2021-12
義理・本命のお返しどうすれば?10~20代女性のホワイトデーに関する意識調査
「義理チョコへのお返し、何にしよう?」
「本命プレゼントのお返しは何が喜ばれるかな?」
「ホワイトデーの予算はどのくらいにすべき?」
ホワイトデーが近づいてくると、バレンタインデーのお返しをどうしようか、悩ましく思う男性も多いのではないでしょうか。今回は10代~20代女性がホワイトデーのお返しについてどのように考えているか、意識調査を行いました。
そもそも最近の女性はバレンタインデーに何かをあげるのか?あげる人はホワイトデーのお返しに何を求めているのか?どんな物やどの程度の予算が望ましいのかなど、義理と本命それぞれの調査結果をご紹介します。
【アンケート対象】
未既婚女性
10代~20代
【サンプル数】
110名
バレンタインデーに男性に何かをあげる女性は約8割!
まずは、「バレンタインデーに男性に何かをあげる女性はどの程度いるのか」についてご紹介します。
過半数の女性が本命をあげている
質問1.バレンタインデーに男性に何かをあげますか?
「本命をあげる」「義理をあげる」「本命・義理どちらもあげる」を合わせると約8割。バレンタインデーに男性に何か渡す女性が大多数を占めることが分かりました。
また「本命をあげる」「義理・本命どちらもあげる」を選択した女性が全体の6割近くいることから、彼氏・夫・好きな人など「本命」に贈り物をするイベントとして、バレンタインデーを大切にしている女性は多いと言えそうです。
ホワイトデー、本命へのお返しについて女性の本音は!?
9割以上の女性が「本命へのお返しがほしい」と回答!
質問2.本命に「あげる」を選択した方にお聞きします。お返しはほしいですか?
「本命をあげる」と回答した女性の9割以上が「お返しがほしい」と考えていることがわかりました。気持ちを込めて渡す本命プレゼントだからこそ、ホワイトデーにはお返しを望むものでしょう。それでは、どのようなお返しが望ましいと考えているのか、続いてご紹介します。
本命へのお返しは、スイーツとアクセサリーが人気!
質問3.お返しが「ほしい」を選択した方にお聞きします。何がほしいですか?
最も多い回答が「スイーツ」で、「アクセサリー」が続きました。この2つで過半数を占めています。その他は「食事」「お出かけ」「美容小物」などでした。ホワイトデーの定番はクッキーやマシュマロといったお菓子のため、「スイーツ」が多くなっているのでしょう。相手の好みがわかっている場合には、アクセサリーなどをあげるのも良さそうです。
選択肢として「食器」「カトラリー」もありましたが、これらを選んだ女性は0人(または0%)でした。食器やカトラリーは好みが分かれるものであり、また場所を取るため、ホワイトデーへのお返しには不向きなのかもしれません。
本命へのお返し予算の希望は人それぞれ
質問4.お返しが「ほしい」を選択した方にお聞きします。予算はどの程度が望ましいですか?
ホワイトデーでのお返し希望予算は、「500円~1,000円」から「10,000円以上」まで分散する結果となりました。付き合っているかどうかといった2人の関係性や、バレンタインデーで渡した本命プレゼントの金額などによって、望ましい予算は変わりそうです。迷った場合には、受け取ったプレゼントより少し高めで考えるのが良いでしょう。
気持ちを込めて“少し特別感”があるプレゼントを渡せば好感度アップ!?
質問5.好感度がアップしたプレゼントやプレゼントの渡し方はありましたか?
希望するお返しはスイーツやアクセサリーということですが、実際にもらって好感度がアップしたプレゼントやプレゼントの渡し方はどういったものなのでしょうか?
お返しに欲しいアクセサリーを一緒に買いに行った。贈り物に自信が無いという人だったので、逆にそれでよかった。(23歳 事務系会社員)
遊ぶ約束をして実際に会ってプレゼントを貰う。美味しいとネットで話題のスイーツを貰って嬉しかった。(21歳 大学生)
自分が好きだと言ったものを覚えていて、それをプレゼントしてくれた。
(18歳 高校生)
さまざまな回答がありましたが、好感度がアップしたプレゼントとしては「好みのものをもらった」「手作りのお菓子をもらった」「話題のスイーツをもらった」など“少し特別感”があるものと言えそうです。がっかりしたプレゼントとしては「バレンタインデーにあげたものより、ホワイトデーのお返しが安かった」という回答も。やはり、お返しはもらったものより安いものは避けましょう。
好感度アップにつながるプレゼントの渡し方としては、「直接会ってもらう」「可愛くラッピングしたものをもらう」「メッセージと一緒にもらう」など“気持ちが込められている”と感じられるかどうかがポイントのようです。
ホワイトデーでお返しは必要?義理チョコへの対応方法
お返しはしてもしなくてもいい?義理チョコへのお返し
質問6.バレンタインデーに「あげる」を選択した方にお聞きします。義理チョコへのお返しは欲しいですか?
義理チョコへのお返しは「ほしい」という回答が過半数にを上ったものの、「いらない」という回答も半数近くあり、拮抗しました。義理チョコを渡すのは、職場の同僚や学校の友だちである場合が多いため、迷うようであれば今後の関係のためにもお返しをしておいた方が無難かもしれませんね。
義理チョコへのお返しは「スイーツ」が鉄板!
質問7.お返しが「ほしい」を選択した方にお聞きします。何がほしいですか?
「スイーツ」との回答が約8割を占めました。義理へのお返しには、いわゆる「消えもの」で、金額も安く済む「スイーツ」を希望する女性が多いようです。ただ、数は少ないものの、「食事」や「アパレル小物」「コスメ」などの回答もありました。
選択肢として「アクセサリー」「食器」「カトラリー」「お出かけ」もありましたが、これらを選択した人はいませんでした。義理で渡したプレゼントに対し、こうしたお返しは「重すぎる」と考えるのでしょう。
義理へのお返し予算は「500円~3,000円未満」が8割以上!
質問8.お返しが「ほしい」を選択した方にお聞きします。予算はどの程度が望ましいですか?
義理へのお返し予算は「500~1,000円」が最も多く、3割強という結果に。続いて「1,000~2,000円」「2,000~3,000円」がどちらも2割強で拮抗しました。「500円未満」も含めると、比較的安価な予算を希望する女性が合計で9割強と大多数を占めています。なお、「3,000~4,000円」「5,000~10,000円」を選んだ女性はいませんでした。
義理へのお返しは“ちょっと良いお菓子”で好感度アップ!
質問9.好感度がアップしたプレゼントやプレゼントの渡し方はありましたか?
義理チョコへのお返しでは、そんなに値が張らないスイーツを希望する人が多い傾向にあることがわかりました。続いて、好感度がアップした義理へのお返しプレゼントやプレゼントの渡し方を見てみましょう。
(18歳 専門学生)
義理チョコなので、身につけるようなものよりも、消耗品やお菓子などが嬉しかった。
(20歳 大学生)
会社で男性社員から女性社員に向けて、シャンパンタワーみたいにお菓子を飾り付けて用意してくれたときはオシャレだなと思いました。
(25歳 事務系会社員)
「いつもありがとう」など、一言でも手書きのメッセージが書かれていると嬉しくなる。
(29歳 専業主婦)
義理へのお返しとしては、やはり「お菓子」が定番です。「有名なパティスリーのもの」「少しお高いお菓子」「可愛いパッケージのお菓子」などは女性ウケ抜群。このことから、お菓子はお菓子でも“ちょっと良いお菓子”が好感度アップのカギと言えそうです。
また、「男性社員から女性社員に向けてお菓子を飾り付ける」「クラスの男子から女子へ黒板にメッセージを書く」などの回答も。義理へのお返しだからこそできる、こうしたサプライズで職場やクラスの雰囲気が良くなりそうですね。
理想的なホワイトデーのお返しは?
義理にはお菓子。本命にはプレゼント+αが理想
質問10.理想的なホワイトデーのお返しはどのようなものでしょうか?
最後に、ホワイトデーでのお返しは、どのようなものが理想的なのかご紹介しましょう。
(18歳 高校生)
プレゼントと一緒に一言手紙が添えてあると嬉しい。あと、あげたプレゼントの感想も言ってくれると、渡した甲斐があるなと感じる。
(21歳 大学生)
おしゃれなディナーを食べに行き、最後にプレゼントもちゃんと準備してくれていたら嬉しいです!
(29歳 営業系会社員)
金額的に言うと、自分が渡した物と同じくらいか、それより少しプラスくらいの金額が1番望ましいです。渡した物より金額が低いなら、せめて相手が好きな物をリサーチしてほしいなとは思います笑。(28歳 事務系会社員)
本命へのお返しは、プレゼントにディナーや手紙といった“プラスα”があると良いでしょう。なお、プレゼントには小物やアクセサリー、有名店のお菓子などが挙げられていました。また、「自分があげたものと相応のもので十分」「気持ちが大切」といった回答も多く見られたのが印象的でした。
義理へのお返しは、理想もやはりお菓子やスイーツが人気。バレンタインデーで渡したものと比べて高価すぎるものや、アクセサリー・小物など残るものは避けた方が無難。おしゃれなパッケージや有名店のお菓子・スイーツが好感度アップにつながりそうです。
まとめ
ホワイトデーに関する10~20代女性の意識調査の結果はいかがでしたでしょうか。本命を渡した女性の9割以上がお返しを望んでいることがわかりました。この記事を参考に、好感度アップにつながるお返しを考えてみてくださいね。
クリスマスリースの意味・理由とは⁈作り方や飾りの由来など豆知識を紹介
最近は、息を吐くと白くなるほど寒い日もありますね。
寒さに凍えながら歩いていると、街の様子はすっかりクリスマスムード。
イルミネーションが輝き、クリスマスツリーやサンタさんの飾り、クリスマスリースなどを飾っているところが多くなってきました。
12月25日は、待ちに待ったクリスマスです。
そこで今回はクリスマスリースに込められた意味や、リースを作るときの決まりなどをご紹介したいと思います。
自宅にリースを飾っているという方や、外出先でクリスマスリースを見かけた際は、今回ご紹介した内容を思い出して、観察してみるのも面白いかもしれません。
クリスマスリースを飾る意味
まずは、クリスマスリースを飾る理由からご紹介したいと思います。
玄関のドアなどに飾るだけで、一気にクリスマスムードを盛り上げてくれるクリスマスリース。
自宅に飾っているという方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
クリスマスリースを飾る理由は大きく分けて、4つあると言われています。
魔除けの意味がある
まず1つ目にクリスマスリースは、魔除けの意味があると言われています。
玄関のドアに飾ることが多いというのも、この「魔除け」という意味が関係しているからなのだそうです。
クリスマスリースで活用されることが多い、モミやヒイラギなどは常緑樹と言って、1年を通して葉を落とすことなく青々とした緑を楽しむことができる植物の1つです。
他の植物が葉を落としてしまう冬場でも、力強く美しい緑色の葉を付けていることから、モミやヒイラギなどをはじめとする常緑樹は、強い生命力の象徴として親しまれてきました。
特にヒイラギの葉は生命力の源とされ、魔物などの悪いものから身を守ってくれると信じられているのだそう。
そのためクリスマスリースには、ヒイラギなどの常緑樹があしらわれ、魔除けとして玄関先に飾られることが多いのだそうです。
「飾っているとかわいらしいから」という理由もありそうですが、クリスマスリースを飾ることで、家や家族を悪いものから守ろうとしていたのですね。
永遠の愛を表している
2つ目に、クリスマスリースは永遠の愛を表していると言われています。
クリスマスリースの形に注目してみてください。
リースは、輪の形をしていますよね。
このクリスマスリースの輪の形は、始まりも終わりもないということになり、永遠のシンボルとされているのだそうです。
リースの輪の形が持つ「永遠」という意味と、キリスト教の教えが合わさり永遠に続く神の愛という意味が込められているのだそうです。
豊作祈願・新年祈願の意味がある
3つ目にクリスマスリースは、豊作祈願・新年祈願の意味もあると言われています。
冬でも緑色の葉をつけている常緑樹使い、松かさや姫リンゴなどの果実、ヒイラギの実などで飾ることの多いクリスマスリース。
冬でも緑である常緑樹が、農作物が豊かであることを願っているのだそうです。
そしてヒイラギの実や姫リンゴなどの赤い実が太陽、松かさが収穫・豊作を表し、新年が良い年であり、来年も豊作であることへの祈願が込められているようです。
秋にクリスマスリース用に収穫した果物や松かさなどを、クリスマスリースに使うことも多いのだそうです。
これは「来年も、またたくさんの収穫ができますように」という願いが込められていると言われています。
豊作祈願・新年祈願のため、さまざまな飾りが付けられていたのですね。
しかし、日本でクリスマスリースを新年祈願という意味として捉えるには、少し不思議に思う方もいらっしゃるかもしれません。
日本ではクリスマスである12月25日が終われば、片付けてお正月の飾りを改めて飾っているご家庭が多いのではないでしょうか。
実は、キリスト教の国々では新年の幸福を願って、クリスマスリースを年明けまで飾ることが一般的なのだそうです。
イメージとしてクリスマスリースは、正月飾りとして親しみのあるしめ縄・しめ飾りに近いのかもしれません。
年末年始に海外旅行をした際は、クリスマスリースが飾られているか、チェックしてみてくださいね。
ウェルカムの気持ちを込めている
さらにクリスマスリースは、ウェルカムの気持ちを込めているとも言われています。
モミや、飾りとして使われている姫リンゴ・シナモンなどは良い香りがしますよね。
玄関のドアに飾られることの多いクリスマスリースは、家に遊びに来た人がドアを開けるたびに、良い香りを漂わせてくれるのです。
そのためクリスマスリースは、自宅に来てくれる友達や家族に対して、ウェルカムの気持ちを香りで表現しているとも言われています。
「クリスマスシーズンの寒い中、自宅にきてくれてありがとう」という気持ちを自然の香りで表現していたのですね。
近年はフレッシュな植物で作られているリースを見る機会が減りましたが、見かけた際はぜひ植物や果物の香りを感じてみてくださいね。
リースの飾りの役割・込められた意味
クリスマスリースを飾る理由でも少し紹介しましたが、ここからはクリスマスリースの飾りが持つそれぞれの意味をご紹介します。
ヒイラギの実
赤いヒイラギの実は、キリストの流した血を表していると言われています。
「血」と聞くと少し怖いですが、このキリストの血はキリストがすべての人の罪をかぶって流した血のことです。
そのため神の「愛と寛大さ」という意味が込められているのだそうです。
また、赤色の実は人々に恵みをもたらす「太陽」を表すともいわれます。
姫リンゴ
リンゴは比較的長期間保存ができ、栄養のある果物ということで、神へのお供えとして使われ、大切で貴重なものだったのだそうです。
またリンゴは、アダムとイブがエデンの園で食べた「知恵の実」とも言われているためクリスマスリースに飾るとも言われています。
加えて、リンゴは香りが良いためドアを開けるたびに、ふんわりと甘い香りを楽しませてくれます。
寒い中、自宅を訪ねてきてくれる人へ感謝の気持ちを込めて、良い香りのリンゴをクリスマスリースに飾っているとも言われています。
松かさ
松かさは、収穫や神へのお供えの象徴とされています。
さらにキリストの両親であるマリアとヨセフが逃げている際に助けてくれたのが、モミの木なのだそう。
お腹の中にいたキリストが殺されそうになり、逃げていた2人をモミの木が実の付いた葉で覆い隠したことで、後にキリストが無事誕生したのだそう。
そのため、勇者のモミということになり、松かさをクリスマスリースに飾るようになったとも言われています。
リボン
固く結ばれたリボンは、悪いものを払ってくれると考えられていたのだそうです。
見た目はかわいいですが、リボンも魔除けの意味があったのですね。
ベル
ベルの音も魔物などの悪いものを払ってくれると、考えられていると言われています。
シナモン
シナモンも、リンゴ・ベルの音と同じで魔除けの意味があると言われています。
クリスマスリースだけではなく魔除けとして、シナモンを玄関に吊るして飾る習慣があるのだそうです。
また先にご紹介した通り、香りのよいシナモンはウェルカムの気持ちを込めて、クリスマスリースに使われていることもあります。
シナモンはドアを開け閉めした際に、玄関先で良い香りを楽しませるのですね。
クリスマスリースを作る時の決まり
最近ではリースを作る際の束ねていく方向は、時計回りも反時計回りもありますが、一般的にはリースは時計回り(右回り)で作ると言われています。
リースは、輪という永遠に繋がっていくもの・線の循環であるところから「永遠」や「永遠の愛」の象徴とされています。
そのため、「永遠に時を刻む」ということや、「時を逆方向に進めない」という意味を込めて、制作するときには時計回りで、モミやヒイラギなどを入れるのが一般的とされています。
言われてみれば、リースをイメージすると右回りに束ねられて作られているものが多いような気がしますよね。
クリスマスリースに込められた想い
<形>
リースは、丸い輪の形をしていますよね。
このリースの「輪」は、始まりもなければ終わりもないため、永遠という意味があります。
「生命と幸せがいつまでも続きますように。」という願いがこめられているのです。
<色>
リースはナチュラルなデザインや、ポップなデザインなど様々な種類がありますよね。
ただ、クリスマスリースで使われてる色は、クリスマスカラーが多いと思いませんか?
もちろん、クリスマスの雰囲気を出すためという理由もありますが、クリスマスリースに使われている色にはそれぞれ意味が込められているのです。
◎赤色
- 神の寛大さ
- 神の愛
◎ゴールド
- 希望
- 豊かさ
- 気高さ
◎グリーン
- 永遠の命
- 永遠の愛
- 力強さ
◎ホワイト
- 雪
- 純粋な気持ち
- 清らかさ
- 純潔
使われている色に込められた意味をリース選びの参考にするのも面白そうですね。
リースが欲しい!
リースを飾る理由やリースに込められた意味などを知って「リースを飾りたい」と思った方もいらっしゃるのでは。
もちろん、もともとクリスマスのかざりとして、リースを検討している方も多いと思います。
そんな時は、ホームセンターや雑貨屋さんだけではなく、お花屋さんにも行ってみてください。
本物のお花や、松かさなどを使ったリースを購入することができるかもしれませんよ。
外出することを控えているという方は、インターネットで注文するのもよさそうですです。
飾りや色の意味を考慮しながら、ぴったりのリースを選んでみてくださいね。
最後に
今回はクリスマスシーズンを彩る、クリスマスリースについてご紹介しました。
何気なく見ているクリスマスリースですが、飾りやリースの形そのものにそれぞれに意味が込められており、リースを作る際の束ね方まで理由があったのですね。
自宅にクリスマスリースを飾っているという方や、外出した際にクリスマスリースを見たという方は、ぜひどのような飾りが使われているか確認してみてください。
またクリスマスリースが、どっち回りで束ねられているのかも見てみるのも面白いかもしれませんね。
12月25日はクリスマス。
クリスマスはもうすぐです。
今年も家族や恋人と素敵なクリスマスが過ごせますように。
福寿草の花言葉とは?~正月に飾りたい縁起の良い花~
12月に入り、コートやマフラーが欠かせないくらい寒い日が多くなってきましたね。
今年も残すところ1ヶ月を切りました。
約1ヶ月後には2022年、新しい年がやってきます。
そこで今回は正月シーズンに飾ることの多い、福寿草についてご紹介したいと思います。
お花屋さんだけでなく、近年ではスーパーなどでも福寿草を見かけることが多くなりました。
福寿草という名前を知らなかったとしても、正月シーズンに鉢植えなどで流通している黄色い花は見たことがあると思うので、ぜひチェックしてみてくださいね。
◆福寿草ってどんな花?
俳句で新年の季語でもある、福寿草。
福寿草は春を告げる花としても知られています。
そんな福寿草は先にご紹介した通り、黄色い花が印象的な植物です。
ただ黄色い花が一般的ですが、福寿草には赤・白・緑などの黄色以外の花を咲かせる品種もあるようです。
鉢植えで流通していることが多く、プランターや庭で福寿草を育てているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
<出回り時期>
お花屋さんやスーパーなどで最も福寿草を見かけることができるのは、12月~3月頃です。
開花時期は2月~3月。
正月の飾りに使われることもあるため、もちろん12月から流通していますが、中でも最も手に入れやすい時期は2月とされています。
福寿草を庭に植えてそのまま育てていくと2~3年後には、また花を咲かせることが多いようです。
あの明るく鮮やかな黄色い花を、繰り返し楽しむことができるのは嬉しいですよね。
<福寿草の花言葉は?>
福寿草の花言葉は「幸せを招く・永久の幸福」などがあります。
福寿草という名前からも分かるよう、古くから日本で福を招く植物として知られてきました。
正月に飾られることもある福寿草は、花言葉も縁起が良いものが多いのですね。
<福寿草の名前の由来>
福寿草は江戸時代に春を1番に伝える花として、「福告ぐ草(フクツグソウ)」と呼ばれていました。
その後、呼びやすくするために「告ぐ」の部分が「寿」に変わり、「福寿草」となったのだそうです。
この後から変わった「寿」は、福寿草は開花期が長いことから「長寿」の意味もあり、広く知れ渡ったと言われています。
<福寿草の別名>
福寿草の別名は以下の通りです。
・元日草
・朔日草(ツイタチソウ)
・賀正蘭 など
このように福寿草にはさまざまな別名があります。
別名の1つである「元日草」という名前は、福寿草が旧正月にあたる2月に花を咲かせることから付けられたとされています。
◆正月に福寿草が飾られる理由
昔から日本では、福を招き長寿を意味するとされてきた福寿草。
日本人にとって親しみがあり、縁起の良いおめでたい花の1つです。
福寿草の縁起が良いという理由は、「幸せを招く・永久の幸福」などの花言葉もありますが、それだけではありません。
実は、南天と福寿草を一緒に飾ることによって、より縁起の良い意味を持つためでもあります。
正月のシーズンになると、飾られることの多い赤い実を付けた南天。
南天は「難転」となり「難(災い)を転じる」に通じるため、「災いを避けることができる」という意味があると考えられ縁起物とされています。
そんな南天と福寿草を合わせることによって、「難を転じて福となす」という意味になると考えられています。
この南天と福寿草の組み合わせは、古くから日本で縁起の良いものとされており、掛軸や大皿の絵柄として使われていることもあるようです。
また正月に飾られる寄せ植えとして、南天と福寿草を組み合わせたデザインのものや、庭に南天と福寿草を植えることも多いのだそう。
新年は南天や福寿草などを飾り、植物で彩りを加えてみるのはいかがでしょうか。
植物は他のインテリアとは違い、香りや色、季節感、触感など生きているものだからこそ楽しむことのできる魅力がたくさんあります。
今まで正月に花を飾ったことがないという方も、ぜひ来年は花を飾ってみてくださいね。
福寿草は花束やフラワーアレンジメントに使われる切花ではなく、先にご紹介していた通り、鉢植えとして流通していることが多い植物です。
福寿草に限らず、鉢植えは切り花よりも長持ちすることが多いので、新年は花を長く楽しみたいという方にもおすすめです。
◆福寿草は日が当たらないと花を閉じる?
福寿草は日の光に当たると花を咲かせ、日が暮れたり陰ったりすることで、太陽が当たらなくなると花を閉じてしまう特徴があります。
日の光が当たらない時に花が閉じてしまう理由は、福寿草が開花する時期にあります。
福寿草が花を咲かせるのは、先にご紹介していた通り、2月など寒い時期です。
まだ雪が降ることもある時期です。
そんな寒い時期は、暖かい時期に比べて、虫があまり活動的ではありません。
そのため福寿草は花の中の温度を高めることによって、数少ない虫をおびき寄せようとしているのです。
虫をおびき寄せることで、受粉させるチャンスを増やそうとしているからなのですね。
日の光が当たらないと花を閉じてしまうのは、花の中の温度をなるべく高く保ち、子孫を増やそうとしているため。
厳しい環境に花を咲かせる福寿草が、子孫を残すための知恵の1つと花を閉じたり開いたりしていると考えると、観察してみたくなりますよね。
福寿草を自宅で育てているという方や、これから購入する予定という方は、ぜひ太陽と福寿草の花の動きにも注目してみてください。
◆福寿草には毒がある
福寿草を触っても害はありませんが、福寿草の葉・花・根・茎には毒があります。
特に福寿草の根や茎には、強い毒があると言われています。
そのため縁起物であり、おめでたい植物だったとしても福寿草は口に入れないようにしましょう。
この毒は人間だけではなく、猫や犬などペットにとっても有害なもののため、気を付けるようにしてください。
ちなみに誤って口に含んでしまうと、嘔吐や呼吸困難などに陥り、症状がひどい場合は心臓麻痺などに至ります。
縁起物だから口にするというよりは、フキノトウと福寿草を間違え、誤って食べる事故が多いようです。
過去には福寿草を食べて、死亡した例もあるそうなので人間だけではなくペットも注意するようにしてくださいね。
◆最後に
今回は、正月に飾りたい福寿草についてご紹介しました。
縁起の良い福寿草は南天と一緒に飾ると特に正月にぴったり。
今年は植物の力を使って、新年に彩りを加えてみませんか。
明るく輝くようにも見える福寿草の鮮やかな黄色が、新しい年のスタートをお祝いしてくれるはずです。
クリスマスの定番ポインセチアとは?美しい赤い葉の育て方
クリスマスシーズンになると、よく見かける植物であるポインセチア。
冬・クリスマスが近づくと、お花屋さんで見ることはもちろんのこと、デパートやホテルなど様々な場所でポインセチアを飾ることが多くなります。
ポインセチアという名前を知らなかったとしても、写真のような花のようにも見える赤く美しい葉を見たことがあるのではないでしょうか。
今回は、そんなポインセチアがどのような植物で、育てる時のポイントは、何なのかについてご紹介します。
ポインセチアを自宅に飾って、クリスマスのウキウキした気分を楽しみましょう。
◆ポインセチアはどんな花?
先にご紹介したとおり、ポインセチアはクリスマスムードを盛り上げてくれる赤く美しい葉が特徴的な植物です。
冬になると花を咲かせる植物が少なくなるため、赤く色鮮やかなポインセチアは、冬の庭や鉢植え(寄せ植え)、花壇を明るくし、彩りを加えてくれる数少ない植物なのです。
一見すると、ポインセチアは大きな赤い花のように見えますが、花のように見える赤い部分は、花を守るための苞(ほう)という葉が変化した部分になります。
ポインセチアの花は、苞の付け根にある小さい黄色の粒々した部分。
葉が変化した苞は美しく鮮やかにもかかわらず、花は中心の部分に見える粒々の部分だけなのです。
ポインセチアを近くで見る機会がある方はぜひ、苞だけではなく端の部分も観察してみてください。
<花言葉>
ポインセチアの花言葉は「聖夜・祝福・幸運を祈る・私の心は燃えている」などがあります。
「聖夜・祝福・幸運を祈る」は、クリスマスにぴったりな花言葉ですよね。
一方で「私の心は燃えている」という花言葉は、ポインセチアの苞の赤色が燃えている炎のように見えることから付けられたと言われています。
<ポインセチアは赤以外もある⁈>
先ほどから赤い葉として紹介しているポインセチアですが、 実は赤以外の色も流通しています。
元々はポインセチアには赤色しかありませんでしたが、品種改良によって他の色のポインセチアも楽しまれるようになりました。
色は赤の他には白、ピンク、黄色などが流通しています。
お花屋さんで販売されていることもあるので、ぜひチェックしてみてください。
◆ポインセチアをなぜクリスマスに飾る?
ここまでポインセチアについてご紹介してきましたが、クリスマスにポインセチアを飾るのは、花言葉がクリスマスに最適だからという理由だけではありません。
ポインセチアをクリスマスに飾るのは、クリスマスカラーだからというのも理由の1つになっています。
クリスマスカラーというのは、クリスマスにツリーのオーナメントやリースの飾りなどでよく使われている赤、緑、白などの色のことを言います。
それぞれの色には、意味が込められています。
クリスマスカラーの代表的な意味は以下の通りです。
赤色:神の愛
緑:永遠の命
白:純粋な気持ち
ポインセチアは先ほどからご紹介しているように、このクリスマスカラーの1つである赤色が特徴的な植物です。
そんな美しい赤色に加えて、ポインセチアの葉は緑です。
さらにポインセチアは枝や茎を切ると、白い樹液が出てくるため、まさにクリスマスにぴったりの植物なのです。
葉の色や苞の色は見た目からわかりますが、樹液の色までクリスマスカラーなのは驚きですよね。
自宅でポインセチアを育てているという方は、少しカットして樹液の色を確認してみるのも面白いかもしれません。
ただしポインセチアの茎や枝を切った際に出てくる白い樹液は、皮膚が弱い方だとかぶれてしまう可能性もあります。
そのため樹液を見てみたいという方は、ゴム手袋などをつけた状態でカットしてみてくださいね。
もし皮膚についてしまったという場合は、しっかりと流水で洗い流してください。
皮膚に症状が出たという場合は、病院に行くことをおすすめします。
◆育てる時のポイント
さて、ここからはポインセチアの育てる時のポイントについてご紹介したいと思います。
日当たりや水やりの頻度など、ポインセチアを育てる時に知りたいと思うことをまとめていますので、参考にしてみてください。
<置き場・日当たり>
クリスマスの飾りとしてなど、冬に購入することが多いポインセチア。
冬にポインセチアを購入した際は、良く日が当たる室内に置いてあげることがベストです。
クリスマスに飾られることが多いため、ポインセチアは寒さに強そうに見えますが、実は寒さに弱い植物なのです。
そのためポインセチアは、できるだけ10度を下回らないようにすると良いでしょう。
ただし、暖房の風が当たるとポインセチアが乾燥してしまうので、直接当たらないところを選んであげてください。
<水やり>
ポインセチアは、乾燥に強い植物です。
そのため水を与えすぎずに、少し乾かし気味に育ててあげることが良いでしょう。
またポインセチアは、過湿を嫌う植物でもあります。
やはり、水のあげすぎには注意してください。
頻繁に水をあげなくていいと考えれば、お世話が少なくて育てるのが楽な植物かもしれませんね。
特にクリスマスなどもある冬は、土が湿っていると冷えてしまい、葉がしおれてしまうこともあります。
ポインセチアなどが、冬にしおれてしまったという場合は水がありすぎている可能性が高いので、水やりを一旦ストップするといいかもしれませんよ。
<害虫・病気の対策>
特に気を付けたい害虫は、ハダニです。
ハダニという名前で「ダニ」と付いていますが、8本の脚を持っているのでハダニはクモの仲間に分類されます。
ハダニは、茎や葉からポインセチアの汁を吸います。
ポインセチアだけではなく、ハダニに吸汁された葉は葉緑素が抜けてしまいます。
加えて細いクモの糸のようなもので、葉や茎を覆ってしまうこともあります。
こちらもポインセチアに限らずですが、この細い糸で覆われてしまった葉や茎は、遠くから見ているとほこりを被っているような雰囲気になります。
対策としては、ハダニの被害にあった葉はなるべく早く取り除くことです。
また蜘蛛の糸のようなものが巻き付いている葉を発見したら、殺虫剤や農薬を使ってハダニの被害を抑えるようにしてください。
また、ポインセチアを育てる中で注意したい病気は灰色カビ病です。
灰色かび病は、病気が進行していくと灰色のカビに覆われていきます。
病気の原因は、風通しが悪くなったことによって湿気がたまっている状態になっていたということが多いようです。
ポインセチアが成長して、葉が徐々に多くなることは嬉しいですが、茂り過ぎないように、ある程度葉を取り除いてあげることがいいかもしれませんね。
◆クリスマスにぴったりなポインセチアを育てよう
今回はクリスマスにぴったりなポインセチアがどんな植物であるかと、育て方についてご紹介しました。
自宅でもクリスマスの気分を味わいたいという方には、ポインセチアがおすすめです。
ぜひ、自宅で育ててみてください。
ちなみに、花キューピットでもポインセチアを販売しています。
仕事の終わる時間だとお花屋さんが閉まっているという方は、花キューピットのサイトから購入してみてください。
人気の商品のため売り切れてしまう場合もあるので、予めご了承ください。
商品番号: 511772 |