2016-04
やわらかな色合いが人気の花 ~5月誕生花 ピンクバラ~
5月に旬を迎える花は多くありますが、そのひとつがバラ。さまざまな色の花があるバラですが、なかでも多くの方から人気を集めるのは、やわらかな色合いのピンクバラです。
バラの季節である5月の誕生花は、カジュアルな贈りものからロマンチックなシーンまで活躍する花、ピンクバラです。
■バラの季節、5月
花の中でも特に根強い人気を持つバラ。季節を問わず、様々なお祝いやイベントで活躍する花です。
現在流通しているバラの多くは「四季咲き性」といって、冬を除き一年中ずっと花を咲かせる性質を持ちます。また、温室などで栽培すれば冬でも花を咲かせることができるため、現代のお花屋さんでは一年中バラを見かけることができます。
そんなバラがもっとも見ごろを迎える季節は、実は5月を中心とする初夏。一年に一回しか咲かないバラはもちろん、四季咲き性を持つバラも5月ごろから花をつけはじめるため、この時期にはとても多くの種類のバラを楽しむことができます。
各地で見ごろを迎えるバラのお祭りが開かれるほか、バラを育てている方にとってもっとも楽しみな季節。初夏のさわやかな風に誘われてお出かけした先で、なんとも見事なバラを見ることができるかもしれませんね。
■プロポーズに12本のバラを
結婚式や結婚記念日、告白のときなど、ロマンチックなシーンで贈ることが多いバラ。古くは数千年前のメソポタミア(現在のイラクなど)から栽培が始まったともいわれており、時代や地域にかかわらず人々の心を惹きつけています。
その美しさから、ギリシャ神話のアフロディーテをはじめとして、世界各地の愛と美の女神と結び付けられ、その象徴ともなったバラ。プロポーズの言葉とともにバラを差し出す、というシーンは、小説やドラマなどでの定番と言っても過言ではありません。
プロポーズのときには、男性から女性に向け、ダズンローズ(12本のバラ)を贈る、というならわしがヨーロッパにはあります。
ダズンローズにはその1本1本にそれぞれ「感謝、誠実、幸福、信頼、希望、愛情、情熱、真実、尊敬、栄光、努力、永遠」の意味が込められており、それら全てを捧げるという意思表示となります。女性はその中から1本を選び、男性の胸元に挿すことでプロポーズを受ける返事とします。
12本であればどの色のバラでも大丈夫とされていますが、やはり人気なのは赤やピンクのバラ。特にピンクバラは、その愛らしさから女性からの人気も非常に高いです。
結婚式のブーケ、ブートニアの起源ともいわれているこのならわし。忘れられない素敵なプロポーズになること間違いなしですね。
■誕生日にもピンクバラを
ロマンチックなシーンがぴったりなピンクバラですが、実は友達同士での誕生日のお祝いにも人気。女性から根強い人気があり、やわらかい印象を与えてくれる色合いが、カジュアルな贈りものとしても贈りやすいためです。
また、「上品」「暖かい心」「感謝」という、前向きで明るい気持ちになれる花言葉を数多く持っていることも、誕生日の贈りものとして人気の秘訣です。
愛の告白にも、友達同士でのプレゼントにも活躍するピンクバラ。バラが最も美しいこの季節に生まれたあの人に、贈ってみてはいかがですか。
母の日コラム ~あじさいの魅力~
近年、母の日に大きな人気を獲得している花があじさい。特に鉢物としては、母の日の定番の花であるカーネーションに次いで人気がある花となっています。
今回の母の日コラムでは、あじさいについてお伝えします。
■あじさいの人気の理由
あじさいの花言葉は「元気な女性」「一家団欒」「家族の結びつき」というもの。実は母の日のギフトとしてぴったりの花言葉を持っています。
「元気な女性」はいつも家族のために頑張るたくましいお母さんのイメージ。「一家団欒」「家族の結びつき」は、たとえお母さんと離れて暮らしていても親子の絆は失われていないことを示すようで素敵です。
また、あじさいは花の持ちが非常に良いことも人気の理由のひとつ。最も美しく咲くシーズンは梅雨の時期のため、母の日が終わったあとでもゆっくりと楽しむことができます。
あじさいの花が長持ちする理由は、私たちがあじさいの花として楽しんでいる部分が、実は本当の花ではないことにあります。あじさいの花に見える部分は「装飾花」といい、ほかの植物では「がく」と呼ばれる部分が変化したものです。
本当の花は「両性花」といい、がくあじさいと呼ばれる種類のあじさいでは、装飾花の囲いの中で小さく密集して咲いています。装飾花がボール状に咲く「てまり咲き」という種類のあじさいでは、両性花は装飾花の下に隠れて小さく咲いているため、一見しただけではわかりません。
ちなみに、がくあじさいは「装飾花=がく」が目立つから…ではなく、装飾花が両性花を額縁のように囲っていることから名づけられています。「がく」は漢字で「萼」と書きますが、がくあじさいは「額紫陽花」と書くことからもわかります。
■あじさいの決め手は土
あじさいの花の色は、土がアルカリ性か酸性かで変化することはよく知られています。より鮮やかな青色にするときは酸性に、ピンクにするときはアルカリ性にすると良いといわれています。
この性質から、あじさい農家は特に土に強いこだわりを持っています。きちんと土を管理することで、思い通りの鮮やかな色のあじさいを咲かせることができるためです。
また、土にこだわることは、あじさいが上質な栄養を吸い上げて育ち、丈夫で長持ちになることにも繋がります。元気な状態でお届けされるあじさいは、2年目、3年目…と楽しむことができるでしょう。
お花を育てることが好きなお母さんには、特に人気のあじさい鉢。母の日限定の産直あじさいは、珍しい品種のあじさいを楽しむことができます。母の日にプレゼントすれば、きっとお母さんの特別な思い出として残りますよ。
母の日コラム ~ギフトの選び方~
母の日の定番の贈り物といえばフラワーギフト。特にカーネーションのギフトは、母の日の代名詞ともいえる贈り物です。
フラワーギフトは形でアレンジメント、花束、鉢物に大まかに分けることができます。お母さんの好みに合わせて選ぶことで、お母さんの喜びも何倍にもなることでしょう。
今回は2016年のおすすめ商品をご紹介します。
■アレンジメント
届いたそのままに飾ることができる手軽さから、離れて住むお母さんや、ご高齢のお母さんにも贈りやすいことが人気の秘訣です。
社会人になって初めて贈る母の日のギフトなど、特別感を演出したいときには、アレンジメントとハンカチなどのギフトをセットにしてお届けしても◎
カーネーションを取り入れたアレンジメントはもちろん、お母さんの好みに合わせてバラやユリがメインのアレンジメントを贈るのも素敵です。
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■花束
直接手渡す際にはもちろん、普段から花瓶にお花を飾ることが好きなお母さんには、自由に飾りやすい花束はとても喜ばれることでしょう。
久しぶりにお母さんに会う、という方は、アップルパイや飲茶セットなど、家族で一緒に楽しめるギフトがおすすめです。
花束を囲みながらおいしいスイーツを召し上がれば、会話も大いに盛り上がること間違いなしです。
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■花鉢
カーネーションはやや育てることが難しいですが、お手入れを欠かさず行えば翌年以降も花を咲かせることから、「せっかくの贈り物だから大切に長持ちさせたい」というお母さんに人気があるようです。
珍しい品種のお花をお探しのときには、産地から直接お届けする産直花鉢がおすすめです。
母の日の贈り物として近年人気が高まっているあじさいやミディ胡蝶蘭はもちろん、定番のカーネーションやバラも珍しい品種のものがあり、お花好きなお母さんにこそ喜ばれるギフトです。
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母の日コラム ~花言葉あれこれ~
どんな花にも必ずつけられている花言葉。フラワーギフトを選ぶとき、思いをこめて調べる方も多いのではないでしょうか。
母の日に人気のカーネーションやバラ、ユリにも、もちろん花言葉はつけられています。お母さんへ伝えたいメッセージとして、花言葉からお花を選んでみてもいいかもしれませんね。
■カーネーションの花言葉
すべての色・・・「女性の愛」「純粋な愛情」
赤色・・・「母への愛」「愛を信じる」
ピンク・・・「感謝の心」「あたたかい心」
オレンジ・・・「純粋な愛」「感動」
白色・・・「あなたへの愛は生きている」「尊敬」
■バラの花言葉
すべての色・・・「愛」「美」
赤色・・・「愛情」「美」「情熱」
ピンク・・・「上品」「あたたかい心」「感謝」
白・・・「心からの尊敬」
■ユリの花言葉
すべての色・・・「尊厳」「威厳」
赤色・・・「優しさ」「暖かさ」
ピンク・・・「富と繁栄」
白色・・・「高貴」「純粋」