喪中はがき

喪中見舞いを贈る時~マナー・相場・時期~


喪中はがき

11月も後半ですね。
この時期になると、喪中はがきを受け取ったという方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、今回は喪中見舞いについてのマナーと、意味などをご紹介します。
喪中見舞いの相場やいつ贈ればいいのか、何を贈ればいいのかなどを掲載しています。

◆喪中見舞いとは


菊

そもそも喪中見舞いとは「どういうものなのか」からご紹介しようと思います。
喪中の方は年賀状を贈ることを控えるため、11月から12月上旬くらいまでに、喪中はがきを出します。
受け取ったという方も、いらっしゃるかもしれませんね。

喪中見舞いとは、喪中はがきを送って頂いた方に、お悔やみの気持ちを伝えるため、お手紙やお花などの品物を贈ることです。
今年は感染症の影響もあり、葬儀に友人・知人を呼ぶことが難しい場合も多いようです。
そのため、喪中見舞いをいただいて、初めて亡くなったことを知るということも、あるかもしれません。
追悼の気持ちを伝えたいけれど、亡くなってから時間が経ってしまっていた時や、ご遺族に直接お悔やみの気持ちを伝えたいけれど、難しい時などに喪中見舞いを贈るという方もいらっしゃるようです。

◆喪中見舞いを贈る時期


蓮

喪中見舞いを贈る時期は、喪中はがきを受け取ってなるべく早く、年内に贈れるようにする方が良いとされています。
故人への気持ちを早く伝えるというためだけでなく、悲しんでいる遺族を少しでも励ますためにも、できるだけ、喪中はがきが届いてすぐに贈れると良いですね。

◆お手紙を贈る時に注意すること

お悔やみを伝えるお手紙になるので、華美なデザインのはがきや切手は使わないようにしましょう。
はがき・便箋のデザインは無地、薄いグレーなどがよく選ばれるようです。
ご遺族は大切な方を亡くされて、心が弱ってしまっていることもあると思います。
いつも以上に、丁寧な心配りができると良いですね。

◆喪中見舞いで贈る品物は?


線香とお花

喪中見舞いでは、お供えができるように、お花やロウソク、線香などが選ばれることが多いです。
相場としては、ご遺族が負担にならない程度が良いとされています。
具体的には、3,000円~5,000円くらいです。
故人との関係性に合わせて、予算は検討してみてくださいね。

◆喪中見舞いで贈るお花の色味

喪中見舞いでお供えのお花を贈る場合は、お花の色味に注意すると良いかもしれません。
哀悼の意を込めたフラワーギフトの色味は、宗教や地域で差がありますが、大きく分けて2種類あります。

<白を基調としたお花>


白上がり

白いお花でまとめたお供えのお花は、白上がりと呼ばれています。
こちらは、四十九日を迎えるまでに贈ることが多いです。

<優しい色合いのお花>


淡い色のお花

淡いピンクやブルーのお花と、白いお花を合わせているデザイン。
四十九日法要以降のお供えに選ばれることが多いです。

◆喪中見舞いでよく使われるお花

お供えのお花でよく使われる種類をご紹介します。

<ユリ>


ユリ

凛とした印象のユリは、お供えのお花としてよく選ばれます。
ユリは「日本書紀」などにも登場するほど、長い歴史を持っているお花です。
また、ユリは日本だけではなく、世界で愛されているお花でもあります。
日本で持たれている、ユリに対する高貴な印象は、世界共通と言われているんですよ。
ちなみに、仏教だけではなく、キリスト教の献花でも使われています

<カーネーション>



白いカーネーションだけでなく、薄いピンクや淡いグリーンなども活用されています。
丸いフリルのような、かわいらしい花姿は、きっとご遺族の気持ちに寄り添ってくれるはずです。
カーネーションと言えば、母の日を思い出すという方もいらっしゃると思います。
もともとカーネーションを母の日に贈るのは、母の日の由来になったミサで、亡くなったお母さんに娘が白いカーネーションを献花したことからと言われています。

<トルコキキョウ>


トルコキキョウ

花もちが良いことに加えて、上品な見た目であるため、お供えのお花によくあしらわれるトルコキキョウ。
トルコキキョウはエレガントな見た目の八重咲きと、カップのような一重咲きも、どちらもお供えでよく使われています。
トルコキキョウはメインのお花としても、他のお花の脇役としても活用することができるんですよ。
先ほど紹介したユリやカーネーションと一緒に、アレンジメント花束になることも多いです。

<菊(マム)>


菊

「お供えのお花」と聞いて、最もイメージされることの多い菊。
ひとくくりに菊と言っても、小菊・ピンポンマム・スパイダーなど種類も様々。
近年は、洋風なイメージの菊も販売されています。
お供えに選ばれる理由としては、花もちが良く長持ちすることや、邪気を払うと言われていることなどがあるようです。

◆最後に


お供えのお花

今回は、喪中見舞いについてご紹介しました。
喪中はがきを受け取ったら、お供えのお花などの喪中見舞いを、なるべく早めに贈ることができると良いですね。

花キューピットでは、喪中見舞いに最適なお供えのお花をご用意しています。
花束、アレンジメントなど種類豊富ですので、お花の種類やお花のスタイル(形)、色味から決めてみてくださいね。

 

 

 

 

喪中見舞い・喪中はがきで迷うこと


喪中のイメージ

はやくも1週間ほどで、12月に入ろうとしていますね。
そろそろ年の瀬。
この時期になると、喪中はがきを頂くこともあると思います。
喪中の風習は、地域によって日本国内でも様々あり、「絶対にこうだ」という決まりがないとされています。
明確なルールがないものだからこそ、迷ってしまうことも多いのではないでしょうか。
今回は喪中見舞い・喪中はがきについてご紹介しようと思います。

◆喪中とは

喪中はがきや喪中見舞いなどで、使われている「喪中」とはどのような意味なのでしょうか。
まずは、喪中という意味からご紹介します。
喪中とは故人の死に追悼の意を示し、自らの行動を慎むために喪に服している期間のことです。
この期間は故人のご冥福を祈り、お祝いごとを控えます
結婚式への参加・神社への参拝・正月の飾りや初詣などを控える他に、年賀状も喪中の場合は控えることが一般的です。

<喪中はがきを頂いた方>

◆喪中見舞いとは


喪中見舞い

「喪中見舞い」とは、相手へお悔やみの気持ちを伝えるためのはがきとともに、お供えのお花やお線香などを送ることをいいます。

近年は、近親者だけで行う家族葬などが増えてきているそうです。
そのためご葬儀などが終わり時間が経ってから、初めて追悼を喪中はがきで知ることも少なくありません。
そういう場合は特に、喪中見舞いとして哀悼の気持ちや、慰めの気持ちを込めてお花や線香などを贈ることが多いです。
ちなみに喪中見舞いを贈る時期は、決まっていませんが喪中はがきを頂いてからなるべく早くに贈ることが一般的とされています。

◆どんなお花を喪中見舞いで贈るの?

喪中見舞いとして、贈ることの多い「お供えのお花」。
ここでは、お供えのお花を贈ろうと思った時に迷ってしまうことをまとめたので、参考にしてみてください。

<色>

お花屋さんなどに行くと同じ種類のお花でも様々な色があり、どんな色を選んだらいいのか迷ってしまいますよね。
では喪中見舞いで、お花を贈る時は何色のお花を贈ることが失礼にならないのでしょうか。

・お亡くなりになって月日があまり経っていない場合
白いお花をお贈りすることが一般的です。
白いお花だけで作られたアレンジメント花束は、白上がりと呼ばれています。

・四十九日以降に喪中見舞いとしてお花を贈る
白いお花でまとめた白上がりのアレンジメントや花束をお贈りすることもありますが、白を基調に淡い色が入っているお花を贈ることが多いとされています。
合わせて入れることの多い色は、ピンクやブルーなどです。

ただ、地域の風習によって異なることがあるので、注意が必要です。

ちなみに花キューピットでは、お届け先の近くにあるお花屋さんが、その地域の風習に合わせてお花を作ってお届けする「おまかせギフト」もご用意しています。
もし、どんなものを贈ればいいのか不安に思う方は、こちらから「おまかせギフト」を注文することができます。

<相場>

お花の相場は、相手との関係に合わせて考えると決めやすいかもしれません。
故人との間柄が友人・知人である場合は3,000円から15,000円程度で決められる方が多いようです。
ただ、お供えのお花の相場(どのようなお花を贈るか)は、宗派や地域によって異なることも…。

今回ご紹介したのは目安なので、自分の気持ちに合わせてお花を贈ることをおすすめします。

<喪中はがきを送るとき>

◆喪中の範囲(親族)はどこまで?


ご葬儀などで使われるもの

喪中にする範囲は一般的に、二親等以内の親族と言われています。

・一親等:父母、配偶者、子ども
・二親等:祖父母、兄弟姉妹、孫

三親等からは喪中にはしないことが多いとされています。
しかし三親等以上でもつながりが深く親しい間柄の場合など、気持ちに合わせて喪中にするかを決めることができます。
そのため二親等までに限らず、三親等以上の関係であっても喪中はがきを送ることは間違っているわけではありません。

◆誰に喪中はがきを送ったらいいの?

喪中の場合、新年のあいさつを控えるために送る喪中はがき
送り先は、以下が多いとされています。

・年賀状のやり取りをしている方
・新年のあいさつをしている相手

送る時期は、11月はじめから12月にかけてが一般的です。
相手が年賀状の準備をする前に、喪中はがきが到着するようにすると親切ですよね。

◆最後に


淡い色の供花

今回は喪中はがきを送るときと、頂いたときで迷ってしまいそうなことをそれそれご紹介しました。
花キューピットでは、この記事でもご紹介した
・白いお花で作られている白上がり
・ピンクやブルーなどの淡い色を加えたお花
のどちらもご用意しています。
もし喪中見舞いでお花を贈ろうとお考えの方は、新鮮なお花を遠方にお住いの方にもお届けできますので、花キューピットのサイトを1度ご覧ください。

また、他にも喪中見舞いについて掲載している記事がありますので、もっと知りたい方は参考にしてみてください。

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2019-11-22 | Posted in , 花を贈る時No Comments » 

 

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