ユリ
ピンクのバラでフラワーブーケを作ろう!仲の良い女友達へのお祝いに
存在感のあるピンクのバラは、控えめな印象のカスミソウなどと組み合わせられることが多いお花です。
ただ、あえて存在感のあるお花同士を組み合わせてみるのもとってもおすすめ◎
上品でありながら、よりゴージャスな印象に仕上がります♪
今回は、ピンクのバラと相性がよい「ユリ」を使ったフラワーブーケの作り方をご紹介します。
フラワーアレンジメントではちょっと珍しい、主役級のお花同士の共演です♡
フラワーブーケに使うお花一覧
【ピンクのバラ】
特徴:1つの茎に対して大きな花冠を1つ付けます。とても上品なシルエットです◎花弁の枚数がとても多く、ドレスのような華やかな印象を与えます。
香り:濃厚な甘みの中に、上品さのある香りです。
花言葉:上品・かわいい人・美しい少女・愛の誓い
【ユリ】
特徴:大きくて存在感のある花びらを付けます。さまざまな色・品種がありますが、ピンクのバラと相性がよいのは白色のユリです◎
花言葉:純粋・無垢・純血・威厳
フラワーブーケの作り方
STEP1:ユリの余分な葉っぱを取り除きます。
STEP2:バラの余分な葉っぱとトゲを取り除きます。
POINT:持ち手の邪魔にならない程度に葉っぱを残しましょう◎
STEP3:少し高低差をイメージして、立体感が出るように花材をまとめます。
STEP4:麻ひもを結び、余分な根元をカットすれば完成です♪
「仲のよい女友達へのお祝い」におすすめ
ただ華やかなだけでなく、上品な印象も与えるピンクバラとユリのブーケ。
そのゴージャスな仕上がりから、仲のよい女友達へのお祝いに贈るのがおすすめです♪
どちらも主役級のお花ですが、この組み合わせが成り立つのはピンクバラのおかげといえます。
自分が主役になるときもあれば、他のお花の引き立て役になるときもあるなど、たくさんのお花とマッチできるのがピンクバラの魅力◎
ピンクバラを使ったブーケは、組み合わせるお花によって雰囲気が大きく変わります。ぜひ、自由な発想でブーケ作りにチャレンジしてみてくださいね♪
動画監修者
小西 拓![]() |
石川県在住、フラワーデザイン競技会グランドチャンピオン選手権・2018年度優勝者。実家が花キューピット加盟店で、ご両親の世代から花屋を生業としている。 大学卒業後はJFTDの専門学校に入学し、花屋を開業するために経営や技術・ノウハウを習得する。季節の花を用いることを大切にし、茎も葉もすべてが花の一部であり命あるものとして捉え、花の可能性を探っている。 |
6月の誕生花のご紹介 ~大きい花が美しいユリと梅雨の花アジサイ~
来週の金曜日からは6月です。お誕生月の皆様おめでとうございます!
6月は梅雨の時期ですが、雨が続くとどうしても気持ちが落ち込みがちになりますよね。
そんな梅雨の時期を明るく華やかに彩るお花が6月の誕生花のユリとアジサイです。
今回はこの2種類のお花についてご紹介します。
■ユリ(百合)
1.どんなお花?
ユリの特徴はその大きな花と多彩な色です。
種類にもよりますが、おおよそ5月の終わりから7月の時期にお花を楽しむことが出来ます。
とても強く芳醇な香りがするので、見た目でも香りでも私たちを華やかな気分にさせてくれます。
ユリという名前は、大きな花を細い茎につけ、風を受けると自然に揺れ動く様子から「ゆすり」と呼ばれ、それが変化して「ユリ」とされたそうです。
アレンジメントや花束にユリが加わると出来上がりが一層華やかなものに仕上がります。
2.ユリを贈りたい!でもどんなお花を贈れば?
気を付けなければいけないのは色と香りです。
白いユリは上品で豪華なイメージですが、これだけを贈ってしまうと色合いから葬儀等を連想させてしまいます。
一輪だけですと、亡くなった方に捧げる花という意味にもなってしまいます。
上記以外でユリを用いる場合には2輪以上取り入れて、他のピンクやオレンジ色の花と組み合わせます。
また香りが強いお花ですので、狭い部屋に置いてしまうと部屋中にその香りが充満してしまいます。
例として、入院中の方にお見舞い用として贈る場合、病室に香りが充満する可能性もありますので他の患者さんへ配慮する必要があります。
■アジサイ(紫陽花)
1.どんなお花?
6月から7月の梅雨の時期に紫や青等多様な色の花を咲かせます。
花の色は土の性質によって変わるとされていて、酸性の土なら青色、それ以外ではピンクに近い花へと変化します。
これはアジサイの中のアントシアニンと酸性土に含まれるアルミニウムが結合することで花色が青色に変化することが一因だそうです。
根が吸い上げるアルミニウムの量によって青の濃さが変わってきます。
アジサイの元々の色はピンク色ということになりますね。
色の変化を楽しむ場合には土の管理が難しそうですが、育てること自体は難しくないことも特徴です。
今年は終わってしまいましたが、母の日カーネーションに代わるお花として最近では人気が出てきています。
2.アジサイを使う場面・贈る場合ってどんな時?
上で少し触れましたが、一つ目は母の日です。
アジサイには花が集まって咲く様子からか「家族の結びつき」という花ことばがあります。
母の日というと赤いカーネーションというイメージが強いですが、最近ではアジサイを贈られる方も多くなってきています。
比較的丈夫なお花ですので、鉢植えで贈られると育て方次第で翌年以降もお花を楽しむことが出来ます。
育てる際にはよく水を吸うお花ですので乾燥にはご注意を!
2つ目は、「家族団らん」という花ことばもあり、花の時期と相まってジューンブライドにピッタリです。
家族の結びつきを表しているようにも見えることから装花やブーケで用いることも出来ます。
但し、「移り気」という花ことばも持ってますのでこちらをご存知の方からはふさわしくないのでは?とアドバイスを頂くことがあるかもしれません。
そんな時には家族団らんという花ことばがあることをお伝えすると良いかもしれませんね。
■最後に
今回は来週より始まる6月の誕生花を2つご紹介させて頂きました。
梅雨は夏に向かって湿度も気温も上がってきて、雨天とも相まって過ごし辛い時期です。
今年は5月の初め頃に既に沖縄で梅雨入りしたそうです。
それ以外の地域でも6月の初め頃には梅雨入りではないでしょうか。
今回ご紹介したお花はどちらも鮮やかで華やかなお花です。
梅雨の時期を彩るお花と共に気持ちが沈みやすいこの時期を元気に華やかに過ごしたいものですね。
【30代女性】女性の友人に贈る花!オススメ3選
同僚の30代女性の誕生日祝いに、お花をプレゼントしてみませんか?
仕事を頑張っている女性に花を贈れば、お祝いの気持ちだけでなく、感謝と労いの思いも伝わるはずです◎
今回は、30代女性におすすめしたい花を3種類ご紹介します。どれも、大人の女性にふさわしい、素敵な意味や言葉をもった特別な花たちですよ。
30代女性におすすめの花その1・バラ
バラは1年を通して流通しており、贈物として人気の高い花です。色の種類は豊富で、赤・オレンジ・ピンクなどの暖色から緑・紫・青の寒色もあります。
バラは深い愛情や女性の美しさを表す花ですが、花の色によって意味が変わります。
・赤…意中の人、最愛のパートナーへの愛
・ピンク…品があり、おしとやかさを示す
・白…汚れのない美しさがあり、尊敬の念を抱く気持ちを表す
・黄…強い絆で結ばれた友情
・青…神秘的な魅力や神からの祝福を示す
女性からの人気が高いバラを選ぶなら、王道の赤色にしてみではいかがでしょうか。
情熱的な赤色のバラは、仕事に一所懸命取り組む美しい女性のイメージに似合います。大切な同僚(上司・後輩)の誕生日祝いにぴったりといえるでしょう。カスミソウを添えると、豪華に咲き誇るバラがより引き立ちます。
30代女性におすすめの花その2・ユリ
ユリは、風で揺れ動きやすいので「ユリ」という名前が付いたのだそう。大きな花びらがラッパのように広がっているのが特徴で、色は白・ピンク・黄色・オレンジなどがあります。
キリスト教の間では、ユリは聖母に捧げられる花として「清純さ」を象徴する花とされてきました。また、ことわざに「立てば芍薬(しゃくやく)座れば牡丹(ぼたん)歩く姿は百合(ユリ)の花」という言葉があります。背筋を伸ばして美しく歩く女性を、優雅に揺れるユリのたたずまいに例えた美しい言葉です。
気品さや美しさを感じられるユリは、大人の魅力あふれる30代女性にぴったりの花!誕生日プレゼントにユリの花を用意するなら、優雅に咲くユリの花びらが引き立つよう、シンプルなフラワーブーケがおすすめです。
30代女性におすすめの花その3・トルコキキョウ
トルコキキョウは夏が旬の花。カーネーションやバラのように花びらが重なったこぶりの花です。花の色は白・赤・ピンク・緑・青・黄などがあり、カラーバリエーションの豊かさが見る人を幸せな気持ちにさせてくれます。
トルコキキョウの花言葉は、「清々しい美しさ」。色別の花言葉は、白は「思いやり」、紫は「希望」、ピンクは「優美」です。
バラのように美しく、フリルのような花びらをしているので、ブライダルフラワーの花材としても人気です。
トルコキキョウは、誕生日のフラワーギフトにもおすすめです。彩り豊かなトルコキキョウの鮮やかさを生かしたゴージャスな花束はいかがでしょうか?
お祝いごとに贈られることが多い花のため、誕生日を心から祝う気持ちが伝わるでしょう。
2色トルコキキョウの花束 8,800 円(税込) / 花キューピット
30代女性に花をプレゼントする際に気をつけたいこと
30代女性の誕生日プレゼントとして花を選ぶとき、3つのポイントに気を付ける必要があります。
1.いつ注文するか
当たり前と思われるかもしれませんが、誕生日プレゼントの花は当日ではなく前もって注文するのがおすすめです。フラワーショップが事前に準備できる時間があれば、リクエスト通りの花を用意できます。1週間から2週間前にはフラワーショップに問い合わせ、予約しておくようにしましょう。
2.どのように渡すか
職場で渡す場合はロッカーなどに隠しておき、昼休みや終業時間前など業務に支障のない時間に渡しましょう。持ち帰りやすいよう紙袋を用意しておくのもポイントです。
3.相手の好みや雰囲気に合わせたアレンジを
お祝いする女性に花や色の好みなどがあれば、それに合わせたアレンジメントがおすすめです。そうすることで、さらに喜ばれるでしょう。
お母さんのタイプ別! 母の日におすすめの花
こちらは2018年の商品紹介になります。
▼今年の母の日商品はこちらから▼
5月13日の母の日まであと少しとなりました!
皆さんはどんなプレゼントを贈りますか?
お母さんのタイプに合わせて、ぴったりなお花を選びたいですよね。
今回の花だよりでは、お母さんのタイプ別におすすめの花をご紹介します。
花キューピットなら【5月13日(日) あさ9時】までのご注文で、母の日当日に間に合いますよ!
■やさしいお母さんに
【赤・ピンクのカーネーション】
ふんわり可愛いカーネーションは、やさしいお母さんにぴったり。
まるでレースのような花に、お母さんの心もきっと安らぐはずです。
あたたかみのある赤色や、やわらかな印象のピンクは、感謝の気持ちをまっすぐに伝えてくれます。
■いつも明るいお母さんに
【オレンジのカーネーション】
いつも明るく元気なお母さんには、太陽のようなビタミンカラーを。
ポジティブなイメージのオレンジ色は、見ているだけで元気になる色です。
毎日頑張っているお母さんへ、応援の気持ちを込めて贈ってくださいね。
■しっかり者なお母さんに
【バラ】
しっかり者で落ち着いたお母さんには、優雅で美しいバラがおすすめ。
色ごとの花言葉も豊富で、何色を贈るか選ぶ楽しみもあります。
愛情にまつわる花言葉が多いので、奥様へ「いつもありがとう」と贈ってみるのも素敵です!
■義理のお義母さんに
【ユリ】
上品で高貴なユリの花は、ぜひ尊敬する義理のお義母さんに。
ゴージャスで高級感があり、改まったご挨拶の場にもおすすめです。
つぼみがゆっくりと開くので、長く飾っておくことができます。
お盆のお墓参りに適した洋花3種類
多くの地域では、8月13日~16日にお盆が執り行われます。
この時期に故郷へ帰り、お墓参りに行かれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
お供えの花といえば菊が一般的ですが、基本的に「絶対に菊を入れる!」というような決まり事はありません。
近頃は洋花(※明治以降に西洋から入ってきた花)の需要も高まっています。
故人のことを考えながら、ご遺族にも十分配慮して選んでくださいね。
今回の花だよりでは、お供えによく用いられる洋花をご紹介します。
■ユリ
お供えに用いるユリは白色が一般的です。
最も有名な白ユリは【カサブランカ】ですが、使われている品種は【テッポウユリ】や【スカシユリ】など様々です。
中でもテッポウユリは、純白の花弁や控えめな香りが好まれています。
また、お盆は、帰ってきた故人の霊を手厚くおもてなしする行事です。
気品のあるユリは、故人を盛大に迎える場に見合っています。
なお、花粉には注意が必要です。墓石や服につくとなかなか取れないため、花粉を落としてから使うようにしましょう。
お店で売っているユリは、既に花粉を取ってある場合がほとんどです。
■トルコキキョウ
夏場は花が痛みやすいため、長持ちする種類がおすすめです。
仏花の代表である菊も、芯がしっかりしており水揚げが良い花として重宝されています。
同じくトルコキキョウも、花持ちが長いことからお供えとして選ばれるようになりました。
通年流通しているため、どの時期でも安定して手に入ることも理由です。
ちょうど6~8月頃に旬を迎えるので、特にお盆に適しています。
結婚式などの慶事にも使われる花なので、色の種類がとても豊富です。
グリーンや淡いピンクを添えると、鮮やかすぎず明るい印象に仕上がります。
■カーネーション
母の日のイメージが強いカーネーションですが、お供えにもよく使われる花です。
スーパーで売っている仏花にも、よくカーネーションが入れられています。
カーネーションは「無垢で深い愛」という花言葉を持っており、故人への変わらぬ愛情を伝えてくれます。
色ごとの花言葉もあり、特に赤や白が好まれています。
赤…「母への愛」「真実の愛」
白…「純粋な愛」「私の愛は生きています」
ピンク…「感謝の心」「あたたかい心」
■仏事にバラはNG!
仏事全般で、トゲのある花(バラやアザミなど)はタブーとなっています。
その他、毒のある花(彼岸花やスズランなど)や悪臭のする花も好ましくありません。
非常識と思われる可能性があるので、基本的には避けたほうが良いでしょう。
ただし最近では「習慣にとらわれず、故人の好きだった花を飾りたい」と考える方も増えています。
バラをお供えする際は、必ずご遺族の方の承諾を得て、トゲを取り除いたものを使いましょう。
燃えるような栄光のユリ「グロリオサ」
「グロリオサ」というユリをご存知でしょうか。
ユリと聞くと静かで上品なイメージが浮かびますが、グロリオサは少し違います。
力強さを感じる花姿は、とても個性的かつ魅力的です。
今回の花だよりでは、栄光のユリ「グロリオサ」についてご紹介します。
■圧倒的な存在感! 華やかで独特な花姿
グロリオサは、ラテン語で「光栄」を意味するユリの仲間です。
英語では「Glory lily(栄光のユリ)」「Frame lily(炎のユリ)」と呼ばれ、燃えるような花姿が印象的です。
波打った赤い花びらが、暑い夏に似合う鮮やかさを持っています。
下向きについたつぼみが、上へ向かってそり返るように開くのが特徴です。
花びらだけが上を向くので、おしべとめしべが目立った独特な形となります。
また、葉先が細いつる状となり、他の植物に絡みつきながら丈を伸ばしていきます。
大きいものは3メートルほどの高さに達することもあります。
個性的な見た目のグロリオサは、その華やかさから贈り物によく用いられています。
花束に加えると、ゴージャスな存在感を出すことができます。
■世界一となった「栄光」のグロリオサ
グロリオサの出荷量は、全国の約7割を占めている高知県がナンバーワン。
2002年にオランダで開催された花の品評会では、高知県産の品種「ミサトレッド」が総合グランプリを獲得しました。
これは日本の花としては初めての快挙です。
ミサトレッドは大輪系のグロリオサで、花びらは濃い赤色をしています。
他の品種よりも葉の色が濃く、花とのコントラストを楽しむことができます。
茎はしなやかで折れにくく、贈答用の切り花として扱いやすい品種です。
高知市三里地区のグロリオサは、1980年頃から研究・栽培が進められていました。
ノウハウを共有して生産者を増やすことで、ブランド化と後継者の育成に成功しています。
1989年には年間出荷量100万本を達成し、その後世界一のグロリオサとなったのです。
グロリオサの英名「Glory lily(栄光のユリ)」にふさわしい、胸が熱くなるエピソードです。
■力強い花言葉がパワーをくれる
1.退職祝いや還暦祝いに
華やかで凛とした花姿から「栄光」という花言葉がつけられました。
仕事での功績を称える場面や、これまでの感謝を伝える退職祝いにマッチします。
また、赤色のものを贈るとされる還暦祝いにもおすすめです。
これまでの栄光への敬意と、これからの栄光への願いを込めて贈りましょう。
2.何かを始める方への激励に
「勇敢」という花言葉は、躍動感のある赤い花びらによく似合っています。
仕事や勉強に励んでいる方や、新しく何かを始める方に贈ってみてはいかがでしょうか。
開店祝いのスタンド花に加えれば、力強い赤色が激励の気持ちを伝えてくれます。
6月の誕生花・華やかで上品な「ユリ」
6月生まれの皆様はもうすぐお誕生月ですね。おめでとうございます!
梅雨入りの時期が迫り、これから雨の日が増える地域もあるのではないでしょうか。
ジメジメして落ち込むときこそ、華やかなお花で気持ちを癒してくださいね。
今回の花だよりでは、6月の誕生花「ユリ」についてご紹介します。
■太古から愛され続ける「美しさの象徴」
ユリは太古から育てられ、長い間愛され続けているお花です。
なんと紀元前1,500年頃の壁画にも描かれているんです。歴史の長さを感じさせますね。
日本でも「万葉集」や「古事記」などに登場しており、昔から親しまれていたことが分かります。
また、「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という有名なことわざがあります。
これは「芍薬のように風情があり、牡丹のように華麗で、百合のように清楚」という意味で、ユリは女性の美しさの象徴と言われています。
また、ユリはキリスト教と縁が深く、聖母マリアに捧げる花とされています。
そこから「純粋」「無垢」という花言葉が生まれました。
他にも、有名な品種の一つ・カサブランカは、その堂々とした佇まいから「威厳」「高貴」という花言葉を持っています。
■ユリを贈るときに気を付けたい「色」と「香り」
ポピュラーで人気の高いユリですが、贈るときに注意したいポイントがあります。
せっかくのプレゼントですから、トラブルが起きないように気を配ってくださいね。
1.白いユリは他のお花と組み合わせて
カサブランカなどの白いユリは、中でも上品さや豪華さを感じさせます。
ですが、白いユリだけの花束は、葬儀を連想させてしまうことがあるため注意が必要です。
さらに、一輪のみでは「死者に捧げる花」という意味になってしまいます。
お祝い事で白いユリを贈るときには、必ず2輪以上入れて、他の種類のお花とセットにしましょう。
ピンクやオレンジなど、明るい色と組み合わせるのがおすすめです。
2.香りが強く、飾る場所を選ぶ
ユリの特徴の一つに、甘くて強い香りがあります。
香水や柔軟剤にも使われており、とても人気がありますが、一方でそぐわない場面もあります。
狭い空間にユリを置くと、周囲に強い香りが充満してしまうためです。
たとえば、病室にいる他の患者さんのことを考えると、お見舞いには向かないといえます。
また、飲食店の開店祝いでも避けたほうがよいでしょう。
ユリの香りが、料理の匂いをかき消してしまう可能性があります。
美しさと厳かさを併せ持ったユリは、女性へのプレゼントとして大人気。
神秘的なフォルムはとても存在感があり、アレンジメントや花束に加えると一層煌びやかになります。
お祝い事には、ぜひ豪華なユリのギフトを贈りましょう。6月生まれの方には特におすすめです。
赤いカーネーションだけじゃない!母の日のお花5選
休み明けは忙しくなりがちですが、いよいよ今週末に迫る「母の日」の準備はお済みでしょうか?
今年、2025年の母の日は5月11日(日)。日頃なかなか伝えられない感謝のメッセージを、ぜひお花に乗せてプレゼントしてください。
母の日といえば赤いカーネーションですが、他にもおすすめのお花がたくさん。
今回の花だよりは、母の日ギフトにぴったりなお花5選です。
■真っ直ぐに感謝を伝える「赤いカーネーション」
花言葉:「母の愛」「愛を信じる」
昔から贈られてきた赤いカーネーションは、お母さんへの感謝を飾らずに伝えられる定番のお花です。
赤色は派手に映りがちですが、カーネーションのふわっとした可憐なフォルムは、幅広い世代の方に合います。
ぜひ明るく鮮やかな赤色を選んでください。ダークな赤色は「哀しみ」という意味を持つので注意しましょう。
■世界で唯一・神秘的な「青いカーネーション」
花言葉:「永遠の幸福」
神秘的な月夜を思わせる、世界で唯一の青いカーネーション「ムーンダスト」。
全てを優しく包み込む月光のイメージが、柔らかな包容力のあるお母さんにぴったりです。
一般流通が始まったのは2005年からで、扱っていない生花店も多い珍しいお花です。
「お母さんにいつまでも幸せでいてほしい」という思いを込めて贈ってください。
■母の日の思い出を何度も楽しめる「アジサイ」
花言葉:「元気な女性」「一家団欒」「家族の結びつき」
ここ10年程、母の日のプレゼントとして急激に人気を集めているアジサイ。
あまり贈り物のイメージがありませんが、品種によっては徐々に色が変わっていく様子が楽しいお花です。
しっかりと手をかければ、翌年以降もかわいらしい花を咲かせてくれるので、母の日の大切な思い出を何度も噛みしめることができます。
■優しいお母さんにぴったりな「ピンクのバラ」
花言葉:「感謝」「温かい心」
華やかで香りが良いバラは、女性へのプレゼントとして根強い人気を誇ります。
春~初夏が旬の春バラは、5月頃に一番の見ごろを迎えます。
中でも母の日におすすめなのがピンクのバラ。アレンジメントや花束に加えると、優しく柔らかい印象になります。
■きりっとしたお母さんには存在感のある「ユリ」
花言葉:「純粋」「威厳」
美しくボリュームたっぷりなユリは、ゴージャスで高級感があり、プレゼントにおすすめなお花です。
一輪でも十分な存在感があり、きりっとしたお母さんに合います。
ゆっくりと時間をかけて咲くので、つぼみも交えて贈るのが一般的。母の日を過ぎても長く楽しめます。
父の日に人気の花の種類と花言葉。花言葉に感謝を込めてお父さんへ贈ろう
6月の第3日曜日は父の日です。
今年、2025年の父の日は6月15日(日)です。
父の日の贈りものにはお酒やグルメが思い浮かびますが、フラワーギフトも人気な贈りもののひとつ。特に男性はあまりお花をもらう機会がないため、嬉しいと感じる方も多いようです。
今回は、父の日に人気のお花を花言葉と一緒に紹介します。
■ひまわり
夏も近づく父の日には、ひまわりが見ごろを迎えます。父の日には幸運の象徴でもある黄色のものを贈ると良い、とされていることから、父の日にはひまわりが最も人気を集める花です。太陽のような形のひまわりは、家族を暖かく照らしてくれるお父さんのような花であることも、父の日に人気を集める理由のひとつとなっています。
ひまわりの花言葉は、「光輝」「あこがれ」など、尊敬をあらわす花言葉がつけられています。日ごろから格好いいお父さんにはもちろん、普段は頼りなく見えても、いざというときに頼りになるお父さんにはぴったりの花言葉となっています。
■バラ
ひまわりと並んで人気の花がバラです。もともと父の日にはバラを贈る習慣であったことと、黄色いものを贈るという習慣が混ざり、父の日には黄色いバラを贈るのが主流のようです。また、あたたかみのあるオレンジのバラも人気の色です。赤やピンクとは異なり、男性がもらってもあまり気恥ずかしくない、ということがその理由とのこと。
黄バラの花言葉は「さわやか」「平和」「献身」、オレンジのバラの花言葉は「信頼」「絆」「魅力」となっています。どちらも仲の良いお父さんに贈りたい花言葉ですね。
■ユリ
父の日には、凛とした姿が美しいユリを贈ることも多いです。ユリは男女ともに好まれている花の1つ。花はキュートなイメージのものが多いですが、ユリはキュートよりはきれい系の花として有名です。お父さんも受け取りやすい花なのだそう。
ユリの花言葉は「威厳」など。頼りがいのあるお父さんへのプレゼントにぴったりですね。