かすみ草
ウェディングブーケ(結婚式のブーケ)の形の種類・特徴は?
今回は、ウェディングブーケの種類についてご紹介します。
結婚式でどんなスタイルのブーケにしようか、悩んでいる方は参考にしてみてください。
キャスケードブーケ
花が作り出す流れるようなラインが気品を感じさせるスタイルです。
キャスケードブーケの「キャスケード(cascade)」は「小滝・滝状に垂れたレース」を意味します。
花束のラインが素敵なキャスケードブーケは、全体のシルエットとしては、縦長になります。
ウェディングブーケといったら、このスタイル(形)をイメージされる方も多いのではないでしょうか。
このキャスケードブーケは、結婚式で参列者に見える側を花でいっぱいにしています。
そのため、ウェディングブーケを持った時や、バージンロードを歩く時などにたくさんの花を見せられるのです。
たくさんの花を使用するキャスケードブーケは美しく、さまざまな種類がある挙式ブーケの中で人気が高いそうです。
キャスケードブーケは正統派で、ベルラインやAラインのドレスに特に似合うといわれています。
キャスケードブーケでよく使われる花の種類
大きく存在感のある花がよく用いられます。
- ユリ
- 胡蝶蘭
- バラ
胡蝶蘭は鉢植えのイメージが強い方もいらっしゃるかもしれませんが、切り花としても流通していて、結婚式で選ばれることも多いです。
上品で高級感もあり、ウェディングブーケにぴったり。
ラウンドブーケ
ラウンドブーケは、丸いフォルムがかわいらしいブーケ。
ラウンドブーケの「ラウンド(round)」は、「丸い・ひと回り」という意味があります。
名前の通り、どの方向から見ても花を楽しむことができます。
こちらも結婚式の定番のスタイルで、見たことがあるという方も多いかもしれません。
花がぎゅっと密集しているため華やかで、コロンとした見た目がかわいらしいです。
ブーケに使う花の種類によって、かわいらしくも大人っぽくエレガントな雰囲気にもすることができます。
ラウンドブーケはドレスや、結婚式のテーマに合わせて雰囲気を変えられるのもポイントです。
ラウンドブーケはどんなドレスにも似合うといわれており、ドレスのボリュームに合わせて花の量を調節できます。
ボリュームのあるドレスの時は花の本数を増やして大きなブーケに、シンプルなドレスの時はコンパクトなサイズにしても良いでしょう。
ラウンドブーケでよく使われる花の種類
さまざまな種類の花を入れることもありますが、1種類の花だけで作ることもあります。
- バラ
- トルコキキョウ
- カーネーション
- ラナンキュラス
花の形が、丸い種類が選ばれることが多いようです。
オーバルブーケ
オーバルブーケの「オーバル(oval)」は「楕円形」を意味しています。
先に紹介したラウンドブーケよりも柔らかい印象で、キャスケードブーケよりも比較的カジュアルな印象になります。
ラウンドブーケとキャスケードブーケの間のようなイメージです。
ちなみに垂れ下がるようなデザインで先端がシャープなものは、ティアドロップブーケと呼ばれています。
ティアドロップブーケは「ティアドロップ(teardrop)」の名前の通り、しずくや涙の形に見えるブーケです。
オーバルブーケは、プリンセスラインなどのふんわりとしたドレスに特に似合うといわれています。
オーバルブーケでよく使われる花の種類
大きな花と小さな花を組み合わせたり、1つのブーケで色々な花の種類を使うこともあります。
- バラ
- ユリ
- カラー
- スイートピー
スイートピーのようにひらひらとして繊細な柔らかい印象の花を使ってアレンジしたり、カラーのようにクールで美しい花でアレンジしたり……。
ドレスの形・スタイルと合わせて、花の種類も変えることが多いようです。
クラッチブーケ
クラッチブーケの「クラッチ(clutch)」は、「ぐいとつかむ・しっかり握る」という意味があります。
花々をそのまま束ねたような、ナチュラル感が魅力です。
ざっくり花をまとめた雰囲気で、リボンなどもラフィアなど自然な素材が選ばれることが多いのだそう。
また他のブーケに比べて茎が長く、つかみやすい(持ちやすい)スタイルになっています。
トレンド感があり、ガーデンウェディングやナチュラルな雰囲気の結婚式、レストランウェディングをする場合によく選ばれているそうです。
結婚式のブーケの定番というスタイルが苦手な方にも、クラッチブーケはおすすめ。
比較的自由に花の種類を選ぶことが多いようですが、特に葉もの(グリーン)と、フォーマルな雰囲気の花を合わせるのは人気があるようです。
クラッチブーケはAラインのドレスの時や、細身の方に特に似合うといわれています。
クラッチブーケでよく使われる花の種類
ポイントになる大きな花を入れずに、野に咲くような繊細で小さな花だけでまとめたブーケも、飾らない美しさを表現できて人気なのだそう。
そのため、かすみ草をメインにまとめることも。
- チューリップ
- ピンクッション
- かすみ草
- ユーカリ
先にご紹介したように、かすみ草のように小さな花だけでまとめるデザインもあれば、ピンクッションのようなワイルドフラワーを使うことも。
アンティーク調の色合いにしたり、白×グリーンで統一したり、さまざまな種類の花が用いられます。
クラッチブーケは、ドライフラワーでブーケを作ることもあるのだそう。
リースブーケ
リースは、途切れることがないため「永遠」や「終わらない幸福」を意味します。
先にご紹介したブーケのスタイルとは、形ががらりと異なります。
すぐにイメージできるブーケ・花束とは、形が異なるのも魅力の1つ。
そのため、お色直し(カラードレス)の時に持つブーケを変えて、イメージを変えたいという時にもリースブーケは選ばれているのだそうです。
そんなリースブーケは、他のブーケとは違ってカバンを下げるように、腕にリースブーケを下げることもできます。
他のブーケでは、ブーケを持ちながら他の物を持つことは難しいですが、リースブーケは比較的簡単に他のアイテムを手に取ることも。
花束をなるべく手放さずにいたいという方にも、リースブーケはおすすめです。
また、生花で作ることもありますが、プリザーブドフラワーや造花、ドライフラワーなどで作り、結婚式後は自宅で飾れるようにすることもあります。
生花にはあまりない、水色や青などのブルー系でまとめたい方にもリースブーケはおすすめ。
リースブーケは、カジュアルな式場やガーデンウェディングをする際に選ばれているようです。
そして先に紹介したように、お色直し用のブーケとしても活用されています。
リースブーケでよく使われる花の種類
大きな花を使わずに小花だけでまとめたり、花を使わずに葉もの(グリーン)だけでまとめたりすることもあります。
- バラ
- ミモザ
- かすみ草
リース部分を全て花で覆うのではなく、持ち手部分はあえて枝を見せるようにするのも人気があるそうです。
またリボンやドライフルーツなど、花以外の装飾を一緒にする方もいらっしゃるのだそう。
デザインブーケ(バッグブーケ・ボールブーケ)
ふたりの世界観を表現したいなら、他にはないスタイルのブーケを作るのもおすすめ。
ハートやボールの形に花をアレンジし持ち手を付けたバッグブーケや、ボールの形に花をアレンジしリボンなどで吊るすようにして持つ、ボールブーケなどもあります。
よくイメージされるブーケ・花束の形にとらわれることはありません。
ふたりの結婚式には、自由に花でぴったりなデザインを作ってみてください。
ウェディングブーケは生花を用いることが一般的でしたが、近年はドライフラワーやプリザーブドフラワー、造花などを使うこともあります。
生花ならではの良さと、生花では表現できない造花の良さもあるため、どんなブーケにしたいかを考えて花の種類を決めていくのも良いでしょう。
ウェディングブーケの種類はドレスや装飾に合わせよう
今回は、ウェディングブーケの形・スタイルについてご紹介しました。
ブーケの種類ごとに、使われることの多い花や、似合うドレスの種類をご紹介しましたが、自分の好きな花・色・スタイルにするのも、もちろんOKです。
人生に何度もやらない結婚式には、納得のいく好きなブーケを持ちたいですよね。
ただ、たくさんの種類があるため、どんなスタイルにしようか迷ってしまうという方もいらっしゃるかと思います。
そんな時はドレスとブーケを合わせてしっくりきたものや、会場の装飾の雰囲気と合ったブーケを選んでみてください。
お気に入りのウェディングブーケと一緒に、素敵な結婚式を迎えられますように。
「感謝・ありがとう」の花言葉の花の種類◆記念日のプレゼントにもおすすめ
花言葉に「感謝」・「ありがとう」などの意味を持つ花の種類を紹介します。
カップルの記念日や結婚記念日などのお祝いで渡す花をお探しの方は参考にしてください。
また、卒業式などで先生や先輩などに贈る花束やフラワーアレンジメントを贈りたいという方もチェックしてみてください。
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感謝の意味を持つ花の種類一覧
感謝を伝えたい時に、贈りたい花言葉を持った花を一覧でご紹介します。
-
- ピンクのバラ
- かすみ草
- レースフラワー
- ピンクのガーベラ
- トルコキキョウ
- 白いダリア
- 赤のポピー
- ミモザ
- フリージア
- カンパニュラ
花言葉や花の特長などは、この後詳しくご紹介します。
ピンクのバラ
- ピンクのバラの花言葉:「感謝・しとやか・上品・感銘」など
- 科・属:バラ科・バラ属
- 和名:薔薇
- 出回り時期:1年中
ピンクのバラは、高級感がありつつかわいらしさも同時に表現できるため、特に女性から人気の高い花です。
バラは圧倒的な人気があり、もらって嬉しくない人はいないほど。
国境を越えて、多くの方から愛されている花です。
そんなバラは、結婚記念日や誕生日など特別なお祝いにプレゼントするのにおすすめです。
存在感があるため、1輪の花をプレゼントしたいという方にもよく選ばれています。
花束や、フラワーアレンジメントをプレゼントしたい場合は、他に合わせる花とバランスを見ながら組み合わせるといいでしょう。
バラは、お花屋さんで季節を問わず販売されています。
そのため春の退職祝いにも、冬のクリスマスにも贈ることができるのです。
季節を問わず、プレゼントしたい時に贈れるのは嬉しいですよね。
加えて、品種が多いことも嬉しいポイントです。
ピンクのバラの中でも品種が多く、咲き方や花びらの枚数、香りなどが異なります。
スイートアバランチェは、花束やフラワーアレンジメントでよく活用されている品種で、淡いピンク色が美しいバラです。
そして、同じく切り花として流通しているマロンフォレストは、たくさんの花びらが重なり合い丸みのある姿をしています。
ゴージャスな雰囲気でありながら、かわいらしさも合わせ持っています。
お花屋さんでピンクのバラを購入する時は、品種を見てぴったりの花を選んでくださいね。
ちなみに、バラは色で花言葉が変わるほかに、本数によっても意味が異なります。
▼本数の意味が気になった方はこちら
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薔薇(バラ)の花言葉と本数の意味とは? 本数で変わる⁉バラを贈る時の意味を紹介 |
ちなみに、花キューピットではピンクのバラを使った花束やフラワーアレンジメントをご用意しております。
「感謝」の花言葉を持ったピンクのバラをプレゼントしたいと思った方は、ぜひサイトをチェックしてみてください。
かすみ草
- かすみ草の花言葉:「感謝・親切・清らかな心・無邪気・幸福」など
- 科・属:ナデシコ科カスミソウ属
- 和名:霞草・群撫子
- 出回り時期:1年中
小さく繊細な花々を、たくさん楽しめるかすみ草。
先に紹介したバラなどのメインの花を引き立てるために使われたり、フラワーギフト全体のボリューム感もアップするために選ばれたりすることも多い、名脇役です。
白い小さな花はかわいらしく、どんな花とも相性抜群。
「もう少し花束に花を足したい」と思った時は、かすみ草を選んでみてください。
また、プレゼントする相手の好きな花でフラワーギフトを作ってから、「感謝」という花言葉の花を足したいと思ったときも、かすみ草がおすすめです。
今のデザインを邪魔することなく、フラワーギフト全体をより素敵な雰囲気に仕上げてくれます。
ちなみに、先ほどかすみ草のことを「名脇役」とお伝えしましたが、近年ではかすみ草だけを束ねた花束も人気があります。
高級感があるというよりは、キュートなイメージになることが多いようです。
特にかすみ草だけをまとめた花束は、卒業式や結婚記念日などに贈られることが多いようです。
また、かすみ草は花持ちがよく、花を長く楽しみたい方にもおすすめ。
見た目によらず、かすみ草はすぐに元気がなくなってしまうということが少ない、タフな花でもあるのです。
加えてかすみ草は、ドライフラワーに適した花でもあります。
ドライフラワーを作ったことがない方でも、かすみ草を使えば比較的簡単かつ、きれいなドライフラワーを作ることも。
ドライフラワーになったかすみ草は、アンティークのような雰囲気になり生花の時とはまた違ったかわいらしさを楽しむことができます。
ちなみに、花キューピットではかすみ草を使った花束やフラワーアレンジメントをご用意しております。
「感謝」の花言葉を持ったかすみ草をプレゼントしたいと思った方は、ぜひサイトをチェックしてみてください。
レースフラワー
- レースフラワーの花言葉:「感謝・可憐な恋・繊細・細やかな愛情」など
- 科・属:セリ科ドクゼリモドキ属
- 和名:毒芹もどき
- 出回り時期:1年中
名前の通り、レースのようにも見えるレースフラワー。
ふんわりとした雰囲気を作ることが得意で、花と花の間を埋めたりウェディングのブーケに活用されたりすることが多いようです。
白いレースフラワーがポピュラーですが、白以外にグリーンや紫系も流通しています。
さらに近年では、レースフラワーにラメがかけられており、キラキラとしたかわいらしい雰囲気を表現することも。
その花姿はまるで、妖精が持っている傘のようにも見えます。
キュートな見た目なので、彼女や妻へのプレゼントにおすすめです。
一方で、合わせる花によってナチュラル感を表現できるので、目上の方や男性への贈り物としても選ばれています。
ちなみに「先に紹介したかすみ草と、レースフラワーの違いは何なの」と、思う方もいらっしゃるのでは。
かすみ草とレースフラワーを見分けるポイントは、花のつき方です。
レースフラワーはかすみ草とは違い、1本の茎の先端から放射線状に細かい花がついています。
細かい花が円形状に集まり、その集まりがさらに集まっているようなイメージです。
白く繊細な細かい花を楽しめる、かすみ草とレースフラワーは似ていますが、それぞれ雰囲気が異なります。
そのためかすみ草もレースフラワーも、フラワーアレンジメントや花束に入れた際、違った魅力を演出することができます。
ぜひ、それぞれの良さを引き出しながらフラワーギフトを作ってみてくださいね。
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ピンクのガーベラ
- ピンクのガーベラの花言葉:「感謝・神秘・熱愛・崇高美」など
- 科・属:キク科・ガーベラ属
- 和名:花車・千本槍
- 出回り時期:1年中
スラっとのびた茎から、パッと開花したように可憐な花を1つ付けるガーベラ。
かわいらしく大人から子供まで愛されている花で、高級感があるというよりも親しみがあるような花だと思います。
そんなガーベラの中でも特にピンクのガーベラは可愛らしく、ひな祭りなどで子供にプレゼントしたり、誕生日プレゼントとして女性にプレゼントしたりすることが多いようです。
ただ、もちろんピンクのガーベラは、男性へのプレゼントとしても選ばれています。
男性にピンクのガーベラを使った花束やフラワーアレンジメントをプレゼントする時は、キュートになりすぎないよう、他に合わせる花を落ち着いた雰囲気のものにすると良いでしょう。
グリーン(葉もの)とピンクのガーベラを合わせたり、深い赤など落ち着いた色味のガーベラと合わせたりするのもおすすめです。
また、ピンクのガーベラは品種が多い花でもあります。
品種が多く、一口にピンクのガーベラと言っても、品種によって印象が変わってきます。
例えば、チェリーという品種は淡いピンク色で、幾層にも花びらを重ねている美しい姿をしています。
またシャネルという品種は、明るいピンク色が印象的。
中心の部分が黒いので、ピンクと黒のコントラストを楽しむことができます。
ご紹介したように、ピンクのガーベラと言っても花びらの形や咲き方、花びらの色の濃さなど品種によって表情がさまざま。
プレゼントする相手に合わせて、ぴったりな品種を探してみてくださいね。
ちなみにガーベラは、他の花に比べてリーズナブルに購入できます。
限られた予算の中でたくさんの花を贈りたいという方は、ガーベラがおすすめです。
さらに感謝という花言葉を持った花が贈りたいという場合は、ご紹介したピンクのガーベラをプレゼントしてみてくださいね。
トルコキキョウ
- トルコキキョウの花言葉:「感謝・優美・すがすがしい美しさ・希望・良い語らい」など
- 科・属:リンドウ科ユーストマ属
- 和名:トルコ桔梗
- 出回り時期:1年中
優雅で高級感のある花姿は、特別な贈り物にぴったり。
先にご紹介したバラのように存在感があるため、トルコキキョウは花束やフラワーアレンジメントでメインになることが多いです。
一方でトルコキキョウは開花した花の様子だけではなく、ぐるっとねじったような形のつぼみもかわいらしいです。
そのため、トルコキキョウのつぼみはフラワーギフトの良いアクセントになります。
そして、トルコキキョウは花持ちがよい花でもあります。
長く花を飾りたいという方にも、おすすめ。
元気がなくなってしまった時も、トルコキキョウは比較的水揚げしやすい花なので、お手入れをすればまだ飾れることも多いです。
夏の暑さにも丈夫なのも、嬉しいポイントです。
ちなみにトルコキキョウが持つ「良き語らい」という花言葉には由来があります。
「良い語らい」という花言葉は、トルコキキョウの属名である「Eustoma(ユーストマ)」が由来しています。
ギリシャ語で「eu」は「良い」という意味が、「stoma」は「口」という意味があるため、「良い語らい」という花言葉が付いたといわれています。
この「Eustoma(ユーストマ)」という属名は、花の付け根から口が開いているように花が見えることが由来しているのだそう。
八重咲きのトルコキキョウは花びらに隠れて、イメージが付きにくいですが一重咲きのトルコキキョウをみると「口のように見える」の意味が分かるかもしれません。
もしお花屋さんで一重咲きのトルコキキョウを見かけた時は、どんな風に見えるのか観察してみてくださいね。
またトルコキキョウは「感謝」や「良き語らい」という花言葉の他に「希望」という縁起のいい花言葉を持っています。
そのため、試験を控えた方や就活生にプレゼントする花としてもおすすめです。
トルコキキョウを使ったギフトを、花キューピットではご用意しています。
花ギフトをお探しの方は、サイトをチェックしてみてください。
白いダリア
- ダリアの花言葉:「感謝・豊かな愛情・平和・調和」など
- 科・属:キク科ダリア属
- 和名:天竺ボタン
- 出回り時期:1年中※流通が多いのは9月~10月
花束やフラワーアレンジメントの中に一輪入るだけで、グッと全体の格を上げてくれるような存在感を放つ、ダリア。
主役の花として使われることが多いダリアは、他に花を使わずにグリーン(葉もの)と一緒に合わせるだけでも、美しいフラワーギフトを作ることができます。
ダリアの堂々としていて気品を放つ姿は、世界中で多くの人を魅了しています。
たくさんのカラーバリエーションがある中で、白のダリアはエレガントでおしゃれ。
他の白い花と合わせて、ホワイトカラーでまとめた花束もおしゃれ。
また先にお伝えした通り、白いダリアとグリーン(葉もの)だけを合わせたナチュラルなブーケも特別な日のお祝いにぴったりです。
さらに、白いダリアは結婚式の装飾やウェディングブーケにも使われることが多いようです。
ちなみにダリアはその品のある花姿から、愛好家が多い切り花として知られています。
ダリアが好きな人が多いため、ダリアには3万種類を超える品種があるといわれていて、現在でも新しい品種が次々と登場しています。
花の大きさが3cm以下の極小輪や10cm~20cmの中輪、30cm以上の超巨大輪などがありますが、中でも20cm~26cmの大輪のダリアは特に人気なようで、新種の数も多いのだそう。
そんなダリアのたくさんの品種の中から、今回は2つご紹介します。
大輪の白いダリアの品種で、有名なのが「かまくら」です。
かまくらは純白度が高く、先にご紹介したブライダルなどにも最適。
またダリアの中では、花持ちがよく長く楽しめるといわれています。
白いダリアの中には小輪の「ホワイトミルフィーユ」という品種もあります。
名前がかわいらしいですよね。
ホワイトミルフィーユは、1つの花は小さいですが1つの株から小さな花をいくつも楽しめます。
同じ白のダリアでも品種によって見た目が、全く異なることもあります。
ぜひ、品種にもこだわってプレゼントしてみてください。
赤いポピー
- 赤いポピーの花言葉:「感謝・喜び・慰め」など
- 科・属:ケシ科・ケシ属
- 和名:虞美人草(グビジンソウ)
- 出回り時期:1月~4月・11月~12月※流通が多いのは1月~3月
花束やフラワーアレンジメントなどで使われる切り花だけでなく、花壇などでも見かけることのあるポピー。
光を通すほど薄い花びらが風に揺れている様子は、かわいらしいですよね。
そんなポピーにもいくつかの品種があり、お花屋さんで切り花として流通しているのはアイスランドポピーの仲間が多いとされています。
アイスランドポピーは花壇などでも使われることもあり、ポピーと聞いてイメージする花だと思います。
他にはシャーレーポピーや、オリエンタルポピーが有名です。
ポピーを自宅で飾る際にぜひ見てもらいたい様子が、殻を一生懸命に破り開花する姿です。
細かい毛が生えた緑色の殻は、あまりかわいいとは言えません。
しかしそんな殻を破って、しわくちゃの花びらがピンと咲ききるまでは、観察していて動きがあり、おもしろいと思います。
初めてポピーのつぼみから開花するまでの様子を見た方は、この小さなつぼみの中にこんなに大きな花が入っていたのと驚くと思います。
また、基本的にポピーの茎には癖があり、柔らかな曲線を描いていることもあります。
それぞれのポピーに個性があることと、先にお伝えした殻から花を咲かせる様子を見ると、愛着がわきやすい花だと思います。
「感謝」という花言葉を持った生命力を感じる赤いポピーは、大切な方の特別なお祝いを明るく彩ってくれるはず。
誕生日や退職祝い、卒業式などのお祝いに贈ってみてくださいね。
ミモザ(銀葉アカシア)
- ミモザの花言葉:「感謝・友情・密かな愛・エレガンス」など
- 科・属:マメ科・アカシア属
- 和名:針槐樹(ハリエンジュ)
- 出回り時期:1月~5月・12月※流通が多いのは1月~3月
黄色のモコモコとした花がかわいらしい植物は、「ミモザ」という名で親しまれていますが、正式な名前は「ギンヨウアカシア」といいます。
ただお花屋さんなどで販売されている切り花には、別名である「ミモザアカシア」または、それを省略して「ミモザ」と書かれていることが多いです。
はじめにお伝えした通り、黄色のモコモコとした花がかわいらしいミモザですが、ミモザの特徴は花だけではありません。
実は、葉にも特徴があります。
ミモザの葉は、細かく銀色をしています。
黄色の花がなくてもその銀色の葉だけで美しいため、花がない状態でも観賞用として販売されているほど。
ミモザをプレゼントする時や、自宅で飾る時は花だけでなく葉にも注目してみてください。
またミモザはお花屋さんだけでなく、リースの形になっていたりドライフラワーになっていたりして、雑貨屋さんなどでも販売されていることが多くなりました。
ナチュラルな雰囲気の花束やフラワーアレンジメントまたは、インテリアとして花をモチーフにしたリースやドライフラワーを探しているという方にもミモザはおすすめです。
ちなみに、毎年3月8日は「国際女性デー(International Women’s Day)」ですが、別名「ミモザの日」と呼ばれています。
3月8日「ミモザの日」について知りたい方は、こちらも合わせてチェックしてください。
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ミモザってどんな花?~3月8日はミモザの日~ ミモザの日と、ミモザの特長について |
フリージア
- フリージアの花言葉:「感謝・親愛の情・友情・期待」など
- 科・属:アヤメ科フリージア属
- 和名:浅黄水仙
- 出回り時期:1月~4月・11月~12月
細い茎に連なるようにして、たくさんの花をつけるフリージア。
その姿は、他の花にはなく個性的な美しさを持っています。
そんなフリージアは、洋風の花とも和風の花とも相性がいいので、さまざまなデザインで活用することができます。
そのため、飾る際に和室・洋室問わず違和感がないことが多く、プレゼントする相手がどんな家に住んでいるか分からなくても安心です。
またフリージアは、甘い香りも特徴です。
フリージアは香りの良い花として知られており、花の香りが好きという方や花の香りを楽しみたいという方には、フリージアのフラワーギフトを贈ることがおすすめ。
ちなみにフリージアは春の花というイメージが強いですが、実は11月~12月頃の冬の時期にも多くのお花屋さんで購入することができます。
早春の花なので、暖かい春にお花屋さんで見かけるというよりも、まだ寒い時期に見かけることの方が多いかと思います。
「感謝」以外にフリージアは「親愛の情」や「友情」という花言葉も持っています。
これはフリージアを発見した、デンマークの植物学者エクロンが親友の医師であるフリーゼにちなんで、フリージアの名前をつけたことに由来しています。
そのため、フリージアは友達の誕生日などのお祝いにぴったりです。
また喧嘩してしまった時に仲直りの印として、フリージアを使った花束やフラワーアレンジメントを贈るのもいいかもしれません。
カンパニュラ
- カンパニュラの花言葉:「感謝・誠実な愛・思いを告げる」など
- 科・属:キキョウ科・カンパニュラ属
- 和名:風鈴草・釣鐘草
- 出回り時期:4月~8月
ベルのような形をした花姿が印象的な、カンパニュラ。
お花屋さんで見かける切り花として流通しているのは、花の大きな品種が多いといわれています。
一方でガーデニングで使われる品種や鉢植えとして販売されているカンパニュラは、比較的花の小さなものが流通しています。
お花屋さんで見かけた方は、見比べてみてください。
先ほどカンパニュラの花姿を「ベルのような形」と、ご紹介しましたが植物図鑑などでよく使われる表現としては「釣鐘型」といわれています。
カンパニュラは、ラテン語で「小さな鐘」を意味しています。
加えて和名では、風鈴草と呼ばれています。
この名前の由来にもなっている、ふっくらとした優しい見た目がカンパニュラの大きな魅力です。
そんなカンパニュラは他の花にはない珍しい花の形をしていますが、花束やフラワーアレンジメントなどに入れると、ものすごく主張するわけではないので他の花とも相性抜群。
フラワーギフトにした際に、協調性があるように思います。
そのため、メインの花をより美しく見せたり、フラワーギフトのちょっとした隙間を埋めたりと、脇役として使われることも多いようです。
ちなみにカンパニュラの代表的な色は紫系ですが、他にもピンクや白、ブルーに近い色もあります。
カンパニュラをプレゼントする際は、紫以外の花色を選んでみてもいいかもしれませんね。
ちなみに、カンパニュラの「感謝・誠実な愛・思いを告げる」などの花言葉はギリシャ神話が由来になっている説と、教会の鐘が由来になっている説などがあります。
カンパニュラの花言葉の由来とされているギリシャ神話は、こちらです。
カンパニュールというギリシャ神話に登場する美しい精霊は、オリンポスの果樹園にある黄金のりんごを守る仕事をしていました。
ある日、兵士が黄金のりんごを盗もうと果樹園に侵入しました。
黄金のリンゴの番人であるカンパニュールは、リンゴを守ろうと鐘を鳴らして助けを求めましたが、兵士によって殺されてしまったのです。花の女神フローラは、カンパニュールの死を悼み、鐘の形をした花にかえたのでした。
また、教会の鐘が由来という説は、カンパニュラの花の見た目が似ていたからというものです。
どちらも、カンパニュラの花姿が由来ということになりそうです。
最後に
今回は「感謝」という花言葉を持った花の種類をご紹介しました。
切り花として流通している種類を掲載したので、花束やフラワーアレンジメントに「ありがとう」の気持ちを込めて贈りたい方はぜひ参考にしてください。
普段は恥ずかしくて感謝の言葉が伝えられていないという方は、ぜひ花言葉に気持ちを込めてプレゼントしてみてください。
誕生日や結婚記念日、卒業式などをきっかけに感謝の花束をプレゼントするのは素敵ですが、特別な日でなくても気持ちを伝えようと思ったら花を贈ってみてください。
いつも一緒にいる妻・夫や恋人であっても、いつ何が起こるか分かりません。
「いつもありがとう」を伝えようと思い立った時に、伝えることが大切です。
思っているだけでは、伝わりません。
花言葉に託したとしても、直接言葉にしたとしても、自分らしい表現で大切な方へ感謝を伝えてくださいね。
気持ちを伝えたいと思った相手に、特別な想いが伝わりますように。
▼愛情が伝わる花言葉を持つ花の種類はこちら
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「愛・大好き・恋」の花言葉の花の種類◆恋人のプレゼントにおすすめ 恋人や妻・夫に贈りたい愛が伝わる花言葉をご紹介します。 |
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「友情・友達・絆」の花言葉の花の種類◆友人へのプレゼントにおすすめ 部活やチームの友達など、友人に贈りたい花言葉を持つ花をご紹介。 |
母の日のおしゃれな花の種類!おしゃれな花ギフトをお母さんに贈ろう
今回は母の日に贈りたい、おしゃれな花の種類についてご紹介します。
お母さんに、おしゃれな花束やフラワーアレンジメントをプレゼントしたいと思っている方は、参考にしてみてください。
母の日に贈るおしゃれな花の種類
それではさっそく、母の日にプレゼントしたいおしゃれな花の種類をご紹介します。
花言葉と花持ちの良さを一緒に掲載しているので、花を選ぶときにチェックしてみてください。
花持ちは、5段階評価で掲載しています。
★(星)が多いほど、長持ちする花だと思ってください。
バラ
- 花言葉:愛・美
- 花持ち:★★★★
美しく上品な花姿が人気なバラ。
バラはおしゃれで、母の日のプレゼントとしてもよく選ばれています。
バラはラッピングなどがなく、そのまま一輪だけをテーブルに飾っていたとしても絵になるほど、おしゃれな花の1つです。
バラは情熱的な赤色が有名ですが、おしゃれなくすみカラーや淡いピンクやクリーム色などもよく流通しています。
繊細なデザインから、大胆で豪華なデザインも表現できることが特徴です。
母の日におしゃれな花束やフラワーアレンジメントを贈りたいと思っている方は、他に合わせる花と色合いを合わせてバラを使ってみてくださいね。
バラは圧倒的な人気があり、花ギフトの中でメインになるほど存在感があります。
そのため、他の花とどう合わせるのかが重要になります。
ちなみに品種にもよりますが、バラは良い香りを楽しむこともできます。
花びらが重なり合った美しい花を愛でながら、うっとりするような香りもお母さんにプレゼントすることができそうです。
またバラは花持ちも良い花なので、母の日当日だけでなく比較的長い期間観賞することができます。
長く花を楽しんでもらえるのは、嬉しいことですよね。
バラの色ごとの花言葉を知りたい方は、こちらも合わせてご覧ください。
ピンクのバラの花言葉は「感謝」や、オレンジのバラの花言葉は「絆」など、色によって異なる花言葉を紹介しています。
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色ごとに変わるバラの花言葉 赤やピンク、白など各色のバラの花言葉を紹介します。 |
ユリ
- 花言葉:純潔・威厳
- 花持ち:★★★★
ユリは1輪だけでも存在感のある花です。
その堂々とした美しい花姿が特徴で、おじいちゃん・おばあちゃんから子供まで幅広い年代の方から愛されています。
洋風のデザインだけでなく、和風のデザインでも使われる凛としたユリ。
ユリの花を使った花束やフラワーアレンジメントは、義母への母の日ギフトとしてもおすすめです。
ユリは夏の花であり、5月~8月にかけて花を咲かせます。
1年を通してユリはお花屋さんで購入することができますが、母の日がある5月はより美しいユリを楽しむことができるのです。
ユリは、茎の下の方まで葉がついていることが多いです。
大きな花に注目がいきがちですが、葉も動きをつけることができるため、おしゃれなデザインを演出できます。
母の日に、比較的フォーマルなおしゃれなデザインの花ギフトをプレゼントしたいという方は、ぜひユリを使ってみてください。
またユリは、香りの良い品種が多い花でもあります。
鼻を近づけなくても香りを楽しめるため、ユリの香りが好きというお母さんも多いはず。
見た目だけではなく、香りの面からもユリがおすすめです。
スターチス
- 花言葉:変わらぬ心・途絶えぬ記憶
- 花持ち:★★★★
スターチスはメインになることは少ないですが、花束やフラワーアレンジメントの脇役としてよく活用される花の種類の1つです。
濃い紫色やはっきりとしたピンクなどビビッドカラーがある一方、 白や淡いピンク色、クリーム色などペールカラーも流通しているため、お母さんに合わせた色を選ぶことができます。
スターチス以外の花は淡い色で合わせ、はっきりとした色のスターチスを加えれば、フラワーギフトのアクセントになること間違いなし。
スターチスは、差し色としてもよく使われています。
母の日のギフトでは王道のプレゼントである赤いカーネーションとピンクのカーネーションをメインにした花束やフラワーアレンジメントに、濃い紫色のスターチスを加えることで、ポップでおしゃれな雰囲気のデザインをつくれます。
また、スターチスはドライフラワーに向いている花でもあります。
「もらった花をドライフラワーにして取っておきたい」というお母さんにプレゼントするなら、スターチスがおすすめです。
生花の状態のスターチスを優しく触ると、花全体の水分量が少ないことが分かります。
他の花に比べて早く水分が抜けきるため、きれいな色を残したままドライフラワーを作れるのです。
そのため「今までドライフラワーを作ったことはないけれど、 挑戦したい!」というお母さんにもおすすめ。
マトリカリア
- 花言葉:集う喜び・楽しむ
- 花持ち:★★★
花姿はマーガレットにも似ていますが、比較すると花のサイズが小さい、マトリカリア。
華奢な印象のマトリカリアは、花束やフラワーアレンジメントの中で、花と花の間をかわいらしく埋めてくれます。
メインの花が大きい時は花と花の間が、ぽっかりと空いてしまうことも。
全体的に使われている花の数が多くても、隙間が目立つと寂しい印象になってしまいます。
そんな時に活躍するのが、マトリカリア。
小さくかわいらしい花が隙間を埋めて、おしゃれな雰囲気を保ちつつ華やかさを加えてくれます。
主張が激しい花ではありませんが、フラワーギフト全体のナチュラルさやおしゃれさをぐっと上げてくれる花です。
さらに、マトリカリアはどんな花とも相性のいい花でもあります。
母の日にプレゼントしたい、メインになる花が決まっているという方は、マトリカリアを合わせるのもおすすめ。
ちなみにお花屋さんでは1年を通して見かけることができますが、5月~7月がマトリカリアの開花時期。
母の日にはちょうど旬を迎えるマトリカリアを、プレゼントすることができそうです。
かすみ草
- 花言葉:感謝・幸福
- 花持ち:★★★
白く小さな花を、たくさん楽しませてくれるかすみ草。
かすみ草も先にご紹介したマトリカリアと同じく、メインの花になることは少ないですが、花と花の間をおしゃれに埋めてくれる花の1つです。
かすみ草は1つの茎からいくつも枝分かれしているため、花束やフラワーアレンジメントに使うことで、花ギフト全体をボリュームアップすることができます。
ただ、かすみ草には独特な香りがあるため、かすみ草の香りが苦手というお母さんには 使う量を少なくするのが良いでしょう。
母の日に限らず、かすみ草は花束やフラワーアレンジメントなどの花ギフトの定番でもあります。
そのため花ギフトで個性を表現したい時は、かすみ草の使い方を工夫すると良さそうです。
近年ではかすみ草にラメをつけたものや、白いかすみ草にインクを吸わせて水色や虹色などの色を付けたものも販売されています。
キラキラとしたかすみ草や、自然界にはないポップな色合いのかすみ草をお母さんにプレゼントしたいと思っている方は、ぜひ選んでみてください。
かすみ草は、繊細さやナチュラル感をおしゃれに演出できる花。
飾らない美しさを母の日に表現したい方は、かすみ草がおすすめです。
スカビオサ
- 花言葉:風情・感じやすい心
- 花持ち:★★
細い茎に小さな花が集まって、丸い大きな花のようにも見える、スカビオサ。
雰囲気はかわいらしく、おしゃれです。
周りのヒラヒラとした花びらの様子は、バレエのチュチュのようにもみえます。
そしてスッと伸びた茎はしなやかで、美しさまで感じます。
そんなスカビオサは、おしゃれで可憐な雰囲気の花であり、 洋風の花とも和風の花とも相性抜群です。
スカビオサは1年中お花屋さんで見かけることはできますが、最も多くなるのは秋から初夏にかけてといわれています。
特に3月~5月は、花屋さんでも多く販売されているようです。
そのため母の日には、旬のおしゃれなスカビオサをプレゼントすることができそう。
赤・ピンク・黄色・白・紫・緑・ブラウンなど、花色が豊富なことも特徴の1つ。
そのカラーバリエーションの多さは、シックなデザインの花ギフトから豪華でカラフルなデザインの花ギフトにまで対応することができます。
ちなみに、スカビオサは「風情・感じやすい心」などの花言葉の他に、「不幸な愛」などネガティブな花言葉も持っています。
そのため、花言葉が気になるという方は、母の日に贈らない方が良いかもしれません。
しかし、かわいらしくおしゃれな花であることには変わりません。
「花言葉が気になるけど、プレゼントしたい」という方は「おしゃれな見た目が気にいって母の日ギフトに選んだの」や「お母さんの雰囲気にぴったりだと思って」と、スカビオサを選んだ理由を伝えるといいでしょう。
胡蝶蘭
- 花言葉:幸福が飛んでくる・純粋な愛
- 花持ち:★★★★★
豪華でおしゃれな花を母の日に贈りたいと思っている方は、胡蝶蘭がおすすめです。
胡蝶蘭は花持ちがよく、他の花に比べて長くきれいな花を楽しむことができます。
花姿も他の花とは一味違う、上品さがあるように思います。
ちなみに胡蝶蘭は、花束やフラワーアレンジメントとして使われる切り花での流通もありますが、鉢植えとしての流通の方が一般的です。
母の日におしゃれな鉢植えのプレゼントをしたいと思っている方も、胡蝶蘭がおすすめ。
胡蝶蘭は母の日だけでなく、開店祝いなどでも贈られる花の1つです。
開店祝いで贈られる胡蝶蘭を見ると、大きな鉢植えが多いように思うのではないでしょうか。
「こんなに大きいのは家に飾れない……」と、思う方もいらっしゃるかもしれませんが、胡蝶蘭はコンパクトで持ち運びできるくらいの大きさの鉢植えも販売されています。
お母さんが飾る場所(ベース)に合わせて、花のサイズを選んでみてください。
白い胡蝶蘭が最も有名かと思いますが、ピンクや黄色などの色も販売されています。
おしゃれで、お母さんのイメージにぴったりな胡蝶蘭を選んでみてくださいね。
ユーカリ
- 花言葉:記憶・思い出
- 花持ち:★★★★★
花ではありませんがおしゃれなので、ここで葉ものであるユーカリも紹介させてください。
ユーカリは、人気の高い葉もの(グリーン)です。
葉の形は丸くかわいらしく、香りも良いのが特徴。
葉の色は「緑(ザ・グリーン)」というよりは、銀色に近いような独特なおしゃれな色合いをしています。
またユーカリは他の花とは違い、枝ものとして販売されているため大きなサイズの花束やフラワーアレンジメントを楽しむこともできます。
葉の先の方はしなやかですが、根元にいくほどしっかりしていて硬いため、花ギフトのデザインや全体の大きさをみて、使う部分を変えると良いでしょう。
さまざまな花と相性が良く、合わせることによってその花の美しさを引き立てたり、 ユーカリの葉が動きを与えたり、フラワーギフトのワンポイントになります。
ユーカリの葉の色がはっきりとした色ではないため、くすみカラーの花と合わせてもおしゃれな雰囲気になります。
近年ではドライフラワーとしても流通しているため、お花屋さん以外でもユーカリを扱っているところが多くなっています。
そのため、ユーカリを雑貨屋さんで見たことがあるという方も、いらっしゃるかもしれません。
カーネーションを使っておしゃれな花ギフトにするには?
母の日には定番のカーネーションを使って、よりおしゃれな花束やフラワーアレンジメントを贈りたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
複色のカーネーションを使う
母の日は赤いカーネーションが有名ですが、花びらの縁だけ色が異なるような品種や、花びらの中でさまざまな色が混ざり合っているような複色のカーネーションも流通しています。
カーネーションは品種が多いため、単色だけではなく複数の色を1つの花から楽しむこともできるのです。
たくさんの品種がありますが、中でもコマチはお花屋さんでよく販売されているのでおすすめです。
くすんだ色のカーネーションを使う
はっきりした赤や濃いピンクではなく、くすみカラーのカーネーションを使うと、同じデザインでも印象が変わります。
パキッとした色合いも素敵ですが、彩度が低くグレーアッシュな色合いでまとめることで、アンティーク調のおしゃれな雰囲気にすることができます。
アンティグアなどの品種がおすすめです。
カーネーションと葉もの(グリーン)だけで合わせる
カーネーション以外に花を使わず、葉もの(グリーン)とカーネーションを合わせることでスタイリッシュで、おしゃれなデザインにすることができます。
グリーンとカーネーションの色合いが鮮やかで、生き生きとしたフラワーギフトになるでしょう。
葉ものは先に紹介したユーカリだけではなく、ドラセナやアイビー、レモンリーフなどさまざまな種類があります。
お花屋さんで購入する時は、カーネーションと組み合わせながら、どの葉ものが良いか選んでみてください。
バラなどの他のおしゃれな花と合わせる
他に合わせる花によって、花束やフラワーアレンジメントの雰囲気は変わります。
カーネーションだけでまとめると、比較的かわいらしいデザインになりがち。
カーネーションが柔らかな印象で丸みがあるので、おしゃれというよりもキュートな雰囲気に仕上がることが多いのです。
しかし、先にご紹介したバラやユリなどをカーネーションと一緒に合わせることで、イメージしているおしゃれなデザインにすることもできます。
カーネーションの色だけではなく、一緒に合わせる花にも注目してみてください。
カーネーションが母の日の王道なのはなぜ?
母の日の花と言えば「カーネーション」というほど、カーネーションのイメージは強いと思います。
しかし、なぜカーネーションが母の日の代表的なプレゼントになったのか、知っていますか。
母の日にカーネーションが贈られるようになった理由は、1人の少女が亡くなったお母さんへカーネーションを献花したためと言われています。
これは母の日が制定されるきっかけであり、母の日にお母さんへカーネーションを贈るきっかけにもなっています。
亡くなったお母さんへ贈ったことが、きっかけと聞くと意外に思われる方も多いかと思います。
母の日はアメリカが発祥で、アメリカでは1914年に制定されました。
日本で5月の第2日曜日として母の日が定着し始めたのは、1949年頃からといわれています。
もっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
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母の日にはどうしてカーネーションを贈るの?母の日の由来 アメリカから始まった母の日は何がきっかけだった? |
母の日にはおしゃれな花ギフトを贈ろう
今回は、母の日に贈りたいおしゃれな花の種類についてご紹介しました。
花キューピットでは、母の日にぴったりなおしゃれな花ギフトをご用意しております。
気になった方は、ぜひサイトをのぞいてみてください。
母の日に花を贈る時に気になること
ここでは、母の日ギフトを選ぶ際に気になることをQ&A方式でご紹介しておきます。
花持ちが良くおしゃれな花は何ですか?
胡蝶蘭やユーカリは花持ちが良く、見た目もおしゃれで母の日におすすめです。この記事の中では花持ちの良さを★5段階評価で掲載しています。ぜひご覧ください。胡蝶蘭についてはこちら・ユーカリについてはこちら
カーネーションを使っておしゃれにする方法が知りたいです
複色のカーネーションやくすみカラーのカーネーションを使うなど色味を工夫するとよりおしゃれな花ギフトを作ることができます。また、カーネーションと葉もの(グリーン)だけをまとめるのもおすすめです。詳しくはこちら
カーネーション以外の花を母の日に贈っていいですか?
母の日にカーネーション以外の花を贈るのもOKです。バラやユリ、かすみ草などカーネーション以外の花を花束やフラワーアレンジメントにしてプレゼントしたり、胡蝶蘭やあじさいなどの鉢植えを贈ったりするのも喜ばれるでしょう。母の日の花ギフトをみたいこちら
妻にも母の日は贈った方が良いですか?
母の日に夫からプレゼントがほしいと考える女性は、アンケートによると60%ほどだったそうです。割合を見ると少ないとは言えません。絶対に必要ということはありませんが、プレゼントを用意しておくと良さそうです。また、子供がいる場合は、子供と一緒に母の日のギフトを用意できるといいですね。夫から妻へ母の日を贈る時に気になること
母の日におすすめなカーネーション以外の花の種類を紹介!2023年版
今年、2023年の母の日は5月14日(月)です。
今回は母の日にお母さんへプレゼントしたい、カーネーション以外の花の種類をご紹介します。
「母の日=カーネーション」というイメージが強いですが、カーネーション以外のお花を贈るのもおすすめです。
「毎年カーネーションを贈っていて他の花を贈りたい」と思っている方や「今年は一味違ったプレゼントを!」と、思っている方は参考にしてみてください。
バラ
誕生日や結婚記念日などのお祝いの場面で贈られることの多いバラは、母の日にもおすすめです。
母の日にバラをプレゼントすれば、バラ特有の高級感と美しさで特別な気持ちを伝えることができるでしょう。
加えてバラは花の色や咲き方などにさまざまな種類があり、お母さんにぴったりな花束やフラワーアレンジメントをデザインすることができます。
例えばピンクのバラを使えば美しさの中にかわいらしさを、赤バラを使えば高級感があり義母も喜んでくれそうなデザインを表現することもできます。
バラをプレゼントすれば、母の日の定番であるカーネーションよりも上品さや豪華さを演出することができそうです。
ちなみにバラは、ハンドクリームや香水などで使われるほど香りの良い品種が多い花の1つです。
花束やフラワーアレンジメントを受け取った時に、ふんわりと花の良い香りを感じてもらいたいと思っている方は、バラがおすすめです。
バラの基本情報
- 科・属:バラ科・バラ属
- 学名:Rosa
- バラ全体の花言葉:愛・美
- 赤いバラの花言葉:愛情
- ピンクのバラの花言葉:感謝・幸福
ユリ
凛とした大きな花が特徴的なユリ。
ユリは「かわいらしい」というよりも「美しい」という言葉が似合う花です。
豪華で存在感のある花でありながら、派手すぎない落ち着いた美しさで私たちを楽しませてくれます。
そのため、フォーマルな場で母の日の花ギフトを贈るという方に、ユリはおすすめ。
そしてユリは他の花よりも比較的花持ちがよいため、長く美しい姿を観賞することもできます。
上品で美しい見た目と花持ちの良さで、義母へのプレゼントとしても喜ばれるでしょう。
また、ユリは香りが良い品種が多い花です。
部屋にユリを飾ると、ふんわりとフローラルな香りを感じられることも。
品種にもよりますがカーネーションよりも、ユリの方が花の香りを楽しめることが多いです。
花の香りを楽しんでもらいたいと思っている方は、母の日にユリを使った花束やフラワーアレンジメントをプレゼントしてみてください。
ちなみにユリは、洋室でも和室でも美しく飾ることができます。
ユリはウェディングブーケで使われるように洋風なデザインにも合いますが、着物を着た時に髪飾りにしたり生け花で使われたりと、和風のデザインも似合います。
お母さんが和室に母の日のプレゼントを飾るという方は、ユリも花ギフトの候補の1つに入れてみてはいかがでしょうか。
ユリの基本情報
- 科・属:ユリ科・ユリ属
- 学名:Lilium
- ユリの花言葉:純粋・無垢・威厳
マム
マムとは一般的に、洋菊のことを指しています。
お供えで使われることの多い小菊や輪菊を除いた、かわいらしい菊のことだと思えばイメージしやすいかと思います。
マムで有名な品種は、スプレーマムやピンポンマムなどがあります。
菊はお供えのイメージが強いという方も多いかと思いますが、実はお祝いの花束やフラワーアレンジメントでもよく活用されています。
カラーバリエーションも豊富で、淡くかわいらしい色からポップでビビッドな色まで幅広く流通しています。
マムは、ピンクや黄色、オレンジ、グリーンにグラデーションのものなどカラフル。
そんなマムを使えばお母さんにプレゼントしたい、明るいデザインの花束やフラワーアレンジメントにできるでしょう。
菊と聞くと「和風なデザインしか似合わないんでしょ」と、思う方もいらっしゃると思いますが、マムは洋風のデザインに使われることも多いです。
マムはバラやガーベラ、カーネーションなど他の花とも相性が良いです。
そのため、メインの花と一緒に合わせる脇役としてもおすすめ。
加えて、マムは花持ちの良さも魅力的なポイントです。
お手入れにもよりますが、2週間~1ヶ月ほどは美しい花を楽しむことができます。
母の日だけでなく、長い期間花を飾って欲しいと思う方はマムがおすすめです。
母の日よりも早く花束やフラワーアレンジメントをプレゼントして、自宅に飾った状態で母の日を迎えて欲しいと思う方も、マムを使うとよさそう。
ちなみにオーストラリアをはじめとする海外では、マムが母を意味するということで、クリサンセマムなどのマムを使った花束やフラワーアレンジメントを母の日に贈ることが多いのだそう。
今年は母の日に、マムを贈ってみませんか?
マムの基本情報
- 科・属:キク科・キク属
- 学名:Chrysanthemum
- マム全体の花言葉:高貴・高潔
- 赤いマムの花言葉:あなたを愛しています
- ピンクのマムの花言葉:甘い夢
- 白いマムの花言葉:真実
カスミソウ
繊細で小さな花をたくさん楽しませてくれる、カスミソウ。
花束やフラワーアレンジメントでカスミソウを使えば、白く小さな花がふんわりと広がり、優しく柔らかい印象にすることができます。
カスミソウは全体を優しい雰囲気にするだけでなく、1つの茎から複数に枝分かれし、たくさんの花を付けるため花ギフト全体のボリュームをアップできます。
さまざまな花との相性が良く、脇役としてお祝いの花束やフラワーアレンジメントで使われることも多いです。
脇役としてカスミソウを使う時は、先にご紹介した通りボリュームをアップさせるだけではありません。
カスミソウは、花と花との隙間を埋める重要な役割も担っています。
大きな花ばかり使った花ギフトは、花と花の間が空きがち。
花と花の間隔が空いている(隙間ができている)と、少し寂しい印象になったり、隙間が暗く見えて全体も暗い印象になったりすることもあります。
そんな時に、小さな花のカスミソウが役に立ちます。
ふんわりと間を埋めて、より見栄えするフラワーギフトにすることができるのです。
母の日にプレゼントしたいと思っているメインの花が決まっているという方は、脇役にカスミソウを選ぶのもおすすめです。
一方、近年ではカスミソウだけを束ねた花束も人気があります。
ふわふわとしていて、ナチュラルな美しさを楽しめます。
またカスミソウは、ドライフラワーに向いている花の1つです。
もらった花束を花瓶に生けるのではなく、ドライフラワーにして残しておきたいとお母さんが思っていることもあるはず。
そんな時は、カスミソウを使った花ギフトをプレゼントするのも喜ばれるでしょう。
カスミソウの基本情報
- 科・属:ナデシコ科・カスミソウ属
- 学名:Gypsophila
- ユリの花言葉:永遠の愛・幸福・感謝・親切
スターチス
スターチスは、花持ちが良い花として知られています。
実はスターチスの花のように見える紫やピンク色の部分は、花ではなくガクという部分になります。
スターチスの花は、このガクの中にあり花が終わった後も、ガクはきれいに残るので花持ちが良いように見えるのです。
お母さんに長くきれいな花の色を楽しんでもらいたいという方は、スターチスがおすすめ。
花束やフラワーアレンジメントのスターチスに、そっと触るとわかるほどガク(花に見える部分)が乾燥している植物です。
花全体の水分量が少ないため、スターチスはドライフラワーに向いています。
花瓶が水切れしていることに気付いた時には、飾っていた時と同じ状態でドライフラワーになっていることも。
「自宅でドライフラワー作りを試してみたいけれど、自信がない……」というお母さんには、スターチスを使った花束やフラワーアレンジメントがおすすめです。
基本的にスターチスはメインになることは少なく、花束やフラワーアレンジメントの脇役として活躍しています。
そのためスターチスをプレゼントする際は、他の花も花束やフラワーアレンジメントに使われていることがほとんどです。
もしドライフラワーに挑戦したいという時は、プレゼントした全ての花をドライフラワーにするのではなく、初心者でも簡単に作ることができるスターチスだけを選んで作るのがいいでしょう。
ドライフラワーを作っている最中に、水分の多い花にカビが生えてしまったり、傷んでしまったりするとスターチスなど他の花も上手にドライフラワーにならないことがあります。
スターチスの基本情報
- 科・属:イソマツ科・リモニウム属
- 学名:Limonium sinuatum
- スターチス全体の花言葉:変わらぬ心・永遠に変わらない・途絶えぬ記憶
- ピンクのスターチスの花言葉:永久不変
- 紫のスターチスの花言葉:上品・しとやか
- 黄色のスターチスの花言葉:愛の喜び
芍薬(シャクヤク)
華やかで、大きな花が魅力の芍薬(シャクヤク)。
お母さんに「ありがとう」を伝える特別な母の日には、芍薬を使った花束やフラワーアレンジメントもおすすめです。
芍薬の淡いピンクや白の見応えする花は、1輪だけをプレゼントしても喜ばれそう。
芍薬は母の日がある5月頃から初夏にかけて花を咲かせるため、母の日にちょうど美しい花を観賞できます。
加えて芍薬は品種によって、フローラルな良い香りを楽しむことができます。
見ているだけで贅沢な気持ちになれそうなボリューム満点の花と、良い香りでお母さんに感謝が伝えられそうです。
高級感があり、豪華な雰囲気はとても魅力的ですが、芍薬はお手入れが必要な花でもあります。
例えば、芍薬がまだつぼみの場合。
芍薬のつぼみを観察すると、蜜でピカピカと光っていることがあります。
芍薬は自分の蜜で花や、その周りの葉がピカピカ(ベタベタ)していることがあります。
つぼみに蜜がついている時は、花びらが固まり開花ができないことも。
その時はぬるま湯に花を浸して、優しくつぼみの蜜を洗い流してあげることがおすすめです。
蜜が取れたら、ティッシュペーパーなどで優しくつぼみの水を拭き取ります。
他の花よりもお手入れが必要ですが、豪華な花姿は特別な贈り物になりそう。
普段から花を飾っているお母さんや、華やかなプレゼントを母の日にしたいと思っている方に特におすすめです。
芍薬の基本情報
- 科・属:ボタン科・ボタン属
- 学名:Paeonia lactiflora
- 芍薬全体の花言葉:はにかみ・慎ましさ・謙遜
- ピンクの芍薬の花言葉:はにかみ
- 赤の芍薬の花言葉:誠実
胡蝶蘭
花ギフトと聞くと、花束やフラワーアレンジメントを想像される方が多いと思いますが、実は鉢植えも人気があります。
母の日に鉢植えを贈りたいと思っている方は、胡蝶蘭がおすすめです。
胡蝶蘭は、上品で高級感のある花を咲かせます。
そのため、義母に贈る母の日のギフトとして選ばれることも多いのです。
加えて他の花に比べて花持ちが良く、母の日当日だけでなく花を長く楽しむことができます。
そして水やりなどのお手入れも、他の花よりも簡単です。
胡蝶蘭の水やりは、1週間~10日に1回150CC(コップ1杯分)程度あげれば十分。
「毎日水やりをすることはできないけれど、花を育てたい」と、思っているお母さんへのプレゼントにおすすめです。
胡蝶蘭の特徴は、お手入れが簡単で美しいことだけではありません。
実は胡蝶蘭は花粉が少なく、花の香りがほとんどありません。
そのため、花粉で服を汚したり周りを汚したりしてしまうこともありません。
そして花の香りをほとんど感じないため、ルームフレグランスを使っている時に、花の香りが混じることがないのです。
胡蝶蘭はプレゼントした後長持ちしますが、お母さんに手間をかけることはありません。
胡蝶蘭の基本情報
- 科・属:ラン科・コチョウラン属
- 学名:Phalaenopsis
- 胡蝶蘭全体の花言葉:幸福が飛んでくる・純粋な愛
- ピンクの胡蝶蘭の花言葉:あなたを愛しています
- 白の胡蝶蘭の花言葉:純粋
▼胡蝶蘭についてもっと知りたい方はこちら
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魅力満点・胡蝶蘭~お祝いにぴったりなお花~ 胡蝶蘭の特徴やお手入れのポイント、人気な理由などを掲載しています。 |
あじさい
近年人気が高まりつつある、あじさい。
母の日に、あじさいの鉢植えを贈る方も増えてきています。
あじさいは、母の日がある5月~7月頃にかけて花を咲かせる品種が多く、きれいに咲いたたくさんの花をプレゼントすることができます。
さらに、あじさいは花持ちが良い花でもあります。
実はあじさいの花びらのように見える部分は、ガクという部分になります。
あじさいの花は、花びらのように見える部分の真ん中についている小さな丸の部分。
ガクを観賞する植物だからこそ、より長く美しい色合いを楽しむことができるのです。
植物を育てるのが好きなお母さんや、ガーデニングが趣味のお母さんに鉢植えのあじさいをプレゼントするのはおすすめです。
小さな花が集まって、モコモコした花の様子がかわいらしいプレゼントになりそう。
またあじさいは、さまざまな色があります。
水色やピンク、青、赤、紫、白など単色のものもあれば、複数の色が混ざり合っているような複色のあじさいもあります。
そのため、珍しい色の花を贈りたいという方も、あじさいがおすすめです。
あじさいの基本情報
- 科・属:アジサイ(ユキノシタ)科・アジサイ属
- 学名:Hydrangea macrophylla
- あじさい全体の花言葉:家族団らん
- ピンク・赤のあじさいの花言葉:元気な女性・強い愛情
- 白のあじさいの花言葉:ひたむきな愛情
▼あじさいの育て方が見たい方はこちら
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鉢植えあじさいの育て方~お手入れ方法~ 水やりのタイミングや肥料の量、注意する病気など、あじさいの育て方についてご紹介します。 |
今年の母の日は、カーネーション以外の花をプレゼント
今回は母の日に贈りたい、カーネーション以外の花の種類について特徴や花言葉などをご紹介しました。
母の日の王道のプレゼントはカーネーションですが、もちろん他の花でも感謝が伝わります。
お母さんにぴったりな花の種類を選んで、花束やフラワーアレンジメント、鉢植えをプレゼントしてみてくださいね。
ご紹介したカーネーション以外の花と、カーネーションを合わせて花ギフトを作るのも良いかと思います。
皆さまにとって、今年の母の日が素敵な思い出になりますように。
ぜひ、花ギフトでお母さんに感謝を伝えてください。
▼2023年におすすめな母の日の花ギフトが気になる方はこちら
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【2023年】母の日におすすめな花ギフトランキング◆花言葉も掲載 今回は、母の日におすすめな花ギフトをランキングでご紹介します。 |
切り花の長持ち方法|簡単な工夫と水あげの仕方・日々のお手入れ
今回は花束をもらった時に知りたい、切り花の長持ち方法をご紹介します。
簡単な工夫で長くきれいな状態を保つことができる方法や、元気がなくなってきた花にしたい水あげ(水揚げ)についても掲載しているので、ぜひ参考にしてみてください。
花を長持ちさせる簡単な工夫
まずは、簡単に毎日やらなくていい方法からご紹介します。
自宅で花を飾っている方は、今からでも試してみてください。
フロストシュガーを入れる
花瓶の水にフロストシュガーを入れてみてください。
「花に砂糖をあげるとよい」ということを、聞いたことはありませんか。
実は、砂糖は花にとっても栄養になります。
そのため、ひとつまみほど花瓶に加えるとよいでしょう。
ただし、普通の砂糖は吸収できませんので、フロストシュガーを使うことがポイントです。
フロストシュガーとは、グラニュー糖や白ザラ糖などのザラメ糖を加工して作られている砂糖のこと。
水に溶けやすいように加工されているので、冷たい飲み物に入れることもできます。
酢またはアルコールを混ぜる・十円玉を入れる
酢やアルコールには殺菌効果があります。
そのため、酢やアルコールを入れることで水の腐りを遅くしてくれます。
また、10円玉を入れておくと、水中の有機物質が10円玉に付着するため、酢やアルコールと同じ効果を得ることができます。
ちなみに10円玉はキラキラのもの(きれいなもの)でないと効果が得られないので、10円玉を入れる際は注意してください。
液体せっけんを数滴入れる
液体せっけんには、界面活性剤という水の粘り気を弱くし、植物が水を吸い上げる力を強める働きがあります。
十分に水を吸い上げることができれば、花は長持ちします。
日々のお手入れ方法
次に花を飾っているときに気を付けたい、日々のお手入れについて紹介します。
先に紹介した、ちょっとした工夫と合わせて実施してみてください。
花瓶の水は毎日取り換える
花は生き物なので、新鮮な水が何より1番大切です。
花瓶の水が清潔に保てるように、毎日の水の交換はおすすめです。
また、茎から出される有機物によって、花が枯れていくスピードが早まります。
白く濁ったり、とろとろとした状態になる前にこまめに水を取り替えてあげましょう。
水に葉が浸かっていると葉が傷み水を汚してしまうので、水に浸かる位置に葉がついていた時は取り除くようにしてください。
そして水を換える時に、茎がぬるぬるしてきたら流水で洗ってあげましょう。
水を新しくしても茎が汚れていると、水が汚くなってしまいます。
少し手間ですが、水を換える際に花瓶も洗うこともおすすめです。
切り戻しをする
花に元気がなくなりかけてきたら、茎を少し切り直します。
水を吸い込む部分(茎の断面)を新しくすることで、水を吸い上げやすくすることができるのです。
この茎をカットすることを「切り戻し」と呼びます。
切り戻しをするときは、茎の中に空気が入らないように水の中でできるとより良いと言われています。
難しいときは空中でカット(普通にカット)して、すぐに水に茎を浸けるようにしてもいいと思います。
涼しい場所に置く
花はできるだけ涼しい場所に飾る方が、長持ちします。
ただし、涼しいからといってエアコンの風が当たる場所はいけません。
花を傷めてしまったり、乾燥して葉や花の水分が不足してしまいます。
そのため、玄関などに花を飾るのがおすすめです。
ちなみに直射日光の当たるところやテレビやガス・レンジなど、周辺の温度が変化しやすいところも避けた方がよいでしょう。
水あげ(水揚げ)の方法
ここからは切り花の元気がなくなってきたらやりたい、水あげについてご紹介します。
水あげ(水揚げ)とは
「花の水揚げ」という言葉は聞いたことがあるかもしれませんが、具体的にどんなことを意味するのかは意外と知らないもの。
花の水揚げとは、水が不足して元気がなくなってきている花に水を吸わせる方法です。
花壇など地面に生えている花は、根から水分を吸い上げていますが、花束などで使われる切り花は茎の切り口(断面)から水を吸い上げなければいけません。
茎の中に汚れが詰まるなどで、上手く水を吸い上げられなくなったら水あげをする必要があります。
茎を切り直したりショックを与えたりして、花全体に十分な水分を行き渡らせ元気にさせましょう。
だいたいの花に有効!基本的な水切り
有効な花の種類:花全般
大体の切り花は、これだけでOKです。
水の中で2~5cmくらい茎を斜めに切ります。
このとき水から上げずに30分~1時間くらい水中に置き、休ませてあげます。
花から手を放しても茎が自ら出てこないように、大きめのバケツや深い容器を使ってできるとやりやすいです。
ポイントは、前もって水に浸かる部分の葉を取っておくこと。
葉は水を汚したり、花を腐らせる成分を分泌させるものがありますので、葉を水に浸さないようにします。
茎が固い枝物に有効!割り目を入れる
有効な花の種類:コデマリ、テッセン、アカシア、シュウメイギク
根元から5cmくらいを木槌などで、砕いて水に浸けます。
ただし、砕きすぎて切り口をつぶさないように気をつけてください。
吸水面積を広くすることが目的なので、茎の内側の水に触れる範囲を広げるイメージです。
また茎が固い枝ものは、ナイフやハサミで切り口に縦横十文字の切り込みをいれてから、水に浸けるという方法もあります。
叩いても茎(枝)が砕けない時は、切込みを入れてみてください。
枝の下から5cmくらいの皮をナイフで削っておくと、さらに水が揚がりやすくなります。
バラにも有効!焼いて強いショックを与える
有効な花の種類:アザミ、シャクヤク、アスチルベ、バラ
今までご紹介してきたカットする方法とは少し違い、強力なショック療法の1つです。
やり方は切り口から2~5cmくらいをガスの火などで炭化するまで焼き、すぐに水に浸けます。
この時、花や葉に熱気があたらないよう、ぬらした新聞紙などで根元(茎の先端)以外はガードします。
ポイントは焼き終わったらすぐに水に浸けた方が良いので、水を入れたバケツなどを用意しておくこと。
水に浸ける時、新聞ごと水に浸けてしまってOKです。
茎が固い花・細い枝ものに有効!手折り方法
有効な花の種類:菊やリンドウ・コデマリやユキヤナギ
菊やリンドウなどの茎が固いもの・コデマリやユキヤナギなどの細い枝ものは、茎の根元から5cmくらいのところを手で折って水に浸けます。
できるなら、水の中で折るともっと効果的です。
ちなみに折ることに一生懸命になって、花が水に浸からないように注意です。
花びらは、水に濡らさない方が良いと言われています。
葉が乾燥した時に有効!熱湯あげ方法
有効な花の種類:ひまわり、マーガレット、かすみ草、ストック
切り口から5cmくらいを20~60秒ほど熱湯に浸け、すぐに水に移します。
熱湯につける時間は、茎の太さや強さによって調整します。
花がたくさん付いているカスミソウやストック、葉が乾燥しやすいひまわり、マーガレットなどはこの方法で元気になることが多いです。
萎れかけている時に有効!
花を逆さまに持って茎の切り口の方から水をかけます。
そのあと新聞紙にくるみ、水切り(水の中で茎を切る)をします。
ちょっと工夫して長く花を楽しもう
今回は、切り花の長持ち方法・水あげの方法をご紹介しました。
誕生日や結婚記念日など特別なお祝いで花束をもらった時はもちろん、お花屋さんで運命的な出会いを果たしてかわいらしい花を飾っている時など……どんな時でも花は長持ちしてほしいものですよね。
日々のちょっとしたお手入れで、花持ちはかなり変わります。
「長持ちして欲しい!」と思う方は、今回ご紹介した方法をぜひ試してみてください。
いい夫婦の日・結婚記念日のプレゼントにおすすめな花言葉を持つ花の種類
11月22日は、いい夫婦の日です。
今回は、いい夫婦の日にぴったりな花言葉を持った花の種類をご紹介します。
なぜいい夫婦の日は11月22日?理由は?
近年11月22日が「いい夫婦の日」であることが浸透してきました。
では、なぜいい夫婦の日が11月22日なのでしょうか。
いい夫婦の日は、語呂で日付が決められました。
11(いい)22(ふうふ)と、読めることから制定されました。
花言葉で気持ちを届ける
さっそく、いい夫婦の日に最適な花言葉を持った花の種類をご紹介します。
花言葉ごとに花の種類をまとめたので、伝えたい気持ちに合わせた花を探しやすくなっています。
ぜひ、いい夫婦の日のプレゼント選びに活用してください。
「感謝・ありがとう」が伝わる花言葉を持つ花
まず、パートナーに伝えたい感謝の気持ちが伝わる花の種類をご紹介します。
ピンクのバラ
花言葉:感謝・上品・しとやか
数ある花の種類の中でも、最も有名と言ってもいいバラ。
バラは様々な色がありますが、ピンクのバラには「感謝」という花言葉があります。
ピンクのバラは美しくありながら、かわいらしさもあわせ持つため女性から人気があります。
花束やフラワーアレンジメントのメインにも、脇役にもなるピンクのバラはいい夫婦の日のプレゼントにおすすめです。
ピンクのバラは、1輪だけでも立派なプレゼントになるため「花を1本だけいい夫婦の日に贈りたい」と思っている方にもおすすめです。
かすみ草
花言葉:感謝・幸福
繊細な見た目で、かわいらしいかすみ草。
1つの茎を枝分かれさせながら小さな花をたくさん楽しませてくれるかすみ草は、花束やフラワーアレンジメントの脇役としてよく使われています。
様々な花と相性が良く、いい夫婦の日のプレゼントに限らず結婚記念日や誕生日などの贈り物としてもよく活用されています。
そのためかすみ草という名前がわからないという方も、一度は見たことがある花の1つかもしれません。
先にご紹介したピンクのバラをメインに、かすみ草を加えた花束も人気です。
はじめに脇役としてよく使われているとご紹介しましたが、近年ではかすみ草だけをまとめた花束も女性を中心に選ばれることが多いです。
かわいらしく、ふわふわとした見た目を楽しむことができますよ。
ピンクのガーベラ
花言葉:感謝・崇高美
たくさんの小さな花びらを、丸く並べたようなガーベラ。
カラーバリエーションが豊富でカラフルな色を楽しむことができるガーベラですが、ピンクのガーベラには「感謝」という花言葉があります。
丸くかわいらしい花の様子は高級感漂うバラや胡蝶蘭と違い、どこか親しみを感じやすく陽気な雰囲気もあります。
リラックスした雰囲気で花を渡したいと言う方や、キュートなデザインのフラワーギフトをプレゼントしたいという方、カジュアルな場で花ギフトを渡すという方にピンクのガーベラはおすすめです。
レースフラワー(ホワイトレースフラワー)
花言葉:感謝・可憐な心・繊細
名前の通り、丁寧に編まれたレースにも見えるレースフラワー。
ふんわりとしたやさしい雰囲気を演出することができるのはもちろん、他の花とも相性が良いためいい夫婦の日だけではなく様々なお祝いの贈り物として選ばれています。
レースフラワーは、細くかわいらしい花が円形状に集まって、その集まりがさらに集まって1つの大きな花のようにも見えます。
その様子は、主張しすぎない存在感があります。
全体のボリュームアップはもちろん、花束やフラワーアレンジメントの華やかさが少し足りない時にもおすすめです。
先に紹介したかすみ草とレースフラワーは似ていますが、花束やフラワーアレンジメントに加えるとそれぞれに良さがあります。
花ギフトのデザインをイメージしながら、どの花を加えるか選んでみてくださいね。
「愛情・大好き」が伝わる花言葉を持つ花
続いてパートナーに愛を伝える花をご紹介します。
ずっと一緒にいると「大好き」という気持ちは、なかなか口に出して伝えなくなることも……。
いい夫婦の日には、あらためて妻や夫に大切な気持ちを伝えましょう。
赤バラ
花言葉:愛情・あなたを愛しています・情熱
プロポーズなどでも贈られることの多い赤バラ。
「愛情」という花言葉もいい夫婦の日にぴったりですが、その見た目もプレゼントとして最適です。
誰もが知っている花といってもいいほど有名な赤バラは、1度はプレゼントされることを夢見たことがあるという方も多いはず。
ロマンチックで美しく、上品な赤バラをいい夫婦の日にプレゼントしてみてくださいね。
「あなたを愛しています」という花言葉に、普段は言えない「大好きだよ」という気持ちを託すことができそうです。
ピンクの胡蝶蘭
花言葉:あなたを愛する
上品で、高級感のある胡蝶蘭。
胡蝶蘭は比較的花持ちが良く、長く美しい様子を楽しむことができます。
鉢植えでプレゼントする場合は、水やりや肥料をあげる回数などが少なく、他の花よりもお手入れが少なく簡単なことも嬉しいポイントです。
フォーマルな場での贈り物として選ばれることもある胡蝶蘭は、両親へ贈るいい夫婦の日のプレゼントとしてもおすすめです。
白の胡蝶蘭よりもピンクの胡蝶蘭は比較的あたたかな雰囲気があり、いい夫婦の日以外に母の日のプレゼントとしても贈られることがあります。
カーネーション
花言葉:無垢で深い愛
丸いフリルのような愛らしい花が、子供から大人まで幅広い年代の方から人気のカーネーション。
母の日に贈る花としてイメージが強い方もいらっしゃるかもしれませんが、カーネーションは、いい夫婦の日をはじめとして誕生日や結婚記念日などさまざまなお祝いのフラワーギフトに使われています。
カラーバリエーションが豊富で、有名な赤やピンクだけでなくオレンジや白、緑、紫、青などたくさんの花色があります。
さまざまな色をカーネーションで使うことができるため、妻や夫の好きな色で花束やフラワーアレンジメントを作ることができるのです。
赤いガーベラ
花言葉:愛情・情熱・ロマンス
赤いガーベラには「愛情」という花言葉があります。
先にご紹介した赤バラを贈るのは「ロマンチックすぎて少し恥ずかしい……」という方にも赤いガーベラは選ばれています。
ガーベラは赤以外にも様々な色があるため、赤いガーベラをメインにカラフルなガーベラを使った花束やフラワーアレンジメントにするのも喜ばれるかと思います。
ちなみにガーベラは他の花に比べて、お手頃な値段で購入することができることも。
決まった予算の中でできるだけ花を多く贈りたいと思っている方は、ガーベラがおすすめです。
黄色のスターチス
花言葉:愛の喜び
ドライフラワーとして利用されることも多い、スターチス。
スターチスは植物全体の水分量が少ないため、お花屋さんで販売されている頃から、乾燥しているような触り心地があります。
水が足りないことで、くたっと倒れてしまうことなどはほとんどなく、花持ちが良いです。
花束やフラワーアレンジメントに使われる時は、メインで使われている花と花の間を埋めたり、フラワーギフト全体のボリュームを出したりする脇役として使われることが多いです。
ちなみにスターチス全体の花言葉は「変わらぬ心・変わらぬ思い」などがあります。
結婚してから変わらない妻や夫への気持ちを、スターチスで伝えることもできそうですね。
アイビー
花言葉:永遠の愛
アイビーは花を楽しむものではなく、葉を楽しむ葉もの(グリーン)と呼ばれる種類ですが、素敵な花言葉を持っているのでここで紹介させてください。
花束やフラワーアレンジメントに、グリーンを足す脇役として使われることが多いアイビー。
アイビーを花ギフトに入れることによって、ナチュラルな雰囲気にしたり、フラワーアレンジメントで使われる容器の取っ手に絡ませたりすることによって、動きを出したりすることもできます。
かわいらしい葉の形から、アイビーが好きという方も多いです。
葉は、ハート形に似ているかもしれません。
アイビーは特に日持ちする植物で、花瓶に飾っていたら「いつのまにか根が生えていた!」ということも。
根が生えてきたアイビーは、土に植えることでそのまま育てることもできます。
「幸せ・幸福」が伝わる花言葉を持つ花
「夫婦・家族でいることで幸せを感じている」ということを花言葉で伝えてみましょう。
胡蝶蘭
花言葉:幸運が舞い込んでくる・幸福が飛んでくる
愛情や「大好き」という気持ちが伝わる花言葉を持つ花として、ピンクの胡蝶蘭をご紹介しましたが、実は胡蝶蘭全体は「幸運が舞い込んでくる」や「幸福が飛んでくる」という花言葉を持っています。
この花言葉は胡蝶蘭の花が飛んでいる蝶々に似ていることが由来になったと言われています。
鉢植えで流通している印象が強い胡蝶蘭ですが、実は花束やフラワーアレンジメントとして使われる切り花でも流通しています。
もちろん、切り花になっても胡蝶蘭は花持ちが良く、比較的きれいな花を長く楽しむことができます。
鉢植え・花束・フラワーアレンジメントと様々なスタイルを選ぶことができるのも胡蝶蘭の良さです。
ブルースター
花言葉:幸福な愛・信じあう心
上の写真はブルースターとレースフラワーです。
「感謝」という花言葉を持つレースフラワーと「幸福な愛」という花言葉を持つブルースターはいい夫婦の日にぴったりな組み合わせですね。
水色やブルーなど青系の花は少ないため、花束やフラワーアレンジメントのワンポイントとして活用されることも多いブルースター。
水色が好きな方はもちろん、差し色として花ギフトにブルースターを入れるのも人気です。
ブルースターという名前の通り、青い星のように見えるのが特徴的。
花がフリフリとしたかわいさではないため、夫・男性へのプレゼントにもおすすめです。
「いい夫婦の日のプレゼントで花を贈るのは妻・女性だけ」と言わずに、夫・男性にも贈ってみてくださいね。
ちなみにブルースターは花が終わりに近づいてくると、徐々に花の色が濃く変化していきます。
部屋に飾っているときは、花の色の変化にも注目してみてください。
ドラセナ
花言葉:幸福・幸運
いい夫婦の日をはじめとする、お祝いの花ギフトで使われることも多いドラセナ。
ドラセナもアイビー同様に葉もの(グリーン)です。
花を楽しむのではなく、葉を楽しむ種類になります。
ドラセナはさまざまなスタイルで活用され、色々な形にデザインされます。
大きなフラワーアレンジメントから、コンパクトな花束まで幅広いサイズ感でドラセナを見ることができます。
細長い葉は、そのままフラワーアレンジメントに入れることでボリューム感を出すことができ、他にもくるっと葉を丸めて使うことも。
上の写真は、ドラセナを丸めて使っています。
品種も豊富で葉の色が赤い種類や、葉が短く小さい種類もあるため、フラワーギフト全体のデザインに左右されずに「幸福」という花言葉を持つ植物を使いたい時は、おすすめです。
種類豊富なドラセナが、イメージのフラワーギフトのデザインに合わせてくれるはずです。
ポインセチア
花言葉:幸運を祈る
クリスマスの時期になると、飾られることの多いポインセチア。
いい夫婦の日にプレゼントすれば、これからの冬を彩ってくれるだけではなくクリスマスまでの期間も楽しむことができそうです。
ちなみに色は赤が有名ですが、白やピンクなどもあります。
花束やフラワーアレンジメントではなく、多くは鉢植えとして流通しています。
鉢植えをいい夫婦の日に贈りたいという方は、ポインセチアが特におすすめです。
いい夫婦の日に花のプレゼントは嬉しい?
花ギフトは、美しい色と良い香りを楽しませてくれます。
花は年齢を問わず、受け取ったら自然と笑顔になってしまう贈り物の1つなのです。
定番だから憧れがある
プレゼントの王道でもある、花束やフラワーアレンジメント。
「プレゼントといえば花」と言っていいほど、贈り物として定着している花は、いい夫婦の日や結婚記念日に喜ばれるギフトです。
王道・定番のプレゼントだからこそ、誰もが1度は憧れたことがあるプレゼントでもあり、何歳になっても嬉しいプレゼントなのです。
花言葉で気持ちが伝わる
花それぞれが持っている花言葉で、気持ちを伝えることができます。
言葉で伝えるのは難しいという方は、花言葉に力を貸してもらいましょう。
感謝や愛情が伝わる花言葉の花を贈って、いつもは恥ずかしくて言えない想いを伝えるのもおすすめです。
サイズやデザインが選べる
花の本数や種類を変えることによって、サイズ感を調節することができます。
花は大きな花束を贈ることも、コンパクトで飾りやすいフラワーアレンジメントを贈ることもできるのです。
さらに同じ花でも、花の色が変われば雰囲気もかなり変化します。
妻や夫のイメージに合わせたプレゼントをすることができるのも嬉しいポイントです。
フラワーギフト全体のボリューム感や、花の種類を選ぶことによって、ちょっとした感謝の気持ちを伝えるのも、大きな愛情を伝えることもできるでしょう。
伝えたい気持ちに合わせて、花ギフトを選んでみてくださいね。
収納する場所がいらない
花は生きているため、いい意味で捨てる時が来ます。
「プレゼントはあげたいけど物は飽和している」という方にも、花はおすすめなのです。
趣味や好みがわからなくてもカバーできる
また他の品物とは違い、趣味や好みの影響を受けることが少ないため、花をもらってがっかりしたという方は少ないはず。
どんな人でも、もらって嬉しいのが花ギフトなのです。
いい夫婦の日を入籍日にする?
語呂合わせで覚えやすいこともあり、いい夫婦の日は入籍日にすることも多いそう。
いい夫婦の日に入籍するメリット・選ぶ理由には以下があるようです。
- 語呂で覚えやすい
- テレビなどで取り上げられるため、忘れにくい
- 幸せになれそうな日付で縁起が良さそう
- 次の日が祝日だから旅行に行きやすい
- いい夫婦の日に関連したイベントが開催されていることもある
毎年11月23日は勤労感謝の日で祝日のため、結婚記念日から翌日にかけて外出しやすいというのも選ばれている理由なのですね。
もっといい夫婦の日について知りたい
他の記事でもいい夫婦の日のプレゼントについて紹介しています。
▼花以外のプレゼントをお探しの方へ
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いい夫婦の日におすすめなプレゼント おすすめのプレゼントを紹介中です。 |
▼バラを贈る時の参考に
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2人の想いを伝える【いい夫婦の日】 バラを贈る本数にも意味がある?本数で変わる意味を紹介。 |
いい夫婦の日・結婚記念日には花ギフトを
今回はいい夫婦の日に贈りたい花の種類についてご紹介しました。
いつも一緒にいると、あらためて気持ちを伝えることが少なくなってくることも……。
「最近、ありがとうって言ってないな」と思った方は、妻や夫に感謝の思いが伝わる花言葉を持つ花を使って、花束やフラワーアレンジメントをプレゼントしてみてくださいね。
花言葉を伝えることが、パートナーとのコミュニケーションの1つになるかもしれません。
皆さまにとって、11月22日のいい夫婦の日が素敵な1日になりますように。
敬老の日に贈りたい花言葉 ~感謝と長寿~
今年、2023年の敬老の日は9月18日(月)です。
当日まであと3日となりました。
おじいちゃん・おばあちゃんにフラワーギフトを贈る方は、ぜひ花言葉に着目してください。
感謝の気持ちや長生きの願いを、改めて花言葉に託してみませんか。
今回の花だよりでは、敬老の日にぴったりな2つの花言葉についてご紹介します。
「感謝」を表す花言葉
【ピンクのカーネーション】
花言葉:感謝の心、あたたかい心
「ありがとう」をまっすぐに伝えてくれる花言葉です。
レースのような優しい花姿が、幅広い年代に愛されています。
改行
【かすみ草】
花言葉:感謝、幸福、無垢の愛
アレンジや花束の仕上げに欠かせない可憐な花です。
「いつも支えてくれてありがとう」の気持ちを込めてください。
改行
【ワレモコウ】
花言葉:感謝、愛慕
個性的な穂状の花が秋らしさを感じさせます。
あまり派手ではありませんが、その分男性にも贈りやすい花です。
改行
「長寿」を表す花言葉
【りんどう】
花言葉:正義、勝利
根が漢方薬になるため「病気に勝利する」という意味があります。
高貴な紫は、敬愛するおじいちゃん・おばあちゃんに贈りたい色です。
改行
【カランコエ】
花言葉:長く続く愛、あなたを守る
とても花持ちが良く、乾燥に強い多肉植物の仲間です。
「ずっと元気でいてほしい」「これからも大切にしたい」という思いを込めましょう。
改行
【センニチコウ】
花言葉:色褪せぬ愛、不朽
かつて「千日咲き続ける」と信じられていたため「千日紅」と名付けられました。
時間が経っても花色を保つ姿が、長寿と健康を思わせる花です。
七夕っていつ?七夕におすすめの花の種類と花言葉|物語・由来、笹を使う理由も紹介
今回は七夕についてご紹介します。
七夕に最適な花言葉を持った花や星・天の川に見える花の種類をご紹介します。
さらに七夕にすること一覧、短冊の色・七夕飾りの意味、七夕の織姫と彦星の話、笹に短冊を飾る理由など七夕を子供とより楽しめる情報もまとめました。
お子様と一緒に楽しめる七夕にしたい時は、ぜひ参考にしてください。
七夕にちなんだ孫や子供のプレゼントにおすすめな、おしゃれでかわいい花を飾って季節を感じよう。
七夕はいつ?
七夕は毎年7月7日です。
2022年7月7日は木曜日になります。
6月の後半になると駅やショッピングモールに、笹の葉が飾られているところを見ることも多くなりますよね。
幼稚園や小学校では、7月7日に短冊を書くというところも多いのではないでしょうか。
一般的に地域によって差がありますが、七夕は7月7日とされています。
ちなみに七夕祭りや七夕の行事などを7月7日に行わない地域では、旧暦の7月7日に行うというところが多いようです。
旧暦7月7日は8月上旬から中旬です。
子供からお年寄りまで親しまれている七夕は、奈良時代に日本へ伝わったと言われています。
奈良時代に使われていた暦は太陰太陽暦と言われる旧暦で、現在使われている太陽太陰暦と言われる新暦に直すことによって、新暦を旧暦にする際は毎年日付が変わってしまうのです。
ちなみに有名な仙台七夕まつりは、7月ではなく8月に行われている理由も旧暦の伝統行事だったためとされています。
七夕の天気は?
ご紹介したように七夕は、7月7日。
7月7日は例年は梅雨時期に重なります。
そのため、雨が降っている確率の方が多いのだそうです。
七夕の日に雨が降ってしまうと、天の川が見えなくなって少し残念な気持ちになりますよね。
実は、先にお伝えしたように暦が変わる前、旧暦の7月7日は8月上旬から中旬。
そのため、現在の七夕よりも晴れている日が多かったのだそうです。
七夕って何?
ここからは、七夕についてもっと詳しくお伝えしようと思います。
幼稚園生の小さな子供から、ご高齢のおじいちゃん・おばあちゃんまで親しみのある七夕ですが、「七夕とは何か」と聞かれるとどんな日なのか少し考えてしまうこともありますよね。
ここでは簡単に七夕とは、どんな日なのかをご紹介したいと思います。
七夕はどんな日?
七夕とは、織姫さまと彦星さまが天の川を渡り、1年に1度だけ出会える日のこと。
七夕には笹の葉に願い事を書いた短冊を飾ることが有名です。
短冊を書いたことがある方や、無事に織姫さまと彦星さまが七夕に会えるように、てるてる坊主を作ったことがある方もいらっしゃるかと思います。
そんな少しロマンチックな七夕は、五節句の1つです。
7月7日の七夕の節句(しちせきのせっく)以外の五節句は以下の通りです。
七草粥を食べる1月7日の人日の節句、桃の節句やひな祭りとも呼ばれる3月3日の上巳の節句、こどもの日とも呼ばれる5月5日の端午の節句、菊の花を飾ったり菊酒を飲んだりする9月9日の重陽の節句があります。
織姫と彦星の伝説の誕生
琴座の中で最も輝いているベガとも呼ばれる織女星は、裁縫の仕事をつかさどると言われていました。
一方、鷲座の一部のアルタイルとも呼ばれる牽牛星は、農業の仕事をつかさどる星と考えられていました。
この織女星と牽牛星が旧暦7月7日に天の川の対岸で最も光り輝いて見えることから、中国でこの日を1年に1度のめぐりあいの日と考え、七夕の物語が誕生したと考えられています。
七夕の物語
ここからは七夕の物語を簡単にご紹介します。
七夕は、お子さんと過ごすという方は、話題にしてもいいかもしれませんね。
美しい織物を織る「織姫」という娘がいました。
織姫はお化粧も遊ぶこともしないで、一生懸命に 機(はた)を織るまじめな性格でした。
そのため織姫が織る機は品質が良く、多くの神様から好評でした。そんな仕事熱心な織姫を少し心配している人も。
それは、織姫のお父さんです。
自分のことよりも仕事ばかりしている娘を心配した父、天の神様は織姫に素敵なお婿さんを迎えようと考えました。
天の神様は、織姫に仕事以外でも幸せになってもらいたかったのです。天の神様は織姫にぴったりなお婿さんの候補を探し、牛の世話を真面目に行っている「彦星」を引き合わせたのです。
2人はすぐに恋に落ち、やがて結婚することになりました。
2人はとても仲の良い夫婦でした。織姫は幸せになり何の問題もないかと思いましたが、織姫と彦星は結婚すると仕事をしないで、2人で遊んでばかりになりました。
まじめだった織姫と彦星は、結婚すると自分の仕事をしなくなってしまったのです。織姫が機織りをしなくなってしまったため、神様たちの衣類はすたれ、ほころび始めました。
そして彦星が牛の世話をしなくなったことで、牛は痩せ細り病気になってしまいました。その様子を見て怒った天の神様は、それぞれの仕事をしっかりするように、織姫と彦星を天の川を挟んで東と西に引き離しました。
自分たちの仕事をするように離れ離れにされた織姫と彦星でしたが、会うことができなくなった2人は悲しみにくれて、泣いてばかりで仕事をすることはありませんでした。そこで天の神様はまじめに働くなら、1年に1度だけ2人が会うことを許したのです。
それ以来、織姫と彦星は一生懸命に自分たちの仕事をするようになりました。
そして7月7日、七夕の日に毎年2人は再会を果たすのです。
「織姫と彦星が夫婦であることを知らなかった」という方も、いらっしゃったのでは。
ちなみに七夕の物語の中で、七夕の日に雨が降るとサギという鳥が2人を助けてくれるとも言われています。
七夕の歴史・由来
先にお伝えしたように、七夕の日に願い事を書いた短冊を飾るという風習などは、中国から伝わってきたと言われています。
中国の「七夕伝説」や「乞巧奠(きっこうでん)」などが日本に伝わり、もともと日本にあった風習などが合わさって現在の七夕になったと考えられています。
この「乞巧奠」は中国の行事で、織姫が機を織ることが上手だったため、7月7日に女の子が機織りや裁縫が上達するように願うお祭り・行事のことです。
時代が変わるうちに機織りだけでなく、芸事や書道などの上達も願うようになったのだそうです。
「乞巧奠」の「乞巧」は「技巧を授かるよう願う、上達を願う」という意味で、「奠」は「神様に物を供えて祀る」という意味があります。
七夕では何をする?
「七夕の日に何をするか」を一覧にしました。
お子さんと七夕を楽しみたいという方は、参考にしてくださいね。
短冊に願い事を書く(短冊の色の意味も紹介)
七夕といえば、やはり「短冊に願い事を書く」というイメージが強いのではないでしょうか。
童謡の中に「5色の短冊」もあるように、短冊は基本的に赤・白・黄色・青(緑)・黒(紫)の5色と言われています。
短冊が5色になった理由は、中国の陰陽五行説に由来していると言われています。
陰陽五行説とは、自然界のすべてのものは火・金・土・木・水の5つにあてはめて考えることができるというものです。
願い事によって短冊の色を決めることで、叶いやすくなるとも言われているのだそう。
色の意味を一覧にしました。
・赤色(火):ご先祖様や親に感謝・目上の人に尽くす
・白(金):義務や決まり、ルールを守る
・黄色(土):人を信じる、正直な気持ち
・青(木):他人を思いやる、徳を積むこと
・黒(水):学業の向上、正しい判断をすること
短冊に願い事を書くときは、自分の願い事と色の持つ力が似ている方が叶いやすくなると、考えられているそうです。
願い事を書く時は、短冊の色にもこだわるのも、おもしろいかもしれませんね。
笹に短冊などの七夕飾りを飾り付ける
折り紙などで飾りを作って、笹に飾り付ければ華やかになりそうですね。
笹に飾るものは短冊の他にも、提灯や巾着、紙衣などの飾りが有名です。
飾りには様々なモチーフがあり、カラフルできれいですよね。
そんな笹の飾りにも、意味があると言われています。
例えば提灯は、周りを明るく照らすため魔除けの意味があると言われています。
そして、巾着は金運を高めたい時などに飾るものとされており、お金に関する願いを込めて飾られると言われています。
また紙衣には裁縫の上達や、服に困ることがないようにという願いが込められています。
七夕に関連した花を飾る
1年で1回の行事のため、せっかくなら七夕にぴったりの花を飾るのはいかがでしょうか。
花を飾ることで季節感を感じられるだけでなく、花の種類によっては花が星形になっているものや天の川を連想できるものもあります。
自宅で笹を飾る際は大きすぎるため、プラスチックなどでできた造花を使うことが多いかもしれません。
しかし花は飾りやすいサイズ感に調整することができるため、笹よりも飾りやすいかと思います。
七夕をモチーフにした料理やデザートを作って食べる
お子さんと一緒に七夕を楽しむなら、天の川に見立てたそうめん料理や、にんじんを星型にくり抜いたカレーライスなどを一緒に作るのはいかがでしょうか。
型抜きをして星形にするだけで、七夕のかわいらしい雰囲気を楽しむことができますよ。
また、オクラはカットすると星形をしています。
見た目がかわいいだけではなく、オクラの旬は7月から8月と言われているので七夕にぴったりなのです。
七夕祭りに行く
七夕の時期は地域によって、七夕祭りを行っているところが多いです。
地域全体が七夕の飾りでカラフル・華やかになっているところも多いかと思います。
この時期にしか体験することのできない風景を、ぜひ楽しんでくださいね。
先にご紹介した通り、七夕祭りを旧暦の7月7日に行っている地域もあります。
お祭りがいつ開催されているかは、各自治体の情報でチェックしてください。
七夕におすすめなおしゃれでかわいい花の種類
ここからは、七夕に飾りたい花の種類についてご紹介します。
花言葉や特徴など花の紹介と一緒に、どうして七夕におすすめなのかも掲載していますので、ぜひチェックしてみてください。
普段はあまり花束やフラワーアレンジメント、鉢植えを飾らないという方は七夕など季節の行事などをきっかけに花を飾ってみるのもいいと思いますよ。
花が一輪飾ってあるだけで、部屋の雰囲気は随分変わるもの。
生きているからこそ表現することができる、花の魅力の1つである自然の美しさを感じてみてくださいね。
ブルースター
七夕におすすめポイント:花が星形に見える・花言葉が夫婦や恋人に最適
ブルースターの花言葉:「幸福な愛・信じあう心」など
写真のように、青色の星の形をした小花を咲かせる、ブルースター。
ブルースターという名前にぴったりな姿をしています。
青色の花は少なく、ブルースターの青色は花束やフラワーアレンジメントで使われていると目を引きそう。
水色や青が好きという方や、七夕の夜空をイメージしたデザインをしたい方は、特におすすめです。
ブルースターの花色は、ブルーが有名ですが実は他の色もあります。
他にピンクや白があり、それぞれピンクスターとホワイトスターと呼ばれていることも。
見た目だけではなく、名前もかわいらしいですよね。
ブルースターは爽やかな見た目とそのかわいらしさで、様々な花と合わせやすいです。
そのため花ギフトや自宅用の花では他の花をメインに、ブルースターをわき役として加えるのもよくあるのだそう。
一方で、大輪のブルースターの品種は存在感があり、花束やフラワーアレンジメントのメインになることも。
そんなブルースターは、自宅で飾る際に注意することもあります。
茎を切ると、切り口から白い粘液が出てきます。
そのため、花束の丈を変える時や水切りをする際は、粘液を洗い流してから生けるようにしてください。
荒れてしまうこともあるので、手に付かないよう注意してくださいね。
ちなみにブルースターの英名は「Tweedia(トゥイーディア)」で、「Blue star」と呼ばれることはあまりないようです。
カスミソウ
七夕におすすめポイント:天の川のように見える・花言葉が夫婦や恋人に最適
カスミソウの花言葉:「幸福・感謝・無垢の愛」など
カスミソウという名前の通り、霞(かすみ)がかっているように、ふんわり優しい雰囲気が人気な花。
細かく枝分かれた茎に、小さな花をたくさんに付ける姿が愛らしいカスミソウ。
そんなカスミソウの花色は白色が有名ですが、ピンクや水色のものもあります。
また近年ではラメが付けられており、キラキラと光るカスミソウも流通しています。
また、インクを吸わせてカスミソウを好きな色に染めた状態で販売されていることも。
「カスミソウの花姿はかわいいけれど、白以外が良い」という時は、お花屋さんに花色を染めているものやラメ付きがあるか聞いてみるのも良いと思います。
どんな花とも相性が良く、花束やフラワーアレンジメントの定番であるカスミソウ。
カスミソウは全体のボリュームをアップさせることや、メインの花と花の間を埋めるために使われることが多いです。
さらには、花束やフラワーアレンジメント全体を柔らかく、ふんわりとした雰囲気にするためにも使われることがあります。
花ギフトのわき役として、カスミソウはよく選ばれているのです。
一方で、カスミソウだけを束ねた花束も人気があります。
特にカスミソウをメインにする時は、星々が光る天の川のようにも見えるため、七夕の日に飾るのがおすすめです。
先に紹介したブルースターとカスミソウを合わせたり、カスミソウだけを束ねて飾るのも七夕の素敵な演出になると思いますよ。
カスミソウを飾る時の注意点は、独特な香りです。
ただ近年では、香りのないタイプも流通しています。
カスミソウの匂いが苦手という方は、購入する前にお花屋さんでカスミソウの香りがあるかどうかを確認すると良いかもしれません。
ちなみにカスミソウは植物全体の水分量が少なく、乾燥に時間がかからないためドライフラワーに向いています。
七夕の日に飾った後、カスミソウをドライフラワーにしてインテリアにするのもいいかもしれません。
ドライフラワーを作る時は、直射日光をさけて風通しの良い場所にカスミソウを花が下になるように吊るしておきます。
だいたい1週間から2週間程度で、カスミソウをドライフラワーにすることができます。
カスミソウの枝分かれしている部分から、適切な長さにカットしてドライフラワーにすれば、アクセサリーを作ったりクラフトのアイテムとして使いやすくなることも。
カスミソウはドライフラワーだけでなく、押し花にも向いているのでぜひ試してみてくださいね。
キキョウ
七夕におすすめポイント:花が星形に見える・七夕の時期がちょうど旬・花言葉が夫婦や恋人に最適
キキョウの花言葉:「永遠の愛・誠実・深い愛情」など
室町時代から、観賞用の花として愛されてきたキキョウ。
古くから歴史があり、飾らない美しさが魅力で、キキョウは生け花としてもよく使われています。
加えてキキョウは日本も原産地の1つであり、秋の七草としても親しまれています。
ちなみに春の七草は七草粥の材料で、食べることによって無病息災を祈るものとされていますが、秋の七草は美しさを観賞するものなので、食べるものではありません。
キキョウは、花を長く楽しむことができる植物です。
花が咲いてからよりも、キキョウはつぼみが咲くまでを楽しむ方が長いこともあるようです。
つぼみから花が咲くまでの様子を、楽しむことができるのです。
そのため、お花屋さんで販売されているときは、開花した状態よりもつぼみの状態の方が見つけやすいかもしれません。
キキョウはつぼみの形が個性的で、つぼみは膨らんだ風船のように見えます。
英名では、このつぼみの様子から「Balloon flower(バルーンフラワー)」と呼ばれています。
徐々につぼみの風船が膨らんで、パカッと花開く様子をぜひ観賞してみてくださいね。
風船のようなつぼみが開花し、星形に開いた花の様子は、七夕の夜を彩る星のように見え、七夕にぴったりな雰囲気。
和の雰囲気があるので、七夕に浴衣を着る方や和室に飾ろうと思っている方にキキョウは、特におすすめです。
キキョウを飾る時の注意点としては、茎の切り口から白い樹液が出てくることです。
樹液は、しっかり洗い流してから生けるようにし、手に付かないように注意してください。
オンシジウム
七夕におすすめポイント:天の川のように見える
オンシジウムの花言葉:「一緒に踊って・信じあう心・可憐」など
よく出回るオンシジウムの花色は黄色で、七夕の日には夜空で光る星々を連想させてくれるかもしれません。
胡蝶蘭などのランの仲間で、華やかなオンシジウム。
花束やフラワーアレンジメントで使う切り花の中では、最も有名なランの種類かもしれません。
七夕だけでなく、誕生日や退職祝いなどのお祝いの花ギフトとしてよく活用されています。
そんなオンシジウムの特徴は何と言っても、個性的な花の形です。
その花の様子はひらひらと舞う蝶や、ドレスを着て踊る女性に例えられることもあります。
とても華やかで豪華な雰囲気のオンシジウムが、花束やフラワーアレンジメントに加わるだけで、全体がゴージャスになるほどの存在感があります。
他にオンシジウムを使えば、1つの茎からたくさん花を楽しむことができるため、動きのあるデザインやパッと明るいデザインを楽しむことも。
加えて、オンシジウムは花持ちが良い花でもあります。
暑さは少し苦手ですが、比較的長く花を飾ることができますよ。
ルリタマアザミ
七夕におすすめポイント:花が星形に見える・爽やかな雰囲気がある・七夕の時期がちょうど旬
ルリタマアザミの花言葉:「豊かな感情」など
夏のお花屋さんで、よく見かけることのできるルリタマアザミ。
最も多く出回るのは、6月から七夕のある7月です。
見た目は爽やかな印象で、夏の花束やフラワーアレンジメントによく選ばれています。
ルリタマアザミは、小さな花が集まって1つの大きな花に見えるのも特徴です。
光を放つ1つ星のようにも、小さな星が集まっている様子にも見えますね。
ルリタマアザミは花が咲く前は、触るとトゲトゲ・チクチクしています。
この様子から、ルリタマアザミの学名が付けられたのだそう。
ルリタマアザミの学名は「Echinops(エキノプス)」で、ギリシア語で「ハリネズミ」を意味する「エキノス」と、「似ている」ことを意味する「オプス」が合わさってできたと言われています。
ルリタマアザミを七夕に飾るという方は、そっと触ってみてもいいかもしれません。
ちなみに、ルリタマアザミも水分量が少なく花持ちが良いため、長く観賞することができます。
加えて植物全体の水分量が少ないため、ドライフラワーにも向いています。
ただドライフラワーにすると、トゲトゲがより鋭くなるため、より気を付けるようにしてくださいね。
ブプレリウム
七夕におすすめポイント:苞が星形に見える・花言葉が夫婦や恋人に最適・爽やかな雰囲気がある
ブプレリウムの花言葉:「初めてのキス」など
ブプレリウムの明るい緑色は爽やかで、ふんわりと広がる様子や柔らかい枝ぶりはナチュラルな雰囲気があります。
そのため飾らない美しさを楽しめる自然なデザインの花束や、フラワーアレンジメントに使われることが多いです。
ブプレリウムはキッチンなどに飾るミニブーケとして使われることや、丈を長いまま花束やフラワーアレンジメントに使い、大きなサイズ感のデザインに使われることもあります。
花ギフトのサイズに関係なく、様々な場面で活用されることが多いのです。
ブプレリウムがたくさんの場面で選ばれている理由は、存在をものすごく主張しているわけではないということも理由の1つです。
ブプレリウムは、わき役として効果的に主役の花の美しさを引き立てることができます。
名わき役であるカスミソウと、同じように使われることが多いのだそう。
また花が小さく緑色や黄色をしているので、葉もの(グリーン)として活躍することも多いといわれています。
七夕におすすめのポイントで、苞が星形に見えるとお伝えしました。
苞とはつぼみを保護する働きなどをしている部分のこと。
上の写真のように、ブプレリウムの小さな花を、囲うような苞が星のように見えませんか。
ブプレリウムは花よりも、苞の方が目立っているかもしれませんね。
七夕に爽やかな花束やフラワーアレンジメントを飾りたいという方に、ブプレリウムはおすすめです。
風でふんわりと揺れるブプレリウムが、フレッシュでナチュラルな雰囲気を楽しませてくれますよ。
あじさい
七夕におすすめポイント:天の川のように見える・七夕の時期がちょうど旬
あじさいの花言葉:「家族団らん」など
お花屋さんで見るだけでなく、花壇などでも見ることができる、あじさい。
子供の頃からあじさいに、親しみがあるという方もいらっしゃるかもしれません。
小さな花がたくさん集まって咲いているように見えるあじさいは、まるで天の川のようにも見えますよね。
あじさいの鉢植えは、お手入れや育て方が簡単で専門的な知識がなくても、比較的長く花を楽しむことができます。
あじさいは丈夫な植物で寿命が長いため、育て方や環境にもよりますが何年間も花を楽しめることが多いようです。
そのため、今年の七夕に購入したあじさいを来年、再来年も楽しむこともできるのです。
花が散った後も水やりなどのお世話をすることで、長年花を楽しむこともできます。
さらにあじさいの旬は、6月~7月ごろ。
七夕にぴったりですね。
ちなみにあじさいは鉢植え以外にも、花束やフラワーアレンジメントで使われる切り花としても流通しています。
切り花のあじさいは1つの茎からたくさんの花を付けているため、1つ加えるだけでボリューム満点。
あじさいをメインにした花束や、フラワーアレンジメントも人気があります。
七夕で飾られることも多いですが、ボリュームがあり華やかなため結婚式のブーケ(ウェディングブーケ)で使われることもあります。
そんなあじさいは、ドライフラワーや押し花に向いている花で、ドライフラワーにした後はアンティーク調の色合いを楽しむこともできます。
インテリアとしてあじさいのドライフラワーが販売されているところを、見たことがある方もいらっしゃるのでは。
近年は、お花屋さん以外でもドライフラワーを販売しているお店が多くなりました。
市販品があると自作するのは難しそうに感じるかもしれませんが、意外と簡単にドライフラワーを作ることができます。
そのため七夕にあじさいを飾ったという方は、ドライフラワーや押し花にしてもいいと思います。
特に押し花にしたあじさいは星のようにも見えるため、押し花のあじさいをはがきに貼り付けて、七夕の日の思い出を絵葉書のように楽しむこともできそうです。
ドライフラワーや押し花を作って、七夕の思い出を形に残してみてくださいね。
ベゴニア
七夕におすすめポイント:天の川のように見える・花言葉が夫婦や恋人に最適
ベゴニアの花言葉:「幸福な日々・愛の告白」など
ベゴニアは、鉢植えで流通している花です。
花がいくつも楽しめる様子は、まるで天の川のようにも見えます。
赤や紫、オレンジ、黄色などビビッドな色合いが多いので、夏を鮮やかに彩ってくれそうです。
太陽が好きそうなエネルギッシュな見た目をしていますが、半日陰でも育つことができるので、玄関などでも元気に育てることができます。
ベゴニアは他の植物に比べて、葉は肉厚でツルっとしています。
その光沢のある葉にしっかりと水分を保つことができるため、水やりは頻繁にする必要はありません。
ベゴニアは、土が乾燥し切ったら水やりをするくらいで十分です。
寒さにはすこし弱いですが、夏の暑さには強いので、七夕の季節もきれいな花を楽しむことができますよ。
実はベゴニアには、「ヒコボシ」と「オリヒメ」という名前の品種もあります。
ベゴニアを七夕に購入しようとしている方は、品種もチェックしてみてくださいね。
朝顔
七夕におすすめポイント:七夕に関係がある・花言葉が夫婦や恋人に最適・花が星形に見える
朝顔の花言葉:「愛情・明日も爽やかに・結束」など
夏の花としても親しまれている朝顔。
子供の頃に、夏休みに育てていたという方もいらっしゃるかもしれません。
朝顔は別名があり「牽牛花(けんぎゅうか)」とも呼ばれています。
これは昔、中国で朝顔の種と牛が交換されたことから付けられたといわれています。
朝顔の種はその昔、珍しく高価な薬とされていたのです。
当時は朝顔の種のお礼に、牛が贈られたこともあったのだそう。
朝顔は日本でも奈良時代くらいまでは下痢の薬として、高価に取引されていたようです。
江戸時代になると、薬としてではなく観賞用として朝顔が人気になりました。
現代のように、徐々に朝顔の美しさが注目されていったのです。
そして朝顔がちょうど七夕の頃に咲くことと、「牽牛花」と呼ばれていたことから、花が咲いた朝顔は織姫と彦星が出会えたことを表していると考えられるようになりました。
このことから七夕に朝顔が咲くことは、縁起が良いと言われていたのだそうです。
このあと「七夕の物語」の項目でもお伝えしますが、彦星は牛の世話をしていると伝えられていました。
朝顔の別名「牽牛花」はもともと彦星とは関係がありませんでしたが、その名前がきっかけになり七夕の花として楽しまれるようになったのですね。
夏休みの宿題などで、花の名前や別名の由来を調べてみるのもおもしろいかもしれませんね。
また朝顔は品種によって、花の形が星型に見えたり模様が星形のように見えたりする品種もあります。
夏らしく親しみのある朝顔を、七夕に飾るのも良さそうですね。
ナデシコ
七夕におすすめポイント:七夕に関係がある・花が星形に見える・七夕の時期がちょうど旬
ナデシコの花言葉:「無邪気・純愛」など
鉢植えで流通していることが多い、ナデシコ。
パッと開いた花の様子は、星形のようにも見えます。
赤やピンク、白などキュートな色合いが多いため、お子さんと七夕に花を楽しみたいという方にもおすすめです。
そんなナデシコは多年草なため、育てている環境や品種によりますが毎年花を楽しむことができます。
さて、ナデシコは「七夕と関係がある」とおすすめポイントでお伝えしました。
どう関係があるかというと昔、七夕の花は仙翁花と桔梗とされていたのだそうです。
「仙翁花」とは、中国が原産のナデシコ科の花です。
仙翁花は、旧暦の7月7日頃が最も花が咲く時期だったのだそう。
平安時代には、七夕にナデシコの花の優劣を競ったり、七夕伝説に関する歌合(うたあわせ)をしたりする「瞿麦合(なでしこあわせ)」が行われていたと言われています。
英語で七夕は何という?
英語圏では、七夕という文化・風習が国によってない場合もあります。
そのため、七夕という共通の単語は存在しないようです。
「七夕=星祭り」として星の祭典を意味する 「THE STAR FESTIVAL」 という言い方もありますが、七夕そのものを知らない海外の方に伝えるのはなかなか難しいようです。
そのため英語圏の方に七夕を紹介するときなどは、七夕(Tanabata)や織姫(Orihime)のように日本語名で紹介しても良いかもしれません。
ちなみに中国を始め、アメリカやブラジルなどでは地域によって七夕祭りが行われているのだそう。
アメリカやブラジルで七夕が行われている地域は、日本からの移民が多い地域のようで「Tanabata Festival」や「Star Festival」と呼ばれることが多いのだそうです。
ただ、多くの方が知っているイベント・行事というわけでもないようです。
なぜ笹の葉に飾り付けをする?
七夕と言うと、短冊を書いたり笹に飾り付けをしたりすることが印象的ですよね。
では、どうして七夕では笹の葉が使われるのでしょうか。
七夕で笹を使う理由は、さまざまあるようなので大きく分けて3つをご紹介します。
笹の抗菌効果が影響している説
1つ目は、笹の抗菌効果が影響していると考えられる説。
七夕は先述した通り、元々は旧暦の7月7日に行われていました。
現在の暦に直すと、8月の初旬から中旬頃になります。
8月の中旬と言うと何があるかというと、お盆があります。
皆さまも8月にお盆休みがあり実家に帰ったり、お墓参りをしたりする方がいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、七夕はお盆の期間の行事として行われていたと考えられているのだそうです。
そのため、現在の七夕で行われていることは、当時のお盆の風習などが組み合わさって徐々に変化し誕生したと考えられています。
お盆の時期は、ご先祖様が私たち、生きている人が生活している世界(この世)に帰ってくる時期と言われています。
加えて昔、夏の時期は暑さにより疲れが溜まりやすく弱っている身体に、傷んだ食べ物や食中毒のせいで、子供やお年寄りが亡くなりやすい時期でもありました。
現在でも8月頃は暑い日が続き、食べ物が傷みやすいですよね。
そんな時に、重宝されていたのが笹の葉。
笹の葉には抗菌効果があるため、ご先祖様へのお供え物の下に引き、食べ物が腐らないように工夫されていたと言います。
暑い夏の時期に食べ物・お供えをなるべく長持ちさせるために使っていた笹が、七夕に短冊を飾るように変わっていったのかもしれませんね。
昔の風習がきっかけになっている説
2つ目は、昔の風習の名残という説です。
昔は七夕の日に笹の葉にお供え物をのせ、願い事や自分の汚れと一緒に川に流すという風習もあったのだそう。
笹はもともと、神聖な植物と考えられていたのだそうです。
はじめから笹に短冊を飾っていたわけではないようですが、笹と七夕の関係は昔から深いつながりがあるようです。
竹を祭壇に供えたことから変化した説
3つ目は竹が丈夫で生命力の象徴や、紙様の依り代と考えられていることから、使われているという説です。
冬の寒さに負けず力強くまっすぐに成長する姿から、竹は生命の象徴・神聖な力が宿るとされ、七夕以外にも様々な神事に使われていたのだそう。
竹は内側の節を取ると空洞になっているため、空洞の部分に神が宿るとも言われています。
昔は七夕に祭壇に供物を置き、機織りや裁縫、技芸の上達を祈っていました。
織姫と彦星へのお供え物の目印として、祭壇のそばに竹を立てていたのだそうです。
竹を立てていたことから徐々に、祭壇へ供えていた物が飾りに変化していき、笹に飾られるようになっていったと考えられているそうです。
今回ご紹介した笹を使う理由が、組み合わさって現在の七夕になったとも言われています。
今まで疑問に思わなかったことも、七夕などの行事や他の記念日などに改めて調べてみるのも、おもしろいかもしれませんね。
夏休みの宿題にもおすすめです。
七夕の日にはおしゃれでかわいい花を飾ろう
今回は七夕についてご紹介しました。
子供の頃から親しみのある七夕ですが、「意外と知らなかった」ということもあったのではないでしょうか。
また七夕にはおしゃれでかわいい花を飾って、季節感を味わってみるのもおすすめです。
星形に見える花や、織姫と彦星のように仲の良い夫婦にぴったりな花言葉を持った花の種類も掲載しました。
ぜひ七夕に花を飾ろうと思っている方は、参考にしてみてください。
花キューピットでも、七夕に最適な花ギフトをご用意しています。
自宅用としてはもちろんお孫さんや、お子様のプレゼントとしても七夕の花ギフトは人気があります。
七夕にぴったりな花束やフラワーアレンジメントを探している方は、花キューピットのサイトをチェックしてみてくださいね。
恋人の日・ハグの日に贈る彼女・彼氏が喜ぶ花~カップルにまつわる記念日~
彼女や彼氏、恋人と一緒に楽しむカップルの記念日といえば、付き合った日や初めて出会った日などがありますよね。
本人たちの特別な記念日の他に、カップルにまつわる記念日は意外とあるものです。
ちょっとした記念日があるほうが、普段言いにくい感謝や変わらない愛情を伝えることができると思いませんか。
花1本だけなど、ちょっとしたプレゼントを贈りあうだけでもワクワクした気持ちになりますよね。
今回は6月と8月にあるカップルで楽しめる記念日についてご紹介します。
カップルで楽しめる記念日を知りたい
付き合った日や出会った日の記念日以外に、ホワイトデーやバレンタインデーなどがありますよね。
しかし、カップルで楽しめる記念日を知りたいという方も多いのではないでしょうか。
記念日があると先にご紹介した通り、普段の生活の中ではなかなか素直に伝えられない大切な気持ちを伝えるきっかけになることがありますよね。
また2人でお祝いをしたり、気持ちを伝え合ったりすることによって一層仲が深まることも。
「記念日があると意識する」だけで、ちょっとワクワクした気持ちになることもあるはずです。
誕生日やクリスマスなどカップル以外でも楽しめる記念日もありますが、カップル・恋人だからこそ楽しめる記念日もあります。
カップルにまつわる記念日が、2人の愛をさらに感じられる日になるといいですね。
恋人の日は6月12日
まずご紹介するのが、6月12日にある恋人の日です。
恋人の日は、縁結びの神様であるアントニオにちなんで誕生した記念日です。
恋人の日はもともとブラジルの記念日であり、 恋人同士はもちろん家族や友人でお互いに贈り物をしあう日として広く知られています。
ブラジルでは、恋人の日にフォトフレームを贈りあうというのがポピュラーなようです。
そのため日本では全国額縁組合連合会が、6月12日を恋人の日と制定しました。
彼女や彼氏、恋人同士でフォトフレームを贈りあいお互いの写真を入れて自宅に飾るのも良さそうですね。
また2人の思い出の写真を印刷し、同じ写真をそれぞれの家に飾るというのもいいかもしれません。
ハグの日は8月9日
8月9日は、ハグの日です。
6月12日の恋人の日はもともとブラジルの記念日でしたが、8月9日のハグの日は広島市のハグ会が2007年に制定したと言われています。
8月9日になった理由は、8(ハ)9(グ)の語呂合わせから。
記念日を覚えるのが苦手という方も、語呂合わせで決められていると覚えやすくていいですよね。
ハグするのは恥ずかしいという方も、ハグの日という記念日を言い訳にすれば彼女と彼氏、恋人とハグするきっかけになるかもしれませんね。
彼女が喜ぶ花の種類
記念日に何をプレゼントしようと考えると多くの方は、花束やフラワーアレンジメントなどの花ギフトをイメージされるのでは。
花は大切な記念日を彩り、華やかさを演出してくれます。
ここからは、恋人の日やハグの日に贈りたい彼女が喜ぶ花の種類についてご紹介します。
彼女に花を贈りたいけれど、どんな種類がいいのかわからないという方は参考にしてみてください。
ピンクバラ
まず初めにおすすめしたいのが、ピンクバラです。
ピンクバラはかわいらしさと上品さ美しさを合わせ持ち、女性から人気の高い花です。
バラは香りの良い品種が多く、華やかな見た目だけではなく心地よい香りも楽しませてくれます。
またピンクバラの花言葉は「感謝・上品・しとやか」。
彼女に日頃の「ありがとう」の気持ちを伝えたいという方は、ピンクバラが特におすすめです。
ピンクバラは花束やフラワーアレンジメントのメインになることはもちろんですが、脇役として他の花と一緒に花ギフトに使われることもあります。
さらにピンクバラは1輪だけでも、見劣りしないプレゼントになりますよ。
>>>ピンクバラの花ギフトを見る
カスミソウ
白く小さな花が愛らしいカスミソウ。
そのかわいらしい様子は、多くの女性から人気を集めています。
カスミソウは花束やフラワーアレンジメントの脇役として活用されることが多く、誕生日やその他のお祝いの花ギフトとしてもよく活用されている花の1つです。
そのため、カスミソウは出会う(見る)機会が多く、たくさんの方から親しみを感じる花とも言えるかもしれません。
そんなカスミソウの花言葉は「幸福・感謝・無邪気」などがあります。
彼女と一緒にいるだけで幸せな気持ちになるという方は、その特別な気持ちを「幸福」というカスミソウの花言葉に込めて、フラワーギフトを贈ってみてはいかがでしょうか。
またカスミソウの「無邪気」という花言葉に、いつも笑顔でニコニコしている彼女の姿を重ねて贈り物にするのもいいかもしれませんね。
ちなみにカスミソウは、ドライフラワーに向いている花です。
花をプレゼントした後にドライフラワーにして、インテリアとして残すこともできます。
恋人の日やハグの日にプレゼントしたカスミソウのドライフラワーを作って飾れば、なんでもない日も少し幸せな気持ちになりそうですね。
>>>カスミソウの花ギフトを見る
トルコキキョウ
ゴージャスで高級感が漂うトルコキキョウ。
トルコキキョウのひらひらと上品な花びらを幾層にも重ねた様子は、ドレスにも見えます。
トルコキキョウを使った花束やフラワーアレンジメントを恋人の日やハグの日にプレゼントすれば、トルコキキョウが周りを華やかにしてさらに特別な1日になりそうですね。
トルコキキョウの花言葉は「優雅」や「優美」、「すがすがしい美しさ」などがあります。
色ごとにも花言葉が付けられており、紫のトルコキキョウは「希望」で、ピンクのトルコキキョウはトルコキキョウ全体の花言葉と同じ「優美」、白のトルコキキョウは「あなたを思う」や「思いやり」などがあります。
花の色によって花言葉が異なるため、トルコキキョウの色で悩んだときは彼女に伝えたい気持ちとあった花言葉を持つトルコキキョウの色を花束やフラワーアレンジメントに入れてみるのも良さそうですね。
ちなみにトルコキキョウは、お花屋さんによって、ユーストマやリシアンサスという名前で販売されていることもあります。
お花屋さんに行った際にトルコキキョウが見つけられなかったという方は、ユーストマやリシアンサスという名前を探してみてください。
もちろん店員さんに聞くのもOKですよ。
>>>トルコキキョウの花ギフトを見る
彼氏が喜ぶ花の種類
恋人の日やハグの日には、彼氏とプレゼントを贈りあいたいと思う方も多いのではないでしょうか。
男性へのプレゼントは、女性へのプレゼントに比べて考えるのがより難しいこともありますよね。
どんなプレゼントにしようか悩んだときは、花束やフラワーアレンジメントがおすすめです。
男性への花プレゼントは意外に思うかもしれませんが、花はどんな人がもらっても嫌な気持ちにならないプレゼントの1つです。
加えて、花言葉で特別な気持ちを伝えることもできます。
ここからは、彼氏が喜ぶ花の種類についてご紹介していきます。
ひまわり
彼氏には、夏を代表する花の1つであるひまわりをプレゼントするのはいかがでしょうか。
夏の日差しに輝くように咲いているひまわりは、男性からも人気がある花の1つです。
パッと咲いた様子は華やかで、花束やフラワーアレンジメントに1輪加えるだけで花ギフト全体を明るくしてくれます。
加えてひまわりは、お花屋さんで見る以外にも花壇や花畑などがあり子供の頃から親しみがある方も多い花です。
花の種類をあまり知らないという男性の方でも、ひまわりは知っているという方も多いかと思います。
ひまわりの花言葉は「憧れ」や「あなただけを見つめる」などがあります。
「あなただけを見つめる」という花言葉があることから、ひまわりは婚約指輪のモチーフとして使われることもあります。
ひまわりは、ラブラブな2人にぴったりな花ですよね。
ただし、ひまわりは先にご紹介した通り夏を代表する花の1つ。
ひまわりを見ると夏らしいと感じるように、季節によってひまわりは販売していないことが一般的です。
花キューピットでもひまわりを使った花束やフラワーアレンジメントは、8月末までの販売となっていますのでご注意ください。
>>>ひまわりの花ギフトを見る
オレンジバラ
上品であり男性にも贈りやすいオレンジ色をしたオレンジバラは、男性への贈り物によく選ばれています。
オレンジバラは他に合わせる花の種類によって、花束やフラワーアレンジメントのデザインを様々表現することができます。
例えばレストランなどでプレゼントするなど、比較的フォーマルな場でプレゼントする場合も、オレンジバラは上品さを演出してくれます。
一方で元気でポップな印象の花ギフトを贈りたいという場合も、オレンジバラは選ばれることがあります。
様々な花と相性が良く、相手のイメージによってデザインを変えることができるのも、オレンジバラの良いポイントです。
そんなデザインが自由自在なオレンジバラの花言葉は「絆」や「幸多かれ」などがあります。
オレンジバラの「絆」という花言葉は、2人の強い絆を表現することができそうですね。
また「幸多かれ」という花言葉は2人でいると幸せな気持ちになることを伝えたり、今まで一緒に過ごしてきた特別な時間を振り返ったりすることができそうです。
>>>オレンジバラの花ギフトを見る
デンファレ
南国やリゾート感を演出することができる、デンファレ。
花束やフラワーアレンジメントをイメージするとかわいらしいデザインのものを連想される方が多いかもしれませんが、デンファレを使えば上品で男性にも贈りやすいデザインにすることができますよ。
デンファレは白や濃いピンク、紫、緑などの色があります。
キュートな印象よりもシックなイメージの花の色と花姿であるデンファレは、比較的男性に贈りやすいのです。
かわいらしくなり過ぎない花束やフラワーアレンジメントを作ることができるため、デンファレは彼氏への贈り物に最適。
デンファレの花言葉は「お似合いな2人」や「有能」などを持っています。
「お似合いな2人」という花言葉は、まさに素敵なカップル、恋人にぴったりな花言葉ですよね。
また「有能」という花言葉に、彼の仕事ぶりや一緒にいる時の心配りを表現することができるかもしれません。
デンファレは花持ちが良く、長くきれいな様子を楽しむことができるのも嬉しいポイントです。
プレゼントした花は、なるべく長く楽しんでもらいたいものですよね。
>>>デンファレの花ギフトを見る
恋人の日とハグの日には花ギフトで気持ちを伝えよう
今回はカップルにまつわる記念日として、恋人の日とハグの日についてご紹介しました。
また恋人の日やハグの日に彼女や彼氏、恋人に贈りたい花の種類についてもご紹介しました。
花束やフラワーアレンジメントなどの花ギフトは、意外ともらう機会が少ないもの。
記念日に花ギフトを贈れば、忘れられない素敵な思い出になりそうです。
また花言葉に自分の気持ちを託して贈るのは、なんだか少しロマンチックですよね。
花によっては、花言葉を複数持っている種類もあります。
そのため自分が伝えたい花言葉をメッセージカードや、手紙などに書いて一緒に贈るのがおすすめです。
例えばメッセージカードに「花束に入っているピンクバラの花言葉は感謝」だけが書かれていたとしても、気持ちがしっかり伝わりそうですよね。
日常生活では少し恥ずかしくて、なかなか伝えることができない素直な気持ちを花に託してプレゼントしてみてください。
花キューピットで、2人にとって恋人の日やハグの日が素敵な記念日になるような、お手伝いができれば幸いです。
花キューピットでは花束やフラワーアレンジメントをご注文された方に、無料で30文字程度のメッセージカードをお付けできます。
また自宅だけではなく、レストランやホテルなどへの花ギフトのお届けも行っております。
記念日に花を渡す時は、花キューピットのサイトも一度のぞいてみてくださいね。