花言葉
お正月に飾りたい縁起のいい草花
もうすぐクリスマスですが、その後にはすぐにお正月がやってきます。
大掃除が終わった部屋に、ぜひ花を飾ってみてください。
凛と咲く花を見ていると、私たちの気持ちも引き締まりますよ。
今回の花だよりでは、お正月の飾りつけにおすすめな草花をご紹介いたします。
■飾りつけは28日までに済ませましょう
お正月飾りをいつ出そうか、迷ったことはありませんか。
クリスマス気分が抜けないまま、気付いたら31日…なんてことは避けたいですね。
【お正月飾りの時期】
飾るのは…
12月26日~28日の間片付けるのは…
関東:1月7日以降
関西:1月15日以降
かつては12月13日頃から準備していましたが、今はクリスマスの後からが一般的です。
29・30・31日に飾るのはよくないので、28日までに出すようにしてください。
大晦日に飾り始めると、お正月まで一晩しかありません。
急いで準備するお葬式を思わせるので、縁起がよくないと言われています。
旧暦で大晦日にあたる30日も同様です。
29日は「二重苦(にじゅうく)」に通じてしまいます。
また、お正月飾りは「松の内」が終わってから片付けます。
松の内とは門松が飾られている期間のことで、地域ごとに終わる日が違います。
■お正月におすすめな縁起のいい草花
【松】
冬でも青々と茂り、一年中葉が落ちない常緑樹です。
健康・長寿の象徴とされ、古くから飾られています。
【キク】
中国から「不老長寿の薬」として渡ってきた縁起物です。
ただし、お葬式で使われる輪菊・小菊は避けましょう。
【バラ】
咲いている時期が長いので「長寿の花」と言われています。
華やかな見た目もお正月にぴったりです。
【胡蝶蘭】
お祝い事の定番で、上品さと高級感があります。
「幸せが飛んでくる」という縁起のいい花言葉を持っています。
【南天】
真っ赤な実がブドウの房のようにたっぷりとつきます。
ナンテンという名前から「難(ナン)を転(テン)じて福となす」とされます。
【千両】
お金の名前がつけられている、商売繁盛の縁起物です。
南天とは実のつき方が異なり、葉の上に固まってつきます。
冬の庭を可憐に彩る ~クリスマスローズの育て方~
これからの季節、ガーデニング愛好家の間では「クリスマスローズ」が重宝されます。
花が少なくなる冬の庭を、ひかえめで可愛らしい花が彩ってくれます。
「クリスマスローズ」という名前もロマンチックですよね。
今回の花だよりでは、クリスマスローズの花言葉や育て方についてご紹介します。
■「がく片」を長い期間楽しめます
名前に「ローズ」とついていますが、バラの仲間ではありません。
クリスマスの頃に、バラのような可愛らしい花をつけることが名前の由来です。
白などに色づいた部分は、実は花びらではなく「がく片」というものです。
クリスマスローズの花の中を見ると、花びらが退化した「蜜線(みつせん)」が並んでいます。
花が終わったあと、蜜線は散ってしまいますが、がく片のほうはしばらく残ります。
そのため、花を長い期間楽しむことができるんです。
花言葉は「いたわり」「なぐさめ」など、やさしげなものが付けられています。
かつて古代ヨーロッパで「クリスマスローズの香りが病気を治す」と言われていたことにちなみます。
■作業のときには必ず手袋をしましょう
【置き場所】
クリスマスローズは寒さに強いため、霜に当たっても枯れにくい花です。
簡単な霜よけを行えば、屋外で管理することができます。
気温がマイナス5℃以下になったら、玄関や軒下に移動してください。
一方、夏の暑さには強くありません。風通しのいい日陰に置いて、直射日光を避けましょう。
【水やり】
土の表面が乾いたら、鉢の底から流れ出るくらいたっぷりと与えてください。
水やりの回数が多すぎると、根腐れを起こして枯れてしまいます。
冬の水やりは、晴れた日の午前中に行うのがいいでしょう。
夕方以降に水をやると、夜の寒さで根が凍って、株が傷んでしまう可能性があります。
【注意点】
可愛い花をつけるクリスマスローズですが、根や茎などに毒を持っています。
素手で触ると、皮膚がただれたり、かゆみを覚えることがあります。
また、ギザギザした葉で手を切ってしまうことも。
作業のときには、必ず手袋をするようにしてください。
愛らしいピンクに色づく ~プリンセチアの育て方~
クリスマスシーズンの植物といえば、ポインセチアが有名かと思います。
鮮やかな赤色の葉と、緑色の葉のコントラストがきれいですよね。
ポインセチアには、愛らしいピンクに色づく「プリンセチア」という種類があります。
今回の花だよりでは、プリンセチアの花言葉や育て方についてご紹介します。
■可憐なピンクはまるで「プリンセス」
プリンセチアの商品名は、「プリンセス」と「ポインセチア」を合わせて付けられました。
プリンセスのように華やかな印象が由来となっています。
花言葉は「思いやり」。やさしく愛らしい見た目にぴったりです。
2017年12月現在、ピンク色を中心に10種類のシリーズが開発されています。
淡いピンクから濃いピンクまで、様々な表情を見ることができます。
そのうちの一部をご紹介します。
【ピンクホワイト】
ほんのりと淡いピンク色のシリーズ。
プリンセスのティアラのような可憐さをもっています。
【ルージュ】
深みのある濃いピンク色のシリーズ。
愛らしさの中にある、上品で大人っぽい雰囲気が印象的です。
【ローザ】
ピンク色の葉が細かく重なり合う八重咲きのシリーズ。
まるでバラの花束のようにゴージャスです。
■実は熱帯生まれで寒さに強くない
クリスマスに流通するポインセチアですが、実は熱帯生まれの植物です。
寒さに強くないため、霜に当たらないよう気を配りましょう。
プリンセチアはポインセチアよりも丈夫ですが、同様に注意が必要です。
【置き場所】
日当たりのよい室内で管理しましょう。
部屋の温度は10℃~25℃がよいですが、暖房の風が直接当たらないようにします。
室外で鑑賞する場合も、最低気温が10℃以下になったら室内へ入れてください。
葉がこすれると傷んでしまうので、人や物がぶつかりやすい場所は避けましょう。
【水やり】
冬の水やりは、10~12時頃のあたたかい時間が適しています。
土の表面が乾いたら、鉢の底から流れ出るくらいたっぷりと与えてください。
ただし、常に土が濡れていると、根腐れを起こして枯れる原因になります。
乾きすぎても葉が落ちてしまうので、土の様子をよく観察することが大切です。
12月の誕生花・華やかで情熱的な「赤バラ」
12月生まれの皆様は、もうすぐお誕生月ですね。おめでとうございます!
12月の誕生花は、情熱的で美しい【赤バラ】です。
今回の花だよりでは、12月の誕生花「赤バラ」についてご紹介します。
■色味で変わる赤バラの花言葉
昔から沢山の人々に愛されてきたバラは、数えきれないほどの花言葉を持っています。
赤バラの花言葉は「情熱」「愛情」「あなたを愛します」。まさに愛の象徴といえるものばかりです。
「赤」といっても、黒っぽい色や鮮やかな色など、品種によって色味が異なります。
約150もの品種がある赤バラには、細かい色味ごとに様々な花言葉がつけられています。
鮮やかな真紅:「内気」
深みのある濃い赤:「恥ずかしさ」
黒みがかった赤:
「永遠の愛」「決して滅びることのない愛」黄色がかった赤:「灼熱の恋」
どれも情熱的な花言葉ばかりで、特別な日にぴったりの贈りものです。
花屋さんでバラを選ぶ際には、ぜひ色味を見比べてみてくださいね。
■贈る本数にメッセージを込めて
大切な方にバラを贈るとき、こだわってほしいのが「本数」。
バラには本数ごとに意味があるので、伝えたいメッセージにあわせて選んでください。
渡すときにさりげなく説明すれば、よりロマンチックな演出になるはずです。
1本:「一目ぼれ」「あなたしかいない」
3本:「愛しています」「告白」
5本:「あなたに出会えた喜び」
7本:「ひそやかな愛」
8本:「あなたの思いやりに感謝します」
11本:「最愛」
12本:「私と付き合ってください」
50本:「恒久」
108本:「結婚してください」
「いい夫婦の日」には特別なフラワーギフトを
毎年11月22日の【いい夫婦の日】は、ふたりの時間を大切にする日です。
日頃はなかなか言えない感謝の言葉を、この機会に伝えてみませんか。
今回の花だよりでは【いい夫婦の日】におすすめの花と、12本のバラを贈る【ダズンローズ】についてご紹介します。
■感謝と愛情を伝えるおすすめの花
忙しい生活の中で、パートナーの存在が「当たり前のもの」になっていませんか。
一年に一度の「いい夫婦の日」には、これまでの日々を振り返り、感謝を伝え合いましょう。
心を込めたフラワーギフトなら、何気ない日常に特別な色を添えてくれるはずです。
【バラ】
花言葉:「愛」「美」
パートナーに贈るフラワーギフトといえば、愛の象徴であるバラが人気です。
華やかな見た目と上品な香りが、ロマンチックな時間を演出してくれます。
定番のシンプルな花束はもちろん、可愛らしくまとめたアレンジメントも喜ばれます。色ごとの花言葉 ▼
赤いバラ:「情熱」「あなたを愛します」
ピンクのバラ:「しとやか」「幸福」「感謝」
オレンジのバラ:「信頼」「絆」
【ガーベラ】
花言葉:「希望」「常に前進」
親しみやすいガーベラは、変わらない愛情をさりげなく伝えてくれます。
男性にも好まれるので、奥様から旦那様へのプレゼントにもおすすめです。
これまでの感謝と共に、これからの毎日への「希望」を込めて贈りませんか。色ごとの花言葉 ▼
赤いガーベラ:「前向き」「燃える神秘の愛」
ピンクのガーベラ:「熱愛」「童心にかえる」
黄色のガーベラ:「究極愛」「親しみやすい」
【トルコキキョウ】
花言葉:「よい語らい」「永遠の愛」
フリルを思わせる花びらが美しい、ブライダルフラワーとしても人気の花です。
バラのような華やかさを持ちながら、優しく爽やかな雰囲気がただよいます。
「よい語らい」という花言葉に、「これからも二人でたくさん語り合おう」という想いを込めて。
■12本のバラを捧げる「ダズンローズ」
1ダース(12本)のバラを恋人に贈る【ダズンローズ】という欧米の風習をご存知ですか。
12本のバラには、それぞれ別々の意味が込められています。
感謝、誠実、幸福、信頼、希望、愛情
情熱、真実、尊敬、栄光、努力、永遠
この全てをパートナーに誓う「ダズンローズ」は、ウェディングブーケの起源と言われています。
結婚式の入場時にも行われることがある、ロマンチックな演出方法です。
「12」が並ぶ12月12日には、「ダズンローズデー」という記念日もあります。
いい夫婦の日にも、取り入れてみてはいかがでしょうか。
11月6日は「いいマムの日」
皆さんは「マム」と呼ばれている花をご存知でしょうか。
あまり知られていませんが、馴染み深い「菊」の別名なんです。
中国から欧米へ渡って品種改良された菊が、マムという名前で区別されています。
今回の花だよりでは、仏事だけではない「マム=菊」の魅力についてご紹介します。
■お供えの菊とは異なる印象の「マム」
仏花のイメージが強いため、お祝い事では避けられることが多い菊。
切り花では圧倒的な生産量を誇る一方、ほとんどは仏事に用いられています。
もっと様々なシーンで菊を使ってもらおうと、2015年に【いいマムの日】が制定されました。
1106(いいマム)のゴロ合わせで【11月6日】となっています。
もともと縁起物の菊は、延命・長寿の象徴として年始などに飾られています。
また、9月9日の【重陽の節句】は【菊の節句】とも言われ、菊の花を観賞する風習があります。
日本を代表する花で、縁起の悪いものではないんです。
お供えに使われる「輪菊」などはお祝い事に向きませんが、菊はこの1種類だけではありません。
マムの豊富な色と咲き方が人気を集め、ギフトに使われる機会が増えています。
抜群の花持ちに「末永く続く」願いを込めて、ウェディングの需要も高まっています。
菊だからと敬遠せず「いいマム」を楽しんでくださいね。
■人気が高いマムの種類と花言葉
【マム全体の花言葉】
「高貴」「高潔」
皇室・皇族を表す「菊の御紋」となっている花にふさわしい花言葉です。
爽やかな色のマムなら、目上の方へのプレゼントにもいいですね。
【ピンポンマムの花言葉】
「君を愛す」「私を信じて」
小さい花が集まって咲き、ピンポン玉のような丸い形になる品種です。
可愛らしい見た目とロマンチックな花言葉が、ギフトやウェディングに人気です。
【スプレーマムの花言葉】
「清らかな愛」「気持ちの探りあい」
1本の茎が放射状に分かれ、先端に複数の花を咲かせます。
花色は明るいものが多く、種類によって様々な咲き方があります。
他の花とも合わせやすいので、アレンジや花束によく用いられます。
可愛らしいマムを使ったお正月飾りが販売開始しています。
※ 12/1以降のお届けとなります。
11月の誕生花・前向きな「イエロー・オレンジガーベラ」
11月生まれの皆様は、もうすぐお誕生月ですね。おめでとうございます!
11月の誕生花は、親しみやすい「イエロー・オレンジガーベラ」です。
年代・性別を問わず喜ばれる、元気をくれる愛らしい花です。
今回の花だよりでは、11月の誕生花「イエロー・オレンジガーベラ」についてご紹介します。
■贈り物に人気のポジティブな花言葉
切り花として人気の高いガーベラ。流通している品種は、なんと2,000種類を超えると言われています。
花の色や形が豊富なため、花言葉も色ごとに様々です。
贈り物にぴったりな、ポジティブで魅力的な言葉がそろっています。
改行
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【ガーベラ全体の花言葉】
「希望」「常に前進」
まるで太陽のようなガーベラを見ていると、明るく晴れやかな気持ちになります。
これからの日々が「希望」にあふれることを願って、特別な記念日に贈りたいですね。
【黄色のガーベラの花言葉】
「究極美」「究極愛」「親しみやすい」
「究極愛」というロマンチックな花言葉をそえて、夫婦や恋人の間で贈ってみましょう。
親しみやすい黄色のガーベラは、男性へのプレゼントとしても人気があります。
【オレンジ色のガーベラの花言葉】
「冒険心」「我慢強さ」
これから新しいことにチャレンジする方や、節目の年を迎える方に贈りたい花言葉です。
自然と明るい気持ちになるオレンジ色は、誕生日はもちろんのこと、お見舞いや退職祝いにもおすすめです。
■個性が光る 咲き方いろいろ
品種改良が盛んに行われているガーベラは、咲き方も様々です。
馴染み深い一重咲きのほかにも、個性的な形の品種が次々と生まれています。
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【半八重咲き】
花の中心部分だけを、細かい花びらが囲っている咲き方です。
ガーベラらしさを残しながら華やかに見えるため、人気が高まっています。
改行
【八重咲き】
花の中心から外側にかけて、細かい花びらがつまっている咲き方です。
直径3~5cm程度の「小輪」に分類される品種が多くなっています。
改行
【カール咲き】
花びらに独特なねじれがある咲き方です。大輪系ガーベラの「パスタシリーズ」などがあります。
「パスタ」という品種名は、フェットチーネのような見た目にちなんでいます。
改行
【スパイダー咲き】
とがった花びらが力強く広がる、ひときわ個性的な咲き方です。
まるで糸のように細い花びらの様子から【スパイダー咲き】と呼ばれています。
秋の深まりを感じる「キンモクセイ」の芳香
ジンチョウゲ、クチナシと共に「三大香木」と呼ばれている【キンモクセイ】。
一度嗅いだら忘れられない、甘く強い香りが魅力的な花です。
今回の花だよりでは、秋の深まりを感じさせる【キンモクセイ】についてご紹介します。
■短い期間でも印象に残る香り
秋の花であるキンモクセイは、9月中旬~10月下旬頃に開花期を迎えます。
オレンジ色の小さな花を無数につけ、こんもりとまとまって咲くのが特徴です。
1つの花が咲いている日数は短く、3~7日ほどで散ってしまいます。
そのため、香りを楽しめる期間はあまり長くありません。それでも印象に残る香りですね。
また、虫が好みそうな香りながら、意外にも虫が忌避する成分を含んでいます。
中でもモンシロチョウに効果があり、その他にも多くの害虫を寄せ付けません。
香りはもちろんのこと、花のほうも昔から重宝されています。
白ワインに花を漬けこんだ【桂花陳酒】は、楊貴妃の愛したお酒と言われています。
お茶に花を入れて香りを移した【桂花茶】には、リラックス・ストレス解消の効果があるとされます。
あまり知られていませんが、キンモクセイは雄株と雌株に分けられます。
日本にあるものは、ほとんどが雄株となっています。
実がなるのは雌株のみで、日本のキンモクセイの多くは結実できません。
より香りが強く花がたくさん咲くことから、雄株ばかりが広まったことが理由です。
■ロマンチックで美しい花言葉たち
【謙虚】
キンモクセイの香りを感じても、すぐに木が見つからなかったことはありませんか?
たくさんの人を魅了する香りにも関わらず、花姿が小さくつつましいことに由来します。
【気高い人】
元々咲いている期間が短いですが、雨に当たると早々に散ってしまいます。
素晴らしい香りを惜しむことなく、いさぎよく散りゆく姿が「気高い」とされました。
【初恋】
花が終わってしまっても、香りの印象はなかなか消えませんよね。
記憶に残りつづける甘い香りを、甘ずっぱい「初恋」の思い出になぞらえた花言葉です。
香りにまつわる、ロマンチックで美しい花言葉が多いですね。
かわいらしく控えめな花とともに、長い間愛されてきたことが分かります。
10月の誕生花「バラ」・特に絆を感じる「オレンジバラ」をピックアップ
10月生まれの皆様はもうすぐお誕生月ですね。おめでとうございます!
10月の誕生花は、秋らしい色合いの「オレンジバラ」です。
華やかながら親しみやすいオレンジ色は、どんな方にも喜ばれるはずです。
今回の花だよりでは、10月の誕生花「オレンジバラ」と、秋のバラの魅力についてご紹介します。
■元気をもらえる前向きな花言葉
「絆」「信頼」
家族や親しい友人に贈りたい花言葉です。
ぬくもりを感じるオレンジ色が、温かい感謝を伝えてくれます。
「信頼」という花言葉は、尊敬する上司や先輩に贈ってもよいですね。
「さわやか」「無邪気」
派手な印象があるバラですが、オレンジバラの花言葉は「さわやか」。
オレンジ色は、特に男性への贈り物として人気です。
ゴージャスな赤色や可愛らしいピンク色と比べて、親しみやすい点が魅力です。
「元気」「やすらぎ」「すこやか」
元気をくれるビタミンカラーにぴったりな花言葉です。
見る人が明るい気持ちになったり、心をほっと落ち着けることができます。
誕生日だけでなく、お見舞いの花としても人気があります。
■秋に咲くバラは花色が鮮やか
秋に開花するバラには、特別な魅力があることをご存知でしょうか。
バラの開花のサイクルは、品種ごとに4つのタイプに分けられます。
一季咲き:春のみ開花する
四季咲き:春~秋にかけて数回開花する
返り咲き:春に咲いたのち、夏の終わり頃に再度開花する
繰り返し咲き:春に咲いたのち、不定期に再度開花する
このうち、秋に咲くバラは「四季咲き」に含まれます。
バラの色は気温の影響で変化するため、昼夜の寒暖差が大きいほど濃い色が出ます。
秋の気候は、バラ本来の鮮やかな色を引き出します。
春よりも紫外線が弱く、花びらが日に焼けづらいことも、濃い花色を保つ理由の一つです。
また、秋のバラは、香りが長く続くことも特徴です。
バラの香りは湿度が高いほど強くなり、そのぶん早く終わってしまいます。
秋は湿度が低くなるため、控えめながら長く香るのです。
春には様々な品種を鑑賞できますが、秋はバラの色や香りをより楽しむことができますよ。