジバラです。
ピンクバラの花言葉には「感謝」などがあり、今までの感謝を伝えることができそうです。
ピンク色のバラは上品でありかわいらしい花なので、女性へ贈るフラワーギフトにおすすめです。
そしてオレンジバラは、あたたかみがあり、男女問わず好まれている花です。
花言葉には「絆」などがあるため、今まで一緒に頑張ってきた気持ちなどを込めることができそうです。
オンシジューム
黄色い蝶々が飛んでいるようなオンシジュームは、明るい雰囲気で、退職祝いの花束やアレンジメントによく活用されています。
1つの花自体は大きなものではありませんが、1本の茎が分岐し、たくさん花をつけた様子は、まさに華やか。
花束に入れれば、ボリューム感を増してくれることもあり、一段とフラワーギフトを豪華な雰囲気にしてくれます。
トルコキキョウ
ドレスのように何枚もの花びらを重ねたトルコキキョウは、新しい環境へ飛び立つ門出の日にぴったりな花です。
トルコキキョウを使えば、上品でありゴージャスな印象の花束やアレンジメントを作ることができますよ。
そんなトルコキキョウは、性別に関係なく人気のある花の1つです。
ちなみに花言葉は「優美・すがすがしい美しさ」などがあります。
ユリ
1つの花が大きく美しいユリは退職祝いをはじめ、よくお祝いの花束やアレンジメントに選ばれています。
凛とした印象の花も目を引きますが、ユリの魅力は花姿だけではありません。
ユリは他の花よりも、香りがいいことが知られています。
品種によって香りが少ないものもありますが、花の香りを楽しんでもらいたいと思うならユリがおすすめです。
また、「ゆりさん」や「ゆりえさん」、「さゆりさん」など、名前に「ユリ」が入っている方もいらっしゃるので、名前に合わせて花を選ぶのもいいかもしれませんね。
デンファレ
デンファレは、お祝い事の時に贈ることの多い胡蝶蘭と花姿が似ています。
そのため、お祝いの印象が強い花でもあります。
デンファレの上品な花姿は、高級感があり華やかな印象のフラワーギフトを贈りたい方に人気です。
他の花と合わせることも多いですが、デンファレだけで作った花束もよくプレゼントとして選ばれています。
また花言葉は「有能」などがあります。
退職祝いに花を渡すときのマナー
退職祝いで花を渡すときに、少し意識しておくと良い、マナーがあります。
せっかく花を贈っても、プレゼントした相手を困らせてしまったらよくないですよね。
会社に来る最後の日や、送別会で花束やアレンジメントを贈ろうと思っている方は、ぜひチェックしておいてください。
サイズ感に注意する
今までの感謝の思いを込めて「大きくて豪華な花を贈りたい!」という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし花を贈る相手が電車で帰るときや、花以外の会社の荷物も持って帰るという場合は、サイズに注意が必要です。
なぜなら、渡した花のサイズが大きすぎると荷物になってしまうこともあるからです。
一方、会社の荷物が少なく車で帰宅するという場合は、移動する際に「花が大きすぎて困る」ということは少ないかもしれません。
そのため花のサイズは、以下のことから考えることがおすすめ。
- 電車や車など、相手が何を使って帰宅するか
- 花と一緒に持って帰る荷物の量
「花を渡す当日、どのくらいの荷物かわからない…」という方は、大きすぎないサイズ感の花束やアレンジメントを選びましょう。
持ち帰るための袋を用意する
花束やアレンジメントを渡した後は、持って帰りやすいように袋を用意しておくと良いでしょう。
電車で花を持ち帰るときや、送別会の会場から帰宅する場合など、花を持って歩く場面は意外と多いもの。
花束やアレンジメントはそのまま渡すよりも、花と一緒に持ち帰り用の袋があるほうが親切です。
渡す花の形によって、最適な袋のサイズや形が異なることもあります。
例えば、アレンジメントを持ち運ぶ場合は、マチのある紙袋などが便利で、花束は花束用の先がとがった形のビニール袋なども販売されています。
花を受け取った方に負担をかけないように、袋も意識しておくと良いですね。
退職祝いのマナーについてもっと知りたい方は、こちらも合わせてご覧ください。
定年退職祝いのお花のマナー!予算・メッセージ・プレゼントのおすすめなど【マナー講師監修】 詳しい花の選び方や、退職祝いに添えるメッセージの例文なども掲載しています。 |
最後に
今回は、退職祝いや送別会で渡す花についてご紹介しました。
転職されて新しい職場で新たなスタートを切る方や、定年退職されて新しい人生を楽しまれる方など、渡す相手はそれぞれだと思います。
そして、花を贈る側も思い出を振り返ると、様々な気持ちがこみあげてくると思います。
一緒に過ごした時に感じた素敵な気持ちを花で伝えられますように。
花キューピットでは退職祝い・送別会に贈りたいフラワーギフトをご用意しております。
3月31日までは「春の退職祝い・送別会特集」として旬の花を使った花束やアレンジメントをそろえていますので、ぜひチェックしてみてください。
ちなみに花キューピットで花を注文すると、会社など自宅以外も花束やアレンジメントをお届けすることができます。
会社終わりだとお花屋さんが閉まっているという方や、送別会の会場に花を持ってきて欲しいという方は、ぜひ活用してみてください。
退職祝いによくある質問
ここでは、退職祝いを贈る時に疑問に思うことをまとめました。
退職祝いの金額はいくらですか
退職祝いの予算相場は5,000円程度です。同僚や同期に贈る場合は3,000~5,000円、上司や先輩に贈る場合は5,000~10,000円で贈るなど関係性で変えることもあるようです。
退職祝いの色は何色が良いですか
優しい色がおすすめです。オレンジなどの暖かい色のおすすめです。>>詳しくはこちら
退職祝いのメッセージ例が知りたいです
「①(相手に対して)今までの感謝の気持ち②(今、自分たちが抱えている)寂しい気持ち③(相手に対して)後のことは私たちに任せてくださいという決意」を書くといいとされています。>>メッセージの例文と構成の仕方についてはこちら
いつまでに注文すれば退職祝いのお花が届きますか
花キューピットでは、お届けする前日17時までに注文すれば、会社や自宅に退職祝いのお花をお届けします。>>退職祝いの注文はこちら
退職祝い・送別会~おすすめのお花~
3月が近づいてくると「退職」や「送別」という言葉をよく耳にしますよね。
退職祝いや送別会では、これまでの感謝の気持ちと新しい日々の応援を込めて、お花を贈ることが一般的です。
ドラマのシーンでも、見たことがあると思います。
ただ「いざ、退職祝いのお花を用意しよう」と思っても、悩んでしまうこともありますよね。
そのため、今回は退職祝いのお花について紹介します。
今までお世話になった特別な人には、素敵なお花をプレゼントしましょう。
◆退職祝いに渡すおすすめのお花の形って?
退職祝いのお花を用意しようと考えた時、初めに悩んでしまうのは、お花の形(スタイル)ではないでしょうか?
お花はアレンジメントや花束、さらに鉢物などの形があり、それぞれに長所があります。
ここでは、退職祝いで贈られる人気の形をご紹介します。
2019年1月1日から、12月31日までの1年間で、花キューピットで注文された退職祝いのお花の形をまとめました。
グラフを見ると、約70%の方が花束を選んでいることが分かります。
では、なぜ退職祝いではアレンジメントではなく、花束の方が多く贈られているのでしょうか。
退職祝いで花束が選ばれる理由を考えてみました。
1つ目は、「渡しやすい」こと。
退職祝いのシーンや送別会のシーンは、お花を手渡しすることが多いですよね。
花束はお花が束ねられラッピングされているため、器に活けられているアレンジメントよりも渡しやすいのです。
2つ目は、「持ち帰りやすい」こと。
花束はアレンジメントよりも、お祝いのお花をもらった方が持ち帰りやすい形なのです。
アレンジメントを持ち帰る時は、マチ付きの紙袋などに入れることが多く、意外と場所を取ってしまいます。
車での移動や、直接ご自宅へ贈る時はアレンジメントもおすすめですが、電車やバスに乗って移動する場合などは、お花がかさばらない方が嬉しいですよね。
◆お花の相場は?
退職祝いのお花は、会社全体や部署ごとなど複数人で贈る時と、特にお世話になった方や友人など個人から贈る時がありますよね。
ここでは、お花の目安となる金額(相場)をお伝えします。
・個人でお花を贈る時は3,000円~
・部署など複数人でお花を贈る時は5,000円~
ちなみに、複数人で贈る場合は1人500円~3,000円程度の金額を出し合うことが多いようです。
また、役職などで集める金額を変えることもあるそうです。
参考にしてみてくださいね。
◆おすすめな花の種類って?
華やかで退職祝いにぴったりなお花の種類をご紹介します。
<バラ>
・赤バラ
知らない人はいないほど、有名で王道のお花です。
「花の女王」とも呼ばれています。
年代・男女問わず好まれる赤バラは、「情熱・愛」などの花言葉を持っています。
今まで仕事に注いでいた情熱を表してくれそうですよね。
また有名で人気なお花なので、多くのお花屋さんで取り扱っています。
どこのお花屋さんでも用意ができることは、便利ですよね。
・オレンジバラ
暖かな色味で、男女問わず人気の色であるオレンジ色。
オレンジ色はビタミンカラーとも呼ばれていて、相手の気持ちを元気にしてくれそうです。
そんなオレンジ色のバラの花言葉は「絆」。
先輩はもちろん、同僚や友人の退職祝いで贈りたい花言葉ですよね。
・ピンクバラ
特に女性から人気の高いピンクバラ。
このお花はバラが持つ美しさと可愛らしさを、同時に楽しませてくれます。
かわいいものが好きな方に贈るお花として、おすすめしたいお花の1つです。
花言葉には「感謝・暖かい心」などがあり、今までの感謝を伝えてくれそうですよね。
<ユリ>
比較的に大きなお花が、優美で存在感のあるユリ。
他のお花と合わせることはもちろんですが、ユリだけを使ったフラワーギフトもめずらしくありません。
また、ユリが1つあるだけで特別な華やかさが出るため、退職祝いのお花でもよく使われています。
ちなみにユリは香りが強いイメージがありますが、最近では香りがない品種もよく流通しているんですよ。
<デンファレ>
デンファレの胡蝶蘭に似ているお花が、高級感と落ち着きのある美しさを演出してくれます。
花言葉は「お似合いな二人・有能」などがあります。
「お似合いな二人」という花言葉に定年退職されるお父さんへ、これからの夫婦生活を楽しんでもらいたいという気持ちを込めることや、寿退社される方に贈ることもおすすめです。
もう1つの花言葉「有能」には、相手への尊敬の気持ちを託してもいいと思います。
<オンシジウム>
小ぶりで鮮やかな黄色のお花をたくさん楽しめるオンシジウム。
オンシジウムがフラワーギフトに入ることで豪華に見えることはもちろん、花もちが良いことも人気なお花です。
ランの仲間であるオンシジウムの花姿は、チョウが舞う様子やドレスで踊っている様子に例えられるほど華やか。
新しい道へ進んでいく方を、オンシジウムで華やかに送り出してあげましょう。
<季節のお花>
食べ物と同じように、お花にも時期によって「旬」があります。
退職される方が多い季節「春」におすすめしたいお花の種類を紹介します。
・スイートピー
甘い香りと可愛らしいパステルカラーが、人気のスイートピー。
退職祝いに関わらず、卒業祝いなどでもよく取り入れられるお花の1つです。
柔らかく優しい印象のお花は、春の退職祝いの贈り物に最適。
花言葉は「優しい思い出・門出」などがあり、今までの思い出や想いをお花に托すと同時に、新たな門出を祝福することができます。
・チューリップ
開ききらないふっくらとした花姿が、可愛らしいチューリップ。
花壇やお花屋さんで見かけることが多く親しみがあるお花の1つだと思います。
そんなチューリップは、春の人気ナンバーワンのお花です。
カラーバリエーションが豊富であり、花びらがフリルの様になっていたり丸みがあったりと様々な姿を楽しませてくれることから、特に女性からの支持が高いです。
スイートピーなど、他の春のお花と合わせることも人気がありますよ。
◆お花の準備は?
会社で渡すことの多い退職祝いのお花。
前日にお花を購入し会社に置いておいたり、会社の近所にあるお花屋さんへ休憩時間に買いに行ったり方法は様々です。
しかし前日に準備しようとしても、仕事終わりにはお花屋さんが閉まっていることや、会社の近くにお花屋さんがあるかが分からないなど…悩んでしまうことも多いですよね。
もし、お花の準備で困ってしまった時は花キューピットをご利用ください。
花キューピットでお花を注文すれば、お花屋さんが会社にお花をお届けしてくれます。
当日に会社を出て買いに行かなくていいのは、助かりますよね。
▼退職祝いのお花はこちらから▼
また3月まで、春に退職される方に贈りたい旬のお花を使ったフラワーギフトもご用意しています。
▼春の退職祝い・送別会はこちらから▼
◆一緒にメッセージを渡すなら?
一緒に働いていた会社の先輩や同期、さらには定年を迎えるお父さんなど「退職」という節目にお花を贈りたい相手は、特別な思いのある方が多いですよね。
感謝やお祝いの気持ちをもっと伝えるために、お花を贈る時はメッセージも一緒にプレゼントするのはいかがでしょうか。
ここでは、メッセージの例文をご紹介します。
花キューピットでは、30文字程度のメッセージカードを無料でお付けできますので、ぜひ使ってみてくださいね。
ちなみに、例でご紹介するメッセージは約30文字です。
<目上の方>
・今までお疲れ様でした。本当にありがとうございました。(26文字)
・入社当時から優しくご指導して頂いたこと、とても感謝しています。(31文字)
・長い間お世話になりました。これからもご自愛なさってください。(30文字)
<同僚・同期>
・新しい生活を楽しんでくださいね!今までありがとう(24文字)
・これからも明るい○○さんでいてくださいね。応援しています。(29文字)
・気軽に話せなくなるのは寂しいですが、いつか会えると信じています(31文字)
・お互いこれからも頑張りましょうね。(17文字)
・いつも話を聞いてくれてありがとう。たくさん助けられました。(29文字)
<両親>
・定年退職おめでとう。これからは第2の人生を楽しんでね(26文字)
・家族のために働いてくれたこと、とっても感謝しています(26文字)
メッセージがあると、より一層気持ちが伝わりそうですよね。
◆最後に
今回は、退職祝い・送別会でのお祝いのお花について紹介しました。
今までは、毎日職場で顔を合わせていた方が、なかなか会えなくなってしまうことは寂しいことですよね。
ぜひ、新しい門出をお花で華やかに彩ってあげてくださいね。
花キューピットでは、退職祝いにぴったりなお花もご用意しています。
お花で困った時は、1度花キューピットをチェックしてくださいね。