2019-07

8月の誕生花のご紹介~ふんわり可愛いトルコキキョウ~

お祭りの季節が近づいてきました。
もうすぐ、8月ですね。
8月にお誕生日を迎える方、おめでとうございます。
8月の誕生花は、優しい印象で幅広い年代から人気があるトルコキキョウです。
今回はトルコキキョウがどのようなお花なのかを5つの視点からご紹介します。

◆トルコキキョウってどんな花?


トルコキキョウ

柔らかい花びらが、フリルのようで可愛らしいお花、トルコキキョウ。
つぼみは花びらをねじったような形をしています。
花の色は紫色、ピンク色、白色、黄色、クリーム色など多くの色があり、花びらに縁取りがあるものなど種類が豊富です。
バラと同じように「お花の王様」とも呼ばれている、豪華な雰囲気のお花です。

◆リシアンサス?ユーストマ?


トルコキキョウ

「トルコキキョウ」という名前よりも「リシアンサス」や「ユーストマ」という名前に、親しみのある方も少なくないのではないでしょうか?
実は、「トルコキキョウ」・「リシアンサス」・「ユーストマ」は全て同じお花なんです。
お花屋さんによって「トルコキキョウ」と呼んでいたり、「リシアンサス」や「ユーストマ」と呼んでいたり、お花屋さんによって呼び方が様々あります。
「ユーストマ」は、学名の「Eustoma grandiflorum」から呼ばれるようになりました。
ちなみに、「Eustoma」は【良い口】という意味で、花の形から付けられたとされて、「grandflorum」は【大きな花】という意味を持っています。
そして英語圏では「リシアンサス」と、よく呼ばれるそうで、日本のお花屋さんでも使っていることもあるようです。

◆「トルコキキョウ」名前の由来は?


トルコキキョウ

トルコキキョウはキキョウの仲間ではなくリンドウ科で、原産地がトルコでもないんです。
では、なぜ「トルコキキョウ」と呼ばれるようになったのでしょうか。
トルコキキョウの「キキョウ」が付いた理由は、見た目がキキョウに似ていたため付けらたといわれています。
一方、トルコキキョウの「トルコ」は
・つぼみの見た目がトルコ人のターバンの姿に似ていることから
・花の色が紫色でトルコ石の色だから
・地中海の色に似ていたから
など様々な説があります。
ちなみに、トルコキキョウの原産地は北アメリカです。
北アメリカの乾燥地帯で雨がなかなか降らない、テキサス州などになります。
「リシアンサス」や「ユーストマ」など呼び方が様々あるのは「トルコキキョウ」という名前なのに、リンドウ科で北アメリカ原産という矛盾があるからかもしれませんね。

◆いつ日本へ?


トルコキキョウ

名前の由来に様々な説を持つトルコキキョウは、いつ頃日本へ持ち込まれたのでしょうか。
トルコキキョウが、日本に持ち込まれたのは1930年頃といわれています。
原産国である、北アメリカから渡来しました。
しかし、日本に持ち込まれた時は今のように、ピンク色や白色など花の色や種類が豊富にあったわけではありませんでした。
なんと、当時は紫色の一重咲きしかなかったそうです。
花の色や種類が豊富になっていったのは、品種改良が行われ始めた1970年頃からとされています。
ちなみに、日本に持ち込まれた時のトルコキキョウは、とてもデリケートなお花でしたが、
日本では色や種類と同様に、品質を向上させる品種改良が盛んに行われていきました。
その改良のおかげで、トルコキキョウは長く楽しめるお花になっていったのです。
そのため、よくお花屋さんで目にするトルコキキョウは、ほとんど日本で品種改良されたものなんだそうです。

◆トルコキキョウの色別花言葉


トルコキキョウ

・紫色:【希望】

この「希望」という花言葉は、日本での改良の成果と関係しているといわれています。
前述したように痛みやすかったトルコキキョウは、品種改良によって長く楽しむことのできるお花になりました。
品種改良で、どんどん使いやすくなっていくトルコキキョウの様子から、紫色のトルコキキョウの花言葉は「希望」になったといわれています。

・黄色:【毅然とした態度】

毅然とは、「意志を強く持ち、困難なことを目前にしても決して動じることのないしっかりとした振る舞い」という意味を持っています。
どんなことでも一生懸命に取り組んでいる方へのプレゼントにぴったりですね。

・ピンク色:【優美】

色ごとに分けない、トルコキキョウ全体の花言葉も【優美】とされています。
ピンク色のトルコキキョウは、優しい色合いで人気のお花の一つです。

◆最後に

今回はトルコキキョウについてご紹介しました。
ふんわりと可愛らしく豪華さと上品さを感じるお花、トルコキキョウ。
花キューピットでは、お誕生日のお祝いにぴったりなトルコキキョウのフラワーギフトをご用意しています。
8月にお誕生日を迎える方へ、プレゼントしてみてはいかがでしょうか?

 

2019-07-26 | Posted in 今月の誕生花, No Comments » 

 

花の色が多彩なのはなぜ⁉~花と昆虫の関係~

花は、黄色・ピンク・赤など色とりどりなところも魅力ですよね。
では、なぜ花は色とりどりなのかをご存じですか?
今回は花の色が色彩豊かな理由についてご紹介します。
自由研究のヒントにしてもらえたら嬉しいです。

◆花に色が付いている理由

どうして、様々な色の花があるのでしょうか?
花が子孫を増やすためには、受粉して種を作る必要があります。
ですが多くの場合、花は自分で受粉をすることができません。
そこで、昆虫などの力を借りて、花粉を運んでもらうことで受粉を助けてもらうのです。
昆虫に自分の存在をアピールするために、花には多彩な色があるのです。
でも、アピールするだけなら、「こんなにカラフルにしなくてもいいのでは?」と思いますよね。
これには、昆虫の色の見え方が関係しているんです。
例として、花の蜜を集め私たちにハチミツを提供してくれることでも馴染みのあるミツバチを例に、彼らにはどのような見え方をしているのかご紹介します。

◆ミツバチの色の見え方


私たち人間は、紫色から赤色まで見えるとされています。
一方ミツバチは、紫外線からオレンジ色まで見ることが出来るといわれています。
でも、ミツバチはヒトよりも正確に色を認識できているわけではないとされています。
上の図の黄緑色からオレンジ色くらいまでは、すべて黄色に見えてしまうそうです。
見える色の関係でミツバチは、特に黄色の花に集まる習性があるそうです。
このように、生物の種類によって色の見え方がそれぞれ異なっているため、植物は花の色を来て欲しい昆虫などに合わせて変えているとされています。

◆色が変わる花


ハコネウツギという花をご存じですか?
この花は、もともとすべて白い花ですが、徐々に赤紫色の花が多くなっていきます。
その理由は、昆虫などに受粉が終わっていない花を教えることで、受粉を効率的に行うためだとされています。
白い花は、蜜も多くまだ受粉が終わっていない花。
赤紫色の花は蜜もなく、受粉が終わっている花。
白い花は、赤紫色の花に比べて多くの昆虫に見えやすいため、昆虫などが集まりやすいと言われています。

◆最後に


今回は花の色が様々ある理由についてご紹介しました。
花は自分の子孫を残すために様々な色をつけていたのですね。
夏休みの自由研究に、「花をヒト以外の生物がどのように見ているのか」調べてみるのも面白いかもしれませんね。

2019-07-19 | Posted in , 花と文化No Comments » 

 

日本・西洋の【花言葉】を込めた花贈り

有名なお花から、道端に生えているようなお花までつけられている花言葉。
赤いバラの花言葉「情熱」や「愛情」などは、広く知られていますよね。
では西洋の花言葉はご存じですか?
実は、国によって同じ花でも花言葉が異なっていることもあるんです。
今回は花言葉の歴史と、3種類のお花を通して日本と西洋の花言葉をご紹介したいと思います。
柔らかい印象花束です

◆花言葉の歴史


男性が女性に花を渡しています

花言葉にはいろいろな説がありますが、17世紀頃のトルコが起源だといわれています。
17世紀のオスマントルコ時代では、「セラム」という習慣がありました。

その習慣は、

お花に思いを託し恋人へ送り
お花を受け取った相手は、同じようにお花を送って思いを返す

というものでした。
その「セラム」がヨーロッパへ伝わり、フランスで大人気となったことをきっかけに、各国へ広がっていきました。

日本へ渡来したのは、明治初期といわれています。
当時の日本では、伝わってきた意味のままで花言葉を使っていましたが、少しずつ日本の歴史や習慣などに合わせて、日本独自の花言葉に変わっていったそうです。
他の国々でも同じように、それぞれの国の歴史や風習、神話や伝説などから花言葉が付けられていきました。
そのため、国によって同じお花でも花言葉が異なるようになっていたのです。

ちなみに、新しい品種のお花が開発された時などは、
開発者が花言葉をつけたり、花言葉を募集したりすることで、その花の花言葉が付けられているそうです。

◆日本と西洋の花言葉

◎ピンクバラ


ピンクバラの花束

日本の花言葉:「しとやか」「上品」「可愛い人」「美しい少女」「愛の誓い」など
西洋の花言葉:「grace(しとやか、上品)」「gratitude(感謝)」「happiness(幸福)」など

1度は憧れを抱いたことのある、お花がバラではないでしょうか。
プロポーズなどロマンチックなイメージがありますよね。
バラの中で特に柔らかい印象があるピンク色は、結婚式やお誕生日などに人気のあるお花です。

花言葉を日本と西洋で比べてみると、西洋よりも日本の方がピンクバラに対して可愛らしいイメージがあるのかもしれませんね。



◎カスミソウ


カスミソウの花束

日本の花言葉:「清らかな心」「無邪気」「親切」「幸福」「永遠の愛」「純潔」「感謝」など
西洋の花言葉:「everlasting love(永遠の愛)」「purity of heart(清らかな心)」「innocence(純潔)」など

カスミソウは細かいお花がたくさん咲いて、優しい雰囲気。
その雰囲気から、他の花と調和がとれるお花です。
例えば、色の濃いお花と合わせた時も、カスミソウがベールのように広がって、ふんわりとした印象にしてくれます。

カスミソウは、日本の花言葉には「無邪気」「幸福」などがあり、
西洋の花言葉には「everlasting love(永遠の愛)」などがあることから
女性への贈り物にぴったりのお花ですね。



◎トルコキキョウ




日本の花言葉:「優美」「すがすがしい美しさ」など
西洋の花言葉:「appreciation(感謝)」「calming(穏やか)」など

トルコキキョウの旬は夏なので暑さに強く、この時期でも花もちの良いお花です。
フリルのような上品な見た目で、結婚式や贈り物などのお祝いで使われています。
一方、お祝いだけではなく、お供えのお花としても使用されることも多いです。
どんなシーンでも活躍するトルコキキョウに、馴染みのある方も多いのではないでしょうか。

日本・西洋の花言葉はどちらも、トルコキキョウのイメージにぴったりな気がしますね。



◆最後に




いかがだったでしょうか。
今回は花言葉についでご紹介しました。
お花を贈る時に、メッセージカードで花言葉を伝えるのもいいかもしれませんね。
花キューピットでは30文字程度で無料のメッセージカードが付けられます。
ぜひ活用してみてください。
お花に思いや気持ちを込めて、花贈りをしてみては?

2019-07-12 | Posted in , 花と文化No Comments » 

 

お花の水揚げの方法~できるだけ長くお花を楽しむために~

お祝いごとや母の日などで花束を機会は意外と多いもの。
折角頂いたお花ですから、長く飾っていたいですよね。
そこで今回は、切花の寿命を延ばす方法の一つ「水揚げ」についてご紹介します。

水揚げって何?

植物は本来、根の力を借りて水を吸い上げる力と、葉っぱの蒸散作用などの力によって水を取り込んでいます。
切花は、根から水を吸い上げることが出来ないため、植物が本来持つ水を吸い上げる力よりも弱くなってしまいます。
また、花束を花瓶に生けるまでの過程で細菌や空気が切花の切り口に入ってしまうと、より吸い上げる力が弱くなってしまいます。
そこで、切り口を切り戻したり、時には割ったり叩いたりして水を吸い上げやすい状態にすることを「水揚げ」と呼びます。

準備

細菌が切り口に繁殖することで水が通る道をふさいでしまうことにもなりますので、切り戻す際に使うハサミやナイフはあらかじめ清潔にしておく必要があります。
同様の理由で切花を生ける花瓶などの容器も清潔にしておきましょう。
ハサミや花瓶などに細菌が付着している状態で水揚げの処理をしてしまうと、切り口に細菌が付着し増殖する原因にもなりますし、花瓶の水が清潔な状態を保てなくなってしまいます。
必ず熱湯やエタノールなどを使い清潔にしてから、作業に取り掛かるようにしましょう!

水揚げの種類と方法

ひと口に水揚げといっても様々な方法があります。
ここでは水揚げの種類や方法をいくつかご紹介します。

1.水切り

最もポピュラーな植物の水揚げの方法です。
一度水揚げされた切花を再度生ける場合などでもこの方法が使われます。
水揚げをする切花を新聞紙などの紙に包んで、比較的深めのバケツに水を張ります。
そして水を張った水の中で切れ味の良いハサミなどを使い切花の切り口の先端から2センチから3センチ程の所を斜めにカットします。
よくこの方法が使われるお花の代表例:アネモネ・ダリア・ラナンキュラスなど

2.湯揚げ

切花を新聞紙などに包みます。
60℃から100℃の熱湯を準備して、切花の根元から1センチ程の所を切り、素早く切り口を湯の中に入れます。
茎の太さや形状によって入れておく時間は異なりますが、およそ20秒から40秒程浸けた後、水に浸けます。
熱湯に浸ける理由は様々ですが、細菌が死滅することや、入り込んでしまった空気を抜けることなどが主な理由です。
よくこの方法が使われるお花の代表例:キク・ストック・ディモルフォセカなど

3.焼く

切花を湿らせた新聞紙などに包み、根元から1センチ程の所を切って、そこからさらに1センチを炭状になるまで火で焼きます。
その後、すぐに水に浸け、水がしっかりと上がってきたら炭状になった部分は切り戻します。
よくこの方法が使われるお花の代表例:ポインセチア・ブルースター・クチナシなど

4.折る

ハサミやナイフなどは使わに、根元から2センチから3センチ程度の部分を手で折る方法です。
折るときには水切りの時に同じく、水中で出来ると効果的です。
あまり茎が柔らかすぎず、折った際に綺麗に折れて二分できる植物に最適です。
そうでない植物を折ってしまうと、植物の水の通り道を塞いでしまい、逆効果になってしまいます。
よくこの方法が使われるお花の代表例:リンドウ・トルコキキョウ・キクなど

5.割る・裂く

簡単にハサミなどで切ることが難しい植物にこの方法が用いられることが多いです。
十字型に茎を縦に割る方法で、主に枝ものを水揚げする時に使われます。
よくこの方法が使われるお花の代表例:ツツジ・桜・ツバキなど

最後に

今回は水揚げの方法の代表的なものを5つご紹介しました。
花瓶の水を定期的に取り替えてあげることは広く知られていますが、今回ご紹介した水揚げをすることでさらに花もちが良くなることが期待できます。
この他にも切花を長持ちさせるためには置く場所(例えば直射日光の当たる場所やエアコンの風が当たる場所に置かない等)に気を付けるなど、花もちを良くする方法は様々です。
もちろん、お花を生ける時には、花瓶の中に菌が繁殖しないように定期的に水を交換することも重要です。
少し手間をかけてあげるだけでお花を今より長く楽しめるかもしれません。
水揚げを知らなかったという方は、是非この次にお花を生ける時には挑戦してみて下さいね!

▼こちらでも花も長持ち方法について掲載しています。
気になった方はぜひ合わせて、ご覧ください。


切り花の長持ち方法|簡単な工夫と水あげの仕方・日々のお手入れ

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簡単な工夫で長くきれいな状態を保つ方法とは?

2019-07-05 | Posted in お手入れの基本, No Comments » 

 

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