オンシジューム
正月飾りはいつからいつまで?玄関に飾る時のルールとは|片付けるタイミングも掲載
お花屋さんやスーパー、ホームセンターなどで正月飾りを目にすることが多くなってきました。
素敵な新年を迎えるために、購入した方も多いかと思います。
正月飾りを購入した際に「あれ、正月飾りっていつから飾ればいいのかな?」と、疑問に思った方もいらっしゃるのでは。
今回は「正月飾りをいつから飾り、いつ片付けるのか」、そして「そもそも正月飾りとはどんな意味があるのか」について紹介しています。
正月飾りはいつから飾る?
正月飾りを飾るルールとしては、12月13日以降ならいつからでも正月飾りを飾って良いとされています。
12月13日は「正月事始め」や「松迎え」と言われています。
昔、この日にお正月に必要な門松にする松や、おせちを調理するための薪などの木を山へ取りに行く習慣があったのだそう。
そこから12月13日を「松迎え」と呼ぶようになったと言われています。
「正月事始め」・「松迎え」と言われるこの日から、ススを掃うなどの掃除をして、年神様を迎える準備を始めるとされています。
ただ正月飾りは、大掃除が終わり自宅がきれいになってから12月28日までに飾る方が多いようです。
他にもクリスマスの飾りを片付けた後、お正月の飾りをつけるという方もいらっしゃいます。
その場合は12月25日~12月27日に飾り付けるようです。
近年では、12月13日から正月飾りを飾ったりお正月の準備を始めたりする方は、少ないかもしれません。
玄関のドアに正月飾りを飾るのはいつから?
近年、よく見かけるようになった玄関のドアに飾るタイプの正月飾り。
ドアに正月飾りを飾る場合も、一般的には12月13日以降とされています。
しかし先にご紹介した通り、クリスマスリースなどが玄関のドアに飾られているという場合は、クリスマスの飾りを片付ける際に正月の飾りに換えるのが良さそうです。
玄関のドアに正月飾りを付ける位置・付け方
玄関のドアに正月飾りを飾るという方は、目立つ位置に正月飾りを飾るようにしましょう。
飾る位置は玄関のドアの真ん中であり、目線よりも少し高い位置が良いと言われています。
もともと正月飾りは、年神様への目印として飾るもの。
年神様を招き入れられるように、玄関の目立つところにつけるよう意識してみてください。
正月飾りは飾らない方が良い日がある!
「12月13日以降ならいつでもいいのね!」と、思った方は少し待ってください!
正月飾りには飾ってはいけない、タブーの日があります。
- 12月29日
- 12月31日
上記の日程は、正月飾りを飾ってはいけないと言われています。
12月29日は「二重苦(にじゅうく)」という語呂合わせになるため、縁起が悪いとされています。
そして12月31日は「一夜飾り」になり、正月までに1日しか飾らないため、年神様をお迎えするのに失礼になると考えられています。
時の流れは速く、うっかりすると正月飾りを飾り忘れてしまうということもあるかと思いますが、遅くとも12月28日には飾れるように意識してみてください。
ちなみに12月28日は「八」が「末広がり」の意味をもつとして、28日に正月飾りを飾るという方もいらっしゃるのだそうです。
そもそも正月飾りとは?意味は何?
ここからは、そもそもお正月飾りとはどんなものがあり、意味は何なのかということをご紹介したいと思います。
これから正月飾りを購入しようと思っている方は、ぜひチェックしてみてください。
しめ飾り
意味:しめ飾りを飾ることで結界の役割を果たし、しめ飾りの内側からは清らかな場所にしてくれる
もともと、しめ飾りはしめ縄が由来になっています。
そもそもしめ縄は、神様が降りた神聖な場所を示すものとされています。
しめ縄があるところには、結界ができ魔除けの効果があると考えられています。
そのため、しめ縄があると不浄なものや悪霊が入ることができないとされているのです。
しめ飾り(玉飾り)は、一般的に紙垂(かみしで)やウラジロ、橙(だいだい)など縁起物をしめ縄に飾り付けたもの。
由来となったしめ縄と同じように結界の役割を果たし、その内側を清らかな場所にできると考えられています。
しめ飾りがあることによって、年神様が安心してくることができる場所だということを示していると、いわれています。
他にもしめ飾りには台所などに飾る、玉飾りを簡略した「輪飾り」という種類もあります。
門松
意味:年神様がいらっしゃる目印になることに加え、家族やそこに住む人々の健康・長寿を願う象徴とされている
門松になぜ松が使われているのかというと、生命力の象徴でもある年神様が、冬でも青々とした松に依りつくと考えられているためです。
松は常緑針葉樹のため、1年を通して緑が絶えることがありません。
年神様をお迎えする時に門松(松)は目印となり、門松のある家々を訪れるといわれています。
ちなみに門松に使われている竹の切り口に、種類があることはご存知でしょうか。
竹の切り口が斜めになっているもの(そぎ)は、徳川家康が用いたものという説があります。
一方で、竹の切り口を水平にカットしたもの(寸胴)は「口が開いていない」=「金が逃げない」と、言われ縁起がいいと考えられています。
主に銀行などでは竹の切り口を水平にカットした門松が飾られていることが多いので、ぜひチェックしてみてください。
門松について、こちらでも紹介しています。
ぜひ合わせてご覧ください。
「門松」で幸福に!? 神様を「家」にお招きする日本文化とは【華道家インタビュー】 知恩院の僧侶でありながら、華道家としてもご活躍されている大津憲優さんに、「今こそ門松を飾るべき理由」についてお聞きしました。 |
鏡餅
意味:年神様の依り代であり、お正月の間は年神様の魂が宿る場所になる。豊作を祈願し新しい門出を祝うという意味もある
お迎えした年神様の居場所(依代)となる、鏡餅。
地域によって日程は異なりますが一般的に1月11日に鏡開きをして、正月飾りの鏡餅を食べる行事があります。
年神様が宿っていた鏡餅には、年神様の魂(気力)が宿っていると考えられています。
鏡開きでその鏡餅を食べることによって、年神様の力を授かり家族の無病息災を願うのです。
正月に最適な花を飾るのもおすすめ
ここからは、正月にぴったりな華やかな花の種類についてご紹介したいと思います。
正月飾りと一緒に花を飾るという方や、正月に実家に帰れないため花だけ贈りたいという方は、チェックしてみてください。
松
常緑針葉樹のため、松は雪が降る寒い冬でも緑を絶やすことがありません。
門松の項目でご紹介したように、一年中青々とした松は縁起が良く、正月にぴったりな植物です。
お花屋さんも12月に入る頃には、松を販売していることが多いので、ぜひお店を覗いてみてください。
松にも様々な種類がありますが、お花屋さんで最もよく目にするのはクロマツという種類です。
クロマツは、門松にも使われることがあります。
ユリ
豪華で堂々とした印象のユリは、正月にぴったり。
花束やフラワーアレンジメントでユリが一輪入るだけで、ぐっと高級な雰囲気になります。
新しい年の初めには、ユリはぴったりですね。
普段、花ギフトでメインになることが多いユリですが、お正月のフラワーアレンジメントの時は、松を引き立てる形で使われることも多いです。
メインになってもわき役になっても、ユリはお正月を華やかにしてくれます。
品種によって異なりますが、ユリは香りの良いものが多く、新年を良い花の香りでスタートしたいという方はおすすめです。
千両
花の少ない冬の時期に美しい赤い実をつける千両は、部屋に飾れば彩りをあたえてくれます。
千両はその名の通り、正月の縁起物として知られています。
千両を含めたくさんの実を付ける植物は、繁栄の象徴といわれることも。
他の花と合わせることも多いですが、千両だけを花瓶に生けるだけで正月らしさを演出できます。
赤い実とグリーンの葉が、良いコントラストになりそうです。
また、千両は花束やフラワーアレンジメントのボリュームを増すこともできます。
ちなみに「美しい赤い実をつける」と先にご紹介しましたが、黄色い実の千両も流通しています。
赤い実と黄色い実を、合わせて一緒に飾るのも良さそうですね。
ピンポンマム
花言葉が「高貴・生命力」の菊(マム)。
菊は高貴の象徴とされ、幸福と繁栄を呼ぶ花と考えられています。
「菊を飾ると福が来る」といわれるほど、縁起の良い花なのでお正月に飾るのは最適です。
ちなみに伝統的で和風というイメージがあるマム(菊)ですが、丸い花姿がかわいらしいピンポンマムは、洋風でも和風でも飾ることができます。
他に合わせる花のイメージや、花束やフラワーアレンジメントの雰囲気によって菊の種類や色を変えると、お気に入りのデザインを作ることができそうです。
菊は花持ちが良いので、長く楽しめるのも魅力のひとつです。
オンシジューム(オンシジウム)
高級感があり華やかな花をたくさん楽しむことができる、オンシジューム。
オンシジュームを花束やフラワーアレンジメントに使うことで、全体のボリューム感が出るとともに、明るい雰囲気になるためお正月のデザインによく使われています。
メインで使われることは少ないですが、先にご紹介したユリや松などと一緒に使えば、周りを華やかにしてくれること間違いなし。
もっとお正月に最適な花を知りたい方は、こちらも合わせてご覧ください。
正月の花の種類~正月飾りにも使う縁起の良い花~ 正月に飾りたい縁起の良い花・正月のおめでたい雰囲気に最適な花の種類についてご紹介します。 |
正月飾りはいつ片付ける?ポイントは松の内
ここからは正月飾りを「いつ片付けるか」片付ける時期についてご紹介します。
鏡餅はいつ片付ける?(食べる?)
鏡餅は地域によって差はありますが、一般的に毎年1月11日に鏡開きをします。
鏡開きは1月11日に鏡餅を下ろして、食べる行事のことです。
今まで飾っていた鏡餅を割って、お雑煮などにしていただきます。
鏡開きをする際、鏡餅を包丁などで切ってはいけません。
縁起の良い食べ物の1つとされている鏡餅を、刃物を使って切ることは「良い縁を切る」ということや「切腹」を連想させてしまうため、タブーと言われています。
そのため、木づちでたたき割ったり手で割ったりして、食べやすいサイズにしていきます。
しめ飾りや門松はいつ片付ける?
地域によって、正月飾りを片づけるタイミングが異なりますが、大きく分けると以下の通りです。
- 関東:1月7日
- 関西:1月15日
鏡餅以外の正月飾りを片付ける際に基準となるのが、松の内です。
松の内の期間は、年神様が滞在している期間です。
そのため松の内とは、お正月の始めから終わりまで。
松の内が明けるとお正月が終わり、新年の(通常の)生活に戻るということを意味しています。
松の内の具体的な日程は、毎年1月1日から1月7日まで、または1月15日までです。
そのため、正月飾りは1月7日または1月15日に片付ける地域が多いようです。
または松の内終了後の次の日にあたる1月8日または1月16日、または全く別の日程の地域もあります。
地域によって日程が異なるため自分の住んでいる地域が、正月飾りをいつ片付けることになっているのか、一度確認することをおすすめします。
正月飾りの処分方法が知りたい方は、こちらも合わせてご覧ください。
正月飾りいつ片づける?~正月飾りの処分方法も掲載~ 正月飾りを片づける時に確認したいことをまとめました |
最後に
- 正月飾りは12月13日から飾ることができる
- 玄関のドアに正月飾りを飾る時はドアの中央、目線より少し上がおすすめ
- 12月29日・12月31日は正月飾りを飾らない
- 正月飾りにはそれぞれ意味がある
- 鏡開きは1月11日に行う
- 正月飾りは関東では1月7日、関西では1月15日に片付けることが多い
正月飾りを飾って、素敵な新年をお過ごしください。
退職祝いにおすすめの花~相場とマナー~
お世話になった先輩の退職や、一緒に頑張ってきた同僚が転職するなど…そんな大切な方へ送別会や、会社に来る最後の日に花束を渡したいと考えている方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
もしかすると「今までお疲れ様」の気持ちを込めて、お父さんやお母さんへ退職祝いを贈るという方も、いらっしゃるかもしれませんね。
退職祝いや転職先へ送り出す際は、感謝の気持ちやお祝いの気持ちを込めて花束を贈ることが多いように思います。
しかし、いざ花を渡すとなると「相場はどれくらいなのか」や「どんな花の種類がいいか」、「何色にしよう…」と、悩んでしまうことも多いのでは?
今回は、送別会・退職祝いで贈りたい花についてご紹介します。
今までお世話になった方だからこそ、新しい環境への門出は、華やかでおしゃれなお花をプレゼントしたいですよね。
退職祝いに渡す花の相場
退職祝いや送別会で渡す花の相場は、立場や関係性によって異なります。
直属の上司に渡すときと、少し離れた部署にいる後輩へ贈るのでは、予算も変わってくると思います。
思い出の多さや、お世話になった頻度に花の金額を決めてもいいかもしれませんね。
そして、花を何名で購入するかによっても、金額は異なります。
1人で負担する場合と、20名で負担する場合が同じとは思えませんよね。
複数人で花を購入する時は、退職される方と同じ部署のメンバーから一律1,000円を集め、花代にあてることもあるそうです。
そうなると、花代は人数×1,000円となります。
また、役職によって集める金額を変えることもあるようです。
例えば部長は5,000円で、ほかの社員は1,000円ずつ集めて花を購入するなど、部署やチームで花を購入するときは、フラワーギフトの金額を決めてから、1人いくらお金を集めるかを考えてもいいかもしれませんね。
花を購入する場合は、関係性や何名で購入するかを考えてみてください。
一般的な退職祝いの花の相場は以下の通りです。
・同僚や同期に贈る場合:3,000~5,000円
・上司や先輩に贈る場合:5,000~10,000円
ただ、年代などによっても花の金額は変わることも多いようなので、1つの参考としてとらえてみてくださいね。
花の予算がわからない場合や決められない時は、同じチームの人や部署の人に相談してみると安心ですね。
ちなみに、寿退社の場合は引き出物と、同じくらいの金額で用意することが多いようです。
退職祝いのマナーについては、マナー講師の石井先生にインタビューした記事でまとめてあります。
気になる方は、ぜひ合わせてご覧ください。
定年退職祝いのお花のマナー!予算・メッセージ・プレゼントのおすすめなど【マナー講師監修】 定年退職のお祝いにお花を贈る際のポイント・プレゼントの選び方・心に残るメッセージ・贈る際の注意点などのあれこれについて、マナー講師の石田宙子さんに詳しく教えていただきました。 |
退職祝いに贈る花の色
退職祝いに贈る花の色はオレンジ色やグリーン、黄色などはいかがでしょうか。
優しい色や、暖かい色合いが人気のようです。
特にタブーとされる色はないので、お供えのようなイメージにならないことに気を付けながら、華やかな色を選びましょう。
明るい色や、さわやかな色がおすすめです。
花を贈る相手の好きな色や、イメージカラーに合わせることも多いようですよ。
プレゼントする人のことを考えながら、花束やアレンジメントの色味を決めてみましょう。
おすすめの花の種類
華やかで明るい、退職祝いにおすすめな花をご紹介します。
バラ
お祝いのシーンに欠かせないバラは、退職祝いの花束やアレンジメントでも人気な花です。
特におすすめなのは、ピンクバラとオレンジバラです。
ピンクバラの花言葉には「感謝」などがあり、今までの感謝を伝えることができそうです。
ピンク色のバラは上品でありかわいらしい花なので、女性へ贈るフラワーギフトにおすすめです。
そしてオレンジバラは、あたたかみがあり、男女問わず好まれている花です。
花言葉には「絆」などがあるため、今まで一緒に頑張ってきた気持ちなどを込めることができそうです。
オンシジューム
黄色い蝶々が飛んでいるようなオンシジュームは、明るい雰囲気で、退職祝いの花束やアレンジメントによく活用されています。
1つの花自体は大きなものではありませんが、1本の茎が分岐し、たくさん花をつけた様子は、まさに華やか。
花束に入れれば、ボリューム感を増してくれることもあり、一段とフラワーギフトを豪華な雰囲気にしてくれます。
トルコキキョウ
ドレスのように何枚もの花びらを重ねたトルコキキョウは、新しい環境へ飛び立つ門出の日にぴったりな花です。
トルコキキョウを使えば、上品でありゴージャスな印象の花束やアレンジメントを作ることができますよ。
そんなトルコキキョウは、性別に関係なく人気のある花の1つです。
ちなみに花言葉は「優美・すがすがしい美しさ」などがあります。
ユリ
1つの花が大きく美しいユリは退職祝いをはじめ、よくお祝いの花束やアレンジメントに選ばれています。
凛とした印象の花も目を引きますが、ユリの魅力は花姿だけではありません。
ユリは他の花よりも、香りがいいことが知られています。
品種によって香りが少ないものもありますが、花の香りを楽しんでもらいたいと思うならユリがおすすめです。
また、「ゆりさん」や「ゆりえさん」、「さゆりさん」など、名前に「ユリ」が入っている方もいらっしゃるので、名前に合わせて花を選ぶのもいいかもしれませんね。
デンファレ
デンファレは、お祝い事の時に贈ることの多い胡蝶蘭と花姿が似ています。
そのため、お祝いの印象が強い花でもあります。
デンファレの上品な花姿は、高級感があり華やかな印象のフラワーギフトを贈りたい方に人気です。
他の花と合わせることも多いですが、デンファレだけで作った花束もよくプレゼントとして選ばれています。
また花言葉は「有能」などがあります。
退職祝いに花を渡すときのマナー
退職祝いで花を渡すときに、少し意識しておくと良い、マナーがあります。
せっかく花を贈っても、プレゼントした相手を困らせてしまったらよくないですよね。
会社に来る最後の日や、送別会で花束やアレンジメントを贈ろうと思っている方は、ぜひチェックしておいてください。
サイズ感に注意する
今までの感謝の思いを込めて「大きくて豪華な花を贈りたい!」という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし花を贈る相手が電車で帰るときや、花以外の会社の荷物も持って帰るという場合は、サイズに注意が必要です。
なぜなら、渡した花のサイズが大きすぎると荷物になってしまうこともあるからです。
一方、会社の荷物が少なく車で帰宅するという場合は、移動する際に「花が大きすぎて困る」ということは少ないかもしれません。
そのため花のサイズは、以下のことから考えることがおすすめ。
- 電車や車など、相手が何を使って帰宅するか
- 花と一緒に持って帰る荷物の量
「花を渡す当日、どのくらいの荷物かわからない…」という方は、大きすぎないサイズ感の花束やアレンジメントを選びましょう。
持ち帰るための袋を用意する
花束やアレンジメントを渡した後は、持って帰りやすいように袋を用意しておくと良いでしょう。
電車で花を持ち帰るときや、送別会の会場から帰宅する場合など、花を持って歩く場面は意外と多いもの。
花束やアレンジメントはそのまま渡すよりも、花と一緒に持ち帰り用の袋があるほうが親切です。
渡す花の形によって、最適な袋のサイズや形が異なることもあります。
例えば、アレンジメントを持ち運ぶ場合は、マチのある紙袋などが便利で、花束は花束用の先がとがった形のビニール袋なども販売されています。
花を受け取った方に負担をかけないように、袋も意識しておくと良いですね。
退職祝いのマナーについてもっと知りたい方は、こちらも合わせてご覧ください。
定年退職祝いのお花のマナー!予算・メッセージ・プレゼントのおすすめなど【マナー講師監修】 詳しい花の選び方や、退職祝いに添えるメッセージの例文なども掲載しています。 |
最後に
今回は、退職祝いや送別会で渡す花についてご紹介しました。
転職されて新しい職場で新たなスタートを切る方や、定年退職されて新しい人生を楽しまれる方など、渡す相手はそれぞれだと思います。
そして、花を贈る側も思い出を振り返ると、様々な気持ちがこみあげてくると思います。
一緒に過ごした時に感じた素敵な気持ちを花で伝えられますように。
花キューピットでは退職祝い・送別会に贈りたいフラワーギフトをご用意しております。
3月31日までは「春の退職祝い・送別会特集」として旬の花を使った花束やアレンジメントをそろえていますので、ぜひチェックしてみてください。
ちなみに花キューピットで花を注文すると、会社など自宅以外も花束やアレンジメントをお届けすることができます。
会社終わりだとお花屋さんが閉まっているという方や、送別会の会場に花を持ってきて欲しいという方は、ぜひ活用してみてください。
退職祝いによくある質問
ここでは、退職祝いを贈る時に疑問に思うことをまとめました。
退職祝いの金額はいくらですか
退職祝いの予算相場は5,000円程度です。同僚や同期に贈る場合は3,000~5,000円、上司や先輩に贈る場合は5,000~10,000円で贈るなど関係性で変えることもあるようです。
退職祝いの色は何色が良いですか
優しい色がおすすめです。オレンジなどの暖かい色のおすすめです。>>詳しくはこちら
退職祝いのメッセージ例が知りたいです
「①(相手に対して)今までの感謝の気持ち②(今、自分たちが抱えている)寂しい気持ち③(相手に対して)後のことは私たちに任せてくださいという決意」を書くといいとされています。>>メッセージの例文と構成の仕方についてはこちら
いつまでに注文すれば退職祝いのお花が届きますか
花キューピットでは、お届けする前日17時までに注文すれば、会社や自宅に退職祝いのお花をお届けします。>>退職祝いの注文はこちら
展示会・発表会でおすすめなお花の種類~スタイルも掲載~
暑さも落ち着き、すっかり秋めいてきましたね。
「秋」といえば「芸術の秋」。
「なぜ芸術の秋と呼ばれるようになったか」には諸説ありますが、その1つには秋の気温が関係しているとされています。
秋になると過ごしやすい気候になるため、環境からのストレスが少なくなることで、心への負担が少なくなり、心に芸術を楽しむゆとりができると言われています。
たしかに、暑さが厳しい夏や、震えてしまう寒さの冬に比べれば、秋は過ごしやすく心にも余裕が持てそうですよね。
さて、今回はそんな「芸術の秋」に多い、個展や発表会で贈りたいお花をご紹介します。
今年は例年と異なり、発表会やセレモニーなどが中継や、リモートで行われることも多いですね。
直接お祝いできない今だからこそ、画面越しでも会場が華やかに映るようなフラワーギフトを贈る方も増えてきているようです。
「ちょうど発表会に贈るお花を決める所だった!」という方は、ぜひ華やかなおすすめのお花やスタイル、注文する前に注意したいことはチェックしてみてくださいね。
◆展示会や発表会で喜ばれるお花のスタイル
「花束とアレンジメントなら、どっちを贈った方が喜ばれるの?」と迷ってしまう方や「そもそもお花のスタイルって何?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
ここでは個展や発表会、セレモニーなどに最適なフラワーギフトのスタイルをご紹介しようと思います。
<アレンジメント>
吸水性のスポンジをバスケットや器に入れて、切り花を活けたアレンジメント。
アレンジメントの良さは、花瓶を用意することなく、受け取ってすぐに飾ることができること。
そのため、受け取った方の負担を軽減することができます。
また、万が一アレンジメントが倒れてしまっても、スポンジに水をしみこませているので、会場が水浸しになることも少ないでしょう。
会場にお花を飾って、周りを華やかにしてもらいたいという方には、アレンジメントがおすすめです。
<花束>
花束は、切り花を束ねてラッピングをしたものです。
フラワーギフトと聞いて、イメージされることが多いスタイルが、花束ではないでしょうか。
街のお花屋さんでも、小さくまとめた花束が販売されていたりもしますよね。
そんな花束は、アレンジメントよりも持ちやすく、授賞式やセレモニーなどで、直接お花を手渡しする時におすすめです。
賞状やトロフィーと一緒にお花を渡せば、より一層華やかになることはもちろん、記念写真を撮る際にお花も一緒に持てばより華やかな写真になり、良い思い出の1枚になりますよね。
また、習い事の発表会で「お疲れ様」の意味を込めてお花を贈る時も、花束が選ばれることが多いです。
<鉢植え>
お祝いの花の最高峰である胡蝶蘭の鉢植えは、特別な発表会・セレモニーにふさわしいプレゼントです。
大きな花が美しく並ぶ様子は見ごたえがあり、存在感も抜群。
また鉢植えのお花は、切り花を使ったアレンジメントや花束よりも、長持ちしてくれるので、セレモニー後もお花を楽しむことができるかもしれませんね。
<スタンド花>
スタンド花は、台が付いた大型のアレンジメントと思って頂けると、想像しやすいかもしれません。
コンサート会場や新しくお店が開店した時に、飾ってあることが多いです。
「スタンド花を見たことがある!」という方も多いと思います。
スタンド花は、先ほどお伝えしたように、お店のオープニングセレモニーへ贈ることがおすすめ。
華やかでインパクトがあるため、多くの人の目を集めることができます。
また、スタンド花には多くの場合「お名札」という、お花を贈った方のお花前とお祝いの言葉が書かれたプレートが付きます。
そのため、来場された方やリモートで式典に参加されている方に、贈り先様との関係性をアピールすることもできます。
◆華やかなお花の種類
ここからは、会場を華やかにしてくれるお花の種類をご紹介します。
フラワーギフトを贈る際に、「どのお花を入れようか…」と、迷ってしまった時は参考にしてみてくださいね。
<バラ>
特別なお祝いごとにふさわしいお花は、やっぱりバラ。
バラはたくさんの花色と咲き方、お花のサイズなどがあり、上品なイメージからかわいらしいイメージまで様々なフラワーギフトで使われます。
そのためフォーマルな場でもカジュアルな場でも、おすすめできるお花の1つなのです。
<ユリ>
大きくて華やかなユリ。
1輪ユリを入れるだけで、フラワーギフトのボリューム感を増してくれます。
ユリは、お祝いにふさわしいお花なのです。
凛とした様子は美しく、アレンジメントや花束、スタンド花まで多くのフラワーギフトのスタイルで人気があります。
<トルコキキョウ>
八重咲きのトルコキキョウは、ドレスのようにひらひらとした多くの花びらを持っていて、豪華な見た目をしています。
花色は淡いものから、鮮やかなものまであり、フラワーギフトのイメージカラーに合わせてトルコキキョウを入れることができます。
花持ちも良いので、長くきれいなお花を楽しむこともできますよ。
ちなみに、トルコキキョウは最近、「ユーストマ」や「リシアンサス」という名前で販売されていることも多いんですよ。
気になった方は、お花屋さんをチェックしてみてくださいね。
<胡蝶蘭>
鉢植えのイメージが強い胡蝶蘭ですが、アレンジメントやスタンド花でも活用されることがあります。
胡蝶蘭の花言葉は「幸運が舞い込んでくる」であり、縁起の良い花として知られています。
また胡蝶蘭は花持ちが良く、香り・花粉も少ないことが特徴で、多くのお祝いの場面で選ばれているお花の1つなのです。
香りや花粉の汚れを気にしなくていいことは、受け取った方に親切ですよね。
<オンシジューム>
小さな蝶々が飛んでいるような、オンシジューム。
お花がふんわりと広がっているため、オンシジュームをフラワーギフトにいれると、とても華やかになります。
胡蝶蘭と似たお花の形をしているので、高級感も感じることもできそうです。
◆お花を準備する時にチェックすること
お花を贈ろうと思った時、注意しておきたいポイントを簡単にまとめました。
お花屋さんでフラワーギフトを注文する時も、サイトで注文する時も気を付けなければいけないことは、だいたい一緒です。
ぜひ、購入前に確認してくださいね。
<いつお届けする?>
まずは、お花をいつお届けするかです。
お花を直接渡す場合は、個展や発表会に行った際に渡すことになるでしょう。
しかし通販サイトやお花屋さんでお花を注文し、会場まで届けてもらう場合は当日ではない可能性があります。
当日は忙しいため、受取ができないこともあるので、お花を直接渡さない場合はいつお花をお届けしたらいいかを尋ねることもおすすめです。
<お花をお届けするのに何日かかる?>
特にスタンド花などは、作るのに時間がかかってしまう時があります。
注文からお届けまでに、何日くらいかかるのかを確かめておくと安心できると思いますよ。
「せっかくお花を頼んだのに、間に合わなかった…。」なんてことが、ないようにしましょう。
ちなみに花キューピットでは、当日の12時までのご注文でその日のうちにお花をお届けすることができます。
お届け日の指定・お届け時間の指定ができるのは、前日17時までです。
※新型コロナウイルスなどの関係で、お届け日の指定・お届け時間の指定は前日15時までとさせていただく場合があります。
予めご了承ください。
お花の当日配達はこちらから注文できます。
>>>当日配達特急便
作成からお届けまでに長く時間がかかってしまうお店もあるので、お祝いのお花は時間に余裕をもって購入・注文できると良いですね。
<スタンド台は回収してくれる?>
スタンド花を撤去する時に、困ってしまうのが、スタンド台です。
大きなスタンド台は、移動させるのも一苦労です。
そのため、贈り先様に負担をかけないためにも、スタンド台を回収してくれるお店でお花を注文することがおすすめです。
もちろん花キューピットでスタンド花を注文された場合は、撤収時にスタンド台を回収いたしますので、ご安心ください。
花キューピットのスタンド花は、こちらから注文できます。
>>>スタンド花商品ページ
◆最後に
今回は、発表会や展覧会が開かれる「芸術の秋」に贈りたい、明るく華やかなお花をご紹介しました。
個展や発表会、セレモニーなどで贈るお花のスタイルは、フラワーギフトを選ぶ時に参考にしてみてくださいね。