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特別な敬老の日の贈り物にミディ胡蝶蘭を!モテギ洋蘭園のこだわりとは?
敬老の日が近づいてきました。
皆さまは敬老の日のプレゼントとして、おじいちゃん・おばあちゃんに贈るものは決まったでしょうか。
今年の敬老の日はちょっと特別なものを贈りたい……と思っている方には、日本農業賞 大賞をはじめ多数受賞されている、モテギ洋蘭園のミディ胡蝶蘭がおすすめです。
モテギ洋蘭園のこだわり
手間をおしまず高品質な胡蝶蘭を生産するモテギ洋蘭園では、徹底した品質管理を行っています。
そのため胡蝶蘭を育てる施設・ハウスは、高温室や開花室、ストックヤードなどが…!
時期によって異なる最適な環境に合わせられるように、時期によって対応できる施設で管理しているのだそう。
写真では、苗と苗との間隔が広くあけられているのが分かります。
これは苗と苗がぶつかるのを防ぎ、胡蝶蘭のストレスを軽減する効果があります。
さらに風通しをよくすることで苗にとって、よりよい環境をつくっているのです。
高品質な胡蝶蘭をお届けするために、このほかにも植え込みのやり方、水のやり方など、株一つひとつにあった方法できめ細かく管理しています。
モテギ洋蘭園では、成長ホルモン剤を使用していません。
よい環境でのびのびと育った胡蝶蘭は、株に力をたくわえられます。
そのため、胡蝶蘭をプレゼントしてから・受け取ってから2年目・3年目でも花を咲かせることができるのです。
長く花を楽しめるのは、嬉しいことですよね。
何年か育てて、花を観賞していると愛着もわいてきそう。
敬老の日にモテギ洋蘭園の胡蝶蘭をプレゼントすれば数年たっても、育てているきれいな胡蝶蘭を見て、孫や娘・息子の気持ちを何度も思い出すことができますね。
技術が光る職人技
モテギ洋蘭園で生産される胡蝶蘭は、通常使用されるものよりも硬めのワイヤーをつかい、枝を一本一本固定しています。
硬めのワイヤーをつかうと枝をしっかり固定することができ、より美しい花姿でお届けすることが可能となります。
しかし、硬めのワイヤーは当然扱いづらく、作業には熟練された技術が必要となります。
また胡蝶蘭は花をラッピングしてお届けしますが、このラッピングにも花びら同士が傷つけあわないように細心の注意が必要となります。
苗を育て、きれいな花を咲かせるのももちろん大変なことです。
そのうえで、花をお客様のもとへ届けるまで決して気を抜かないことが、モテギ洋蘭園のこだわりであり、魅力なんですね。
モテギ洋蘭園の胡蝶蘭の良さ
花弁に厚みと張りがあり、立派な見た目はモテギ洋蘭園の胡蝶蘭の良さの1つです。
花は新鮮で、みずみずしさもあります。
やはり胡蝶蘭の花は、堂々とした姿でいてほしいですよね。
元気で凛とした花姿は、大切に世話をされて育った胡蝶蘭の証です。
また美しい花に目がいきがちですが、ぜひ根にも注目してください。
モテギ洋蘭園の胡蝶蘭は根にも、こだわりが詰まっています。
胡蝶蘭の根は水分を吸収するだけではなく、胡蝶蘭の株を支えたり光合成をしたりしています。
きれいな花を咲かせるためには、根の健康が大切なのです。
健康なモテギ洋蘭園の胡蝶蘭の根は、しっかりとした硬さがあり緑色をしています。
※胡蝶蘭の根は根腐れした時は根が黒くなりますが、健康的な根は緑色をしています。
プレゼントした時だけを美しく彩るのではなく、花持ちが良く長く花を観賞するためにも、根は大切なポイントなのです。
胡蝶蘭が敬老の日におすすめな理由って?
先にモテギ洋蘭園のこだわりをお伝えしましたが、ここからはそもそも敬老の日のプレゼントに胡蝶蘭がおすすめな理由を改めてご紹介します。
高級感がある
胡蝶蘭は高級感がある見た目をしているため、敬老の日など目上の方へのプレゼントに向いています。
昔から、お祝いの日の贈り物として有名なため、喜んでくれるおじいちゃん・おばあちゃんも多いはず。
縁起の良い花言葉
胡蝶蘭は「幸運が舞い込んでくる」などの縁起の良い花言葉があります。
この「幸運が舞い込んでくる」という花言葉は、胡蝶蘭の花の形が蝶々のように見えることに由来しています。
おじいちゃん・おばあちゃんに胡蝶蘭をプレゼントする際に、花言葉も一緒に伝えれば喜びもより一層強くなりそうです。
お手入れ・お世話が簡単
胡蝶蘭は他の花に比べて水やりの回数が少なく、お手入れが簡単です。
水やりは暖かい時期なら1週間に1回程度、寒い時期なら2週間に1回程度で十分と言われています。
胡蝶蘭のお世話のポイントは、こちらに掲載しています。
合わせてご覧ください。
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魅力満点・胡蝶蘭~お祝いにぴったりなお花~ 胡蝶蘭を長持ちさせるために必要な簡単なコツとは? |
長く花を観賞できる
そもそも胡蝶蘭は花持ちが良い花の種類でもありますが、鉢植えという点も花持ちの良さに関わっています。
根を張っている胡蝶蘭は、花束やフラワーアレンジメントで使われている切り花よりも、長く花を楽しめます。
根からしっかりと栄養や水分を吸収できるため、茎から水分を取り込まなければいけない切り花よりも花持ちが良いのです。
敬老の日は胡蝶蘭を贈ろう
花キューピットは、モテギ洋蘭園の胡蝶蘭を産地からおじいちゃん・おばあちゃんのお家まで直送いたします。
敬老の日に胡蝶蘭をプレゼントしたい方はぜひチェックしてください。
▼敬老の日特集はこちら▼
敬老の日に感謝のきもちをこめて ~人気のお花とスイーツセット~
9月の第3月曜日は敬老の日です。今年の敬老の日は9月17日、もうすぐですね。
離れて暮らすおじいちゃん、おばあちゃんへの贈り物はもう決まりましたか。
今回はお花とスイーツのセットをご紹介します。
お花だけ、贈り物だけではなんとなく物足りないな、というときにおすすめのセットです。
無料でお花にメッセージカードを添えることができます。日頃の感謝の気持ちを敬老の日の贈り物に込めて伝えてみませんか。
■おすすめ1 安心の人気NO.1! ふわふわバウムクーヘンのセット
一層一層、重なる年輪に長寿の願いを込めたバウムクーヘンは、敬老の日定番のプレゼントです。しっとりとした食感と、小野茶の豊かな風味が一口で口いっぱいに広がる「菓子乃季」のバウムクーヘンで感謝の気持ちを伝えてみませんか。
セットするお花のおすすめは「オレンジリボンのアレンジメント」。トルコキキョウやリンドウが入った、上品なアレンジメントです。
上品で優しいおじいちゃん、おばあちゃんに贈るプレゼントとしておすすめです。
■おすすめ2 季節を感じるギフト。贅沢な栗饅頭のセット
国産栗が丸ごと1粒入った栗饅頭は秋を感じるお菓子。栗餡は自慢の名水「琴名水」を使ってほどよい甘さに炊き上げました。
「秋のピンクアレンジメント」とのセットがおすすめ。ピンクリンドウ、ピンクデンファレを使った、華やかでお部屋のアクセントになるフラワーアレンジメントです。
おいしい物が大好きなおじいちゃん、おばあちゃんにおすすめです。
■おすすめ3 もちもち新食感どら焼きのセット
お餅を生地に混ぜ込むことで生まれる、もちもちとした食感が特徴のどら焼きです。生地に挟んだ自家炊き餡は、北海道産の厳選された小豆をじっくり炊き上げました。黒ごまの香ばしい風味がアクセント、甘すぎず上品な味わいとなっています。
セットとなるお花のおすすめは「秋の彩りバスケット」。可愛らしいウッドバスケットに、秋色のお花をたっぷりとつめこみました。ぱっと明るく元気なイメージのアレンジメントです。
アクティブなおじいちゃん、おばあちゃんにおすすめの敬老ギフトです。
■おすすめ4 さくさくリーフパイのセット
スイーツの街・東京自由が丘にある、話題の焼き菓子店BLOOM’S(ブルームス)のリーフパイが花キューピットに初登場。厳選した材料を使い、職人の手によってひとつひとつ丁寧に焼き込んでいます。良質な国産発酵バターを使用した香り豊かなリーフパイは、スイーツ好きのおじいちゃん、おばあちゃんもきっと満足。
一緒に贈るお花のおすすめは「秋の彩りバスケット」。お部屋になじむウッドバスケットに秋のお花がふんだんに入ったかわいいアレンジメントです。
おしゃれなおじいちゃん、おばあちゃんにおすすめのギフトセットです。
お花とお菓子は他の組み合わせもあります。詳細はこちらをチェックしてみてください。
皆さんの気持ちがおじいちゃん、おばあちゃんに届きますよう、花キューピットがお手伝いさせていただきます。
お正月飾りとお正月料理
今年も残りわずかとなりました。一年の汚れを落とす大掃除も終わり、お正月飾りを飾るだけ!という方も多いのではないでしょうか。
今回の花だよりでは、お正月飾りについてお伝えします。
■門松
新年に年神様が降りてくるときの目印といわれているのが門松です。
一年を通じて葉を茂らせる常緑樹はその生命力から神様が宿るといわれ、お正月飾りとして松が使われるようになりました。
一般に門松というと竹が目立つイメージですが、門松は名前の通り松が主役。竹がなくとも、松を飾れば立派な門松です。
門松は玄関前や門前に、左右で対になるように飾りましょう。
■しめ飾り
しめ飾りも年神様を迎えるための飾り。
しめ飾りが結界となって邪気を寄せ付けず、家の中が「年神様を迎えるために清められた場所」であることを示します。
本来はしめ縄を家の周りに張り巡らせていたようですが、今はしめ飾りや輪飾りが使われることが多いですね。
しめ飾りには、「ウラジロ(不老長寿)」「ゆずり葉(子孫繁栄)」「橙(家運隆盛)」などの縁起のいい植物をつけて飾ることもあります。
門松・しめ飾りはどちらも29日、31日に飾るのは避けましょう。29日は「二重の苦」につながる、31日は「一夜飾り」といって葬儀のときの飾りになってしまうなど、大変に縁起が悪くなってしまうためです。
■お正月の食べ物
・鏡餅
年神様へのお供えものである鏡餅。なぜ「鏡餅」という名なのかというと、古くから円形の鏡は神様が宿るとされていたため、そこから名付けられたとされています。鏡餅が丸いのも、鏡に姿を似せるためです。
大小2段のお餅は「太陽と月」=「陰と陽」を表すほか、円満に年を重ねるという意味もこめられています。
・おせち料理
こちらも鏡餅と同じく年神様に供えるための料理。
かまどの神様がお休みできるように、また元旦から包丁などの刃物を使うと縁起が悪いとされているために、作り置きできるものを基本としています。
数の子や田作り、栗きんとんや海老など家族の健康と繁栄、また豊作を願う縁起物が多く、めでたさが重なるように重箱に詰めます。
・年越しそば
そばのように細く長く長寿でありますように…と願いを込めて、大晦日に食べます。
薬味として使われるネギは「疲れをねぎらう」という意味の「労ぐ(ねぐ)」、祈るという意味の「祈ぐ(ねぐ)」、お祓いしたり清めたりする神職の「祢宜(ねぎ)」などの言葉にかけ、新年の幸せを願う意味があります。
年越しそばには、ネギをたっぷりと乗せて召し上がれ。
・雑煮
年神様にお供えしたお餅をいただくための料理です。
年神様が宿っていたお餅を食べることによって、一年を健やかに過ごせるようご利益を頂戴します。
地域によって角餅・丸餅か、お醤油か味噌か、と変わり、またお餅以外の具も多種多様です。他の地域のお雑煮について調べてみるのも面白いかもしれませんね。
なんとなく飾っていたお正月飾り。今年はいつもよりちょっとこだわってみてはいかがでしょうか。
ハロウィンとかぼちゃの豆知識
10月31日はハロウィン。日本でもだんだんと広まり、今では大きなイベントとなっています。
今回の花だよりでは、ハロウィンとかぼちゃについてお伝えします。
■ハロウィンとかぼちゃ
ハロウィンと聞いたときに、真っ先に思い浮かべる方も多いのがかぼちゃ。かぼちゃをくり抜いて作られる「ジャック・オー・ランタン」を見かける機会は、日本でも徐々に増えてきています。
ジャック・オー・ランタンを作るオレンジ色のかぼちゃは、基本的にペポ種という種類のかぼちゃになります。ペポかぼちゃの品種の中には、ズッキーニなどがあげられます。
ハロウィンに飾るためのペポかぼちゃの品種は、その名もずばりな「ハロウィン」、非常に大きく育つ「アトランティック・ジャイアント」、手のひらに乗せられる可愛いサイズの「おもちゃかぼちゃ」などがあります。
これらの品種は観賞用に使われることがメインで、固く味がないため、食用には向きません。
■ハロウィンにおうちでパーティを
近年、大きな盛り上がりを見せるハロウィン。特に小さなお子様のいるご家庭では、お子様と一緒におうちでハロウィンパーティを開く方が増えているそうです。
ホームパーティに欠かせないのが、ハロウィンにぴったりな飾りですね。大きなカボチャでジャック・オー・ランタンを作るのはもちろん、手軽に飾ることができるおもちゃかぼちゃを並べて置くだけでも、家の中がハロウィンの雰囲気に包まれます。
また、お友達をご自宅に招待する場合は、皆でワイワイと楽しめるお菓子と、ハロウィンにぴったりなフラワーギフトでお部屋を飾ることができるセットがおすすめ。
もっと知りたい敬老の日 ~敬老の日の由来~
9月の第3月曜日は敬老の日。
今年、2024年の敬老の日は9月16日(月)です。普段から優しく見守ってくれるおじいちゃん・おばあちゃんに、感謝の気持ちを伝える日ですね。
今回の花だよりでは、敬老の日についてご紹介します。
■敬老の日はなぜ9月
今ではハッピー・マンデー制度により9月の第3月曜日と定められている敬老の日ですが、元々は9/15と日にちが決まっていました。
ではなぜ9/15が「敬老の日」と定められていたのでしょうか。これには2つの故事からとられたといわれています。
その1・聖徳太子が老人ホームを建てた日だったから
聖徳太子といえば法隆寺をはじめとする様々な建築物を建てたといわれています。大阪の四天王寺もそのひとつ。
四天王寺には、社会福祉施設として、敬田院、施薬院、療病院、悲田院という施設が設置されました。
現在の施設におきかえると、敬田院は寺院、施薬院は薬局、療病院は病院、そして悲田院が病人や身寄りのないお年寄りのための、いわば老人ホームのような施設にあたります。
この「悲田院」が誕生したのが9/15とされています。
その2・元正天皇に由来する説
奈良時代の天皇である元正天皇は、とある孝行息子の話を耳にします。
美濃にくらしていた父子はとても貧乏で、父は大好きなお酒ものめずにいました。
息子はつねにそのことを心苦しくおもっていましたが、偶然足をすべらせて落ちた谷間で酒のながれる滝をみつけ、喜んで酒を持ちかえり父にのませてあげました。
この話に感動した元正天皇は、酒のながれる滝とされる養老の滝へ行幸し、「霊亀三年を改めて、養老元年とする」と宣言しました。
そして、この養老元年と改められた日が、現在のこよみでいう9/15ごろだったとのことです。
■国民の休日として成立
1940年代後半、兵庫県の一部の村にて「お年寄りの知恵をかりて村つくりをしよう」という運動がおこります。そして、9月15日をとしよりの日とさだめ、敬老会を開くようになりました。
この風習はすこしずつ全国へとひろまっていきましたが、その際に「としより」という表現に反発があったため、1964年に「老人の日」へと名称が変更されます。
さらに1966年、国民の祝日に関する法律の改定により、9月15日が「敬老の日」として、国民の休日に制定されました。これは「こどもの日」「成人の日」が先に祝日として定められていたため、お年寄りの方々を尊重する敬老の日も祝日としたといわれています。
現在では9月15日という日付にかかわらず、第3月曜日となっています。これは2001年にハッピーマンデー制度が実施されたことによります。
■敬老の日のプレゼントにはやっぱりお花
「敬老の日にもらって嬉しいプレゼントは?」というアンケートで、必ず上位に入ってくるものがお花です。
言葉では気恥ずかしくて伝えられない気持ちも、花と一緒なら届けることができますね。
花キューピットでのご注文なら、街のお花屋さんが敬老の日の当日に真心をこめたお花をお届けします。遠くに住んでいてなかなか会えないおじいちゃんおばあちゃんにも、安心してお花をお届することができますね。
いつもはいえない感謝の気持ちをお花に乗せて、おじいちゃんおばあちゃんに贈ってみませんか?
暑い夏を植物でさわやかに ~グリーンカーテン~
年々厳しさを増す日本の夏。暑い夏を快適に過ごす方法はいくつかありますが、そのひとつにグリーンカーテン(緑のカーテン)があります。
グリーンカーテンは、直射日光を遮り室温の上昇を抑えるとともに、植物の葉から水分が蒸発することで植物の周囲の気温が下がるため、植物の間を通り抜ける風を冷やして爽やかにしてくれる効果が期待できます。
クーラーの節電の面からも人気が高まりつつあるグリーンカーテン。今週の花だよりでは、グリーンカーテンについてお伝えします。
■グリーンカーテンにぴったりな植物
グリーンカーテンは、つる性の植物を市販のネットやフェンス、支柱に絡ませて育てることでつくります。最近では、ホームセンターなどでグリーンカーテン用のネットやフェンスが販売されています。
グリーンカーテンに向く植物は、夏の強い陽射しにも耐えることができ、短期間で大きく成長する植物となります。また、秋になると枯れて片付けることができる一年草が特におすすめです。
代表的な植物としては、あさがお、フウセンカズラ、へちま、ゴーヤーなどがあります。これらの植物は育てることが簡単なだけではなく、花や実を楽しむことができるのも特徴です。
■グリーンカーテンの作り方
グリーンカーテンに必要なものは、植物を植えるためのプランターや土、植物を支えるネットやフェンス、そして植物の種や苗です。春になると種やまだ小さな苗がお花屋さんやホームセンターに出回ります。
4月から5月を目安に、土に直接、または大型のプランターに、種や苗を植え付けます。プランターを使う場合はプランターのふちいっぱいに土を入れるのではなく、2cmほど空間を開けておくと、水やりの時に水が溢れることを防止できます。
植物の支えとなるネットは、窓を覆うように、かつ地植えした植物やプランターが内側にくるように設置します。ネットは、65~75度ほど角度をつけ、できる限りたわみのないように張りましょう。
ある程度つるが伸びてきたら、うまくネットに絡みつくように誘導します。優しく指で網目に絡むように誘導すると、さらに成長したときに自然とつるが絡むようになります。また、右や左に曲がってしまった場合も、まっすぐ上に伸びるように誘導してあげるといいでしょう。
もっとも日差しが強くなる季節には、直射日光を遮るグリーンカーテンができます。また、植えた植物によっては花や実を楽しむことができるでしょう。
一年草であれば秋になると枯れるため、気温が下がり日差しがほしくなる季節には簡単に片づけることができます。支えに使ったネットなどは来年のためにしまっておくといいですね。
植物の力を借りて暑い夏も快適に。グリーンカーテンで真夏を爽やかに過ごしてみませんか。
お中元の起源とマナー
1年に2回、感謝の気持ちを伝えるお中元とお歳暮。特にお中元はお歳暮と比べ、贈る時期や贈り方などに頭を悩ませる方も多いようです。
今回の花だよりでは、お中元についてお伝えします。
■お中元の起源
もともとの「中元」とは中国での祭日でした。1/15の上元、7/15の中元、10/15の下元は道教における三人の神様の誕生日であり、この日になると神様にお供えものをする風習がありました。
この風習が日本に伝わってきた際、同じく7/15を中心とする仏教行事のお盆と結びつきました。お盆が亡くなった魂やご先祖様を慰めるのに対し、生きている魂への礼として、近所の人や親戚同士で贈りものをするようになります。
元々は貴族や武家の間で行われていた風習でしたが、江戸時代にもなると、特に商人を中心とした庶民の間にもお中元は広がります。現在では仕事上でお世話になった方や仲人のほか、離れて暮らす家族や親戚に贈ることが増えているようです。
■お中元のマナー
お盆と密接に関係がある行事のため、7月にお盆が行われる東京などではお中元は7/15まで、それ以外の8月にお盆が行われる地域については8/15までに贈ることが好ましいとされています。
この時期を外れてしまう場合や、お盆の時期がよくわからない場合は「暑中見舞い」「残暑見舞い」として贈りものをする場合もあります。暑中見舞いは立秋の前日まで、残暑見舞いは立秋を迎えた後に贈るものです。2016年の立秋は8/7のため、8/6までにお届けする場合は暑中見舞いとなります。
可能な限り持参することが好ましいとされていますが、近年では宅配などを利用する場合が増えています。その場合、お中元が届くころを見計らって送り状を書くようにします。家族や親戚などの親しい間であれば電話でも大丈夫です。
お中元にはのしをつけて贈りますが、魚介類や肉類などの生鮮物を贈る場合はのしは不要です。というのも、のしは生鮮物の中でも特におめでたいとされるアワビ(熨斗鮑)を模したものであり、生鮮物に生鮮物を重ねて贈ることはかえって失礼になってしまうからです。
お中元は日ごろの感謝の気持ちを込めて贈るものなので、喪中の方に贈ることも問題ないとされていますが、気になる場合は暑中見舞い・残暑見舞いとして贈るようにしてください。
■お花のお中元
お中元の定番といえばお肉やお酒、洗剤などの日用品ですが、近年では季節感を感じることができるギフトとして、お花の人気も高まってきています。
受け取る方がお年を召しているため、生鮮物はもらいすぎても食べきれないという場合や、近年増えてきているお酒を呑むのは苦手という方の場合でも、お花であれば気兼ねなく受け取ることができます。
夏の暑さを和らげる涼しげなフラワーギフトで、お花好きなあの人に感謝の気持ちを伝えませんか。
7月の誕生花『ひまわり』の特徴と花言葉は?
本格的な夏が近づいてくると見ごろを迎える花はいくつかありますが、その中でも特に人気の高い花のひとつがひまわり。小さいころから慣れ親しんだ方も多いのでは。
7月の誕生花は、太陽のような見た目で世代を問わず愛される花、ひまわりです。
■東を向くひまわり
太陽の方向を向いてくるくると回ることから名付けられたひまわり。ひまわり畑などではほとんどのひまわりが同じ方向を向いていますが、その方角はどの方角になるのでしょうか。
ひまわりが太陽の方向へ向くのは、大きくなるために太陽の日差しをいっぱいに浴びる必要がある若い苗のうちとされています。そのため、あまり生長する必要がなくなる花が開いて以降は、ほとんど動くことはありません。
それとは別に、夜になると自然と東の方を向く動きも持っています。花が開くと、太陽を追いかける動きがほとんどなくなり、かつ東を向く性質は残るため、ひまわり畑で一斉にひまわりが咲いている方向は、東になります。
■ひまわりの花と種
ひまわりの花は大きな一輪の花が咲いているように見えますが、実はたくさんの花が集まったものです。
花びらに見える黄色い部分は「舌状花(ぜつじょうか)」、その内側の茶色や緑の丸い部分は「筒状花(とうじょうか)」という花の集まりです。花びらに見える舌状花も、実際にはそれぞれ一輪の花であり、ひまわりは無数の花が集まってできていることが分かります。
筒状花は種をつけることができ、ひとつの筒状花からひとつの種ができます。ひまわりの花が終わった後に非常に多くの種が取れるのはこのためです。一方、舌状花は虫を呼ぶための飾りであり、筒状花の受粉を助けます。
ひまわりの種は葉酸・ビタミンE・リノール酸・カリウムなどの栄養を豊富に含み、健康や美容を保つ食品としても注目されています。外側の堅い皮を取り除いた食用のひまわりの種が流通していますが、一輪のひまわりから多くの種が収穫できるため、自分で育ててみてもいいですね。
■ひまわりの花言葉
太陽に恋い焦がれじっと見続けるように動くひまわり。その習性から「あなただけを見つめる」「愛慕」という花言葉を持っています。
夏の輝く太陽を連想させる明るい見た目から、気心の知れた仲の良い友人に贈られることが多いひまわりですが、その花言葉から、ご夫婦や恋人同士の間で贈りあっても素敵です。
また、太陽のような見た目から、「あこがれ」「光輝」という花言葉も持っているひまわり。お世話になった方が還暦など、人生の節目を迎える日に贈ってもいいでしょう。
総じて老若男女を問わず贈ることができるひまわり。もっとも美しく咲き誇る季節である7月生まれの方の誕生日には、ひまわりのフラワーギフトでお祝いしたいですね。
父の日に贈りたいメッセージ集!お父さんが喜ぶ例文を紹介
父の日にプレゼントを贈るときに、意外と悩むのがメッセージ。普段はなかなか言えずにいる感謝の気持ちを、どうやって伝えようか…と考えてしまう人が多いようです。
今回の花だよりは、父の日に贈りたいメッセージ集です。メッセージに困っている方は、参考にしてみてくださいね。
■ストレートに感謝を伝えたい
・いつもありがとう。体には気を付けて元気で過ごしてね。
・私が一番尊敬している人はお父さんです。いつも本当にありがとう。
・時に優しく、時に厳しく見守ってくれるお父さんが大好きです。
■定年を迎えたお父さんに贈りたい
・長い間本当にお疲れ様。お父さんのおかげで立派に育つことができました。
・家族のために一生懸命なお父さんへ。これからの人生は、自分のために楽しんでね。
・お仕事お疲れ様でした。今度は趣味の世界で活躍する姿を楽しみにしています。
■義理のお父さんに贈りたい
・いつもありがとうございます。今度、家族で遊びに行きますね。
・偉大なお父様に、感謝の気持ちを贈ります。お母様と一緒に、いつでも遊びに来てください。
・○○(子供の名前)も会いたがっています。夏休みには一緒に旅行に行きましょう!
■花言葉とからめて贈りたい
・お父さんはいつまでも私の憧れです。ずっと格好いいお父さんでいてね!(ひまわり:「あこがれ」)
・さわやかな笑顔で家族を見守ってくれるお父さんへ。今までもこれからもずっと大好きだよ!(黄バラ:「さわやか」)
・いつも見守っていてくれてありがとう。離れていても、家族の絆は永遠です。(オレンジバラ:「絆」)
お母さん以上に気恥ずかしくてなかなかお父さんには感謝の気持ちが伝えられない、という方も多い中、父の日は日ごろ言えない「ありがとう」を伝えるきっかけになる日です。
サンプルをそのまま使っても、自分だけのオリジナルのメッセージを贈っても、心を込めて贈ればきっとお父さんには感謝の気持ちは伝わります。父の日には、メッセージを添えてプレゼントを贈りませんか。