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  3. 母に花を贈る父、そんな両親を見て育った私。

母に花を贈る父、そんな両親を見て育った私。

私は特別な日には、花束が飾られている家で育った。
花束は、私にとって、愛情表現の象徴。

両親の結婚記念日。
その日の昼間は、母は必ず家にいる。
父から届けられる花を待っているからだ。

大きな花束に、小さなメッセージカード。
私が見たら背中が痒くなるような、父から母へのラブレターが添えられている。

毎年毎年、父は母に花を届け続けている。
何年一緒にいても、直接花を渡すのはなんだか恥ずかしいようで、
必ず父は花キューピットを使って母に愛を伝え続けている。

同じ家に住んでいるのにわざわざ花キューピットを使うなんて、不思議な話ではあるがロマンチストで恥ずかしがり屋な、父らしい方法だ。

母は母で、「こんなポエム添えちゃって…」なんて。あきれたような顔でつぶやきながらも、贈られるメッセージカードは、しっかり冷蔵庫に貼ってある。

花はやがて枯れても、冷蔵庫に貼られたメッセージカードは毎年増えていく。

そんな両親を見て、「ちょっと恥ずかしいな」なんて思いながら育った私。
大人になり、結婚した相手が「びぼちゃん」。
なんと彼も、記念日ごとに私に花束を贈ってくれる。

最初のホワイトデーは、折り畳み傘に白い花束。
ちいさく揺れるかすみ草がとっても可愛かったことを覚えている。

思春期の頃には「父のような人とは結婚したくない」なんて思っていた私ですが、
どうやら無意識のうちに、父のような相手を選んでしまっていた。

誕生日、結婚記念日、お祝い事…

幸せな瞬間にいつも花がある家で育った息子も、
いつか誰かに花を贈るのだろうか?

「お花のあるホワイトデーっていいものだな」

と息子が思ってくれたら嬉しいな。

まぼ

著者:まぼ 
@yoitan_diary

色白で眉毛が薄いのが特徴の男の子「よいたん」と、メガネ大好き(伊達メガネ)なパパ「びぼ」、2021年に誕生したニューメンバー・しおさん(女の子)の4人家族のママ。ママ×会社員×イラストレーターの3足のわらじで日々奮闘中。明るく、楽しく、育児にまつわる不思議や驚きを漫画にしている。

編:小嶋らんだ悠香

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