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プリンセチア&シクラメンの育て方
~クリスマスを彩る花~

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今回は、冬を彩るプリンセチアとシクラメンの特徴や、育て方をご紹介します。
今年のクリスマスは、季節の花で彩ってみませんか?
「クリスマスにぴったりな花を育てたい」という方や「クリスマスプレゼントに花を贈りたい」と思っている方は参考にしてみてください。

プリンセチアってどんな花?

まずは、「プリンセチアがどんな花なのか」についてご紹介します。

● プリンセチアとポインセチアの違い

プリンセチア|クリスマスの花 フラワーギフト通販なら花キューピット

「ポインセチアは聞いたことがあるけれど、プリンセチアは知らない。」という方もいらっしゃるかもしれません。
プリンセチアとは、ポインセチアを改良してできた新しい品種の花です。
ポインセチアとの違いは、大きく分けて2つです。

1つ目は色
ポインセチアは、赤色が有名です。
みなさんもポインセチアをイメージすると、濃い赤色や深みのある赤色をイメージされる方が多いと思います。
一方、プリンセチアはホワイトやピンク、明るい色をしています。
そのためプリンセチアは、かわいらしく明るい印象を持たれる方が多いと思いますよ。

2つ目は、丈夫さです。
ポインセチアを改良したプリンセチアは、より丈夫な植物になっています。
そのため、ポインセチアよりも育てやすいかもしれませんね。

● プリンセチアの名前の由来

名前の由来は、プリンセスのような華やかな印象と、ポインセチアを組み合わせて付けられたそうです。
言われてみれば、お姫様のような雰囲気がありますよね。
その華やかさから、プレゼントとしても人気のある花の種類なんですよ。

● 花はどの部分?

プリンセチア|クリスマスの花 フラワーギフト通販なら花キューピット

プリンセチアの花は、どの部分だと思いますか?
実は、花びらのように見える部分は「苞(ほう)」というものなのです。
苞は花びらを支える「ガク」に当たる部分になります。
「じゃあ、花はどこなの?」と思いますよね。
プリンセチアの花は、中心にある黄色い部分になります。
大きくパッと開いている花が並んでいるプリンセチアですが、実際の花は中心部分だけだなんて、驚きですよね。

ただ、花は黄色の部分ですが、観賞する時にメインになるのは、ピンク色などに色づいた苞ですよね。
そのためプリンセチアは、苞がきれいな色になるように育てられると、良いかもしれませんね。

● 花言葉

プリンセチアの花言葉は「思いやり」などがあります。
恋人や家族、目上の方へのクリスマスのプレゼントに、ぴったりな花言葉ですよね。
プリンセチアは、大切な方のかけがえのない幸せを願って色づくとされています。

プリンセチアの育て方

プリンセチアの鉢植え|クリスマスの花 フラワーギフト通販なら花キューピット

ここからは、プリンセチアの育て方についてご紹介します。
これから育てるという方も、自宅にプリンセチアを飾っているという方もチェックしてみてください。

● 水やり

水やりは、季節・気温に合わせて頻度を調節すると、長くきれいな姿を見せてくれます。
また水やりの際、葉に水をかけてしまうと病気や枯れる原因になるので、根本(植わっている部分)に水をあげるようにすることがおすすめです。

プリンセチアの水やり頻度は、土が乾いたらあげるようにしましょう。
そして鉢植えの底に開いている穴から、水が流れ出すくらいしっかりとあげてください
穴から流れ出てこない量の水だと、土の表面しか濡れていないので、十分に水分を行き渡らせることができていないのです。

実はこの土が乾いたらあげることと、鉢植えの底にある穴から水が出てくるまであげることは多くの植物にもあてはまるものなのです。
なぜなら、植物の根は、水を吸い上げるだけではなく、呼吸もしています
乾燥しないうちに水をあげると、土がずっと濡れている状態になり、呼吸ができなくなってしまいます。
そのため、ずっと濡れていればいいというものでもないのです。
また「たっぷり水をああげる」については、鉢底から水が出てくるまで水をたっぷりあげることで、水と一緒に新鮮な酸素を送り込むことができるのです。
水やりの際はあげる水の量
も、気にしてみてくださいね。

■ 冬(気温が涼しくなってきた時期)

冬に水やりを行う時は、頻繁にする必要はありません。
特に10度を下回るようになったら、土が乾いていることを確認してから3日~4日後に水をあげる程度で大丈夫です。
そのため、クリスマスシーズンになったら、水やりの頻度を控えるようにしたいですね。
ちなみに水やりをする時は、午前中の間にすると良いと思いますよ。
なるべく暖かい時間に水をあげるようにしてくださいね。

■ 夏(気温が暖かくなってきた時期)

夏場など、気温が高くなった時の水やり方法もお伝えします。
プリンセチアは気温が暖かくなってからも、毎日水やりをしなくてはいけないというわけではありません。
土の様子をみて、乾燥していたら水をあげるようにしましょう。

● 日当たり

プリンセチアは、太陽の光が好きな花です。
日当たりが悪いと、葉が枯れてしまう原因になってしまうこともあります。
そのため、プリンセチアを飾っている所があまり日が当たらないという時は、日中の間は日の当たるところへ移動させてあげると良いかもしれません。

● 飾る場所

プリンセチアは、気温が低い所が苦手です。
冬など気温が低くなる時は、室内で飾ってあげることがおすすめです。
また、プリンセチアは雨も得意ではありません
屋外でプリンセチアを育てたいという方は、雨水に当たらない所が良いと思います。
屋根がある所に飾ってあげてくださいね。

そして、室内で飾る場合は、暖房など空調の風が直接当たらないようなところに、置いてあげる方が良いとされています。
プリンセチアが、乾燥しすぎないように注意してください。

● 温度・気温

プリンセチアは5度まで耐えることができると言われていますが、10度を下回る場合は室内に入れるなど、対策をした方が良さそうです。

● 肥料

プリンセチア|クリスマスの花 フラワーギフト通販なら花キューピット

クリスマスを彩る花としても、有名なプリンセチア。
そんなプリンセチアは、冬にきれいな花を楽しませてくれます。
そのため「寒い中、頑張って咲いているから」と思い、冬場に肥料をあげてしまいたくなる方も多いと思います。
しかし、冬場に肥料をあげると根腐れの原因になることがあるので、冬は肥料をあげないようにしましょう
また、植え替えを行った時も、2週間くらいは肥料をあげないことが良いとされています。

では、肥料をあげるタイミングはいつなのでしょうか。
それは、具体的に5月~9月です。
この時期はプリンセチアの生育時期に当たります。
肥料を与えることで、根が強くなったり、葉の色が良くなったりします。
長くプリンセチアを育てたいと思っている方は、ぜひ肥料をあげてみてくださいね。
ちなみに、この時あげるのは液体肥料が良いとされています。
プリンセチアの状態を見て、必要な時は1週間に1回程度あげると良いようですよ。

シクラメンってどんな花?

つづいて、シクラメンについてもご紹介します。
冬を代表する花の1つであるシクラメン。
華やかな見た目と鮮やかな色合いは、クリスマスプレゼントに人気です。

● シクラメンの花色

シクラメン|クリスマスの花 フラワーギフト通販なら花キューピット

シクラメンは赤色・ピンク色・ホワイト・イエロー・紫など様々な花色があります。
花びらの縁の部分だけ、色が異なる種類もあります。
特に、赤やピンクはクリスマスシーズンになると、飾られていることが多いかもしれません。

● 花言葉

花言葉は「恥じらい・遠慮・はにかみ」などがあります。
この控えめな花言葉は、シクラメンの花が雨から花粉が濡れないように守るため、下向きに咲く様子から付けられたと言われています。
西洋(英語)でも花言葉は「timid hope(遠慮がちな期待・shyness(内気)」など。
花言葉はその国の歴史や文化、宗教から決められることもあります。
そのため国によって同じ花でも、持っている花言葉が異なることもあるのですが、シクラメンは日本と同じように西洋でも花姿のイメージで付けられたのかもしれませんね。

西洋(英語)でも花言葉は「timid hope(遠慮がちな期待・shyness(内気)」など。
花言葉はその国の歴史や文化、宗教から決められることもあります。
そのため国によって同じ花でも、持っている花言葉が異なることもあるのですが、シクラメンは日本と同じように西洋でも花姿のイメージで付けられたのかもしれませんね。

ちなみに色ごとに見ると、ピンクのシクラメンは「憧れ・内気」などがあり、ホワイトは「純潔」などがあります。

● シクラメンの休眠時とは

シクラメンの原産地は、北アフリカや中近東、地中海沿岸など、乾燥した地域です。
そのため、シクラメンは雨季に花を咲かせ、乾季に休眠するという性質を持っているのです。
6月から7月ごろになると、シクラメンは休眠に入り、見えている部分は枯れた状態になるのです。
徐々に花が全く無くなった後、緑だった葉が枯れてきて黄色く色が変わって行くのです。
水やりについて・肥料についてでも掲載していますが、休眠中は水・肥料をあげません。
休眠中は「かわいそうだから」と、水やりや肥料を与えたくなりますが、そこはぐっと我慢して、カビが生えないように涼しい日陰で管理するようにしてあげてくださいね。

シクラメンの育て方

ここではシクラメンの育て方をまとめています。

● 水やり

シクラメン|クリスマスの花 フラワーギフト通販なら花キューピット

水やりをする際は球根の部分に、水がかからないようにしてあげてください
実は、球根部分は湿気に弱いのです。
そのため、水やりの際に球根に水がかかり続けていると、痛んでしまう原因になってしまうことも…。
そして、花や葉に水が付いてしまうのも、できるだけ避けた方が良いです。
水やりの際は手で葉や花を避けることがおすすめです。
少し手間かもしれませんが、長くシクラメンを楽しみたいという方は、意識してあげてくださいね。

■ 冬(気温が涼しくなってきた時期)

シクラメンはお水が好きなので、水切れを起こさないように注意してくださいね。
土が乾いたら水をあげるようにしましょう。

ちなみにシクラメンは、鉢の下の方に穴が開いていて、鉢植えの下には受け皿も付いているものに植わっているということが多いです。
シクラメンを購入する際や、プレゼントでもらった際は鉢にも注目して見てください。
この鉢の名前は「底面給水鉢」です。
この底面給水鉢は、受け皿に水を入れると、鉢から伸びているスポンジやひもなどを伝って、シクラメンが水を吸い上げることができるという物なのです。
鉢に開いている穴から、受け皿に水を入れることができますよ。
受け皿に水をしっかりためておけば、特に鉢の上から水をあげる必要はないですが、肥料をいきわたらせたい時などは、底面給水鉢を利用していても鉢の上から水をあげると良いと思いますよ。

■ 夏(気温が暖かくなってきた時期)

シクラメンを夏の間に休眠させるかどうかで、水やりは変わってきます。
休眠させる場合は、水を一切与えないようにします
休眠の準備は、新しい花芽が出なくなってきた時から始めることがおすすめです。
少しずつ、水やりの頻度を減らしていって、葉が黄色になったら水やりを全くしないようにしましょう。

休眠させない場合は、水やりの頻度を少なくします。
ただ、休眠させない(非休眠法)は上級者向けなので、夏は休眠させることがおすすめです。

● 飾る場所

シクラメン|クリスマスの花 フラワーギフト通販なら花キューピット

シクラメンは日光を好みますが、強ければいいというわけではありません。
強すぎない日の光が好きなのです。
太陽の光が強い時は、カーテン越しに当ててあげるようにすると良いかもしれません。
暑さも寒さも得意ではないので、初心者の方は室内で育ててあげる方が良いと思います。

■ 冬

日が出ている間は、窓際に置いてなるべく太陽の光に当ててあげるようにしてあげてください。
夜になったら、寒さから守るために窓から少し離してあげるとより良いと思いますよ。

■ 春と秋

カーテン越しに光を当ててあげられるような場所に置いてあげてください。

■ 夏

夏から秋の初めは、休眠している場合、涼しい所に置いてあげます。
この時は日陰がおすすめです。

● 肥料

シクラメンに肥料をあげるタイミングに分けてご紹介します。

■ 育成期

シクラメンは肥料を切らさないようにすると、長く楽しむことができます。
特に9月~5月ごろまでは生育期のため、追肥してあげると良いですよ。
固形になっている肥料をあげて、シクラメンの様子に合わせて液体の肥料をあげても良いかもしれません。

■ 花が咲き終わった後

来年も咲いて欲しいと思うなら、球根にエネルギーを貯められるように、肥料を与えることがおすすめです。
しかし、休眠中は水やりしないのと同じように、肥料も与えないようにしてくださいね。

■ 植え替えを行った際や、地植えをした際

植え替えをしたり、地植えをしたら、肥料をあげるようにしましょう。
肥料は、緩効性がおすすめです。
緩効性とは、ゆっくりと効果が出るタイプのもののことです。
即効性の肥料は、効果が強すぎてシクラメンの根を痛めてしまう原因になることもあります。
元気になって欲しいとあげた肥料で、株を弱らせるのは悲しいですよね。
そのため肥料を購入する際は、「どんなふうに効果が出るか」もチェックしてから、決めてみてください。
何を選んだらいいか分からない時は、お花屋さんに聞いても良いかもしれません。
そのお花屋さんで使っている肥料を、教えてくれるかもしれないですよね。

クリスマスプレゼントに鉢植えの花を

シクラメンの鉢植え|クリスマスの花 フラワーギフト通販なら花キューピット

今回はプリンセチアや、シクラメンの育て方をご紹介しました。
まだクリスマスプレゼントが決まっていないという方は、プリンセチアやシクラメンなど冬を彩る花を贈ってみてはいかがですか?
クリスマスの贈り物は切り花も素敵ですが、花を育てる楽しさを感じることができる鉢植えも人気なんですよ。
特に目上の方やガーデニングが好きという方へのギフトにおすすめです。

プリンセチアやシクラメンを自宅に飾れば、クリスマスらしさを演出しつつ周りを彩ってくれるはず。
鉢植えの花は、クリスマス当日だけではなく、上手に育てれば来年も楽しむことができることも、嬉しいポイントの1つですよね。
長く楽しめる贈り物を贈りませんか?

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