クリスマスカラー
クリスマスに人気な花束で使われる花の種類。テーブルコーディネートにもおすすめ
今回はクリスマスにぴったりな、花束やフラワーアレンジメントで使われる切り花をご紹介します。
クリスマスディナーに飾る、テーブルコーディネートにも花ギフトはおすすめです。
クリスマスにフラワーギフトをプレゼントしようと考えている方だけではなく、クリスマスは自宅で過ごすという方や、おうちデートをするという方もぜひチェックしてください。
クリスマスのテーブルコーディネートにぴったりな花の種類
クリスマスディナーに飾ったり、プレゼントしたりするのにおすすめな花の種類を紹介します。
食卓にクリスマスらしい花が飾られているだけで、おしゃれで楽しい気分になれそうです。
自宅でクリスマスを過ごす方や、クリスマスパーティーをする方は花を飾ってみては。
赤バラ
赤バラの花言葉:愛・情熱・美・あなたを愛しています
赤バラは、クリスマスに大人気。 クリスマスに飾る王道のフラワーギフトをお探しの方は、赤バラがおすすめです。 その理由を3つご紹介します。
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赤はクリスマスカラーであるため。
赤色はクリスマスカラーであり、クリスマスシーズンにはツリーの飾りに赤が使われていたり、サンタさんも赤い服を着ています。
赤はクリスマスらしさがあり、クリスマスの楽しい気持ちを盛り上げてくれるのです。 -
赤バラの花言葉が愛を伝えてくれるため。 赤バラの花言葉には、大好きな気持ちを伝えられる「あなたを愛しています」などがあります。
彼女や彼氏と一緒に、クリスマスを過ごす方にはぴったりな花言葉ですよね。
また妻や夫に変わらぬ愛を伝えるためにも、赤バラの花言葉に想いを込めるのは最適です。
クリスマスには恋人や家族に赤バラをプレゼントし、愛を伝えてみては。 -
赤バラは合わせる花によってデザインが自由自在なため。 品があり美しい赤バラは、特別なクリスマスを鮮やかに彩ります。
大人から子供まで、幅広い年代の方から愛されているバラ。
そんなバラを夫婦で楽しむなら上品に高級感のあるデザインに、子供も一緒に家族で過ごすなら他の花と合わせて、かわいらしさと美しさを表現したデザインにするのもおすすめです。上品で美しいイメージが強い赤バラですが、他に合わせる花によってキュートにもなります。
表現できるデザインの幅が広いため、部屋のインテリアやプレゼントする相手の好みに合わせることができます。
特別感のある赤バラを飾れば、クリスマスにぴったりな素敵な雰囲気を作ることができそうです。
白バラ
白バラの花言葉:深い尊敬・純潔・私にふさわしい
赤バラと同じく、白バラもクリスマスによく選ばれています。
クリスマスに白バラが人気な理由を3つご紹介します。
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白バラは凛とした美しさがあるため。 ウェディングブーケなどのブライダル関連でも使われることの多い、白バラ。
白バラは凛とした美しさがあり、飾ればその場を高級感のある雰囲気にしてくれます。
針葉樹と白バラを合わせ、グリーン×ホワイトの花ギフトにすればナチュラルで大人かわいいデザインを楽しむことができます。
クリスマスは、ゆったりと静かに恋人や夫婦で過ごすという方に特におすすめです。 -
白バラはクリスマスにぴったりな雪を連想させるため。 クリスマスと雪は、素敵な組み合わせですよね。
白い雪が降るクリスマスには、何かいいことが起こりそう。
そんな雪の色である白色をした白バラがフラワーギフトに入れば、クリスマスのワクワク感をより感じることができそう。
また、白はクリスマスカラーの1つです。
クリスマスシーズンに、白色は欠かせない色でもあります。 -
白バラは華やかで周りを明るくするため。 白い花びらが重なり合う様子は美しく、見る人をうっとりとさせます。
白は光を特に反射させるため、飾るだけで周りを明るくすることも。
クリスマスを上品で明るい雰囲気にしたい方は、特に白バラがおすすめです。華やかな白バラは、クリスマスに一輪挿しにして飾るのもおすすめです。 1輪の白バラだけを飾っても、絵になりますよ。
ちなみにバラは花言葉の他に、贈る本数によって意味が異なります。
自宅に大切な人を招いてクリスマスを過ごす場合や、クリスマスプレゼントでバラを贈る際は、本数も意識してみてください。
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薔薇(バラ)の花言葉と本数の意味とは? バラは花言葉以外に贈る本数によって意味が異なります。プレゼントする際は、チェック! |
赤いガーベラ
赤いガーベラの花言葉:燃える神秘の愛・限りなき挑戦
赤いガーベラも、クリスマスシーズンになると特に人気が高まる花の1つです。
クリスマスが近づくと、お花屋さんでも見かける機会が増えるかと思います。
赤いガーベラが人気の理由を、3つご紹介します。
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赤はクリスマスカラーなため。 先にご紹介した赤バラや白バラの項目でお伝えしたように、クリスマスカラーの花は特に人気が高まります。
中でもクリスマスカラーの1つである赤は、クリスマスを盛り上げる色であり「クリスマスといえば、赤色」というよりに、代表的な色でもあるのです。 -
赤いガーベラは幅広い年代の方から好まれているため。
ガーベラはそのキュートな見た目から、子供からお年を召し方まで、幅広い年代の方から好まれています。
バラが持つ高級感とは異なり、ガーベラは親しみやすい花姿をしているのも人気がある理由の1つ。
子供と一緒にクリスマスを過ごす方や、友達と一緒にクリスマスパーティーをする予定の方には、特におすすめ。 -
赤いガーベラは存在感がある・オーナメントのように見えるため。
赤いガーベラのパッと開いたような花姿はフラワーギフトに使うと、他の花に比べて比較的平面的な形をしているため存在感があります。
合わせる花の種類によって異なりますが、赤いガーベラが見える範囲が広く目立って見えることも。
また、丸い花姿はツリーに飾るオーナメントのようにも見えます。 花の形も、クリスマスにぴったりですね。
白いガーベラ
白いガーベラの花言葉:希望・純潔・律儀
1年を通して流通していますが、冬になると特に見かけることが多くなる白いガーベラ。
同じガーベラでも、先に紹介した赤いガーベラとは雰囲気が異なります。
白いガーベラがクリスマスに人気な理由を、3つご紹介します。
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白いガーベラの形が雪の結晶のように見えるため。
たくさんの細い花びらが並んでいる白いガーベラは、雪の結晶のように見えます。
冬らしいデザインにすることができそうです。
かわいらしい花姿が子供からも人気なため、特に子供と一緒にクリスマスを楽しみたいファミリーに白いガーベラはおすすめ。
また、かすみ草と白いガーベラを合わせれば、ふわふわと舞う雪と雪の結晶を表現でき、ホワイトクリスマスを表現できるでしょう。 -
白いガーベラの花言葉が前向きなため。 白いガーベラの花言葉には「希望」があります。
ポジティブな花言葉を持った白いガーベラは、日にちが近付くだけでウキウキしてくる、冬の楽しいイベントであるクリスマスにはぴったり。
クリスマスに白いガーベラを飾っていれば、素敵なことが起こりそう。 -
白いガーベラは男性にも喜ばれるため。 かわいさがありつつ、シンプルな見た目をしている白いガーベラ。
他に合わせる花によって男性にも贈りやすい、落ち着いた雰囲気のデザインにすることができます。
特におすすめな組み合わせは、オレンジ色のバラ×白いガーベラ。
冬らしさがありつつも温かみを感じる色合いで、自然な美しさを楽しめます。
オレンジ色のバラが入ることで、ガーベラのかわいらしさを少し抑えて、エレガントな雰囲気にまとめられるでしょう。
ヒペリカム
ヒペリカムの花言葉:きらめき・悲しみは長く続かない
赤や緑、ピンク、白などの実を楽しむことができるヒペリカム。
ヒペリカムは、実ものにおいてポピュラーな種類の1つです。
色味や実の形の種類が豊富で、メインで使う花に合わせて使い分けられています。
そんなヒペリカムが、クリスマスに人気な理由を3つご紹介します。
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赤・緑・白のヒペリカムの実はクリスマスカラーが充実しているため。
クリスマスシーズンには花に限らず、実を観賞する「実もの」もクリスマスカラーが人気です。
ヒペリカムには、赤・緑・白・ピンクの実が多く流通しています。フラワーギフトに使う花の色とヒペリカムの実の色をクリスマスカラーに統一したり、花は自分やプレゼントする相手の好きな色にして、ヒペリカムでさりげなくクリスマスカラーを入れることもあります。
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ヒペリカムのツルっとした質感が良いアクセントになるため。
ツルっとしていてピカピカしているヒペリカムの実は、花束やフラワーアレンジメントに入れると良いアクセントになります。
花の質感とは異なるので、ヒペリカムを入れると雰囲気が変わり、デザインの幅を広げてくれるのです。例えばクリスマスカラーの赤で統一したブーケは、かわいらしいですが同じ色でまとめているため単調になってしまうこともあります。
そんな時に同じ赤でも質感が異なるヒペリカムを加えれば、花束の中でメリハリがついて、より素敵なギフトにすることもできるのです。 -
ヒペリカムは花よりも長持ちしやすいため。 ヒペリカムは、先に紹介してるように花ではなく実を観賞する切り花です。
そのため花よりも長持ちで、長くきれいな姿を楽しむことができます。
クリスマス前から花を飾って、クリスマスになるまでのワクワク・ドキドキ感を楽しみたい方には、特にヒペリカムがおすすめです。
ユリ
ユリの花言葉:純粋・無垢
誕生日や退職祝いなどでも活用されていますが、ユリの花もクリスマスで選ばれることもあります。
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ユリが豪華で華やかなため。 ユリは、堂々とした大きな花を咲かせます。 豪華で立派なユリの花は、クリスマスパーティーなどにぴったり。 パッと目を引くユリは、大きなアレンジメントなどでは大活躍です。さらにユリだけを食卓に飾り、キャンドルを周りに飾れば、優雅な時間を過ごすことができそう。
豪華で、ぜいたくな時間を過ごしてみては。 -
ユリは香りが良い品種が多いため。 ユリは、他の花に比べて香りのよい品種が多いです。
クリスマスにユリを飾れば、花の良い香りを楽しむことができます。
クリスマスはゆったりと自宅で過ごすという方は、ユリを飾ってみてください。
フローラルな香りに包まれた、特別なクリスマスにすることができそうです。 -
ユリは性別問わず、目上の方にも贈りやすいため。 美しいユリは男性にも贈りやすい花であり、気品があるため目上の方へのクリスマスプレゼントにもぴったり。
繊細でかわいらしいというよりは、堂々としていて凛としています。赤バラと白いユリを合わせれば、高級感があり特別なクリスマスギフトになるでしょう。
また、ユリとカラーなどクールな花を組み合わせることで、スタイリッシュなデザインにすることもできます。
ユリは、組み合わせる花によって「かわいい」以外のデザインを表現することができるのです。
針葉樹(ヒムロスギ・ヒノキ)
クリスマスデザインのフラワーギフトに使われることが多い、針葉樹。
ヒムロスギやヒノキなどは、特にクリスマスの花束やフラワーアレンジメントに活用されています。
あの葉を見ただけで、クリスマスらしさを感じますよね。
「クリスマスでよく見る葉」の1つではないかと思います。 針葉樹はツリー風アレンジメントやリースなどでも使われています。
先にご紹介したヒムロスギ・ヒノキには以下の特長があります。
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ヒムロスギ
針葉樹と聞くと、松のようのように固くて針のような葉をイメージする方もいらっしゃるかと思います。
しかしヒムロスギは、フワフワした触り心地でリースやスワッグなどでもよく使われています。
クリスマスシーズンのグリーン(葉もの)の定番です。 -
ヒノキ
ヒノキは平葉のため、たっぷりボリュームが出るというよりは、クリスマスデザインのフラワーギフトの飾りやスワッグなどで使われることが多いようです。
クリスマスの時期は、丸い茶色の実が付いているのもポイント。
ご紹介したヒムロスギ・ヒノキ以外にも、クリスマスにはさまざまな種類の針葉樹が活躍しています。
お花屋さんに行った際や、クリスマスデザインのフラワーアレンジメントが飾られていた時などは、どんな葉(グリーン)が使われているのか観察してみてください。
姫リンゴ
姫リンゴ(ヒメリンゴ)は、小さなリンゴです。
お花屋さんで一般的に見ることができる品種は、アルプスオトメという種類になります。
コロンとした小さなリンゴは、かわいらしいですよね。
りんごはオーナメントになっていたり、クリスマスリースの飾りになっていたり、クリスマスらしさをぐっと演出してくれるアイテムです。
実の色は赤や緑が一般的ですが、姫リンゴにラメを付けたり色を染めたりしたものも販売されているようです。
ちなみに姫リンゴは、花束やフラワーアレンジメントで使われるときは竹串などをさして、その竹串を茎の代わりにしてアレンジします。
そのため茎がない姫リンゴも、花束やフラワーアレンジメントで使うことができるのです。
お花屋さんで販売されている時は、枝などはついておらず、りんごの実だけで販売されています。
先に紹介したヒペリカムと同じように、花と質感が異なるためフラワーギフトに姫リンゴを入れると、良いアクセントになります。 また見た目も、童話に登場するようなかわいらしいものになりやすいです。 姫リンゴが入ることで、一層クリスマスらしさを表現することができます。
松かさ(松ぼっくり)
松かさ(松ぼっくり)は、冬らしさを演出してくれるアイテムです。 ツリーやリースの飾りにも、なっています。
素朴な見た目をしている松かさは、ナチュラルな雰囲気の花とも相性も良いです。
クリスマスデザインの時は、先にご紹介したバラやガーベラ、針葉樹、姫リンゴなどと組み合わせることも多いです。
また、そのまま松かさを花ギフトに使うこともありますが、白い色を付けて雪を表現したり、赤い色を付けてクリスマスカラーにしたりもします。
松かさに、ラメを付けて雰囲気を変えることも。
フラワーギフトのイメージ合わせて、ぴったりな松かさを選んでみてください。
クリスマスに花を贈る。どんな人に喜ばれる?
クリスマスに贈る花ギフトのプレゼントは、どんな方でも喜ばれます。
ここでは、どんな関係の人に花束やフラワーアレンジメントを贈れば喜んでもらえるかを紹介します。
彼女へのプレゼント
クリスマスを彼女と過ごすなら、花ギフトを贈ることがおすすめです。
きれいな花で喜ばない彼女はいないと、いってもいいくらい花の贈り物は喜ばれるはず。
大好きな彼氏から、クリスマスに季節の花をもらったら、その花を見かけるたびにクリスマスの楽しかった記憶を思い出しそう。
クリスマスはおうちデートをするという方は、部屋に花を飾ってクリスマスの雰囲気を演出するのもおすすめです。
妻へのプレゼント
夫婦で過ごすクリスマスには、花束やフラワーアレンジメントを用意してみては。
普段花を自宅に飾っていないという方は、クリスマスをきっかけに花を飾ってみるのがおすすめです。
部屋に花があると、いつもの部屋が少し違って見えるはず。 赤バラ1輪と針葉樹だけをまとめて飾るだけでも、クリスマスらしさが出ます。
クリスマスは自然の美しさで、部屋を彩ってみてください。 また花は何歳になっても嬉しい贈り物。
クリスマスのプレゼントに花ギフトを贈るのは長年連れ添った夫婦でも、新婚夫婦でもきっと喜ばれるはず。
お母さん・お父さんへのプレゼント
両親にクリスマスのプレゼントをしたいと思っている方は、フラワーギフトがおすすめです。
クリスマスは大人から子供へプレゼントを渡すことが多いですが、今年は子供から感謝の気持ちを込めてお母さんとお父さんにプレゼントを用意してみては。
クリスマスに花を贈ったり飾ったりすることは、ロマンチックなイメージが強い方もいらっしゃるかもしれません。
しかし花を飾ることで、キュートでポップな雰囲気になったり、モダンで落ち着いた空間になったり、さまざまなテイストにすることができます。
両親にぴったりなデザインの花ギフトを、プレゼントしてみてくださいね。
友達へのプレゼント
友達に贈るクリスマスのプレゼントで「コスメは肌に合わないかも……?」や「ハンドクリームは好みの香りが分からない……」と悩んでいる方は、花ギフトを選択肢に入れてみては。
花は最後には枯れてしまうため、良い意味で消え物です。
相手の好みがわからない時やプレゼント選びに少し不安がある時は、クリスマスデザインの花ギフトがおすすめです。
また、クリスマスらしいデザインやその時に旬を迎える花などを入れることで、その時期にしか贈ることのできない特別な贈り物になります。 季節感のある花の贈り物で、友達を喜ばせましょう。
友だちとクリスマスパーティーをする方にも、花ギフトはおすすめです。
パーティーで飾っていた花を最後に友達にプレゼントし、持って帰ってもらうのも良いでしょう。 素敵なお土産になりそうです。
自分へのご褒美プレゼント
クリスマスが終われば、もうすぐに来年。 次の年がやってきます。
1年がんばった自分に、花のご褒美を贈るのはいかがでしょうか。
仕事や家事で疲れたときに、楽しいクリスマスデザインの花が飾ってあれば、心を癒したり、気分転換をしてくれたりするはず。
一人暮らしでツリーを飾れないという方は、クリスマスツリー風アレンジメントを飾るのもよさそう。
クリスマスを、自宅でも楽しみましょう。
クリスマスには花をプレゼントしよう
今回は、クリスマスにぴったりな花の種類をご紹介しました。
今年のクリスマスは、赤バラや白いガーベラなどの花で華やかに彩りましょう。
ちなみに花キューピットでも、クリスマスにぴったりなデザインをご用意しています。
気になった方は、ぜひサイトをチェックしてみてください。
クリスマスに贈る赤い花・赤い実|冬の花壇・花束で定番な種類一覧
クリスマスに飾られる花束やフラワーアレンジメントには、よく赤い花や赤い実があしらわれています。
また花壇や鉢植えなどにも、赤い花・赤い実を付けた植物が使われていることが多いかと思います。
これは、赤色の花や実はクリスマスらしさを演出することができるためです。
そこで今回は、クリスマスのプレゼントや自宅を彩るのにぴったりな赤い花と、赤い実をつける植物についてご紹介します。
花壇や鉢植えで見かける赤い花・実
はじめに花壇や鉢植えで見かける、赤い花や赤い実の種類についてご紹介したいと思います。
ガーデニングを楽しまれている方や、クリスマスのプレゼントで鉢植えを贈りたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ポインセチア
まずは、ポインセチアの基礎情報について見ていきましょう。
- 科・属:トウダイグサ科・トウダイグサ属
- 和名:ショウジョウボク(猩々木)
- 学名:Euphorbia pulcherrima
- 花言葉:祝福する・聖夜・幸運を祈る・私の心は燃えている
- 原産地:メキシコ
クリスマスを代表する花の1つである、ポインセチア。
クリスマスが近づくと、お花屋さんで販売されているだけではなく、デパートなどでもポインセチアを見かけることが多いかと思います。
ポインセチアがクリスマスの花として有名になった理由は、やはり色です。
クリスマスカラーである赤・緑・白が、ポインセチアで見ることができます。
花びらのように見えている「苞(ほう)」と言われる場所は赤色、ポインセチアの葉が緑色、茎を切った時に出てくる樹液が白色なのです。
また他にも、花びらのように見える赤い部分(苞)の形が星のように見えることや、花言葉に「聖夜」があることなどもクリスマスに人気がある理由になっています。
クリスマスカラーについてもっと知りたいという方は、こちらをご覧ください。
クリスマスカラーに込められた思いなどを掲載しています。
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クリスマスって何の日?~意外と知らないクリスマスについて~ クリスマスカラーについて紹介しています |
ちなみに、ポインセチアを自宅で育てるという時は、室内に置くことがおすすめです。
先にお伝えしたように「クリスマスの花=ポインセチア」というイメージもあるほど、クリスマスの印象が強いポインセチアですが、実は寒さに弱い植物です。
そのため、自宅で育てる時は日光が当たる窓際など暖かい場所に置くことがおすすめ。
特に冬場は、夜になると気温がさらに下がる日も多いです。
そのため、鉢植えで移動ができる場合は夜間も暖かいように置く場所を変えてあげると、より良いとされています。
日が当たるときは窓際に、日が沈んでから寒くなる時は部屋の中心に置いてあげると良いでしょう。
ポインセチアについて、もっと知りたいという方はこちらも合わせてご覧ください。
育てる時のポイントも詳しく掲載しています。
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クリスマスの定番ポインセチアとは?美しい赤い葉の育て方 ポインセチアはどんな花?詳しく紹介中です。 |
シクラメン
まずは、シクラメンの基礎情報について見ていきましょう。
- 科・属:サクラソウ科・シクラメン属
- 和名:ブタノマンジュウ(豚の饅頭)
- 学名:Cyclamen persicum
- 花言葉:遠慮・ 内気・はにかみ
- 原産地:ギリシャ、トルコ、イスラエルなど(地中海沿岸地域)
クリスマスはもちろんのこと、冬を代表する植物の1つであるシクラメン。
花が少なくなる冬に見頃を迎え、赤だけでなくピンクや白などさまざまなカラーバリエーションを楽しませてくれます。
先にご紹介したポインセチアと一緒に、寄せ植えになっていることも多いですよね。
そんな冬によく出回るシクラメンの園芸品種の多くは、10月~3月頃まで花を楽しむことができます。
シクラメンは多年草であり、しっかりお世話をすれば次の年もまた花を楽しむことができます。
来年もシクラメンの花を楽しみたいという方は、今年咲いている花が終わったら徐々に水をあげる回数を減らしていくことがおすすめです。
少しずつ水やりの回数を少なくしていき、まだ葉が残っていたとしても春の終わり頃(4月後半~5月頃)には、完全に水やりを止めるようにします。
葉は枯れてしまいますが、そのまま風通しの良い日陰に置いておきます。
夏でも涼しい場所で管理することによって、また来年の冬に花を楽しむことができます。
シクラメンは夏の間、休眠させると来年も花を咲かせることが多いのです。
水やりをストップしていたシクラメンは、8月~9月頃になると新しい芽が出てきます。
小さな芽が出てきたら、また水やりを少しずつ増やしていきます。
11月頃になれば、花をつけ始めるはず。
もし11月になっても芽が成長していない場合は、12月終わり頃まで様子をみてください。
シクラメンについて他にも知りたい方は、こちらも合わせてご覧ください。
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色鮮やかな花を冬に咲かせるシクラメンのご紹介 シクラメンの歴史や特徴について掲載中 |
プリムラジュリアン
まずはプリムラジュリアンの基礎情報について見ていきましょう。
- 科・属:サクラソウ科・サクラソウ属
- 学名:Primula × juliana
- 花言葉:青春の喜びと悲しみ
- 原産地:ヨーロッパ・中国
プリムラジュリアンは、クリスマスらしい赤をはじめとして白や紫、ピンク、黄色など、さまざまな色を楽しむことができます。
加えて咲き方も種類が多く、フリルのようにも見えるバラ咲きの品種や、定番のかわいさがあるサクラソウに似ている品種などもあります。
そのためプリムラジュリアンは、他に一緒に植える花やデザインに合わせて、色や咲き方を選ぶことができるのも嬉しいポイント。
先にご紹介した通り、花色が多いため赤と白で定番のクリスマスらしい雰囲気を作ることだけではなく、カラフルでポップなデザインにすることもできます。
そのためクリスマスだけに限らず、さまざまな場面で植えられているところを見たことがあるのでは。
自宅の庭に植えているのはもちろんのこと、公園の花壇に植えられていることもあります。
11月~4月頃までたくさんの花を楽しむことができる、プリムラジュリアン。
より多く花を楽しみたいという方は、咲き終わった(枯れてしまった)花をできるだけ早く摘み取ることがポイントです。
咲き終わった花を摘み取ることによって、これから咲こうとしている花や、今元気に咲いている花にエネルギーを使うことができます。
咲き終わった花をそのままにしていると、種を作ろうとエネルギーを使ってしまうのです。
アリッサム
まずは、アリッサムの基礎情報について見ていきましょう。
- 科・属:アブラナ科・ロブラリア属
- 和名:ニワナズナ(庭薺)
- 学名:Lobularia maritima
- 花言葉:美しさに優る価値・優美
- 原産地:ヨーロッパ・アジア・北アフリカ
小さな花が、たくさん咲いて愛らしい雰囲気のアリッサム。
10センチ~15センチくらいの草丈で、花壇全体をアリッサムで覆ったり縁取ったりすることも多いです。
また花壇だけでなく、寄せ植えやハンギングバスケットなどでも使われることも。
花壇や寄せ植えでメインになることは少ないですが、名脇役としてさまざまなデザインで活用されています 。
クリスマスシーズンになると、白のアリッサムで雪を表現したり、赤と白のアリッサムで文字や模様を作ったりすることもあります。
乾燥に強く比較的丈夫な植物のため、初めてガーデニングをする方や、園芸初心者の方からも人気があります。
またお花屋さんやホームセンターで、他の花よりも多く出回ることとお手頃な価格で入手しやすいことなども、選ばれる理由のひとつです。
小さな花をたくさん咲かせるアリッサムは、10月~4月頃まで花を楽しむことができます。
花を長く楽しめるのも嬉しいですよね。
咲ききった(枯れてしまった)花をこまめに取り除くことは、より長く花を楽しむコツです。
水やりの時に咲ききった花を取り除くようにするなど、ルールを決めておくと良いかもしれませんね。
チェッカーベリー
まずは、チェッカーベリーの基礎情報について見ていきましょう。
- 科・属:ツツジ科・シラタマノキ属
- 和名:ヒメコウジ(姫柑子)
- 学名:Gaultheria procumbens
- 花言葉:明日の幸福・不老長寿・好奇心
- 原産地:北アメリカ
チェッカーベリーは、赤い果実を実らせる植物です。
真っ赤な実はクリスマスだけでなく、お正月に飾るのも人気があります。
この印象的な赤い実は、11月~3月頃まで楽しむことができます。
かわいらしい見た目と「明日の幸福」や「不老長寿」などの縁起の良い花言葉を持っていることから、チェッカーベリーはクリスマスの贈り物として選ばれることも多いようです。
先にご紹介したように、チェッカーベリーは新年を彩ることもあります。
そのためチェッカーベリーをプレゼントされた方は、そのままお正月まで飾っていることが多いようですよ。
クリスマスらしさとお正月らしさを、それぞれ表現したいという場合はピックを変えたり、寄せ植えにしている花の種類を変えたりするのも良さそうです。
とってもかわいらしい小さな実ですが、食用ではないので口にしないように注意してください。
ちなみに実を楽しむことが多いチェッカーベリーですが、6月~7月頃には白く小さな花を楽しむこともできます。
花束やフラワーアレンジメントで見かける赤い花・実
続いて、花束やフラワーアレンジメントなどで使われる、赤い花や赤い実についてご紹介します
先にご紹介した花とは異なりここでご紹介する植物は、切り花として流通することが多い種類です。
もちろん、鉢植えなどでも販売されていることがありますが、お花屋さんでは花瓶に入った状態で見かけることが多いかと思います。
クリスマスに花束をプレゼントしたいという方や、花瓶にクリスマスらしい花を飾りたいという方は参考にしてみてください。
バラ
まずは、バラの基礎情報について見ていきましょう。
- 科・属: バラ科・バラ属
- 和名:バラ( 薔薇)
- 学名: Rosa
- 花言葉:愛・美
- 原産地:アジア、ヨーロッパ、アフリカの一部など
「赤い花」と聞くと、1番初めにイメージするのが赤バラではないでしょうか。
バラは男性・女性問わず多くの方から愛されている花です。
加えてもちろんバラの人気は日本だけでなく、世界中で多くのファンがいます。
クリスマスの日に、赤バラを飾ればおしゃれで美しい雰囲気を演出することができそう。
存在感のある赤バラは、1輪だけ花瓶に飾っても絵になりますよね。
花を自宅に飾ったり、プレゼントしたりすることを考えると「たくさんの花を用意しなければならない」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、花を飾る時もプレゼントする時も、絶対にたくさんの花でないといけないことはありません。
お花屋さんに行けば1輪から購入することができるので、花を気軽に飾ったり贈ったりしてみてくださいね。
もっと赤バラについて知りたいという方は、こちらも合わせてご覧ください。
赤バラの花言葉や花束・フラワーアレンジメントで一緒に使いたい花の種類について掲載しています。
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12月の誕生花~性別を問わず好まれる赤バラ~ 赤バラの花言葉や一緒に贈りたい花の種類について |
ガーベラ
まずはガーベラの基礎情報について見ていきましょう。
- 科・属: キク科・ガーベラ属
- 学名: Gerbera
- 花言葉:希望・常に前進
- 原産地:南アフリカ
赤だけでなく、カラフルな花色を楽しむことができるガーベラ。
どこか陽気な雰囲気があり「高級感」を感じるというよりは「親しみやすい雰囲気」を感じるという方のほうが、多いのではないでしょうか。
たくさんの花びらをきれいに並べた、丸くてかわいらしいガーベラは女性を中心にとても人気な花です。
先に紹介したように、親しみやすい雰囲気がありキュートな見た目であるため、ガーベラは子供へ贈るクリスマスのフラワーギフトとしても選ばれています。
品種が多く、花色だけでなく咲き方も様々な種類が楽しめるガーベラは、贈る相手をイメージしてフラワーギフトをデザインすることができます。
「赤のガーベラ」と一言で言っても、品種が変われば見た目もかなり変わります。
ガーベラを贈る時は、品種にもこだわってみてくださいね。
また「クリスマスに赤いバラを贈るのは緊張する……」という方は、赤いガーベラをプレゼントしてみてください。
バラを使ったギフトよりも、カジュアルでかわいらしい雰囲気になるので、プレゼントしやすいかと思います。
ガーベラはバラと同じくらい、クリスマスの花束やフラワーアレンジメントとして選ばれることが多いです。
ガーベラの品種についてもっと知りたい方は、こちらもあわせてご覧ください
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かわいいガーベラの品種一覧~花言葉も掲載~ ガーベラの品種を写真付きで紹介 |
ヒペリカム
まずは、ヒペリカムの基礎情報について見ていきましょう。
- 科・属: オトギリソウ科・オトギリソウ属
- 学名: Hypericum
- 花言葉:きらめき
- 原産地:中国
誕生日や結婚記念日など、クリスマス以外のお祝いで贈られる花束やフラワーアレンジメントとしても活用されている、ヒペリカム。
クリスマスにぴったりな赤い実だけではなく、みどりや白、ピンクも楽しむことができます。
花束やフラワーアレンジメントで使われる実もので、最もポピュラーなものなので、見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
最も多く出回っているのは、夏の終わり頃から秋と言われていますが、お花屋さんでは1年を通して購入することができます。
ヒペリカムを入れて、フラワーギフトのワンポイントにしてみてはいかがでしょうか。
サンキライ
まずはサンキライの基礎情報について見ていきましょう。
- 科・属: サルトリイバラ科・シオデ属
- 和名:サンキライ(山帰来)
- 学名:Smilax china
- 花言葉:元気になる・不屈の精神
- 原産地:中国・日本
サンキライ(山帰来)は、お花屋さんでも見ることができますが、日本の山地で自生もしています。
ただし、野生のものにはトゲがあるものも。
山に生えているサンキライを取る時は、注意してください。
お花屋さんで販売されているサンキライは、トゲがない品種が多いです。
品種によってトゲがあるので注意が必要です。
つる性で、小さな赤い実がいくつかまとまっている、かわいらしい見た目のサンキライ。
この「つる」という特徴を生かして、花束やフラワーアレンジメント、ドライフラワーで使われるだけでなくリースとしても活用されています。
サンキライをリースのベースにする時は、枝をぐるぐるとまとめていき、紐などで数箇所固定すれば簡単にリースを作ることができます。
何周もぐるぐると丸めて作ったサンキライのリースは、たくさんの実が付いて豪華な雰囲気になりますよ。
クリスマスらしさをもっと出したいなら、松かさもリースに飾るのがおすすめです。
またサンキライで作ったリースはクリスマスが終わったら、お正月の飾りとして使うこともできます。
お正月らしさを表現したいなら、松かさを外して水引を付けてもいいかもしれませんね。
クリスマスホーリー(西洋ヒイラギ)
まずは、クリスマスホーリー(西洋ヒイラギ)の基礎情報について見ていきましょう。
- 科・属: モチノキ科・モチノキ属
- 和名:セイヨウヒイラギ(西洋柊)
- 学名:Ilex aquifolium
- 花言葉:神を信じます・将来の見通し
- 原産地:ヨーロッパ・アジア
クリスマスホーリーは、名前に「クリスマス」と付くほど、ぴったりな植物です。
秋の終わり頃に実が赤く色づき、クリスマスの時期になると庭を彩ったり鉢植えで販売されたりします。
さらに、フラワーアレンジメントやリースなどで活用されることも。
比較的他の花よりも丈夫で育てやすいことから、園芸初心者の方でも楽しめる植物です。
クリスマスホーリーは、西洋ヒイラギとも呼ばれていますが、ヒイラギはモクセイ科であり、西洋ヒイラギ(クリスマスホーリー)はモチノキ科で、植物的には違う種類になります。
光沢感のあるギザギザとした葉が、ヒイラギに似ていることから西洋ヒイラギという名前が付けられたとされています。
ちなみにクリスマスホーリーにもさまざまな品種があり、葉のギザギザがあまり目立たない(ギザギザが浅い)ものや、葉に黄色の模様が入っているものなどもあります。
クリスマスには赤い花と実を使ったギフトを贈ろう
今回はクリスマスに飾りたい、赤い花や赤い実がなる植物についてご紹介しました。
クリスマスのイメージカラーである赤色が入ることによって、花束やフラワーアレンジメント、鉢植えなどは、ぐっとクリスマス感がアップします。
クリスマスに花を贈りたいと思っている方や、花を飾ってクリスマスらしさを演出したいと思っている方は、赤い花や赤い実をつける植物を選んでみてはいかがでしょうか。
ちなみに花キューピットでも、クリスマスにぴったりな花束やフラワーアレンジメントを販売しています。
プレゼント用としてもおすすめですが、もちろん自宅に飾ったりパーティーで飾ったりするのも良いかと思います。
気になった方は、ぜひサイトをチェックしてみてください。
クリスマスの定番ポインセチアとは?美しい赤い葉の育て方
クリスマスシーズンになると、よく見かける植物であるポインセチア。
冬・クリスマスが近づくと、お花屋さんで見ることはもちろんのこと、デパートやホテルなど様々な場所でポインセチアを飾ることが多くなります。
ポインセチアという名前を知らなかったとしても、写真のような花のようにも見える赤く美しい葉を見たことがあるのではないでしょうか。
今回は、そんなポインセチアがどのような植物で、育てる時のポイントは、何なのかについてご紹介します。
ポインセチアを自宅に飾って、クリスマスのウキウキした気分を楽しみましょう。
◆ポインセチアはどんな花?
先にご紹介したとおり、ポインセチアはクリスマスムードを盛り上げてくれる赤く美しい葉が特徴的な植物です。
冬になると花を咲かせる植物が少なくなるため、赤く色鮮やかなポインセチアは、冬の庭や鉢植え(寄せ植え)、花壇を明るくし、彩りを加えてくれる数少ない植物なのです。
一見すると、ポインセチアは大きな赤い花のように見えますが、花のように見える赤い部分は、花を守るための苞(ほう)という葉が変化した部分になります。
ポインセチアの花は、苞の付け根にある小さい黄色の粒々した部分。
葉が変化した苞は美しく鮮やかにもかかわらず、花は中心の部分に見える粒々の部分だけなのです。
ポインセチアを近くで見る機会がある方はぜひ、苞だけではなく端の部分も観察してみてください。
<花言葉>
ポインセチアの花言葉は「聖夜・祝福・幸運を祈る・私の心は燃えている」などがあります。
「聖夜・祝福・幸運を祈る」は、クリスマスにぴったりな花言葉ですよね。
一方で「私の心は燃えている」という花言葉は、ポインセチアの苞の赤色が燃えている炎のように見えることから付けられたと言われています。
<ポインセチアは赤以外もある⁈>
先ほどから赤い葉として紹介しているポインセチアですが、 実は赤以外の色も流通しています。
元々はポインセチアには赤色しかありませんでしたが、品種改良によって他の色のポインセチアも楽しまれるようになりました。
色は赤の他には白、ピンク、黄色などが流通しています。
お花屋さんで販売されていることもあるので、ぜひチェックしてみてください。
◆ポインセチアをなぜクリスマスに飾る?
ここまでポインセチアについてご紹介してきましたが、クリスマスにポインセチアを飾るのは、花言葉がクリスマスに最適だからという理由だけではありません。
ポインセチアをクリスマスに飾るのは、クリスマスカラーだからというのも理由の1つになっています。
クリスマスカラーというのは、クリスマスにツリーのオーナメントやリースの飾りなどでよく使われている赤、緑、白などの色のことを言います。
それぞれの色には、意味が込められています。
クリスマスカラーの代表的な意味は以下の通りです。
赤色:神の愛
緑:永遠の命
白:純粋な気持ち
ポインセチアは先ほどからご紹介しているように、このクリスマスカラーの1つである赤色が特徴的な植物です。
そんな美しい赤色に加えて、ポインセチアの葉は緑です。
さらにポインセチアは枝や茎を切ると、白い樹液が出てくるため、まさにクリスマスにぴったりの植物なのです。
葉の色や苞の色は見た目からわかりますが、樹液の色までクリスマスカラーなのは驚きですよね。
自宅でポインセチアを育てているという方は、少しカットして樹液の色を確認してみるのも面白いかもしれません。
ただしポインセチアの茎や枝を切った際に出てくる白い樹液は、皮膚が弱い方だとかぶれてしまう可能性もあります。
そのため樹液を見てみたいという方は、ゴム手袋などをつけた状態でカットしてみてくださいね。
もし皮膚についてしまったという場合は、しっかりと流水で洗い流してください。
皮膚に症状が出たという場合は、病院に行くことをおすすめします。
◆育てる時のポイント
さて、ここからはポインセチアの育てる時のポイントについてご紹介したいと思います。
日当たりや水やりの頻度など、ポインセチアを育てる時に知りたいと思うことをまとめていますので、参考にしてみてください。
<置き場・日当たり>
クリスマスの飾りとしてなど、冬に購入することが多いポインセチア。
冬にポインセチアを購入した際は、良く日が当たる室内に置いてあげることがベストです。
クリスマスに飾られることが多いため、ポインセチアは寒さに強そうに見えますが、実は寒さに弱い植物なのです。
そのためポインセチアは、できるだけ10度を下回らないようにすると良いでしょう。
ただし、暖房の風が当たるとポインセチアが乾燥してしまうので、直接当たらないところを選んであげてください。
<水やり>
ポインセチアは、乾燥に強い植物です。
そのため水を与えすぎずに、少し乾かし気味に育ててあげることが良いでしょう。
またポインセチアは、過湿を嫌う植物でもあります。
やはり、水のあげすぎには注意してください。
頻繁に水をあげなくていいと考えれば、お世話が少なくて育てるのが楽な植物かもしれませんね。
特にクリスマスなどもある冬は、土が湿っていると冷えてしまい、葉がしおれてしまうこともあります。
ポインセチアなどが、冬にしおれてしまったという場合は水がありすぎている可能性が高いので、水やりを一旦ストップするといいかもしれませんよ。
<害虫・病気の対策>
特に気を付けたい害虫は、ハダニです。
ハダニという名前で「ダニ」と付いていますが、8本の脚を持っているのでハダニはクモの仲間に分類されます。
ハダニは、茎や葉からポインセチアの汁を吸います。
ポインセチアだけではなく、ハダニに吸汁された葉は葉緑素が抜けてしまいます。
加えて細いクモの糸のようなもので、葉や茎を覆ってしまうこともあります。
こちらもポインセチアに限らずですが、この細い糸で覆われてしまった葉や茎は、遠くから見ているとほこりを被っているような雰囲気になります。
対策としては、ハダニの被害にあった葉はなるべく早く取り除くことです。
また蜘蛛の糸のようなものが巻き付いている葉を発見したら、殺虫剤や農薬を使ってハダニの被害を抑えるようにしてください。
また、ポインセチアを育てる中で注意したい病気は灰色カビ病です。
灰色かび病は、病気が進行していくと灰色のカビに覆われていきます。
病気の原因は、風通しが悪くなったことによって湿気がたまっている状態になっていたということが多いようです。
ポインセチアが成長して、葉が徐々に多くなることは嬉しいですが、茂り過ぎないように、ある程度葉を取り除いてあげることがいいかもしれませんね。
◆クリスマスにぴったりなポインセチアを育てよう
今回はクリスマスにぴったりなポインセチアがどんな植物であるかと、育て方についてご紹介しました。
自宅でもクリスマスの気分を味わいたいという方には、ポインセチアがおすすめです。
ぜひ、自宅で育ててみてください。
ちなみに、花キューピットでもポインセチアを販売しています。
仕事の終わる時間だとお花屋さんが閉まっているという方は、花キューピットのサイトから購入してみてください。
人気の商品のため売り切れてしまう場合もあるので、予めご了承ください。
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商品番号: 511772 |
クリスマスカラーの花の種類。彼女や妻へのクリスマスプレゼントにおすすめな花を紹介
12月25日は、クリスマスですね。
今回はクリスマスに贈りたい、クリスマスカラーの花の種類についてご紹介したいと思います。
クリスマスに花束やアレンジメントをプレゼントしたいと思っているけれど花の種類が分からないという方は参考にしてみてください。
◆バラ
「花の女王」とも呼ばれているバラ。
あの美しい花姿は古くから、男性・女性など性別を問わず、国境を超えて多くの人々を魅了してきました。
花の種類について詳しく知らないという方でも、バラだけは知っているという方も多いのではないでしょうか。
バラは「最も有名な花」と言っても過言ではないのかもしれません。
そんなバラは、クリスマスにぴったり。
クリスマスが近づくと、ホテルのロビーやデパートなどでバラが飾られていることが多くなりますよね。
またクリスマスツリーや、リースの飾りとしてバラが使われていることもあります。
クリスマスのポスターなどでも、バラのイラストが使われていることなどもあり、クリスマスの定番の花といえば、バラと思う方もいらっしゃるかもしれません。
クリスマスにバラが選ばれている理由はクリスマスカラーであることや、美しい花姿と、うっとりするような香りだけではありません。
クリスマスプレゼントにバラが贈られることが多いのは、花言葉や贈る時の本数によって、気持ちを伝えることができるからでもあります。
クリスマスに自宅で花を飾るという方や、クリスマスプレゼントに花を贈るという方はぜひロマンチックなバラの花を選んでみてください。
<バラの花言葉>
ここではクリスマスにぴったりなバラの花言葉をご紹介します。
バラ全体の花言葉は「愛・ 美」などがありますが、バラは色によって花言葉がそれぞれ決められています。
クリスマスにバラを贈ろうと思っている方は、色を決める際に花言葉を参考にしてみてくださいね。
赤バラの花言葉:「情熱・愛情・美」
ピンクのバラの花言葉:「感謝・しとやか・上品・感銘」
白のバラの花言葉:「純潔・私はあなたにふさわしい・深い尊敬」
オレンジのバラの花言葉:「絆・信頼・熱望・健やか」
黄色のバラの花言葉:「友情」
緑色のバラの花言葉:「穏やか・あなたは希望を持ちえる」
<バラを贈る本数で変わる意味>
バラは贈る本数によって、それぞれ意味が決められています。
花言葉だけではなく、贈る本数によって気持ちを伝えることができるのは面白いですよね。
1本:「一目ぼれ、あなたしかいない」
2本:「この世界はあなたと私だけ」
3本:「愛しています、告白」
4本:「死ぬまで気持ちは変わりません」
5本:「あなたに出会えて心から嬉しいです」
11本:「最も愛おしい人」
花言葉よりもバラを贈る本数によって意味が決められていることは、あまり知られていないので、バラを贈る本数で気持ちを伝えたいという方は、メッセージカードなどで補足できるといいかもしれません。
愛情を伝える意味が多いので、妻や夫・彼女や彼氏など大切なパートナーへクリスマスに、バラを贈り物にするのもおすすめです。
◆ガーベラ
特に女性から人気の高いガーベラは、部屋に飾れば明るく賑やかな雰囲気にしてくれます。
誕生日や結婚記念日など、様々なお祝いのギフトとして使われることの多いガーベラ ですが、クリスマスのプレゼントとしても人気があります。
ガーベラがクリスマスプレゼントに選ばれる理由は、赤・白・緑などクリスマスカラーの花色が揃っているからです。
クリスマスプレゼントには、やはりクリスマスカラーの花を入れたいもの。
葉もの(グリーン)と赤いガーベラを合わせれば、クリスマスにぴったりな色合いのギフトを作ることができますよ。
<ガーベラの花言葉>
ちなみにガーベラ全体の花言葉は「希望・常に前進」などポジティブで明るいものばかり。
色ごとにそれぞれつけられた花言葉も、プレゼントにふさわしいものばかりです。
赤のガーベラの花言葉:「神秘・チャレンジ」
ピンクのガーベラの花言葉:「崇高美・感謝・思いやり」
白のガーベラの花言葉:「希望・純潔」
黄色のガーベラの花言葉:「親しみやすい・究極の愛」
◆ヒムロスギ
ヒムロスギという名前に、「スギ」と付いていますが、実はこの植物はヒノキ科ヒノキ属で、スギの仲間ではありません。
クリスマスの花束やアレンジメントに使われることだけでなく、リース作りにも使われているヒムロスギ。
クリスマスシーズンになると、お花屋さんでもよく販売されているので見たことがあるという方もいらっしゃると思います。
葉がトゲトゲしているように見えますが、触ってみると柔らかくフワフワとしているため、手を怪我してしまうことはほとんどありません。
クリスマスの花束にヒムロスギを使うという方は、プレゼントする前また自宅で飾った時に、ぜひ触ってみてくださいね。
近年では、植物を触る機会がなかなかないという方も、多いのではないでしょうか。
クリスマスなどのイベントの際には季節の花を飾り、生きている植物・花の質感を楽しんでみるのも面白いと思います。
造花や他のインテリアにはない、触り心地を体験してみてください。
また、モコモコとした見た目からもわかるように、ヒムロスギを1つ入れるだけで、花束などのフラワーギフトは、ボリュームをアップさせることができます。
予算が決まっていて花の種類をあまり多くできないという方は、ヒムロスギを入れて、クリスマスらしさとボリューム感を出してみるのもいいかもしれません。
◆ヒペリカム
クリスマスのイメージで作られた花束やアレンジメントに、赤い小さな実が使われているのを見たことがある方も多いのではないでしょうか。
きれいに咲いている花に混じって、つるっとした見た目の赤い実は花束などのフラワーギフトの中で、ワンポイントになります。
そんなお花屋さんでよく使われる赤い実の名前は、ヒペリカムです。
ヒペリカムは、花束やアレンジメントとして使われる切り花の中でも有名な実もので、クリスマスだけでなく一年を通じて誕生日などのプレゼントとしても選ばれています。
ちなみに先ほど、「赤い小さな実」とヒペリカムのことをお伝えしましたが、ヒペリカムは赤色の他にピンク・黄色・緑などの色も流通しています。
ただ、赤はクリスマスカラーの1つで、キリストの流した血を意味していて、深い愛情を表しているため、クリスマスのフラワーギフトでは赤いヒペリカムがよく使われているようです。
◆チェッカーベリー
チェッカーベリーは先に紹介していた花とは違い、花束やアレンジメントで使用される切り花ではなく、鉢植えの形で流通することが多いです。
チェッカーベリーは冬の寒さに強く、クリスマスにぴったりな赤い実をつける植物です。
そのため、チェッカーベリーはダスティミラーやシルバーリーフ、ビオラやシクラメンなどと一緒に、クリスマスデザインの寄せ植えにされていることもあります。
クリスマスの鉢植えといえば、ポインセチアやプリンセチア、シクラメンを想像する方が多いと思いますがチェッカーベリーもクリスマス、そしてその先のお正月にも最適なのです。
自宅を鉢植えでクリスマス感を演出したいという方や、クリスマスプレゼントで鉢植えを贈りたいという方に、チェッカーベリーはおすすめです。
冬の時期は咲いている花が少なくなるため、チェッカーベリーの赤は冬のお庭に映えると思いますよ。
◆最後に
今回はクリスマスプレゼントに最適な、クリスマスカラーの花の種類をご紹介しました。
今年のクリスマスももうすぐ。
季節の花を飾って、素敵なクリスマスを過ごしてくださいね。
ちなみに花キューピットではクリスマスのプレゼントに最適な、花束やアレンジメントなどフラワーギフトをご用意しています。
もちろんクリスマスカラーのデザインもご用意していますので、気になったという方はサイトをぜひチェックしてみてください。