母の日は、いつも頑張っているお母さんに「ありがとう」の気持ちを伝える日。
しかし、なかには「何もいらない」というお母さんもいるかもしれません。
そういうお母さんの本音は、本当に何もいらないのでしょうか。
それとも、言葉とは別の本音があるのでしょうか。
また、そういわれた場合はどう対応するのが正解なのでしょうか。
目次
■自分の将来のために使ってほしいという親心

母の日ギフトに選ぶ品は、人によってさまざまです。
定番であり人気のお花を選ぶ方もいれば、お母さんの好みに合わせたジュエリーやコスメアイテムを選ぶ方もいます。
また、甘いもの好きなお母さんに高級スイーツを選ぶという方もいます。
どの品を選ぶにしろ、ある程度のお金を使うことになります。
そのため、お母さんのなかには「自分自身のため、または子どものためにお金を使ってほしい」「毎年ギフトにお金を使うのがもったいないと感じる」などの理由から、母の日ギフトを断る方もいるのです。
特に子どもがいる方の場合、子育てにはお金がかかると知っているからこそ、「何もいらない」といってくる可能性があります。
この場合、お母さんを心配させないように金銭的負担の少ないギフトを選んで贈るのがおすすめです。
「迷惑に感じていないなら」と奮発して高い品を購入することで、かえって気を遣わせてしまう恐れがあります。
せっかくの母の日ギフトを心から喜んでもらうためにも、適度にリーズナブルな品を選ぶようにしましょう。
おすすめのギフトには、例えばお花があげられます。
お花というと豪華な花束をイメージする方もいるかもしれませんが、実はお花1本だけを包んだギフトも、数本~数十本で作る華やかな花束と同じくらい人気があるのです。
「母への愛」という花言葉を持つ赤いカーネーション1本をきれいにラッピングして、自分の気持ちを文字にしたメッセージカードと一緒に渡せば、素敵な母の日ギフトになります。
その心遣いに、お母さんも心から喜んでくれるのではないでしょうか。
■お金を使わないプレゼントにしてみる

上述したもの以外に考えられる本音として、「母の日のようなイベントに興味がない」「人からギフトをもらうことに慣れていない」などがあげられます。
このタイプの方の場合も、母の日ギフトを贈ることでかえって気を遣わせる恐れがあるため注意が必要です。
母の日のプレゼントといっても、ギフトを贈ることだけがすべてではありません。
普段のメニューより少し豪華な手料理を振る舞ったり、一緒にドライブや買物に出かけたりするなど、お金のかからないプレゼントを考えてみてはいかがでしょうか。
また、子どもがいて、実家から離れて暮らしている方の場合は、子どもを連れて顔を見せに行ったり、子どもと一緒に書いたメッセージカードをプレゼントしたりというのもおすすめです。
ただ、人によっては「以前にもらったギフトが好みではなかった」という理由で、母の日ギフトを断る場合もあります。
この場合は、母の日が近くなったタイミングで改めて「プレゼントしたいけど、何がほしい?」と確認しておくことが大切です。
特にほしいものがないといわれれば、手料理を振る舞ったり、お母さんの行きたがっていた場所に連れて行ったりするなど、思い出をプレゼントしてみるとよいかもしれません。
また、親子2人でランチやディナーを食べに行くのもおすすめです。
2人きりで話してみることで、お母さんの本音を引き出せることもあります。
■母の日に感謝を伝えるアイディア

無理にお金をかけなくても、母の日ギフトはアイディア次第でグッと素敵なものになります。
以下では、それらのアイディアをいくつかご紹介します。
●キッチンの掃除をする
キッチンは、お母さんが毎日使う場所。
だからこそ、汚れやすくモノが散らかりやすい場所でもあります。
母の日には、そんなキッチンをピカピカにしましょう。
油汚れがひどい部分や埃がたまっている部分などを見つけて、念入りに掃除をしていくことが大切です。
特にシンクやオーブン、グリルなどは、普段なかなか掃除する機会がなく汚れやすいもの。
重曹水やお酢など、各種のお役立ちグッズを活用しながらピカピカにキッチンを掃除していきましょう。
●手料理を作って振る舞う
いつもおいしい料理を振る舞ってくれるお母さんのために、手料理を振る舞うのもひとつの方法です。
お母さんの好物を作るもよし、簡単でおいしいパーティー料理を作って食卓を華やかに演出してもよし。
「どの料理が一番喜んでくれそうか」ということを考えながら、お料理にチャレンジしていきましょう。
パーティー料理であれば、一口サイズのトマトやチーズ、バケットなどを可愛く串刺しにした“ピンチョス”や、一口サイズのピザなどといったフィンガーフードがおすすめです。
手軽につまめて、母の日のパーティーを華やかに演出することができます。
テーブルにお花を飾るなどすれば、パーティー気分も盛り上がってお母さんに喜んでもらえること間違いなしです。
●思い切って家事をすべて引き受ける
炊事洗濯に掃除など、お母さんはいつも忙しいもの。
学校や会社にお休みはあっても、母親業にお休みはありません。
そこで母の日には、お母さんの代わりにすべての家事を担当してみてはいかがでしょうか。
上述したキッチンの掃除や手料理を振る舞うことにプラスして、寝室の掃除や洗濯、ゴミ出しなどの家事をこなしていきます。
普段から忙しいお母さんを家事から解放して、自分の時間をゆっくり楽しんでもらえるようにしましょう。
■“手紙”で感謝の気持ちを伝えてみよう

「お花と一緒に、形に残るものを贈りたい」という方には手紙を書くのがおすすめです。
普段なかなか書く機会がない手紙。
母の日だからこそ、普段伝えられない感謝の気持ちを綴ってみてください。
「書き出しに迷ってしまう」という方は、無理せずに定番の文例から書いていくとよいでしょう。
「いつも美味しいご飯を作ってくれてありがとう。これからも元気でいてね」
「母の日おめでとう。せっかくなので、お花とケーキをギフトに贈ります」
といったシンプルな文章でも大丈夫。心を込めた手書きの手紙であれば、お母さんを笑顔にできるはずです。
手紙を渡す際は、封筒にもちょっとしたアレンジを加えてみましょう。
例えば、シンプルな茶封筒をレース風シールで飾り付けたり、カラフルなマスキングテープなどでデコレーションしてみたりと、手作り感を演出する方法があります。
シンプルな手紙でも、より心がこもったギフトに仕上がります。
■大切なのは気持ちと工夫
母の日のギフトで大切なのは「いかにお金をかけるか」ということではなく、「どうすればお母さんに喜んでもらえるか」という気持ちです。
また、人により考え方はさまざまなので、お母さんに母の日ギフトを断られた場合は、その本音を探ってみることが重要です。
お母さんが笑顔になれるような母の日ギフトを贈るために、普段からの会話を大切にしましょう。
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