花
<春の花>を愛でよう|卒業祝い・入学祝い・退職祝いにもおすすめ
花には不思議な力があります。
一輪飾れば急に部屋を掃除したくなったり、視界に入れば自然と口角が上がったり。
花キューピットがお送りするブログ「花だより」は、そんな花のような存在を目指して、皆さんの生活を彩る情報を発信します。
目次
2月・3月・4月は春の花を愉しみたい

少しずつ暖かくなってきた今日この頃。
気温の変化に合わせ、日常の中で見かける草花の種類も徐々に増えてきました。
そこで今回は、これからの時期(2月から4月)に花屋さんで流通量が増える、春が旬の花をご紹介します。
また、春の花は贈り物にも最適です。
なぜなら、その明るい色合いのほか、前向きな花言葉を持つ花が多いから。
卒業式や入学式、退職や異動、それに伴う送別会、入社式、開店・開業など、年度末や年度初めは、学生も社会人も多くのイベントを控えています。
そのためご自宅用としてはもちろん、新たな門出を迎える人へのギフトにもぴったり。
そんな春の花を花言葉と併せてご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
春の花と言えばこれ!定番人気8選
1. 桜

日本の国花である、桜。
白に近い薄ピンクの花を下向きに咲かせるその姿は、日本人のつつましいイメージにぴったりだとも言えるでしょう。
開花時期はその年の気温の変化によって様々ですが、温暖な日本の南部では3月中旬頃に、寒冷な北部では5月上旬頃に開花します。
蕾が膨らみ始めてからあっという間に開花し、満開になったと思ったら散ってしまう。
そんな儚い美しさもまた、桜が春の花として愛される理由なのかも知れません。
さらに、春の行事といえば「お花見」だという方も多いのではないでしょうか。
桜を見に行くことを「お花見」と言い、桜以外を見に行くことは「お花見」とは言いません。
例えば梅を観賞することを「梅見」「梅観」、桃を観賞することを「桃見」などと言います。
お花見で楽しめる桜は、ソメイヨシノや河津桜、八重桜、シダレザクラなどが有名ですが、室内に飾って楽しめる品種もたくさんあります。
例えば、切り花として流通する桜は枝が短い品種が多く、啓翁桜や彼岸桜、東海桜などが有名です。
鉢植えや盆栽として市場に出回る桜には、旭山桜や御殿場桜といった小型品種があります。
これらを飾れば、ご自宅でのんびりとお花見を楽しむことができます。
花言葉
桜の花言葉は「精神美」「優美な女性」「純潔」などです。
「精神美」は日本の気品溢れる国民性からイメージされたと言われています。
また「優美な女性」「純潔」といった花言葉は、薄ピンク色の繊細な花弁(花びら)や、散る際の潔さといった桜の様子が起源となっているそうです。
桜は女性へのプレゼントとしてはもちろん、品格のある上司や先輩に贈るのも良いかも知れません。
2. 桃

桜と似た印象を持たれやすいのが、同じく春の花である桃の花です。
開花時期は桜とほぼ同時期ですが、一番の違いは花びらの形です。
桜の花びらには先端に切れ込みが入っているのに対し、桃の花びらには切れ込みがなく、先端が尖っています。
また、桃の花は桜よりも少し濃いピンク色をしており、花柄も桜より短いです。
そして桃と言えば、桃の節句、つまり「ひな祭り」。
旧暦の3月3日は新暦(太陽暦)で4月上旬を指します。
桃の花が咲く時期に、ひな人形を飾ったり菱餅を食べたりして女の子の健やかな成長を願う行事です。
桃の花の小さく可憐な雰囲気は、ひな祭りのイメージにもぴったりですよね。
ひな人形と一緒に桃の花を飾れば、より可愛らしさが演出できるでしょう。
花言葉
桃の花言葉には、「チャーミング」「気立ての良さ」「天下無敵」などがあります。
「チャーミング」「気立ての良さ」という花言葉は、桃の花の可愛らしい姿が由来であると言われています。
一方で「天下無敵」という花言葉は、古代から言い伝えられている厄除けや不老不死といった桃の効能に由来しているそうです。
日本の昔話である『桃太郎』も、桃から生まれた男の子が鬼を退治する物語ですよね。
愛らしさと勇ましさを併せ持つ桃の花。
ひな祭りの贈り物として女の子がいるご家庭にプレゼントするだけでなく、力強く背中を押してあげたい方にプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
3. 梅

桜や桃と同様に親しまれている春の花、梅。
梅の開花時期は桜や桃よりも一か月ほど早く、まだ寒さが残る2月中旬~3月下旬に花を咲かせるのが一般的です。
花の色は様々で、白(白梅)、薄いピンク色、濃いピンク色(紅梅)などがあります。
また移白(うつりしろ)や移紅(うつりべに)と呼ばれる、開花後に色が変わる種類もあるそうです。
梅と言えば、どこか「おめでたい」イメージをお持ちではないでしょうか。
長寿・繁栄・生命力の強さを象徴する伝統的なモチーフに「松竹梅」という吉祥文様があります。
実際、お正月飾りのモチーフになることが多いですよね。
「梅=縁起が良い植物」とされる理由は、早春に花を咲かせるという忍耐強さが高く評価されてきたから。
厳しい寒さを耐え忍んで美しい花を咲かせるその姿は、「春を告げる花」として古くから人々を励ましてきたようです。
花言葉
梅の花言葉は、「忍耐」「上品」「高潔」「忠実」などです。
「忍耐」は、先ほどご紹介した通り、まだ寒さが厳しい2月頃に満開の花を咲かせる様子に由来しています。
「上品」「高潔」という花言葉は、気高く凛とした梅の花姿に基づいています。
そして「忠実」の花言葉は、学問の神様・菅原道真にまつわる伝説が由来となっています。
頭脳明晰で多くの功績を残していた道真公は、その才能を疎まれ、藤原氏の陰謀によって京都から大宰府への左遷を命じられます。
その際、梅をこよなく愛していた道真公は、自宅で大切に育てていた梅の木に別れを告げました。
その際に詠んだ短歌は、「東風吹かば 匂ひおこせよ梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」。
すると不思議なことに、道真公を慕っている梅の木が一夜にして大宰府へ飛んで来たのです。
このエピソードは『飛梅伝説』と呼ばれ、梅の忠実さを象徴するものとなりました。
縁起が良いとされ、魅力的な花言葉を持つ梅の花。
そのおめでたさはお祝い花に適しているほか、今後の幸運を願いたい相手にプレゼントしても良いでしょう。
4. チューリップ

つぼんだ姿が可愛らしいユリ科の球根植物、チューリップ。
お花屋さんで切り花が出回るのは、12月~3月頃です。
2月の誕生花でもあり、春の花としてとても人気が高い花です。
日本にも馴染み深い春の花ですが、「チューリップ=オランダ」というイメージを持っている方がほとんどのはず。
しかし、チューリップの原産地はオランダではなくトルコだと言われています。
その歴史も深く、12世紀頃に野生のチューリップがトルコの一部地域で生育され始め、16世紀には品種改良が完了したそうです。
つまり私たちが今日まで親しんでいるチューリップは、「オリジナル」ではないということ。
しかし品種改良により様々な色・形のチューリップが生まれ、現在その品種は約5,600種類にのぼると言われています。
しなやかで可愛らしい姿のチューリップは、特に女性への贈り物におすすめです。
中でもピンクチューリップは女性人気が高く、葉や茎の色鮮やかな緑と相まって春の陽気を思わせます。
花言葉
チューリップの花言葉は「思いやり」「優しい瞳」「永遠の愛」など。
また、色によっても花言葉は異なります。
- ピンク色のチューリップ:「誠実な愛」「労い」など
- 赤色のチューリップ:「愛の告白」など
- 黄色のチューリップ:「正直」「名声」など
- 白色のチューリップ:「新しい愛」など
大切な家族や友人、パートナーに贈るなら、ピンクのチューリップ。
4月から離れ離れになってしまう前に好きな人へ想いを伝えるなら、赤のチューリップ。
これからも勉強や仕事を頑張ってほしいという気持ちを込めるなら、白のチューリップ。
春にチューリップを贈るなら、このように花言葉で色をチョイスするのも良いですね。
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チューリップってどんなお花?~歴史や基礎情報~ 春の花として人気ですが、意外と知らないチューリップの豆知識をご紹介します。 |
5. スイートピー

花束やアレンジメントに欠かせないキュートな花、スイートピー。
1月~3月頃にかけてお花屋さんで見かけることが多くなります。
春の花としておすすめする理由は、何と言ってもその見た目です。
スイートピーはひらひらとした花弁(花びら)が特徴的で、その姿はまるで春の庭を飛び回る蝶のよう。
またスイートピーは甘く爽やかな香りを放ち、リラックス効果や安眠効果があるとされています。
花の色は、白やパステルカラーの淡い色合いが主流です。
薄ピンク、薄紫、水色といった透明感ある春らしい色合いが、老若男女問わず高い人気を集めています。
スイートピーの色と言えば、松田聖子さんの名曲『赤いスイートピー』が有名ですよね。
実は1982年の発売当時、スイートピーの花色に「赤」は存在していませんでした。
ところが楽曲が大ヒットしたことを受け、三重県のとある生産者さんが赤いスイートピーの栽培に挑戦し始めます。
なんと18年間にもおよぶ品種改良を経て、赤いスイートピーが誕生しました。
春の花として昔から人気があるスイートピーは、チューリップと同様、品種改良が盛んに行われているようです。
花言葉
スイートピーの花言葉は「門出」「別離」「優しい思い出」など。
まさに、出会いや別れのイベントが多い春に持って来いの花言葉です。
これらの花言葉は、先ほど説明した通りスイートピーが飛び立つ蝶のように見える様子から付けられたと言われています。
またチューリップと同じく、スイートピーには色別の花言葉もあります。
- ピンク色のスイートピー:「繊細」「優美」
- 黄色のスイートピー:「分別」「判断力」
- 紫色のスイートピー:「永遠の喜び」
- 赤色のスイートピー:「門出」
- 白色のスイートピー:「ほのかな喜び」
全体的に優しい花言葉で溢れているスイートピー。
この春、卒業式や入学式、退職、異動などを迎える方にはスイートピーを贈り、その新たな門出を優しい気持ちで後押ししませんか?
6. ラナンキュラス

薄く繊細な花びらが幾重にも重なっているのが特徴的な、ラナンキュラス。
バラのように豪華でありながら、ボウルのような丸い形は親しみやすさを醸成しています。
お花屋さんでは12月頃から店頭に並ぶこともありますが、品種や色のバラエティが豊かになるのは3月頃であることが多いです。
ラナンキュラスの華やかな見た目は、トルコキキョウにもよく似ています。
しかし一年中安定して流通しているトルコキキョウに比べ、ラナンキュラスは春が旬。
また、ラナンキュラスとトルコキキョウは葉の形状も大きく違います。
トルコキキョウの葉は楕円形で少し肉厚ですが、ラナンキュラスの葉には深い切れ込みが入っており、厚みもありません。
なんでも、「ラナンキュラス」という名前は、ラテン語で「カエル」を意味する「rana(ラナ)」が由来だと言われています。
これは、ラナンキュラスの原種が湿地に自生することのほか、葉の形がカエルの足に似ていることが背景にあるためです。
お姫様のような見た目とは裏腹に、カエルにちなんで付けられた名前。
そういったユニークなところも、ラナンキュラスの魅力だと言えます。
花言葉
ラナンキュラスの花言葉は、「合格」「晴れやかな魅力」「光輝を放つ」など。
「合格」という花言葉は、花びらが重なった姿が縁起の良さを感じさせるほど美しいことに由来しています。
またラナンキュラスが流通する12月~3月頃が、ちょうど受験シーズンにあたることも関係しているようです。
「晴れやかな魅力」「光輝を放つ」という花言葉も、ラナンキュラスの高貴な美しさから。
薄い花びらはシルクのような肌触りなので、飾るだけでエレガントな気分になりそうです。
おめでたく、そして華やかな花言葉を持つラナンキュラス。
合格祝いや、今後の輝かしい活躍を願って贈るプレゼントにいかがでしょうか。
7. フリージア

アヤメ科の球根植物である、フリージア。
切り花は、12月~3月頃の冬から早春にかけてお花屋さんに並ぶことが多いです。
まだ寒さが厳しい時期に花を咲かせること、また蘭のようなフレッシュで甘い香りを放つことから、「香雪蘭(こうせつらん)」という美しい和名も持っています。
フリージアの花はラッパのような形をしており、その華奢な花を上向きに咲かせます。
これまでご紹介してきたチューリップやラナンキュラスなどと比べると小ぶりであるため、かつては豪華な花束やアレンジメントには不向きだとされていました。
しかし近年、花束などでもデザインの「余白」を大切にする考え方が定着し、また男性にも贈りやすいシンプルなデザインに仕上がることから、フリージアがメインの花材として使用される機会も増えてきたようです。
花色は黄色が代表的ですが、白、赤、紫色なども流通しています。
門出を祝うことが多い春は、元気をもらえるビタミンカラーの黄色がやはり人気なようです。
フリージアは見た目も派手すぎないため、全体的に柔らかい印象になる点も嬉しいポイントですよね。
花言葉
フリージアの花言葉は、「親愛の情」「友情」「感謝」などがあります。
これらの花言葉は、19世紀にフリージアが発見された時のとあるエピソードに由来しています。
フリージアの原種を世界で初めて発見したのは、デンマークの植物学者・エフロン氏。
当時は発見者の名を冠するのが一般的でしたが、彼はあえて友人のフレーゼ氏の名をとり、この花を『フリージア』と名付けました。
フレーゼ氏はエフロン氏にとって研究仲間であり、苦楽を共にする親友でもあったのです。
友人への敬意を表現することができるフリージア。
学生であれば、これまでの感謝や「これからもよろしく」の気持ちを込めた卒業祝いのギフトにぴったりです。
また社会人の方も、共に仕事を頑張ってきた同僚の門出を祝うギフトにいかがでしょうか。
8. ライラック

ヨーロッパ生まれの落葉小高木、ライラック。
人気バンド・Mrs. GREEN APPLE(ミセスグリーンアップル)の大ヒット曲『ライラック』で、一躍その名を馳せました。
お花屋さんでは、4月~5月頃に国産のライラックの切り花が流通します。
一つ一つの花は小さいライラックですが、枝の先端部分に集まるように咲くことで、もこもことしたボリューム感のある見た目に。
色は淡い紫やピンクが主流ですが、濃い色や白のライラックも可愛らしいです。
また、フローラルな甘い香りを放つ点も特徴的です。
花が小さいぶん、キンモクセイのように風に揺れて香りが広がりやすいと言われています。
一方、樹木として地植えで生育するには、日本の温暖な気候は不向きだとされています。
そんなライラックの木ですが、寒冷地である北海道・札幌市では生育が可能。
毎年5月頃には『さっぽろライラックまつり』も開催されます。
切り花のライラックも十分美しいですが、あちこちで咲きほこるライラックの花を観賞して初夏の訪れを感じてみたいですね。
花言葉
ライラックの花言葉には、「友情」「青春の思い出」「初恋の香り」などがあります。
Mrs. GREEN APPLE『ライラック』の歌詞にある「青に似たすっぱい春とライラック」は、まさにこれらの花言葉を彷彿とさせるフレーズですよね。
青春を感じさせるような花言葉は、ライラックの甘い香りやハート型の葉に由来していると言われています。
また、白のライラックがフランスでは「青春」を象徴するということも背景にあるそう。
卒業や引っ越しといったシーンにライラックの花を贈ることで、これまでの甘酸っぱい思い出を振り返るきっかけになるでしょう。
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ライラックの色別の花言葉や植えてはいけない理由、和名の由来とは ライラックは「ラッキーアイテム」?色別の花言葉なども詳しくご紹介します。 |
今日から春の花を楽しもう

今回は、春が旬の花をご紹介しました。
春の花は、寒さに耐えて咲く力強い花から、蝶のように軽やかな花までたくさんの魅力に溢れています。
また、春は出会いと別れの季節。
今回ご紹介した8種類の花は、どれも新しい一歩を踏み出す時期にふさわしい、前向きなメッセージ(花言葉)を秘めています 。
- 大切な人の門出を祝うギフトに:卒業や入学、退職、異動など、人生の節目を迎える方へ。その人のイメージや伝えたい想いにぴったりの花言葉を選んで、エールを贈りましょう。
- ご自宅を彩るインテリアに:一輪飾るだけで、お部屋の雰囲気が明るくなり、心も自然と上向くはず。季節の香りを楽しみながら、おうちでお花見気分を味わうのも趣があります。
心豊かにしてくれる旬の花。
誰かに贈ったりお部屋に飾ったり、様々なシーンに取り入れて春を楽しんでくださいね。







