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2025年秋のお彼岸のお供え一覧。お墓参りに持って行く便利道具とは?おすすめの仏花も紹介

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お彼岸にお墓参りをする様子
もうすぐお彼岸ということで、今回はお墓や仏壇にお供えしたいアイテムの一覧や、お墓参りの掃除で使える道具などをご紹介します。
お墓参りに行けない時はどうしたらいいかや、今年の秋の彼岸に特におすすめな仏花も掲載中です。
ぜひ参考にしてください。

お彼岸はいつ?

お彼岸の期間は、年によって少しずれることがあります。
まずは、今年のお彼岸がいつなのかを確認しましょう。

2025年の秋のお彼岸はいつ?

おはぎと緑茶
2025年の秋のお彼岸は、9月20日~9月26日です。
秋のお彼岸は9月の「秋分の日」を中日とした、前後3日間を含めた7日間。
ちなみに、お供えの花を実家に贈ろうと思っている方は、彼岸入り前の9月19日までに届けるのが良いとされています。
お彼岸に入ったタイミングから、仏花を供えることができると良いでしょう。

花キューピットではお彼岸にお供えする仏花を、17時までの注文で最短翌日にお届けします。
彼岸入り前までに花を届けたいと思っている方は、2025年9月18日17時までにご注文ください
お届けの予約自体は、3ヶ月前から承っております。
販売状況によって締切が変更になる可能性があるため、お届けの前日ではなく、忘れないうちに予約注文しておくことがおすすめです。

2026年の春のお彼岸はいつ?

2026年の春のお彼岸は、3月17日~3月23日です。
春のお彼岸は3月の「春分の日」を中心とした、前後3日間を含めた7日間のことを指します。
お供えの花を贈りたいと思っている方は、彼岸入り前の3月16日までに届けるのが一般的です。
秋のお彼岸と同様に、お彼岸に入った時から花がお供えできるように届けるのが良いでしょう。

お彼岸には何をする?

線香とお供えの花と落雁

お彼岸にすることを、簡単にまとめました。
「お彼岸には何をするのかわからない」と思った方は、参考にしてみてください。

  • 仏壇・仏具の掃除
  • お墓参り
  • 仏道実践(ご先祖様と同じ浄土へ行けるようお勤めする)

お彼岸の期間中は、ご先祖様に感謝を伝えるために仏壇や仏具の掃除をしたり、お墓参りをするのが一般的です。
お墓参りをする際は、お供えの花や線香などを持っていくようにしましょう。

またお彼岸の期間中は、自分もご先祖様と同じように浄土へ行けるように、仏教の教えを実践すると良いといわれています。
「仏教の教え」と聞くと難しいように感じますが、笑顔で挨拶をしたり自分をあらためて律したりするだけでも良いのだそう。
仏道実践で具体的にどんなことをしたらいいか気になった方は、こちらを併せてご覧ください。


お彼岸は一日一善!? 浄土を目指す強化週間の過ごし方【知恩院僧侶インタビュー】

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「仏道実践」とは何をしたらいい?具体的にどんなことをしたらいいか聞きました。

秋のお彼岸で使うお供え一覧

仏壇とお墓に分けて、秋のお彼岸で使うお供えをご紹介します。

仏壇

仏壇で合掌する祖母

  • 線香
  • ローソク
  • 故人が好きだった食べ物
  • おはぎ
  • 落雁(らくがん)
  • 果物

※地域によっては、彼岸団子をお供えするところもあるようです。

お墓

花が供えられたお墓

  • 線香
  • ローソク
  • 故人が好きだった飲み物
  • 故人が好きだった食べ物
  • おはぎ
  • お皿または半紙

食べ物は直接墓石には置かずに、半紙やお皿などの上にお供えするようにするのが良いでしょう。
また食べ物はカラスなどの野生動物に食べられ、荒らされてしまうことがあるため、お供えをしたら、帰宅する際に食べ物を持ち帰るのが良いといわれています。

また墓石を汚さないように、故人が好きだった飲み物を持って行く時は、缶やペットボトルに入ったものにするのがおすすめです。
コップを持参し、注いであげるのも良いでしょう。

お墓の掃除で使うアイテム・便利道具一覧

墓石を掃除する様子
お墓参りに行った際は、お墓を掃除することが多いと思います。
持って行った方が、掃除が便利になる道具を一覧でご紹介。

  • タオル(水気を拭き取るように2枚あると便利)
  • たわし(特に柄のついたもの)
  • スポンジ(特にメラミンスポンジ)
  • 歯ブラシ
  • 軍手(ゴム手袋)
  • ゴミ袋
  • 鎌(カッターなどでも代用可)
  • スコップ

水をつけたタオルやメラミンスポンジで墓石を拭いた後に、乾燥しているタオルで水気を拭き取ると水垢や花粉がつかないためおすすめです。

ご先祖様が水を飲むところとして作られている、水受けまたは水鉢と呼ばれるお墓の中央部分にあるくぼみに、藻が生えてしまっていることもあります。
柄のついたたわしや、歯ブラシなどでこすってきれいにするのが良いでしょう。

墓石の彫刻部分など、細かいくぼみには歯ブラシが便利です。
墓石を傷つけないように、柔らかいタイプが良いかと思います。

雑草を抜く際は、軍手があると作業しやすくなります。
ゴム手袋をつけた後に軍手を重ねるのも、手が汚れないので良いかもしれません。
鎌やカッター、スコップは、丈夫な雑草を掃除する時にあると便利です。
雑草は根から抜かないと、また生えてきてしまいます。
スコップで少し土を掘り起こして、根から抜き取るようにするのがおすすめです。

花を包んでいた紙や抜き取った雑草など、お墓を掃除すると意外とゴミが出ることも。
たくさん出たごみはゴミ袋にまとめて指定の場所に捨てるか、持ち帰るようにしましょう。

お彼岸休みはある?

お盆休みのようなお彼岸休みは、基本的にありません

しかし、秋のお彼岸の場合は秋分の日が、春のお彼岸の場合は春分の日が国民の祝日のため休みになります。
土曜日・日曜日と連続になることや、他の敬老の日などの祝日との兼ね合いで3連休や2連休になることは多いようです。

今年のシルバーウィークが気になる方は、こちらも併せてご覧ください。


今年のシルバーウィークは?

今年のシルバーウィークは?


今年の9月の休みの日程を確認しよう!

お墓参りに行けない時はどうしたらいい?

お墓で合掌する女性
仕事の関係やお墓までが遠方の時、体調の悪化などでお彼岸の期間にお墓参りに行けないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「お彼岸の期間にお墓参りに行けない時は、どうしたらいいの?」と思う方も多いかと思います。

お彼岸の期間には、ご先祖様にあらためて感謝をするために、お墓参りに行った方が良いといわれています。
しかし、絶対に行かなければいけないというわけではありません。
お墓参りに行く、行かないよりも、ご先祖様への気持ちが大切なのです。

お墓参りに行けない時は、以下のような方法を取ってみるのはいかがでしょうか。

他にお墓参りに行く人が使うようにお供えを用意する

「実家を離れて暮らしていて、お墓は遠方で行くことができないけれど、実家はお墓が近くにあり、家族はお墓参りに行く予定がある」ということもあるのではないでしょうか。
そんな時は、お墓参りで使う用のお供えの花や線香などを実家に贈るのがおすすめです。
「自分はお墓参りに行けないけれど、お供えを用意したから持って行って欲しい」と、伝えましょう。
ただ、お供えをすでに家族で準備していることもあります。
お供えを用意しようと思っている方は、事前に家族に共有しておくことがおすすめです。

お彼岸と期間をずらしてお墓参りに行く

先にお伝えしたように、お彼岸の期間に必ずお墓参りに行かなければいけないわけではありません。
ご先祖様も時期をずらしたからと言って、きっと怒ることはないでしょう。
仕事や体調などが落ち着いた後に、予定に合わせてお彼岸とは違うタイミングでお墓参りをするのもおすすめです。

墓参り代行サービスを使う

近年では、お墓参りを代行で行うサービスがあるのだそう。
合掌礼拝だけではなく、掃除なども代行で行ってくれるところがあったり、お墓の写真を送ってくれるサービスがあったりするようです。

お墓参り用◆2025年秋のお彼岸におすすめの仏花

お墓参りに仏花を持っていくなら、花束のスタイルがおすすめです。
お墓についている花を生ける花瓶のようなところ(花立と呼ばれるもの)にお供えできるように、特に花束の中でも左右対称で一対になっているデザインの2つの花束を持っていくのが良いでしょう。

お供えの花束(墓前用・一対)


お供えの花束(墓前用・一対)

この花束は、初夏から秋にかけて旬を迎える紫のリンドウを中心に、落ち着いたデザインになるようにまとめています。
グリーンと紫の色合いが爽やかで、まだ少し暑さを感じる秋のお彼岸にぴったり。
お墓にお供えしやすいように、左右対称なデザインの花束を一対にしてお届けします。


>お供えの花束(墓前用・一対)はこちら

お供えの花束(墓前用・一対)


お供えの花束(墓前用・一対)

こちらも左右対称なデザインの花束を、2つ合わせてお届けします。
白いユリが印象的な豪華な雰囲気の花束です。
白やグリーンなど落ち着いた色合いでまとめるのではなく、紫やピンクの花を加えて明るい印象にまとめました。
お彼岸にはお供えらしい印象ではなく、鮮やかな花をお供えしたいと思っている方に特におすすめです。

>お供えの花束(墓前用・一対)はこちら

仏壇に供える用◆2025年秋のお彼岸におすすめの仏花

仏壇や自宅に供えるなら、花瓶に生け直さなくてもお供えできるフラワーアレンジメントのタイプが特におすすめです。
フラワーアレンジメントは、初めからカゴやプラスチック製の容器に花が生けられているため、届いたらすぐに花をお供えすることができます。
花は吸水性スポンジに生けられているため、花束よりも立体的なデザインを長く楽しむことができるのも特徴の一つです。

お供えのアレンジメント


お供えのアレンジメント

白いユリと、青に近い紫のリンドウを中心にまとめたフラワーアレンジメント。
ユリが凛とした雰囲気を演出します。
白・紫・グリーンでまとめたことにより、花の美しさは生かしつつ落ち着いたデザインになっています。
差し色になっている紫のリンドウの花言葉は「あなたの悲しみに寄り添う」などがあります。
リンドウは、花言葉もお供えに最適です。


>お供えのアレンジメントはこちら

お供えのアレンジメント


お供えのアレンジメント

ピンクと白の花を中心にまとめたお供えです。
「お彼岸のお供えは寂しい感じにしたくない」という方は、優しい色合いを含んだお供えのフラワーアレンジメントがおすすめ。
ご先祖様に「いつもありがとうございます」という気持ちが届きそうな、温かく優しいデザインに仕上げました。


>お供えのアレンジメントはこちら

花キューピットでは、お彼岸に届けたいお供えの花束やフラワーアレンジメントを種類豊富にご用意しております。
花を実家に贈りたいという方や、お花屋さんに行く時間が取れないという方は、ぜひ花キューピットのサイトをチェックしてみてください。

秋のお彼岸

お彼岸についてもっと知りたい

今回は、お彼岸はどんなことをするのかや、お供えで使うものなどを簡単にご紹介しました。
もっとお彼岸について詳しく知りたいという方は、こちらを併せてご覧ください。
知恩院の住職である大津憲優さんに、お彼岸について詳しくお聞きしました。


お彼岸にやることは何?墓参りのルール・お供え花のマナーなど【知恩院僧侶監修】

お彼岸にやることは何?墓参りのルール・お供え花のマナーなど【知恩院僧侶監修】


お彼岸の意味や起源、お彼岸期間中にすべきこと、墓参りのマナー、お供え花とお供え物のおすすめなどについて、知恩院の僧侶であり、華道家でもある大津憲優さんに詳しく教えていただきました。

お彼岸の時にしてはいけないことや、おすすめのお供えなどを紹介しています。


お彼岸は一日一善!? 浄土を目指す強化週間の過ごし方【知恩院僧侶インタビュー】

お彼岸は一日一善!? 浄土を目指す強化週間の過ごし方【知恩院僧侶インタビュー】


お彼岸の意味や過ごし方、お供え花の知識などについて、知恩院の僧侶であり、華道家でもある大津憲優さんに教えていただきました。
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