2016-12
お正月飾りとお正月料理
今年も残りわずかとなりました。一年の汚れを落とす大掃除も終わり、お正月飾りを飾るだけ!という方も多いのではないでしょうか。
今回の花だよりでは、お正月飾りについてお伝えします。
■門松
新年に年神様が降りてくるときの目印といわれているのが門松です。
一年を通じて葉を茂らせる常緑樹はその生命力から神様が宿るといわれ、お正月飾りとして松が使われるようになりました。
一般に門松というと竹が目立つイメージですが、門松は名前の通り松が主役。竹がなくとも、松を飾れば立派な門松です。
門松は玄関前や門前に、左右で対になるように飾りましょう。
■しめ飾り
しめ飾りも年神様を迎えるための飾り。
しめ飾りが結界となって邪気を寄せ付けず、家の中が「年神様を迎えるために清められた場所」であることを示します。
本来はしめ縄を家の周りに張り巡らせていたようですが、今はしめ飾りや輪飾りが使われることが多いですね。
しめ飾りには、「ウラジロ(不老長寿)」「ゆずり葉(子孫繁栄)」「橙(家運隆盛)」などの縁起のいい植物をつけて飾ることもあります。
門松・しめ飾りはどちらも29日、31日に飾るのは避けましょう。29日は「二重の苦」につながる、31日は「一夜飾り」といって葬儀のときの飾りになってしまうなど、大変に縁起が悪くなってしまうためです。
■お正月の食べ物
・鏡餅
年神様へのお供えものである鏡餅。なぜ「鏡餅」という名なのかというと、古くから円形の鏡は神様が宿るとされていたため、そこから名付けられたとされています。鏡餅が丸いのも、鏡に姿を似せるためです。
大小2段のお餅は「太陽と月」=「陰と陽」を表すほか、円満に年を重ねるという意味もこめられています。
・おせち料理
こちらも鏡餅と同じく年神様に供えるための料理。
かまどの神様がお休みできるように、また元旦から包丁などの刃物を使うと縁起が悪いとされているために、作り置きできるものを基本としています。
数の子や田作り、栗きんとんや海老など家族の健康と繁栄、また豊作を願う縁起物が多く、めでたさが重なるように重箱に詰めます。
・年越しそば
そばのように細く長く長寿でありますように…と願いを込めて、大晦日に食べます。
薬味として使われるネギは「疲れをねぎらう」という意味の「労ぐ(ねぐ)」、祈るという意味の「祈ぐ(ねぐ)」、お祓いしたり清めたりする神職の「祢宜(ねぎ)」などの言葉にかけ、新年の幸せを願う意味があります。
年越しそばには、ネギをたっぷりと乗せて召し上がれ。
・雑煮
年神様にお供えしたお餅をいただくための料理です。
年神様が宿っていたお餅を食べることによって、一年を健やかに過ごせるようご利益を頂戴します。
地域によって角餅・丸餅か、お醤油か味噌か、と変わり、またお餅以外の具も多種多様です。他の地域のお雑煮について調べてみるのも面白いかもしれませんね。
なんとなく飾っていたお正月飾り。今年はいつもよりちょっとこだわってみてはいかがでしょうか。
幹事さん必見。会社の「納会」をオシャレに盛り上げるテクニック。
年末が近づいてきました。社内やお取引先との忘年会で連日忙しい方も多いことでしょう。
忘年会とは別に「納会」を行う会社も多いのではないでしょうか。今回はそんな「納会」を素敵に行うテクニックをお伝えします。
「納会」とは
仕事の打ち上げのような意味合いの会です。年末最終営業日に行う会社も多いですが、中には半期ごとや四半期ごとの仕事の区切りの時期に行われる場合もあります。
幹事さんが準備すべきこと
1、 会場を決める
会社の近くの会場または会社内で行います。会社内で行う場合、執務室で行う場合もあれば会議室やロビーで行う場合もあります。例年のやり方や、社員の集まりやすさを考慮して決めましょう。
2、 進行内容を決める
・トップの挨拶
・乾杯
・歓談タイム
・締めの挨拶
だいたいこんな感じです。難しいことはありません。ただし、挨拶や乾杯の音頭をお願いする方には事前にきちんと依頼しておきましょう。さらに「今年の業績の簡単な振り返りと、社員への労いの一言をお願いします」など、どういった趣旨で話してほしいかを伝えておけば間違いないでしょう。
3、 飲食メニューを決める
これが一番大事! 出席する社員のお楽しみはやっぱりこれでしょう。
お店で行う場合は予算に合わせてコースなどを注文しておけば一安心ですが、オフィスで行う場合の飲食物の手配は幹事さんの腕の見せどころとなります。
オフィスで行う納会の演出
1、 食べ物
ケータリング等を手配することになります。お寿司にピザ、といった定番もよいですが、おしゃれなケータリングサービスを行っている会社もたくさんあるので調べてみてください。料理の種類は、大皿料理や料理1つ1つのサイズが大きいもよりもピンチョスやカナッペなどのフィンガーフードがオススメです。雰囲気もおしゃれになりますし、大勢でも手を伸ばしやすいので皆で楽しめます。
2、 飲み物
就業時間中でもアルコールが許されるのが納会。それぞれの好みがありますから、アルコールの種類は複数用意しておきましょう。アルコール度数の低めの缶チューハイなどもそろえておくとよいでしょう。また、アルコールが飲めない人や業務の都合で飲酒できない人もいるのでソフトドリンクの手配もお忘れなく。
3、 演出
デキる幹事さんにオススメしたいのが、プラスアルファの演出。
納会をより素敵に盛り上げるために、さりげない飾りつけはいかがでしょう。
ケータリング料理のテーブルにお花を飾るだけで、場が華やかになります。会社に大きめの花瓶がある場合は、お花を買ってきて挿しましょう。
花瓶がない場合や、手軽に済ませたい場合はフラワーアレンジメントを注文して、納会の時間までに届くように手配しておくと便利です。届いたフラワーアレンジメントはテーブルにそのまま置くだけ。簡単にオシャレな納会が演出できます。会の後は、紙袋などに入れてそのまま持ち帰れます。納会の翌日から会社がお休みに入るでしょうから、お花が好きな社員にプレゼントしてもよいでしょう。
写真は我が社のオフィス内でケータリングを頼んでちょっとした社内パーティーを行ったときのものです。テーブルにグリーンをセットしたことでぐっと華やかになり、社員にも好評でした。
花キューピットでも、テーブルを華やかにするのにぴったりなフラワーアレンジメントを取りそろえています。
おしゃれなケータリングが並んだテーブルにぴったりなのはナチュラル系のアレンジメント♪ 是非チェックしてみてください。