花
おすすめの秋の花の種類と花言葉|誕生日に花束で秋をプレゼントしよう
夏の暑さが落ち着き、過ごしやすくなってきた秋。
そんな秋に誕生日や結婚記念日を迎える方へおすすめしたい、季節感のある秋の花をご紹介します。
目次
ダリア
豪華で華やかなダリアは、夏から秋にかけて楽しめる花です。
花色は豊富で赤・ピンク・オレンジ・黄色・白・紫・ブラウン・ブラックなどがあります。
他の花には珍しい黒や紫などの色が流通しているのも、ダリアの魅力の一つです。
お花屋さんでは一年を通じて購入することができますが、9月~10月が最盛期といわれています。
そのため、秋になるとお花屋さんでダリアの種類が増えることも多いです。
植物園などでも、9月~10月にダリアの花を多く見ることができるため、ダリアに関するフェアなどを開催しているところもあります。
ダリアは和名で、天竺牡丹(テンジクボタン)と呼ばれています。
天竺牡丹の「天竺」はインドのことを意味しており、「牡丹」はボタンの花に姿が似ていることが由来になっているのだそう。
ちなみに、ダリアの原産地はメキシコです。
しかし「インド」とついているのは、ダリアがインド経由で日本に持ち込まれたという説などがあります。
他にも遠い国から日本に運ばれてきたことを例えるために、「インド」という国名を使ったという説もあるのだそう。
ダリアと聞くと、たくさんの花びらをまとった八重咲きのイメージが強いかと思います。
しかし、ダリアはもともとシンプルな一重咲きでした。
原種は一重咲きでしたが品種改良によって、現在よく見るような多くの人を魅了する八重咲きの品種が誕生していったとされています。
おすすめの理由
- 豪華で華やかな雰囲気は、お祝いの場面にぴったり
- 一年を通じてお花屋さんで購入できるが、秋が旬の花で秋になると流通量が多くなる
- 存在感があるため、花束の主役として使うことが多い
- 品種は3万種といわれており、花色・咲き方が豊富
花言葉
全体のダリアの花言葉は「華麗」「優美」「気品」などがあります。
英語の花言葉は「dignity(威厳)」「elegance(優雅)」などです。
カラフルなダリアは、色ごとに花言葉がそれぞれ決められています。
<赤いダリア>
赤いダリアの花言葉は「栄華」「華麗」などがあります。
「栄華」とは、権力や財力によって世に時めき、栄えるということ。
「華麗」は、はなやかで美しいことを意味します。
ゴージャスな雰囲気の赤いダリアにぴったりな花言葉です。
情熱的で力強い赤いダリアが持つ花言葉に気持ちを託して、誕生日などのお祝いにプレゼントするのがおすすめです。
<白いダリア>
白いダリアの花言葉は「感謝」「豊かな愛情」などがあります。
「感謝」や「豊かな愛情」という花言葉は、プレゼントに最適です。
日々の感謝を伝える時の贈り物や、変わらない愛を伝える結婚記念日の贈り物として白いダリアはおすすめ。
ちなみに白いダリアは、その美しさと華やかさから結婚式で花嫁が持つウェディングブーケに使われることも多いのだそう。
<黄色のダリア>
黄色のダリアの花言葉は「優美」などがあります。
黄色のダリアは、部屋に一輪飾るだけで周りを明るくしてくれそう。
品種が多いダリアは、ビビットから淡い黄色まで幅広いイエローを楽しむことができます。
相手のイメージに合わせて、黄色の中でも明度や彩度を変えて贈ることができるのです。
「優美」という花言葉に気持ちを託して、彼女や妻へプレゼントするのも喜ばれるでしょう。
<ピンクのダリア>
ピンクのダリア(皇帝ダリア)の花言葉は「乙女の真心」「乙女の純潔」など。
ピンク色のダリア全体の花言葉は決まっていないようですが、ピンク色の皇帝ダリアには「乙女の真心」「乙女の純潔」などの花言葉が付いています。
存在感がありながらもかわいらしい皇帝ダリアは、ダリアの王様とも呼ばれています。
ダリアにはたくさんの品種が存在していますが、品種で花言葉がついているのは珍しいことのようです。
花言葉の由来
「華麗」「優美」「気品」などのダリアが持つ花言葉は、豪華なダリアの花姿に由来しているといわれています。
存在感がありつつ、品のあるダリアは多くの人の注目を集めます。
咲き方の種類
ダリアは花色だけでなく、咲き方もたくさんの種類があります。
ここではダリアの咲き方を一部ご紹介します。
<シングル咲き>
一重咲きのダリアで、シンプルな見た目をしています。
花びらをたくさんまとったダリアの方がイメージが強い方も多いかと思いますが、シングル咲きのダリアも美しくファンが多いです。
<ボール咲き>
花びらが花全体を覆い、ボールのような形をしている咲き方です。
ボール咲きという名前にぴったりな花姿をしています。
<フォーマルデコラ咲き>
細長い花びらが、幾層にも重なっている咲き方です。
ダリアと聞いた時に連想することが多いのが、フォーマルデコラ咲きかもしれません。
華やかな印象があります。
<インフォーマルデコラ咲き>
フォーマルデコラ咲きは花びらがまっすぐですが、インフォーマルデコラ咲きは花びらにねじれがあります。
そのため、花びらが波打っていたり反り返っていたりします。
花びらに動きがあるインフォーマルデコラ咲きは、上品で多くの人が目を止めてしまいそうです。
<ストレートカクタス咲き>
たくさんの花びら一枚一枚が、外側に反り返って咲いています。
そのため、まっすぐに伸びた細い花びらがたくさんついているように見え、花全体は花火のような雰囲気があります。
コスモス
コスモスは、お花屋さんで花束やフラワーアレンジメントとして使われる切り花としてだけでなく、公園や庭などでも見かけることのある花の1つ。
太陽の光が透けるような花びらを風で揺らす様子は、繊細で美しいです。
コスモスが咲いていると、つい足を止めてしまう方も多いのでは。
日本人にとって馴染みのあるその美しい花姿から、俳句などでもコスモスは使われることがあります。
俳句では、コスモスは秋の季語の一つです。
そんなコスモスの和名は、秋桜(あきざくら)。
秋桜という名前は花びらの形が桜の花びらに似ているということと、秋に花を咲かせることからつけられたのだそう。
コスモスの花色はピンク色が有名ですが、他にも赤、オレンジ、黄色、白、ブラウンなどがあります。
思っているよりもカラーバリエーションが豊富なため、花ギフトの色味に合わせて選ぶことはもちろん、カラフルなコスモスを束ねた花束も人気があるのだそう。
コスモスは、和風・洋風を問わず花ギフトに使われています。
柔らかな雰囲気のコスモスは、さまざまな花と相性が良いのです。
残暑が厳しい時期には、コスモスの花で爽やかさを表現することも多いといわれています。
おすすめの理由
- 秋桜と書くほど、秋を代表する花の一つ
- 細い茎が風にそよぎ、優しく揺れる花姿はとても繊細
- 秋の時期にしか流通しないため、限定感がある
- お花屋さんだけでなく、公園などでも見かけるため親しみがある
花言葉
コスモスの花言葉は「調和」「謙虚」「乙女の真心」「乙女の純潔」などです。
コスモスが持つ花言葉は、秋の風に揺れる様子を連想するような優しいものばかり。
怖い花言葉やマイナスイメージの花言葉がないため、コスモスはプレゼントにもぴったりです。
英語の花言葉は、「harmony(調和)」「modesty(謙虚)」「Maiden’s sincerity(乙女の真心)」「grace(優美)」「chastity(純潔)」など。
コスモスの英語の花言葉は、日本語の花言葉と重なるものもあるようです。
先に紹介したダリアと同じく、コスモスも花色ごとに花言葉が付けられています。
<ピンクのコスモス>
ピンクのコスモスの花言葉は「乙女の純潔」などです。
「乙女の純潔」は、キュートなピンクのコスモスにぴったりな花言葉。
ピンクはコスモスの代表的な色であり、繊細でかわいらしい雰囲気の花ギフトに仕上げることができるでしょう。
他の花と組み合わせて飾るだけではなく、ピンクのコスモス1輪を花瓶に飾るのも優しげな雰囲気になるためおすすめです。
<赤いコスモス>
赤いコスモスの花言葉は「乙女の愛情」「情熱」「乙女の調和」など。
愛情や情熱などは、赤いコスモスの色合いが由来になっているようです。
花をプレゼントするのは、男性から女性のイメージが強いという方も多いかと思います。
しかし「乙女の愛情」という花言葉に意味を込めて、赤いコスモスを女性から男性へプレゼントするのもおすすめです。
彼女から彼氏へ、また妻から夫へ赤いコスモスをプレゼントしてみるのはいかがでしょうか。
<白いコスモス>
白いコスモスの花言葉は「優美」「純潔」「美麗」などがあります。
飾るだけで周りを明るくしてくれる白いコスモスは、ポジティブな花言葉を持っています。
他の色合いの花とも組み合わせやすいため、花ギフトに加えて秋らしさを演出したり、花束全体をより明るくすることもできそうです。
ちなみに白いコスモスはその花色と素敵な花言葉から、結婚式の装飾などで使われることもあるのだそう。
秋に結婚式を挙げようという方は、白いコスモスもチェックしてみてください。
<ブラウンのコスモス>
ブラウンのコスモスにはチョコレートコスモスという、名前の通りチョコレートに似た色をしたコスモスがあります。
チョコレートコスモスは「恋の思い出」「移り変わらぬ気持ち」「恋の終わり」などの花言葉を持っています。
チョコレートコスモスは、そのシックな色合いから男性へのプレゼントに選ばれたり、ハロウィンのデザインに使われたりすることが多いです。
切り花の中では少ないブラウンの色の花は、さまざまな場面で活用されています。
名前の由来
コスモスの名前は「秩序」「飾り」「美しい」などを意味するギリシャ語の「Kosmos」または「Cosmos」が由来になっているといわれています。
コスモスの花びらが、きれいに並んでいる様子からつけられたのだそう。
ちなみに宇宙を「コスモス(Cosmos)」と呼ぶのは、星が美しく秩序正しく並んでいることが由来とされています。
大きな宇宙と、花のコスモスが同じ由来なのは驚きですね。
ケイトウ
お花屋さんで見るだけでなく、花壇などでも見かけることの多いケイトウ。
花色は赤・ピンク・オレンジ・黄色・紫・グリーンなど、温かな色合いが多いです。
他の花にはない個性的な花姿をしているため、ケイトウという名前を知らなかったとしても、見たことがあるという方は多いのではないでしょうか。
モコモコとしたインパクトのある特徴的な花姿から、ケイトウは花束やフラワーアレンジメントのアクセントとして使われることも多いです。
花の形はサンゴのような形と言われる球形や、ろうそくの炎のような形をした槍形など、さまざまなものがあります。
同じケイトウでも花色だけでなく、花姿にもバリエーションがあり、花ギフトに合わせてぴったりなケイトウを選ぶことができます。
ケイトウの独特な花姿から、怪しくも美しいハロウィンのデザインに使われることも多いのだそう。
少し黒が混ざったようなダークな色合いのケイトウも流通しているため、花色も特徴的な花姿もハロウィンにはぴったりなのです。
ちなみに、花は基本的に裏表があることが多いです。
例えば、ガーベラの花は花がきれいに見える面があれば、裏側もあります。
そのためフラワーアレンジメントなどで活用する時は、花がきれいに見える向きに注意しながら生ける必要があるのです。
しかし、ケイトウの花には裏表がほとんどありません。
どこから見ても美しい花色を楽しむことができるため、テーブルの中心などに飾るオールラウンドスタイルの花ギフトで活用されることも多いのだそう。
おすすめの理由
- ベロアに似た、暖かそうな質感が秋にぴったり
- 暖色系が多く、秋色のデザインにまとめられる
- 出回り時期が限られていて、限定感がある
- どこから見てもきれいで裏表がないため、テーブルアレンジにも向いている
花言葉
ケイトウの花言葉は「個性」「おしゃれ」「風変わり」「気取り屋」などがあります。
「おしゃれ」という花言葉は、いつも素敵なファッションをしている方へプレゼントするのはもちろんのこと、デザイン系の学校に通っている方への贈り物としても喜ばれそうです。
花言葉の由来
「個性」「おしゃれ」「気取り屋」などの花言葉は、ケイトウの他の花にはない独特な花姿から付けられたのだそう。
また、赤いケイトウが雄鶏のトサカに見えたことが由来しているという考えもあります。
ワレモコウ(吾亦紅)
儚げで、情緒的な雰囲気があるワレモコウ(吾亦紅)。
他の花とは姿が異なり、赤い実のように見えることも。
珍しい姿をしているため、花束やフラワーアレンジメントに少し加えるだけでワンポイントになります。
夏の終わり頃から秋にかけて咲く花であるワレモコウは、派手な花姿で人々の注目を集めることはないかもしれません。
しかし、ワレモコウがわき役として加わることで、花ギフト全体の秋らしさを一気に表現することができます。
花束やフラワーアレンジメントでメインになることは少ないですが、ワレモコウは秋らしさを感じられる名わき役の1つなのです。
ワレモコウはかわいらしくなりすぎず、落ち着いた雰囲気を演出できるため、目上の方へのプレゼントや男性への贈り物にも選ばれることが多いのだそう。
秋の退職祝いや表彰式などで男性へのプレゼントを探している方は、ワレモコウを使った花束も候補に入れてみてください。
ちなみに、ワレモコウ(吾亦紅)はドライフラワーに向いている花としても知られています。
花の色が濃く、ドライフラワーにしても鮮やかな色が残りやすいからです。
また水分量も他の花に比べて少ないため、植物全体の水分が早く抜け、きれいなドライフラワーを作りやすいといわれています。
そのため花瓶に飾るだけではなく、ワレモコウはクラフトなどで活用されることもあるようです。
おすすめの理由
- 日本の秋を代表するような存在
- 派手ではないが、秋らしさを演出できる
- 他の花とは姿が異なり、花ギフトのアクセントになる
- 和風・洋風デザイン問わず活用されている
花言葉
ワレモコウ(吾亦紅)の花言葉は「感謝」「愛慕」「変化」「物思い」「移ろい行く日々」などがあります。
ワレモコウの「感謝」という花言葉に気持ちを込めて、両親へプレゼントするのもおすすめです。
あらためて「ありがとう」と伝えるのが恥ずかしいという方は、花言葉で気持ちを届けてみてはいかがでしょうか。
また秋にある敬老の日のプレゼントとして、ワレモコウを選ぶのは花言葉からも、季節感からもぴったりです。
名前の由来
ワレモコウ(吾亦紅)という名前の由来には、さまざまな説があります。
その一つには、我もこうありたいという思いを込めて名付けられたという説もあるのだそう。
また神様が赤い花を集めていた時に、「吾も亦紅なり」とワレモコウが言ったことから名前になったという考えもあります。
リンドウ
秋の訪れを伝える花として、古くから日本で親しまれているリンドウ。
凛とした美しさを感じることができるリンドウは、一つの茎からいくつもの花を咲かせます。
一つひとつの花は派手ではありませんが複数の花を咲かせるため、花束やフラワーアレンジメントに加えると落ち着いた雰囲気でありながら存在感を演出できるのです。
リンドウは誕生日の贈り物に選ばれることも多いですが、秋にある敬老の日のプレゼントで特に人気の高い花でもあります。
敬老の日の贈り物に選ばれている理由は、リンドウの紫色が高貴な色とされているためです。
人生の先輩であるおじいちゃんとおばあちゃんへ尊敬の気持ちを込めて、紫色のリンドウを贈ることが多いのだそう。
またリンドウの根が漢方の生薬として使われていることにちなみ、「病気に打ち勝つ」という意味から「勝利」という花言葉がつけられています。
リンドウを使った花ギフトをプレゼントすることで、リンドウの健康面での良さから「いつまでも元気でいられますように」という願いを込めることもできるのです。
ちなみにリンドウには、パッと開花するササリンドウ系と、つぼんだ花姿を楽しむエゾリンドウ系の2種類があります。
雰囲気に違いはありますが、どちらも茎が硬くしっかりしているため、他の花に比べて花もちが良いといわれています。
長く秋らしい雰囲気の花を楽しみたいという方は、リンドウが特におすすめです。
おすすめの理由
- 秋の花として、華道などでも活躍している
- 昔から日本で親しまれており、和風のデザインにも適している
- 切り花の中では少ない、ブルー系の落ち着いた色味も多い
- 比較的花もちが良いため、長く美しい姿を観賞できる
花言葉
リンドウの花言葉は「勝利」「正義感」「誠実」「悲しんでいるあなたを愛する」などがあります。
比較的ポジティブなものが多いリンドウの花言葉ですが、「悲しんでいるあなたを愛する」という花言葉があることにちなみ、お祝いだけでなくお供えの花として活用されることもあります。
花言葉の由来
リンドウの「勝利」という花言葉は先にご紹介した通り、リンドウの根が薬や漢方薬として使われていることに由来しています。
リンドウの根を使った漢方で「病気に打ち勝つ」ということから、勝利と名付けられたのだそう。
お祝いの場面で選ばれることも多いリンドウですが、「勝利」という花言葉に気持ちを託して、お見舞いなどにもおすすめです。
また「悲しんでいるあなたを愛す」という花言葉の由来は諸説あります。
一説には、リンドウの花の咲き方からつけられたという考えがあるのだそう。
リンドウは群生せずに一つの株が独立して、一つ一つ異なるところに花を咲かせます。
その姿が悲しみに寄り添うように見えたということから、名付けられたといわれています。
他にはリンドウの青い色合いが、悲しんでいる人の心に寄り添うように見えたという説も。
優しく包み込んでくれるような花言葉から、秋のお彼岸や四十九日法要などに贈るお供えの花としても活用されています。
「お供えで使う花を、誕生日などのお祝いで贈ってもいいの?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、それは全く問題ありません。
カーネーションやユリ、トルコキキョウなどお祝いで人気のある花の種類も、葬儀などのお供えでよく活用されています。
失礼になることや、マナー違反になることはないので、ご安心ください。
もっと秋の花を知りたい方は、こちらも併せてご覧ください。
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秋の花束・ブーケに使う花といえば?秋に咲くおすすめの花を写真付きで紹介 自宅に花を飾って季節感を演出したい方にもぴったりな花の種類を紹介します。 |
花束をさらに秋らしくするコツ
ここからは、花束をさらに秋らしくするコツをご紹介します。
花束やフラワーアレンジメントで、秋を感じてもらいたいと思う方はぜひ参考にしてください。
秋の花を使う
秋に旬を迎える花を使うことで、秋らしさを演出することができます。
今回ご紹介した秋を代表するダリアやコスモス、ケイトウ、ワレモコウ、リンドウなどを花束やフラワーアレンジメントに加えてみてください。
メインの花はプレゼントする相手が好きな花にして、脇役として秋に旬を迎える花を加えるだけでも、花ギフト全体が秋らしい雰囲気になります。
オレンジ・黄色など秋色の花でまとめる
秋を感じるような色合いで、花束やフラワーアレンジメントをまとめるのもおすすめ。
オレンジ・黄色・赤など、紅葉や柿など旬の果物を連想させるような色合いの花を使うことで、秋らしい雰囲気を表現することができます。
ビビットな色合いではなく、彩度を落とした落ち着いた大人な雰囲気の色を選ぶことで、深みのある秋をデザインすることもできそうです。
ラッピングを落ち着いた色にする
花束やフラワーアレンジメントなどの花ギフトで秋を表現するためには、花だけではなくラッピングにもこだわるのが良いでしょう。
ラッピングを秋らしい色合いであるオレンジやブラウンにするのはもちろん、ネイビーなど切り花では少ない落ち着いた色合いにすることで、秋らしさを表現することができそうです。
「ネイビーや紺、ブラウンなど暗い色合いは華やかな花と似合わないのでは?」と、思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、あえて落ち着いた色合いのラッピングにすることで、より花の鮮やかさや、花が持つ本来の美しさを表現することもできます。
ラッピングが花の引き立て役になりつつ、秋の雰囲気を演出することもできそうです。
実もの・枝ものを加える
「実りの秋」ということで、花だけではなく実を楽しむ実ものや、枝や葉を観賞する枝ものなどを花ギフトに加えるのもおすすめです。
ポピュラーな実ものでいうと、赤・緑などの色の実を楽しめるヒペリカムや、童話に出てきそうな姫リンゴ、ハロウィンの時によくみかけるおもちゃカボチャなどがあります。
秋らしく珍しい実ものには、キツネのような形をしたフォックスフェイスなども。
一方で枝ものといわれるものには、紅葉したドウダンツツジ、赤紫色の葉が特徴的なベニスモモなどが楽しめるでしょう。
つるっとした実が入っていたり、紅葉がきれいな枝ものが加わったりすることで、花だけでは表現できない秋の雰囲気を演出することができます。
温かそうな質感の花を加える
ニットのような質感のケイトウや、モコモコとしたコットンなど、温かそうな質感の花を加えることで秋を表現することもできるでしょう。
また細かい毛が生えており銀色のように見えるシロタエギクや、まるで煙のように見えるスモークグラス、公園などでも見かけることのあるススキなどの葉ものもおすすめ。
つい触りたくなるような葉ものを入れることで、温かな質感をプラスすることもできます。
花束で秋をプレゼントしよう
今回は秋らしさを表現できる花束やフラワーアレンジメントに使われる、切り花の種類についてご紹介しました。
また、花ギフトを秋らしくするポイント・コツも掲載しています。
季節感のある贈り物をプレゼントしたいと思っている方は、ぜひ参考にしてください。
ちなみに花キューピットでは、秋らしさが感じられる花ギフトを種類豊富にご用意しています。
気になった方は、サイトをチェックしてみてください。