Archive for 2016
お正月飾りとお正月料理
今年も残りわずかとなりました。一年の汚れを落とす大掃除も終わり、お正月飾りを飾るだけ!という方も多いのではないでしょうか。
今回の花だよりでは、お正月飾りについてお伝えします。
■門松
新年に年神様が降りてくるときの目印といわれているのが門松です。
一年を通じて葉を茂らせる常緑樹はその生命力から神様が宿るといわれ、お正月飾りとして松が使われるようになりました。
一般に門松というと竹が目立つイメージですが、門松は名前の通り松が主役。竹がなくとも、松を飾れば立派な門松です。
門松は玄関前や門前に、左右で対になるように飾りましょう。
■しめ飾り
しめ飾りも年神様を迎えるための飾り。
しめ飾りが結界となって邪気を寄せ付けず、家の中が「年神様を迎えるために清められた場所」であることを示します。
本来はしめ縄を家の周りに張り巡らせていたようですが、今はしめ飾りや輪飾りが使われることが多いですね。
しめ飾りには、「ウラジロ(不老長寿)」「ゆずり葉(子孫繁栄)」「橙(家運隆盛)」などの縁起のいい植物をつけて飾ることもあります。
門松・しめ飾りはどちらも29日、31日に飾るのは避けましょう。29日は「二重の苦」につながる、31日は「一夜飾り」といって葬儀のときの飾りになってしまうなど、大変に縁起が悪くなってしまうためです。
■お正月の食べ物
・鏡餅
年神様へのお供えものである鏡餅。なぜ「鏡餅」という名なのかというと、古くから円形の鏡は神様が宿るとされていたため、そこから名付けられたとされています。鏡餅が丸いのも、鏡に姿を似せるためです。
大小2段のお餅は「太陽と月」=「陰と陽」を表すほか、円満に年を重ねるという意味もこめられています。
・おせち料理
こちらも鏡餅と同じく年神様に供えるための料理。
かまどの神様がお休みできるように、また元旦から包丁などの刃物を使うと縁起が悪いとされているために、作り置きできるものを基本としています。
数の子や田作り、栗きんとんや海老など家族の健康と繁栄、また豊作を願う縁起物が多く、めでたさが重なるように重箱に詰めます。
・年越しそば
そばのように細く長く長寿でありますように…と願いを込めて、大晦日に食べます。
薬味として使われるネギは「疲れをねぎらう」という意味の「労ぐ(ねぐ)」、祈るという意味の「祈ぐ(ねぐ)」、お祓いしたり清めたりする神職の「祢宜(ねぎ)」などの言葉にかけ、新年の幸せを願う意味があります。
年越しそばには、ネギをたっぷりと乗せて召し上がれ。
・雑煮
年神様にお供えしたお餅をいただくための料理です。
年神様が宿っていたお餅を食べることによって、一年を健やかに過ごせるようご利益を頂戴します。
地域によって角餅・丸餅か、お醤油か味噌か、と変わり、またお餅以外の具も多種多様です。他の地域のお雑煮について調べてみるのも面白いかもしれませんね。
なんとなく飾っていたお正月飾り。今年はいつもよりちょっとこだわってみてはいかがでしょうか。
幹事さん必見。会社の「納会」をオシャレに盛り上げるテクニック。
年末が近づいてきました。社内やお取引先との忘年会で連日忙しい方も多いことでしょう。
忘年会とは別に「納会」を行う会社も多いのではないでしょうか。今回はそんな「納会」を素敵に行うテクニックをお伝えします。
「納会」とは
仕事の打ち上げのような意味合いの会です。年末最終営業日に行う会社も多いですが、中には半期ごとや四半期ごとの仕事の区切りの時期に行われる場合もあります。
幹事さんが準備すべきこと
1、 会場を決める
会社の近くの会場または会社内で行います。会社内で行う場合、執務室で行う場合もあれば会議室やロビーで行う場合もあります。例年のやり方や、社員の集まりやすさを考慮して決めましょう。
2、 進行内容を決める
・トップの挨拶
・乾杯
・歓談タイム
・締めの挨拶
だいたいこんな感じです。難しいことはありません。ただし、挨拶や乾杯の音頭をお願いする方には事前にきちんと依頼しておきましょう。さらに「今年の業績の簡単な振り返りと、社員への労いの一言をお願いします」など、どういった趣旨で話してほしいかを伝えておけば間違いないでしょう。
3、 飲食メニューを決める
これが一番大事! 出席する社員のお楽しみはやっぱりこれでしょう。
お店で行う場合は予算に合わせてコースなどを注文しておけば一安心ですが、オフィスで行う場合の飲食物の手配は幹事さんの腕の見せどころとなります。
オフィスで行う納会の演出
1、 食べ物
ケータリング等を手配することになります。お寿司にピザ、といった定番もよいですが、おしゃれなケータリングサービスを行っている会社もたくさんあるので調べてみてください。料理の種類は、大皿料理や料理1つ1つのサイズが大きいもよりもピンチョスやカナッペなどのフィンガーフードがオススメです。雰囲気もおしゃれになりますし、大勢でも手を伸ばしやすいので皆で楽しめます。
2、 飲み物
就業時間中でもアルコールが許されるのが納会。それぞれの好みがありますから、アルコールの種類は複数用意しておきましょう。アルコール度数の低めの缶チューハイなどもそろえておくとよいでしょう。また、アルコールが飲めない人や業務の都合で飲酒できない人もいるのでソフトドリンクの手配もお忘れなく。
3、 演出
デキる幹事さんにオススメしたいのが、プラスアルファの演出。
納会をより素敵に盛り上げるために、さりげない飾りつけはいかがでしょう。
ケータリング料理のテーブルにお花を飾るだけで、場が華やかになります。会社に大きめの花瓶がある場合は、お花を買ってきて挿しましょう。
花瓶がない場合や、手軽に済ませたい場合はフラワーアレンジメントを注文して、納会の時間までに届くように手配しておくと便利です。届いたフラワーアレンジメントはテーブルにそのまま置くだけ。簡単にオシャレな納会が演出できます。会の後は、紙袋などに入れてそのまま持ち帰れます。納会の翌日から会社がお休みに入るでしょうから、お花が好きな社員にプレゼントしてもよいでしょう。
写真は我が社のオフィス内でケータリングを頼んでちょっとした社内パーティーを行ったときのものです。テーブルにグリーンをセットしたことでぐっと華やかになり、社員にも好評でした。
花キューピットでも、テーブルを華やかにするのにぴったりなフラワーアレンジメントを取りそろえています。
おしゃれなケータリングが並んだテーブルにぴったりなのはナチュラル系のアレンジメント♪ 是非チェックしてみてください。
ハロウィンとかぼちゃの豆知識
10月31日はハロウィン。日本でもだんだんと広まり、今では大きなイベントとなっています。
今回の花だよりでは、ハロウィンとかぼちゃについてお伝えします。
■ハロウィンとかぼちゃ
ハロウィンと聞いたときに、真っ先に思い浮かべる方も多いのがかぼちゃ。かぼちゃをくり抜いて作られる「ジャック・オー・ランタン」を見かける機会は、日本でも徐々に増えてきています。
ジャック・オー・ランタンを作るオレンジ色のかぼちゃは、基本的にペポ種という種類のかぼちゃになります。ペポかぼちゃの品種の中には、ズッキーニなどがあげられます。
ハロウィンに飾るためのペポかぼちゃの品種は、その名もずばりな「ハロウィン」、非常に大きく育つ「アトランティック・ジャイアント」、手のひらに乗せられる可愛いサイズの「おもちゃかぼちゃ」などがあります。
これらの品種は観賞用に使われることがメインで、固く味がないため、食用には向きません。
■ハロウィンにおうちでパーティを
近年、大きな盛り上がりを見せるハロウィン。特に小さなお子様のいるご家庭では、お子様と一緒におうちでハロウィンパーティを開く方が増えているそうです。
ホームパーティに欠かせないのが、ハロウィンにぴったりな飾りですね。大きなカボチャでジャック・オー・ランタンを作るのはもちろん、手軽に飾ることができるおもちゃかぼちゃを並べて置くだけでも、家の中がハロウィンの雰囲気に包まれます。
また、お友達をご自宅に招待する場合は、皆でワイワイと楽しめるお菓子と、ハロウィンにぴったりなフラワーギフトでお部屋を飾ることができるセットがおすすめ。
もっと知りたい敬老の日 ~敬老の日の由来~
9月の第3月曜日は敬老の日。
今年、2024年の敬老の日は9月16日(月)です。普段から優しく見守ってくれるおじいちゃん・おばあちゃんに、感謝の気持ちを伝える日ですね。
今回の花だよりでは、敬老の日についてご紹介します。
■敬老の日はなぜ9月
今ではハッピー・マンデー制度により9月の第3月曜日と定められている敬老の日ですが、元々は9/15と日にちが決まっていました。
ではなぜ9/15が「敬老の日」と定められていたのでしょうか。これには2つの故事からとられたといわれています。
その1・聖徳太子が老人ホームを建てた日だったから
聖徳太子といえば法隆寺をはじめとする様々な建築物を建てたといわれています。大阪の四天王寺もそのひとつ。
四天王寺には、社会福祉施設として、敬田院、施薬院、療病院、悲田院という施設が設置されました。
現在の施設におきかえると、敬田院は寺院、施薬院は薬局、療病院は病院、そして悲田院が病人や身寄りのないお年寄りのための、いわば老人ホームのような施設にあたります。
この「悲田院」が誕生したのが9/15とされています。
その2・元正天皇に由来する説
奈良時代の天皇である元正天皇は、とある孝行息子の話を耳にします。
美濃にくらしていた父子はとても貧乏で、父は大好きなお酒ものめずにいました。
息子はつねにそのことを心苦しくおもっていましたが、偶然足をすべらせて落ちた谷間で酒のながれる滝をみつけ、喜んで酒を持ちかえり父にのませてあげました。
この話に感動した元正天皇は、酒のながれる滝とされる養老の滝へ行幸し、「霊亀三年を改めて、養老元年とする」と宣言しました。
そして、この養老元年と改められた日が、現在のこよみでいう9/15ごろだったとのことです。
■国民の休日として成立
1940年代後半、兵庫県の一部の村にて「お年寄りの知恵をかりて村つくりをしよう」という運動がおこります。そして、9月15日をとしよりの日とさだめ、敬老会を開くようになりました。
この風習はすこしずつ全国へとひろまっていきましたが、その際に「としより」という表現に反発があったため、1964年に「老人の日」へと名称が変更されます。
さらに1966年、国民の祝日に関する法律の改定により、9月15日が「敬老の日」として、国民の休日に制定されました。これは「こどもの日」「成人の日」が先に祝日として定められていたため、お年寄りの方々を尊重する敬老の日も祝日としたといわれています。
現在では9月15日という日付にかかわらず、第3月曜日となっています。これは2001年にハッピーマンデー制度が実施されたことによります。
■敬老の日のプレゼントにはやっぱりお花
「敬老の日にもらって嬉しいプレゼントは?」というアンケートで、必ず上位に入ってくるものがお花です。
言葉では気恥ずかしくて伝えられない気持ちも、花と一緒なら届けることができますね。
インターネット花キューピットでのご注文なら、街のお花屋さんが敬老の日の当日に真心をこめたお花をお届けします。遠くに住んでいてなかなか会えないおじいちゃんおばあちゃんにも、安心してお花をお届することができますね。
いつもはいえない感謝の気持ちをお花に乗せて、おじいちゃんおばあちゃんに贈ってみませんか?
暑い夏を植物でさわやかに ~グリーンカーテン~
年々厳しさを増す日本の夏。暑い夏を快適に過ごす方法はいくつかありますが、そのひとつにグリーンカーテン(緑のカーテン)があります。
グリーンカーテンは、直射日光を遮り室温の上昇を抑えるとともに、植物の葉から水分が蒸発することで植物の周囲の気温が下がるため、植物の間を通り抜ける風を冷やして爽やかにしてくれる効果が期待できます。
クーラーの節電の面からも人気が高まりつつあるグリーンカーテン。今週の花だよりでは、グリーンカーテンについてお伝えします。
■グリーンカーテンにぴったりな植物
グリーンカーテンは、つる性の植物を市販のネットやフェンス、支柱に絡ませて育てることでつくります。最近では、ホームセンターなどでグリーンカーテン用のネットやフェンスが販売されています。
グリーンカーテンに向く植物は、夏の強い陽射しにも耐えることができ、短期間で大きく成長する植物となります。また、秋になると枯れて片付けることができる一年草が特におすすめです。
代表的な植物としては、あさがお、フウセンカズラ、へちま、ゴーヤーなどがあります。これらの植物は育てることが簡単なだけではなく、花や実を楽しむことができるのも特徴です。
■グリーンカーテンの作り方
グリーンカーテンに必要なものは、植物を植えるためのプランターや土、植物を支えるネットやフェンス、そして植物の種や苗です。春になると種やまだ小さな苗がお花屋さんやホームセンターに出回ります。
4月から5月を目安に、土に直接、または大型のプランターに、種や苗を植え付けます。プランターを使う場合はプランターのふちいっぱいに土を入れるのではなく、2cmほど空間を開けておくと、水やりの時に水が溢れることを防止できます。
植物の支えとなるネットは、窓を覆うように、かつ地植えした植物やプランターが内側にくるように設置します。ネットは、65~75度ほど角度をつけ、できる限りたわみのないように張りましょう。
ある程度つるが伸びてきたら、うまくネットに絡みつくように誘導します。優しく指で網目に絡むように誘導すると、さらに成長したときに自然とつるが絡むようになります。また、右や左に曲がってしまった場合も、まっすぐ上に伸びるように誘導してあげるといいでしょう。
もっとも日差しが強くなる季節には、直射日光を遮るグリーンカーテンができます。また、植えた植物によっては花や実を楽しむことができるでしょう。
一年草であれば秋になると枯れるため、気温が下がり日差しがほしくなる季節には簡単に片づけることができます。支えに使ったネットなどは来年のためにしまっておくといいですね。
植物の力を借りて暑い夏も快適に。グリーンカーテンで真夏を爽やかに過ごしてみませんか。
お中元の起源とマナー
1年に2回、感謝の気持ちを伝えるお中元とお歳暮。特にお中元はお歳暮と比べ、贈る時期や贈り方などに頭を悩ませる方も多いようです。
今回の花だよりでは、お中元についてお伝えします。
■お中元の起源
もともとの「中元」とは中国での祭日でした。1/15の上元、7/15の中元、10/15の下元は道教における三人の神様の誕生日であり、この日になると神様にお供えものをする風習がありました。
この風習が日本に伝わってきた際、同じく7/15を中心とする仏教行事のお盆と結びつきました。お盆が亡くなった魂やご先祖様を慰めるのに対し、生きている魂への礼として、近所の人や親戚同士で贈りものをするようになります。
元々は貴族や武家の間で行われていた風習でしたが、江戸時代にもなると、特に商人を中心とした庶民の間にもお中元は広がります。現在では仕事上でお世話になった方や仲人のほか、離れて暮らす家族や親戚に贈ることが増えているようです。
■お中元のマナー
お盆と密接に関係がある行事のため、7月にお盆が行われる東京などではお中元は7/15まで、それ以外の8月にお盆が行われる地域については8/15までに贈ることが好ましいとされています。
この時期を外れてしまう場合や、お盆の時期がよくわからない場合は「暑中見舞い」「残暑見舞い」として贈りものをする場合もあります。暑中見舞いは立秋の前日まで、残暑見舞いは立秋を迎えた後に贈るものです。2016年の立秋は8/7のため、8/6までにお届けする場合は暑中見舞いとなります。
可能な限り持参することが好ましいとされていますが、近年では宅配などを利用する場合が増えています。その場合、お中元が届くころを見計らって送り状を書くようにします。家族や親戚などの親しい間であれば電話でも大丈夫です。
お中元にはのしをつけて贈りますが、魚介類や肉類などの生鮮物を贈る場合はのしは不要です。というのも、のしは生鮮物の中でも特におめでたいとされるアワビ(熨斗鮑)を模したものであり、生鮮物に生鮮物を重ねて贈ることはかえって失礼になってしまうからです。
お中元は日ごろの感謝の気持ちを込めて贈るものなので、喪中の方に贈ることも問題ないとされていますが、気になる場合は暑中見舞い・残暑見舞いとして贈るようにしてください。
■お花のお中元
お中元の定番といえばお肉やお酒、洗剤などの日用品ですが、近年では季節感を感じることができるギフトとして、お花の人気も高まってきています。
受け取る方がお年を召しているため、生鮮物はもらいすぎても食べきれないという場合や、近年増えてきているお酒を呑むのは苦手という方の場合でも、お花であれば気兼ねなく受け取ることができます。
夏の暑さを和らげる涼しげなフラワーギフトで、お花好きなあの人に感謝の気持ちを伝えませんか。
7月の誕生花『ひまわり』の特徴と花言葉は?
本格的な夏が近づいてくると見ごろを迎える花はいくつかありますが、その中でも特に人気の高い花のひとつがひまわり。小さいころから慣れ親しんだ方も多いのでは。
7月の誕生花は、太陽のような見た目で世代を問わず愛される花、ひまわりです。
■東を向くひまわり
太陽の方向を向いてくるくると回ることから名付けられたひまわり。ひまわり畑などではほとんどのひまわりが同じ方向を向いていますが、その方角はどの方角になるのでしょうか。
ひまわりが太陽の方向へ向くのは、大きくなるために太陽の日差しをいっぱいに浴びる必要がある若い苗のうちとされています。そのため、あまり生長する必要がなくなる花が開いて以降は、ほとんど動くことはありません。
それとは別に、夜になると自然と東の方を向く動きも持っています。花が開くと、太陽を追いかける動きがほとんどなくなり、かつ東を向く性質は残るため、ひまわり畑で一斉にひまわりが咲いている方向は、東になります。
■ひまわりの花と種
ひまわりの花は大きな一輪の花が咲いているように見えますが、実はたくさんの花が集まったものです。
花びらに見える黄色い部分は「舌状花(ぜつじょうか)」、その内側の茶色や緑の丸い部分は「筒状花(とうじょうか)」という花の集まりです。花びらに見える舌状花も、実際にはそれぞれ一輪の花であり、ひまわりは無数の花が集まってできていることが分かります。
筒状花は種をつけることができ、ひとつの筒状花からひとつの種ができます。ひまわりの花が終わった後に非常に多くの種が取れるのはこのためです。一方、舌状花は虫を呼ぶための飾りであり、筒状花の受粉を助けます。
ひまわりの種は葉酸・ビタミンE・リノール酸・カリウムなどの栄養を豊富に含み、健康や美容を保つ食品としても注目されています。外側の堅い皮を取り除いた食用のひまわりの種が流通していますが、一輪のひまわりから多くの種が収穫できるため、自分で育ててみてもいいですね。
■ひまわりの花言葉
太陽に恋い焦がれじっと見続けるように動くひまわり。その習性から「あなただけを見つめる」「愛慕」という花言葉を持っています。
夏の輝く太陽を連想させる明るい見た目から、気心の知れた仲の良い友人に贈られることが多いひまわりですが、その花言葉から、ご夫婦や恋人同士の間で贈りあっても素敵です。
また、太陽のような見た目から、「あこがれ」「光輝」という花言葉も持っているひまわり。お世話になった方が還暦など、人生の節目を迎える日に贈ってもいいでしょう。
総じて老若男女を問わず贈ることができるひまわり。もっとも美しく咲き誇る季節である7月生まれの方の誕生日には、ひまわりのフラワーギフトでお祝いしたいですね。
父の日に贈りたいメッセージ集
父の日にプレゼントを贈るときに、意外と悩むのがメッセージ。普段はなかなか言えずにいる感謝の気持ちを、どうやって伝えようか…と考えてしまう人が多いようです。
今回の花だよりは、父の日に贈りたいメッセージ集です。メッセージに困っている方は、参考にしてみてくださいね。
■ストレートに感謝を伝えたい
・いつもありがとう。体には気を付けて元気で過ごしてね。
・私が一番尊敬している人はお父さんです。いつも本当にありがとう。
・時に優しく、時に厳しく見守ってくれるお父さんが大好きです。
■定年を迎えたお父さんに贈りたい
・長い間本当にお疲れ様。お父さんのおかげで立派に育つことができました。
・家族のために一生懸命なお父さんへ。これからの人生は、自分のために楽しんでね。
・お仕事お疲れ様でした。今度は趣味の世界で活躍する姿を楽しみにしています。
■義理のお父さんに贈りたい
・いつもありがとうございます。今度、家族で遊びに行きますね。
・偉大なお父様に、感謝の気持ちを贈ります。お母様と一緒に、いつでも遊びに来てください。
・○○(子供の名前)も会いたがっています。夏休みには一緒に旅行に行きましょう!
■花言葉とからめて贈りたい
・お父さんはいつまでも私の憧れです。ずっと格好いいお父さんでいてね!(ひまわり:「あこがれ」)
・さわやかな笑顔で家族を見守ってくれるお父さんへ。今までもこれからもずっと大好きだよ!(黄バラ:「さわやか」)
・いつも見守っていてくれてありがとう。離れていても、家族の絆は永遠です。(オレンジバラ:「絆」)
お母さん以上に気恥ずかしくてなかなかお父さんには感謝の気持ちが伝えられない、という方も多い中、父の日は日ごろ言えない「ありがとう」を伝えるきっかけになる日です。
サンプルをそのまま使っても、自分だけのオリジナルのメッセージを贈っても、心を込めて贈ればきっとお父さんには感謝の気持ちは伝わります。父の日には、メッセージを添えてプレゼントを贈りませんか。
6月の誕生花・ユリ ~その花言葉や特徴は?~
6月になると見ごろを迎える花がユリ。一年を通してお花屋さんなどでは見かけることができますが、自然に花を咲かせるのはこの時期です。
6月の誕生花は、大きな美しい花で多くの人の目をひきつけるユリです。
■様々な種類があるユリ
古くは神話の時代から親しまれているユリ。様々な品種が世界各地で栽培され、冠婚葬祭などの人生の節目にも飾られることが多い花です。
ユリの花はいくつかの品種群があります。日本ではアジアティック系、オリエンタル系、トランペット系、ロンギフローラム系という品種群が人気です。
長い名称なので、これらの品種群はアルファベット一文字でそれぞれA、O、T、Lと略されることもあります。最近では各品種群を掛け合わせたLAユリやLOユリ、OTユリなど、盛んに新しい品種が生み出されています。
■日本とユリ
「ユリ」という言葉の語源は、大きな花が風に揺れる様子から「揺り(ゆり)」が転訛したものと考えられています。このほかには、球根が何層にも寄り重なっていることから「八重括根(やえくくりね)」が略されたとも、「寄り(より)」が訛ったともいわれています。
江戸時代以前の日本では、ユリは根を食用や薬用にするために親しまれていました。和歌や屏風絵などにユリの花が描かれることもありましたが、古くから日本人に親しまれていた梅や桜、菊に比べるとその数は多くありません。
江戸時代に入ると、日本でもユリの育種が行われるようになります。江戸時代の終わりごろには、日本は美しいユリの宝庫であることがシーボルトなどによって欧米に伝えられています。そのため、鎖国が終わった明治以降は、絹に次ぐ日本の主要な輸出品としてユリの球根が数多く輸出されました。
日本のユリを数多く輸入した欧米では、日本原産のヤマユリやカノコユリなどをもちいて熱心に品種改良がおこなわれました。オリエンタル系は日本原産のユリを掛け合わせた品種群であり、世界中で人気のユリ「カサブランカ」も、実は日本のユリから生まれました。
■6月生まれの女性にユリを
その人気から、一年を通して栽培されているユリ。ですが、一番の見ごろを迎えるのは、6月~7月にかけてです。
ユリの花言葉は「純潔」「無垢」などがあてられています。これは、古代ギリシアでは主神ゼウスの妻であり、母性と貞操を司る女神ヘラの象徴としてユリが使われ、またキリスト教では聖母マリアの象徴に白百合が用いられたことからきています。
日本でもユリは女性の美しさにたとえられるなど、東西を問わず女性と深い関係を持つユリ。6月生まれの女性に贈るにはぴったりの花です。
6月生まれの方の女性には、ユリのフラワーギフトでお祝いしませんか。